JPH0581731A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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Publication number
JPH0581731A
JPH0581731A JP3267182A JP26718291A JPH0581731A JP H0581731 A JPH0581731 A JP H0581731A JP 3267182 A JP3267182 A JP 3267182A JP 26718291 A JP26718291 A JP 26718291A JP H0581731 A JPH0581731 A JP H0581731A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotary drum
tape
sensor
detected
moisture
Prior art date
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Pending
Application number
JP3267182A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Iwasaki
彰夫 岩崎
Tadahiro Saito
忠弘 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP3267182A priority Critical patent/JPH0581731A/ja
Publication of JPH0581731A publication Critical patent/JPH0581731A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回転ドラムの水分を迅速且つ確実に検出でき
ると共に、水分検出後は、回転ドラムに付着する水分が
完全になくなってからテープ走行動作が行えるようにし
た磁気記録再生装置を提供すること。 【構成】 デュセンサ20を、回転ドラム11の水分を
検出するときは該回転ドラム近傍に、その水分検出後は
乾燥しにくい位置に変位させるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は回転ドラムの水分(露)
を検出するデュセンサを有する磁気記録再生装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、デュセンサによって回転ドラムに
水分が付着しているか否かを検出し、その検出結果に基
づいて、ローディング機構のテープ走行動作を制御する
ようにした磁気記録再生装置は公知である。図7は従来
の磁気記録再生装置を示す平面図である。即ち、この磁
気記録再生装置はシャーシ1を備えており、このシャー
シ1上には回転ドラム2が回転自在に設けられている。
この回転ドラム2の近傍に位置してシャーシ1上にはデ
ュセンサ3が固定されている。このデュセンサ3は、回
転ドラム2に水分が付着しているか否かを検出するもの
である。また、シャーシ1にはローディング機構4が設
けられている。このローディング機構4は、図示しない
テープカセット内のテープを引き出して回転ドラム2に
巻き付ける入口ポストユニット5と出口ポストユニット
6とを有している。そして、シャーシ1上の一対のリー
ル61,62上の所定位置に前記テープカセットが装填さ
れると、ローディングモータ7が一方向に回転し、入口
ポストユニット5と出口ポストユニット6が矢印A方向
に移動することにより、テープカセットからテープを引
き出し、回転ドラム2に前記テープを巻き付ける。この
状態でデュセンサ3により回転ドラム2の水分が検出さ
れなければ、このテープを所定方向に走行させて通常の
記録又は再生動作が行われるものである。
【0003】しかし、デュセンサ3により回転ドラム2
に水分が付着していることが検出されると、デュセンサ
3からの信号により回転ドラム2に付着している水分が
なくなるまで、ローディング機構4によるテープの走行
動作が禁止される。
【0004】その後、回転ドラム2に水分が付着してい
ないことがデュセンサ3によって検出されると、このデ
ュセンサ3からの信号によりローディング機構4に対す
るテープ走行動作の禁止が解除されて、テープが所定方
向へ走行されて通常の記録又は再生動作が行われるもの
である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の磁気記録再生装置にあっては、デュセンサ3
が回転ドラム2近傍に位置してシャーシ1上面に固定さ
れているため、回転ドラム2の水分の検知は迅速に行え
るが水分検知後におけるデュセンサ3の乾きが促進され
るため、実際には回転ドラム2に未だ水分が付着してい
るにも拘らず前記デュセンサ3が乾燥することによっ
て、ローディング機構4に対するテープ走行動作の禁止
が解除されてしまい、テープエラーあるいはテープダメ
ージ等の不具合を生ずる。
【0006】そこで、このような不具合を解消するため
にマイクロコンピュータを内蔵して、デュセンサ3によ
り回転ドラム2の水分が検出されたときは、一定時間経
過するまでローディング機構4に対するテープ走行動作
を禁止する手段が考えられる。しかし、このような手段
では、不用意に電源が「オフ」されてしまえば機能しな
いので、上述した不具合を確実に解消することができな
い。
【0007】また、デュセンサ3を乾燥しにくい位置、
例えば、シャーシ1下面の奥深い位置に設置すると、回
転ドラム2の水分検出後、ローディング機構4に対する
テープ走行動作の禁止を解除する時期を遅らせることは
できるが、前記デュセンサ3による回転ドラム2の水分
の検知が迅速に行なわれないために、テープエラーある
いはテープダメージ等の不具合を生ずる。
【0008】本発明は以上のような問題を解決すべくな
