JPH0578385A - ウロン酸誘導体 - Google Patents

ウロン酸誘導体

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Publication number
JPH0578385A
JPH0578385A JP3196172A JP19617291A JPH0578385A JP H0578385 A JPH0578385 A JP H0578385A JP 3196172 A JP3196172 A JP 3196172A JP 19617291 A JP19617291 A JP 19617291A JP H0578385 A JPH0578385 A JP H0578385A
Authority
JP
Japan
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compound
nmr
nujol
fab
same manner
Prior art date
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Pending
Application number
JP3196172A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiki Yoshida
芳樹 吉田
Hideaki Yamanaka
秀昭 山中
Kazuo Sakane
和夫 坂根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Fujisawa Pharmaceutical Co Ltd
Publication of JPH0578385A publication Critical patent/JPH0578385A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A50/00TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
    • Y02A50/30Against vector-borne diseases, e.g. mosquito-borne, fly-borne, tick-borne or waterborne diseases whose impact is exacerbated by climate change
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

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  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】下記式 〔式中、RおよびRはそれぞれ適当な置換基を有し
ていてもよいアミノ基、Rはカルボキシ基、保護され
たカルボキシ基またはCOO、Rは水素またはOR
、Rは水素またはOR10、Rは水素またはOR
11、Rは水素またはOR12(式中、R
10,R11およびR12はそれぞれ水素またはヒド
ロキシ保護基を意味するか、またはRとR10または
11とR12とは互いに連結して適当な置換基を有し
ていてもよい低級アルキレン基を形成する)を意味し、
は水素またはハロゲン、XはNまたはN−R13
(式中、R13は低級アルキル基を意味する)、Zは酸
残基、nは0または1、・・・・は単結合または二重結合を
意味する〕で示される化合物およびその塩 【効果】 この化合物は、抗菌剤として有用である

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は新規ウロン酸誘導体に
関する。さらに詳細には、この発明は薬理作用を有する
新規ウロン酸誘導体およびその塩類、それらの製造法、
それらを含有する医薬組成物、ならびに薬剤としてのそ
れらの使用に関する。
【0002】
【発明の目的】すなわち、この発明の一つの目的は、抗
菌作用等のような薬理作用を有する新規ウロン酸誘導体
およびその塩類を提供することである。
【0003】この発明のもう一つの目的は、ウロン酸誘
導体またはその塩類の製造法を提供することである。
【0004】この発明のさらにもう一つの目的は、有効
成分としてウロン酸誘導体またはその塩類を含有する医
薬組成物を提供することである。
【0005】この発明のさらにもう一つの別の目的は、
感染症等の治療用薬剤としてのウロン酸誘導体およびそ
の塩類の使用方法を提供することである。
【0006】
【従来の技術】この発明に関連して指摘しておくベきこ
とは、この発明がある種の特定化合物であるFR−90
0493物質を起源とし、これに基づくものであるとい
うことである。さらに詳細には、FR−900493物
質はヨーロッパ特許出願公開第0333177号に記載
されているバチルス(Bacillus)属に属する種
の発酵によって得られる培養ブロスから純粋な形で分離
された。
【0007】
【発明の構成】その後、FR−90493物質の化学構
造の解明のための広汎な研究を行った結果この発明の発
明者等は上記出願に示された物理的性質および化学的性
質ならびにX線回折の分析からその化学構造を決定する
ことに成功し、この発明の発明者等は下記に示す式
(A)の構造をFR−900493物質に与えることが
できた。
【0008】 5−O−(5−アミノ−5−デオキシ−β−D−リボフ
ラノシル)−6−[N−(3−アミノプロピル)−N−
メチル]アミノ−1,6−ジデオキシ−1−[3,4−
ジヒドロ−2,4−ジオキソ−1(2H)−ピリミジニ
ル]−β−D−ヘプトフラヌロン酸[以下化合物(A)
と略称]
【0009】すなわち、この発明はFR−900493
物質の解明に基づいてなされたものであった。
【0010】この発明の新規ウロン酸誘導体は下記一般
式によって示すことができる。 [式中、RおよびRはそれぞれ適当な置換基を有し
ていてもよいアミノ基、 Rはカルボキシ基、保護さ
れたカルボキシ基またはCOO、Rは水素またはO
、Rは水素またはOR10、Rは水素またはO
11、Rは水素またはOR12、( 式中、R
10、R11およびR12はそれぞれ水素またはヒド
ロキシ保護基を 意味するか、またはRとR10また
はR11とR12とは互いに連結して適当な置換 基を
有していてもよい低級アルキレン基を形成する)を意味
し、Rは水素またはハロゲン、XはNまたはN−R
13(式中、R13は低級アルキル基を意味する)、Z
は酸残基 nは0または1、 (i)XがN−R13(式中、R13は前と同じ意
味)である場合には、Rは保護されたカルボキシ基、
nは1であるか、またはRはCOO、nは0であ
り、(ii)Rがアミノ基、Rがカルボキシ基、R
、R、RおよびRがそれ 、Rは適当な置換基を有しているアミノ基であること
を条件とする]。
【0011】この発明のウロン酸誘導体(I)には、不
斉炭素原子および二重結合に基づく光学異性体および幾
何異性体のような立体異性体対1個以上が存在すること
があり、そのような異性体もこの発明の範囲内に含まれ
る。
【0012】目的化合物(I)の好適な塩類は常用の医
薬として許容される塩類であり、無機塩基塩、 その例
として、例えばナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ
金属塩、例えばカルシウム塩、マグネシウム塩等のアル
カリ土類金属塩、アンモニウム塩、有機塩基塩、その例
として、例えばトリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピコ
リン塩、エタノールアミン塩、トリエタノールアミン
塩、ジシクロヘキシルアミン塩、N,N′−ジベンジル
エチレンジアミン塩等の有機アミン塩のような塩基との
塩;例えば塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等
の無機酸付加塩、例えばギ酸塩、酢酸塩、トリフルオロ
酢酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、メタンスルホン酸
塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩等の
有機酸付加塩のような酸との塩;例えばアルギニン、ア
スパラギン酸、グルタミン酸等の塩基性または酸性アミ
ノ酸との塩;等が挙げられる。
【0013】この発明に従って、目的化合物(I)の一
部はFR−900493物質[すなわち、化合物
(A)]から下記反応式で説明される製造法によって製
造することができる。
【0014】製造法
【0015】またはさらに、目的化合物(I)のその他
のものは化合物(I−a)またはその塩類 から、常法
または後記実施例によって製造することができる。
【0016】以上の定義の詳細およびその好ましい実施
態様を以下詳細に説明する。
【0017】特に指示がなければ、この明細書で使用す
る「低級」とは炭素原子1ないし6個、「高級」とは炭
素原子7ないし20個を意味するものとする。
【0018】好適な「適当な置換基を有していてもよい
アミノ基」は薬学の分野で常用されるものであり、アミ
ノ基、例えばメチルアミノ、ジメチルアミノ、エチルア
ミノ、ブチルアミノ等のモノまたはジ(低級)アルキル
アミノ基、例えばビニルアミノ、プロペニルアミノ等の
低級アルケニルアミノ基、例えばエチニルアミノ、プロ
ピニルアミノ等の低級アルキニルアミノ基、例えばヒド
ロキシメチルアミノ、ヒドロキシエチルアミノ、ヒドロ
キシプロピルアミノ等のヒドロキシ(低級)アルキルア
ミノ基、例えばメトキシメチルアミノ等の低級アルコキ
シ(低級)アルキルアミノ基、例えばメチルアミノメチ
ルアミノ、ジメチルアミノエチルアミノ等のモノまたは
ジ(低級)アルキルアミノ(低級)アルキルアミノ基、
例えばトリチルアミノ、ベンズヒドリルアミノ、ベンジ
ルアミノ、オクチルオキシベンジルアミノ等の適当な置
換基を有していてもよいアル(低級)アルキルアミノ基
例えば1,2−シクロヘキサンジカルボキシイミド、ス
クシンイミド、フタルイミド等のイミド基、例えば2−
ヒドロキシベンジリデンアミノ等のヒドロキシアル(低
級)アルキリデンアミノ基、例えば2,3,5,6−テ
トラフルオロ−4−シアノフェニルアミノ等のテトラハ
ロシクロフェニルアミノ基、グアニジノ基、 下記アシ
ルアミノ基等が挙げられる。
【0019】「アシルアミノ基」の好適なアシル部分と
しては、カルボン酸、炭酸、スルホン酸およびカルバミ
ン酸から誘導されたカルバモイル基、脂肪族アシル基、
芳香族アシル基、複素環アシル基および芳香族基または
複素環基で置換された脂肪族アシル基が挙げられ、また
アミノ酸1個または2個から誘導されたアシル基も挙げ
られる。
【0020】脂肪族アシル基としては、飽和または不飽
和、非環式または環式のもの、その例として、例えばホ
ルミル、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソブチ
