JP2770804B2 - 進行波管のコレクタ - Google Patents

進行波管のコレクタ

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JP2770804B2 JP7286743A JP28674395A JP2770804B2 JP 2770804 B2 JP2770804 B2 JP 2770804B2 JP 7286743 A JP7286743 A JP 7286743A JP 28674395 A JP28674395 A JP 28674395A JP 2770804 B2 JP2770804 B2 JP 2770804B2
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J23/00Details of transit-time tubes of the types covered by group H01J25/00
    • H01J23/02Electrodes; Magnetic control means; Screens
    • H01J23/027Collectors
    • H01J23/033Collector cooling devices

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  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Microwave Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星に搭載される
高出力の進行波管に主として用いられる輻射冷却型進行
波管のコレクタ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】衛星搭載用の進行波管は、衛星放送や衛
星を利用したマイクロ波通信分野に使用されており、今
後ますますその重要性を増している。
【0003】この進行波管は、電子銃から放出された電
子ビームが遅波回路(低速波回路)を通過し、遅波回路
に沿って進行する電磁波とこの電磁波とほぼ等しい速度
で進行する電子流とが連続的に相互作用することによ
り、マイクロ波の増幅作用を行ったのちにコレクタに捕
捉される。そして、コレクタでは、電子ビームの運動エ
ネルギーが熱に変換され周囲に放散される。
【0004】特に、宇宙空間において、高出力の進行波
管を長期間にわたって正常に動作させるためには、コレ
クタで発生する熱が人工衛星本体の温度上昇を招かない
ようにしなければならない。
【0005】そこで、コレクタで発生した熱負荷を低減
する目的で、コレクタコアを人工衛星の構造体の外に突
き出して、発生する熱を直接宇宙空間に輻射させて放散
するように構成された輻射冷却型コレクタが用いられて
いる。
【0006】図3は、この種の従来の輻射冷却型進行波
管の構成を示す図である。
【0007】進行波管の管球は、電子銃部(1)、遅波
回路部(2)、コレクタ部(3)、高周波(RF)入力
端子(4)及びRF出力端子(5)から構成されてい
る。遅波回路(低速波回路)部(2)は、回路波の位相
速度を電子銃部(1)からの電子ビームの電子速度とほ
ぼ等しくするために用いられるもので、例えば帯域幅が
広く構造が簡易な螺旋回路等が用いられる。
【0008】図4は、コレクタ部の要部拡大図であり、
従来の放熱手段の一例を示したものである。
【0009】図4を参照して、銅製のコレクタコア(3
2)の内部にコレクタ電極(33)が配置され、コレク
タコア(32)の外周面上はセラミックコーティング
(31)を施す方法が用いられている。
【0010】このような輻射冷却型の進行波管の輻射に
よる放熱効果は、コレクタコア(32)の外周面上に被
膜されたセラミックコーティング膜(31)の輻射率特
性εで表されている。特に、衛星搭載用の進行波管で
は、進行波管が動作する環境が宇宙空間であるため、輻
射率特性は極めて重要なファクターである。
【0011】表1は、セラミックコーティングによる輻
射率特性の一例を示している。
【0012】溶射によるコーティング方法では、通常、
厚さ500μmのセラミックコーティング膜を有する。
この膜厚(=500μm)は、本発明者の研究によれ
ば、最適とされる膜厚である。すなわち、この膜厚以上
を溶射すると、コーティング膜の剥離が極めて生じやす
