JPH0580696A - 道路情報の表示方法 - Google Patents
道路情報の表示方法Info
- Publication number
- JPH0580696A JPH0580696A JP23933491A JP23933491A JPH0580696A JP H0580696 A JPH0580696 A JP H0580696A JP 23933491 A JP23933491 A JP 23933491A JP 23933491 A JP23933491 A JP 23933491A JP H0580696 A JPH0580696 A JP H0580696A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- road
- information
- road information
- vehicle
- screen
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Navigation (AREA)
- Traffic Control Systems (AREA)
- Instructional Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】高速道路Ｌを走行中に、ビーコンから道路情報
例えば渋滞情報を受信すれば、ドライバが特に必要とす
る高速道路Ｌ上の渋滞情報ａと、次のインターチェンジ
ＩＣ付近の一般道路上の渋滞情報ｂのみを選択して表示
する。 【効果】ドライバは、膨大な量の道路情報のうち、ドラ
イバが必要な道路情報のみを一瞥して把握することがで
き、十分な余裕をもって運転をすることができるように
なる。
例えば渋滞情報を受信すれば、ドライバが特に必要とす
る高速道路Ｌ上の渋滞情報ａと、次のインターチェンジ
ＩＣ付近の一般道路上の渋滞情報ｂのみを選択して表示
する。 【効果】ドライバは、膨大な量の道路情報のうち、ドラ
イバが必要な道路情報のみを一瞥して把握することがで
き、十分な余裕をもって運転をすることができるように
なる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、路上に設置されたビー
コンより受信される道路情報をナビゲーション装置の画
面に表示させる道路情報表示方法に関するものである。
コンより受信される道路情報をナビゲーション装置の画
面に表示させる道路情報表示方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、車両の目的地への到達を支援
するために、現在位置情報を車両の運転者又は乗務する
者（以下単に「ドライバ」という）に表示するナビゲー
ション装置が車両に搭載されることがある。このナビゲ
ーション装置は、小型のコンピュータ及び表示装置を備
え、車速センサや方位センサにより進行距離と進行方向
を検出して車両の現在位置を更新していき、現在位置と
して前記表示装置に道路地図とともに表示させることが
できるものである。
するために、現在位置情報を車両の運転者又は乗務する
者（以下単に「ドライバ」という）に表示するナビゲー
ション装置が車両に搭載されることがある。このナビゲ
ーション装置は、小型のコンピュータ及び表示装置を備
え、車速センサや方位センサにより進行距離と進行方向
を検出して車両の現在位置を更新していき、現在位置と
して前記表示装置に道路地図とともに表示させることが
できるものである。
【０００３】ところで、前記ナビゲーション装置は、単
にドライバに車両の現在位置を伝えるのみではなく、路
上のビーコンから、当該ビーコンの設置位置、交通規
制、交通渋滞などに関する情報を得て、車両の現在位置
を修正したり、時々刻々変化する道路状況をドライバに
伝えるという役割をも果たすことができる。ここに、ビ
ーコンとは路上に設置され、自己の位置座標の情報、交
差点情報、道路規制情報、渋滞・事故情報、周辺案内情
報など（以下「道路情報」という）を含む信号を比較的
狭い範囲に向けて放射する装置であり、この放射された
信号を車両において受信することによって、車両は、自
車の推定位置を修正するとともに、ドライバに有用な道
路情報を提供することができるようになる。前記道路情
報は、ビーコンの位置を中心に半径数十ｋｍから数百ｋ
ｍの道路情報に及ぶものである。
にドライバに車両の現在位置を伝えるのみではなく、路
上のビーコンから、当該ビーコンの設置位置、交通規
制、交通渋滞などに関する情報を得て、車両の現在位置
