JPH0584381A - 洗濯機 - Google Patents

洗濯機

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JPH0584381A
JPH0584381A JP3247629A JP24762991A JPH0584381A JP H0584381 A JPH0584381 A JP H0584381A JP 3247629 A JP3247629 A JP 3247629A JP 24762991 A JP24762991 A JP 24762991A JP H0584381 A JPH0584381 A JP H0584381A
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washing
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Harumi Takeuchi
晴美 竹内
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 洗い行程に入る前に、水位設定手段105に
て、パルス出力手段101からのパルス出力に基づいて
回転翼18にかかる負荷を演算し、その演算結果に応じ
て水位を設定する。その後、給水手段106にて給水弁
13を開いて設定水位まで給水し、洗いを開始する。そ
の後、負荷変動判断手段108にて回転翼駆動手段24
の駆動出力と、パルス出力手段101からのパルス出力
とを比較して、駆動出力に対して予め定められるパルス
が出力されていないときには、回転翼18に負荷がかか
り過ぎていると判断する。このとき、追加給水手段10
9にて、一定時間給水弁13を開いて追加給水する。 【効果】 布痛みを少なくし、また無駄な水、洗剤を使
うことなく洗濯することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗濯機に関し、特に全
自動洗濯機の負荷量検知制御に係る。
【0002】
【従来の技術】現状の負荷量検知方法は、特開昭63−
80794号公報で開示されているように、ある少量の
一定水位を入れ、回転翼を回転駆動させて洗濯物を攪拌
し、回転翼にかかる負荷を回転翼に連動しているモータ
の惰性回転数、大プーリの惰性回転数などを測定するこ
とにより、判定しようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法は、確かに洗濯物の量が多い、少ないの判別は可能
であるが、精度的にはよくない。電圧変動、駆動系のば
らつきなども負荷量検知精度を悪くしている要因だが、
一番大きいのは、洗濯物の種類である。同じ量の化学繊
維(以下、化繊という)と木綿では、化繊は回転翼に与
える負荷は少なく、木綿は回転翼に与える負荷は多い。
したがって、洗い時の水位を木綿に合わせれば、化繊は
本来の最適水位より常に高い水位で洗濯することにな
り、一方水位を化繊に合わせれば、木綿は本来の最適水
位より常に低い水位で洗濯するということになる。した
がって、現状では、洗濯物の傷みを考慮し、水位を木綿
の方に合わせている傾向がある。よって、化繊を洗う
と、水位は常に高めになり、洗濯水の無駄および洗剤の
無駄が生じる不具合がある。
【0004】本発明は、上記に鑑み、洗濯物の布の種類
に応じて水位を合わせることができ、洗濯水の無駄およ
び洗剤の無駄を防止する洗濯機の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明請求項1による課
題解決手段は、洗濯水および洗濯物を収容する洗濯槽
と、該洗濯槽内に正逆回転可能に設けられ洗濯水および
洗濯物を攪拌する回転翼と、該回転翼を回転駆動させる
回転翼駆動手段と、前記洗濯槽内に洗濯水を給水する給
水弁と、前記回転翼の回転状態に応じてパルスを出力す
るパルス出力手段と、該パルス出力手段からのパルス出
力に基づき、前記給水弁の開閉を制御する制御回路とを
備え、該制御回路は、洗い行程前に、前記パルス出力手
段からのパルス出力に基づいて回転翼にかかる負荷を演
算し、その演算結果に応じて水位を設定する水位設定手
段と、該水位設定手段で設定された水位まで給水弁を開
いて洗濯槽に給水する給水手段と、洗い行程中に、前記
回転翼駆動手段の駆動出力と、パルス出力手段からのパ
ルス出力とを比較して、駆動出力に対して予め定められ
るパルスが出力されていないときには、回転翼に負荷が
かかり過ぎていると判断する負荷変動判断手段と、該負
荷変動判断手段にて回転翼に負荷がかかり過ぎていると
判断されたとき、一定時間給水弁を開いて洗濯槽に追加
給水する追加給水手段とを有するものである。
【0006】請求項2による課題解決手段は、洗濯水お
よび洗濯物を収容する洗濯槽と、該洗濯槽内に正逆回転
可能に設けられ洗濯水および洗濯物を攪拌する回転翼
と、該回転翼を回転駆動させる回転翼駆動手段と、前記
洗濯槽内に洗濯水を給水する給水弁と、前記回転翼の回
