JPH0581142A - 電子機器 - Google Patents
電子機器Info
- Publication number
- JPH0581142A JPH0581142A JP3239405A JP23940591A JPH0581142A JP H0581142 A JPH0581142 A JP H0581142A JP 3239405 A JP3239405 A JP 3239405A JP 23940591 A JP23940591 A JP 23940591A JP H0581142 A JPH0581142 A JP H0581142A
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- JP
- Japan
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- data
- hard disk
- file name
- stored
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- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Techniques For Improving Reliability Of Storages (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】低コストでファイル単位毎に必要なデータのみ
を少なくとも2台のハードディスク装置に重複して記憶
させ、データの二重化による処理速度の低下を最低限に
抑える。 【構成】第1のハードディスク装置及びディジーチェー
ンにより接続された第2のハードディスクを備え、二重
化するデータを管理するファイル名を記憶するファイル
名テーブルを設け、ファイル名テーブルに記憶されたフ
ァイル名で管理されるデータは、第1のハードディスク
装置及び第2のハードディスク装置に重複して記憶さ
せ、そのデータの第1のハードディスク装置からの読取
りにおいてエラーが生じたときは第2のハードディスク
装置からのそのデータの読取りが行われる。
を少なくとも2台のハードディスク装置に重複して記憶
させ、データの二重化による処理速度の低下を最低限に
抑える。 【構成】第1のハードディスク装置及びディジーチェー
ンにより接続された第2のハードディスクを備え、二重
化するデータを管理するファイル名を記憶するファイル
名テーブルを設け、ファイル名テーブルに記憶されたフ
ァイル名で管理されるデータは、第1のハードディスク
装置及び第2のハードディスク装置に重複して記憶さ
せ、そのデータの第1のハードディスク装置からの読取
りにおいてエラーが生じたときは第2のハードディスク
装置からのそのデータの読取りが行われる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複数の外部記憶装置
を備えた電子機器に関する。
を備えた電子機器に関する。
【0002】
【従来の技術】電子機器、例えばPOS(ポイント・オ
ブ・セールス)端末装置等においては、一般にデータの
外部記憶装置としてハードディスク装置を使用してい
る。さらにそのハードディスク装置には、重要なデータ
が記憶される場合があり、ハードディスク装置の故障等
でデータが消失してしまわないために、ハードディスク
装置を二台備えて、この2台のハードディスクそれぞれ
に同一のデータを記憶させるデータの二重化を行って、
一台のハードディスクが故障しても、重要なデータを消
失しないようにしていた。
ブ・セールス)端末装置等においては、一般にデータの
外部記憶装置としてハードディスク装置を使用してい
る。さらにそのハードディスク装置には、重要なデータ
が記憶される場合があり、ハードディスク装置の故障等
でデータが消失してしまわないために、ハードディスク
装置を二台備えて、この2台のハードディスクそれぞれ
に同一のデータを記憶させるデータの二重化を行って、
一台のハードディスクが故障しても、重要なデータを消
失しないようにしていた。
【0003】2台のハードディスク装置でデータの二重
化を行う方法としては、第1に、電子機器のCPU(中
央処理装置)が1台のハードディスク装置に書き込み制
御を行うと、自動的に他のハードディスク装置にもデー
タをハードウエア(機構・装置)的に記憶させる(ミラ
ー化させる)もので、この場合はそのような特別なハー
ドウエアをハードディスク装置とは別に装備する必要が
ある。
化を行う方法としては、第1に、電子機器のCPU(中
