JPH0582030A - 電子ビーム管 - Google Patents
電子ビーム管Info
- Publication number
- JPH0582030A JPH0582030A JP4059884A JP5988492A JPH0582030A JP H0582030 A JPH0582030 A JP H0582030A JP 4059884 A JP4059884 A JP 4059884A JP 5988492 A JP5988492 A JP 5988492A JP H0582030 A JPH0582030 A JP H0582030A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electron beam
- collector
- beam tube
- extension
- electron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J23/00—Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
- H01J23/02—Electrodes; Magnetic control means; Screens
- H01J23/027—Collectors
- H01J23/033—Collector cooling devices
Landscapes
- Microwave Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電子ビーム管の電子コレクタの熱放出を改善
する。 【構成】 電子コレクタの表面に、熱放出のための大き
な表面をもった少なくとも１つの延長部を有する電子ビ
ーム管で、少なくとも１つの延長部１，２が漏斗形でか
つ電子ビームの方向と同一方向に向いた広がりで広がっ
て形成されており、コレクタ８に比較的小さな開口度で
直接または間接的に固定されている。
する。 【構成】 電子コレクタの表面に、熱放出のための大き
な表面をもった少なくとも１つの延長部を有する電子ビ
ーム管で、少なくとも１つの延長部１，２が漏斗形でか
つ電子ビームの方向と同一方向に向いた広がりで広がっ
て形成されており、コレクタ８に比較的小さな開口度で
直接または間接的に固定されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は請求項１の上位概念に記
載の、熱放出のため大きな表面を持った少なくとも１つ
の延長部を電子コレクタの表面に有する電子ビーム管、
例えば宇宙空間で使用する進行波管に関する。
載の、熱放出のため大きな表面を持った少なくとも１つ
の延長部を電子コレクタの表面に有する電子ビーム管、
例えば宇宙空間で使用する進行波管に関する。
【０００２】
【従来の技術】そのような電子ビーム管は、例えばヨー
ロッパ特許公開第３７６８２７号公報から公知である。
ロッパ特許公開第３７６８２７号公報から公知である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、その
ような電子ビーム管の電子コレクタの方向性をもった熱
放出を改善することにある。
ような電子ビーム管の電子コレクタの方向性をもった熱
放出を改善することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は、請求項１の
特徴部分に記載の少なくとも１つの延長部が漏斗形にか
つ電子ビームの方向と同一方向に向いた広がりで広がっ
て形成されており、コレクタに比較的小さな開口度で直
接または間接的に固定されていることにより達成され
る。
特徴部分に記載の少なくとも１つの延長部が漏斗形にか
つ電子ビームの方向と同一方向に向いた広がりで広がっ
て形成されており、コレクタに比較的小さな開口度で直
接または間接的に固定されていることにより達成され
る。
【０００５】ここに記載した漏斗形すなわち円すい台筒
形である熱放出延長部の形状により、主として電子コレ
クタに到来する電子ビームの方向へ指向した熱の放出が
なされる。例えば進行波管のような衛星に使用する電子
ビーム管は、高速に加速された電子を捕捉するため加熱
される電子コレクタが、有利には衛星の外壁から突出す
るように衛星の中に組み込まれているため、熱が宇宙に
放出される。その際熱の放出は、衛星からできる限り離
れた方向に向けるとより改善される。
形である熱放出延長部の形状により、主として電子コレ
クタに到来する電子ビームの方向へ指向した熱の放出が
なされる。例えば進行波管のような衛星に使用する電子
ビーム管は、高速に加速された電子を捕捉するため加熱
される電子コレクタが、有利には衛星の外壁から突出す
るように衛星の中に組み込まれているため、熱が宇宙に
放出される。その際熱の放出は、衛星からできる限り離
れた方向に向けるとより改善される。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例を図を用いて詳しく説明
する。
する。
【０００７】図１には、衛星用進行波管の電子コレクタ
８に装着される、一方ではできる限り軽く他方でできる
限り良好な熱伝導率を有する金属から成る冷却体６が示
されている。この冷却体６は２つの漏斗形の、すなわち
円すい台形筒状の延長部１，２を有し、この延長部１，
２はコレクタ８の到来電子ビーム方向５と同一方向に向
いた広がりで広がりかつ異なる開口角αを有している。
この開口角αは電子ビームの出方向のものが、より小さ
くなっている、すなわち円すい台形筒１は、その手前に
ある円すい台形筒２よりも小さい開口角αを有する。
８に装着される、一方ではできる限り軽く他方でできる
限り良好な熱伝導率を有する金属から成る冷却体６が示
されている。この冷却体６は２つの漏斗形の、すなわち
円すい台形筒状の延長部１，２を有し、この延長部１，
２はコレクタ８の到来電子ビーム方向５と同一方向に向
いた広がりで広がりかつ異なる開口角αを有している。
この開口角αは電子ビームの出方向のものが、より小さ
くなっている、すなわち円すい台形筒１は、その手前に
ある円すい台形筒２よりも小さい開口角αを有する。
【０００８】さらに別のリング円板形の冷却延長部３
が、冷却体６の到来電子ビーム側の端部に設けられてい
る。しかしこの冷却リング円板３は、同じように開口角
αを有する円すい台形筒とすることも可能であり、この
開口角αは冷却延長部２の開口角よりも大きくしかし９
０度よりもやや小さくすると有利である。
が、冷却体６の到来電子ビーム側の端部に設けられてい
