JPH04138207U - 磁気センサ - Google Patents

磁気センサ

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Publication number
JPH04138207U
JPH04138207U JP4671691U JP4671691U JPH04138207U JP H04138207 U JPH04138207 U JP H04138207U JP 4671691 U JP4671691 U JP 4671691U JP 4671691 U JP4671691 U JP 4671691U JP H04138207 U JPH04138207 U JP H04138207U
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JP
Japan
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magnet
magnetically sensitive
sensitive surface
magnetic sensor
magnetoresistive element
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Pending
Application number
JP4671691U
Other languages
English (en)
Inventor
昭博 有吉
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三菱電機株式会社 filed Critical 三菱電機株式会社
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、磁石の回転にともなう感磁面を
横切る磁束変化を検出する磁気センサ構造に関し、磁石
と強磁性磁気抵抗素子の感磁面との位置精度を簡便に確
保できる小型の磁気センサを得ることを目的とする。 【構成】 強磁性磁気抵抗素子6は、感磁面6aが基板
面と直交するように、セラミック基板7の配線パターン
に端子6bをはんだ付けされる。銅ケース11は、強磁
性磁気抵抗素子6が搭載されたセラミック基板7を包囲
して配設されている。この銅ケース11には、凹部12
が形成され、この凹部12に強磁性磁気抵抗素子6を嵌
合して、強磁性磁気抵抗素子6の位置決めをする。セラ
ミック基板7は、感磁面6aがフレーム1に回転自在に
配設された磁石4と直交するように、つまり基板面が磁
石2と相対するようにフレーム1に配設されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、磁石の回転にともなう感磁面を横切る磁束変化を検出する磁気セ ンサ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図3は従来の磁気センサの一例を示す断面図であり、図において1は磁気セン サの樹脂フレーム、2は樹脂フレーム1に回転自在に配設された回転軸、3は回 転軸2の一端に固着されたアーム、4は回転軸2の他端に接着剤5で接着固定さ れた磁石、6強磁性磁気抵抗素子(以下、MR素子という)であり、このMR素 子6は、例えばガラス基板上に強磁性磁気抵抗材料であるNiFeの磁気抵抗パ ターンからなる感磁面6aを形成し、絶縁樹脂でモールドした直方体形状をなし 、側面に入出力用の端子6bが形成されている。
【0003】 7は図示していないが配線パターンが形成されるとともに種々の電子部品が搭 載された回路基板としてのセラミック基板であり、このセラミック基板7上には 、MR素子6の感磁面6aが基板面に平行となるようにMR素子3を載置され、 端子6が配線パターンにはんだ付けされている。ここで、このセラミック基板4 は基板面が磁石4と直交するように、つまり感磁面6aが磁石4と直交するよう に樹脂フレーム1に収納保持されている。 8はMR素子6が搭載されたセラミック基板7を包囲して配設された電磁波シ ールドケースとしての銅ケース、9は貫通コンデンサ10を介してMR素子6の 出力を取り出す入出力端子である。
【0004】 つぎに、上記従来の磁気センサの動作について説明する。 例えば車両の燃料流路である吸気管内のスロットルバルブ(図示せず)の開閉 状態に連動してアーム3が回転する。このアーム3の回転は回転軸2を介して磁 石4に伝達され、アーム3の回転に連動して磁石4が回転する。 磁石4の回転によって、MR素子6の感磁面6aを横切る磁束が変化し、この 感磁面6aを横切る磁束の変化に応じてMR素子6の磁気抵抗パターンの抵抗値 が変化し、磁石4の回転角度に対応した電圧が出力される。 MR素子6からの出力電圧は増幅され、入出力端子9を介して外部装置(図示 せず)に出力され、スロットルバルブの開閉状態が検出される。 このように、従来の磁気センサは、例えば車両に搭載されるポジションセンサ として用いられる。
【0005】 ここで、MR素子6の検出動作は、感磁面6aを横切る磁束変化に基づいてい るので、磁石4と感磁面6aとの位置関係が、MR素子6の感磁特性に特に影響 することになる。上記従来の磁気センサでは、精密な位置決め治具(図示せず) を用いてセラミック基板7とMR素子6との位置決めをし、セラミック基板7上 の配線パターンにMR素子6の端子6bをはんだ付けしており、さらにセラミッ ク基板7を外径基準で樹脂フレーム1に収納することによって、磁石4と感磁面 6aとの位置精度を確保している。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
