JPH0586975A - エンジンのケース構造 - Google Patents
エンジンのケース構造Info
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- JPH0586975A JPH0586975A JP24203391A JP24203391A JPH0586975A JP H0586975 A JPH0586975 A JP H0586975A JP 24203391 A JP24203391 A JP 24203391A JP 24203391 A JP24203391 A JP 24203391A JP H0586975 A JPH0586975 A JP H0586975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- front case
- cooling water
- engine
- cylinder head
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B75/00—Other engines
- F02B75/16—Engines characterised by number of cylinders, e.g. single-cylinder engines
- F02B75/18—Multi-cylinder engines
- F02B75/22—Multi-cylinder engines with cylinders in V, fan, or star arrangement
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02B—INTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
- F02B67/00—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for
- F02B67/04—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus
- F02B67/06—Engines characterised by the arrangement of auxiliary apparatus not being otherwise provided for, e.g. the apparatus having different functions; Driving auxiliary apparatus from engines, not otherwise provided for of mechanically-driven auxiliary apparatus driven by means of chains, belts, or like endless members
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】簡単な構成でフロントケースの振動を有効に抑
えることができるエンジンのケース構造を提供する。 【構成】シリンダヘッド２ａ間には、冷却水取り出し口
１８に連通し、シリンダヘッド２ａのウオータジャケッ
ト１９からの冷却水を合流させてラジエータに戻すため
の合流通路２０が取付けられる。合流通路２０はシリン
ダヘッドフロントケース３の前側をアーチ状に横切って
いる。フロントケース３には、冷却水流通用の貫通孔２
３を形成するたために壁部３７が一体に設けられるので
フロントケース３自体の剛性が高まるとともにこのこの
部分が通しボルト２７によって合流通路とともにエンジ
ン本体２に固定されるので、フロントケース３の膜振動
の問題を解消することができる。
えることができるエンジンのケース構造を提供する。 【構成】シリンダヘッド２ａ間には、冷却水取り出し口
１８に連通し、シリンダヘッド２ａのウオータジャケッ
ト１９からの冷却水を合流させてラジエータに戻すため
の合流通路２０が取付けられる。合流通路２０はシリン
ダヘッドフロントケース３の前側をアーチ状に横切って
いる。フロントケース３には、冷却水流通用の貫通孔２
３を形成するたために壁部３７が一体に設けられるので