転状態に応じてパルスを出力するパルス出力手段と、該
パルス出力手段からのパルス出力に基づき、前記給水弁
の開閉を制御する制御回路とを備え、該制御回路は、予
め水位を設定する際に基準となるしきい値を記憶するし
きい値記憶手段と、洗い行程前に、前記パルス出力手段
からのパルス出力に基づいて回転翼にかかる負荷を演算
し、その演算結果と、前記しきい値記憶手段で記憶され
ているしきい値とを比較して水位を設定する水位設定手
段と、該水位設定手段で設定された水位まで給水弁を開
いて洗濯槽に給水する給水手段と、洗い行程中に、前記
回転翼駆動手段の駆動出力と、パルス出力手段からのパ
ルス出力とを比較して、駆動出力に対して予め定められ
るパルスが出力されていないときには、回転翼に負荷が
かかり過ぎていると判断する負荷変動判断手段と、該負
荷変動判断手段にて回転翼に負荷がかかり過ぎていると
判断されたときには、前記しきい値記憶手段で記憶され
ているしきい値を書き換えるしきい値書換手段とを有す
るものである。
【0007】
【作用】上記請求項1による課題解決手段において、洗
い行程に入る前に、水位設定手段にて、パルス出力手段
からのパルス出力に基づいて回転翼にかかる負荷を演算
し、その演算結果に応じて水位を設定する。その後、給
水手段にて給水弁を開いて設定水位まで給水し、洗いを
開始する。その後、負荷変動判断手段にて回転翼駆動手
段の駆動出力と、パルス出力手段からのパルス出力とを
比較して、駆動出力に対して予め定められるパルスが出
力されていないときには、回転翼に負荷がかかり過ぎて
いると判断する。このとき、追加給水手段にて一定時間
給水弁を開いて追加給水する。
【0008】したがって、布痛みを少なくし、また無駄
な水、洗剤を使うことなく洗濯することができる。ま
た、請求項2では、洗い行程中に、回転翼に負荷がかか
り過ぎていると判断したときに、しきい値書換手段がし
きい値を書き換え、負荷量判定基準を補正していく。こ
のため、その家庭の洗濯物の種類、電圧、その商品自身
のばらつきをなくしていき、より精度のよい負荷量検知
を行なうことができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第一実施例を図1ないし図1
2に基づいて説明する。図1は本発明第一実施例に係る
全自動洗濯機の制御回路の機能ブロック図、図2は同じ
くその負荷量検知のフローチャート、図3は洗いのフロ
ーチャート、図4は洗い行程前の負荷量検知時の駆動装
置のパルス数を示す図、図5は洗い行程において回転翼
の反転時の駆動装置の惰性回転によるパルス数を示す
図、図6は全自動洗濯機の全体構成を示す概略図、図7
は図6のA部拡大断面図、図8は排水弁および洗い、脱
水を切り換えるためのモータ減速切換機構の構成を示す
図、図9はモータ減速機構のモータ駆動部の断面図、図
10は同じくモータ駆動部の各ギアの噛合状態を示す
図、図11はスイッチ作動カムの回転に応じて作動する
電極板を示す図、図12(a)は巻取りプーリの巻始め
位置を示す図、図12(b)は巻取りプーリの巻終り位
置を示す図である。
【0010】まず、本実施例の全自動洗濯機の構成を図
6ないし図12を参照しながら説明する。本実施例の全
自動洗濯機は、図6の如く、洗濯機本体1内に吊り棒
(図示せず)を介して弾性的に吊支され洗濯水を貯水す
る外槽2と、該外槽2に回転軸3を介して回転自在に内
装され洗濯物を収容する内槽4とを備えている。
【0011】前記洗濯機本体1は、上面に開口を有する
箱形に形成されており、この開口部を開閉する蓋5が横
軸5a周りに開閉回動自在に取り付けられている。そし
て、洗濯機本体1の上面前部には、図1に示す蓋5の開
閉を検知する安全スイッチ6が設けられており、洗濯機
本体1の上面後部には、操作盤7が設けられている。該
操作盤7は、図1に示す全自動コース、洗い、濯ぎ、脱
水、水位、水流等を選択する操作スイッチ群8、操作ス
イッチ群8で選択されたコース等を表示するLED群9
および洗濯機を始動させるスタートスイッチ10等を備
えている。
【0012】前記外槽2の上部には、図6の如く、給水
管11が接続されており、外槽2の底面2aには、排水
管12が接続されている。そして、給水管11の途中部
には、洗濯水を外槽2内に給水する給水弁13が設けら
れており、排水管12の途中部には、外槽2から洗濯水
を洗濯機本体1外へ排水する排水弁14が設けられてい
る。
【0013】前記給水弁13は、電磁弁であり、一方排
水弁14は、図8の如く、排水管12に一体形成された
弁ケース15と、該弁ケース15の弁座15aを開閉す
るための蛇腹状の弁体16と、該弁体16に連結され弁
体16を引っ張るための連結扞17と、該連結扞17を
弁体16と共に常時弁閉鎖方向に付勢するばね18aと
から構成されている。
【0014】前記内槽4は、多数の微細な通孔(図示せ
ず)を有しており、内槽4の底面4aには、図7の如
く、洗濯水および洗濯物を攪拌する回転翼18が内軸1