くなることが、本発明者の調査で明らかになっている。
【0013】また、500μm以下の膜厚では、輻射率
特性が膜厚の減少に比例して劣ることが明らかになって
いる。
【0014】表1に示すように、マグネシア−アルミナ
系(A1)で、輻射率特性ε=0.85、チタニア−ア
ルミナ系セラミック(A2)でε=0.86、酸化クロ
ム(A3)でε=0.86であった。すなわち、セラミ
ックコーティングによる最大輻射率はε=0.86であ
る。
【0015】ところが、衛星搭載用の進行波管の高出力
化に伴い、必要とされる輻射率特性εが年々上昇し、本
発明者の研究では、輻射率特性ε≧0.90が長期間の
安定動作には必要であることが判ったのである。
【0016】したがって、従来の放熱手段であるコレク
タコア(32)の外周部にセラミックコーティング(3
1)を施す方法では、チタニア−アルミナ系セラミック
(表1A2参照)と酸化クロム(表1A3参照)のセラ
ミックコーティングでは最大の輻射率0.86であり、
現在の衛星搭載用の高出力進行波管のコレクタの放熱特
性には不十分なのである。
【0017】さらに、従来の放熱手段のセラミックコー
ティングによる方法では、通常500μmの膜厚で使用
されるため機械的な振動により、皮膜のクラックあるい
は剥離などの問題が生じることがある。
【0018】また、他のコレクタの輻射方式として塗
装、有機薄膜等も選択される場合があるが、本発明者の
研究では、宇宙空間における耐紫外線性、宇宙塵などに
より輻射率特性が劣化するという大きな問題が明らかに
なっている。
【0019】このように、輻射冷却形コレクタの放熱体
は、人工衛星に搭載される進行波管に用いられるという
特殊な用途に鑑みて、より軽量性を兼ね備えているのと
同時に、機械的な振動や温度等の過酷な環境条件に対し
て極めて信頼性が求められ、その構造の放熱特性、耐紫
外線特性の安定性は極めて高いものが要求されている。
【0020】また、例えば特開昭63-45895号公報には、
アルミニウム回路基板材において、接着樹脂層の薄肉化
による放熱性を確保する一方で絶縁性にも優れたものと
なす方法として、アルミニウム基材の表面に硫酸陽極酸
化により絶縁性酸化被膜(硫酸被膜)を被覆形成しこの
硫酸被膜を介して接着樹脂層を付着形成する技術におい
て問題とされる、樹脂層とアルミニウム基材との密着
性、とりわけ加熱時の密着性に劣り、回路部品のはんだ
付け時等に甚しく銅箔等がはがれる危険性があるという
問題点を解消し、はんだ付け等の場合においても、アル
ミニウム基材と樹脂層ひいては銅箔等との良好な密着性
を保持し得るアルミニウム回路基材を提供することを目
的として、図5に示すように、アルミニウム基材(6)
表面を最大表面粗さRmax 8±3μmの表面粗さ範
囲に粗面化した後、陽極酸化処理により、その表面に厚
さ3〜20μmの陽極酸化皮膜(7)を形成することを
特徴とするアルミニウム回路基板材(8)の製造方法が
提案されている。
【0021】本発明者による実験では、上記方法をコレ
クタフィンに適用し、板厚3mmのJIS1100合金
からなるアルミニウム板をRmax 5〜11μmの表
面粗度に粗面化した後、その表面を厚さ20μmの陽極
酸化処理し、輻射率特性を調査したところ、輻射率特性
εは、最大値で0.81とされ、従来のセラミックコー
ティングによる方法の輻射率特性にも満たないことが明
らかになった。
【0022】したがって、上記公報に記載の技術をたん
に適用しただけでは、進行波管のコレクタの輻射率特性
は、要求される仕様を満足することができない。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、近年
の衛星に搭載される進行波管の高出力化に伴い、本発明
者の研究では、進行波管の輻射率特性εとしては、好ま
しくは0.90以上が必要とされている。そして、輻射
率特性εが0.90以上という値は、従来の手法である
セラミックコーティングでは、到底達成できない値であ
ることが本発明者の調査で明らかになった。
【0024】また、表1に示すように、セラミックコー
ティングによる皮膜は、500μmの膜厚で使用され機
械的な振動による皮膜のクラック、剥離等の問題が生じ
ることが懸念されている。
【0025】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、セラミックコーティング皮膜では達成できな
い、より高い輻射率特性ε(一例として好ましくは0.