を修正したり、時々刻々変化する道路状況をドライバに
伝えるという役割をも果たすことができる。ここに、ビ
ーコンとは路上に設置され、自己の位置座標の情報、交
差点情報、道路規制情報、渋滞・事故情報、周辺案内情
報など（以下「道路情報」という）を含む信号を比較的
狭い範囲に向けて放射する装置であり、この放射された
信号を車両において受信することによって、車両は、自
車の推定位置を修正するとともに、ドライバに有用な道
路情報を提供することができるようになる。前記道路情
報は、ビーコンの位置を中心に半径数十ｋｍから数百ｋ
ｍの道路情報に及ぶものである。
【０００４】詳細にいうと、前記自己の位置座標の情報
とはビーコンの設置されている位置座標、道路名を含む
もので、車両がビーコンを通過したときに自己の車両位
置を修正するために、最優先で与えなければならない情
報である。交差点情報は、ビーコンが設置されている最
寄りの交差点についての交差点の位置と名称、ビーコン
からの相対距離及び方向の他、分岐路の数と各分岐路の
方向、方向別の行先又は道路名に関する情報などであ
る。
とはビーコンの設置されている位置座標、道路名を含む
もので、車両がビーコンを通過したときに自己の車両位
置を修正するために、最優先で与えなければならない情
報である。交差点情報は、ビーコンが設置されている最
寄りの交差点についての交差点の位置と名称、ビーコン
からの相対距離及び方向の他、分岐路の数と各分岐路の
方向、方向別の行先又は道路名に関する情報などであ
る。
【０００５】道路規制情報とは、特定の道路上の進入禁
止、右折可、左折可などの情報である。渋滞・事故情報
とは、特定の道路上の渋滞長さ、事故の発生に関する情
報である。周辺案内情報とは道路周囲の目印となる建築
物、レストランなどに関する情報である。
止、右折可、左折可などの情報である。渋滞・事故情報
とは、特定の道路上の渋滞長さ、事故の発生に関する情
報である。周辺案内情報とは道路周囲の目印となる建築
物、レストランなどに関する情報である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで、ビーコンか
ら得られる情報量は、一般道路上で約１０ｋバイト、高
速道路上で約６ｋバイトと膨大な量である。このうち、
ドライバにとって特に必要な道路規制情報や渋滞・事故
情報が情報の大部分を占めることになる。したがって、
ビーコンから送られてくるこのような情報を画面にすべ
て表示しても、ドライバにとっては見にくいだけで、ど
の情報が必要でどの情報が不要なのかを選択するのに迷
い、かえって混乱してしまうことになる。
ら得られる情報量は、一般道路上で約１０ｋバイト、高
速道路上で約６ｋバイトと膨大な量である。このうち、
ドライバにとって特に必要な道路規制情報や渋滞・事故
情報が情報の大部分を占めることになる。したがって、
ビーコンから送られてくるこのような情報を画面にすべ
て表示しても、ドライバにとっては見にくいだけで、ど
の情報が必要でどの情報が不要なのかを選択するのに迷
い、かえって混乱してしまうことになる。
【０００７】そこで本発明の目的は、走行の安全を考慮
し、道路情報のうちドライバに必要な情報のみを一定の
形態で与えることができる道路情報の表示方法を提供す
ることである。
し、道路情報のうちドライバに必要な情報のみを一定の
形態で与えることができる道路情報の表示方法を提供す
ることである。
【０００８】
【課題を解決するための手段及び作用】前記の目的を達
成するための本発明の道路情報の表示方法は、車両が高
速道路（高速自動車国道及び自動車専用道路をいう）を
走行中かどうかを判定し、高速道路を走行中であれば、
当該高速道路の道路情報及び次のインターチェンジに接
続される所定範囲内の高速道路及び一般道路（高速道路
以外の道路をいう）上の道路情報のみを選択して画面に
表示する方法である（請求項１）。
成するための本発明の道路情報の表示方法は、車両が高
速道路（高速自動車国道及び自動車専用道路をいう）を
走行中かどうかを判定し、高速道路を走行中であれば、
当該高速道路の道路情報及び次のインターチェンジに接
続される所定範囲内の高速道路及び一般道路（高速道路
以外の道路をいう）上の道路情報のみを選択して画面に
表示する方法である（請求項１）。
【０００９】高速道路走行中において、ドライバが特に
必要とする情報は高速道路上の道路情報と、次のインタ
ーチェンジ付近の一般道路上の道路情報である。したが
って、このようにドライバが必要とする情報のみを選択
