JPH0579676A - 空調機及び空調機用輻射センサー - Google Patents

空調機及び空調機用輻射センサー

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JPH0579676A
JPH0579676A JP3239448A JP23944891A JPH0579676A JP H0579676 A JPH0579676 A JP H0579676A JP 3239448 A JP3239448 A JP 3239448A JP 23944891 A JP23944891 A JP 23944891A JP H0579676 A JPH0579676 A JP H0579676A
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JP
Japan
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concave mirror
radiation
radiation sensor
light
air
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Pending
Application number
JP3239448A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukikazu Matsuda
幸和 松田
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication of JPH0579676A publication Critical patent/JPH0579676A/ja
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  • Air Conditioning Control Device (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Radiation Pyrometers (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は空調機及び空調機用輻射センサーに
関するもので、輻射を検出するとともに表示体としても
兼用できる輻射センサーを提供し、さらに見映えのする
表示状態に仕上げることを目的としたものである。 【構成】 本発明は、前面を開口させた逆おわん状の凹
面鏡6と、この凹面鏡6の焦点付近に設けたサーミスタ
8及び同凹面鏡6の焦点付近に設けたLED9と、上記
凹面鏡6によって外部からの輻射熱を上記サーミスタ8
に集めるとともにLED9の光で該凹面鏡6を光らせる
ようにした輻射センサー20と、この輻射センサー20
からの出力を受けて冷房あるいは暖房の空調能力を制御
する空調制御部25と、LED9の発光状態を変える出
力を出す快適表示制御部26とからなる。したがって輻
射センサーは発光体を兼ね、しかも凹面鏡全体が光るの
で表示も見やすいものとなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は石油ファンヒータ、冷暖
エアコン等の空調機及びその空調機に使用する空調機用
輻射センサーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に石油ファンヒータ、冷暖エアコン
等の空調機は図8に示すように温度センサー1からの出
力に基づいて空調制御部が暖房源あるいは冷房源等の負
荷2を制御して暖房あるいは冷房していた。そして最近
では輻射センサー3を設け、この輻射センサー3からの
出力に基づいても空調制御部4が負荷2を制御するよう
になってきている。この輻射センサー3を用いた空調機
は、室内の壁や天井等からの輻射量を検出して負荷2を
制御するようになるため、上記室内の壁や天井等からの
冷熱輻射を考慮した空調が可能となり、使用者の体感温
度に合った快適な空調制御ができるようになる。そして
このような空調機では快適な空調状態になるとこれを表
示するランプ5を設け、使用者にも快適状態になってい
ることを報知するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記構成
の空調機ではランプ5が小さく、使用者は十分に確認す
ることができなかった。これはランプ5を大きくすれば
解決できるが、その分コストアップを招くことになる。
また、ランプ5を輻射センサー3と別に設けるためこれ
ら両方を取り付けるための構成が必要となり、構成が複
雑化するとともに組み立て工数も多くかかり、コストア
ップを招くという課題があった。
【0004】本発明は上記課題を解決するもので、コス
トアップや構成の複雑化を招くことなく表示を見易くす
ることを目的としたものであり、また輻射を検出すると
ともに表示体としても兼用できる輻射センサーを提供す
ることを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記第1の目的
を達成するために、前面を開口させた逆おわん状の凹面
鏡と、この凹面鏡の焦点付近に設けた輻射検出素子及び
同凹面鏡の焦点付近に設けた発光体とからなり、上記凹
面鏡によって外部からの輻射熱を上記輻射検出素子に集
めるとともに発光体の光で該凹面鏡を光らせるようにし
た輻射センサーと、この輻射センサーからの出力を受け
て冷房あるいは暖房の空調能力を制御する空調制御部
と、あらかじめ定められた快適空調状態になると前記輻
射センサーの発光体を発光あるいは発光状態を変える出
力を出す快適表示制御部とからなることを第1の課題解
決手段としている。
【0006】また、第2の目的を達成するために、前面
を開口させた逆おわん状の凹面鏡と、この凹面鏡の焦点
付近に設けた輻射検出素子及び同凹面鏡の焦点付近に設
けた発光体とからなり、上記凹面鏡によって外部からの
輻射熱を上記輻射検出素子に集めるとともに発光体の光
で該凹面鏡を光らせるようにしたことを第2の課題解決
手段としている。
【0007】
【作用】本発明は上記した第1の課題解決手段により、
凹面鏡が周囲の輻射熱を効率良く集めるとともに、快適
空調状態になると発光体が例えば発光しその発光体の光
を拡散して輻射センサーの凹面鏡全体が光るようにな
り、しかもセンサーとランプが一体化された形となって
いるので、コストアップや構成の複雑化を招くことはな
く、しかも快適空調状態を示す表示は見易いものとな
る。
【0008】さらに第2の課題解決手段により、輻射セ
ンサーは輻射を検出する表示体としても活用することが
可能になる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を石油ファンヒータ
に応用展開した場合を想定して図1から図7を参照しな
