JPH058760Y2 - - Google Patents

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JPH058760Y2
JPH058760Y2 JP1985043111U JP4311185U JPH058760Y2 JP H058760 Y2 JPH058760 Y2 JP H058760Y2 JP 1985043111 U JP1985043111 U JP 1985043111U JP 4311185 U JP4311185 U JP 4311185U JP H058760 Y2 JPH058760 Y2 JP H058760Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本考案は過電流保護装置の改良に関する。
〔考案の背景〕
一般に、電気回路は過電流が流れた場合、電気
機器を保護するために回路にヒユーズを設けてい
る。
このような電気回路において、活線作業で電気
機器を修理すると、誤つて電気回路を短絡し、過
電流が流れ、ヒユーズが溶断するが、そのたびご
とにヒユーズを交換する必要があり、非常に面倒
である。
そこで、特開昭56−157220号公報に開示してい
るように、電気回路に過電流が流れると、電気回
路に直列に挿入された開閉素子たとえばトランジ
スタにより電気的に遮断し、ある設定時間経過す
ると、再度前記トランジスタを導通させ、その時
電気回路が回復してなくて過電流が流れると、再
度遮断する。このような作用を電気回路が回復す
るまで繰り返す過電流保護装置が提案されてい
る。しかしながら、前記保護装置では、開閉素子
が導通するごとに過電流が流れるので、前記トラ
ンジスタや電気機器に電気的ストレスがかかり、
破壊するおそれがあつた。
〔考案の目的〕
本考案の目的は上記の欠点をなくするため、新
規な過電流保護装置を提供することにある。
〔考案の概要〕
この目的を達成するために、本願考案は、負荷
と直列に開閉素子が接続され、この開閉素子の電
気的導通により電源から前記負荷に通電するもの
において、負荷1と直列に接続されるトランジス
タ3に流れる電流に比例した電圧信号値を検出す
る第1の検出器41と、前記トランジスタ3と並
列に接続される抵抗5と、この抵抗5に流れる電
流に比例した電圧信号値を検出する第2の検出器
42と、基準電圧を設定するダイオード91,9
2とを設け、前記ダイオード91の一端を前記第
1の検出器41に接続し、他端を抵抗11を介し
てトランジスタ7のベース71に接続するととも
に、前記ダイオード92の一端を第2の検出器4
2に接続し、他端を前記ダイオード91に接続
し、前記トランジスタ7のコレクタ72を前記ト
ランジスタ3のベース31に接続するとともに、
このトランジスタ7のコレクタ72に負荷体を接
続し、この負荷体の他端を電源に接続した構成に
してある。
このように構成した本願考案にあつては、負荷
1に過電流が流れて、第1の検出器41の電圧信
号値が増大し、この電圧信号値がダイオード91
の堰層電圧を超えると、トランジスタ7を導通さ
せ、トランジスタ3を不導通とさせ、負荷1に流
れる電流を抵抗5に側路させるとともに、第2の
検出器42に発生する電圧信号値により、ダイオ
ード92、抵抗11を介してトランジスタ7の導
通状態を継続させ、負荷1に流れる電流の減少に
伴つて、第2の検出器42の電圧信号値が減少
し、この電圧信号値がダイオード92の堰層電圧
以下になると、トランジスタ7を不導通とさせ、
トランジスタ3を導通させるようになつている。
すなわち、過電流発生時に負荷1に流れる電流を
抵抗5に側路させるようにしたことにより、各電
気機器に対する電気的ストレスを抑えることがで
きる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を用いて、詳細
に説明する。
第1図は本考案になる電気回路図を示したもの
である。図において、P,Nは直流電源の正およ
び負端子、1は負荷、は開閉素子で本実施例で
はトランジスタで構成し、31はトランジスタ
3のベース、32はそのコレクタ、33はそのエ
ミツタ、41はトランジスタ3に流れる電流を検
出するための第1の検出器、5は抵抗、42は抵
抗5に流れる電流を検出するための第2の検出器
で、抵抗5と第2の検出器42は直列接続され、
抵抗5とトランジスタ3とは並列接続されてい
る。なお、図では第2の検出器42の一端は電源
端子Nに接続されているが、抵抗5は高抵抗であ
るため等価的にはトランジスタ3と並列接続とみ
なされる。
は負荷1がたとえば故障し、過電流が流れた
ときトランジスタ3を遮断するための制御回路で
ある。この制御回路において、はトランジス
タ、71はそのベース、72はそのコレクタ、7
3はそのエミツタであり、8は負荷体、例えばト
ランジスタの出力抵抗で、その一端はトランジ
スタのベース31に接続されている。91,9
2はダイオードで、ダイオードの堰層電圧を利用
した基準電圧と第1の検出器41と第2の検出器
42で検出した電圧信号値が干渉しないようにし
たものであり、10はダイオード91,92に接
続されたコンデンサ、11は抵抗で、トランジス
タ7のベース71に接続されている。なお、コン
デンサ10は、第1の検出器41および第2の検
出器42の電圧信号値を充電し、サージ電圧等に
よりトランジスタ7が誤動作することを防止して
いる。
次に、本保護装置の作用を第2図を用いて説明
する。
第2図は負荷1に流れる電流の曲線図を示した
もので、横軸は時間、縦軸は電流を示し、実線は
負荷1に実際に流れる電流値を点線は過電流が流
れたと仮想したときの電流波形で、Ihは負荷1を
遮断するときの設定電流値、Ilは前記設定電流値
を遮断したとき負荷1に流れる電流値である。
今、時刻t0において電源端子P,Nに電圧を与
えると、P−8−31−33−41−Nの回路によりト
ランジスタ3は導通し、P−1−32−33−41−N
の回路が構成され、負荷1に電流が流れる。この
時、第1の検出器41には負荷1に流れる電流に
比例した電圧信号値が発生するが、この電圧信号
値はダイオード91の堰層電圧すなわち基準電圧
値より低いため、トランジスタのベース71に
電流が流れないからトランジスタは不導通状態
を保つている。したがつて、トランジスタには
作用を及ぼさない。
負荷1の電流が増加し、時刻t1において、前記
の電流値がIhに達すると、第1の検出器41で検