して表示する。また、前記道路情報を他の道路上の道路
情報とは区別して画面に表示するようにしてもよい（請
求項２）。
必要とする情報は高速道路上の道路情報と、次のインタ
ーチェンジ付近の一般道路上の道路情報である。したが
って、このようにドライバが必要とする情報のみを選択
して表示する。また、前記道路情報を他の道路上の道路
情報とは区別して画面に表示するようにしてもよい（請
求項２）。
【００１０】この方法によれば、路上のビーコンから道
路情報を受信すれば、ドライバが必要とする情報を、そ
うでない情報と区別できる形（色付け、中抜きなど）で
画面に表示できるので、ドライバは、画面を一瞥するだ
けで必要な情報のみを目で確認することができる。ま
た、車両においてビーコンから受信した道路情報に含ま
れる現在走行中の道路に該当する道路情報のみを選択し
て画面に表示するのもよい（請求項３）。
路情報を受信すれば、ドライバが必要とする情報を、そ
うでない情報と区別できる形（色付け、中抜きなど）で
画面に表示できるので、ドライバは、画面を一瞥するだ
けで必要な情報のみを目で確認することができる。ま
た、車両においてビーコンから受信した道路情報に含ま
れる現在走行中の道路に該当する道路情報のみを選択し
て画面に表示するのもよい（請求項３）。
【００１１】この方法によれば、ドライバにとって必要
と思われる走行中の特定の道路上の情報のみを選択して
表示することができる。また、ビーコンから受信した道
路情報に含まれる現在走行中の道路に該当する道路情報
を、他の道路上の道路情報とは区別して画面に表示して
もよい（請求項４）。
と思われる走行中の特定の道路上の情報のみを選択して
表示することができる。また、ビーコンから受信した道
路情報に含まれる現在走行中の道路に該当する道路情報
を、他の道路上の道路情報とは区別して画面に表示して
もよい（請求項４）。
【００１２】この方法によれば、路上のビーコンから道
路情報を受信すれば、ドライバが必要とする走行中の道
路情報を、走行していない道路情報と区別できる形で画
面に表示できるので、ドライバは、画面を一瞥するだけ
で必要な情報のみを目で確認することができる。
路情報を受信すれば、ドライバが必要とする走行中の道
路情報を、走行していない道路情報と区別できる形で画
面に表示できるので、ドライバは、画面を一瞥するだけ
で必要な情報のみを目で確認することができる。
【００１３】
【実施例】以下実施例を示す添付図面によって詳細に説
明する。図５は、車載ナビゲーション装置のブロック図
を示す。ナビゲーション装置２は、 左右両輪の回転速度を検出する車輪速センサ１ａ，１
ｂ、 旋回角速度を検出するジャイロ２ａ（旋回角速度を干
渉光の位相変化として読み取る光ファイバジャイロ、ピ
エゾエレクトリック素子の片持ちばり振動技術を利用し
て旋回角速度を検出する振動ジャイロ、機械式ジャイロ
などから選ばれたもの）、 地磁気に基づいて車両の絶対方位を検出する地磁気セ
ンサ３ａ、 ビーコン受信機４及びビーコン受信機４の出力側に接
続されるナビゲーション情報提供装置１、 地磁気センサ３ａなどから入力される初期方位とジャ
イロ２ａにより検出された方位変化量のデータの累積に
基づいて車両の現在方位を推定する方位推定部５、 前記車輪速センサ１ａ，１ｂにより検出される車輪の
回転数パルスに基づいて初期位置（キーボード１０によ
り設定された車両位置あるいはビーコン受信機４から入
力された車両位置）からの走行距離データを算出すると
ともに、前記方位推定部５から出力される方位データを
取得して初期位置を起点とする走行軌跡を推測航法によ
り算出する位置検出部６、 ナビゲーションコントローラ８、並びに ＣＲＴ、液晶表示器などからなり、地図メモリ１１に
格納された道路地図とともに車両位置、方位、走行軌
跡、ビーコン受信機４から得られた道路情報を表示する
ディスプレイ９を有している。
明する。図５は、車載ナビゲーション装置のブロック図
を示す。ナビゲーション装置２は、 左右両輪の回転速度を検出する車輪速センサ１ａ，１
ｂ、 旋回角速度を検出するジャイロ２ａ（旋回角速度を干
渉光の位相変化として読み取る光ファイバジャイロ、ピ
エゾエレクトリック素子の片持ちばり振動技術を利用し
て旋回角速度を検出する振動ジャイロ、機械式ジャイロ
などから選ばれたもの）、 地磁気に基づいて車両の絶対方位を検出する地磁気セ
ンサ３ａ、 ビーコン受信機４及びビーコン受信機４の出力側に接
続されるナビゲーション情報提供装置１、 地磁気センサ３ａなどから入力される初期方位とジャ