9を介して正逆回転自在に内装支持されている。前記回
転軸3は、内槽4の底面4aに補強板20を介して固定
されており、該回転軸3には、前記内軸19が回転自在
に内挿されている。そして、回転軸3は、外槽2の底面
2aに水シール用オイルシール21および回転軸用軸受
22を介して回転自在に貫通支持されている。該オイル
シール21および軸受22は、内部にグリースが充填さ
れており、外槽2の底面2aに圧入固定されている。
【0015】また、外槽2の底面2aには、図6の如
く、回転軸3および内軸19を回転駆動させるための回
転翼駆動手段23と、排水弁14の開閉および洗い、脱
水を切り換えるモータ減速機構24と、回転翼駆動手段
23からの駆動力を回転軸3に継断可能に伝達するクラ
ッチ機構25とが設置されている。前記回転翼駆動手段
23は、図6の如く、駆動モータ26と、後述するベル
トプーリ74と、駆動モータ26とベルトプーリ74間
に掛巻された無端状のプーリベルト27とから構成され
ている。
【0016】前記モータ減速機構24の構成について図
8ないし図12を用いて詳述すると、図9において、2
8は固定子29および回転子30等を内設する樹脂製の
下ケースであり、該下ケース28の上面に、各軸受部を
有するスペーサ31を介して樹脂製の上ケース32が固
定されている。そして、回転子30には、小ギア33が
形成されており、ギア34が噛合わされている。該ギア
34の上面には、同心的に凹凸部35が形成されてお
り、一方該凹凸部35に噛合する凹凸部36を有するク
ラッチギア37が前記ギア34と同軸的に上下動自在に
支持されている。
【0017】38は前記クラッチギア37を上方へ付勢
するばねであり、これにより前記凹凸部35,36同志
の係合が解除される。39は前記クラッチギア37の上
端に載置されたプランジャ、40はソレノイドであり、
前記プランジャ39を吸引して下動させる。41は前記
ソレノイド40に直流を印加するための整流子である。
【0018】42は該モータ減速機構24の回転軸であ
り、上部を前記上ケース32から突出させ、下部には、
駆動ギア43およびスイッチ作動カム44が装着されて
いる。そして、前記クラッチギア37と駆動ギア43と
が、図10の如く、減速ギア45,46,47を介して
連結されている。48,49,50は前記スイッチ作動
カム44の回動に応じて作動する電極板であり、相互に
一対の接点48a,49a,49b,50aを有してい
る。図11において、通常は接点48a,49aが接触
状態にあるが、前記スイッチ作動カム44が所定角度回
動すると、前記中央の電極板49が、スイッチ作動カム
44の凹み51に嵌まり込んで、接点48a,49aが
離間し、接点49b,50aが接触する。
【0019】52は前記上ケース32の上部に形成され
たダンパー室であり、グリースシリコーン系のオイルが
充填されている。53は前記回転軸42の上端に装着さ
れた巻取りプーリ、54は該プーリ53の上端から外方
へ張設された扇形のフランジであり、その両端部が後述
するストッパ55,56を構成している。57はその一
端が前記プーリ53に接続され、他端が前記連結扞17
の作動方向と一直線上に延びて該連結扞17に接続され
たワイヤーである。なお、連結扞17には、図8の如
く、後述するラチェットギア77に係合離間するクラッ
チ片58およびブレーキ66の一端に係合するブレーキ
レバー(図示せず)を操作する操作レバー59が連結さ
れている。
【0020】60,61は前記ダンパー室52の上面
に、前記プーリ53の近接対向するよう立設された規制
体であり、図12の如く、一方の規制体60が、前記プ
ーリ53が巻取り開始状態から巻取り方向(反時計回り
方向)と逆方向に回動したとき、前記一方のストッパー
55と当接してそれを阻止する位置に、また他方の規制
体61は、前記プーリ53が巻取り終了状態から更に巻
取り方向に回動したとき、前記他方のストッパー56と
当接してそれを阻止する位置にそれぞれ配置されてい
る。
【0021】前記クラッチ機構25の構成について図7
を用いて詳述すると、クラッチ機構25は、図7の如
く、駆動モータ26からの駆動力を駆動軸62から減速
して内軸19に伝達する減速装置63と、該減速装置6
3を内装して前記回転軸3に外嵌固定されると共に、駆
動力をスプリングクラッチ64を介して内槽4に伝達す
るギアケース65とを備えている。そして、ギアケース
65の外周に、内槽4の回転を停止させるブレーキ66
が離接自在に配置されており、該ギアケース65は、ブ
レーキ66との接触面65aが硬化処理されたアルミニ
ウム等から成る。
【0022】前記減速装置63は、前記駆動軸62に固
定されたピニオン67と、該ピニオン67に噛合して回
転する大ギア68と、前記内軸19に外嵌固定され大ギ
ア68を回転自在に保持するギア保持体69と、該ギア
保持体69に回転自在に保持された遊星ギア70aと、
前記ギアケース65の内周面に形成され遊星ギア70a