る。しかしこの冷却リング円板３は、同じように開口角
αを有する円すい台形筒とすることも可能であり、この
開口角αは冷却延長部２の開口角よりも大きくしかし９
０度よりもやや小さくすると有利である。
【０００９】延長部１，２及び３の外周は有利には輪郭
が皿状、有利にはほぼ球欠形になるよう選定される。冷
却体６を有するコレクタ８は実質的には管の長手軸線４
に対して回転対称に形成されている。場合により冷却体
延長部１，２及び３はコレクタ８の外側表面に直接に配
置あるいは固定することができる。しかし一般には延長
部１，２及び３をコレクタ８に熱が良好に伝導するよう
に固定される冷却体６の一部とすると有利である。
が皿状、有利にはほぼ球欠形になるよう選定される。冷
却体６を有するコレクタ８は実質的には管の長手軸線４
に対して回転対称に形成されている。場合により冷却体
延長部１，２及び３はコレクタ８の外側表面に直接に配
置あるいは固定することができる。しかし一般には延長
部１，２及び３をコレクタ８に熱が良好に伝導するよう
に固定される冷却体６の一部とすると有利である。
【００１０】延長部１，２及び３の表面は、到来電子ビ
ーム５に最も近い延長部３の到来電子ビーム側の表面７
を除いて、すべて高い熱放出率（Ｅr＞０．９）を有し
ている。これに対して延長部の到来電子ビーム５側の表
面７はわずかな熱放出率（Ｅr＜０．０５）を示す。こ
れらの熱放出特性は有利には、適当な処理及び／又はコ
ーティングにより実現される。
ーム５に最も近い延長部３の到来電子ビーム側の表面７
を除いて、すべて高い熱放出率（Ｅr＞０．９）を有し
ている。これに対して延長部の到来電子ビーム５側の表
面７はわずかな熱放出率（Ｅr＜０．０５）を示す。こ
れらの熱放出特性は有利には、適当な処理及び／又はコ
ーティングにより実現される。
【００１１】電子コレクタ８は有利には熱伝導の良好な
銅、ないし銅合金から成る。延長部１，２及び３を有す
る冷却体６は熱伝導の良好な金属から成る。冷却体はで
きるだけ重量の小さな、例えばアルミニウムや軽合金か
ら形成することができる。延長部１，２及び３は例えば
わずかな横断面を有する銅からも形成することができ
る。この場合漏斗形の延長部１，２及び３の機械的強度
を高めるため付加的な補強部材を設けると有利である。
銅、ないし銅合金から成る。延長部１，２及び３を有す
る冷却体６は熱伝導の良好な金属から成る。冷却体はで
きるだけ重量の小さな、例えばアルミニウムや軽合金か
ら形成することができる。延長部１，２及び３は例えば
わずかな横断面を有する銅からも形成することができ
る。この場合漏斗形の延長部１，２及び３の機械的強度
を高めるため付加的な補強部材を設けると有利である。
【図１】進行波管の電子コレクタの冷却体の断面略図で
ある。
ある。
１，２，３ 延長部 ６ 冷却体 ８ コレクタ
Claims (8)
- 【請求項１】 熱放出のため大きな表面をもった少なく
とも１つの延長部を電子コレクタの表面に有する電子ビ
ーム管、例えば宇宙空間にて使用するための進行波管に
おいて、 少なくとも１つの延長部（１，２）が漏斗形にかつ電子
ビームの方向と同一方向に向いた広がりで広がって形成
されており、コレクタ（８）に比較的小さな開口度で直
接または間接的に固定されていることを特徴とする電子
ビーム管。 - 【請求項２】 漏斗形延長部（１，２）は電子コレクタ
（８）に固定された冷却体（６）の一部であることを特
徴とする請求項１に記載の電子ビーム管。 - 【請求項３】 電子ビームの方向で第１番目の延長部
（３）の到来電子ビーム（５）側の表面（７）のみの熱
放出特性が悪く、これに対して延長部（１，２，３）の
その他すべての表面は良好な熱放出特性を有することを
特徴とする請求項１または２に記載の電子ビーム管。 - 【請求項４】 延長部（１，２，３）の外周面の輪郭は
湾曲した皿状の面、例えばほぼ球欠状の面であることを
特徴とする請求項１から３のいずれか１項に記載の電子
ビーム管。 - 【請求項５】 複数の漏斗形延長部（１，２，３）を備
え、前記延長部（１，２，３）の開口角（α）は電子ビ
ームの出方向のものが、より小さくなっていることを特
徴とする請求項１から４のいずれか１項に記載の電子ビ
ーム管。 - 【請求項６】 冷却体（６）はアルミニウムまたはアル
ミニウム合金から成り、かつ電子コレクタ（８）に熱が
良好に伝導するように装着されていることを特徴とする
請求項１から５のいずれか１項に記載の電子ビーム管。 - 【請求項７】 漏斗形延長部（１，２，３）がコレクタ
（８）の表面に直接固定、ないしコレクタ（８）と一体
的に連結されていることを特徴とする請求項１か５のい
ずれか１項に記載の電子ビーム管。 - 【請求項８】 漏斗形延長部（１，２，３）は銅または
銅合金から成ることを特徴とする請求項６に記載の電子
ビーム管。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4109664.9 | 1991-03-23 | ||
| DE4109664A DE4109664C2 (de) | 1991-03-23 | 1991-03-23 | Elektronenstrahlröhre |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31604798A Division JP3246658B2 (ja) | 1991-03-23 | 1998-11-06 | 電子ビーム管 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0582030A true JPH0582030A (ja) | 1993-04-02 |
| JP2885987B2 JP2885987B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=6428095
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4059884A Expired - Lifetime JP2885987B2 (ja) | 1991-03-23 | 1992-03-17 | 電子ビーム管 |
| JP31604798A Expired - Lifetime JP3246658B2 (ja) | 1991-03-23 | 1998-11-06 | 電子ビーム管 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31604798A Expired - Lifetime JP3246658B2 (ja) | 1991-03-23 | 1998-11-06 | 電子ビーム管 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5260623A (ja) |
