JPH0581700B2 - - Google Patents

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JPH0581700B2
JPH0581700B2 JP8725787A JP2578787A JPH0581700B2 JP H0581700 B2 JPH0581700 B2 JP H0581700B2 JP 8725787 A JP8725787 A JP 8725787A JP 2578787 A JP2578787 A JP 2578787A JP H0581700 B2 JPH0581700 B2 JP H0581700B2
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JP
Japan
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panel
floor
support
floor panel
height
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JP8725787A
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Hiromasa Naka
Norio Nakamura
Takehiko Okujima
Takao Okumura
Tatsuo Shoji
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
Original Assignee
Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
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Publication date
Application filed by Naka Technical Laboratory Co Ltd, Naka Corp filed Critical Naka Technical Laboratory Co Ltd
Priority to JP2578787A priority Critical patent/JPS63194063A/ja
Publication of JPS63194063A publication Critical patent/JPS63194063A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は基準床面に固定した支持脚により該基
準床面上にフロアパネルを支持するようにしたフ
ロアパネルの支持装置に関するものである。
(従来の技術) コンクリート床等の基準床面の上方に多数のフ
ロアパネルを敷設し、フロアパネルと基準床面と
の間にケーブルや換気ダクト等を配設できる自由
空間を確保した二重床構造、すなわちフリーアク
セスフロアが、最近、広く使用されつつある。
このようなフリーアクセスフロアのうちでも特
に電子計算機室に施工されるタイプのものでは、
ケーブルが多いことから、500mm以上の床高にな
つている。従つて、フロアパネルの四隅に一体に
支持脚を設けたものでは、材料費がかかる上に、
床下空間を狭くするので、フロアパネルと別体に
した独立型の支持脚が使用されている。
独立型の支持脚を使用する場合、まず支持脚を
コンクリート床に固定して支持脚の高さを大体調
節しておき、次いでフロアパネルを敷設し、然る
後、フロアパネルの敷設状態を見ながら支持脚の
高さを再調節するが、このときフロアパネルの上
方から再調節を行えるようにすることが望まし
い。
従来、この種のフロアパネルの支持装置とし
て、例えば実開昭60−51240号公報に開示された
ものが知られている。この装置によれば、フロア
パネルの端縁部を載置支持する支持部材と基準床
面に固定した防振材との間に支持脚としてのねじ
部材を介在し、かつ該ねじ部材の上下ねじ部分を
それぞれ支持部材、防振材に螺合して構成されて
おり、支持部材から突出したねじ部材の上端部を
フロアパネルの上方から回動操作することによ
り、支持部材とともにフロアパネルを上下方向に
移動させることができる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記支持装置では、必然的にガ