リル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル、へキサノ
イル、ヘプタノイル、オクタノイル、ラウロイル、ミリ
ストイル、パルミトイル、ステアロイル等の低級または
高級アルカノイル基のようなアルカノイル基、例えばメ
シル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプ
ロピルスルホニル、ブチルスルホニル、イソブチルスル
ホニル、ペンチルスルホニル、ヘキシルスルホニル等の
低級アルキルスルホニル基のようなアルキルスルホニル
基、例えばメチルカルバモイル、エチルカルバモイル等
のN−アルキルカルバモイル基、例えばメトキシカルボ
ニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、ブ
トキシカルボニル、第三級ブトキシカルボニル等の低級
アルコキシカルボニル基のようなアルコキシカルボニル
基、例えばアクリロイル、メタクリロイル、クロトノイ
ル、ウンデセノイル等の低級または高級アルケノイル基
のようなアルケノイル基、例えばシクロプロパンカルボ
ニル、シクロペンタンカルボニル、シクロヘキサンカル
ボニル等のシクロ(低級)アルカンカルボニル基のよう
なシクロアルカンカルボニル基等が挙げられる。
【0021】芳香族アシル基としては、例えばベンゾイ
ル、トルオイル、キシロイル等のアロイル基、例えばN
−フェニルカルバモイル、N−トリルカルバモイル,N
−ナフチルカルバモイル等のN−アリールカルバモイル
基、例えばベンゼンスルホニル、トシル等のアレーンス
ルホニル等が挙げられる。
【0022】複素環アシル基としては、例えばフロイ
ル、テノイル、ニコチノイル、イソニ コチノイル、チ
アゾリルカルボニル、チアジアゾリルカルボニル、テト
ラゾリル カルボニル等の複素環カルボニル基等が挙げ
られる。
【0023】芳香族基で置換された脂肪族アシル基とし
ては、例えばフェニルアセチル、フェニルプロピオニ
ル、フェニルヘキサノイル等のフェニル(低級)アルカ
ノイル基のようなアラルカノイル基、例えばフェニルア
クリロイル等のフェニル(低級)アルケノイル基のよう
なアラルケノイル基、例えばベンジルオキシカルボニ
ル、フェネチルオキシカルボニル等のフェニル(低級)
アルコキシカルボニル基のようなアラルコキシカルボニ
ル基、例えばフェノキシアセチル、フェノキシプロピオ
ニル等のフェノキシ(低級)アルカノイル基のようなア
リールオキシアルカノイル基等が挙げられる。
【0024】複素環基で置換された脂肪族アシル基とし
ては、例えばチエニルアセチル、イミダゾリルアセチ
ル、フリルアセチル、テトラゾリルアセチル、チアゾリ
ルアセチル、チアジアゾリルアセチル、チエニルプロピ
オニル、チアジアハルプロピオニル等の複素環(低級)
アルカノイル基のような複素環アルカノイル基等が挙げ
られる。
【0025】1個または2個のアミノ酸の場合のアミノ
酸としては、グリシン(Gly)、D−またはL−アラ
ニン(Ala)、β−アラニン(β−Ala)、D−ま
たはL−バリン(Val)、D−またはL−ロイシン
(Leu)、D−またはL−イソロイシン(I1e)、
D−またはL−セリン(Ser)、D−またはL−スレ
オニン(Thr)、D−またはL−システイン(Cy
s)、D−またはL−メチオニン(Met)、D−また
はL−フェニルアラニン(Phe)、D−またはL−ト
リプトファン(Trp)、D−またはL−チロシン(T
yr)、D−またはL−プロリン(Pro)、D−また
はL−ヒドロキシプリン(Hyp)、D−またはL−ピ
ログルタミン酸(pGlu)のような中性アミノ酸、D
−またはL−グルタミン酸(Glu)、D−またはL−
アスパラギン酸(Asp)、D−またはL−β−アスパ
ラギン酸(β−Asp)、D−またはL−グルタミン
(Gln)、D−またはL−アスパラギン(Asn)の
ような酸性アミノ酸、およびD−またはL−リジン(L
ys)、D−またはL−アルギニン(Arg)、D−ま
たはL−ヒスチジン(His)、D−またはL−オルニ
チン(Orn)のような塩基性アミノ酸、ならびにその
ようなアミノ酸の2個の組合わせが挙げられ、これらの
アミノ酸の側鎖であるアミノ基、ヒドロキシ基、チオー
ル基またはカルボキシ基は例えばジメチルアミノ等のジ
(低級)アルキルアミノ基、例えば2,2,2−トリク
ロロエトキシカルボニル等のトリハロ(低級)アルコキ
シカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボニル等の
アル(低級)アルコキシカルボニル基、例えばベンゼン
スルホニル、トルエンスルホニル等のアレーンスルホニ
ル基、例えばo−クロロベンジルオキシカルボニル等の
ハロアル(低級)アルコキシカルボニル基、例えばベン
ジル、フェネチル等のアル(低級)アルキル基、例えば
2,2,2−トリクロロエチル等のトリハロ(低級)ア
ルキル基、例えばカルボキシアセチル、カルボキシプロ
ピオニル等のカルボキシ(低級)アルカノイル基、グリ
シル基、β−アラニル基、例えばN−第三級ブトキシカ
ルボニルグリシル等のN−低級アルコキシカルボニルグ
リシル基および例えばN−第三級ブトキシカルボニルグ
リシル等のN−低級アルコキシカルボニル−β−アラニ
ル基、またはアミノ酸およびペプチドの化学の分野で使
用される通常の保護基のような適当な置換基によつて置
換されていてもよい。
【0026】これらのアシル基はさらに、ヒドロキシ
基、アミノ基、カルボキシ基、例えばメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル等の低級または高級アルキル
基、例えばビニル、アリル等の低級アルケニル基、例え
ばクロロ、ブロモ、ヨウド、フルオロのようなハロゲ
ン、例えばメトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロ
ポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、
へプチルオキシ、オクチルオキシ、1−エチルブトキシ
等の低級または高級アルコキシ基、例えばシクロヘプチ
ル等のシクロ低級または高級アルキル基、例えばメチル
チオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、
ブチルチオ、ペンチルチオ、ヘキシルチオ等の低級アル
キルチオ基、例えばフリルメチルチオ、チアゾリルメチ
ルチオ等の複素環(低級)アルキルチオ基、例えばフリ
ルメチルスルフィニル、チアゾリルメチルスルフィニル
等の複素環(低級)アルキルスルフィニル基、ニトロ
基、前記アシル基、アミノ保護部分がこゝに挙げるもの
と同じである保護されたアミノ基、例えばフェニル等の
アリール基、例えばベンゾイル等のアロイル基、例えば
ベンジルオキシ等のアル(低級)アルコキシ基、例えば
フェノキシ、トリルオキシ等のアリールオキシ基、アシ
ルオキシ基のような保護されたヒドロキシ基、その例と
して、例えばホルミルオキシ、アセチルオキシ、プロピ
オニルオキシ、ブチリルオキシ、イソブチリルオキシ、
バレリルオキシ、イソバレリルオキシ、ピバロイルオキ
シ、へキサノイルオキシ等の低級アルカノイルオキシ
基、例えばメチルアミノエチルアミノ等の低 級アルキ
ルアミノ基のような適当な置換基で置換されていてもよ
い。
【0027】好適な「保護されたカルボキシ基」として
は、例えばメトキシカルボニル、エトキシカルボニル、
プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブ
トキシカルボニル、第三級ブトキシカルボニル等の低級
アルコキシカルボニル基、例えばベンジルオキシカルボ
ニル、4−ニトロベンジルオキシカルボニル、フェネチ
ルオキシカルボニル、ベンズヒドリルオキシカルボニ
ル、トリチルオキシカルボニル等のニトロ基を有してい
てもよいモノ(またはジまたはトリ)フェニル(低級)
アルコキシカルボニル基等のようなエステル化されたカ
ルボキシ基、例え ばカルボキシメチルアミノカルボニ
ル、エトキシカルボニルメチルアミノカルボニル等のエ
ステル化されていてもよいカルボキシ(低級)アルキル
アミノカルボニル基等のようなアミド化されたカルボキ
シ基が挙げられ、それらの中でさらに好ましい例として
はC−Cアルコキシカルボニル基またはジフェニル
(低級)アルコキシカルボニル基が挙げられ、最も好ま
しいものとしてはメトキシカル ボニル基またはベンズ
ヒドリルオキシカルボニル基が挙げれる。
【0028】好適な「アルキル基」としては、例えばメ
チル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソ
ブチル、ペンチル、イソペンチル、ネオペンチル、ヘキ
シル等の低級アルキル基等のような直鎖または分枝鎖ア
ルキル基が挙げられ、それらの中で好ましい例としては
−Cアルキル基が挙げられ、最も好ましいものと
してはメチル基が挙げられる。
【0029】好適な「ヒドロキシ保護基」は慣用の保護
基が挙げられ、例えば前述のアシル基等が挙げられる。
ハロゲンはフルオロ、クロロ、ブロモ、ヨウドを意味す
る。
【0030】好適な「適当な置換基を有していてもよい
低級アルキレン基」は薬学の分野で使用される常用のも
のであり、例えばメチレン、エチレン、トリメチレン、
プロピレン、イソプロピレン等の低級アルキレン基、例
えばメトキシメチレン、エトキシメチレン等の低級アル
コキシ(低級)アルキレン基、チオカルボニル基等が挙
げられる。
【0031】好適な「酸残基」としては、例えばフルオ
ロ、クロロ、ブロモ、ヨウド等のハロゲン等が挙げられ
る。
【0032】この発明の目的化合物(I)の製造法を以
下詳細に説明する。 (1)製造法I(アミノ基への置換基の導入) 化合物(I−a)またはその塩類は化合物(A)または
その塩類を、アミノ基への置換基の導入反応に付すこと
により製造することができる。
【0033】化合物(I−a)および(A)の好適な塩
類としては、化合物(I)の塩類と同じものが挙げられ
【0034】この反応に使用されるアミノ基への置換基
の好適な導入剤としては、カルボン酸、炭酸スルホン酸
およびそれらの反応性誘導体、ならびにその他の置換
基、例えば、酸ハロゲン化物、酸無水物、活性化アミ
ド、活性化エステル等のような前記アシル基を導入し得
る常用の試薬が挙げられる。そのような反応性誘導体の
好ましい例としては酸塩化物、酸臭化物、例えばジアル
キルリン酸、フェニルリン酸、ジフェニルリン酸、ジベ
ンジルリン酸、ハロゲン化リン酸等の置換されたリン
酸、ジアルキル亜リン酸、亜硫酸、チオ硫酸、硫酸、例
えば炭酸メチル、炭酸エチル、炭酸プロピル等の炭酸ア
ルキル、例えばピバリン酸、ペンタン酸、イソペンタン
酸、2−エチル酪酸、トリクロロ酢酸等の脂肪族カルボ
ン酸、例えば安息香酸等の芳香族カルボン酸のような酸
との混合酸無水物、対称酸無水物、イミダゾール、4−
置換イミダゾール、ジメチルピラゾール、トリアゾール
およびテトラゾールのようなイミノ官能基を含む複素環