従来の磁気センサは以上のように、感磁面6aが基板面に平行となるようにM R素子6がセラミック基板7に搭載され、さらにセラミック基板7が基板面を磁 石4に直交するように配設されているので、磁気センサの長さ方向が大型化する という課題があった。
【0007】 さらに、セラミック基板7上の配線パターンに端子6bをはんだ付けし、セラ ミック基板7の外径基準で樹脂フレーム1に収納しているので、セラミック基板 7の外径精度を高精度に管理し、精密な位置決め治具を用いて磁石4と感磁面6 aとの位置精度を確保しなければならないという課題もあった。
【0008】 この考案は、上記のような課題を解決するためになされたもので、磁石とMR 素子の感磁面との位置精度を簡便に確保できる小型の磁気センサを得ることを目 的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この考案に係る磁気センサは、強磁性磁気抵抗素子の感磁面が回路基板の基板 面に直交するように強磁性磁気抵抗素子を回路基板に搭載し、かつ強磁性磁気抵 抗素子を嵌合して位置決めする位置決め部を電磁波シールドケースに設けたもの である。
【0010】
【作用】
この考案においては、MR素子の感磁面が回路基板の基板面に直交しているの で、MR素子を搭載している回路基板をその基板面が磁石と平行となるようにフ レームに配設でき、磁気センサの長さ方向の小型化が図られ、さらに、電磁波シ ールドケースに設けられた位置決め部にMR素子を嵌合しているので、電磁波シ ールドケース作製時に位置決め部を同時に高精度に形成でき、簡便にMR素子の 位置精度を高められるとともに、MR素子の倒れを防止する。
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図について説明する。 図1はこの考案の一実施例を示す断面図、図2は図1の要部分解断面図であり 、図において図3に示した従来の磁気センサと同一または相当部分には同一符号 を付し、その説明を省略する。 図において、11は箱形の上ケース11aと平板状の下板11bとからなる電 磁波シールドケースとしての銅ケース、12はMR素子6を嵌合する位置決め部 としての凹部12である。
【0012】 つぎに、上記実施例の作製について説明する。 まず、樹脂フレーム1が型成型される。この樹脂フレーム1には、位置関係が 高精度に確保された回転軸2の挿入孔と銅ケース11の設置部とが形成されてい る。 つぎに、MR素子6の端子6bをL字状に折り曲げ、感磁面6aが基板面と直 交するようにセラミック基板7上に位置決め載置し、配線パターンに端子6bを はんだ付けし、感磁面6aが基板面に直交するようにMR素子6をセラミック基 板7に搭載する。
【0013】 そして、MR素子6を上ケース11aの凹部12に嵌め込み、上ケース11a と下板11bとをあわせて、外周部をはんだシールして銅ケース11内にMR素 子6を搭載したセラミック基板7を収納する。ここで、上ケース11aを作製す る際に、金型成型で凹部12が同時に形成されるので、凹部12の位置は高精度 に確保できる。したがって、銅ケース11とMR素子6との位置関係が高精度に 確保されている。 つぎに、MR素子6を搭載したセラミック基板7が収納された銅ケース11を 、樹脂フレーム1に設けられた設置部に垂直に配設すると、感磁面6aと磁石4 とが互いに直交するように配置される。 また、回転軸2、アーム3、磁石4等は、図3に示した従来の磁気センサと同 様にして取り付けられる。
【0014】 ここで、上記実施例は、図3に示した従来の磁気センサと同様に動作する。
【0015】 上記実施例では、感磁面6aが基板面に直交するようにMR素子6をセラミッ ク基板7に搭載しているので、セラミック基板7が樹脂フレーム1に対して垂直 に配設することになり、磁気センサの長さ方向の大幅な小型化を図ることができ る。
【0016】 また、凹部12は銅ケース11に形成位置が精度よく簡便に形成され、この凹 部12へのMR素子6の嵌合によりMR素子6を位置決めしているので、精密な 位置決め治具を用いなくとも簡便に磁石4とMR素子6との位置精度を確保する ことができる。
【0017】 さらに、MR素子6が凹部12に嵌合されているので、振動等によるMR素子 6の位置ずれや倒れが防止され、長期的に磁石4とMR素子6との位置精度を確 保することができる。
【0018】
【考案の効果】
この考案によれば、感磁面が回路基板面と直交するように強磁性磁気抵抗素子 を回路基板に搭載しているので、磁石に基板面が平行となるように回路基板をフ レームに垂直に配設でき、磁気センサの長さ方向の小型化を図ることができ、ま た電磁波シールドケースに強磁性磁気抵抗素子を嵌合して位置決めする位置決め 部を設けているので、高精度の位置合わせ治具を用いなくとも磁石と強磁性磁気 抵抗素子との位置関係を高精度に確保でき、耐久性にすぐれた磁気センサが得ら れるという効果がある。