タが生じる螺合機構を支持脚(ねじ部材)の上下
2ヶ所に設けており、このためガタが大きい問題
があつた。
また、フロアパネルを一定距離以上下方に移動
させると、ねじ部材の上端部がフロアパネルの上
面から突出するため、調節範囲を大きくとること
ができない問題もあつた。
そこで、本発明の目的は、フロアパネルの上方
から支持脚の高さ調節を行うことができると共
に、ガタを少なくし、調節範囲を広くとることが
できるフロアパネルの支持装置を提供することに
ある。
(問題点を解決するための手段) 前述の目的を達成するため、本発明のフロアパ
ネルの支持装置は、基準床面に複数の支持脚を所
定間隔をおいて立設し、前記支持脚の上部にそれ
ぞれパネル受けを取り付け、前記パネル受けでフ
ロアパネルのコーナー部を支承することにより複
数のフロアパネルを前記基準床面から所定の高さ
に敷設する、フロアパネルの支持装置において、
前記支持脚を複数の前記フロアパネルのコーナー
部が集合する位置の下方にそれぞれ一本づつ配置
すると共に、前記パネル受けによつて前記支持脚
上に集合した複数のコーナー部を支承し、前記パ
ネル受けは、前記コーナー部を支承する受け台部
と、前記受け台部から下方へ延在する筒状部と、
前記筒状部の下部に形成されたフランジ部とを有
し、前記支持脚の上部にネジ部を形成し、前記ネ
ジ部に上下方向に移動可能に高さ調節部材を螺合
させ、前記高さ調節部材は前記パネル受けの前記
筒状部を遊嵌させるスリーブ部と前記スリーブ部
の下部に位置するフランジ部とを有し、前記パネ
ル受けの前記筒状部に形成された前記フランジ部
を前記高さ調節部材の前記スリーブ部の下部に位
置する前記フランジ部で受け止めて、前記パネル
受けを前記高さ調節部材に取り付け、前記パネル
受けにフロアパネルの上方から前記高さ調節部材
を回動操作するための調節孔を形成したことを特
徴とする。
(作用) フリーアクセスフロアの施工時には、基準床面
に支持脚を固定し、該支持脚の上部のネジ部に高
さ調節部材を螺合し、該高さ調節部材にパネル受
けを遊嵌し、該パネル受けにフロアパネルを載置
する。この後、パネル受けの調節孔から高さ調節
部材を回動操作すると、該高さ調節部材は回動す
ると共にネジ部に沿つて上下方向に移動する。こ
のとき、パネル受けはフロアパネルが載置されて
いることから、フロアパネルによつて回転が阻止
されており、高さ調節部材とともにネジ部に沿つ
て上下方向にのみ移動する。このようにしてフロ
アパネルの上方から支持脚の高さ調節がなされ
る。
なお、パネル受けと高さ調節部材とは十分な長
さを有する筒状部とスリーブ部とを互いに係合さ
せて組合わされているから、高さ調節部材を支持
脚に取り付けた際、パネル受けの受け台部を水平
に保つのに資することができる。このため、フロ
アパネルの設置や高さ調節を容易にすることがで
きる。また、パネル受けの受け台部にフロアパネ
ルを介して大きな荷重がかかつても、これらの筒
状部とスリーブ部は十分な長さを有するから、受
け台部の対荷重性を増大することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明
する。
第1図ないし第4図は、本発明の第一実施例を
示し、第5図AないしCはこの実施例に使用され
るフロアパネルの上面側から見た斜視図と断面図
と裏面側から見た斜視図を示す。
フリーアクセスフロア1は複数のフロアパネル
2をコンクリート床等の基準床面3上に敷設して
構成されるが、フロアパネル2を基準床面3上に
支持する支持脚4はフロアパネル2を敷設する前
に基準床面3に固定される。
支持脚4は、フリーアクセスフロア1の中央部
においては互いに隣接する四枚のフロアパネル2
のコーナー部2aが四つ集合する位置の下方に配
置され、またフリーアクセスフロア1の壁面側に
おいては互いに隣接する二枚のフロアパネル2の
コーナー部2aが二つ集合する位置の下方に配置
されている(第1図参照)。
支持脚4は、第2図に示すように、方形状の受
台基盤5の上面中央部に円柱状の支柱6を立設
し、かつ該支柱6の上端部にネジ部7を設けて構
成されている。受台基盤5には孔5aが形成され
ており、受台基盤5下面の接着剤を孔5aから同
基盤5の上面に盛り上げることによつて受台基盤