されたものであって、回転ドラムの水分を検出するとき
は迅速に、また、水分検出後は回転ドラムに付着する水
分が完全になくなった状態でローディング機構に対する
テープ走行動作の禁止を解除するようにした磁気記録再
生装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の磁気記録再生装置は、水分を検知するデュセン
サを移動可能とし、回転ドラムの水分を検出するときは
該回転ドラム近傍に、この回転ドラムの水分検出後は乾
燥しにくい位置に前記デュセンサを変位させるようにし
たことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】デュセンサは、回転ドラムの水分を検出すると
きは該回転ドラムの近傍に移動し、この回転ドラムの水
分検出後は乾燥しにくい位置に移動する。
【0011】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1乃至図6に基づ
いて説明する。
【0012】図1は本発明の一実施例に係る磁気記録再
生装置の平面図であり、同図中、10はシャーシで、こ
のシャーシ10上には回転ドラム11が回転自在に設け
られている。また、シャーシ10にはローディング機構
12が設けられている。このローディング機構12は、
図2に示す如く、正逆回転自在なローディングモータ1
3と、このローディングモータ13により回転伝達機構
14を介して正逆回転される互いに噛合した一対のギヤ
151,152と、これら両ギヤ151,152にリンク機
構161,162を介して連結され且つこれら両ギヤ15
1,152の回転に伴いシャーシ1に設けられたガイド溝
171,172に沿って図2中、矢印A,B方向に移動す
る入口ポストユニット181及び出口ポストユニット1
2とを有している。
【0013】また、シャーシ10上には一対のリール台
191,192が回転自在に設けられている。そして、こ
のリール台191,192上の所定位置に図示しないテー
プカセットが装填されると、ローディングモータ13が
一方向に回転し、これに伴い、回転伝達機構14を介し
てギヤ151,152がローディング側に回転する。これ
により、入口ポストユニット181,出口ポストユニッ
ト182が矢印A方向に移動することによって、前記テ
ープカセット内のテープが引き出されて回転ドラム11
に巻き付けられて、所定方向へ走行されるようになって
いる。
【0014】回転ドラム11の近傍に位置してシャーシ
10の下面側にはデュセンサ20が移動可能に設けられ
ている。このデュセンサ20は、回転ドラム11に水分
が付着しているか否かを検出するものである。
【0015】即ち、デュセンサ20は、図3乃至図6に
示す如くシャーシ10の下面に設けたブラケット21に
略中間部が軸22により矢印C,D方向に回動自在に取
り付けられた回動アーム23の先端部23a上面に固定
されている。このデュセンサ20は、シャーシ10に穿
設した窓孔24から表出するようになっている。回動ア
ーム23は、ばね25により矢印D方向に回動付勢され
ている。
【0016】一方のギヤ152の下面には押圧突起26
が突設されている。そして、このギヤ152がローディ
ング側に所定角度回動することにより、押圧突起26が
回動アーム23の基端部23bを押圧する。これによ
り、この回動アーム23はばね25の付勢力に抗して矢
印C方向に回動して、デュセンサ20が窓孔24を介し
てシャーシ10の上方に突出して回転ドラム11の近傍
に位置するようになっている。
【0017】次に、上記構成の磁気記録再生装置の動作
を説明する。
【0018】まず、リール台191,192上の所定位置
に図示しないテープカセットが装填されると、ローディ
ングモータ13は図1及び図2中、時計回り方向に回転
し回転伝達機構14を介してギヤ151,152が初期位
置からローディング側に所定角度(略180°)回転す
る。これら両ギヤ151,152の回転に伴い、入口ポス
トユニット181及び出口ポストユニット182がガイド
溝171,172に沿って夫々図2中、矢印A方向に移動
する。これにより、テープカセットからテープが引き出
されて、回転ドラム11に巻き付けられる。この状態で
デュセンサ20の検出結果を待ち、その結果に基づきテ
ープ走行動作を禁止するか否かが決定される。
【0019】即ち、両ギヤ151,152が初期位置から
ローディング側へ所定角度(略180°)回転するのに
伴い、ギヤ152の押圧突起26が回動アーム23の基
端部23bを押圧する。これにより、この回動アーム2
3がばね25の付勢力に抗して図4中、矢印C方向に回
動し、デュセンサ20が窓孔24を介してシャーシ10
の上方に突出して回転ドラム11近傍に位置する(図5
の状態)。この状態で、デュセンサ20は、回転ドラム
11に水分が付着しているか否かを検出する。
【0020】そして、デュセンサ20により回転ドラム
11に水分が付着していることが検出されると、その検
出信号に基づいて、ローディング機構12に対して、テ
ープ走行動作を禁止する信号が出力されると共に、ロー
ディングモータ13が図1及び図2中、反時計回り方向
に若干回転される。これにより、入口ポストユニット1
1及び出口ポストユニット182が矢印B方向、即ち、
アンローディング側に若干移動される。このため、テー
プに対するテンションが緩和される。
【0021】また、上記ローディングモータ13が図1
及び図2中、反時計回り方向に回転するのに伴い、両ギ
ヤ151,152がアンローディング側に回動する。これ
により、ギヤ152の押圧突起26による回動アーム2
3の押圧が解除されて、回動アーム23はばね25の付
勢力により図5中、矢印D方向に移動し、デュセンサ2
0がシャーシ10の下面側の乾燥し難い位置に移動して
図4に示す状態となる。
【0022】この後、経時に伴い、回転ドラム11に付
着していた水分がなくなる頃に、デュセンサ20も乾