央処理装置)が1台のハードディスク装置に書き込み制
御を行うと、自動的に他のハードディスク装置にもデー
タをハードウエア(機構・装置)的に記憶させる(ミラ
ー化させる)もので、この場合はそのような特別なハー
ドウエアをハードディスク装置とは別に装備する必要が
ある。
【0004】しかし、このハードウエア的に2台のハー
ドディスク装置でデータを二重化するものは、2台のハ
ードディスク装置とは別に特別なハードウエア(機構・
装置)を装備する必要があるので、システム全体の大型
化及びコストが高くなるという問題があった。
ドディスク装置でデータを二重化するものは、2台のハ
ードディスク装置とは別に特別なハードウエア(機構・
装置)を装備する必要があるので、システム全体の大型
化及びコストが高くなるという問題があった。
【0005】そこでハードウエア的ではなくソフトウエ
ア的に2台のハードディスク装置でデータの二重化を行
う方法として、2台のハードディスク装置をディジーチ
ェーンにより2連に接続させたものにおいて、1つはO
S(オペレーティング・システム)のハードディスク装
置を制御する基本的なプログラムにデータの二重化の処
理を組み込んだものと、もう1つに実際の業務において
使用するアプリケーションプログラムにおいてデータの
二重化の処理を組み込んだものとがある。
ア的に2台のハードディスク装置でデータの二重化を行
う方法として、2台のハードディスク装置をディジーチ
ェーンにより2連に接続させたものにおいて、1つはO
S(オペレーティング・システム)のハードディスク装
置を制御する基本的なプログラムにデータの二重化の処
理を組み込んだものと、もう1つに実際の業務において
使用するアプリケーションプログラムにおいてデータの
二重化の処理を組み込んだものとがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ソフトウエア
的に行う場合においても、前者のOSのハードディスク
装置を制御する基本的なプログラムに、データの二重化
の処理を組み込んだものでは、CPUが全てのデータを
二重化してしまうので、全てのデータについて2台のハ
ードディスク装置に書き込み処理を行うことになり、電
子機器の処理速度が低下するという問題がある。
的に行う場合においても、前者のOSのハードディスク
装置を制御する基本的なプログラムに、データの二重化
の処理を組み込んだものでは、CPUが全てのデータを
二重化してしまうので、全てのデータについて2台のハ
ードディスク装置に書き込み処理を行うことになり、電
子機器の処理速度が低下するという問題がある。
【0007】また、後者のアプリケーションプログラム
においてデータの二重化の処理を組み込むものでは、フ
ァイル単位で必要なデータのみを二重化できるので、デ
ータの二重化による処理速度の低下を最低限に抑えるこ
とができるが、必要なアプリケーションプログラムにデ
ータの二重化の処理を組み込まなければならないので、
そのようなアプリケーションプログラムの開発に時間と
コストがかかるという問題があった。
においてデータの二重化の処理を組み込むものでは、フ
ァイル単位で必要なデータのみを二重化できるので、デ
ータの二重化による処理速度の低下を最低限に抑えるこ
とができるが、必要なアプリケーションプログラムにデ
ータの二重化の処理を組み込まなければならないので、
そのようなアプリケーションプログラムの開発に時間と
コストがかかるという問題があった。
【0008】そこでこの発明は、低コストでファイル単
位毎に必要なデータのみを少なくとも2台のハードディ
スク装置に重複して記憶させる事ができ、データの二重
化による処理速度の低下を最低限に抑えた電子機器を提
供することを目的とする。
位毎に必要なデータのみを少なくとも2台のハードディ
スク装置に重複して記憶させる事ができ、データの二重
化による処理速度の低下を最低限に抑えた電子機器を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、中央処理手
段を設け、この中央処理手段による所定のデータの読み
取り及び書き込みの指示に基づいて、データの読み取り
及び書き込みが行われる複数の外部記憶装置を備えた電
子機器において、複数の外部記憶装置に重複して記憶さ
せるデータを管理するデータ管理名を記憶するデータ管
理名称記憶手段と、中央処理手段により外部記憶装置に
対してデータの読み取り又は書き込みが指示されたとき
に、データを管理するデータ管理名がデータ管理名称記