5が基準床面3に固定される。なお、ボルトで固
定するようにしてもよい。また、ネジ部7には高
さ調節部材としての調節スリーブ8が螺合されて
いる。
調節スリーブ8は、ネジ部7に螺合する雌ネジ
部9aを有したスリーブ部9の上端に調節スリー
ブ8を回動操作するドライバー等の工具が係合す
る溝10aを有した頭部10を固定して構成され
ている。スリーブ部9の下端側外周面には、回り
止め用突条11aを有するフランジ部11が設け
られている。また頭部10の中央部には軸方向に
貫通するネジ孔10bが設けられている。このよ
うに構成された調節スリーブ8のスリーブ部9の
外周面にはパネル受け12が遊嵌されている。
パネル受け12は、第2図ないし第4図に示す
ように、調節スリーブ8の外周面に遊嵌される筒
状部13と、該筒状部13の上端部に設けられて
フロアパネル2のコーナー部2aを支持する受け
台部14とから構成されている。筒状部13の下
端部外周面には、フランジ部11の突条11aと
係合する回り止め用凹部15aが形成されたフラ
ンジ部15が設けられ、該フランジ部15が調節
スリーブ8のフランジ部11に受け止められてい
る。すなわち、パネル受け12は調節スリーブ8
によつて支えられた状態で支持脚4の上端部のネ
ジ部7に取付けられている。また、受け台部14
の上面には板材をプレス加工して形成した略十字
状のストリンガー係止部材16が設けられ、そし
てこのストリンガー係止部材16の中央部には筒
状部13に連通する調節孔17が設けられてい
る。調節孔17内には、第4図に示すように調節
スリーブ8の頭部10が突出している。従つて、
調節孔17の上方からドライバー等の工具を差し
込んで調節スリーブ8を回動させることができ
る。調節スリーブ8を回動させると、調節スリー
ブ8は回動しつつネジ部7に沿つて上下方向に移
動する。このとき、パネル受け12は、フロアパ
ネル2によつて回り止めがなされているため、す
なわち、受け台部14の上面四隅に設けた突起1
4a(第2図参照)にフロアパネル2のコーナー
部2aの裏面側に設けた係止凹部2d(第5図C
参照)が係止して回り止めがなされているため、
回動せず、調節スリーブ8にともなつてネジ部7
に沿つて上下方向にのみ移動することになる。
ここで、パネル受け12は調節スリーブ8とと
もに移動するものであり、パネル受け12が調節
スリーブ8に対し軸方向に移動するものでないか
ら、頭部10が調節孔17から外方に突出するこ
とはない。調節範囲を大きくとりたいときには、
調節スリーブ8のスリーブ部9の長さを大きく設
定すればよく、従来の場合(実開昭60−51240号
公報)のように調節範囲が狭く限定されない。
また、調節孔17には、第3図及び第4図に示
すように、パネル押え部材18が嵌挿されてい
る。このパネル押え部材18は円盤状に形成され
ており、その中央部にボルト19を挿通するため
の孔18aが形成され、またその下面には環状段
部18bが形成されている。ボルト19を孔18
aに挿通して頭部10のネジ孔10bに螺合緊締
すると、環状段部18bがフロアパネル2のコー
ナー部2aを調節孔17の周辺部上に押え付けて
固定する。
本実施例では、高さ調節のための螺合機構を支
持脚4の上端部分の一ヶ所にのみ設けて螺合機構
の数を減らすことによりガタつきを少なくするだ
けではなく、螺合機構の一方の部材である調節ス
リーブ8を上面のフロアパネル2およびパネル受
け12に締め付けて固定しているので振動等によ
つて回転することがない。
ストリンガー係止部材16の各端部16aには
支持脚4の上端部間に横架されるストリンガー2
0の端部が係脱自在に係止されている。すなわ
ち、各端部16aの側面に設けた係止突起16b
にストリンガー20の端部側面に設けた係止孔2
0aが係止され、また各端部16aの上面に設け
た係止孔16cにストリンガー20の端縁に設け
た係止舌片20bが係止されている(第2図参
照)。このようにストリンガー20の端部をスト
リンガー係止部材16に係脱自在に係止するよう
にしたのは、配線等の床下作業の際に、ストリン
ガー20を簡単に取外し出来るようにするためで
ある。このストリンガー20は、第1図に示すよ
うに、フロアパネル2の辺縁に沿つて延在し、フ
ロアパネル2の辺縁を支承している。従つて、フ
ロアパネル2上に大型電算機等の重量物を載置し
ても安定して支持することができる。