と噛合するリングギア70bとから構成されている。
【0023】前記ギアケース65は、回転軸3に係合さ
れた小径部71と、減速装置63を内蔵した大径部72
と有している。該大径部72は、ブレーキドラムの機能
を有するもので、大径部72の前記ブレーキ66との接
触面65aを時効処理(溶体化処理した後、急冷し、焼
き戻しをする)を行なうことにより、耐久性に優れた摺
動部を形成している。
【0024】そして、ギアケース65の下部に、駆動軸
62が駆動軸受筒73を介して回転自在に内嵌支持さ
れ、該駆動軸受筒73とベルトプーリ74との間で円柱
状の伝達体75が介装されており、該伝達体75に前記
駆動軸62が一体回転可能に嵌合されている。また、伝
達体75および駆動軸受筒73に、コイル状のスプリン
グクラッチ64が外嵌され、更にその外周部に、ラチェ
ットギア77が遊嵌されている。前記スプリングクラッ
チ64の下端は、前記伝達体75に係合されており、ス
プリングクラッチ64の上端は、駆動軸受筒73に固定
されている。
【0025】そして、前記伝達体75、スプリングクラ
ッチ64、ラチェットギア77およびラチェットギア7
7に係合離間する前記クラッチ片58により、ギアケー
ス65への動力伝達手段が構成されている。この動力伝
達手段は、駆動モータ26の正転により前記スプリング
クラッチ64が前記伝達体75および駆動軸受筒73の
外周面から離間し、かつ駆動モータ26の逆転によりス
プリングクラッチ64が前記伝達体75および駆動軸受
筒73の外周面に圧接する。
【0026】前記ブレーキ66は、ブレーキバンド78
とブレーキシュ79とから成り、該ブレーキバンド78
は、帯状の板をU字形に変形させたもので、前記ギアケ
ース65との接触面65aに、ブレーキシュ79がブレ
ーキ動作時に生じる摺動摩擦でも剥離しないように接着
されている。そして、ブレーキバンド78の一端に係合
したブレーキレバーにより、ブレーキシュ79がギアケ
ース65に離接自在とされる。なお、図7中80は駆動
軸用軸受、81はクラッチケースである。
【0027】すなわち、駆動モータ26からプーリベル
ト27を介して駆動軸62に伝達された駆動力は、洗い
行程時には、ベルトプーリ74の回転で駆動軸62が回
転し、ピニオン67が回転する。この際、モータ減速機
構24により排水弁14を開く必要がないので、ラチェ
ットギア77は、図8の如く、クラッチ片58によって
回転が止められており、スプリングクラッチ64は駆動
モータ26の正転時に緩むので、伝達体75の回転は駆
動軸受筒73に伝達されない。このとき、ギアケース6
5は、ブレーキ66が押圧されているので、回転しない
ようになっている。
【0028】ピニオン67は、大ギア68により一段減
速し、大ギア68は、ギア保持体69を介して遊星ギア
70aを回し、遊星ギア70aは、ギアケース65内に
加工されたリングギア70bと噛み合っているため、リ
ングギア70bに噛み合いながら遊転する。遊星ギア7
0aの回転力は、ギア保持体69から内軸19に伝達さ
れ、内軸19を回転させる。したがって、内軸19の先
端の回転翼18が一定の減速比でもって回転することで
洗い作用をなす。
【0029】脱水時には、駆動モータ26を逆転すると
共に、モータ減速機構24を作動して排水弁14を開く
が、この際、弁体16に連結された連結扞17は、プー
リ57の巻取りにより弁開方向へ引っ張られるので、ク
ラッチ片58はラチェットギア77から離間し、ブレー
キレバー(図示せず)を可動させることによりブレーキ
66が緩められる。これにより、ギアケース65は自由
回転可能となり、またラチェットギア77も空転するよ
うになる。伝達体75および駆動軸受筒73の外周面が
スプリングクラッチ64のスプリング自体の内径と僅か
に隙間があり、逆転することで伝達体75からの回転力
がスプリングクラッチ64に伝達され、スプリングクラ
ッチ64を締まり方向に働くよう巻くため、伝達体75
を駆動軸受筒73がスプリングによって固定される。し
たがって、ベルトプーリ74、駆動軸62および駆動軸
受筒73が一緒に回転し、ギアケース65に一体化され
た内槽4が回転することになる。
【0030】また、駆動軸受筒73と駆動軸62とが一
体回転し、ギアケース65が回転するため、減速比が大
でギア同志の噛合が大である減速装置63は、ギアケー
ス65と一体的に回転することになる。すなわち、脱水
時には、両者が一体的に高速回転して脱水作用をなす。
次に、本実施例の要旨を図1を参照して説明する。
【0031】本実施例の洗濯機は、図1の如く、前記外
槽2内の水位を検知する水位検知手段100と、前記回
転翼18の回転状態に応じてパルスを出力するパルス出
力手段101と、該パルス出力手段101および水位検
知手段100の出力信号に基づき、前記給水弁13の開
閉を制御する制御回路102とを備えている。前記水位
検知手段100は、高水位センサ100a、中水位セン
サ100b、低水位センサ100cおよび少量水位セン