がら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符
号を付して説明を省略する。
【0010】まず図2と図3を用いて石油ファンヒータ
の概略構成を説明しておくと、輻射センサー20は被暖
房空間の壁面などからの輻射量を検出するもので、機器
本体21の前面に取着してある。ルーバ21aは熱風の
放出方向を制御するものである。
【0011】機器本体21の内部にはバーナ22を設
け、バーナ22に電磁ポンプ(図示せず)で燃料(灯
油)を供給するとともに、バーナファン(図示せず)に
より燃焼に最適の空気量を供給する。対流ファン23は
機器本体21の後部に設け、バーナ22により加熱され
た空気をルーバ21aにより放出方向を調整して放出口
24より熱風として放出する。空調制御部25は機器本
体21の上部内面に取り付けてある。26は上記輻射セ
ンサー20の雰囲気温度を検出するサーミスタで、輻射
センサー20の出力に温度補正を加えるのに利用する。
【0012】輻射センサー20は図1の断面構造から明
らかなように、凹面鏡6を有する受熱板7に輻射検出素
子となるサーミスタ8と発光体となるチップ形LED9
とを取着し、凹面鏡6の背後は断熱材10で覆ってあ
る。なお、サーミスタ8とチップ形LED9は凹面鏡6
の焦点付近に位置するように配置されている。
【0013】図4は受熱板7を図1のA方向から見た図
で、サーミスタ8とチップ形LED9がまだ取り付けら
れていない状態を示している。受熱板7には導体11が
印刷されており、電極12、13はそれぞれサーミスタ
8とチップ形LED9を半田づけするためのもので、電
極14、15は信号取り出し及び電源供給のために設け
られたものである。
【0014】図5はチップ形LED9の外観図で、直方
体の長手方向に電極16と17を備えており、エポキシ
樹脂のポット部18にLED半導体が直接埋め込まれた
ものである。
【0015】図6は透過性の樹脂で円錐状に構成した散
光器19をセットした図で、上記チップ形LED9の発
光面側に乗せるようにセットされる。これは、チップ形
LED9の発光面が平面であるため発光した光が一方向
にしか広がらないのを四方に均一に拡散する役割を果た
すものである。
【0016】次にこの石油ファンヒータの制御構成を図
1を用いて説明すると、25は空調制御部で、この空調
制御部25は温度センサー1により検出した室温と、輻
射センサー20により検出した輻射量と、別に指示され
た「熱い」「寒い」等の好み量と、燃焼部22の燃焼量
と、対流ファン23の風量と、ルーバ20のルーバ角と
によって快適度を算出し、この算出した快適度に応じて
前記燃焼部22、対流ファン23、ルーバー角度を制御
するように構成してある。27は上記空調制御部25か
らの出力があらかじめ定められた快適空調状態になると
前記LED9を発光させる快適空調制御部である。
【0017】以上の構成で、まず輻射センサー20は凹
面鏡6によって周囲の壁や天井等からの輻射熱をサーミ
スタ8付近に集熱し輻射量を検出する。この輻射量や燃
焼器の動作状態から上記空調制御部25が快適な暖房状
態になっていると判断すると、受熱板7に取り付けられ
たチップ形LED9が発光する。発光した光は凹面鏡6
によって広角度に拡散されるので、使用者は凹面鏡6全
体が明るく光っているように見える。特に図6、図7の
ものではLED9の直上に配置された散光器19によっ
て光が拡散されるのでより効率的に凹面鏡全体が光るこ
とになる。
【0018】なお実施例では、一色発光のLEDを使用
したが多色発光のLEDであっもかまわないし、図7に
示すようにチップ形LED9だけを受熱板7に取り付
け、サーミスタ8は凹面鏡側から引出すようにしても同
様の効果が得られる。また、上記実施例は石油ファンヒ
ータを例に説明したが、冷暖房エアコンにおいても同様
のことがいえる。
【0019】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、凹面鏡が輻射熱の集熱とチップ形LED等の
発光体の発する光の拡散を兼ねているので、輻射センサ
ー兼表示の構成及び取付構成の簡素化が図れ、しかも凹
面鏡全体が発光面となることから視覚効果も十分に得ら
れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における石油ファンヒータの
制御ブロック図
【図2】同石油ファンヒータの概略正面図
【図3】同石油ファンヒータの内部構造を示す断面図
【図4】同輻射センサー搭載の受熱板を示す正面図
【図5】同輻射センサー搭載のチップ形LED9の外観
を示す斜視図
【図6】同チップ形LED9に散光器19をセットした
斜視図
【図7】本発明の他の実施例における輻射センサーの断
面図
【図8】従来の石油ファンヒータの制御ブロック図
【符号の説明】
1 温度センサー 6 凹面鏡 8 サーミスタ(輻射検出素子) 9 チップ形LED(発光体) 19 散光器 20 輻射センサー 21 機器本体 25 空調制御部 27 快適表示制御部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口させた逆おわん状の凹面鏡
    と、この凹面鏡の焦点付近に設けた輻射検出素子及び同
    凹面鏡の焦点付近に設けた発光体とからなり、上記凹面
    鏡によって外部からの輻射熱を上記輻射検出素子に集め
    るとともに発光体の光で該凹面鏡を光らせるようにした
    輻射センサーと、この輻射センサーからの出力を受けて
    冷房あるいは暖房の空調能力を制御する空調制御部と、
    あらかじめ定められた快適空調状態になると前記輻射セ
    ンサーの発光体を発光あるいは発光状態を変える出力を
    出す快適表示制御部とからなる空調機。
  2. 【請求項2】 前面を開口させた逆おわん状の凹面鏡
    と、この凹面鏡の焦点付近に設けた輻射検出素子及び同
    凹面鏡の焦点付近に設けた発光体とからなり、上記凹面
    鏡によって外部からの輻射熱を上記輻射検出素子に集め
    るとともに発光体の光で該凹面鏡を光らせるようにした
    空調機用輻射センサー。
  3. 【請求項3】 前記発光体の発光部に透過性で三角錐状
    の散光器を設けた請求項2記載の空調機用輻射センサ
    ー。
JP3239448A 1991-09-19 1991-09-19 空調機及び空調機用輻射センサー Pending JPH0579676A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0569643U (ja) * 1992-02-24 1993-09-21 株式会社芝浦電子製作所 輻射センサ
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