化合物との活性化酸アミド、例えばp−ニトロフェニル
エステル、2,4−ジニトロフェニルエステル、トリク
ロロフェニルエステル、ペンタクロロフェニルエステ
ル、メシルフェニルエステルフェニルアゾフェニルエス
テル、フェニルチオエステル、p−ニトロフェニルチオ
エステル、p−クレジルチオエステル、カルボキシメチ
ルチオエステル、ピリジルエステル、ピペリジルエステ
ル、8−キノリルチオエステル、またはN,N−ジメチ
ルヒドロキシルアミン、1−ヒドロキシー2−(1H)
−ピリドン、N−ヒドロキシスクシンイミド、N−ヒド
ロキシフクルイミド、1−ヒドロキシベンゾトリアゾー
ル、1−ヒドロキシー6−クロロベンゾトリアゾール等
の活性化エステル等が挙げられる。
【0035】この反応は例えばリチウム、ナトリウム、
カリウム等のアルカリ金属、例えばカルシウム等のアル
カリ土金属、例えば水素化ナトリウム等のアルカリ金属
水素化物、例えば水素化カルシウム等のアルカリ土金属
水素化物、例えば水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等
のアルカリ金属水酸化物、例えば炭酸ナトリウム、炭酸
カリウム等のアルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸水素ナト
リウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸水素
塩、例えばナトリウムメトキシド、ナトリウムエトキシ
ド、カリウム第三級ブトキシド等のアルカリ金属アルコ
キシド、例えば酢酸ナトリウム等のアルカン酸アルカリ
金属塩、例えばトリエチルアミン等のトリアルキルアミ
ン、例えばピリジン、ルチジン、ピコリン、4−ジメチ
ルアミノピリジン等のピリジン化合物、キノリン等のよ
うな有機塩基または無機塩基の存在下に行うことができ
る。
【0036】置換基のアミノ基への導入剤を遊離の形ま
たはその塩の形でこの反応に使用する場合には、例えば
N,N′−ジシクロヘキシルカルボジイミド、N−シク
ロヘキシル−N′−(4−ジエチルアミノシクロヘキシ
ル)カルボジイミド、N,N′−ジエチルカルボジイミ
ド、N,N′−ジイソプロピルカルボジイミド、N−エ
チル−N′−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジ
イミド等のカルボジイミド化合物、例えばN,N′−カ
ルボニルビス(2−メチルイミダゾール)、ペンタメチ
レンケテン−N−シクロヘキシルイミン、ジフェニルケ
テン−N−シクロヘキシルイミン等のケテンイミン化合
物、例えばエトキシアセチレン、β−クロロビニルエチ
ルエーテル等のオレフィン系またはアセチレン系エーテ
ル化合物、例えば1−(4−クロロベンゼンスルホニル
オキシ)−6−クロロ−1H−ベンゾトリアゾール等の
N−ヒドロキシベンゾトリアゾール誘導体のスルホン酸
エステル、亜リン酸トリアルキルまたはトリフェニルホ
スフィンと四塩化炭素、二硫化炭素または例えばジアゼ
ンジカルボン酸ジエチル等のジアゼンジカルボン酸エ
ステルとの組合わせ、例えばポリリン酸エチル、ポリリ
ン酸イソプロピル、塩化ホスホリル、三塩化リン等のリ
ン化合物、塩化チオニル、塩化オキサリル、N−エチル
ベンズイソオキサゾリウム塩、N−エチル−5−フェニ
ルイソオキサゾリウム−3−スルホネート、例えばジメ
チルホルムアミド等のN,N−ジ(低級)アルキルホル
ムアミド、N−メチルホルムアミド等のようなアミド化
合物と塩化チオニル、塩化ホスホリル、ホスゲン等のよ
うなハロゲン化合物との反応によって生成するいわゆる
ビルスマイヤー試薬と呼ばれる試薬のような縮合剤の存
在下 に反応を行うのが望ましい。
【0037】反応は通常、水、ジオキサン、アセトン、
ジクロロメタン、例えばメタノール、エタノール等のア
ルコール、テトラヒドロフラン、ピリジン、N,N−ジ
メチルホルムアミド等のような反応に悪影響を及ぼさな
い常用の溶媒、またはそれらの混合物中で行われるが、
またさらに導入剤が液体である場合にはそれを溶媒とし
て使用することもできる。
【0038】反応温度は特に限定されず、通常冷却下な
いし加熱下に反応が行われる。
【0039】またさらに、目的化合物(I)のその他の
ものは例えば上記で得られた化合物 (I−a)またはその塩類から下記製造法または下記実
施例等によって製造することができる。 (2)製造法2(その他のアミノ基への置換基の導入) (3)製造法3(アミノ基中の置換基の脱離) (4)製造法4(カルボキシ保護基またはヒドロキシ保
護基の導入) (5)製造法5(第四級アンモニウム基の導入) (6)製造法6(RとR10またはR11とR12
の連結) (7)製造法7(カルボキシ保護基またはヒドロキシ保
護基の脱離) 製造法2ないし7は常法によって行うことができる。
【0040】製造法1およびさらに、必要に応じて、上
に説明した製造法2、3、4、56および/または7、
または慣用の方法に従って得られた目的とするウロン酸
誘導体(I)は、例えば抽出、沈殿、分別晶出、再結
晶、クロマトグラフィー等の常法によって単離精製する
ことができる。
【0041】合成による製造法1ないし7または慣用の
方法、またはそれらの反応混合物の後処理中、原料化合
物または目的化合物の立体配置がしばしば別の立体配置
に変化することがあるが、そのような場合もこの発明の
範囲内に包含される。
【0042】この発明のウロン酸誘導体(I)およびそ
の塩類は新規であり、抗菌作用等の薬理作用を示し、従
って人を含む哺乳動物の感染症等の治療に有用である。
【0043】ウロン酸誘導体(I)の有用性を示すため
に、化合物(I)のある種の代表的化合物の薬理試験結
果を以下に示す。
【0044】最小阻止濃度 (A)試験法 管内抗菌作用を下記寒天板倍々希釈法により測定した。
各試験菌株をトリプトケース・ソイ・ブロス中一夜培養
してその一白金耳(生菌数10個/m1)を各濃度段
階の試験化合物を含むハート・インフュージョン寒天
(HI−寒天)に接種し、37℃、20時間インキュベ
ート後に最小阻止濃度(MIC)をμg/mlで表わし
た (B)試験化合物 化合物77 (C)試験結果
【0045】この発明の医薬組成物は、例えば外用適
用、腸管吸収用としての適用または非経口適用に適した
有機または無機担休または賦形剤と混合して、ウロン酸
誘導体(I)を有効成分として含む固体、半固体または
液体の形で医薬製剤の形として使用することができる。
有効成分は、例えば通常の無毒性の医薬として許容され
る担体と混合して錠剤、ペレット、カプセル、坐剤、溶
液、エマルジョン、懸濁液およびその他の使用に適した
いかなる形にしてもよい。使用することができる担体は
水、グルコース、乳糖、アラビアゴム、ゼラチン、マン
ニトール、デンプンペースト、マグネシウムトリシリケ
ート、タルク、トウモロコシデンプン、ケラチン、コロ
イドシリカ、バレイショデンプン、尿素および固体、半
固体または液体の形の製剤の製造に使用するのに適した
その他の担体であり、さらに助剤、安定剤、増粘剤、着
色剤および芳香剤を使用してもよい。活性目的化合物は
医薬組成物中に、疾患の経過および条件に所望の効果を
発揮するのに十分な量含有される。
【0046】この組成物をヒトに適用するのには非経口
投与または腸管投与によって適用するのが望ましい。ウ
ロン酸誘導体(I)の治療有効量は治療すべき各個々の
患者の年齢および症状によって変化するが、一般的には
有効成分1日投与量約0.1−1000mg、好ましく
は0.5−500mg、さらに好ましくは1−100m
g疾患の治療に投与され、平均1回投与量約1mg、5
mg、10mg、50mg、100mg、250mg、
500mgが一般的に投与される。
【0047】以下実施例に従ってこの発明を詳細に説明
する。
【0048】下記実施例中、目的化合物は表中に挙げた
化合物番号(すなわち、化合物1−174)を用いて表
し、化合物1−93および化合物103−146につい
ては、その置換基RおよびRは下記一般式(I′)
の化合物について示した。 表中置換基RおよびRは下記略号を用いることによ
り表わす。
【0049】Ala:アラニル Asp:アスパラギル Asp(OBz1):O−ベンジル水素アスパルテー
ト Boc:第三級ブトキシカルボニル Et :エチル Gly:グリシル Leu:ロイシル Lys:リジル Lys(Z):N−ベンジルオキシカルボニルリジル PhtN:フタルイミド Phe:フェニルアラニル Thr:スレオニル Thr(Bzl):O−ベンジルスレオニル Z:ベンジルオキシカルボニル
【0050】
【0051】さらに、化合物94−102および化合物
147−174の構造式は下記の通りである。化合物94 化合物95 化合物96 化合物97 化合物98 化合物99 化合物100 化合物101 化合物102 化合物147 化合物148 化合物149 化合物150 化合物151 化合物152 化合物153 化合物154 化合物155 化合物156 化合物157 化合物158 化合物159 化合物160 化合物161 化合物162 化合物163 化合物164 化合物165 化合物166 化合物167 化合物168 化合物169 化合物170 化合物171 化合物172 化合物173 化合物174
【0052】上記式中では、下記略号を使用した。 Ac :アセチル Boc:第三級ブトキシカルボニル Bzh:ベンズヒドリル Et :エチル
【0053】製造例1 8−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)オクタン酸
(259mg)およびアセトニトリル(5m1)の混合
物に、炭酸N,N′−ジスクシンイミジル(256m
g)およびピリジン(79mg)を加える。室温で15
時間撹拌後、溶液を水と酢酸エチルとの混合物中に注
ぐ。酢酸ニチル層を分取し、塩化ナトリウム飽和水溶液
で洗浄して硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に
留去して、8−(第三級ブトキシカルボニルアミノ)オ
クタン酸スクシンイミドエステル(0.30g)を得
る。 NMR(CDCl,δ):1.20−1.80(10
H,m),1.44(9H,s),2.60(2H,
t,J=7.3Hz),2.84(4H,s),3.0
9(2H,m),4.54(1H,br s)
【0054】製造例2 製造例1と同様にして下記化合物を得る。 (1)N−第三級ブトキシカルボニル−L−アラニル−
L−アラニンスクシンイミドエステル。 IR(ヌジョール):1820,1750,1660,
1520cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.16(3H,d,
J=7.1Hz),1.37(9H,s),1.45
(3H,d,J=7.3Hz),2.80(4H,
s),4.00(1H,q,J=7.4Hz),4.6
8(1H,q,J=7.2Hz),6.92(1H,
d,J=7.6Hz),8.52(1H,d,J=7.