各支持脚4の支柱6の上端部と下端部には、中
間部が支柱6の外周面に沿うように略半円状に屈
曲された二枚の板片21a,21aからなる取付
金具21が配設されており、この取付金具21の
両端部分には補強杆22の偏平状の端部22a
(第3図及び第4図参照)がボルト・ナツトの組
合せからなる締付部材23により取付けられてい
る。フリーアクセスフロア1の中央部に位置する
支持脚4には、第1図に示すように、4本の補強
杆22が連結されており、上方(下方)の2本の
補強杆22に対して下方(上方)の2本の補強杆
22は直角の方向に延びている。これら補強杆2
2と上述のストリンガー20とにより支持脚4の
揺動を防止する補強構造が構成されている。これ
をフリーアクセスフロア1の中央部に位置する各
支持脚4についてみれば、支柱6の上端部に連結
された2本の補強杆22によつて2方向について
補強され、これと直角の2方向についてはストリ
ンガー20によつて補強されたことになる。補強
杆22の一端部は一方の支持脚4の支柱6上端部
(支柱6下端部)に連結され、またその他端部は
一方の支持脚4の隣りに設置された他方の支持脚
4の支柱6下端部(支柱6上端部)に連結されて
いる。すなわち、補強杆22は支持脚4間におい
て対角線上に配置されている。これを各支持脚4
間についてみれば、一本の補強杆22が対角線上
に配置されたことになる。従つて、床下空間の配
線の邪魔にならずにすみ、また補強杆22によつ
て区画された二つの空間にケーブルを通すことが
できて配線の自由度があり、さらに部材数が少な
く施工が容易で低コスト化を図ることができる。
支持脚4の補強構造については、従来より実公昭
61−23560号公報に開示されたものが知られてい
るが、このものによれば、支持脚の上端部間に横
架した一方の補強杆が略逆台形状に屈曲されて、
その中間部が支持脚の下端部間に横架した他方の
補強杆に溶接等で固定された構造となつており、
このため補強杆が配線の邪魔になり、またケーブ
ルを通すことができるのは一方の補強杆の中間部
上の空間に限られ、さらに施工が面倒でコスト高
となる問題があつた。本実施例では、上述の如
く、従来のこれらの問題点も解決することができ
る。
第5図AないしCはフロアパネル2を示してい
る。電算機室に施工されるフリーアクセスフロア
にあつては、ボーダー部にカツトパネルを使用す
る他に、ケーブルを通すためにフロアパネルをカ
ツトして開口することがある。そこで、本実施例
のフロアパネル2では、適宜箇所で切断してもフ
ロアパネル2を構成する上面板27と下面板28
とが剥れないようにするため、下面板28に半球
状の凹部28aを多数フロアパネル2の縦辺と横
辺に沿つて整列して配置し(第5図C参照)、該
凹部28aの底部(頂部)を上面板27にスポツ
ト溶接等により接合している。上面板27と下面
板28との間であつて凹部28a間に形成された
連続する充填部29内には、無機質系充填材30
が充填されている。また、フロアパネル2は、全
体として正方形状をなし、その各コーナー部2a
にはパネル押え部材18に係合する四分円形状の
段部2bと調節孔17を形成する切欠部2cとが
設けられている。また、各コーナー部2aの裏面
側には、第5図Cに示すように、複数個(4個)
の係止凹部2dが設けられていて、コーナー部2
aをパネル受け12に載置したとき該係止凹部2
dが突起14a(第2図参照)に係止して高さ調
節時におけるパネル受け11の回転を阻止する。
フリーアクセスフロア1の中央部ではパネル受け
12に四個のコーナー部2aが集合することか
ら、第5図Cの二点鎖線Dで囲まれた位置の係止
凹部2dが突起14aに係止し、壁面側では二点
鎖線Eで囲まれた位置の係止凹部2dが、また隅
部では二点鎖線Fで囲まれた位置の係止凹部2d
が突起14aに係止する。なお、係止凹部2dは
コーナー部2aに裏面側だけでなくフロアパネル
2の辺部にも設けられている。
なお、第4図中13aは筒状部13の外周面に
設けた受け台部14の補強リブである。
今、第1図ないし第4図に基づいて、支持脚4
の高さ調節方法について説明する。先ず、受台基
盤5を基準床面3の所定位置に接着剤で固定す
る。次に、調節スリーブ8を回動して大体の高さ
調節を行つた後、パネル受け12を該調節スリー
ブ8に遊嵌し、ストリンガー20の端部をストリ