イロ２ａにより検出された方位変化量のデータの累積に
基づいて車両の現在方位を推定する方位推定部５、 前記車輪速センサ１ａ，１ｂにより検出される車輪の
回転数パルスに基づいて初期位置（キーボード１０によ
り設定された車両位置あるいはビーコン受信機４から入
力された車両位置）からの走行距離データを算出すると
ともに、前記方位推定部５から出力される方位データを
取得して初期位置を起点とする走行軌跡を推測航法によ
り算出する位置検出部６、 ナビゲーションコントローラ８、並びに ＣＲＴ、液晶表示器などからなり、地図メモリ１１に
格納された道路地図とともに車両位置、方位、走行軌
跡、ビーコン受信機４から得られた道路情報を表示する
ディスプレイ９を有している。
【００１４】地図メモリ１１は、カセットテープ、ＣＤ
−ＲＯＭ、ＤＡＴ、半導体メモリ、ＩＣメモリなどの記
憶媒体を使用し、従来公知のごとく所定範囲の道路網、
交差点、鉄道交通網などの道路地図データを格納してい
る。ドライバの便宜のために1/12,500，1/25,000，1/10
0,000 ，1/400,000 などの縮尺が用意されている。道路
地図データは、道路地図（高速自動車国道、自動車専用
道路、一般国道、主要地方道、一般都道府県道、指定都
市の一般市道、その他の生活道路を含む。）をメッシュ
状に分割し、各メッシュ単位でノードとリンクとの組み
合わせからなる経路を記憶している（特開平２−277200
参照）。
−ＲＯＭ、ＤＡＴ、半導体メモリ、ＩＣメモリなどの記
憶媒体を使用し、従来公知のごとく所定範囲の道路網、
交差点、鉄道交通網などの道路地図データを格納してい
る。ドライバの便宜のために1/12,500，1/25,000，1/10
0,000 ，1/400,000 などの縮尺が用意されている。道路
地図データは、道路地図（高速自動車国道、自動車専用
道路、一般国道、主要地方道、一般都道府県道、指定都
市の一般市道、その他の生活道路を含む。）をメッシュ
状に分割し、各メッシュ単位でノードとリンクとの組み
合わせからなる経路を記憶している（特開平２−277200
参照）。
【００１５】ここに、ノードとは、一般に、道路の分岐
点や折曲点を特定するための座標位置のことであり、分
岐点を表わすノードを分岐点ノード、道路の折曲点（分
岐点を除く）を表わすノードを補間点ノードということ
がある。ノードデータは、ノード番号、当該ノードに対
応する隣接メッシュのノードのアドレス、ノードに接続
されるリンクのアドレスなどからなる。
点や折曲点を特定するための座標位置のことであり、分
岐点を表わすノードを分岐点ノード、道路の折曲点（分
岐点を除く）を表わすノードを補間点ノードということ
がある。ノードデータは、ノード番号、当該ノードに対
応する隣接メッシュのノードのアドレス、ノードに接続
されるリンクのアドレスなどからなる。
【００１６】各分岐点ノードを繋いだものがリンクであ
る。リンクデータはリンク番号、リンクの始点ノード及
び終点ノードのアドレス、リンクの距離、リンクを通過
する方向、道路種別（高速道路か一般道路か）、道路名
などのデータからなる。前記ナビゲーション・コントロ
ーラ８は、バッファメモリ８１、図形処理プロセッサ、
画像処理メモリなどから構成され、ディスプレイ９に表
示される地図の検索、初期位置、目的地、経由地点の入
力、地図の縮尺切り替え、スクロール、並びにビーコン
受信機４から得られた道路情報などを表示するディスプ
レイ表示用データの編集を行う。
る。リンクデータはリンク番号、リンクの始点ノード及
び終点ノードのアドレス、リンクの距離、リンクを通過
する方向、道路種別（高速道路か一般道路か）、道路名
などのデータからなる。前記ナビゲーション・コントロ
ーラ８は、バッファメモリ８１、図形処理プロセッサ、
画像処理メモリなどから構成され、ディスプレイ９に表
示される地図の検索、初期位置、目的地、経由地点の入
力、地図の縮尺切り替え、スクロール、並びにビーコン
受信機４から得られた道路情報などを表示するディスプ
レイ表示用データの編集を行う。
【００１７】ナビゲーション情報提供装置１は、ビーコ
ン受信機４から出力されるデータ信号を受信データバッ
ファに記憶させ、その記憶されたデータの順序を並べ替
えて送信データバッファに再度記憶させ、送信データバ
ッファに記憶された順序でナビゲーション装置２に送り
出すものである。ビーコンは、道路に沿って配置される
ものであり（図示せず）、ビーコンの設置位置座標の情
報その他の道路情報を車両のビーコン受信機４に無線送