90以上)を得ることを可能とする進行波管のコレクタ
構造を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、進行波管のコレクタコアの外周部に複数
の放熱フィン構造を具備してなる進行波管のコレクタに
おいて、前記放熱フィンの外周面上に輻射率特性に応じ
て所定の膜厚を有する陽極酸化層膜を具備すると共に、
前記陽極酸化層膜が所定の最大表面粗さを有することを
特徴とする進行波管のコレクタを提供する。
【0027】本発明の進行波管のコレクタにおいては、
好ましくは、前記陽極酸化層膜が封孔処理されてなるこ
とを特徴とする。
【0028】本発明者は、鋭意研究した結果、陽極酸化
層の膜厚により、輻射率が向上することを全く新たに見
い出した。本発明者のかかる知見に基づき本発明を完成
するに至った。すなわち、本発明においては、放熱フィ
ンの外周面上に好ましくは厚さ50μm以上の陽極酸化
層膜を有し、かつ該陽極酸化層膜の最大表面粗さが好ま
しくは12μm以上とされ、輻射率の向上を達成してい
る。
【0029】この陽極酸化層の膜厚と輻射率との関係
を、後により詳細に説明される、実験結果を図6および
表2に示す。図6は、陽極酸化層の膜厚と輻射率の関係
を2つの表面粗度(四角は1〜3μm,三角は12〜1
4μm)について測定した結果を図示している。
【0030】表2は、Rmax1〜3μm、Rmax1
2〜14μm、Rmax18〜20μmの表面粗度に試
料について、各膜厚について、陽極酸化層膜を施した実
験結果を一覧としてまとめた表である。
【0031】すなわち、図6より、陽極酸化層膜が5μ
m、10μm、20μm、30μm、40μm、50μ
mと膜厚をより厚くすることにより、輻射率が上昇する
ことが判る。
【0032】しかしながら、陽極酸化層膜の厚さが50
μm未満の試料(表1のB12参照)では、衛星搭載用
の進行波管の輻射率特性ε≧0.90を満足することは
できないことが判る。
【0033】すなわち、輻射率特性ε≧0.90を満足
するためには、表2に試料(B14)および(B17)
のように、50μmの陽極酸化層膜を有することが必要
であることが判る。
【0034】また、本発明において、該陽極酸化層膜の
最大表面粗度Rmaxを好ましくは12μm以上とした
のは、陽極酸化層膜の最大表面粗度Rmaxと輻射率ε
との実験結果を図示した図8に示すごとく、最大表面粗
度Rmaxが12μm未満においては、50μmの陽極
酸化層膜を有していても、輻射率εが0.9以上という
特性を満足できないことが判明したためである。
【0035】さらに、表2の試料(B15)および図8
に示すように、12μm以上の粗面化による輻射率の上
昇効果は極めて少ないことが判った。
【0036】すなわち、最大表面粗さRmaxが12μ
m以上を有することにより、輻射率特性には満足する効
果が得られると知見したのである。
【0037】なお、表面に形成する酸化被膜は、本発明
者の調査により、硫酸被膜、クロム酸被膜、リン酸被
膜、蓚酸被膜に限定されるものではない。
【0038】また、本発明において、好ましくは、50
μm以上の陽極酸化層膜を有し、かつ封孔処理を施すこ
ととしたのは、封孔処理により輻射率特性が向上するこ
とを見出したためである。
【0039】また、表3は、前述の試料の陽極酸化後に
封孔処理を施した試料である。また、図7は、表3の結
果をグラフ化したものである。
【0040】すなわち、表2の試料と表3の対応する番
号の試料、例えば試料(B1)と試料(C1)、試料
(B2)と試料(C2)、および試料(B3)と試料
(C3)について、前者が未封孔処理、後者が封孔処理
を施したものである。
【0041】このように、陽極酸化層の膜厚および表面
粗度によらず、封孔処理を施すことにより、輻射率特性
が0.02ないし0.03上昇することを、本発明者は
全く新たに見いだしたのである。すなわち、厚さが50
μm以上の陽極酸化層を有しかつ封孔処理を施した構造
により、輻射率特性ε≧0.90を満足することができ
る。
【0042】また、本発明において、放熱フィンの外周
面上に好ましくは厚さ45μm以上の封孔処理を施した
陽極酸化層膜を有し、かつ該陽極酸化層膜の最大表面粗
さが好ましくは12〜14μmとされるのは、本発明者
の研究により、封孔処理を施した陽極酸化層膜が45μ
mであっても、Rmaxが12μm未満では、図9に示
すように、輻射率特性ε≧0.90を満足できないこと
が明らかになったためである。
【0043】図9は、封孔処理を施した陽極酸化層膜4
5μmにおける最大表面粗度と輻射率との関係を示すグ
ラフである。すなわち、図9を参照して、封孔処理を施
した陽極酸化層膜が45μmの該表面粗度がRmax1
2μm未満の試料では、輻射率特性ε≧0.90を満足
できないことを本発明者が明らかとした。
【0044】したがって、封孔処理を施した45μm以
上の陽極酸化層膜の最大表面粗度Rmaxが12μm以
上において、輻射率特性ε≧0.90を満足すると知見
するに至ったためである。
【0045】本発明に係る進行波管のコレクタは、輻射
率0.90以上を有し、このため、衛星に搭載した際に
宇宙空間で進行波管の動作により発生した熱を効率良く
十分に放熱することができる。
【0046】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に説明する。
【0047】
【実施形態1】本発明の実施の形態として、コレクタの
放熱フィンの予備実験を実施した本発明の実施例を比較
試料との対比において説明する。なお、以下では、例え
ば、実験試料のうち好ましくは0.9以上の値の輻射率
が得られた試料を本発明の実施例といい、輻射率が0.
9未満のものを比較試料とするが、本発明は、その原理
に従い陽極酸化層膜の膜厚と所定の表面粗度に従い所望
