JPH0581062A - ボード診断エキスパートシステム - Google Patents

ボード診断エキスパートシステム

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Publication number
JPH0581062A
JPH0581062A JP3243106A JP24310691A JPH0581062A JP H0581062 A JPH0581062 A JP H0581062A JP 3243106 A JP3243106 A JP 3243106A JP 24310691 A JP24310691 A JP 24310691A JP H0581062 A JPH0581062 A JP H0581062A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
board
failure analysis
parts
knowledge base
mounting
Prior art date
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Pending
Application number
JP3243106A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Tabuchi
秀樹 田淵
Yu Yamada
祐 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP3243106A priority Critical patent/JPH0581062A/ja
Publication of JPH0581062A publication Critical patent/JPH0581062A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】ボードの故障解析支援を行うエキスパートシス
テムを各種データベースから自動的に合成すること。 【構成】部品データベース2に格納されている部品単体
の正常性確認のためのチェック方法と、ボード部品デー
タベース1に格納されている、試験項目と関連づけされ
たボードを構成する部品、およびその部品の疑わしさの
順位を表す優先度とにもとづき、合成手段3でボード全
体の故障解析手順が合成されるものである。この解析手
順は知識ベース4に格納された上、推論機構6によって
ボード診断が行われるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボードに実装される部
品および実装部品単体のチェック方法を登録するだけ
で、ボードの故障解析手順を持つ知識ベースを自動生成
した上、故障ボードのNG試験項目および部品チェック
結果を入力することによって、ボードの故障解析支援を
行うボード診断エキスパートシステムに関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】これまで、診断型エキスパートシステムと
しては、特開平2−144628号公報に記載のものが
知られている。これによる場合、診断対象としての装置
の故障解析に関する知識をその装置の故障解析専門家か
ら得、これを知識ベースに格納しておき、ユーザに対し
ては故障の現象、環境、条件などの状態情報と、診断対
象に対してなされた修理、点検等の行動情報とに関する
各種質問が発生されるようになっている。これら各種質
問にユーザが応答すれば、ユーザから得られた応答と、
予め格納されている故障解析知識とにもとづき故障原因
の推論が行なわれ、その結果が診断結果として得られる
ようになっている。また、知識ベースの作成に関して
は、故障解析専門家の持つ故障解析知識を、ナリッジエ
ンジニアがインタビュー等により抽出した上、1コード
(種類)ずつ知識べースが作成されるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術では、診断対象が少品種大量生産の装置に限られ
ていたため、1コード当りの知識ベース作成工数につい
て配慮がされておらず、故障解析専門家の持つ故障解析
知識をナリッジエンジニアが聞きだし、1コードずつ知
識ベースが作成されていることから、1コード作成する
のに工数がかかりすぎ、したがって、多数のコードを少
しずつ生産することが多いボードにエキスパートシステ
ムを適用するには工数がかかりすぎ、実際上、ボードへ
の適用は不可能となっているのが実情である。また、診
断対象が新規に開発された装置である場合には、故障解
析専門家が少なく、また、往々にして不在がちであるば
かりか、その対象装置に対する経験、ノウハウが積み重
ねられるまでには試行錯誤が繰り返されていることか
ら、故障解析を効率的に行ない得ないものとなってい
る。
【0004】本発明の目的は、ボードに実装されている
部品各々についての各種情報を登録するだけで、知識ベ
ースが容易に作成され得るボード診断エキスパートシス
テムを供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、基本的に
は、ボードを構成する部品の名称、実装No.および理
論的、経験的に求められる部品の壊れ易さの順位を示す
優先度を格納するボード部品データベースと、部品の正
常性を確認するためのチェック方法を格納する部品デー
タベースと、これらデータベースに格納されている情報
にもとづき、ボード全体の故障解析手順を合成する合成
手段と、この合成手段により作成された故障解析手順を
格納する知識ベースと、知識ベースに格納されたボード
故障解析手順にもとづき、推論を行う推論機構とを少な