1Hz) (2)ニコチン酸スクシンイミドエステル。 NMR(CDCl,δ):2.93(4H,s),
7.49(1H,dd,J=4.9Hz,J=8.0H
z),8.40(1H,d,J=8.0Hz),8.9
0(1H,d,J:4.9Hz),9.34(1H,
s) (3)トランス−4−ペンチルシクロヘキサンカルボン
酸スクシンイミドエステル。 IR(ヌジョール):1820,1790,1740,
1720,1220,1080cm−1 NMR(CDCl,δ):0.88(5H,m),
1.26(10H,m),1.55(1H,dq,J=
3.2Hz,13.0Hz),1.87(2H,d,J
=11.1Hz),2.13(2H,d,J=13.6
Hz),2.40−2.70(1H,m),2.83
(4H,s) (4)10−ウンデセン酸スクシンイミドエステル。 IR(ヌジョール):1820,1790,1730,
1220,1080cm−1 NMR(CDCl,δ):1.31(10H,m),
1.60−1.85(2H,m),1.95−2.10
(2H,m),2.10(2H,m),2.60(2
H,t,J=7.4Hz),2.83(4H,s),
4.85−5.05(2H,m),5.70−5.95
(1H,m) (5)4−n−オクチルオキシフェニル酢酸スクシンイ
ミドエステル。 IR(ヌジョール):1825,1790,1755,
1520,1220cm−1 NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6.3Hz),1.15−1.55(10H,m),
1.65−1.85(2H,m),2.81(4H,
s),3.86(2H,s),3.93(2H,t,J
=6.5Hz),6.88(2H,d,J=8.7H
z),7.23(2H,d,J=8.7Hz) (6) 4−n−ブトキシフェニル酢酸スクシンイミド
エステル。 NMR(DMSO−d,δ):0.92(3H,t,
J=72Hz),1.30−1.55(2H,m),
1.60−1.80(2H,m),2.80(4H,
s),3.93(2H,t,J=6.4Hz),4.0
4(2H,s),6.90(2H,d,J=8・7H
z),7.24(2H,d,J=8.7Hz) (7)4−n−オクチルオキシ安息香酸スクシンイミド
エステル。 NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6.2Hz),1.10−1.60(10H,m),
1.70−1.90(2H,m),2.90(4H,
s),4.03(2H,t,J=6.5Hz),6.9
5(2H,d,J=7.2Hz),8.07(2H,
d,J=7.2Hz) (8) 2−n−オクチルオキシフェニル酢酸スクシン
イミドエステル。 NMR(CDCl,δ):0.88(3H,t,d=
6.7Hz),1.05−1.55(10H,m),
1.70−1.90(2H,m),2.81(4H,
s),3.92(2H,S),3.99(2H,t,d
=6.6Hz),6.80−7.00(2H,m),
7.15−7.35(2H,m) (9) 3−n−オクチルオキシフェニル酢酸スクシン
イミドエステル。 NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,d=
6.3Hz),1.10−1.55(10H,m),
1.70−1.90(2H,m),2.82(4H,
s),3.89(2H,s),3.95(2H,t,d
=6.5Hz),6.80−7.00(3H,m),
7.20−7.40(1H,m) (10)トランス−4−n−オクチルオキシケイ皮酸ス
クシンイミドエステル。 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.10−1.50(10H,
m),1.60−1.80(2H,m),2.85(4
H,s),4.04(2H,t,J=6.4Hz),
6.80(1H,d,J=16Hz)7.01(2H,
d,J=8.7Hz),7.81(2H,d,J=8.
7Hz),7.91(1H,d,J=16Hz) (11)4−フェノキシフェニル酢酸スクシンイミドエ
ステル NMR(CDCl,δ):2.82(4H,s),
3.91(2H,s),6.85−7.40(9H,
m) IR(ヌジョール):1820,1790,1740,
1600,1495,1245,1070cm−1 (12)4−(1−エチルペンチルオキシ)フェニル酢
酸スクシンイミドエステル NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
7.4Hz),0.94(3H,t,J=7.4H
z),1.25−1.55(4H,m),1.60−
1.80(4H,m),2.81(4H,s),3.8
6(2H,s),4.00−4.25(1H,m),
6.86(2H,d,J=8.7Hz),7.22(2
H,d,J=8.7Hz) IR(ヌジョール):1815,1785,1740,
1615,1510,1210,1070cm−1 (13)4−シクロヘプチルオキシフェニル酢酸スクシ
ンイミドエステル NMR(DMSO−d,δ):1.30−2.00
(12H,m),2.80(4H,s),4.00(2
H,s),4.40−4.60(1H,m),6.87
(2H,d,J=8.7Hz),7.23(2H,d,
J=8.6Hz) IR(ヌジョール):1825,1795,1740,
1520,1215,1085cm−1 (14)4−(6−シアノヘキシルオキシ)フェニル酢
酸スクシンイミドエステル NMR(DMSO−d,δ):1.30−1.90
(8H,m),2.48(2H,t,J=6.8H
z),2.80(4H,s),4.01(2H,s),
3.95(2H,t,J=6.3Hz),6.91(2
H,d,J=8.7Hz),7.24(2H,d,J=
8.7Hz) IR(ヌジョール):2270,1820,1790,
1740,1620,1520,1210,1075c
−1 (15)4−ベンジルオキシカルボニルアミノフェニル
酢酸スクシンイミドエステル NMR(DMSO−d,δ):2.80(4H,
s),4.00(2H,S),5.17(2H,s),
7.23(2H,d,J=8.6Hz),7.47(2
H,d,J=8.6Hz),7.38(5H,m) IR(ヌジョール):3300,1820,1790,
1730,1540,1220cm−1 (16)n−へプタン酸スクシンイミドエステル NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6.7Hz),1.20−1.50(12H,m),
1.71(2H,m),2.61(2H,t,J=7.
5Hz),2.89(4H,s) IR(ヌジョール):1820,1790,1740,
1220cm−1 (17)n−ウンデカン酸スクシンイミドエステル (18)(1−オクチルイミダゾールー4−イル)酢酸
スクシンイミドエステル NMR(CDCl,δ):0.88(3H,t,J=
6.7Hz),1.26(10H,m),1.76(2
H,t,J=6.7Hz),2.84(4H,s),
3.88(2H,t,J=7.3Hz),3.97(2
H,s),7.00(1H,s),7.42(1H,
s) IR(ヌジョール):1820,1780,1740,
1500,1205cm−1 (19)N−第三級ブトキシカルボニル−2−(4−オ
クチルオキシフェニル)−D−グリシンスクシンイミド
エステル NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6.7Hz),1.29(9H,s),1.46(10
H,m),1.77(2H,m),2.81(4H,
s),3.94(2H,t,J=6.5Hz),5.3
2(1H,d,J=8.3Hz),5.63(1H,
d,J=8.3Hz),6.91(2H,d,J=8.
7Hz),7.36(2H,d,J=8.7Hz) IR(ヌジョール):3370,1820,1790,
1740,1690cm−1 (20)4−(1−第三級ブトキシカルボニルヘプチル
オキシ安息香酸スクシンイミドエステル NMR(DMSO−d,δ):0.87(3H,t,
J=6.7Hz),1.20−1.40(8H,m),
1.39(9H,s),1.87(2H,m),2.8
8(4H,s),4.90(1H,t,J=6.0H
z),7.09(2H,d,J=8.9Hz),8.0
4(2H,d,J=8.9Hz) IR(ヌジョール):1760,1740,1610,
1510,1250cm−1 (21)[2−第三級ブトキシカルボニルメトキシイミ
ノ−2−(4−オクチルオ キシフェニル)]酢酸スク
シンイミドエステル NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6.8Hz),1.20−1.50(10H,m),
1.48(9H,s),1.79(2H,m),2.9
0(4H,s),4.01(2H,t,J=6.5H
z),4.69(2H,s),6.93(2H,d,J
=8.9Hz),7.73(2H,d,J=8.9H
z) IR(ヌジョール):1815,1790,1740,
1610,1510,1250cm−1 (22)[2−(4−オクチルオキシフェニル)−2−
(2−テトラヒドロピラ ル)オキシイミノ]酢酸スク
シンイミドエステル NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6,8Hz),1.20−2.00(18H,m),
2.91(4H,s),3.55−3.80(2H,
m,),3.98(2H,t,J=6.5Hz),5.
57(1H,brs),6.95(2H,d,J=8.
8Hz),7.80(2H,d,J=8.8Hz) IR(ヌジョール):1815,1790,1745,
1615,1515,1200cm−1 (23)[2−(4−オクチルオキシフェニル)−2−
(2−テトラヒドロピラニル)オキシ]酢酸スクシンイ
ミドエステル NMR(CDCl,δ):0.88(3H,t,J=
6.8Hz),1.20−2.00(18H,m),
2.81(4H,s),3.56(2H,m),3.9
5(2H,t,J=6.5Hz),4.98(1H,b
r s),5.60(1H,s)6.91(2H,d,
J=8.8Hz),7.45(2H,d,J=8.8H
z) IR(ヌジョール):1820,1790,1735,
1610,1510,1200cm−1
【0055】製造例3 オクチルフェニルエーテル(1.53g)のクロロホル
ム(6ml)溶液にクロロスルホン酸を0℃で加える。
室温で30分間撹拌後、溶液を水およびテトラヒドロフ
ラン混合物に注ぐ。分離した有機層を食塩水で洗浄し、
硫酸マグネシウムで乾燥した後減圧下に溶媒を留去す
る。残渣をシリカゲルを使用するカラムクロマトグラフ
ィーに付して、オクチルオキシフェニルスルホニルクロ
リド(1.25g)を得る。 NMR(CDCl,δ):0.89(3H,t,J=
6,6Hz),1.20−1.50(10H,m),
1.80(2H,m),4.06(2H,t,J=6.
4Hz),7.03(2H,d,J=9.0Hz),
7.96(2H,d,J=9.0Hz) IR(ヌジョール):1600,1580,1500,
1380,1180cm−1
【0056】実施例1 化合物A(1.04g)の1,4−ジオキサン(15m
l)溶液に、ジ炭酸ジ第三級ブル(0.52g)の1,
4−ジオキサン(5ml)溶液および水(25ml)を
加える。室温で10時間撹拌後、溶媒を減圧下に留去す
る。残渣を水に溶解し、1N塩酸でpH5.0に調整
し、次いで非イオン吸着樹脂「ダイヤイオンHP−2
0」(100ml)を使用するカラムクロマトグラフィ
ーに付し、10%メタノール水溶液で溶出する。溶出液
の溶媒を減圧下に留去して、化合物1(0.19g)を
得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1520,1280,1120cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(9H,
s),1.82(2H,br s),2.49(3H,
s),2.50(2H,br s),2.84(2H,
br s),3.10−3.35(3H,m),3.7
0−3.90(3H,m),3.90−4.10(3
H,m),4.24(1H,br s),5.06(1
H,s),5.66(1H,d,J=8Hz),5.6
8(1H,s),7.03(1H,s),7.80(1
H,d,J=8Hz),7.91(2H,s) FAB−MS(m/z);620
【0057】実施例2 化合物A(1.04g)の1,4−ジオキサン(15m
l)溶液に、ジ炭酸ジ第三級ブチル(0.52g)の
1,4−ジオキサン(5ml)溶液および水(25m
l)を加える。室温で10時間撹拌後、溶媒を減圧下に
留去する。残渣を水に溶解し、1N塩酸でpH5.0に
調整し、次いで「ダイヤイオンHP−20」(100m
l)を使用するカラムクロマトグラフィーに付し、30
%メタノール水溶液で溶出する。溶出液の溶媒を減圧下
に留去して、化合物2(0.42g)を得る IR(ヌジョール):3350,1690,1640
(sh),1520,1280,1170,1120c
−1 NMR(DMSO−d,δ):1.37(9H,
s),1.50(2H,m),2.40(3H,s),
2.50−2.70(1H,m),2.70−2.90
(1H,m),2.90−3.00(2H,m),3.