サ100dから成り、該各水位センサ100a、100
b、100c、100dは、外槽2の内壁の所定位置に
それぞれ取り付けられている。
【0032】前記パルス出力手段101は、ロータリー
エンコーダであって、前記回転翼駆動手段23の駆動モ
ータ26に取り付けられている。そして、駆動モータ2
6の回転数に連動したパルスは、駆動モータ26が惰性
回転するときに生じる逆起電力をパルス出力手段101
でパルスに変換し、制御回路102に入力する。前記制
御回路102は、マイクロコンピュータを含み、CP
U、プログラムROMおよびデータRAM等を有してお
り、ROMに記憶されているプログラムに従って制御を
行なう。
【0033】そして、該制御回路102は、予め高水位
と中水位のしきい値A、中水位と低水位のしきい値Bお
よび低水位と少量水位のしきい値Cをそれぞれ記憶する
しきい値記憶手段103と、洗い行程に入る前に、回転
翼18にかかる負荷を検知するため、給水弁13を開い
て前記少量水位センサ100dが少量水位を検知するま
で洗濯水を外槽2に給水する負荷検知水位給水手段10
4と、該負荷検知水位給水手段104にて洗濯水を少量
水位まで給水した後、前記回転翼駆動手段24により予
め定められた負荷検知水流で回転翼18を回転駆動させ
(図4参照)、パルス出力手段101からのパルス出力
に基づき、回転翼駆動手段24の駆動モータ26を断電
したときのモータ16の惰性回転時のパルス数を積算し
て回転翼18にかかる負荷を演算し、該積算データa
と、前記しきい値記憶手段103で記憶されているしき
い値A,B,Cとを比較して洗い行程時の水位を設定す
る水位設定手段105と、該水位設定手段105で設定
された設定水位に基づき、給水弁13を開いて前記各水
位センサ100a、100b、100c、100dが当
該設定水位を検知するまで洗濯水を外槽2に給水する給
水手段106と、該給水手段106にて洗濯水を設定水
位まで給水した後、前記回転翼駆動手段24により所定
の洗い水流で回転翼18を回転駆動させて洗い行程を開
始する洗い開始手段107と、洗い行程中に、前記回転
翼駆動手段24の駆動出力と、パルス出力手段101か
らのパルス出力とを比較して、回転翼18の反転時の駆
動モータ26の惰性回転によるパルス数が所定回数(3
回)連続して一定パルス数(2パルス)以下になったと
き(図5参照)には、回転翼18に負荷がかかり過ぎて
いると判断する負荷変動判断手段108と、該負荷変動
判別手段108が回転翼18に負荷がかかり過ぎている
と判断されたとき、前記高水位センサ100aからの出
力信号に基づき現状水位が高水位か否か検知し、現状水
位が高水位以下の場合には給水弁13を一定時間(5
秒)開いて外槽2に追加給水を行なう追加給水手段10
9とを有している。
【0034】なお、前記しきい値記憶手段103は、し
きい値Aを記憶する第一しきい値記憶部103a、しき
い値Bを記憶する第二しきい値記憶部103bおよびし
きい値Cを記憶する第三しきい値記憶部103cを有し
ている。上記全自動洗濯機の洗い行程に入る前までの動
作を図2に基づいて説明する。スタートスイッチ10を
押して洗濯をスタートさせると、負荷検知水位給水手段
104が、回転翼18にかかる負荷を検知するため、給
水弁13を開いて洗濯水を外槽2に給水する。そして、
少量水位センサ100dが少量水位を検知すると、給水
弁13を閉じて給水をストップする(Step1〜
4)。
【0035】次に、回転翼駆動手段24により図4に示
した予め定められた負荷検知水流で回転翼18を回転駆
動させ、パルス出力手段101からのパルス出力に基づ
き、回転翼駆動手段24の駆動モータ26を断電したと
きのモータ26の惰性回転時のパルス数を積算して回転
翼18にかかる負荷を演算する(Step5)。ここ
で、積算結果をaとした場合、負荷量が多ければ多いほ
どモータ断電後の回転翼18の惰性回転数は、洗濯物の
重さがかかり小さくなる。したがって、駆動モータ26
の惰性回転数も小さくなり、積算データaは小さくな
る。
【0036】そして、水位設定手段105にて、積算デ
ータaと、しきい値記憶手段103で記憶されているし
きい値A,B,Cとを順次比較して積算データaがどこ
の水位にあてはまるかをみて洗い行程時の水位を設定す
る(Step6〜12)。すなわち、まずStep6で
積算データaを高水位と中水位のしきい値Aと比較し、
積算データaがしきい値Aより小さければStep7に
て高水位を決定し、もし積算データaがしきい値Aより
大きければStep8に移行する。そして、Step8
で積算データaを中水位と低水位のしきい値Bと比較
し、積算データaがしきい値Bより小さければStep
9にて中水位を決定し、もし積算データaがしきい値B
より大きければStep10に移行する。そして、St
ep10で積算データaを低水位と少量水位のしきい値
Cと比較し、積算データaがしきい値Cより小さければ
Step11にて低水位を決定し、もし積算データaが
