JPH058410U - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

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JPH058410U
JPH058410U JP5515891U JP5515891U JPH058410U JP H058410 U JPH058410 U JP H058410U JP 5515891 U JP5515891 U JP 5515891U JP 5515891 U JP5515891 U JP 5515891U JP H058410 U JPH058410 U JP H058410U
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JP
Japan
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frame
magnetic sensor
electromagnetic wave
magnet
output terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP5515891U
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English (en)
Inventor
昭博 有吉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Priority to US07/893,002 priority patent/US5278497A/en
Priority to DE4219923A priority patent/DE4219923C2/de
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、フレームに電磁波シールド機能
を付与し、電磁波シールドケースを不要とし、組み立て
工数を削減して、組み立て作業性を向上させる磁気セン
サを得ることを目的とする。 【構成】 インサート部23は、入出力端子9と銅プレ
ート24とが絶縁樹脂でモールド成形されている。この
インサート部23は、絶縁樹脂にステンレス繊維が充填
された複合導電材料で成形されたフレーム21と一体化
されている。フレーム21内には、磁石4が回転自在に
配設され、強磁性磁気抵抗素子6が搭載されたセラミッ
ク基板7が配設されている。フレーム21の開口部は、
複合導電材料で成形されたフタ22が熱溶着されてい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、磁石の回転にともなう感磁面を横切る磁束変化を検出する磁気セ ンサの電磁波シールド構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の磁気センサの一例を示す断面図であり、図において1は例えばポ リブチレンテレフタレート樹脂でモールド成形された磁気センサの樹脂フレーム 、2は樹脂フレーム1に回転自在に配設された回転軸、3は回転軸2の一端に固 着されたアーム、4は回転軸2の他端に接着剤5で接着固定された磁石、6強磁 性磁気抵抗素子(以下、MR素子という)であり、このMR素子6は、例えばガ ラス基板上に強磁性磁気抵抗材料であるNiFeの磁気抵抗パターンからなる感 磁面6aを形成し、絶縁樹脂でモールドした直方体形状をなし、側面に入出力用 の端子6bが形成されている。
【0003】 7は図示していないが配線パターンが形成されるとともに種々の電子部品が搭 載された回路基板としてのセラミック基板であり、このセラミック基板7上には 、MR素子6の感磁面6aが基板面に平行となるようにMR素子3を載置され、 端子6bが配線パターンにはんだ付けされている。ここで、このセラミック基板 4は基板面が磁石4と直交するように、つまり感磁面6aが磁石4と直交するよ うに樹脂フレーム1に収納保持されている。 8はMR素子6が搭載されたセラミック基板7を包囲して配設された電磁波シ ールドケースとしての銅ケース、9は貫通コンデンサ10を介してMR素子6の 出力を取り出す入出力端子、11は樹脂フレーム1の上部開口部を閉口するフタ である。
【0004】 つぎに、上記従来の磁気センサの動作について説明する。 例えば車両の燃料流路である吸気管内のスロットルバルブ(図示せず)の開閉 状態に連動してアーム3が回転する。このアーム3の回転は回転軸2を介して磁 石4に伝達され、アーム3の回転に連動して磁石4が回転する。 磁石4の回転によって、MR素子6の感磁面6aを横切る磁束が変化し、この 感磁面6aを横切る磁束の変化に応じてMR素子6の磁気抵抗パターンの抵抗値 が変化し、磁石4の回転角度に対応した電圧が出力される。 MR素子6からの出力電圧は増幅され、入出力端子9を介して外部装置(図示 せず)に出力され、スロットルバルブの開閉状態が検出される。 このように、従来の磁気センサは、例えば車両に搭載されるポジションセンサ として用いられる。
【0005】 ここで、MR素子6が搭載されたセラミック基板7を包囲して設けられた銅ケ ース8により、外部からの電磁波を遮蔽し、セラミック基板7に搭載されている 回路素子の誤動作を防止している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の磁気センサは以上のように、セラミック基板7を包囲して銅ケース8を 配設しているので、組み立て工数が増え、組み立て作業が複雑となるという課題 があった。
【0007】 この考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、部品点数を 少なくして組み立て工数を削減でき、簡便に組み立てられる磁気センサを得るこ とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る磁気センサは、フレームが、入出力端子と電磁波シールド板と が絶縁樹脂で一体成形されたインサート部と、複合導電材料で一体成形している ものである。
【0009】
【作用】 この考案においては、フレームが複合導電材料でインサート部と一体成形され 、インサート部には電磁波シールド板がモールドされているので、外部からの電 磁波は、フレームおよびインサート部の電磁波シールド板で遮蔽される。
【0010】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図について説明する。 図1はこの考案の一実施例を示す磁気センサの断面図であり、図において図3 に示した従来の磁気センサと同一または相当部分には同一符号を付し、その説明 を省略する。 図において、20はフレーム21とフタ22とからなる電磁波シールド機能を 有する磁気センサのケースであり、このフレーム21にはプリモールドされたイ ンサート部23が一体化されている。24はインサート部23に配設された電磁 波シールド板である銅プレートである。
【0011】 つぎに、図2の(a)、(b)に基づいて上記実施例の作製方法について説明 する。 まず、図2の(a)に示すように、貫通コンデンサ10が接続された入出力端 子9と銅プレート24とを型内に配置し、ポリブチレンテレフタレート樹脂を用 いてモールド成形して、インサート部23をプリモールドする。 ついで、インサート部23を型内に配置し、ポリブチレンテレフタレート樹脂 に導電性充填材であるステンレス繊維を充填した複合導電材料を用いてモールド 成形し、図2の(b)に示すように、インサート部品23が一体化されたフレー ム21を作製する。 また、フタ22も同様にポリブチレンテレフタレート樹脂にステンレス繊維を 充填した複合導電材料を用いて作製する。
【0012】 つぎに、フレーム21に回転自在に回転軸2を取り付け、回転軸2の一端にア ーム3を固着し、回転軸2の他端に接着剤5で磁石4を接着固定する。 さらに、MR素子6が搭載されたセラミック基板7をフレーム21内に配設し 、セラミック基板7と入出力端子9とを結線する。 その後、フレーム21の開口部を閉口するようにフタ22を載置し、熱溶着に よりフレーム21とフタ22とを一体化して、ケース20内に磁石4、MR素子 6等を収納した磁気センサを作製する。
【0013】 ここで、上記実施例は、図3に示した従来の磁気センサと同様に動作する。
【0014】 上記実施例では、ケース20を構成するフレーム21およびフタ22が複合導 電材料で成形され、かつ、絶縁樹脂で成形されているインサート部23には銅プ レート24が配設されているので、外部からケース20内に侵入する電磁波は遮 蔽され、セラミック基板7に搭載されている回路素子の誤動作が防止される。 このように、上記実施例では、ケース20が電磁波シールド機能を有している ので、従来の磁気センサにおける銅ケース8を用いる必要がなく、部品点数を少 なくでき、組み立て工数が削減でき、簡便に磁気センサを組み立てることができ る。
【0015】 ここで、上記実施例では、ポリブチレンテレフタレート樹脂に10μm径のス テンレス繊維を1vol%充填した複合導電材料を用いて電磁波シールド効果を 達成している。このことは、導電性充填材の接触による行路の形成に起因するも のと考えられ、充填材の繊維長あるいは粒径が大きい程、低充填率で大きな導電 率が得られる。
【0016】 なお、上記実施例では、導電性充填材としてステンレス繊維を用いて説明して いるが、炭素繊維、金属繊維、金属粉末等を用いても同様の効果を奏する。
【0017】
【考案の効果】
この考案によれば、フレームが複合導電材料でインサート部と一体成形され、 インサート部には電磁波シールド板がモールドされているので、銅ケース等の電 磁波シールドケースを配設する必要がなく、組み立て工数が削減でき、コストダ ウンが図れ、簡便に組み立てられる磁気センサが得られるという効果がある。
【提出日】平成4年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 7は図示していないが配線パターンが形成されるとともに種々の電子部品が搭 載された回路基板としてのセラミック基板であり、このセラミック基板7上には 、MR素子6の感磁面6aが基板面に平行となるように載置され、端子6bが配 線パターンにはんだ付けされている。ここで、このセラミック基板は基板面が 磁石4と直交するように、つまり感磁面6aが磁石4と直交するように樹脂フレ ーム1に収納保持されている。 8はMR素子6が搭載されたセラミック基板7を包囲して配設された電磁波シ ールドケースとしての銅ケース、9は貫通コンデンサ10を介してMR素子6の 出力を取り出す入出力端子、11は樹脂フレーム1の上部開口部を閉口するフタ である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 つぎに、上記従来の磁気センサの動作について説明する。 例えば車両の空気流路である吸気管内のスロットルバルブ(図示せず)の開閉 状態に連動してアーム3が回転する。このアーム3の回転は回転軸2を介して磁 石4に伝達され、アーム3の回転に連動して磁石4が回転する。 磁石4の回転によって、MR素子6の感磁面6aを横切る磁束が変化し、この 感磁面6aを横切る磁束の変化に応じてMR素子6の磁気抵抗パターンの抵抗値 が変化し、磁石4の回転角度に対応した電圧が出力される。 MR素子6からの出力電圧は増幅され、入出力端子9を介して外部装置(図示 せず)に出力され、スロットルバルブの開閉状態が検出される。 このように、従来の磁気センサは、例えば車両に搭載されるポジションセンサ として用いられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す磁気センサの断面図
である。
【図2】(a)、(b)はそれぞれ図1に示すこの考案
の磁気センサにおけるフレームの作製方法を示す工程断
面図である。
【図3】従来の磁気センサの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
4 磁石 6 強磁性磁気抵抗素子 6a 感磁面 7 セラミック基板(回路基板) 9 入出力端子 20 ケース 21 フレーム 22 フタ 23 インサート部 24 銅プレート(電磁波シールド板)