02(2H,s),3.27(1H,d,J=5.2H
z),3.70−4.20(6H,m),4.26(1
H,t,J=5.2Hz),4.99(1H,s),
5.66(1H,d,J=8Hz),5.67(1H,
s),6.77(1H,s),7.67(1H,d,J
=8Hz) FAB−MS(m/z):620
【0058】実施例3 化合物A(1.04g)の1,4−ジオキサン(10m
l)溶液に、ジ炭酸ジ第三級ブチル(0.87g)の
1,4−ジオキサン(10ml)溶液および水(10m
l)を加える。室 温で20時間攪拌後、溶媒を減圧下
に留去する。残渣を水に溶解し、1N塩酸でpH5.3
に調整し、次いで「ダイヤイオンHP−20」(60m
l)を使用するカラムクロマトグラフィーに付し、50
%メタノール水溶液で溶出する。溶出液の溶媒を減圧下
に留去して化合物3(1.20g)を得る。 IR(ヌジョール):3350,1690,1640,
1520,1280,1260,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.34(9H,
s),1.37(9H,s),1.45−1.75(2
H,m),2.30(3H,s),2,25−2.70
(2H,m),2.90(2H,d,J=6Hz),
3.09(1H,d,J=13Hz),3.20−3.
60(2H,m),3.52(1H,d,J=8H
z),3.70−4.25(6H,m),4.99(1
H,s),5.59(1H,d,J=8Hz),5.6
4(1H,s),6.76(1H,brs),7.14
(1H,br s),7.81(1H,d,J=8H
z)
【0059】実施例4 化合物A(4.15g)の水(60ml)溶液に炭酸水
素ナトリウム(1.10g)、N−カルボエトキシフタ
ルイミド(2.63g)およびテトラヒドロフラン(4
0ml)を氷冷下に加える。室温で4時間攪拌後、溶液
を1N塩酸でpH5.0に調整し、次いで溶媒を減圧下
に留去する。残渣を水に溶解し、「ダイヤイオンHP−
20」(200ml)を使用するカラムクロマトグラフ
ィーに付し、30%メタノール水溶液で溶出する。溶出
液の溶媒を減圧下に留去して、化合物4(1.10g)
を得る。 IR(ヌジョール):3400,1770,1710,
1640,1120,1030cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.40−2.10
(2H,m),2.40(3H,s),2.55−2.
80(1H,m),2.75−3.0(1H,m),
3.01(2H,s),3.33(1H,d,J=5.
6Hz),3.58(2H,br s),3.70−
4.40(6H,m),4.23(1H,brs),
4.95(1H,s),5.63(1H,s),5.6
5(1H,d,J=8Hz),7.68(1H,d,J
=8Hz),7.83(4H,m) FAB−MS(m/z):650
【0060】実施例5 化合物A(4.15g)の水(60ml)溶液に炭酸水
素ナトリウム(1.10g)、N−カルボエトキシフタ
ルイミド(2.63g)およびテトラヒドロフラン(4
0ml)を氷冷下に加える。室温で4時間攪拌後、溶液
を1N塩酸でpH5.0に調整し、次いで溶媒を減圧下
に留去する。残渣を水に溶解し、「ダイヤイオンHP−
20」(200ml)を使用するカラムクロマトグラフ
ィーに付し、50%メタノール水溶液で溶出する。溶出
液の溶媒を減圧下に留去して、化合物5(2.85g)
を得る。 IR(ヌジョール):3400,1780,1700,
1630,1120cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.60−1.90
(2H,m),2.30(3H,s),2.45−2.
80(2H,m),3.40(2H,brs),3.5
0−4.20(10H,m),5.03(1H,s),
5.68(1H,d,J=8Hz),5.73(1H,
s),7.75−8.00(9Hm) FAB−MS(m/z):780
【0061】実施例6 化合物A(260mg)およびサリチルアルデヒド(5
0mg)の50%メタノール水溶液(3.0ml)中混
合物を室温で5時間撹拌する。反応混合物をトルエン
(5ml)で希釈し、溶媒を減圧下に留去する。残渣を
メタノールで粉砕し、生成する沈殿を濾取して、化合物
6(260mg)を得る。 IR(ヌジョール):1690,1625,1575c
−1 NMR(DMSO−d,δ):1,4−2.0(2
H,m),2.3(2H,d,J=4.5Hz),2.
5−3.0(2H,m),3.10(3H,s),3.
4−4.3(10H,m),5.12(1H,s),
5.59(1H,d,J=8Hz)5.60(1H,
s),6.77(2H,m),7.28(2H,m)
7.80(1H,d,J=8Hz),8.53(1H,
m) FAB−MS(m/z):624
【0062】実施例7 化合物A(260mg)とサリチルアルデヒド(140
mg)とのメタノール(1.5ml)中混合物を室温で
5時間攪拌する。生成する沈殿を濾取し、メタノール、
次いでジエチルエーテルで洗浄して、化合物7(340
mg)を得る。 IR(ヌジョール):1700,1680,1625c
−1 NMR(DMSO−d,δ):1.74(2H,
m),2.32(3H,br s),2.5−2.8
(4H,m),3.4−3.7(3H,m),3.7−
4.2(7H,m),5.12(1H,s),5.55
(1H,d,J=9Hz)5.70(1H,br
s),6.7−7.0(4H,m),7.2−7.4
(4H,m),7.78(1H,d,J=9Hz),
8.42(1H,s,8.52(1H,s) FAB−MS(m/z):728
【0063】実施例8 化合物1(250mg)の水(4m1)と1,4−ジオ
キサン(5.6ml)との混合物溶液に炭酸水素ナトリ
ウム(34mg)と8−(第三級ブトキシカルボニルア
ミノ)オククン酸スクシンイミドエステル(249m
g)とを加える。室温で20時間攪拌後、溶液の溶媒を
減圧下に留去する。残渣を塩化ナトリウム飽和水溶液と
テトラヒドロフランとの混合物中に注ぎ、次いでテトラ
ヒドロフラン層を分取して硫酸マグネシウムで乾燥し、
溶媒を減圧下に留去する。残渣をジイソプロピルエーテ
ルで粉砕して、化合物8(0.40g)を得る。 IR(ヌジョール):3400,1730,1690,
1520,1280,1220,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.05−1.60
(10H,m),1.37(18H,s),1.50−
1.80(2H,m)2.02(2H,t,J=7H
z),2.32(2H,s),2.59(3H,s),
2.87(2H,d,J=5.4Hz)3.03(2
H,t,J=7Hz),3.20−4.20(10H,
m),5.00(1H,s)5.59(1H,d,J=
8Hz),5.63(1H,s),6.75(1H,b
r s),7.19(1H,br s),7.77(1
H,br s),7.81(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):861
【0064】実施例9 化合物8(0.20g)のジクロロメタン(2ml)溶
液にトリフルオロ酢酸(2ml)を氷冷下に加える。同
温で1時間攪拌後、溶液をジイソプロピルエーテル中に
注ぎ、粉砕して、化合物9のジトリフルオロ酢酸塩
(0.18g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1540,
1200,1140cm−1 NMR(DO,δ):1.20−1.80(10H,
m),1.93(2H,br s),2.23(2H,
t,J=7.4Hz),2.78(3H,s),2.9
8(2H,t,J=7.2Hz),3.07(2H,
s),3.21(2H,t,J=6.8Hz),3.2
0−3.60(3H,m),4.00−4.50(7
H,m),5.25(1H,s),5.81(1H,
d,J=2.0Hz),5.89(1H,d,J=8H
z),7.72(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):661
【0065】実施例10 実施例8と同様にして化合物2から化合物10を得る。 IR(ヌジョール):3350,1690,1520,
1280,1260,1180cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.10−1.70
(12H,m),1.36(18H,s),2.04
(4H,m),2.33(2H,m),2.59(3
H,s),2.80−3.10(4H,m),3.20
−3.40(3H,m),3.35−4.20(7H,
m),5.04(1H,s),5.56(1H,br
s),5.65(1H,d,J=8Hz),6.76
(1H,br s),7.78(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):861
【0066】実施例11 実施例9と同様にして化合物10から化合物11のジト
リフルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3350,1680,1210,
1140cm−1 NMR(DO,δ):0.80−1.50(10H,
m),1.80−2.15(4H,m),2.48(3
H,S),2.65(2H,br s),2.84(2
H,br s),3.10−3.30(4H,m),
3.35−4.40(8H,m),4.95(1H,
s),5.58(1H,s),5.61(1H,d,J
=8Hz),7.46(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z);661
【0067】実施例12 化合物1(310mg)の水(5ml)と1,4−ジオ
キサン(7ml)との混合物溶液に炭酸水素ナトリウム
(42mg)とN−ベンジルオキシカルボニルグリシン
スクシイミドエステル(184mg)とを加える。室温
で2時間撹拌後、溶媒を減圧下に留去する。残渣を「ダ
イヤイオンHP−20」(30ml)を使用するカラム
クロマトグラフィーに付し、40%メタノール水溶液で
溶出する。溶出液の溶媒を減圧下に留去し、ジイソプロ
ピルエーテルで粉砕して、化合物12(0.27g)を
得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1640
(sh),1525,1270,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.59(2H,br s),2.31(3H,
s),2.42(2H,br s),2.70−3.2
5(2H,m),3.32(1H,m),3.40−
4.05(6H,m),3.93(2H,s),4.1
1(1H,d,J=9.2Hz),5.00(1H,
s),5.03(2H,s),5.58(1H,s),
5.64(1H,d,J=8Hz),7.20(1H,
br s),7.35(5H,m),7.81(1H,
d,J=8Hz)
【0068】実施例13 化合物12(160mg)、10%パラジウム−活性炭
(160mg)、水(5ml)およびメタノール(20
ml)の混合物を水素雰囲気中3気圧下室温で2時間振
とうする。触媒を濾去した後、濾液の溶媒を減圧下に留
去する。残渣をジイソプロピルエーテルで粉砕して、化
合物13(0.11g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1560,
1280,1110cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.40(9H,
s),1.87(2H,br s),2.57(3H,
s),2.78(2H,br s),3.30(4H,
m),3.56(1H,s),3.68(2H,s),
4.00−4.35(7H,m),5.16(1H,
s),5.77(1H,s),5.83(1H,d,J
=8Hz),7.98(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):676
【0069】実施例14 実施例9と同様にして、化合物13から化合物14のト
リフルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1280,
1200cm−1 NMR(DO,δ):1.97(2H,m),3.0
8(3H,m),3.00−3.70(7H,m),
3.80(2H,s),3.95−4.50(7H,
m),5.26(1H,s),5.81(1H,d,J
=2Hz),5.90(1H,d,J=8Hz),7.