フロントケース３自体の剛性が高まるとともにこのこの
部分が通しボルト２７によって合流通路とともにエンジ
ン本体２に固定されるので、フロントケース３の膜振動
の問題を解消することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はエンジンのケース構造に
関し、特にエンジンのフロント側に設けられるタイミン
グチェーンあるいは、タイミングベルトなどを覆うフロ
ントケースに関する。
関し、特にエンジンのフロント側に設けられるタイミン
グチェーンあるいは、タイミングベルトなどを覆うフロ
ントケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】エンジンの冷却機構において、冷却水は
シリンダブロックに設けられた冷却水入口から冷却水ポ
ンプによってエンジン内部に導入され、シリンダヘッド
に設けられた冷却水取り出し口から取り出され、ラジエ
ータに送られる。Ｖ型エンジンの冷却水取り出し口はそ
れぞれのバンクのシリンダヘッドに設けられる。したが
って、エンジンからの冷却水をラジエータに戻すために
各バンクからの冷却水を合流させた後ラジエータに戻す
ようにするのが普通である。
シリンダブロックに設けられた冷却水入口から冷却水ポ
ンプによってエンジン内部に導入され、シリンダヘッド
に設けられた冷却水取り出し口から取り出され、ラジエ
ータに送られる。Ｖ型エンジンの冷却水取り出し口はそ
れぞれのバンクのシリンダヘッドに設けられる。したが
って、エンジンからの冷却水をラジエータに戻すために
各バンクからの冷却水を合流させた後ラジエータに戻す
ようにするのが普通である。
【０００３】このような冷却水の合流通路は実開昭５９
−８８２１３号公報に開示されている。この開示された
ものでは、冷却水取り出し口及び合流通路はエンジンの
リヤ側すなわちフライホイール側に設けられる。また、
エンジンのフロント側には、タイミングチェーンあるい
はタイミングベルトが設けられこれらの機構を覆うため
にフロントケースが取りつけられる。このフロントケー
スは周辺部をエンジンに固定することによって取りつけ
られる。
−８８２１３号公報に開示されている。この開示された
ものでは、冷却水取り出し口及び合流通路はエンジンの
リヤ側すなわちフライホイール側に設けられる。また、
エンジンのフロント側には、タイミングチェーンあるい
はタイミングベルトが設けられこれらの機構を覆うため
にフロントケースが取りつけられる。このフロントケー
スは周辺部をエンジンに固定することによって取りつけ
られる。
【０００４】
【解決しようとする課題】しかし、フロントケースの中
央部は支持されていないのでエンジンの稼働中にフロン
トケースの中央部が振動する、いわゆる膜振動を生じ、
騒音源となるという問題がある。本発明はこのような事
情にかんがみ、簡単な構成でフロントケースの特に上記
のような膜振動を有効に抑えることができるエンジンの
ケース構造を提供することを目的とする。
央部は支持されていないのでエンジンの稼働中にフロン
トケースの中央部が振動する、いわゆる膜振動を生じ、
騒音源となるという問題がある。本発明はこのような事
情にかんがみ、簡単な構成でフロントケースの特に上記
のような膜振動を有効に抑えることができるエンジンの
ケース構造を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は以下のように構成される。本発明に係るエン
ジンのケース構造は、それぞれのバンクのシリンダヘッ
ドのフロント側に冷却水取り出し口を有するＶ型エンジ
ンと、該エンジンのフロント側の機構を覆うフロントケ
ースと、該フロントケースの外部を通って延び前記各バ
ンクの冷却水取り出し口を連絡する合流通路とを備えた
ことを特徴とする。
に本発明は以下のように構成される。本発明に係るエン
ジンのケース構造は、それぞれのバンクのシリンダヘッ
ドのフロント側に冷却水取り出し口を有するＶ型エンジ
ンと、該エンジンのフロント側の機構を覆うフロントケ
ースと、該フロントケースの外部を通って延び前記各バ
ンクの冷却水取り出し口を連絡する合流通路とを備えた
ことを特徴とする。
【０００６】好ましい態様では、前記合流通路の一部を
前記フロントケースに形成し、該フロントケースに形成