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 フレームとフタとからなるケースと、前
    記フレームに回転自在に配設された磁石と、前記フレー
    ムに保持され、強磁性磁気抵抗素子が搭載された回路基
    板と、前記回路基板に電気的に接続された入出力端子と
    を備え、前記磁石の回転角度を前記強磁性磁気抵抗素子
    を横切る磁束変化として検出する磁気センサにおいて、
    前記フレームは、複合導電材料で成形され、前記入出力
    端子と電磁波シールド板とが絶縁樹脂で一体成形された
    インサート部と、一体化されていることを特徴とする磁
    気センサ。
JP5515891U 1991-06-18 1991-07-17 磁気センサ Pending JPH058410U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5515891U JPH058410U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 磁気センサ
US07/893,002 US5278497A (en) 1991-06-18 1992-06-03 Magnetic sensor having a magnet-sensitive plane of an MR element arranged perpendicular to both a substrate plane and a magnet
DE4219923A DE4219923C2 (de) 1991-06-18 1992-06-17 Magnet-Sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5515891U JPH058410U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 磁気センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH058410U true JPH058410U (ja) 1993-02-05

Family

ID=12990942

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5515891U Pending JPH058410U (ja) 1991-06-18 1991-07-17 磁気センサ

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JP (1) JPH058410U (ja)

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