憶手段に記憶されているか否かを判断する重複ファイル
判断手段と、この重複ファイル判断手段によりデータを
管理するデータ管理名がデータ管理名称記憶手段に記憶
されていると判断されると、中央処理手段がデータの書
き込みを指示した場合にはデータを複数の外部記憶装置
に重複して記憶させる重複書込制御手段と、中央処理手
段がデータの読み取りを指示した場合に最初の外部記憶
装置からのデータの読み取りができなかったときには、
他の外部記憶装置からデータを読み取る補助読取制御手
段とを設けたものである。
段を設け、この中央処理手段による所定のデータの読み
取り及び書き込みの指示に基づいて、データの読み取り
及び書き込みが行われる複数の外部記憶装置を備えた電
子機器において、複数の外部記憶装置に重複して記憶さ
せるデータを管理するデータ管理名を記憶するデータ管
理名称記憶手段と、中央処理手段により外部記憶装置に
対してデータの読み取り又は書き込みが指示されたとき
に、データを管理するデータ管理名がデータ管理名称記
憶手段に記憶されているか否かを判断する重複ファイル
判断手段と、この重複ファイル判断手段によりデータを
管理するデータ管理名がデータ管理名称記憶手段に記憶
されていると判断されると、中央処理手段がデータの書
き込みを指示した場合にはデータを複数の外部記憶装置
に重複して記憶させる重複書込制御手段と、中央処理手
段がデータの読み取りを指示した場合に最初の外部記憶
装置からのデータの読み取りができなかったときには、
他の外部記憶装置からデータを読み取る補助読取制御手
段とを設けたものである。
【0010】
【作用】このような構成の本発明において、データ管理
名称記憶手段には複数の外部記憶装置に重複して記憶さ
せるデータを管理するデータ管理名が記憶される。
名称記憶手段には複数の外部記憶装置に重複して記憶さ
せるデータを管理するデータ管理名が記憶される。
【0011】中央処理手段が外部記憶装置に対してデー
タの読み取り又は書き込みが指示されたときには、重複
ファイル判断手段により、そのデータを管理するデータ
管理名がデータ管理名称記憶手段に記憶されているか否
かが判断される。
タの読み取り又は書き込みが指示されたときには、重複
ファイル判断手段により、そのデータを管理するデータ
管理名がデータ管理名称記憶手段に記憶されているか否
かが判断される。
【0012】この重複ファイル判断手段によりそのデー
タが管理されるデータ管理名がデータ管理名称記憶手段
に記憶されていると判断されると、中央処理手段がその
データの書き込みを指示した場合には、重複書込制御手
段によりそのデータは複数の外部記憶装置に重複して記
憶され、中央処理手段がそのデータの読み取りを指示し
た場合に最初の外部記憶装置からのデータの読み取りが
できなかった時には、補助読取制御手段によりそのデー
タは他の外部記憶装置から読み取られる。
タが管理されるデータ管理名がデータ管理名称記憶手段
に記憶されていると判断されると、中央処理手段がその
データの書き込みを指示した場合には、重複書込制御手
段によりそのデータは複数の外部記憶装置に重複して記
憶され、中央処理手段がそのデータの読み取りを指示し
た場合に最初の外部記憶装置からのデータの読み取りが
できなかった時には、補助読取制御手段によりそのデー
タは他の外部記憶装置から読み取られる。
【0013】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。なお、この実施例は本発明をPOS(ポイン
ト・オブ・セールス)端末装置に適用したもので、図1
において、1は制御部本体を構成するCPU(中央処理
装置)である。
説明する。なお、この実施例は本発明をPOS(ポイン
ト・オブ・セールス)端末装置に適用したもので、図1
において、1は制御部本体を構成するCPU(中央処理
装置)である。
【0014】このCPUが行う処理のプログラムデータ
が記憶されたROM(リード・オンリー・メモリ)2、
前記CPU1が処理を行うときに使用する各種メモリの
エリアが形成されると共にデータ管理名称記憶手段とし
てのファイル名テーブル3aが形成されたRAMメモリ
ボード3、時刻データを出力する時計回路4、フロッピ
ーディスク装置5が接続されたFDD(フロッピーディ
スク装置)コントローラ6、ホストコンピュータと回線
を介して接続された通信I/F(インターフェイス)7
は、システムバス8を介して前記CPU1と接続されて
いる。
が記憶されたROM(リード・オンリー・メモリ)2、
前記CPU1が処理を行うときに使用する各種メモリの