した通路部分が前記冷却水取り出し口に接続される。さ
らに別の態様では、合流通路はフロントケースを貫通し
て延び前記冷却水取り出し口に接続される。また、好ま
しくは、合冷却水取り出し口はシリンダヘッドのシリン
ダブロックとの接続部に近接して設けられる。
前記フロントケースに形成し、該フロントケースに形成
した通路部分が前記冷却水取り出し口に接続される。さ
らに別の態様では、合流通路はフロントケースを貫通し
て延び前記冷却水取り出し口に接続される。また、好ま
しくは、合冷却水取り出し口はシリンダヘッドのシリン
ダブロックとの接続部に近接して設けられる。
【０００７】本発明は、前記フロント側の機構がチェー
ン機構の場合に好適に用いることができる。
ン機構の場合に好適に用いることができる。
【０００８】
【作用】本発明の上記構成によれば、フロントケースに
は、エンジンシリンダヘッドのフロント側に形成される
冷却水取り出し口を連絡する、好ましくは、パイプ部材
で構成される合流通路が結合される。合流通路はフロン
トケースの比較的中央部に位置する。したがって、フロ
ントケースはその中央部分において、合流通路によって
支持され、合流通路は逆に冷却水取り出し口の近傍でフ
ロントケースによって支持されることになる。冷却水
は、ラジエータからウオータポンプに導入され、シリン
ダブロックのウオータジャケットからシリンダヘッドの
ウオータジャケットを巡ってシリンダヘッドのフロント
側に設けられた冷却水取り出し口から合流通路を通って
各バンクからの冷却水が集められたのちラジエータに戻
される。本例の構成では、冷却水取り出し口はシリンダ
ヘッドの比較的強度の高いシリンダブロックとの接続部
付近に設けられるので、合流通路の支持部は強固であ
り、したがって、フロントケースの支持状態も強固とな
る。さらに、フロントケースに収容される機構がチェ−
ン機構である場合には、該チェ−ン機構を潤滑するため
フロントケースないに分散供給したオイルがフロントケ
ース内を通る合流通路に衝突することによって付着する
ので分散したオイルが収集し易くなる、といった利点も
ある。また、冷却水取り出し口をリヤ側でなくフロント
側に設けることによってラジエータへの連絡通路のレイ
アウト等、コンパクト化することができる。
は、エンジンシリンダヘッドのフロント側に形成される
冷却水取り出し口を連絡する、好ましくは、パイプ部材
で構成される合流通路が結合される。合流通路はフロン
トケースの比較的中央部に位置する。したがって、フロ
ントケースはその中央部分において、合流通路によって
支持され、合流通路は逆に冷却水取り出し口の近傍でフ
ロントケースによって支持されることになる。冷却水
は、ラジエータからウオータポンプに導入され、シリン
ダブロックのウオータジャケットからシリンダヘッドの
ウオータジャケットを巡ってシリンダヘッドのフロント
側に設けられた冷却水取り出し口から合流通路を通って
各バンクからの冷却水が集められたのちラジエータに戻
される。本例の構成では、冷却水取り出し口はシリンダ
ヘッドの比較的強度の高いシリンダブロックとの接続部
付近に設けられるので、合流通路の支持部は強固であ
り、したがって、フロントケースの支持状態も強固とな
る。さらに、フロントケースに収容される機構がチェ−
ン機構である場合には、該チェ−ン機構を潤滑するため
フロントケースないに分散供給したオイルがフロントケ
ース内を通る合流通路に衝突することによって付着する
ので分散したオイルが収集し易くなる、といった利点も
ある。また、冷却水取り出し口をリヤ側でなくフロント
側に設けることによってラジエータへの連絡通路のレイ
アウト等、コンパクト化することができる。
【０００９】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。本発明の１実施例に係るエンジンはＶ型６気
筒エンジンである。この構造ではシリンダヘッドは各バ
ンクに対してそれぞれ取付けられる。図１はエンジン１
のフロント側の立面図である。エンジン本体２のフロン
ト側はフロントケースによって覆われ、エンジン本体端
面とフロントケースによって囲まれる空間には動弁機構
を駆動するためのチェ−ン機構等が収容される。フロン
トケースは、各バンクのシリンダヘッド２ａの前面に取
付けられる２つのシリンダヘッドフロントケース３と、