く。従って、回転ドラム11に付着していた水分がなく
なれば、デュセンサ20も乾くので、ローディングモー
タ13が再び図1及び図2中、時計回り方向に若干回転
し、入口ポストユニット181,出口ポストユニット1
2が矢印A方向に若干移動して、テープが所定のテン
ションで回転ドラム11に巻き付けられて所定方向に走
行されて、記録または再生動作が行なわれる。
【0023】また、デュセンサ20により、回転ドラム
11の水分が検出されなければ、ローディング機構12
に対するテープ走行動作の禁止は行なわれず、テープが
回転ドラム11に巻き付けられた後、直ちにそのテープ
が所定方向に走行されて記録、または再生動作が行なわ
れる。
【0024】そして、記録、または、再生動作終了後
は、ローディングモータ13をアンローディング側に回
転させることにより入口側ポストユニット181及び出
口側ポストユニット182が矢印B方向に移動して、テ
ープがテープカセット内に収納されて初期状態に戻るも
のである。
【0025】なお、上記実施例においては、デュセンサ
20の移動のための駆動源を、ローディング機構12の
駆動源(ローディングモータ13)と共通にしたが、こ
れに限られるものではなく、デュセンサ20を外部スイ
ッチ等で動かすようにして、その駆動源をローディング
機構12の駆動源と別にしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように本発明の磁気記録再生
装置によれば、回転ドラムの水分の検出を正確かつ迅速
に行なえると共に、その水分検出後は回転ドラムに付着
する水分が完全になくなってからテープ走行動作を開始
することができるので、テープエラーあるはテープダメ
ージ等を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る磁気記録再生装置の平
面図である。
【図2】同装置のローディング機構を示す平面図であ
る。
【図3】同装置のデュセンサ部を示す平面図である。
【図4】同装置のデュセンサ部の動作説明図である。
【図5】同装置のデュセンサ部の動作説明図である。
【図6】図5の矢印E方向から見た分解斜視図である。
【図7】従来の磁気記録再生装置の平面図である。
【符号の説明】
11 回転ドラム 12 ローディング機構 13ローディングモータ(駆動源) 20 デュセンサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ・カセットを所定の位置に装填し
    該カセット内のテープを引き出し回転ドラムに巻きつけ
    て所定方向に走行させるローディング機構と、前記回転
    ドラムの水分を検出するデュセンサとを具備し、前記デ
    ュセンサにより前記回転ドラムの水分が検出されたとき
    は前記ローディング機構によるテープ走行動作を禁止す
    るようにした磁気記録再生装置において、前記デュセン
    サを移動可能とし、前記回転ドラムの水分を検出すると
    きは該回転ドラム近傍に、前記回転ドラムの水分検出後
    は乾燥しにくい位置に前記デュセンサを変位させるよう
    にしたことを特徴とする磁気記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記デュセンサを移動するための駆動源
    を前記ローディング機構の駆動源と共通にしたことを特
    徴とする請求項1記載の磁気記録再生装置。
JP3267182A 1991-09-18 1991-09-18 磁気記録再生装置 Pending JPH0581731A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267182A JPH0581731A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 磁気記録再生装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267182A JPH0581731A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 磁気記録再生装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0581731A true JPH0581731A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17441251

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3267182A Pending JPH0581731A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 磁気記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0581731A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100746546B1 (ko) * 2001-11-01 2007-08-06 아사히 가세이 일렉트로닉스 가부시끼가이샤 전류 센서 및 전류 센서 제조 방법
US11543469B2 (en) 2021-01-29 2023-01-03 Tdk Corporation Current sensor, and electric control apparatus including the current sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100746546B1 (ko) * 2001-11-01 2007-08-06 아사히 가세이 일렉트로닉스 가부시끼가이샤 전류 센서 및 전류 센서 제조 방법
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