エリアが形成されると共にデータ管理名称記憶手段とし
てのファイル名テーブル3aが形成されたRAMメモリ
ボード3、時刻データを出力する時計回路4、フロッピ
ーディスク装置5が接続されたFDD(フロッピーディ
スク装置)コントローラ6、ホストコンピュータと回線
を介して接続された通信I/F(インターフェイス)7
は、システムバス8を介して前記CPU1と接続されて
いる。
【0015】キーボード9、ディスプレイ(CRT)1
0及びプリンタをそれぞれ制御するキーボードコントロ
ーラ11、CRTコントローラ12及びプリンタコント
ローラ13も、前記システムバス8を介して前記CPU
1と接続されている。
0及びプリンタをそれぞれ制御するキーボードコントロ
ーラ11、CRTコントローラ12及びプリンタコント
ローラ13も、前記システムバス8を介して前記CPU
1と接続されている。
【0016】また外部記憶装置としての第1のハードデ
ィスク装置(1−HDD)15とディジーチェーン16
により接続された外部記憶装置としての第2のハードデ
ィスク装置(2−HDD)17とを共に制御するHDD
コントローラ18も、前記システムバス8を介して前記
CPU1と接続されている。図2に前記CPU1が行う
ハードディスクドライバ処理の流れを示す。まず、各種
メモリやインターフェイスを初期化するイニシャル処理
を行う。
ィスク装置(1−HDD)15とディジーチェーン16
により接続された外部記憶装置としての第2のハードデ
ィスク装置(2−HDD)17とを共に制御するHDD
コントローラ18も、前記システムバス8を介して前記
CPU1と接続されている。図2に前記CPU1が行う
ハードディスクドライバ処理の流れを示す。まず、各種
メモリやインターフェイスを初期化するイニシャル処理
を行う。
【0017】次にステップ1として、ホストコンピュー
タ又はキーボード9により入力されたコマンドあるいは
アプリケーションプログラムのコマンドを受付ける処理
が行われる。そして、その受付けたコマンドがファイル
指定コマンドか、ライトコマンドか、リードコマンドか
を判断する。そのいずれでもなければ、再び前記ステッ
プ1のコマンド受付処理に戻るようになっている。
タ又はキーボード9により入力されたコマンドあるいは
アプリケーションプログラムのコマンドを受付ける処理
が行われる。そして、その受付けたコマンドがファイル
指定コマンドか、ライトコマンドか、リードコマンドか
を判断する。そのいずれでもなければ、再び前記ステッ
プ1のコマンド受付処理に戻るようになっている。
【0018】受付けたコマンドがファイル指定コマンド
であれば、そのファイル指定コマンドに続いて供給され
たファイル名(データ管理名)のデータを、RAMメモ
リボード3に形成されたファイル名テーブル3aに記憶
(登録)させる。このファイル名のデータがファイル名
テーブル3aに記憶させると、再び前記ステップ1のコ
マンド受付処理に戻るようになっている。
であれば、そのファイル指定コマンドに続いて供給され
たファイル名(データ管理名)のデータを、RAMメモ
リボード3に形成されたファイル名テーブル3aに記憶
(登録)させる。このファイル名のデータがファイル名
テーブル3aに記憶させると、再び前記ステップ1のコ
マンド受付処理に戻るようになっている。
【0019】また、受付けたコマンドがライトコマンド
であれば、そのライトコマンドで指定されたデータの第
1のハードディスク装置15への書き込みを行って、そ
のデータを管理するファイル名(データ管理名)がファ
イル名テーブル3aに記憶されている(二重化ファイ
ル)か否かを判断する(重複ファイル判断手段)。その
データを管理するファイル名がファイル名テーブル3a
に記憶されていなければ、再び前記ステップ1のコマン
ド受付処理に戻るようになっている。またそのデータを
管理するファイル名がファイル名テーブル3aに記憶さ
れていれば(二重化ファイルであれば)、そのデータの
第2のハードディスク装置17への書き込みを行って
(重複書込制御手段)、再び前記ステップ1のコマンド
受付処理に戻るようになっている。
であれば、そのライトコマンドで指定されたデータの第
1のハードディスク装置15への書き込みを行って、そ
のデータを管理するファイル名(データ管理名)がファ
イル名テーブル3aに記憶されている(二重化ファイ
ル)か否かを判断する(重複ファイル判断手段)。その
データを管理するファイル名がファイル名テーブル3a
に記憶されていなければ、再び前記ステップ1のコマン
ド受付処理に戻るようになっている。またそのデータを