シリンダブロックの前面に取付けられるシリンダブロッ
クフロントケース４の３つから成る。
説明する。本発明の１実施例に係るエンジンはＶ型６気
筒エンジンである。この構造ではシリンダヘッドは各バ
ンクに対してそれぞれ取付けられる。図１はエンジン１
のフロント側の立面図である。エンジン本体２のフロン
ト側はフロントケースによって覆われ、エンジン本体端
面とフロントケースによって囲まれる空間には動弁機構
を駆動するためのチェ−ン機構等が収容される。フロン
トケースは、各バンクのシリンダヘッド２ａの前面に取
付けられる２つのシリンダヘッドフロントケース３と、
シリンダブロックの前面に取付けられるシリンダブロッ
クフロントケース４の３つから成る。
【００１０】シリンダヘッドフロントケース３には、吸
気カムシャフト（図示せず）、排気カムシャフト（図示
せず）の駆動機構を収容する突出部３ａ、３ｂがそれぞ
れ設けられる。また、各フロントケース３、４は周囲を
ボルト５によってエンジン本体２の前端面に取付けられ
る。エンジンのクランクシャフト６はシリンダブロック
フロントケース４を貫通して延びその前端に補機に駆動
力を伝達するためのプーリ７が取付けられる。シリンダ
ブロックの下部にはオイルパン８が取付けられ、該オイ
ルパン８からはオイルポンプ駆動用のプーリ９がフロン
ト側に突出している。オイルパン８の側方には、オイル
フィルタ１０が設けられる。
気カムシャフト（図示せず）、排気カムシャフト（図示
せず）の駆動機構を収容する突出部３ａ、３ｂがそれぞ
れ設けられる。また、各フロントケース３、４は周囲を
ボルト５によってエンジン本体２の前端面に取付けられ
る。エンジンのクランクシャフト６はシリンダブロック
フロントケース４を貫通して延びその前端に補機に駆動
力を伝達するためのプーリ７が取付けられる。シリンダ
ブロックの下部にはオイルパン８が取付けられ、該オイ
ルパン８からはオイルポンプ駆動用のプーリ９がフロン
ト側に突出している。オイルパン８の側方には、オイル
フィルタ１０が設けられる。
【００１１】また、エンジン１の一方の側部には、ブラ
ケット１１、１２を介してオールタネータ１３が取りつ
けられる。オールタネータ１３のフロント側には、駆動
用プーリ１４が取付けられている。オールタネータ１３
が取付けられる側とは反対側のエンジン１の側部には、
エアコン駆動用プーリ１５が配置される。また、バンク
間には、エンジンの対称軸Ｌからやや一方のバンクの方
にオフセットした位置に機械式過給機１６が設けられ
る。そして過給機１６の側方には、過給気の出口配管１
７が隣接して配置される。
ケット１１、１２を介してオールタネータ１３が取りつ
けられる。オールタネータ１３のフロント側には、駆動
用プーリ１４が取付けられている。オールタネータ１３
が取付けられる側とは反対側のエンジン１の側部には、
エアコン駆動用プーリ１５が配置される。また、バンク
間には、エンジンの対称軸Ｌからやや一方のバンクの方
にオフセットした位置に機械式過給機１６が設けられ
る。そして過給機１６の側方には、過給気の出口配管１
７が隣接して配置される。
【００１２】また、２つのシリンダヘッド２ａ間には、
該シリンダヘッド２ａからの冷却水取り出し口１８に連
通し、シリンダヘッド２ａのウオータジャケット１９か
らの冷却水を合流させてラジエータ（図示せず）に戻す
ための合流通路２０が取付けられる。合流通路２０はシ
リンダヘッドフロントケース３の前側をアーチ状に横切
っている。この合流通路２０の一方の端部には、合流通
路２０からの冷却水をラジエータ（図示せず）に戻す冷
却水出口配管２１が接続されるとともに、ヒータからの
冷却水の戻り配管２２が接続される。図２を参照すると
合流通路２０の先端はフロントケース３に嵌合状態で接
続されている。そしてフロントケース３には、合流通路
２０とシリンダヘッド２ａのウオータジャケット１９と
を連絡する貫通孔すなわち冷却水通路２３が形成されて
いる。合流通路２０の先端部には、ボルト孔２４を有す
るフランジ部２５が形成されているとともに、フロント
ケース３には、これのボルト孔２４に対応する貫通ボル
ト孔２６が形成されている。そして、合流通路２０は、
フランジ部２５から貫通孔２６を通って延びる通しボル
ト２７によってエンジン本体２すなわち、シリンダヘッ