| EP (1) | EP0505862B1 (ja) |
| JP (2) | JP2885987B2 (ja) |
| DE (2) | DE4109664C2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2700888B1 (fr) * | 1993-01-26 | 1995-04-07 | Matra Marconi Space France | Dispositif de refroidissement de tube à ondes progressives monté dans un satellite et satellite géostationnaire en comportant application. |
| US5649310A (en) * | 1994-06-15 | 1997-07-15 | Space Systems/Loral, Inc. | Signal translation and amplification system including a thermal radiation panel coupled thereto |
| JP2770804B2 (ja) * | 1995-10-06 | 1998-07-02 | 日本電気株式会社 | 進行波管のコレクタ |
| DE69717576T2 (de) * | 1996-09-19 | 2004-04-01 | NEC Microwave Tube, Ltd., Sagamihara | Emittierende Heizungsradiatoranordnung |
| DE102007062150A1 (de) * | 2007-09-14 | 2009-04-02 | Thales Electron Devices Gmbh | Vorrichtung zur Ableitung von Verlustwärme sowie Ionenbeschleunigeranordnung und Wanderfeldröhrenanordnung mit einer Wärmeleitanordnung |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE193507C (ja) * | 1900-01-01 | |||
| FR376827A (fr) * | 1907-04-17 | 1907-08-22 | Schinenbaugesellschaft Nuernberg A.-G. | Soufflerie pour aciéries |
| US2285662A (en) * | 1940-09-19 | 1942-06-09 | Westinghouse Electric & Mfg Co | Tube cooling means |
| US3448313A (en) * | 1966-10-10 | 1969-06-03 | Varian Associates | Efficient radiation cooled beam collector for linear beam devices |
| JPS5213873Y2 (ja) * | 1974-05-29 | 1977-03-29 | ||
| DE3138883A1 (de) * | 1981-09-30 | 1983-04-14 | Licentia Patent-Verwaltungs-Gmbh, 6000 Frankfurt | Waermeabstrahlendes metallisches bauteil |
| JPS61214327A (ja) * | 1985-03-20 | 1986-09-24 | Toshiba Corp | マイクロ波管のコレクタ構体 |
| FR2641414A1 (fr) * | 1988-12-30 | 1990-07-06 | Thomson Tubes Electroniques | Tube a faisceau d'electrons refroidi partiellement par rayonnement direct |
-
1991
- 1991-03-23 DE DE4109664A patent/DE4109664C2/de not_active Expired - Fee Related
-
1992
- 1992-03-03 US US07/844,840 patent/US5260623A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-14 EP EP92104430A patent/EP0505862B1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-14 DE DE59201047T patent/DE59201047D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-03-17 JP JP4059884A patent/JP2885987B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1998
- 1998-11-06 JP JP31604798A patent/JP3246658B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11219662A (ja) | 1999-08-10 |
| US5260623A (en) | 1993-11-09 |
| JP2885987B2 (ja) | 1999-04-26 |
| EP0505862B1 (de) | 1994-12-28 |
| EP0505862A2 (de) | 1992-09-30 |
| JP3246658B2 (ja) | 2002-01-15 |
| DE4109664C2 (de) | 2000-06-08 |
| DE59201047D1 (de) | 1995-02-09 |
| EP0505862A3 (en) | 1992-12-23 |
| DE4109664A1 (de) | 1992-09-24 |
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