管理するファイル名がファイル名テーブル3aに記憶さ
れていれば(二重化ファイルであれば)、そのデータの
第2のハードディスク装置17への書き込みを行って
(重複書込制御手段)、再び前記ステップ1のコマンド
受付処理に戻るようになっている。
【0020】さらに、受付けたコマンドがリードコマン
ドであれば、第1のハードディスク装置からそのリード
コマンドで指定されたデータの読み取りを行い、読み取
ったデータを要求先(例えばRAMメモリボード3等)
へ送信する。ここで読み取りに関するエラーが発生して
いるか否かを確認し、エラーが発生していなければ、再
び前記ステップ1のコマンド受付処理に戻るようになっ
ている。またエラーが発生していれば、そのリードコマ
ンドで指定されたデータを管理するファイル名がファイ
ル名テーブルに記憶されている(二重化ファイル)か否
か判断する(重複ファイル判断手段)。そのデータを管
理するファイル名がファイル名テーブル3aに記憶され
ていなければ、エラーステータス処理を行うようになっ
ており、また、そのデータを管理するファイル名が、フ
ァイル名テーブル3aに記憶されていれば(二重化ファ
イルであれば)、第2のハードディスク装置からそのデ
ータの読み取りを行い(補助読取制御手段)、読み取っ
たデータを要求先へ送信する。ここでも読み取りに関す
るエラーが発生しているか否かを確認し、エラーが発生
していなければ、再び前記ステップ1のコマンド受付処
理に戻るようになっている。またエラーが発生していれ
ば、エラーステータス処理を行うようになっている。
ドであれば、第1のハードディスク装置からそのリード
コマンドで指定されたデータの読み取りを行い、読み取
ったデータを要求先(例えばRAMメモリボード3等)
へ送信する。ここで読み取りに関するエラーが発生して
いるか否かを確認し、エラーが発生していなければ、再
び前記ステップ1のコマンド受付処理に戻るようになっ
ている。またエラーが発生していれば、そのリードコマ
ンドで指定されたデータを管理するファイル名がファイ
ル名テーブルに記憶されている(二重化ファイル)か否
か判断する(重複ファイル判断手段)。そのデータを管
理するファイル名がファイル名テーブル3aに記憶され
ていなければ、エラーステータス処理を行うようになっ
ており、また、そのデータを管理するファイル名が、フ
ァイル名テーブル3aに記憶されていれば(二重化ファ
イルであれば)、第2のハードディスク装置からそのデ
ータの読み取りを行い(補助読取制御手段)、読み取っ
たデータを要求先へ送信する。ここでも読み取りに関す
るエラーが発生しているか否かを確認し、エラーが発生
していなければ、再び前記ステップ1のコマンド受付処
理に戻るようになっている。またエラーが発生していれ
ば、エラーステータス処理を行うようになっている。
【0021】このような構成の本実施例においては、ま
ず、ファイル指定コマンドにより、二重化されるデータ
を管理するファイル名がファイル名テーブル3aに登録
される。
ず、ファイル指定コマンドにより、二重化されるデータ
を管理するファイル名がファイル名テーブル3aに登録
される。
【0022】ハードディスク装置への書き込みの命令、
すなわちライトコマンドが出力されると、ライトコマン
ドで指定されたデータの第1のハードディスク装置15
への書き込みが行われ、そのデータを管理するファイル
名が、ファイル名テーブルに登録されていれば、そのデ
ータの第2のハードディスク装置17への書き込みも行
われる。こうしてファイル名テーブル3aに登録された
ファイル名で管理されるデータは、第1のハードディス
ク装置15及び第2のハードディスク装置17に重複し
て記憶されて二重化される。
すなわちライトコマンドが出力されると、ライトコマン
ドで指定されたデータの第1のハードディスク装置15
への書き込みが行われ、そのデータを管理するファイル
名が、ファイル名テーブルに登録されていれば、そのデ
ータの第2のハードディスク装置17への書き込みも行
われる。こうしてファイル名テーブル3aに登録された
ファイル名で管理されるデータは、第1のハードディス
ク装置15及び第2のハードディスク装置17に重複し
て記憶されて二重化される。
【0023】またハードディスク装置への読み取り命
令、すなわちリードコマンドが出力されると、まず第1
のハードディスク装置15からそのリードコマンドで指
定されたデータが読み取られ、読み取られたデータは要
求先に送信される。ここで読取りエラー等が生じると、
そのリードコマンドで指定されたデータを管理するファ