の輻射率(例えば0.89等)を得ることを可能とした
試料を含むことは勿論である。
【0048】厚さ3mmのJIS5052合金からなる
アルミニウム板を用意し、各試料に以下のような処理を
施して作製した。
【0049】アルミニウム板表面の粗面化は、表面粗度
Rmax18〜20μmの試料には、粒度#50メッシ
ュのアルミナ粉末と水との混濁液、またRmax12〜
14μmの表面粗度には、アルミニウム粉末粒度#12
0と水の混濁液、さらにRmax1〜3μmの表面粗度
には、アルミナ粉末粒度#600を使用し、ブラスト処
理により粗面化を行なった。
【0050】また、陽極酸化被膜については、硫酸法に
より行われ、容積比10%硫酸水溶液、液温0℃で実施
した。
【0051】陽極酸化被膜の電解条件は、電流は5Aと
一定とし、陽極酸化被膜の膜厚に応じて、それぞれ電解
時間を3分(膜厚5μm)、6分(膜厚10μm)、1
2分(膜厚20μm)、18分(膜厚30μm)、24
分(膜厚40μm)、27分(膜厚45μm)、29.
4分(膜厚49μm)、30分(膜厚50μm)、36
分(膜厚60μm)で行った。表2、表3、および図
6、図7に、本実験の結果を示す。各試料の詳細は次の
通りである。
【0052】表2を参照して、第1の試料(B1)は、
厚さ3mmのJIS5052合金板材を最大表面粗度R
max 1〜3μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化
処理を施し、陽極酸化層の膜厚を5μmとしたアルミニ
ウム板材である。
【0053】第2の試料(B2)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax 12〜1
4μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、
陽極酸化層の膜厚を5μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0054】第3の試料(B3)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax 1〜3μ
mに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極
酸化層の膜厚を10μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0055】第4の試料(B4)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜14
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を10μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0056】第5の試料(B5)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μm
に粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極酸
化層の膜厚を20μmとしたアルミニウム板材である。
【0057】第6の試料(B6)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜14
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を20μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0058】第7の試料(B7)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μm
に粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極酸
化層の膜厚を30μmとしたアルミニウム板材である。
【0059】第8の試料(B8)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜14
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を30μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0060】第9の試料(B9)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μm
に粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極酸
化層の膜厚を40μmとしたアルミニウム板材である。
【0061】第10の試料(B10)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜
14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を40μmとしたアルミニウム板
材である。
【0062】第11の試料(B11)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を49μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0063】第12の試料(B12)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜
14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を49μmとしたアルミニウム板
材である。
【0064】第13試料(B13)は、厚さ3mmのJ