信するものである。このような情報は、ランダムに送信
されるものではなく、一定の順序かつ一定の約束符号に
従って周期的にビーコンから送信されるものである。そ
して、各情報にはその情報に係る位置座標（例えば渋滞
情報ならどの地点からどの地点までが渋滞しているかを
示す座標）が付されている。
ン受信機４から出力されるデータ信号を受信データバッ
ファに記憶させ、その記憶されたデータの順序を並べ替
えて送信データバッファに再度記憶させ、送信データバ
ッファに記憶された順序でナビゲーション装置２に送り
出すものである。ビーコンは、道路に沿って配置される
ものであり（図示せず）、ビーコンの設置位置座標の情
報その他の道路情報を車両のビーコン受信機４に無線送
信するものである。このような情報は、ランダムに送信
されるものではなく、一定の順序かつ一定の約束符号に
従って周期的にビーコンから送信されるものである。そ
して、各情報にはその情報に係る位置座標（例えば渋滞
情報ならどの地点からどの地点までが渋滞しているかを
示す座標）が付されている。
【００１８】次に、図５の構成のナビゲーション装置２
の動作を説明する。先ずドライバは、走行前に装置を立
ち上げ、地図メモリ１１内から現在位置を含む所定範囲
の道路地図を選択し表示する。そして、車両を発進さ
せ、位置検出部６において車輪速センサ１ａ，１ｂの車
輪回転速度信号に基づいて現在位置からの走行距離デー
タを算出するとともに、方位推定部５において、ジャイ
ロ２ａの角速度データに基づいて現在方位を積算する。
そして、位置検出部６において前記両データに基づいて
走行軌跡データを算出し、ナビゲーション・コントロー
ラ８に供給する。ナビゲーション・コントローラ８は、
ディスプレイ９の画面に車両位置・方位、走行軌跡を道
路地図とともに表示させる。この場合、道路地図は、車
両の走行方向に応じてスクロールしていく。
の動作を説明する。先ずドライバは、走行前に装置を立
ち上げ、地図メモリ１１内から現在位置を含む所定範囲
の道路地図を選択し表示する。そして、車両を発進さ
せ、位置検出部６において車輪速センサ１ａ，１ｂの車
輪回転速度信号に基づいて現在位置からの走行距離デー
タを算出するとともに、方位推定部５において、ジャイ
ロ２ａの角速度データに基づいて現在方位を積算する。
そして、位置検出部６において前記両データに基づいて
走行軌跡データを算出し、ナビゲーション・コントロー
ラ８に供給する。ナビゲーション・コントローラ８は、
ディスプレイ９の画面に車両位置・方位、走行軌跡を道
路地図とともに表示させる。この場合、道路地図は、車
両の走行方向に応じてスクロールしていく。
【００１９】さらに、走行中に、ナビゲーション情報提
供装置１を介してビーコン受信機４から現在位置情報が
入力された場合は、その車両位置データは、車両の初期
位置として改めて入力される。したがって、ディスプレ
イ９に表示されている軌跡は、ビーコンデータを受信す
るたびに正確な軌跡に修正されることになる。さらに、
ナビゲーション情報提供装置１を介してビーコン受信機
４から道路情報が入力された場合、当該道路情報に含ま
れる道路種別から高速道路か一般道路かを判別する。
供装置１を介してビーコン受信機４から現在位置情報が
入力された場合は、その車両位置データは、車両の初期
位置として改めて入力される。したがって、ディスプレ
イ９に表示されている軌跡は、ビーコンデータを受信す
るたびに正確な軌跡に修正されることになる。さらに、
ナビゲーション情報提供装置１を介してビーコン受信機
４から道路情報が入力された場合、当該道路情報に含ま
れる道路種別から高速道路か一般道路かを判別する。
【００２０】道路種別が高速道路であれば、当該高速道
路の道路情報及び次のインターチェンジに接続される所
定範囲（例えば半径２０ｋｍの円）内の高速道路及び一
般道路上の道路情報のみを選択する。前記所定範囲内の
高速道路及び一般道路の選択は、リンクデータに基づい
て、道路情報の選択は、道路情報に含まれる位置座標に
基づいて行うことができる。
路の道路情報及び次のインターチェンジに接続される所
定範囲（例えば半径２０ｋｍの円）内の高速道路及び一
般道路上の道路情報のみを選択する。前記所定範囲内の
高速道路及び一般道路の選択は、リンクデータに基づい
て、道路情報の選択は、道路情報に含まれる位置座標に
基づいて行うことができる。
【００２１】高速道路の道路情報の表示例を図１に示
す。図１において、三角印ｃは高速道路Ｌを走行する車
両の現在位置マーク、ＩＣは次のインターチェンジ、ａ