出した電圧信号値がダイオード91の堰層電圧す
なわち基準電圧値を越えるので、コンデンサ10
を充電すると同時にトランジスタは導通する。
その結果、トランジスタのコレクタ72の電圧
は0Vとなり、トランジスタは不導通状態とな
る。そこで、負荷1の電流はP−1−5−42−N
の回路に側路するが、抵抗5は高抵抗に設定して
いるので、負荷1に流れる電流はIlまで減少す
る。同時に、第2の検出器42で検出した電圧信
号値は前記第1の検出器41で検出した電圧信号
値と等しくなるように第2の検出器42を調整す
る。その結果、トランジスタは導通状態を、ト
ランジスタは遮断状態を継続することになる。
トランジスタが導通していると仮想したとき
の負荷1に流れる電流を点線のように山形と仮定
すると、実際に負荷1に流れる電流も山形とな
る。この波形のように、電流が減少し、時刻t2
おいて、前記の電流値がIlになると、第2の検出
器42で検出した電圧信号値がダイオード92の
堰層電圧すなわち基準電圧値と等しくなり、その
結果、トランジスタが不導通、トランジスタ
が導通し、負荷1の電流はP−1−3−41−Nと
正常の回路に復帰し、負荷1に流れる電流もIhと
増加し、その後は正常状態の電流が流れることに
なる。
第3図に本発明の他の実施例を示した。図にお
いて、第1図と異なるところは、トランジスタ
の負荷である抵抗8がリレー12に、開閉素子2
のトランジスタが前記リレー12のb接点12
bに変更しただけであり、第1図と同一符号は同
一部品を示している。
本実施例の作用は第1図の実施例とほぼ同一で
ある。すなわち、負荷1に流れる電流値が設定電
流Ih以下であれば、トランジスタは遮断状態で
あるから、リレー12は消勢しているので接点1
2bは閉じている。したがつて、負荷1はP−1
−12b−41−Nの回路により電流が流れている。
負荷1に流れる電流が増加し、設定電流Ihに達
すると、トランジスタが導通し、リレー12が
附勢され、接点12bが開き、負荷1に流れる電
流はP−1−5−42−Nと側路され、電流は抵抗
5が高抵抗であるためIlまで減少する。同時に、
第2の検出器42で検出した電圧信号値によりト
ランジスタは導通状態を継続する。
負荷1に流れる電流がIl以下となると、トラン
ジスタが遮断され、リレー12が消勢し、接点
12bが閉じ、負荷1の電流はP−1−12b−41
−Nとなり、正常状態に復帰する。
このように、負荷に設定電流以上の電流が流れ
ると、開閉素子を遮断し、電流を抵抗に側路する
ことにより電流を抑制し、回路が正常に復帰する
と、開閉素子を導通させ正常の回路電流を流すこ
とができる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、負荷に過電流が流れても、負
荷に直列に挿入した開閉素子を遮断し、開閉素子
に並列に挿入した抵抗に負荷に流れる電流を側路
させ、回路が正常状態に復帰すると開閉素子を導
通させ、正常な電流が流れるような回路構成とし
たので、従来のように開閉素子を一定時間間隔で
作動するたびごとに過電流を流すことがなくなつ
たので、電気機器の信頼性を著しく向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案になる一実施例の電気結線図、
第2図は負荷に流れる電流の曲線図、第3図は本
考案になる他の実施例の電気結線図である。 P,N……電源の正および負端子、1……負
荷、……開閉素子、……トランジスタ、
41……第1の検出器、42……第2の検出器、
5……抵抗、……制御回路、91,92……ダ
イオード、10……コンデンサ、12……リレ
ー、12b……リレー12のb接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 負荷と直列に開閉素子が接続され、この開閉素
    子の電気的導通により電源から前記負荷に通電す
    るものにおいて、負荷1と直列に接続されるトラ
    ンジスタ3に流れる電流に比例した電圧信号値を
    検出する第1の検出器41と、前記トランジスタ
    3と並列に接続される抵抗5と、この抵抗5に流
    れる電流に比例した電圧信号値を検出する第2の
    検出器42と、基準電圧を設定するダイオード9
    1,92とを設け、前記ダイオード91の一端を
    前記第1の検出器41に接続し、他端を抵抗11
    を介してトランジスタ7のベース71に接続する
    とともに、前記ダイオード92の一端を第2の検
    出器42に接続し、他端を前記ダイオード91に
    接続し、前記トランジスタ7のコレクタ72を前
    記トランジスタ3のベース31に接続するととも
    に、このトランジスタ7のコレクタ72に負荷体
    を接続し、この負荷体の他端を電源に接続したこ
    とを特徴とする過電流保護装置。
JP1985043111U 1985-03-27 1985-03-27 Expired - Lifetime JPH058760Y2 (ja)

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JP1985043111U JPH058760Y2 (ja) 1985-03-27 1985-03-27

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JPS6221734U JPS6221734U (ja) 1987-02-09
JPH058760Y2 true JPH058760Y2 (ja) 1993-03-04

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536850A (en) * 1976-07-08 1978-01-21 Nec Corp Overcurrent protection circuit

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS536850A (en) * 1976-07-08 1978-01-21 Nec Corp Overcurrent protection circuit

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JPS6221734U (ja) 1987-02-09

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