ンガー係止部材16に係止させる。この後、フロ
アパネル2をその周辺部がストリンガー20によ
り支承され、コーナー部2aが受け台部13に支
承されるようにして敷設する。然る後、フリーア
クセスフロア1全体の平面施工状態を見ながら、
ドライバー等の工具をフロアパネル2の上方から
調節孔17に差し込んで調節スリーブ8を回動操
作して高さの再調節を行う。このとき、パネル受
け12は突起14aと係止凹部2dとの係止によ
り回り止めがなされているため回動せず、調節ス
リーブ8とともに上下方向に移動する。この再調
節作業が終了したら、パネル押え部材18を調節
孔17に嵌挿してボルト19を孔18aから挿通
してネジ孔10bに螺合緊締する。これにより、
フロアパネル2の浮き上りが防止され、また調節
孔17が閉塞される。なお、ボルト19によつて
パネル受け12上に間切仕板を固定することもで
きる。
第6図は支持脚4の他の実施例を示している。
この他の実施例では、支柱6を省略してネジ部7
を直接受台基盤5に溶接固定した点と、パネル受
け12の受け台部14を上面部141と下面部1
42に分けて構成した点が前述の第一実施例と相
違しているだけで、他の点については同一の構成
である。
受け台部14の上面部141は、板材をプレス
成形加工してストリンガー係止部材16を一体に
形成したものである。下面部142は上面部14
1を支持するもので、下面部142の下端部分が
筒状部13に固定されている。
第7図は第6図に示す支持脚4を使つたフリー
アクセスフロア1の施工例を示しており、このフ
リーアクセスフロア1においても、フロアパネル
2を敷設した後、フロアパネル2の上方から支持
脚4の高さの調節を行うことができる。なお、支
持脚4の高さが低いことから、補強杆22は省略
されている。
第8図は支持脚4に遮音バリア31を取付けた
例を示している。遮音バリア31は、二枚の遮音
板32,32間に吸音材33を充填し、かつ該遮
音板32の下端部に断面略コ字状に屈曲された受
け材34を配置して構成されており、二枚の遮音
板32,32で支持脚4を挟さむようにして取付
けられている。遮音板32の下端部は受け材34
の垂直板部34aに重ね合わされていて、下端部
を垂直板部34aに対してスライドできるように
なつており、また遮音板32の上端部には係止孔
32aが設けられていて、該係止孔32aが受け
台部14の取付けフツク35に係止して遮音板3
2が支持脚4に吊下げられている。従つて、支持
脚4の高さ調節にともなつて遮音板32,32を
上下方向に移動させることができる。すなわち、
遮音バリア31は支持脚4の高さ調節に対応でき
る調節構造となつている。なお、高さ調節できる
下限は遮音板32の下端部が受け材34の底板部
34bに当接するまでであり、また上限は遮音板
32の下端部が受け材34の垂直板部34aから
外れるまでである。
第9図は、第2図と対応する図であり、本発明
のフロアパネル支持装置の他の実施例を示す。第
9図中、第2図と同一符号を付した部材・要素は
同一の部材・要素を示す。本実施例の特徴は、高
さ調節部材として調節ボルト8′を使用した点に
あり、これに伴つて、支柱6のネジ部7をメネジ
とした。その他の構成は第2図のものと同様であ
る。
(発明の効果) 以上説明したように本発明のフロアパネルの支
持装置によれば、フロアパネルの上方から高さ調
節部材を回動操作して支持脚の高さ調節を行うこ
とができるので、フロアパネルの敷設後、再調節
ができて仕上げが容易となる。また、高さ調節の
ための螺合機構は支持脚の上端部分の一ヶ所だけ
であり、ガタつきを少なくすることができる。さ
らに高さ調節部材を使い、この高さ調節部材にパ
ネル受けを遊嵌して、パネル受けが高さ調節部材
とともに上下方向に移動することから、高さ調節
部材の頭部がフロアパネル上に突出することがな
く、高さ調節部材の長さを大きく設定することに
より調節範囲を広げることができる。更に、高さ
調節はフロアパネルの集合部で行われるから、隣
接するパネルを同時に同一レベルに調節可能であ
り、調節が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明のフロアパネルの支持装置を
使用したフリーアクセスフロアの一部斜視図、第
2図は、第1図の支持脚の分解斜視図、第3図
は、フロアパネルを載置した状態の支持脚の部分
