JPH0580867B2 - - Google Patents

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JPH0580867B2
JPH0580867B2 JP59180939A JP18093984A JPH0580867B2 JP H0580867 B2 JPH0580867 B2 JP H0580867B2 JP 59180939 A JP59180939 A JP 59180939A JP 18093984 A JP18093984 A JP 18093984A JP H0580867 B2 JPH0580867 B2 JP H0580867B2
Authority
JP
Japan
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low
signal
luminance signal
pass filter
circuit
Prior art date
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Application number
JP59180939A
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English (en)
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JPS6158383A (ja
Inventor
Masatoshi Sase
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Publication of JPS6158383A publication Critical patent/JPS6158383A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばビデオカメラからの出力信号
中の輝度信号の処理装置に関する。
〔従来の技術〕
ビデオカメラからの輝度信号のノイズは、ビデ
オカメラ出力のγ特性で低輝度成分のゲインが大
きいため、低輝度部分ほど目につきやすい。そし
て、この輝度信号のノイズは撮像デバイスの特性
との関連もあるが高い周波数成分であることが多
い。したがつて、輝度信号の処理にあたつて低輝
度時の帯域を狭く(高域をカツト)すれば、低輝
度時の解像度は劣化するが、それ以上に上記の高
域ノイズが減少する効果が大きく、見やすい画質
となる。
そこで、第7図に示すような輝度信号の処理装
置が考えられる。
すなわち、第8図Aに示すようなビデオカメラ
よりの輝度信号Yの帯域を殆んどカバーするよう
な比較的広帯域のローパスフイルタ1と、同図B
に示すように輝度信号Yの帯域の高域側をカツト
するような特性のローパスフイルタ2とを用意し
入力端子3を通じた輝度信号Yをこれらローパス
フイルタ1及び2を通じてスイツチ回路4の一方
及び他方の入力端子に供給する。そして、入力端
子3を通じた輝度信号をレベル検出回路5に供給
してこれより輝度レベルが一定値以上のときは、
例えばローレベルで、一定値以下の低輝度になつ
たときはハイレベルとなる信号SWを得、この信
号SWによつてスイツチ回路4をローレベルのと
きは図の状態は、ハイレベルのときは図の状態と
は逆の状態に、それぞれ切り換えるようにする。
このようにすれば、輝度レベルが一定値以上の
ときは出力端子6には、ローパスフイルタ1を通
じた輝度信号が得られ、ビデオカメラからの輝度
信号がほぼそのまま得られる。一方、輝度レベル
が一定値以下の低輝度のときは、出力端子6には
ローパスフイルタ2を通じた高域成分がカツトさ
れた輝度信号が得られる。よつて、低輝度のとき
の高域ノイズが除去され、見やすい画質になる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記のように、輝度レベルの大きさによつて輝
度信号の帯域を変化させるにあたつて、フイルタ
をスイツチを用いて切り換えて行う場合には、そ
の切り換えのノイズが画面上に現われ好ましくな
い。
この発明はこのような切り換えノイズを発生さ
せることなく輝度信号の帯域を輝度レベルよつて
変えることができるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図はこの発明の一実施例を示すもので、原
理的構成を示すものである。
入力端子11を通じたビデオカメラからの輝度
信号Yをダーククリツプ回路12に供給して輝度
レベルが低いときは輝度信号をクリツプしてしま
う。このダーククリツプ回路12の出力はハイパ
スフイルタ13を通じて合成回路14に供給され
る。また、入力端子11よりの輝度信号Yはロー
パスフイルタ15を通じて合成回路14に供給さ
れる。そして、この合成回路14から出力端子1
6が導出される。
〔作用〕
輝度信号Yのレベルが第2図Aのように高いと
ころではハイパスフイルタ13からは同図Cに示
すような輝度信号Yの高域成分が得られ、一方、
ローパスフイルタ15からは同図Bに示すような
輝度信号Yの低域成分が得られるから、合成回路
14からは同図Dに示すように元の帯域とほぼ等
しい帯域を有する輝度信号出力が得られ、出力端
子16に得られる。
一方、輝度レベルが第3図Aに示すように低い
ときは、ローパスフイルタ15からは同図Bに示
すようにその低域成分が得られるが、ダーククリ
ツプ回路12によりクリツプされてしまうため、
ハイパスフイルタ13からは同図Cに示すように
出力信号は得られず、このため、合成回路14の
出力としては同図Dに示すように輝度信号Yの低
域成分のみが得られる。したがつて、出力端子1
6にはノイズを多く含む高域成分が除去された輝
度信号が得られ、再生画面上ではノイズの目立た
ない画像が得られる。
〔実施例〕
第4図はこの発明の他の実施例で、第1図の構
成の場合には、ローパスフイルタとハイパスフイ
ルタの特性は、両者のクロスオーバ部分で全く逆
特性にしなければ出力信号の特質が劣化するが、
これを改良した例である。
すなわち、この例ではハイパスフイルタ13の
代わりにローパスフイルタ15と同特性のローパ
スフイルタ17と減算回路18を用いるものであ