くとも含むべく、構成することで達成される。
【0006】
【作用】合成手段では、部品データベースに格納されて
いる部品単体の正常性確認のためのチェック方法と、ボ
ード部品データベースに格納されている、試験項目と関
連づけされたボードを構成する部品、およびその部品の
疑わしさの順位を表す優先度とにもとづきボード全体の
故障解析手順が合成された上、知識ベースに格納される
ようになっている。また、DA(DA:データ オート
メーション)インタフェースによってDAよりボードの
実装図が知識ベースに取り込まれるが、推論機構では知
識ベースに格納されている故障解析手順と、部品のチェ
ック結果をもとに推論が行なわれる一方、表示部ではま
た、優先度順に部品のチェック方法をボード実装図と重
ねて表示することによって、ボード故障解析の支援が行
なわれているものである。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図5によ
り説明する。
【0008】先ず本発明によるボード診断エキスパート
システムの概要について説明すれば、図1は一例でのそ
の全体としてのシステム構成を示したものである。図示
のように、本システムは、ボードを構成する部品の名
称、実装No.および理論的、経験的に求められる部品
の壊れ易さの順位を示す優先度を格納するボード部品デ
ータベース1、部品の正常性を確認するためのチェック
方法を格納する部品データベース2、これらデータベー
スをもとに、ボード全体の故障解析手順を合成する合成
手段3、合成手段3により作成された故障解析手順を格
納する知識ベース4、ボードの実装状態を実装図として
格納するDA9、ボードの実装図をDA9より知識ベー
ス4に取り込むためのDAインタフェース5、知識ベー
ス4に格納されたボード故障解析手順をもとに推論を行
う推論機構6、ボード品名、NG試験項目および故障解
析実行時にボード各部のチェック結果等を入力する、マ
ウス等の入力部7、ボード実装図、部品チェック方法、
推論結果、処置等を表示する、CRT等の表示部8によ
り構成されたものとなっている。
【0009】さて、その処理動作を図3〜図5を参照し
つつ図2に示すフローにより説明すれば、先ず最初に知
識ベース作成処理、推論実行処理のうちから何れかが選
択されるものとなっている(処理11)。ここでは、先
ず知識ベース作成処理が選択されたとして、この知識ベ
ース作成処理から説明すれば、ボード部品データべース
1には、図3に示すように、ボード部品名31毎に各種
の試験項目32が、また、試験項目32毎に関連部品3
3がその品名34、実装No.35、チェックを行う優
先度36が登録されるようになっている(処理12)。
また、DAインタフェース5を介し、DA9より各ボー
ドの実装図が知識ベース4内に取り込んでおく(処理1
3)。その後、ボード部品データベース1に登録されて
いる品名34が、部品データベース2内に登録されてい
るか否か順次検索された上、全部品についての品名34
が登録済みか否かが判断されるものとなっている(処理
14,15)。この判断で、もしも、登録されていない
品名34があれば、その部品についての部品情報の登録
が行なわれるようになっている(処理16)。全部品に
ついての品名34か既に登録されているか、あるいは必
要な部品情報の登録が行なわれた後に、ボード部品デー
タベータ1および部品データベース2の内容にもとづ
き、合成手段3ではボード全体の故障解析手順が合成さ
れるようになっているものである(処理17)。
【0010】ここで、部品データベース2に登録される
情報について具体的に説明すれば、図4に示すように、
その情報はその部品の属する種別、即ち、抵抗、リレ
ー、TTLといった大分類41、品名42およびその部
品が正常であることを確認するためのチェック方法43
から構成されたものとなっている。また、故障解析手順
の合成について具体的に説明すれば、これは、ボード部
品データベース1から試験項目32別に実際に使用して
いる関連部品33を優先度36順に取り出すとともに、
それについてのチェック方法43が部品データベース2
より取り出され組合せられることによって、ボード全体
の故障解析手順が合成されるものとなっている。例え
ば、図3に示すボード部品データベース1から試験項
目:試験1について部品RLAを取り出す一方、図4に
示す部品データベース2より部品RLAのチェック方法
を引き出す、といった具合に、試験項目:試験1での全
ての部品について同様な処理を行い組合せることによっ
て、ボード品名XXX全体の故障解析手順が作成される
ものである。
【0011】次に、推論実行処理について説明すれば、
ボード品名31およびNGとなる試験項目32を入力す
ると(処理18)、図5に示すように、対象となるボー
ドの実装図51が表示部8に表示されるようになってい
る(処理19)。同時に表示部8には、その試験項目3
2(例えば、試験1)に関連する部品33のうち、最も
優先度の高い部品の品名53(例えば、RLA)とチェ
ック内容54および結果の選択肢55が表示されるもの
となっている(処理20)。更に、その際に、その部品
の実装No.35に対応する部品52はその色が変えら
れた状態で、実装図51に重ねて表示されるようになっ
ている。このような表示に従いチェックを行うが、チェ
ック結果はマウス等の入力部7より入力されるものとな
っている(処理21)。後述するが、このチェック結果
が1つでも“NG”となった場合は、その部品を故障原
因と判定し、それに対する処置を表示した上、推論を終
了するが、チェック結果が全て“GOOD”であった場
合は、その部品の次に優先度の高い部品の品名53、チ
ェック方法54が新たに表示されるものとなっている
(処理22)。このような処理が繰り返されることによ