【提出日】平成4年7月9日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 7は図示していないが配線パターンが形成されるとともに種々の電子部品が搭 載された回路基板としてのセラミック基板であり、このセラミック基板7上には 、MR素子6の感磁面6aが基板面に平行となるようにMR素子6が載置され、 端子6が配線パターンにはんだ付けされている。ここで、このセラミック基板 は基板面が磁石4と直交するように、つまり感磁面6aが磁石4と直交するよう に樹脂フレーム1に収納保持されている。 8はMR素子6が搭載されたセラミック基板7を包囲して配設された電磁波シ ールドケースとしての銅ケース、9は貫通コンデンサ10を介してMR素子6の 出力を取り出す入出力端子である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】 つぎに、上記従来の磁気センサの動作について説明する。 例えば車両の空気流路である吸気管内のスロットルバルブ(図示せず)の開閉 状態に連動してアーム3が回転する。このアーム3の回転は回転軸2を介して磁 石4に伝達され、アーム3の回転に連動して磁石4が回転する。 磁石4の回転によって、MR素子6の感磁面6aを横切る磁束が変化し、この 感磁面6aを横切る磁束の変化に応じてMR素子6の磁気抵抗パターンの抵抗値 が変化し、磁石4の回転角度に対応した電圧が出力される。 MR素子6からの出力電圧は増幅され、入出力端子9を介して外部装置(図示 せず)に出力され、スロットルバルブの開閉状態が検出される。 このように、従来の磁気センサは、例えば車両に搭載されるポジションセンサ として用いられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図について説明する。 図1はこの考案の一実施例を示す断面図、図2は図1の要部分解断面図であり 、図において図3に示した従来の磁気センサと同一または相当部分には同一符号 を付し、その説明を省略する。 図において、11は箱形の上ケース11aと平板状の下板11bとからなる電 磁波シールドケースとしての銅ケース、12はMR素子6を嵌合する位置決め部 としての凹部である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】図1に示すこの考案の一実施例に要部分解断面
図である。
【図3】従来の磁気センサの一例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 樹脂フレーム 4 磁石 6 強磁性磁気抵抗素子 6a 感磁面 7 セラミック基板(回路基板) 11 銅ケース(電磁波シールドケース) 12 凹部(位置決め部)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームと、前記フレームに回転自在に
    配設された磁石と、前記フレームに保持され、電子部品
    が搭載された回路基板と、感磁面が前記磁石と直交する
    ように前記回路基板に搭載された強磁性磁気抵抗素子
    と、前記回路基板と前記強磁性磁気抵抗素子とを包囲し
    て配設された電磁波シールドケースとを備え、前記磁石
    の回転角度を前記感磁面を横切る磁束変化として検出す
    る磁気センサにおいて、前記感磁面が前記回路基板の基
    板面に直交するように前記強磁性磁気抵抗素子を前記回
    路基板に搭載し、前記電磁波シールドケースに前記強磁
    性磁気抵抗素子を嵌合して位置決めする位置決め部を設
    けたことを特徴とする磁気センサ。
JP4671691U 1991-06-18 1991-06-21 磁気センサ Pending JPH04138207U (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4671691U JPH04138207U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 磁気センサ
US07/893,002 US5278497A (en) 1991-06-18 1992-06-03 Magnetic sensor having a magnet-sensitive plane of an MR element arranged perpendicular to both a substrate plane and a magnet
DE4219923A DE4219923C2 (de) 1991-06-18 1992-06-17 Magnet-Sensor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4671691U JPH04138207U (ja) 1991-06-21 1991-06-21 磁気センサ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04138207U true JPH04138207U (ja) 1992-12-24

Family

ID=31926098

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4671691U Pending JPH04138207U (ja) 1991-06-18 1991-06-21 磁気センサ

Country Status (1)

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JP (1) JPH04138207U (ja)

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