イル名が、ファイル名テーブル3aに登録されているか
否かを判断し、そのデータを管理するファイル名がファ
イル名テーブル3aに登録されていなければ、そのまま
リードエラー情報を送信する等の処理が行われるエラー
ステータス処理となり、そのデータを管理するファイル
名がファイル名テーブル3aに登録されていれば、第2
のハードディスク装置17からそのリードコマンドで指
定されたデータが読み取られ、読み取られたデータは要
求先に送信される。ここでも読取りエラーが生じればリ
ードエラー情報を送信する等の処理が行われるエラース
テータス処理になる。
令、すなわちリードコマンドが出力されると、まず第1
のハードディスク装置15からそのリードコマンドで指
定されたデータが読み取られ、読み取られたデータは要
求先に送信される。ここで読取りエラー等が生じると、
そのリードコマンドで指定されたデータを管理するファ
イル名が、ファイル名テーブル3aに登録されているか
否かを判断し、そのデータを管理するファイル名がファ
イル名テーブル3aに登録されていなければ、そのまま
リードエラー情報を送信する等の処理が行われるエラー
ステータス処理となり、そのデータを管理するファイル
名がファイル名テーブル3aに登録されていれば、第2
のハードディスク装置17からそのリードコマンドで指
定されたデータが読み取られ、読み取られたデータは要
求先に送信される。ここでも読取りエラーが生じればリ
ードエラー情報を送信する等の処理が行われるエラース
テータス処理になる。
【0024】このように本実施例によれば、2台のハー
ドディスク装置でデータの二重化を行う時に、二重化を
行うデータを管理するファイルを記憶するファイル名テ
ーブル3aを設け、書き込み又は読み取りを行うデータ
を管理するファイル名がファイル名テーブル3aに記憶
されているか確認することにより、ファイル名テーブル
3aに登録したファイル名で管理するデータのみを、第
1のハードディスク装置15及び第2のハードディスク
装置17に重複して記憶させることができ、そのデータ
の二重化を行うことができる。
ドディスク装置でデータの二重化を行う時に、二重化を
行うデータを管理するファイルを記憶するファイル名テ
ーブル3aを設け、書き込み又は読み取りを行うデータ
を管理するファイル名がファイル名テーブル3aに記憶
されているか確認することにより、ファイル名テーブル
3aに登録したファイル名で管理するデータのみを、第
1のハードディスク装置15及び第2のハードディスク
装置17に重複して記憶させることができ、そのデータ
の二重化を行うことができる。
【0025】また、特別なハードウエア又はアプリケー
ションプログラムの開発の必要が無く、単に2台目のハ
ードディスク装置をディジーチェーンにより接続し、二
重化を行うデータを管理するファイル名を、ファイル名
テーブル3aに記憶させるだけで良いので、必要とする
データのみを二重化するシステムを簡単に短時間・低コ
ストで構築できる。
ションプログラムの開発の必要が無く、単に2台目のハ
ードディスク装置をディジーチェーンにより接続し、二
重化を行うデータを管理するファイル名を、ファイル名
テーブル3aに記憶させるだけで良いので、必要とする
データのみを二重化するシステムを簡単に短時間・低コ
ストで構築できる。
【0026】しかも、ファイル名テーブル3aに登録し
たファイル名で管理されるデータのみが、二重化して第
1のハードディスク装置15及び第2のハードディスク
装置17に重複して記憶されるので、処理速度の低下を
最低限に抑える事ができる。
たファイル名で管理されるデータのみが、二重化して第
1のハードディスク装置15及び第2のハードディスク
装置17に重複して記憶されるので、処理速度の低下を
最低限に抑える事ができる。
【0027】なおこの実施例においては、データ管理名
としてファイル名により2台のハードディスク装置に重
複して記憶されるデータを判断していたが、この発明は
ファイル名に限定されるものではなく、ディレクトリ名
等によって2台のハードディスク装置に重複されるデー
タを判断しても良いものである。
としてファイル名により2台のハードディスク装置に重
複して記憶されるデータを判断していたが、この発明は
ファイル名に限定されるものではなく、ディレクトリ名
等によって2台のハードディスク装置に重複されるデー
タを判断しても良いものである。
【0028】さらに、この実施例においては2台のハー
ドディスク装置に、データを重複して記憶させるものに
ついて説明したが、この発明は2台のハードディスク装
置に限るものではなく、3台以上のハードディスク装置