70(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z): 577
【0070】実施例15 実施例8と同様にして化合物2から化合物15を得る。 IR(ヌジョール):3350,1705,1525,
1225,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(9H,
s),1.68(2H,br s),2.59(3H,
s),2.54(2H,br s),2.94(2H,
br s),3.10−3.60(3H,m),3.5
0−4.15(6H,m),3.83(2H,s),
4.28(1H,br s),5.03(2H,s),
5.09(1H,s),5.68(1H,d,J=8H
z),5.71(1H,s),6.87(1H,s),
7.35(5H,m),7.49(1H,s),7.7
5(1H,s),7.77(1H,d,J=8H) FAB−MS (m/z):811
【0071】実施例16 化合物15(230mg)、10%パラジウム−活性炭
(200mg)、水(2ml)およびエタノール(20
ml)の混合物を水素雰囲気中大気圧下室温で3時間振
とうする。触媒を濾去した後、濾液の溶媒を減圧下に留
去する。残渣を「ダイヤイオンHP−20」(4ml)
を使用するカラムクロマトグラフィーに付し、40%メ
タノール水溶液で溶出する。溶出液の溶媒を減圧下に留
去し、ジイソプロピルエーテルで粉砕して、化合物16
(0.17g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1230c
−1 NMR(DMSO−d,δ):1.37(9H,
s),1.53(2Hm),2.39(3H,s),
2.59(2H,s),2.91(2H,m),3.1
5−4.20(9H,m),3.66(2H,s),
4.22(1H,m),5.11(1H,s),5.6
7(1H,d,J=8Hz),5.70(1H,s),
6.79(1H,br s),7.72(1H,d,J
=8Hz),8.83(1H,br s) FAB−MS(m/z):677
【0072】実施例17 実施例9と同様にして化合物16から化合物17のトリ
フルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3400,1680,1210,
1140cm−1 NMR(DO−d,δ):1.88(2H,br
s),2.49(3H,s),2.70−2.90(2
H,m),2.90−3.25(4H,m),3.55
(1H,d,J=3.6Hz),3.56(2H,
s),3.65−4.20(6H,m),4,35(1
H,br s),4.97(1H,s),5.51(1
H,d,J=1.8Hz),5.60(1H,d,J=
8Hz),7.46(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):577
【0073】実施例18 実施例8と同様にして化合物1から化合物18を得る。 IR(ヌジョール):3350,1700,1660
(sh),1335,1240,1180cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(6H,d,
J=6.4Hz),1.34(9H,s),1.36
(9H,s),1.20−1.80(5H,m),2.
32(2H,br s),2.59(3H,s),3.
05(2H,m),3.20−3.65(4H,m),
3.70−4.20(7H,m),5.02(1H,
s),5.58(1H,d,J=8Hz),5.64
(1H,s),5.19(1H,br s),6.75
(1H,d,J=8.4Hz),7.22(1H,br
s),7.84(1H,br s),7.83(1
H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):833
【0074】実施例19 実施例9と同様にして化合物18から化合物19のジト
リフルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1210,
1140cm−1 NMR(DO,δ):0.97(6H,m),1.5
0−1.85(3H,s),1.94(2H,m),
2.27(3H,s),3.07(2H,brs),
3.05−3,50(5H,m),3.96(1H,
t,J=7Hz),4.00−4.50(6H,m),
4.68(1H,br s),5.26(1H,s),
5.82(1H,d,J=1.8Hz),5.90(1
H,d,J=8Hz),7.73(1H,d,J=8H
z)
【0075】実施例20 実施例8と同様にして化合物4から化合物20を得る。 IR(ヌジョール):3350,1770,1700,
1520,1270,1220,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85−1.00
(6H,m),1.35(9H,s),1.20−1.
95(5H,m),2.20−2.70(2H,m),
2.59(3H,s),2.80(2H,s),3.2
0−4.40(10H,m),3.58(1H,t,J
=6Hz),5.02(1H,s),5.66(1H,
s),5.68(1H,d,J=8Hz),7.79
(1H,d,J=8Hz),7.84(4H,m) FAB−MS(m/z):863
【0076】実施例21 化合物20(1.30g)のテトラヒドロフラン(35
ml)溶液にヒドラジン・一水化物(94mg)のメタ
ノール(18ml)溶液を加える。70℃で8時間攪拌
後、溶液の溶媒を減圧下に留去する。残渣を水に溶解
し、1N塩酸でpH5.0に調整し、「ダイヤイオンH
P−20」(50ml)を使用するカラムクロマトグラ
フィーに付し、30%メタノール水溶液で溶出する。溶
出液の溶媒を減圧下に留去して、化合物21(0.12
g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1580,
1270,1110cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(6H,d,
J=6.4Hz),1.36(9H,s),1.40−
2.00(5H,m),2.39(3H,s),2.5
5−3.00(2H,m),3.00(2H,br
s),3.10−4.30(10H,m),4.26
(1H,t,J=6,5Hz),4.93(1H,
s),5.63(1H,s),5.65(1H,d,J
=8Hz),7.31(1H,s),7.65(1H,
s),7.83(1H,d,J=8Hz),7.84
(2H,s) FAB−MS(m/z):733
【0077】実施例22 実施例8と同様にして化合物2から化合物22を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1520,
1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.84(6H,d,
J=6Hz),1.37(18H,s),1.25−
1.90(5H,m),2.32(2H,brs),
2.59(3H,s),2.92(2H,br s),
3.20−3.65(7H,m),3.70−4.20
(4H,m),5.05(1H,s),5.66(1
H,s),5.67(1H,d,J=8Hz),6.7
3(1H,s),6.87(1H,s),7.76(1
H,s),7.78(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):833
【0078】実施例23 化合物22(300mg)のギ酸(2ml)溶液を室温
で3時間撹拌する。溶媒を減圧下に留去し、残渣を水に
溶解して「ダイヤイオンHP−20」を使用するカラム
クロマトグラフィーに付し、水で溶出する。溶出液の溶
媒を減圧下に留去して、化合物23(0.18g)を得
る。 IR(ヌジョール):3250,1700,1600,
1275,1230cm−1 NHR(DO,δ):0.60−0.80(6H,
m),1.20−1.70(3H,m),1.87(2
H,m),2.49(3H,s),2.79(2H,
m),2.81(1H,t,J=6.5Hz),2.9
0−3.25(4H,m),3.60−4.50(8
H,m),4.97(1H,s),5.52(1H,
d,J=2.4Hz),5.62(1H,d,J=8H
z),7.48(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):633
【0079】実施例24 実施例8と同様にして化合物2から化合物24を得る IR(ヌジョール):3300,1700,1530,
1260,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(18H,
s),1.35−1.75(6H,m),1.72(2
H,br s),2.32(2H,m),2.59(3
H,s),2.70−3.20(4H,m),3.15
−3.60(4H,m),3.50−4.50(7H,
m),5.00(2H,s),5.05(1H,s),
5.66(1H,s),5.67(1H,d,J=8H
z),6.78(1H,m),7.21(1H,m),
7.34(5H,m),7.79(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):982
【0080】実施例25 実施例16と同様にして化合物24から化合物25を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1520,
1255,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.36(9H,s),1.20−1.85(8
H,m),2.25(2H,m),2.36(3H,
s)2.72(2H,m),2.92(2H,m),
3.10−3.60(4H,m),3.55−4.40
(7H,m),5.03(1H,s),5.58(1
H,d,J=8Hz),5.65(1H,s),6.7
4(1H,br s),7.34(1H,br s),
7.75(1H,d,J=8Hz),7.80(1H,
br s) FAB−MS(m/z):848
【0081】実施例26 実施例9と同様にして化合物25から化合物26のジト
リフルオロ酢酸塩を得る。 NMR(DO,δ):1.25−2.40(10H,
m),2.90−3.25(4H,m),3.14(3
H,s),3.25−3.75(4H,m),3.75
−4.50(7H,m),5.23(1H,s),5.
79(1H,s),5.89(1H,d,J=8H
z),7.74(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):648
【0082】実施例27 実施例8と同様にして化合物1から化合物27を得る IR(ヌジョール):3300,1695,1520,
1260,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.36(9H,s),1.62(2H,m),
2.31(3H,s),2.59(1H,s),2.8
0(1H,s),2.80−3.20(4H,m),
3.35(3H,m),3.60(1H,t,J=6.
6Hz),3.65−4.20(7H,m),5.00
(2H,s),5.08(1H,s),5.57(1
H,d,J=8Hz),5.64(1H,br s),
6.71(1H,d,J=7.8Hz),7.10−
7.40(2H,m),7.34(5H,m),7.8
1(1H,d,J=8Hz)
【0083】実施例28 実施例13と同様にして化合物27から化合物28を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1650,
1525,1260,1175cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(9H,
s),1.37(9H,s),1.20−1.90(8
H,m),2.28(2H,br s),2.59(3
H,s),2.73(2H,m)3.05(2H,
m),3.10−3.60(4H,m),3.55−
4.20(7H,m),4.94(1H,s),5.5
3(1H,d,J=8Hz),5.59(1H,d,J
=2Hz),7.92(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):848
【0084】実施例29 実施例9と同様にして化合物28から化合物29のジト
リフルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3350,1680,1200c
−1 NHR(DO,δ):1.30−2.10(8H,
m),2.79(3H,s),3.00(2H,t,J
=7.6Hz),3.00−3.20(4H,m),
3.20−3.65(2H,m),3.70−4.40
(7H,m),5.24(1H,d,J=5.4H
z),5.80(1H,d,J=3.6Hz),5.9
0(1H,d,J=8Hz),7.41(1H,d,J
=8Hz) FAB−MS(m/z):648
【0085】実施例30 実施例8と同様にして化合物1から化合物30を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1510,
1250,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.25(3H,d,
J=6.2Hz),1.35(9H,s),1.38
(9H,s),1.61(2H,m),2.29(3
H,s),2.59(2H,s),2,83(2H,
s),3.00−3.30(3H,m),3.40−
4.20(7H,m),3.62(1H,d,J=6.
2Hz),4.30−4.65(1H,m),4.55
(2H,s),5.01(1H,s),5.59(1
H,d,J=8Hz),5.64(1H,s),6.4
0(1H,d,J=9.2Hz),7.17(1H,b
r s),7.29(5H,m)7.81(1H,d,
J=8Hz),7.93(1H,brs)
【0086】実施例31 実施例13と同様にして化合物30から化合物31を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1650
(sh),1520,1255,1230,1170c
−1 NMR(DMSO−d,δ):1.05(3H,
m),1.36(9H,s),1.38(9H,s),
1.59(2H,br s),2.34(2H,br
s),2.59(3H,s),2.90−3.30(2
H,m),3.20−3.55(4H,m),3.60
−4.20(8H,m),4.98(1H,s),5.