IS5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μ
mに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極
酸化層の膜厚を50μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0065】第14の試料(B14)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜
14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を50μmとしたアルミニウム板
材である。
【0066】第15の試料(B15)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax18〜
20μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を50μmとしたアルミニウム板
材である。
【0067】第16の試料(B16)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を60μmとしたアルミニウム板材であ
る。
【0068】第17の試料(B17)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜
14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を60μmとしたアルミニウム板
材である。
【0069】第18の試料(B18)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax18〜
20μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を60μmとしたアルミニウム板
材である。
【0070】表3を参照して、封孔処理を施した第1の
試料(C1)は、厚さ3mmのJIS5052合金板材
を最大表面粗度Rmax1〜3μmに粗面化し、硫酸法
による陽極酸化処理を施し、陽極酸化層の膜厚を5μm
とした後、封孔処理を施したアルミニウム板材である。
【0071】第2の試料(C2)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜14
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を5μmとした後、封孔処理を施したア
ルミニウム板材である。
【0072】第3の試料(C3)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μm
に粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極酸
化層の膜厚を10μmとした後、封孔処理を施したアル
ミニウム板材である。
【0073】第4の試料(C4)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜14
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を10μmとした後、封孔処理を施した
アルミニウム板材である。
【0074】第5の試料(C5)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μm
に粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極酸
化層の膜厚を20μmとした後、封孔処理を施したアル
ミニウム板材である。
【0075】第6の試料(C6)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜14
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を20μmとした後、封孔処理を施した
アルミニウム板材である。
【0076】第7の試料(C7)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μm
に粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極酸
化層の膜厚を30μmとした後、封孔処理を施したアル
ミニウム板材である。
【0077】第8の試料(C8)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜14
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を30μmとした後、封孔処理を施した
アルミニウム板材である。
【0078】第9の試料(C9)は、厚さ3mmのJI
S5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3μm
に粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽極酸
化層の膜厚を40μmとした後、封孔処理を施したアル
ミニウム板材である。
【0079】第10の試料(C10)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜
14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を40μmとした後、封孔処理を
施したアルミニウム板材である。
【0080】第11の試料(C11)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax1〜3
μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、陽
極酸化層の膜厚を45μmとした後、封孔処理を施した
アルミニウム板材である。
【0081】第12の試料(C12)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax12〜
14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を45μmとした後、封孔処理を
施したアルミニウム板材である。
【0082】第13の試料(C13)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax18〜
20μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を45μmとした後、封孔処理を
施したアルミニウム板材である。
【0083】第14の試料(C14)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax 1〜
3μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、
陽極酸化層の膜厚を50μmとした後、封孔処理を施し
たアルミニウム板材である。
【0084】第15の試料(C15)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax 12
〜14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を50μmとした後、封孔処理を
施したアルミニウム板材である。
【0085】第16の試料(C16)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax 1〜
3μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施し、
陽極酸化層の膜厚を60μmとした後、封孔処理を施し
たアルミニウム板材である。
【0086】第17の試料(C17)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax 12
〜14μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を60μmとした後、封孔処理を
施したアルミニウム板材である。
【0087】第18の試料(C18)は、厚さ3mmの
JIS5052合金板材を最大表面粗度Rmax 18
〜20μmに粗面化し、硫酸法による陽極酸化処理を施
し、陽極酸化層の膜厚を60μmとした後、封孔処理を
施したアルミニウム板材である。
【0088】そして、上述した試料(B14)、(B1
5)、(C12)、(C13)、(C14)、(C1
5)および(C16)のアルミニウム板材の輻射率特性
εを調査すると表2、表3に示す通りとなる。
【0089】本発明の上記実施例では、JIS5052
合金からなるアルミニウム板材を、アルミナ粉末と水の
混濁液を使用しブラスト処理することにより、最大表面
粗度Rmax12〜14μmした後、硫酸法による陽極
酸化層を実施し、陽極酸化層膜50μmの試料(B1
4)、Rmax18〜20μmで陽極酸化層膜50μm
の試料(B15)、Rmax12〜14μmで陽極酸化
層膜60μmの試料(B17)、Rmax18〜20μ
mで陽極酸化層膜60μmの試料(B18)において、
輻射率特性εが0.90以上が得られている。
【0090】また、陽極酸化層膜を50μm以上有しか
つ封孔処理を実施した試料(C13)、試料(C1
4)、試料(C15)、試料(C16)、試料(C1
7)、試料(C18)で輻射率特性εとして、それぞれ
0.90、0.90、0.92、0.91、0.93、
0.93の値が得られている。
【0091】さらに、最大表面粗度Rmax12〜14
μmで、封孔処理を施した陽極酸化層膜を45μm有す
る試料(C12)では、輻射率特性ε 0.90が得ら
れた。
【0092】以上から、本発明の実施例により、衛星搭
載用の進行波管のコレクタにおいて好ましくは輻射率特
性ε≧0.90が得られることが判る。
【0093】
【実施形態2】図1(A)は、本発明の一実施形態に係
るコレクタの断面を示す図である。また図1(B)は本
発明の一実施形態に係るコレクタの構成を説明するため
の平面図である。図2は、図1(B)の要部の部分拡大
図である
【0094】図1及び図2を参照して、φ120mmの
JIS5052アルミニウム合金棒より、図示の如く、
コレクタコア(32)の外周部に、複数のフィン形状を
有する放熱フィン(37)を切削加工し、放熱フィン
(37)のコレクタコア(32)との密着面以外(すな
わち外周面)には粒度#120のアルミナ粉末と水の混
濁液にてブラスト処理し、表面粗度をRmax 12〜
14μmと粗面化した。なお、中空の放熱フィン(3
7)はコレクタコア(32)と嵌合され、その当接面は
例えば鏡面仕上げされている。
【0095】また、放熱フィン(37)の密着面(コレ
クタコア32との密着面)以外には、硫酸法による表面
上に厚さ50μmの陽極酸化層を成膜し、熱湯法により
封孔処理を施した陽極酸化層膜(38)を有してなる進
行波管のコレクタを製作した。
【0096】陽極酸化処理の条件は、容積比10%硫酸
水溶液にて、電流5A、電解時間30分で行った。本発
明の一実施形態に係るコレクタの輻射率特性を調査する
と、輻射率ε=0.92を達成することができたのであ
る。
【0097】なお、アルミニウムの材質については、本
発明者の研究によると、JIS5052合金の適用が望
ましいことが判明したが、本発明はこれに限定されるも
のではない。例えばJIS1050、JIS3004等