斜視図、第4図は、フロアパネル載置時における
支持脚の上端部分の断面図、第5図Aは、フロア
パネルの斜視図、第5図Bは、第7図AのB−B
線に沿う断面図、第5図Cは、フロアパネルを裏
面側からみた斜視図、第6図は、支持脚の他の実
施例を示す分解斜視図、第7図は、第8図に示す
支持脚を使用したフリーアクセスフロアの一部斜
視図、第8図は、支持脚に遮音バリアを取付けた
例を示す斜視図、第9図は、本発明の支持脚の他
の実施例の分解斜視図である。 1……フリーアクセスフロア、2……フロアパ
ネル、3……基準床面、4……支持脚、7……ネ
ジ部、8……高さ調節部材(調節スリーブ)、9
……スリーブ部、11……フランジ部、11a…
…突条、15……フランジ部、15a……回り止
め凹部、12……パネル受け、17……調節孔。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 基準床面に複数の支持脚を所定間隔をおいて
    立設し、前記支持脚の上部にそれぞれパネル受け
    を取り付け、前記パネル受けでフロアパネルのコ
    ーナー部を支承することにより複数のフロアパネ
    ルを前記基準床面から所定の高さに敷設する、フ
    ロアパネルの支持装置において、 前記支持脚を複数の前記フロアパネルのコーナ
    ー部が集合する位置の下方にそれぞれ一本づつ配
    置すると共に、前記パネル受けによつて前記支持
    脚上に集合した複数のコーナー部を支承し、 前記パネル受けは、前記コーナー部を支承する
    受け台部と、前記受け台部から下方へ延在する筒
    状部と、前記筒状部の下部に形成されたフランジ
    部とを有し、 前記支持脚の上部にネジ部を形成し、前記ネジ
    部に上下方向に移動可能に高さ調節部材を螺合さ
    せ、前記高さ調節部材は前記パネル受けの前記筒
    状部を遊嵌させるスリーブ部と前記スリーブ部の
    下部に位置するフランジ部とを有し、 前記パネル受けの前記筒状部に形成された前記
    フランジ部を前記高さ調節部材の前記スリーブ部
    の下部に位置する前記フランジ部で受け止めて、
    前記パネル受けを前記高さ調節部材に取り付け、 前記パネル受けにフロアパネルの上方から前記
    高さ調節部材を回動操作するための調節孔を形成
    したことを特徴とする、フロアパネルの支持装
    置。 2 前記フランジ部の一方には突起部を、他方に
    は該突起部と係合する凹部を、それぞれ形成し、
    前記パネル受けの受け台には前記フロアパネルの
    コーナー部を係止する係合部を複数形成してな
    る、特許請求の範囲第1項に記載のフロアパネル
    の支持装置。
JP2578787A 1987-02-06 1987-02-06 フロアパネルの支持装置 Granted JPS63194063A (ja)

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JP2578787A JPS63194063A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 フロアパネルの支持装置

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JP2578787A JPS63194063A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 フロアパネルの支持装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63194063A JPS63194063A (ja) 1988-08-11
JPH0581700B2 true JPH0581700B2 (ja) 1993-11-15

Family

ID=12175541

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JP2578787A Granted JPS63194063A (ja) 1987-02-06 1987-02-06 フロアパネルの支持装置

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