にデータを重複して記憶されるものについても適用され
るものである。
ドディスク装置に、データを重複して記憶させるものに
ついて説明したが、この発明は2台のハードディスク装
置に限るものではなく、3台以上のハードディスク装置
にデータを重複して記憶されるものについても適用され
るものである。
【0029】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
低コストでファイル単位毎に必要なデータのみを少なく
とも2台のハードディスク装置に重複して記憶させる事
ができ、データの二重化による処理速度の低下を最低限
に抑えた電子機器を提供できる。
低コストでファイル単位毎に必要なデータのみを少なく
とも2台のハードディスク装置に重複して記憶させる事
ができ、データの二重化による処理速度の低下を最低限
に抑えた電子機器を提供できる。
【図1】この発明の一実施例の要部回路構成を示すブロ
ック図。
ック図。
【図2】同実施例のハードディスクドライバ処理の流れ
を示す図。
を示す図。
1…CPU、3a…ファイル名テーブル、15…第1の
ハードディスク装置、16…ディジーチェーン、17…
第2のハードディスク装置。
ハードディスク装置、16…ディジーチェーン、17…
第2のハードディスク装置。
Claims (1)
- 【請求項1】 中央処理手段を設け、この中央処理手段
による所定のデータの読み取り及び書き込みの指示に基
づいて、前記データの読み取り及び書き込みが行われる
複数の外部記憶装置を備えた電子機器において、複数の
外部記憶装置に重複して記憶させるデータを管理するデ
ータ管理名を記憶するデータ管理名称記憶手段と、前記
中央処理手段により前記外部記憶装置に対してデータの
読み取り又は書き込みが指示されたときに、前記データ
を管理するデータ管理名が前記データ管理名称記憶手段
に記憶されているか否かを判断する重複ファイル判断手
段と、この重複ファイル判断手段により前記データを管
理するデータ管理名が前記データ管理名称記憶手段に記
憶されていると判断されると、前記中央処理手段が前記
データの書き込みを指示した場合には前記データを前記
複数の外部記憶装置に重複して記憶させる重複書込制御
手段と、前記中央処理手段が前記データの読み取りを指
示した場合に最初の外部記憶装置からの前記データの読
み取りができなかったときには、他の外部記憶装置から
前記データを読み取る補助読取制御手段とを設けたこと
を特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3239405A JPH0581142A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3239405A JPH0581142A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 電子機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0581142A true JPH0581142A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17044289
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3239405A Pending JPH0581142A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 電子機器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0581142A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005071548A1 (ja) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Dai Nippon Printing Co., Ltd. | コンピュータシステムおよびそのデータの自動バックアップ方法 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP3239405A patent/JPH0581142A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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