のアルミニウム合金を適用した場合にも、同等の輻射率
特性の作用効果を奏することを本発明者は確認してい
る。
【0098】上述のような構造を有する衛星に搭載され
る高出力の進行波管のコレクタは、好ましくは輻射率
0.90以上を有している。そのため、宇宙空間で進行
波管が動作して発生した熱を効率良く十分に放熱するこ
とができる。
【0099】
【表1】
【0100】
【表2】
【0101】
【表3】
【0102】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
衛星に搭載される進行波管のコレクタ電極で発生した熱
は、速やかに宇宙空間に熱を放散でき、衛星搭載用の高
出力の進行波管のコレクタとして、放熱特性を向上する
ことができる。
【0103】また、従来のセラミックコーティング被膜
の輻射冷却型コレクタでは、コレクタコアの材質の比重
およびコーティング膜厚が500μmであるためアルミ
ニウム製の本発明に係るコレクタと比して、重量比で1
/2と軽量化することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る輻射冷却型コレクタ
の断面図及び平面図である。 (A)断面図である。 (B)平面図である。
【図2】図1の主要部拡大図である。
【図3】従来の輻射冷却型進行波管の構成の一例を示す
図である。
【図4】従来のコレクタ構造の主要部拡大図である。
【図5】従来のアルミニウム回路基板材の構成の一例を
示す図である。
【図6】陽極酸化層膜(封孔処理無し)の膜厚と輻射率
との関係を例示するための実験結果をグラフ表示した図
である。
【図7】陽極酸化層膜(封孔処理有り)の膜厚と輻射率
との関係を例示するための実験結果をグラフ表示した図
である。
【図8】陽極酸化層膜50μm(封孔処理無し)におけ
る最大表面粗度と輻射率との関係を例示するための実験
結果をグラフ表示した図である。
【図9】陽極酸化層膜45μm(封孔処理有り)におけ
る最大表面粗度と輻射率との関係を例示するための実験
結果をグラフ表示した図である。
【符号の説明】
1 電子銃部 2 遅波回路 3 コレクタ部 4 RF入力端子 5 RF出力端子 6 アルミニウム基材 7 陽極酸化皮膜 8 アルミニウム回路基板材 31 セラミックコーティング 32 コレクタコア 33 コレクタ電極 37 放熱フィン(コレクタフィン) 38 陽極酸化層膜(陽極酸化皮膜)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C25D 11/04 H01B 5/00 H05K 7/20

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】進行波管のコレクタコアの外周部に複数の
    放熱フィン構造を具備してなる進行波管のコレクタにお
    いて、 前記放熱フィンの外周面上に輻射率特性に応じて所定の
    膜厚を有する陽極酸化層膜を具備すると共に、前記陽極
    酸化層膜が所定の最大表面粗さを有することを特徴とす
    る進行波管のコレクタ。
  2. 【請求項2】前記陽極酸化層膜が封孔処理されてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の進行波管のコレクタ。
  3. 【請求項3】前記輻射率特性が約0.82以上であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2記載の進行波管のコレク
    タ。
  4. 【請求項4】前記輻射率特性が約0.9以上であること
    を特徴とする請求項1又は2記載の進行波管のコレク
    タ。
  5. 【請求項5】進行波管のコレクタコアの外周部に複数の
    放熱フィン構造を有する進行波管のコレクタにおいて、 前記放熱フィンの外周面上に厚さが略50μm以上の陽
    極酸化層膜を有し、かつ該陽極酸化層膜の最大表面粗さ
    が略12μm以上である構造を有することを特徴とする
    進行波管のコレクタ。
  6. 【請求項6】前記陽極酸化層膜の膜厚が略50μmとさ
    れ最大表面粗さが略12〜14μmであることを特徴と
    する請求項5記載の進行波管のコレクタ。
  7. 【請求項7】前記陽極酸化層膜の膜厚が略60μmとさ
    れ最大表面粗さが略12〜18μmであることを特徴と
    する請求項5記載の進行波管のコレクタ。
  8. 【請求項8】進行波管のコレクタコアの外周部に複数の
    放熱フィン構造を有する進行波管のコレクタにおいて、 前記放熱フィンの外周面上に厚さが略45μm以上の封
    孔処理を施した陽極酸化層膜を有し、かつ該陽極酸化層
    膜の最大表面粗さが略12μm以上である構造を有する
    ことを特徴とする進行波管のコレクタ。
  9. 【請求項9】進行波管のコレクタコアの外周部に複数の
    放熱フィン構造を有する進行波管のコレクタにおいて、 前記放熱フィンの外周面上に厚さが略50μm以上の封
    孔処理を施した陽極酸化層膜を有し、かつ該陽極酸化層
    膜の最大表面粗さが略12μm以上である構造を有する
    ことを特徴とする進行波管のコレクタ。
  10. 【請求項10】進行波管のコレクタコアの外周部に複数
    の放熱フィン構造を具備してなる進行波管のコレクタに
    おいて、 前記放熱フィンの外周面上が所定の膜厚を有する陽極酸
    化層膜を備えたことを特徴とする進行波管のコレクタ。
  11. 【請求項11】前記放熱フィンの外周面上の前記陽極酸
    化層膜が所定の表面粗度を有することを特徴とする請求
    項8記載の進行波管のコレクタ。
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