って、ボードの故障解析を行えるものである。こうして
故障原因が判明すると、その結果および処置を表示部8
に表示し、一連の推論は終了されるものである(処理2
3)。万一、全ての部品のチェック結果が“NG”とな
らなかった場合は、専門家に任せる等の処置が表示され
るものとなっている。
【0012】
【発明の効果】以上、説明したように、これまでにあっ
ては、ナリッジエンジニアが専門家にインタビュー等を
行い、1コード当り数か月かけて作成されていたエキス
パートシステムが、本発明による場合、ボードに使用さ
れている部品を登録するだけで作成できるようになり、
作成工数の大幅な低減が可能となる。また、診断対象が
新規に開発されたボードの場合には、故障解析専門家が
不在の場合であっても、経験、ノウハウの流用ができ、
効率の良い故障解析が行えることになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるボード診断エキスパート
システムのシステム構成を示す図、
【図2】図2は、そのボード診断エキスパートシステム
での処理動作フローを示す図、
【図3】図3は、ボーード部品データベースへの一例で
の登録内容を示す図、
【図4】図4は、部品データベースへの一例での登録内
容を示す図、
【図5】図5は、推論実行時での表示例を示す図、
【符号の説明】
1…ボード部品データベース、 2…部品データベース、 3…合成手段、 4…知識ベース、 5…DAインタフェース、 6…推論機構、 7…入力部、 8…表示部、 9…デザイン オートメーション(DA)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ボードを構成する部品の名称、実装No.
    および理論的、経験的に求められる部品の壊れ易さの順
    位を示す優先度を格納するボード部品データベースと、
    部品の正常性を確認するためのチェック方法を格納する
    部品データベースと、該部品データベースおよび上記ボ
    ード部品データベースに格納されている情報にもとづ
    き、ボード全体の故障解析手順を合成する合成手段と、
    該合成手段により作成された故障解析手順を格納する知
    識ベースと、ボードの実装状態を実装図として格納する
    デザイン オートメーション(DA)と、該DAよりボ
    ードの実装図を上記知識ベースに取り込むためのDAイ
    ンタフェースと、上記知識ベースに格納されたボード故
    障解析手順にもとづき、推論を行う推論機構と、ボード
    品名、NG試験項目および故障解析実行時にボード各部
    のチェック結果等を入力する入力部と、ボード実装図、
    部品チェック方法、推論結果、処置等を表示する表示部
    とを含む構成のボード診断エキスパートシステム。
JP3243106A 1991-09-24 1991-09-24 ボード診断エキスパートシステム Pending JPH0581062A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3243106A JPH0581062A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ボード診断エキスパートシステム

Applications Claiming Priority (1)

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JP3243106A JPH0581062A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ボード診断エキスパートシステム

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Publication Number Publication Date
JPH0581062A true JPH0581062A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17098888

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JP3243106A Pending JPH0581062A (ja) 1991-09-24 1991-09-24 ボード診断エキスパートシステム

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5555406A (en) * 1993-08-30 1996-09-10 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Method and apparatus for assisting the design of parts of a product
JP2006120081A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Toshiba Corp 故障解析支援端末および故障解析支援情報提供装置
CN102978531A (zh) * 2012-11-09 2013-03-20 宁波嘉达精密铸造有限公司 挖掘机斗齿及其制备方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006120081A (ja) * 2004-10-25 2006-05-11 Toshiba Corp 故障解析支援端末および故障解析支援情報提供装置
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