は高速道路上の渋滞箇所、ｂはインターチェンジＩＣに
接続される一般道路上の渋滞箇所を示す。もし道路種別
が一般道路であれば、車両の現在位置を含むメッシュ及
びその近接メッシュにある一般道路及び高速道路の上の
全ての道路情報を表示することになるが、この場合ビー
コンから受信した道路情報により特定された道路名に該
当する道路（すなわち車両が走行中の道路）上の道路情
報を、他の道路上の道路情報とは色分けして画面に表示
する。
す。図１において、三角印ｃは高速道路Ｌを走行する車
両の現在位置マーク、ＩＣは次のインターチェンジ、ａ
は高速道路上の渋滞箇所、ｂはインターチェンジＩＣに
接続される一般道路上の渋滞箇所を示す。もし道路種別
が一般道路であれば、車両の現在位置を含むメッシュ及
びその近接メッシュにある一般道路及び高速道路の上の
全ての道路情報を表示することになるが、この場合ビー
コンから受信した道路情報により特定された道路名に該
当する道路（すなわち車両が走行中の道路）上の道路情
報を、他の道路上の道路情報とは色分けして画面に表示
する。
【００２２】この一般道路上の道路情報の表示例を図２
に示す。図２において、三角印ｃは道路Ｌを走行する車
両の現在位置マーク、ｄ，ｅは渋滞箇所を示す。走行中
の道路にある渋滞箇所ｄは、色分けして表示されること
になる。以上の実施例のほかに、高速道路において道路
情報を受け取った場合、図３に示すように、高速道路Ｌ
上及び次のインターチェンジＩＣに接続される一般道路
上の渋滞箇所ａ，ｂと、それ以外の一般道路上の渋滞箇
所ｆ，ｇとを色分け表示してもよい。また、一般道路に
おいて渋滞情報を受け取った場合、図４に示すように走
行中の路線Ｌの渋滞情報ａのみ表示して、走行中でない
路線上の渋滞情報を全く表示しないようにしてもよい。
また、以上の実施例では、渋滞情報を取り扱っていた
が、これ以外にも交差点誘導、工事中、通行止め、事故
などの他の道路情報を表示してもよいことはいうまでも
ない。
に示す。図２において、三角印ｃは道路Ｌを走行する車
両の現在位置マーク、ｄ，ｅは渋滞箇所を示す。走行中
の道路にある渋滞箇所ｄは、色分けして表示されること
になる。以上の実施例のほかに、高速道路において道路
情報を受け取った場合、図３に示すように、高速道路Ｌ
上及び次のインターチェンジＩＣに接続される一般道路
上の渋滞箇所ａ，ｂと、それ以外の一般道路上の渋滞箇
所ｆ，ｇとを色分け表示してもよい。また、一般道路に
おいて渋滞情報を受け取った場合、図４に示すように走
行中の路線Ｌの渋滞情報ａのみ表示して、走行中でない
路線上の渋滞情報を全く表示しないようにしてもよい。
また、以上の実施例では、渋滞情報を取り扱っていた
が、これ以外にも交差点誘導、工事中、通行止め、事故
などの他の道路情報を表示してもよいことはいうまでも
ない。
【００２３】
【発明の効果】以上のように請求項１記載の道路情報の
表示方法によれば、高速道路走行中においてビーコンか
ら道路情報を受信すれば、ドライバが特に必要とする高
速道路上の道路情報と、次のインターチェンジ付近の一
般道路上の道路情報のみを選択して表示するので、ドラ
イバは膨大な量の道路情報のうち、ドライバが真に必要
な情報のみを確認することができる。
表示方法によれば、高速道路走行中においてビーコンか
ら道路情報を受信すれば、ドライバが特に必要とする高
速道路上の道路情報と、次のインターチェンジ付近の一
般道路上の道路情報のみを選択して表示するので、ドラ
イバは膨大な量の道路情報のうち、ドライバが真に必要
な情報のみを確認することができる。
【００２４】請求項２記載の道路情報の表示方法によれ
ば、前記道路情報を他の道路上の道路情報とは区別して
画面に表示するので、ドライバは、画面を一瞥するだけ
で必要な情報のみを黙視することができる。また、請求
項３記載の道路情報の表示方法によれば、車両が走行中
の道路上の道路情報のみを選択して画面に表示するの
で、膨大な量の道路情報のうち、ドライバが走行してい
る道路情報のみを確認することができる。
ば、前記道路情報を他の道路上の道路情報とは区別して
画面に表示するので、ドライバは、画面を一瞥するだけ
で必要な情報のみを黙視することができる。また、請求
項３記載の道路情報の表示方法によれば、車両が走行中
の道路上の道路情報のみを選択して画面に表示するの
で、膨大な量の道路情報のうち、ドライバが走行してい
る道路情報のみを確認することができる。
【００２５】また、請求項４記載の道路情報の表示方法
