JPH0578592U - 筆記用器具 - Google Patents

筆記用器具

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JPH0578592U
JPH0578592U JP2808692U JP2808692U JPH0578592U JP H0578592 U JPH0578592 U JP H0578592U JP 2808692 U JP2808692 U JP 2808692U JP 2808692 U JP2808692 U JP 2808692U JP H0578592 U JPH0578592 U JP H0578592U
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JP
Japan
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writing
tip
writing instrument
handwriting
tip surface
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Application number
JP2808692U
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Inventor
勝 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 筒状の本体の一端より突出させて設けられ
た、繊維,フェルトまたは類似の多孔性若しくは毛状材
料から成る筆記用尖端を有する筆記用器具において、前
記筆記用尖端の先端面は、3辺以上の端辺を有する多角
形状であると共に前記端辺の長さが各々異なる。 【効果】 筆記用尖端の先端面は、3辺以上の端辺を有
する多角形状であると共に前記端辺の長さが各々異なる
ので、先端面に設けられた端辺数と同数の異なる幅の筆
跡を明瞭に描き分けることができるため、簡易な構造の
筆記用器具一本のみで多種類の筆跡を得ることができる
ものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、繊維,フェルトまたは類似の多孔性若しくは毛状材料から成る筆記 用尖端を有する筆記用器具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、筆記用器具101は、図6に例示されるように筒状の本体102とイン クを浸出させる筆記用尖端104と前記筆記用尖端104を前記本体102中に 保持する保持体103から成っており、該筆記用器具101によって描かれる筆 跡は、前記筆記用尖端104の形状、特にその先端面105の形状により異なる 。一般的に市販されている筆記用器具101には、例えば「極太字用」,「太字 用」,「細字用」,「極細字用」等、描かれる筆跡幅によって規格付けられたも のがあり、このような多種類の筆記用器具101が個々に販売されている。前述 の如き筆記用器具101の用途によって、これらの筆記用器具101の筆記用尖 端104は、先端面105形状及び材質が異なっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の筆記用器具101で様々な幅の筆跡を描く場合は、その筆跡幅に対応し た筆記用尖端104を有する筆記用器具101が複数本必要であった。
【0004】 但し、図6の(ア)及び(イ)で示されるような「太字用」以上の筆記用器具 101には、該先端面105が長辺部10A及び短辺部10Bとから成る長方形 状のものもある。この場合、長辺部10A及び短辺部10Bによって各々異なる 幅10a,10bの筆跡を描くことは可能であるが、それ以上、即ち3種類以上 の幅の筆跡を描き分けることはできなかった。
【0005】 また、本体の両端に各々筆記用尖端を設け、一方は「太字用」,他方は「細字 用」等のように、一本の筆記用器具で異なる幅の筆跡が描けるようにした筆記用 器具もある。(図示せず)
【0006】 しかし、この場合も描き分けることができるのは設けられた筆記用尖端に対応 する2種類の幅の筆記幅のみである。更に、一本の筆記用器具に対し、2種類の 筆記用尖端を用意して組付ける構成である為、単数の筆記用尖端を有する通常の 筆記用器具に比べて、製造上の工程及び材料コストが余計にかかっていた。また 、本体中に内蔵され各筆記用尖端に供給されるインクが筆記用器具の両端部何れ の方向からも使用される為、使用による消耗が速いと共に、非使用時においても 直接空気にふれる筆記用尖端の表面積の増大によりインクの揮発による消耗量も 増えるので、インクの補給サイクルが短くなったり、また、インクを補給しない 所謂「使い捨て」タイプの構造の筆記用器具の場合は、筆記用器具自体の使用寿 命が短いものとなっていた。
【0007】 従って、本考案はこのような問題を解決し、簡易な構造にて多種類の筆跡を描 くことができる筆記用器具を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、以下の如き構成である。
【0009】 筒状の本体の一端より突出させて設けられた、繊維,フェルトまたは類似の多 孔性若しくは毛状材料から成る筆記用尖端を有する筆記用器具において、前記筆 記用尖端の先端面は、3辺以上の端辺を有する多角形状であると共に前記端辺の 長さが各々異なる。
【0010】
【実施例】
以下本考案の実施例のその構成を図1乃至図5に基づいて説明する。