59(1H,d,J=8Hz),5.64(1H,
s),6.26(1H,d,J=8Hz),7.81
(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):821
【0087】実施例32 実施例11と同様にして化合物31から化合物32のジ
トリフルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1540,
1220cm−1 NMR(DO,δ):1.98(2H,m),2.7
8(3H,s),2.99(2H,br s),3.3
0(2H,m),3.25−3.65(5H,m),
3.80−4.40(7H,m),5.23(1H,
s),5.80(1H,d,J=3.3Hz),5.9
0(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,d,J
=8Hz) FAB−MS(m/z):623
【0088】実施例33 実施例8と同様にして化合物2から化合物33を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1510,
1250,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(18H,
s),1.56(2H,br s),2.32(2H,
m),2.59(3H,s),2.73(2H,m),
2.91(2H,m),3.34(3H,m),3.7
0−4.40(8H,m),5.08(2H,s),
5.12(1H,s),5.65(1H,s),5.7
9(1H,d,J=8Hz),6.72(1H,br
s),7.16(1H,br s),7.37(5H,
m),7.72(1H,d,J=8Hz),7.88
(1H,br s) FAB−MS (m/z):925
【0089】実施例34 実施例13と同様にして化合物33から化合物34を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1700,1520,
1270,1180cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.37(18H,
s),1.56(2H,br s),2.35 (2
H,m),2.59(3H,s),2.90(2H,b
r s),3.10−3.60(5H,m),3.70
−4.35(8H,m),5.03(1H,s),5.
65(1H,s),5.81(1H,d,J=8H
z),6.72(1H,br s),7.03(1H,
br s),7.75(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):835
【0090】実施例35 実施例34(0.20g)のジクロロメタン(2ml)
溶液にトリフルオロ酢酸(2ml)を氷冷下に加える。
同温で30分間攪拌後、溶液をジイソプロピルエーテル
で粉砕して化合物35のトリフルオロ酢酸塩を得る。こ
れを水に溶解し、弱塩基性イオン交換樹脂「アンバーラ
イトIR−45」(270mg)で処理する。混合物を
濾過し、溶媒を減圧下に留去して化合物35(0.14
g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1220,1140cm−1 NMR(DO,δ):2.17(2H,m),2.7
0−3.00(2H,m),3.09(3H,s),
3.10−3.70 (7H,m),4.00−4.8
0(8H,m),5.28(1H,s),5.64(1
H,s),5.91(1H,d,J=8Hz),7.7
9(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):635
【0091】実施例36 実施例12と同様にして化合物Aから化合物36を得
る。 NMR(DMSO−d,δ):0.84(12H,
d,J=6.0Hz),1.36(18H,s),1.
4−1.9(8H,s),2.57(3H,s),2.
6−3.2(4H,m),3.0−4.3(12H,
m),5.09(1H,s),5.69(1H,d,J
=8Hz),5.72(1H,s),7.86(1H,
d,J=8Hz)
【0092】実施例37 実施例35と同様にして化合物36から化合物37を得
る。 NMR(DO,δ):0.7−1.1(12H,
m),1.5−1.8(6H,m),1.8−2.1
(2H,m)2.7−3.1(4H,m),3.12
(3H,s),3.2−3.7(4H,m),3.8−
4.5(8H,m),5.26(1H,s),5.84
(1H,d,J=2.4Hz),5.91(1H,d,
J=8Hz),7.79(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):746
【0093】実施例38 実施例8と同様にして化合物1から化合物38を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1520,
1260,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.34(9H,
s),1.37(9H,s),1.59(2H,br
s),2.32(3H,s),2.59(2H,t,J
=9.2Hz),2.71(1H,d,J=5.6H
z),2.80(1H,d,J=5.6Hz),2.9
0−3.20(2H,m),3.35(3H,s),
3.65−4.05(6H,m),4.11(1H,
d,J=9.6Hz),4.31(1H,t,J=5H
z),5.01(1H,s),5.07(2H,s),
5.59(1H,d,J=8Hz),5.65(1H,
s),7.04(1H,d,J=8.4Hz),7.1
6(1H,br s),7.36(5H,m),7.8
1(1H,d,J=8Hz),7.85(1H,br
s) FAB−MS(m/z):925
【0094】実施例39 実施例13と同様にして化合物38から化合物39を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1520,
1260,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.37(18H,
s),1.59(2H,br s),2.33(2H,
m),2.59(3H,s),3.05(2H,m),
3.00−3.60(3H,m),3.61(2H,
d,J=5.4Hz)3.65−4.30(8H,
m),5.01(1H,s),5.59(1H,d,J
=8Hz),5.64(1H,s),6.93(1H,
br s),7.13(1H,br s),7.81
(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):835
【0095】実施例40 実施例35と同様にして化合物39から化合物40を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1210,1130cm−1 NMR(DO,δ):1.95(2H,m),2.6
0−3.00(2H,m),3.03(3H,s),
3.10−3.70 (7H,m),4.00−4.
45(7H,m),4.65(1H,m),5.25
(1H,d,J=4.8Hz),5.81(1H,
s),5.91(1H,d,J=8Hz),7.74
(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):635
【0096】実施例41 実施例8と同様にして化合物1から化合物41を得る。 IR(ヌジョール);3400,3350,1710,
1520,1260,1220,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.31(9H,
s),1.35(9H,s),1.57(2H,m),
2.32(2H,s),2.59(3H,s),2.8
3(2H,s),2.90−3.20(2H,m),
3.20−3.70(3H,m)3.70−4.25
(7H,m),4.56(1H,m),5.02(1
H,s),5.59(1H,d,J=8Hz),5.6
5(1H,s),7.10−7.40(5H,m),
7.83(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):867
【0097】実施例42 実施例35と同様にして化合物41から化合物42を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1700,1205,
1140cm−1 NMR(DO,δ):1.74(2H,m),2.7
8(3H,s),3.00−3.45(9H,m),
4.00−4.50(8H,m),5.25(1H,
s),5.81(1H,d,J=1.9Hz),5.8
9(1H,d,J=8Hz),7.20−7,50(5
H,m),7.69(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):667
【0098】実施例43 実施例8と同様にして化合物2から化合物43を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1510,
1260,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.31(9H,
s),1.35(9H,s),1,56(2H,m),
2,32(2H,s),2.59(3H,s),2.8
3(2H,s),2.94(2H,br s),3.2
0−3.70(3H,m),3.70−4.20(7
H,m),4.34(1H,m),5.07(1H,
d,J=3.8Hz),5.67(1H,s),5.6
8(1H,d,J=8Hz),7.20−7.50(5
H,m),7.78(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):867
【0099】実施例44 実施例35と同様にして化合物43から化合物44を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1680,1210,
1135cm−1 NMR(DO,δ):2.19(2H,m),2.7
8(3H,s),2.80−3.80(9H,m),
3.90−4.70(8H,m),5.31(1H,
s),5.69(1H,s),5.78(1H,d,J
=8Hz),7.20−7.50(5H,m),7.6
3(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):667
【0100】実施例45 実施例12と同様にして化合物2から化合物45を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1520,
1250,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.16(3H,d,
J=6.8Hz),1.25(3H,d,J=7.2H
z),1.37(18H,s),1.55(2H,
m),2.32(3H,s),2.52(2H,m),
2.91(2H,m),3.03(1H,br s),
3.32(2H,br s),3.65−4.30(7
H,m),4.11(1H,q,J=7.2Hz),
4.20(1H,q,J=6.8Hz),5,04(1
H,s),5.65(1H,s),5.66(1H,
d,J=8Hz),6.73(1H,br s),6.
93(1H,br s),7.75(1H,d,J=8
Hz) FAB−MS(m/z):862
【0101】実施例46 実施例35と同様にして化合物45から化合物46を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1550,
1280,1210,1140cm−1 NMR(DO,δ):1.39(3H,d,J=7.
2Hz),1.55(3H,d,J=7.1Hz),
2.16(2H,m)3.04(3H,s),3.0−
3.60(7H,m),3.90−4.70(9H,
m),5.27(1H,s),5.82(1H,s),
5.90(1H,d,J=8Hz),7.80(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):662
【0102】実施例47 実施例12と同様にして化合物1から化合物47を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1530,
1650(sh),1265,1180cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.15(3H,d,
J=6.4Hz),1.25(3H,d,J=7.2H
z),1.34(9H,s),1.37(9H,s),
1.58(2H,m),2.30(3H,s),2.5
1(2H,m),3.04(2H,m),3.05−
3.65(3H,m),3.65−4.20(7H,
m),4.08(1H,q,J=7.2Hz),4.1
7(1H,q,J=6.4Hz),4.99(1H,
s),5.59(1H,d,J=8Hz),5.64
(1H,d,J=2.4Hz),6.98(1H,br
s),7.19(1H,br s),7.81(1
H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):862
【0103】実施例48 実施例35と同様にして化合物47から化合物48を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1780,1530,
1270,1210,1130cm−1 NMR(DO,δ):1.38(3H,d,J=7.
2Hz),1.56(3H,d,J=7Hz),1.9
3(2H,m)3.05(3H,s),3.0−3.5
0(7H,m),4.0−4.50(9H,m),5.
27(1H,s),5.82(1H,d,J=2H
z),5.91(1H,d,J=8Hz),7.73
(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):662
【0104】実施例49 実施例12と同様にして化合物Aから化合物49を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1650,
1520,1250,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.15(6H,d,
J=5.4Hz),1.18(3H,d,J=6.0H
z),1.26(3H,d,J=7.2Hz),1.3
7(18H,s),1.57(2H,m),2.32
(3H,s),2.52(2H,m),3.05 (2
H,m),3.15−3.65(3H,m),3.70
−4.20(7H,m),4.00−4.35(4H,
m),5.05(1H,s),5.65(1H,d,J
=8Hz),5.66(1H,s),6.80−7.1
0(2H,m),7.76(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):1004
【0105】実施例50 実施例35と同様にして化合物49から化合物50を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1670,1540,
1260,1205,1140cm−1 NMR(DO,δ):1.30−1.50(6H,
m),1.55(3H,d,J=7Hz),1.56
(3H,d,J=7.1Hz),2.01(2H,br
s),3.07(3H,s),3.10−3.80
(7H,m),3.95−4.30(10H,m),
4.62(1H,q,J=3.2Hz),5.25(1
H,d,J=2.7Hz),5.83(1H,s),
5.90(1H,d,J=8Hz),7.81(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):804
【0106】実施例51 ギ酸(138mg)のN,N−ジメチルホルムアミド
(5ml)溶液に無水酢酸(153mg)を45℃で加
え、溶液を同温で50分間攪拌する。化合物1(310
mg)を上記溶液に氷冷下に加える。40℃で5時間撹
拌後、溶液の溶媒を減圧下に留去する。残渣を「ダイヤ
イオンHP−20」(15ml)を使用するカラムクロ
マトグラフィーに付し、40%メタノール水溶液で溶出
する。溶出液の溶媒を減圧下に留去し、ジイソプロピル
エーテルで粉砕して、化合物51(0.12g)を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640,
1540,1280,1120cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.34(9H,
s),1.58(2H,m),2.30(3H,s),
2.55(2H,m) ,3.07(2H,d,J=1
3.8Hz),3,10−3.60(3H,m),3.