ド２ａに固定されている。なお、このシリンダヘッド２
ａの冷却水取り出し口はシリンダヘッド２ａとシリンダ
ブロックとの接続部の剛性の高い部分に近接して設けら
れている。
該シリンダヘッド２ａからの冷却水取り出し口１８に連
通し、シリンダヘッド２ａのウオータジャケット１９か
らの冷却水を合流させてラジエータ（図示せず）に戻す
ための合流通路２０が取付けられる。合流通路２０はシ
リンダヘッドフロントケース３の前側をアーチ状に横切
っている。この合流通路２０の一方の端部には、合流通
路２０からの冷却水をラジエータ（図示せず）に戻す冷
却水出口配管２１が接続されるとともに、ヒータからの
冷却水の戻り配管２２が接続される。図２を参照すると
合流通路２０の先端はフロントケース３に嵌合状態で接
続されている。そしてフロントケース３には、合流通路
２０とシリンダヘッド２ａのウオータジャケット１９と
を連絡する貫通孔すなわち冷却水通路２３が形成されて
いる。合流通路２０の先端部には、ボルト孔２４を有す
るフランジ部２５が形成されているとともに、フロント
ケース３には、これのボルト孔２４に対応する貫通ボル
ト孔２６が形成されている。そして、合流通路２０は、
フランジ部２５から貫通孔２６を通って延びる通しボル
ト２７によってエンジン本体２すなわち、シリンダヘッ
ド２ａに固定されている。なお、このシリンダヘッド２
ａの冷却水取り出し口はシリンダヘッド２ａとシリンダ
ブロックとの接続部の剛性の高い部分に近接して設けら
れている。
【００１３】この合流通路２０の下方のバンクの谷部分
には、対称軸Ｌ上に中心を持つウオータポンプ２８が設
けられ、合流通路２０とエンジン本体フロント端面との
間には、ウオータポンプ２８への冷却水取り入れ配管２
９が位置する。この配管２９は対称軸Ｌに関し過給機１
６が配置される側とは反対側にオフセットしている。こ
の配管２９には、ヒータ（図示せず）への冷却水配管３
０が接続される。
には、対称軸Ｌ上に中心を持つウオータポンプ２８が設
けられ、合流通路２０とエンジン本体フロント端面との
間には、ウオータポンプ２８への冷却水取り入れ配管２
９が位置する。この配管２９は対称軸Ｌに関し過給機１
６が配置される側とは反対側にオフセットしている。こ
の配管２９には、ヒータ（図示せず）への冷却水配管３
０が接続される。
【００１４】過給機を駆動するためのベルト３１はクラ
ンクプーリ７からエアコン駆動用プーリ１５と同軸上の
プーリ（図示せず）を巡って過給機駆動用プーリ１６ａ
に掛け渡されている。クランクプーリ７と過給機駆動用
プーリ１６ａとの間には、アイドラプーリ３２が設けら
れベルト３１の張力を調整するようになっている。この
場合、過給機駆動用プーリ１６ａとエアコン駆動用プー
リ１５とは対称軸Ｌを挟んで互いに反対側に位置してい
るので、他の補機との干渉を避けかつ、ベルト３１の掛
け渡し角度を鋭角的にすることができ動力伝達を効率よ
く行うことができる。
ンクプーリ７からエアコン駆動用プーリ１５と同軸上の
プーリ（図示せず）を巡って過給機駆動用プーリ１６ａ
に掛け渡されている。クランクプーリ７と過給機駆動用
プーリ１６ａとの間には、アイドラプーリ３２が設けら
れベルト３１の張力を調整するようになっている。この
場合、過給機駆動用プーリ１６ａとエアコン駆動用プー
リ１５とは対称軸Ｌを挟んで互いに反対側に位置してい
るので、他の補機との干渉を避けかつ、ベルト３１の掛
け渡し角度を鋭角的にすることができ動力伝達を効率よ
く行うことができる。
【００１５】エアコン駆動用プーリ１５はベルト３３に
よってクランクプーリ７に連結されており、両者の間に
は、アイドラプーリ３４が設けられベルト張力を調整す
る。また、オールタネータ１３及びオイルポンプの駆動
用プーリ９はエアコン駆動用プーリ１５と同軸に設けら
れた駆動用プーリ（図示せず）によりベルト３５を介し
て駆動される。この場合、アイドラプーリ３６によって
張力が調整される。
よってクランクプーリ７に連結されており、両者の間に
は、アイドラプーリ３４が設けられベルト張力を調整す
る。また、オールタネータ１３及びオイルポンプの駆動
用プーリ９はエアコン駆動用プーリ１５と同軸に設けら
れた駆動用プーリ（図示せず）によりベルト３５を介し
て駆動される。この場合、アイドラプーリ３６によって