【0011】 図3は本考案の実施例による筆記用器具1を示し、2は筒状の本体、4はイン クを浸出させる筆記用尖端、3は、前記筆記用尖端4を前記本体2中に保持する 保持体である。前記筆記用尖端4は繊維,フェルトまたは類似の外孔性若しくは 毛状材料等の材料から形成され、本体2内部に内蔵されたインクを使用に応じ適 宜浸出させるべく、前記本体2の一端から突設された棒状形態となっている。
【0012】 筆記用尖端の先端面は、図1に示される如く3辺以上の端辺A,B,Cを有す る多角形状の平端面であり、かつ前記各端辺A,B,Cの長さa,b,cは相互 に異なっている。
【0013】 図2に示される先端面5は、図3に示された筆記用器具1と同一の本考案の他 の実施例で、6角形状をしたものであり、該先端面5の6端辺D,E,F,G, H,Iの各長さd,e,f,g,h,iは、各々異なっている。
【0014】 図5は図1で示された先端面5を有する筆記用器具1を用いて描いた筆跡を示 すもので、各々(ア)は端辺Aを紙等の被筆記物(図示せず)に当接させて描い た筆跡であり、(イ)は同様に端辺Bを用いた筆跡(ウ)は端辺Cを用いた筆跡 である。各筆跡の幅a′,b′,c′は、用いた端辺の長さa,b,cと同一で あり、該先端面5に設けられた端辺の数と同数の、異なる幅の筆跡を明瞭に描き 分けることができる。
【0015】 前記筆記用尖端4に用いられる素材は、前述の如き繊維等から成ると共に、各 端辺の摩滅による消耗の低い、できれば硬質材料のものが望ましい。また、本考 案の筆記用器具1の用途としては、一般家庭用の他、端辺の長さにより筆跡幅が 正確に描き分けられるものであるため、特に各種デザイン用に用いられても好適 である。
【0016】 図4は、本考案の筆記用器具1の更に別の実施例を示すもので、本体2の外形 状が筆記用尖端4の外形状に対し、等倍以上の相似の形状に形成されているもの である。即ち、本体2の軸線に垂直方向のX−X断面形状と、前記筆記用尖端4 の先端面5の形状は同一位相において相似となるように形成されている。そのた め使用時において筆記用尖端4の先端面5の所望の幅の端辺が本体2の側面形状 によって触覚的に判断できるため、所望の幅の筆跡幅をより容易かつ適格に描く ことができる。
【0017】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、筆記用尖端の先端面は、3辺以上の端辺を有す る多角形状であると共に前記端辺の長さが各々異なるので、先端面に設けられた 端辺数と同数の異なる幅の筆跡を明瞭に描き分けることができるため、簡易な構 造の筆記用器具一本のみで多種類の筆跡を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例による筆記用器具の筆記
用尖端の先端面を示す平面図である。
【図2】本考案の第2の実施例による筆記用器具の筆記
用尖端の先端面を示す平面図である。
【図3】本考案の第2の実施例による筆記用器具を示す
斜視説明図である。
【図4】本考案の第3の実施例による筆記用器具を示す
斜視説明図である。
【図5】図1の筆記用器具を用いて描いた筆跡を示す説
明図である。
【図6】従来の筆記用器具を示したもので、(ア)は側
面図,(イ)は(ア)における先端面の拡大平面図であ
る。
【符号の説明】
1 筆記用器具 2 本 体 4 筆記用尖端 5 先端面 A,B,C 端 辺 a,b,c 端辺の長さ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の本体(2)の一端より突出させて
    設けられた、繊維,フェルトまたは類似の多孔性若しく
    は毛状材料から成る筆記用尖端(4)を有する筆記用器
    具(1)において、前記筆記用尖端(4)の先端面
    (5)は、3辺以上の端辺(A),(B),(C)を有
    する多角形状であると共に前記端辺(A),(B),
    (C)の長さ(a),(b),(c)が各々異なること
    を特徴とする筆記用器具。
  2. 【請求項2】 前記本体(2)の軸線に垂直方向の
    (X)−(X)断面形状と、前記筆記用尖端(4)の先
    端面(5)の形状は同一位相における相似の形状である
    ことを特徴とする請求項1記載の筆記用器具。
JP2808692U 1992-03-31 1992-03-31 筆記用器具 Pending JPH0578592U (ja)

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JP2808692U JPH0578592U (ja) 1992-03-31 1992-03-31 筆記用器具

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JPH0578592U true JPH0578592U (ja) 1993-10-26

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018515261A (ja) * 2015-05-20 2018-06-14 ロレアル 化粧用アプリケータ
JP2020066156A (ja) * 2018-10-24 2020-04-30 一裕 中辻 筆記具
WO2021105963A1 (en) * 2019-11-28 2021-06-03 Ashrafzadeh Bahram Prism-nib calligraphic marker
JP2023044763A (ja) * 2021-09-21 2023-04-03 一裕 中辻 筆記具

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