によれば、ビーコンから受信した道路情報に含まれる現
在走行中の道路に該当する道路情報を、他の道路上の道
路情報とは区別して画面に表示するので、ドライバが必
要とする走行中の道路情報を、走行していない道路情報
と区別できる形で画面に表示できるので、ドライバは、
画面を一瞥するだけで必要な情報のみを目で確認するこ
とができる。
によれば、ビーコンから受信した道路情報に含まれる現
在走行中の道路に該当する道路情報を、他の道路上の道
路情報とは区別して画面に表示するので、ドライバが必
要とする走行中の道路情報を、走行していない道路情報
と区別できる形で画面に表示できるので、ドライバは、
画面を一瞥するだけで必要な情報のみを目で確認するこ
とができる。
【００２６】前記いずれの発明でもドライバは、必要な
道路情報のみを一瞥して把握することができ、十分な余
裕をもって運転をすることができるようになり、交通の
安全と円滑を確保できる。
道路情報のみを一瞥して把握することができ、十分な余
裕をもって運転をすることができるようになり、交通の
安全と円滑を確保できる。
【図１】高速道路を走行中に渋滞情報を取得した場合の
選択表示例を表わす図である。
選択表示例を表わす図である。
【図２】一般道路を走行中に渋滞情報を取得した場合の
色分け表示例を表わす図である。
色分け表示例を表わす図である。
【図３】高速道路を走行中に渋滞情報を取得した場合の
色分け表示例を表わす図である。
色分け表示例を表わす図である。
【図４】一般道路を走行中に渋滞情報を取得した場合の
選択表示例を表わす図である。
選択表示例を表わす図である。
【図５】ナビゲーション装置のブロック図である。
１ ナビゲーション情報提供装置 ２ ナビゲーション装置 ４ ビーコン受信機 ９ ディスプレイ
Claims (4)
- 【請求項１】路上に設置されたビーコンより受信される
道路情報をナビゲーション装置の画面に表示させる方法
であって、 車両が高速道路を走行中かどうかを判定し、高速道路を
走行中であれば、当該高速道路の道路情報並びに次のイ
ンターチェンジに接続される所定範囲内の高速道路及び
一般道路上の道路情報のみを選択して画面に表示するこ
とを特徴とする道路情報の表示方法。 - 【請求項２】路上に設置されたビーコンより受信される
道路情報をナビゲーション装置の画面に表示させる方法
であって、 車両が高速道路を走行中かどうかを判定し、高速道路を
走行中であれば、当該高速道路の道路情報並びに次のイ
ンターチェンジに接続される高速道路及び一般道路上の
道路情報を、他の道路上の道路情報とは区別して画面に
表示することを特徴とする道路情報の表示方法。 - 【請求項３】路上に設置されたビーコンより受信される
道路情報をナビゲーション装置の画面に表示させる方法
であって、 車両において前記ビーコンから受信した道路情報に含ま
れる現在走行中の道路に該当する道路情報のみを選択し
て画面に表示することを特徴とする道路情報の表示方
法。 - 【請求項４】路上に設置されたビーコンより受信される
道路情報をナビゲーション装置の画面に表示させる方法
であって、 車両において前記ビーコンから受信した道路情報に含ま
れる現在走行中の道路に該当する道路情報を、他の道路
上の道路情報とは区別して画面に表示することを特徴と
する道路情報の表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23933491A JPH0580696A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 道路情報の表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23933491A JPH0580696A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 道路情報の表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580696A true JPH0580696A (ja) | 1993-04-02 |
Family
ID=17043189
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23933491A Pending JPH0580696A (ja) | 1991-09-19 | 1991-09-19 | 道路情報の表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0580696A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07129895A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両用情報表示装置 |