張力が調整される。
【００１６】上記構成によれば、フロントケース３に
は、冷却水流通用の貫通孔２３を形成するたために壁部
３７が一体に設けられるのでフロントケース３自体の剛
性が高まるとともにこのこの部分が通しボルト２７によ
って合流通路とともにエンジン本体２に固定されるの
で、フロントケース３の膜振動の問題を解消することが
できる。また、このような強固な合流通路のがシリンダ
ヘッド２ａの剛性の高い部分を連絡するように設けられ
るのでエンジンのシリンダヘッド３の支持強度も向上さ
せることができる。
は、冷却水流通用の貫通孔２３を形成するたために壁部
３７が一体に設けられるのでフロントケース３自体の剛
性が高まるとともにこのこの部分が通しボルト２７によ
って合流通路とともにエンジン本体２に固定されるの
で、フロントケース３の膜振動の問題を解消することが
できる。また、このような強固な合流通路のがシリンダ
ヘッド２ａの剛性の高い部分を連絡するように設けられ
るのでエンジンのシリンダヘッド３の支持強度も向上さ
せることができる。
【００１７】図３を参照すると、本発明に従う合流通路
２０の接続部の他の構造が示されている。本例の構造で
は、合流通路２０の先端部が、フロントケース３を貫通
して、直接シリンダヘッド２ａの冷却水取り出し口１８
に接続される。この場合にも合流通路２０には、前例と
同様にボルト孔２４を有するフランジ部２５が設けら
れ、一方フロントケース３には、ボルト用貫通孔２６が
設けられる。そして、フロントケース３は通しボルト２
７によって合流通路２０と一体的にエンジン本体２に取
付けられる。
２０の接続部の他の構造が示されている。本例の構造で
は、合流通路２０の先端部が、フロントケース３を貫通
して、直接シリンダヘッド２ａの冷却水取り出し口１８
に接続される。この場合にも合流通路２０には、前例と
同様にボルト孔２４を有するフランジ部２５が設けら
れ、一方フロントケース３には、ボルト用貫通孔２６が
設けられる。そして、フロントケース３は通しボルト２
７によって合流通路２０と一体的にエンジン本体２に取
付けられる。
【００１８】本例においても前例と同様のフロントケー
ス３補強効果とともに、シリンダヘッド２ａ支持の補強
効果が得られる。
ス３補強効果とともに、シリンダヘッド２ａ支持の補強
効果が得られる。
【００１９】
【効果】本発明によれば、フロントケースには、合流通
路が固定されるのでフロントケースを支持することがで
きるとともに、合流通路もフロントケースによって支持
される。すなわち、相互に支持しあう構造にしたので、
フロントケースの面振動の問題を解消することができる
とともに、シリンダヘッドの支持剛性も向上させること
ができる。
路が固定されるのでフロントケースを支持することがで
きるとともに、合流通路もフロントケースによって支持
される。すなわち、相互に支持しあう構造にしたので、
フロントケースの面振動の問題を解消することができる
とともに、シリンダヘッドの支持剛性も向上させること
ができる。
【００２０】好ましくは、合流通路はシリンダヘッドの
強度の高い部分に設けられるのでこのようにすると、さ
らに上記のシリンダヘッド支持強度を向上させることが
できる。フロントケースに合流通路の一部を設けること
よって、フロントケース自体の剛性を高めることができ
るので、さらに膜振動の問題を効果的に解消することが
できる。また、フロントケースに収容される機構がチェ
−ン機構である場合には該チェ−ン機構を潤滑するため
フロントケースないに分散供給したオイルがフロントケ
ース内を通る合流通路に衝突することによって付着する
ので分散したオイルが収集し易くなる。また、冷却水取
り出し口をリヤ側でなくフロント側に設けることによっ
てラジエータへの連絡通路のレイアウト等、コンパクト
化することができる。
強度の高い部分に設けられるのでこのようにすると、さ
らに上記のシリンダヘッド支持強度を向上させることが
できる。フロントケースに合流通路の一部を設けること
よって、フロントケース自体の剛性を高めることができ
るので、さらに膜振動の問題を効果的に解消することが
できる。また、フロントケースに収容される機構がチェ
−ン機構である場合には該チェ−ン機構を潤滑するため
フロントケースないに分散供給したオイルがフロントケ