しきい値Cより大きければStep12にて少量水位を
決定する。
【0037】その後、給水手段106にて給水弁13を
開いて給水を開始し、前記各水位センサ100a、10
0b、100c、100dが該当設定水位を検知するま
で給水し、洗いを開始する(Step13〜15)。次
に、洗い行程中の動作を図3に基づいて説明する。回転
翼18を反転スタートした後、40秒後に水位低下を水
位センサ100a、100b、100c、100dで見
て、もし水位が下がっているなら、設定水位まで給水弁
13を開いて給水する(Step16〜19)。
【0038】その後、負荷変動判断手段108にて回転
翼駆動手段24の駆動出力と、パルス出力手段101か
らのパルス出力とを比較して駆動モータ26の惰性回転
数をモニターし、図5のように、回転翼18の反転時の
駆動モータ26の惰性回転によるパルス数が2パルス以
下(2,1,0)が3回続くようなら、回転翼18に負
荷がかかり過ぎていると判断する(Step20,2
1)。
【0039】そして、高水位センサ100aからの出力
信号に基づき現状水位が高水位か否か検知し、現状水位
が高水位以外のとき、追加給水手段109にて給水弁1
3を5秒間開いて追加給水を行なう。この5秒間の追加
給水条件は、積算したパルス数のデータに基づいてもよ
く、また5秒間の給水のかわりに水位を1ランク上げて
もよい(Step22,23)。その後、予め定めた洗
い設定時間が経過すると、洗い行程を終了し、排水弁1
4を開いて濯ぎ行程へ移行する(Step24)。
【0040】このように、洗い行程中に、回転翼18に
負荷がかかり過ぎていると判断したときに、現状水位が
高水位以外であれば、追加給水手段109にて給水弁1
3を開いて追加給水を行なうよう構成しているから、洗
濯物の種類による精度のばらつき、駆動系による精度の
ばらつきを補正することができる。これにより、負荷量
検知の精度アップとなり、布傷みをより少なくし、無駄
な水、洗剤を使うことなく洗濯を可能にする。
【0041】次に、本発明の第二実施例を図13,14
に基づいて説明する。図13は本発明第二実施例に係る
全自動洗濯機の制御回路の機能ブロック図、図14は同
じくその洗いのフローチャートである。本実施例の制御
回路102は、図13の如く、予め高水位と中水位のし
きい値A、中水位と低水位のしきい値Bおよび低水位と
少量水位のしきい値Cをそれぞれ記憶するしきい値記憶
手段103と、洗い行程に入る前に、回転翼18にかか
る負荷を検知するため、給水弁13を開いて前記少量水
位センサ100dが少量水位を検知するまで洗濯水を外
槽2に給水する負荷検知水位給水手段104と、該負荷
検知水位給水手段104にて洗濯水を少量水位まで給水
した後、前記回転翼駆動手段24により予め定められた
負荷検知水流で回転翼18を回転駆動させ、パルス出力
手段101からのパルス出力に基づき、回転翼駆動手段
24の駆動モータ26を断電したときのモータ16の惰
性回転時のパルス数を積算して回転翼18にかかる負荷
を演算し、該積算データaと、前記しきい値記憶手段1
03で記憶されているしきい値A,B,Cとを比較して
洗い行程時の水位を設定する水位設定手段105と、該
水位設定手段105で設定された設定水位に基づき、給
水弁13を開いて前記各水位センサ100a、100
b、100c、100dが当該設定水位を検知するまで
洗濯水を外槽2に給水する給水手段106と、該給水手
段106にて洗濯水を設定水位まで給水した後、前記回
転翼駆動手段24により所定の洗い水流で回転翼18を
回転駆動させて洗い行程を開始する洗い開始手段107
と、洗い行程中に、前記回転翼駆動手段24の駆動出力
と、パルス出力手段101からのパルス出力とを比較し
て、回転翼18の反転時の駆動モータ26の惰性回転に
よるパルス数が所定回数(3回)連続して一定パルス数
(2パルス)以下になったときには、回転翼18に負荷
がかかり過ぎていると判断する負荷変動判断手段108
と、該負荷変動判別手段108が回転翼18に負荷がか
かり過ぎていると判断されたときの回数が何回目か計数
し、これが1回目ならば前記記憶手段103に記憶され
ているしきい値A,B,Cを書き換えるべきと判断する
計数手段200と、該計数手段200がしきい値A,
B,Cを書き換えるべきと判断したとき、高水位センサ
100aからの出力信号に基づき現状水位が高水位か否
か検知し、現状水位が高水位の場合には前記第一しきい
値記憶部103aに記憶されている高水位と中水位のし
きい値Aを書き換える第一しきい値書換手段201と、
該第一しきい値書換手段201により現状水位が高水位
以下と判別されたとき、中水位センサ100bからの出
力信号に基づき現状水位が中水位か否か検知し、現状水
位が中水位の場合には前記第二しきい値記憶部100b
に記憶されている中水位と低水位のしきい値Bを書き換
える第二しきい値書換手段202と、該第二しきい値書
換手段202により現状水位が中水位以下と判別された