| KR100256722B1 (ko) * | 1996-04-19 | 2000-05-15 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 교통 정보 표시 장치 |
| JP2008096339A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Aisin Aw Co Ltd | 交通情報配信装置 |
-
1991
- 1991-09-19 JP JP23933491A patent/JPH0580696A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07129895A (ja) * | 1993-10-29 | 1995-05-19 | Honda Motor Co Ltd | 車両用情報表示装置 |
| KR100256722B1 (ko) * | 1996-04-19 | 2000-05-15 | 다니구찌 이찌로오, 기타오카 다카시 | 교통 정보 표시 장치 |
| JP2008096339A (ja) * | 2006-10-13 | 2008-04-24 | Aisin Aw Co Ltd | 交通情報配信装置 |
| US8150612B2 (en) | 2006-10-13 | 2012-04-03 | Aisin Aw Co., Ltd. | Traffic information distributing apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0939297B1 (en) | Vehicle position information displaying apparatus and method | |
| US7398155B2 (en) | Car navigation system | |
| JPH11311533A (ja) | 経路探索装置 | |
| JP2009145060A (ja) | カーナビゲーションシステム | |
| JP2840946B2 (ja) | ナビゲーション装置における推奨ルートの検索表示方法 | |
| JP3941605B2 (ja) | カーナビゲーション装置 | |
| JP2001041761A (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
| JPH0510775A (ja) | 交差点情報表示方法 | |
| JP2785528B2 (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
| JP2544855B2 (ja) | 車両誘導装置 | |
| JP2000003497A (ja) | 走行位置表示装置 | |
| JP2001227971A (ja) | 車載用ナビゲーション装置 | |
| JP3237454B2 (ja) | 車載用経路算出装置 | |
| JP2002090156A (ja) | 車載用ナビゲーション装置の渋滞表示方法 | |
| JPH04219783A (ja) | 車載ナビゲーション装置 | |
| JP2005221427A (ja) | ナビゲーション装置、マップマッチング方法、およびナビゲーション用プログラム | |
| JPH0580696A (ja) | 道路情報の表示方法 | |
| JP2001050761A (ja) | 車両用ナビゲーション装置 | |
| JP2007263886A (ja) | ナビゲーション装置 | |
| JPH08219803A (ja) | 道路地図表示装置および車載用ナビゲーション装置 | |
| JPH0567295A (ja) | ビーコンから取得した道路情報の選別表示方法 | |
| JPH07113652A (ja) | 走行経路案内装置 | |
| JP3414923B2 (ja) | 車載用ナビゲーション装置の経路誘導方法 | |
| JP2970314B2 (ja) | 車両用地図表示装置 | |
| JPH11325938A (ja) | ナビゲーション装置及び記録媒体 |