ース内を通る合流通路に衝突することによって付着する
ので分散したオイルが収集し易くなる。また、冷却水取
り出し口をリヤ側でなくフロント側に設けることによっ
てラジエータへの連絡通路のレイアウト等、コンパクト
化することができる。
【図１】本発明の１実施例にかかるエンジンフロント側
の立面図、
の立面図、
【図２】合流通路の接続部の部分断面図、
【図３】他の実施例に係る合流通路の接続部の部分断面
図である。
図である。
１ エンジン ２ エンジン本体 ３ シリンダヘッドフロントケース ４ シリンダブロックフロントケース ５ ボルト ６ クランクシャフト ７ クランクプーリ ８ オイルパン ９ プーリ １０ オイルフィルタ １１ ブラケット １２ ブラケット １３ オールタネータ １４ プーリ １５ プーリ １６ 過給機 １７ 過給機出口配管 １８ 冷却水出口 １９ ウオータジャケット ２０ 合流通路。
Claims (5)
- 【請求項１】それぞれのバンクのシリンダヘッドのフロ
ント側に冷却水取り出し口を有するＶ型エンジンと、該
エンジンのフロント側の機構を覆うフロントケースと、
フロントケースの外部を通って延び前記各バンクの冷却
水取り出し口を連絡する合流通路とを備えたことを特徴
とするエンジンのケース構造。 - 【請求項２】前記合流通路の一部を前記フロントケース
に形成し、該フロントケースに形成した通路部分が前記
冷却水取り出し口に接続されていることを特徴とする請
求項１記載のエンジンのケース構造。 - 【請求項３】前記合流通路がフロントケースを貫通して
延び前記冷却水取り出し口に接続されたことを特徴とす
る請求項１記載のエンジンのケース構造。 - 【請求項４】前記合冷却水取り出し口はシリンダヘッド
のシリンダブロックとの接続部に近接して設けられるこ
とを特徴とする請求項１記載のエンジンのケース構造。 - 【請求項５】前記フロント側の機構がチェーン機構であ
ることを特徴とする請求項１記載のエンジンのケース構
造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24203391A JPH0586975A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | エンジンのケース構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24203391A JPH0586975A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | エンジンのケース構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0586975A true JPH0586975A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17083276
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24203391A Pending JPH0586975A (ja) | 1991-09-20 | 1991-09-20 | エンジンのケース構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0586975A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106927206A (zh) * | 2015-11-26 | 2017-07-07 | 株式会社大福 | 物品输送设备 |
-
1991
- 1991-09-20 JP JP24203391A patent/JPH0586975A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106927206A (zh) * | 2015-11-26 | 2017-07-07 | 株式会社大福 | 物品输送设备 |
| CN106927206B (zh) * | 2015-11-26 | 2020-11-24 | 株式会社大福 | 物品输送设备 |
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