とき、前記第三しきい値記憶部100cに記憶されてい
る低水位と少量水位のしきい値Cを書き換える第三しき
い値書換手段203とを有するものである。
【0042】上記全自動洗濯機の洗い行程に入る前まで
の動作は、第一実施例と同様であるので説明を省略し、
洗い行程中の動作を図14に基づいて説明する。回転翼
18を反転スタートした後、40秒後に水位低下を水位
センサ100a、100b、100c、100dで見
て、もし水位が下がっているなら、設定水位まで給水弁
13を開いて給水する(Step16〜19)。その
後、負荷変動判断手段108にて回転翼駆動手段24の
駆動出力と、パルス出力手段101からのパルス出力と
を比較して駆動モータ26の惰性回転数をモニターし、
図5のように、回転翼18の反転時の駆動モータ26の
惰性回転によるパルス数が2パルス以下(2,1,0)
が3回続くようなら、回転翼18に負荷がかかり過ぎて
いると判断する(Step20,21)。この様に、本
実施例は、パルス数が続けて3回、2以下が続くかどう
かを見るところまでは第一実施例と同じであるが、それ
以降が異なる。
【0043】Step21でパルス数2以下が続けて3
回きた場合、まずこれ以降の制御が2回行なわないよう
に、計数手段200にて2回目かどうかチェックする
(Step30)。もし、Step30で、パルス数2
以下が続けて3回きたのが2回目以上ならStep36
に移行し、洗い時間を見に行く。パルス数2以下が続け
て3回きたのが1回目であれば、しきい値書換手段20
1,202,203が現状水位を判定し、高水位の場合
は高水位と中水位のしきい値Aを下げ、中水位なら中水
位と低水位のしきい値Bを下げ、低水位なら低水位と少
量水位のしきい値Cを下げる(Step31〜35)。
【0044】すなわち、Step31で第一しきい値書
換手段201が高水位センサ100aからの出力信号に
基づき現状水位が高水位か否か検知し、現状水位が高水
位の場合にはStep32で第一しきい値記憶部103
aに記憶されている高水位と中水位のしきい値Aをマイ
ナスして書き換える。もし、Step31で現状水位が
高水位以下と判別されたとき、Step33に移行し、
第二しきい値書換手段202が中水位センサ100bか
らの出力信号に基づき現状水位が中水位か否か検知し、
現状水位が中水位の場合にはStep34で第二しきい
値記憶部100bに記憶されている中水位と低水位のし
きい値Bを書き換える。もし、Step33で現状水位
が中水位以下と判別されたとき、Step35に移行
し、第三しきい値書換手段203が第三しきい値記憶部
100cに記憶されている低水位と少量水位のしきい値
Cを書き換える。通常、このパルスは、適性水位なら、
3〜5パルスぐらいであるが、2パルスということは、
水位に対し、負荷が多く、水位が低いということであ
り、しきい値を下げることで、水位を高めに設定する。
【0045】このように、洗い行程中に、回転翼18に
負荷がかかり過ぎていると判断したときに、しきい値書
換手段201,202,203がしきい値を書き換える
よう構成しているから、次の洗濯のために、記憶手段1
03の各記憶部103a,103b,103c内に残し
ておくことができ、次の洗濯に際しては、最新のしきい
値で比較することができる。したがって、地域による電
圧差による精度の補正、また洗濯物の種類で一方にかた
よるような家庭では、精度を補正し、学習していく効果
があるので、負荷量検知の精度アップとなり、布傷みを
より少なくし、無駄な水、洗剤を使うことなく洗濯を可
能にする。
【0046】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の範囲内で上記実施例に多くの変更
または修正を加え得ることは勿論である。例えば、上記
第一実施例において、制御回路に第二実施例のしきい値
書換手段を設けてもよい。また、排水弁は電磁弁でもよ
く、パルス出力手段をベルトプーリに取り付けてもよ
い。
【0047】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明請
求項1によると、洗い行程中に、回転翼に負荷がかかり
過ぎていると判断したときに、追加給水手段にて給水弁
を開いて追加給水を行なうから、洗濯物の種類による精
度のばらつき、駆動系による精度のばらつきを補正でき
る。よって、負荷量検知の精度アップとなり、布傷みを
より少なくし、無駄な水、洗剤を使うことなく洗濯を可
能にする。
【0048】また、請求項2によると、洗い行程中に、
回転翼に負荷がかかり過ぎていると判断したときに、し
きい値書換手段がしきい値を書き換えるから、次の洗濯
のために、書き換えたしきい値を記憶手段に残しておく
ことができ、次の洗濯に際しては、最新のしきい値で比
較することができる。したがって、地域による電圧差に
よる精度の補正、また洗濯物の種類で一方にかたよるよ
うな家庭では、精度を補正し、学習していく効果がある