る。つまり、ダーククリツプ回路12の出力から
ローパスフイルタ17の出力を減算すれば輝度信
号Yの高域成分が減算出力として得られ、ハイパ
スフイルタ13と同じ働きをするものである。
この例の場合はフイルタはともにローパスフイ
ルタで同じ特性のものは比較的得やすいので、ハ
イパスフイルタの特性を調整するよりも設計がし
やすくなる。
第5図はさらにこれを改良した場合の例であ
る。すなわち、ダーククリツプ回路12の出力を
入力端子11からの輝度信号Yから減算回路19
にて減算し、その結果出力をローパスフイルタ2
0に供給して高域成分を除去し、これを合成回路
21に供給する。一方、ダーククリツプ回路12
の出力をローパスフイルタ20での遅延時間分を
補償するための遅延回路23を通じて合成回路2
1に供給する。
この第5図の例は第4図例の2個のローパスフ
イルタを一つのローパスフイルタ20で兼用した
ものに等しい。すなわち、ダーククリツプ回路1
2を通じた信号は合成回路21に供給されるとと
もに減算回路19によつて位相反転され、ローパ
スフイルタ20を通じて合成回路21に供給され
る。その結果、ダーククリツプ回路12を通じた
信号の高域成分がこの合成回路21より得られる
ことになる。一方、輝度信号Yは(減算回路19
を介して)ローパスフイルタ20に供給され、そ
の低域成分が得られ、これが合成回路21に供給
されて、前記の高域成分と合成される。よつて、
出力端子22にはダーククリツプされた輝度信号
の高域成分と、輝度信号の低域成分との合成信号
が得られることになり、前述の例と全く同様の効
果が得られる。
以上のことから、ダーククリツプ回路12を通
じて出力端子22に導出される信号成分は輝度信
号の高域成分であり、また、入力端子11から減
算回路19を通じて出力端子22に導出される信
号成分は輝度信号の低域成分であるから、第6図
に示すように入力端子11を2つに分かち、これ
ら入力端子11a,11bに、それぞれに適した
別の信号を供給するようにしてもよい。例えば、
入力端子11aにルミナンスバランスをとつた信
号を、入力端子11bに3原色信号から演算式に
より求められる輝度信号を供給する如くである。
なお、この発明においてはダーククリツプ回路
のクリツプレベルを変えることによつて輝度レベ
ルの何れの値で高域成分をカツトするかを容易に
定めることができる。
さらに、ダーククリツプ回路12において、回
路を完全にクリツプさせずに、黒近傍部分圧縮動
作とすれば、低輝度レベル部の高域信号を完全に
零とすることなく、レベルを下げて残留されるよ
うにすることもできる。これは、低輝度部のノイ
ズの画面への影響と、解像度との関係から適宜定
めるようにする。
〔発明の効果〕
この発明によれば、目につきやすい低輝度時の
高域ノイズを減少させるため、低輝度時に輝度信
号帯域を狭くする信号処理をスイツチ回路を用い
ることなく、したがつてスイツチノイズを生じた
りすることなくスムースに行うことができる。
また、低輝度時に完全に高域をクリツプするこ
となく、黒近傍部分圧縮を行うようにすることに
よつて、高域ノイズの減少と解像度劣化との兼ね
合いを考慮でき、低輝度時の輝度信号の高域のゲ
インをある程度自由に設定できるというメリツト
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロツク図、第
2図及び第3図はその作用を説明するための図、
第4図〜第6図はそれぞれこの発明の他の実施例
のブロツク図、第7図は従来の装置の一例のブロ
ツク図、第8図はその説明のための図である。 12はダーククリツプ回路、13はハイパスフ
イルタ、15はローパスフイルタ、14は合成回
路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ビデオカメラからの輝度信号の黒レベル近傍
    をレベル圧縮あるいはクリツプした信号の高域成
    分と、上記輝度信号の低域成分とを合成して出力
    輝度信号を得るようにした輝度信号の処理装置。
JP59180939A 1984-08-30 1984-08-30 輝度信号の処理装置 Granted JPS6158383A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59180939A JPS6158383A (ja) 1984-08-30 1984-08-30 輝度信号の処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59180939A JPS6158383A (ja) 1984-08-30 1984-08-30 輝度信号の処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6158383A JPS6158383A (ja) 1986-03-25
JPH0580867B2 true JPH0580867B2 (ja) 1993-11-10

Family

ID=16091916

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59180939A Granted JPS6158383A (ja) 1984-08-30 1984-08-30 輝度信号の処理装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH079483Y2 (ja) * 1987-09-30 1995-03-06 株式会社東芝 ノイズ軽減回路
KR960004130B1 (ko) * 1992-02-29 1996-03-26 삼성전자주식회사 영상신호의 노이즈 제거회로
JP2006283418A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Shin Nikkei Co Ltd 改装用サッシ

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Publication number Publication date
JPS6158383A (ja) 1986-03-25

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