ので、負荷量検知の精度アップとなり、布傷みをより少
なくし、無駄な水、洗剤を使うことなく洗濯を可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例に係る全自動洗濯機の制御回
路の機能ブロック図である。
【図2】同じくその負荷量検知のフローチャートであ
る。
【図3】洗いのフローチャートである。
【図4】洗い行程前の負荷量検知時の駆動装置のパルス
数を示す図である。
【図5】洗い行程において回転翼の反転時の駆動装置の
惰性回転によるパルス数を示す図である。
【図6】全自動洗濯機の全体構成を示す概略図である。
【図7】図6のA部拡大断面図である。
【図8】排水弁および洗い、脱水を切り換えるためのモ
ータ減速切換機構の構成を示す図である。
【図9】モータ減速機構のモータ駆動部の断面図であ
る。
【図10】同じくモータ駆動部の各ギアの噛合状態を示
す図である。
【図11】スイッチ作動カムの回転に応じて作動する電
極板を示す図である。
【図12】図12(a)は巻取りプーリの巻始め位置を
示す図、図12(b)は巻取りプーリの巻終り位置を示
す図である。
【図13】本発明第二実施例に係る全自動洗濯機の制御
回路の機能ブロック図である。
【図14】同じくその洗いのフローチャートである。
【符号の説明】
1 洗濯機本体 2 外槽 4 内槽 13 給水弁 18 回転翼 23 回転翼駆動手段 24 モータ減速機構 25 クラッチ機構 26 駆動モータ 100 水位検知手段 100a 高水位センサ 100b 中水位センサ 100c 低水位センサ 100d 少量水位センサ 101 パルス出力手段 102 制御回路 103 しきい値記憶手段 104 負荷水位給水手段 105 水位設定手段 106 給水手段 107 洗い開始手段 108 負荷変動判断手段 109 追加給水手段 200 計数手段 201 第一しきい値書換手段 202 第二しきい値書換手段 203 第三しきい値書換手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】洗濯水および洗濯物を収容する洗濯槽と、
    該洗濯槽内に正逆回転可能に設けられ洗濯水および洗濯
    物を攪拌する回転翼と、該回転翼を回転駆動させる回転
    翼駆動手段と、前記洗濯槽内に洗濯水を給水する給水弁
    と、前記回転翼の回転状態に応じてパルスを出力するパ
    ルス出力手段と、該パルス出力手段からのパルス出力に
    基づき、前記給水弁の開閉を制御する制御回路とを備
    え、該制御回路は、洗い行程前に、前記パルス出力手段
    からのパルス出力に基づいて回転翼にかかる負荷を演算
    し、その演算結果に応じて水位を設定する水位設定手段
    と、該水位設定手段で設定された水位まで給水弁を開い
    て洗濯槽に給水する給水手段と、洗い行程中に、前記回
    転翼駆動手段の駆動出力と、パルス出力手段からのパル
    ス出力とを比較して、駆動出力に対して予め定められる
    パルスが出力されていないときには、回転翼に負荷がか
    かり過ぎていると判断する負荷変動判断手段と、該負荷
    変動判断手段にて回転翼に負荷がかかり過ぎていると判
    断されたとき、一定時間給水弁を開いて洗濯槽に追加給
    水する追加給水手段とを有することを特徴とする洗濯
    機。
  2. 【請求項2】洗濯水および洗濯物を収容する洗濯槽と、
    該洗濯槽内に正逆回転可能に設けられ洗濯水および洗濯
    物を攪拌する回転翼と、該回転翼を回転駆動させる回転
    翼駆動手段と、前記洗濯槽内に洗濯水を給水する給水弁
    と、前記回転翼の回転状態に応じてパルスを出力するパ
    ルス出力手段と、該パルス出力手段からのパルス出力に
    基づき、前記給水弁の開閉を制御する制御回路とを備
    え、該制御回路は、予め水位を設定する際に基準となる
    しきい値を記憶するしきい値記憶手段と、洗い行程前
    に、前記パルス出力手段からのパルス出力に基づいて回
    転翼にかかる負荷を演算し、その演算結果と、前記しき
    い値記憶手段で記憶されているしきい値とを比較して水
    位を設定する水位設定手段と、該水位設定手段で設定さ
    れた水位まで給水弁を開いて洗濯槽に給水する給水手段
    と、洗い行程中に、前記回転翼駆動手段の駆動出力と、
    パルス出力手段からのパルス出力とを比較して、駆動出
    力に対して予め定められるパルスが出力されていないと
    きには、回転翼に負荷がかかり過ぎていると判断する負
    荷変動判断手段と、該負荷変動判断手段にて回転翼に負
    荷がかかり過ぎていると判断されたときには、前記しき
    い値記憶手段で記憶されているしきい値を書き換えるし
    きい値書換手段とを有することを特徴とする洗濯機。
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