65−4.05(6H,m),4.09(1H,d,J
=9.4Hz),4.99(1H,s),5.06(1
H,br s),5.60(1H,d,J=8Hz),
5.64(1H,d,J=2.4Hz),7.18(1
H,br s),7.81(1H,d,J=8Hz),
8.00(1H,s) FAB−MS(m/z):648
【0107】実施例52 実施例35と同様にして化合物51から化合物52を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1270,1205,1130cm−1 NMR(DO,δ):1.95(2H.m),3.0
1(3H,s),3.10−3.50(7H,m),
4.08(1H,d,J=5Hz),4.10−4.6
0(5H,m),4.65(1H,d,J=5Hz),
5.25(1H,s),5.82(1H,s),5.9
0(1H,d,J=8Hz),7.74(1H,d,J
=8Hz),8.07(1H,s) FAB−MS(m/z):548
【0108】実施例53 実施例51と同様にして化合物2から化合物53を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1520,1270,1170cm−1 NMR(DHSO−d,δ):1.37(9H,
s),1.56(2H,m),2.32(3H,s),
2.58(2H,br S),2.91(2H,br
s),3.10−3.70(3H,m),3.70−
4.10(6H,m),4.09(1H,d,J=8.
2Hz),5.04(1H,s),5.67(1H,
s),5.65(1H,d,J=8Hz),6.78
(1H,brs),7.79(1H,br s),7.
75(1H,d,J=8Hz),11.35(1H,b
r s) FAB−MS(m/z):648
【0109】実施例54 実施例35と同様にして化合物53から化合物54を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1280,1210,1130cm−1 NMR(DO,δ):2.21(2H,m),3.0
6(3H,s),3.13(2H,m),3.41(5
H,m),4.00(1H,d,J=7Hz),4.0
0−4.50(5H,m),4.55(1H,d,J=
5Hz),5.25(1H,s),5.83(1H,
s),5.89(1H,d,J=8Hz),7.82
(1H,d,J=8Hz),8.18(1H,s) FAB−MS(m/z):548
【0110】実施例55 実施例12と同様にして化合物2から化合物55を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1780,1700,
1650,1540,1280,1130cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.35(9H,
s),1.51(2H,br s),2.29(2H,
m),2.60(3H,s),2.85(2H,br
s),3.10−3.80(3H,m),3.70−
4.10(6H,m),4.15(1H,d,J=8H
z),5.08(1H,s),5.58(1H,d,J
=8Hz),5.86(1H,s),6.73(1H,
s),7.80(1H,d,J=8Hz),7.50
(1H,m),8.18(1H,m),8.72(1
H,m),9.07(1H,m) FAB−MS(m/z):725
【0111】実施例56 実施例9と同様にして化合物55から化合物56のトリ
フルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1540,
1200,1140cm−1 NMR(DO,δ):2.27(2H,m),2.7
9(3H,s),3.08(2H,m),3.40−
3.70(5H,m),3.70−4.30(7H,
m),5.27(1H,d,J=3Hz),5.58
(1H,d,J=8Hz),5.84(1H,s),
7.62(1H,d,J=8Hz),8.15(1H,
m),8.92(2H,m),9.23(1H,m) FAB−MS(m/z):625
【0112】実施例57 実施例12と同様にして化合物1から化合物57を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1700,1540,
1280,1120cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.74(2H,br s),2.34(3H,
s),2.60(2H,s),2.68(2H,m),
3.34(2H,m),3.57(1H,d,J=9.
4Hz),3.70−4.10(6H,m),4.13
(1H,d,J=9.6Hz),5.01(1H,
s),5.60(1H,d,J=8Hz),5.65
(1H,d,J=2.4Hz),7.19(1H,br
s),7.48(1H,m),7.81(1H,d,
J=8Hz),8.17(1H,m),8.72(1
H,m),8.99(1H,m) FAB−MS(m/z):725
【0113】実施例58 実施例9と同様にして化合物57から化合物58のトリ
フルオロ酢酸塩を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1540,
1200,1130cm−1 NMR(DO,δ):2.08(2H,m),2.7
9(3H,s),3.12(2H,br s),3.2
5−3.70(5H,m),3.90−4.50(7
H,m),5.25(1H,z),5.81(1H,
d,J=2Hz),5.86(1H,d,J=8H
z),7.70(1H,d,J=8Hz),8.11
(1H,dd,J=5.8Hz,8.2Hz),8.8
6(1H,dd,J=1.4Hz,3.4Hz),8.
93(1H,d,J=5.8Hz),9.16(1H,
d,J=1.2Hz) FAB−MS(m/z):625
【0114】実施例59 実施例8と同様にして化合物1から化合物59を得る。 IR(ヌジョール):3350,2250,1700,
1660,1520,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(9H,
s),1.79(2H,br s),2.18(3H,
s),2.40(2H,m),2.76(1H,m),
3.06(1H,m),3.10−4.05(9H,
m),4.12(1H,d,J=8.2Hz),4.9
3(1H,s),5.62(1H,d,J=8Hz),
5.65(1H,d,J=2.2Hz),7.29(1
H,brs),7.78(1H,d,J=8Hz),1
1.34(1H,br s) FAB−MS(m/z):793
【0115】実施例60 化合物59(0.20g)のジクロロメタン(3ml)
溶液にトリフルオロ酢酸(2ml)を氷冷下に加える。
同温で1時間撹拌後、溶液をジイソプロピルエーテルで
粉砕して、化合物60のトリフルオロ酢酸塩を得る。こ
れを水に溶解し、「アンバーライトIR−45」(19
0mg)で処理する。混合物を濾過し、水溶液を減圧濃
縮し、凍結乾燥して、化合物60(0.17g)を得
る。 IR(ヌジョール):3300,2260,1680,
1660,1520,1140cm−1 NMR(DO,δ):2.05(2H,m),3.0
0(3H,s),3.14(2H,m),3.34(2
H,br s)3.40−3.65(3H,m),4.
00−4.40(6H,m),4.66(1H,s),
5.19(1H,s),5.80(1H,s),5.8
1(1H,d,J=8Hz),7.74(1H,d,J
=8Hz) FAB−MS(m/z):693
【0116】実施例61 実施例8と同様にして化合物2から化合物61を得る。 IR(ヌジョール):3300,2250,1700,
1660,1510,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(9H,
s),1.59(2H,m),2.18(3H,s),
2.73(12H,m),2.88(2H,m),3.
40(2H,d,J=6.8Hz),3.50−4.1
0(7H,m),4.20(1H,m),5.07(1
H,s),5.56(1H,d,J=8Hz),5.6
9(1H,s),7.04(1H,br s),7.7
4(1H,d,J=8Hz),11.30(1H,s) FAB−MS(m/z):793
【0117】実施例62 実施例60と同様にして化合物61から化合物62を得
る。 IR(ヌジョール):3300,2270,1690,
1665,1520,1140cm−1 NMR(DO,δ):2.13(2H,m),2.9
9(3H,s),3.09(2H,t,J=7.3H
z),3.33(2H,t,J=7.3Hz),3.4
0−4.50(9H,m),4.61(1H,t,J=
5Hz),5.31(1H,s),5.81(1H,
s),5.82(1H,d,J=8Hz),7.78
(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):693
【0118】実施例63 化合物4(370mg)の水(3ml)とテトラヒドロ
フラン(6ml)との混合物溶液に炭酸水素ナトリウム
(72mg)および塩化ミリストイル(215mg)の
テトラヒドロフラン(1ml)溶液を加える。室温で3
時間撹拌後、溶液を水と酢酸エチルとの混合物中に注
ぐ。有機層を分取し、水洗して硫酸マグネシウムで乾燥
し、溶媒と減圧下に留去して、化合物63(0.37
g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1775,1715,
1650(sh),1540,1275,1120cm
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=6.6Hz),1.22(22H,m),1.20
−1.70(2H,m),1.65−1.90(1H,
m),1.90−2.15(1H,m),2.32(3
H,s),3.34(2H,s),3.50(2H,
t,J=8.6Hz),3.61(1H,br s),
3.75(2H,br s),3.80−4.45(7
H,m),4.97(1H,s),5.58(1H,
d,J=8Hz),5.65(1H,s),7.77
(1H,d,J=8Hz),7.84(4H,m) FAB−MS(m/z):860
【0119】実施例64 実施例63(320mg)のテトラヒドロフラン(10
ml)溶液にヒドラジン・一水化物(22.3mg)の
メタノール(5ml)溶液を加える。70℃で6時間撹
拌後、溶液を6NHClでpH1.0に調整する。沈殿
を濾去し、濾液の溶媒を減圧下に留去する。残渣を水に
溶解し、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でpH5.5に
調整する。生成する 沈殿を濾取、水洗し、減圧乾燥し
て、化合物64(0.20g)を得る。 IR(ヌジョール):3400,1700,1510,
1120cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=6.6Hz),1.23(22H,m),1.47
(2H,m),2.83(2H,t,J=7.3H
z),2.50(3H,s),2.40−2.70(2
H,m),2.83(2H,br s),2.90−
4.20(10H,m),4.98(1H,s),5.
63(1H,d,J=8Hz),5.65(1H,
s),7.86(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):730
【0120】実施例65 化合物1(310mg)の水(5ml)とテトラヒドロ
フラン(10ml)との混合物溶液に炭酸水素ナトリウ
ム(84mg)および塩化ミリストイル(247mg)
のテトラヒドロフラン(2ml)溶液を加える。80℃
で2時間攪拌後、溶液を塩化ナトリウム飽和水溶液とテ
トラヒドロフランとの混合物中に注ぐ。テトラヒドロフ
ラン層を分取して硫酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減
圧下に留去して化合物65(0.37g)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1650
(sh),1540,1290,1120cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.6Hz),1.24(22H,m),1.34
(9H,s),1.48(2H,m),2.31(3
H,s),2.40−2.75(2H,m),2.80
−3.20(2H,m)3.20−3.70(5H,
m),3.70−4.20(7H,m),5.01(1
H,s),5.60(1H,d,=8Hz),5.63
(1H,s),7.22(1H,br s),7.79
(1H,br s),7.81(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):830
【0121】実施例66 化合物65(300mg)のギ酸(3ml)溶液を室温
で3時間攪拌する。溶液を水中に加え、「ダイヤイオン
HP−20」を使用するカラムクロマトグラフィーに付
し、50%メタノール水溶液で溶出する。溶出液をテト
ラヒドロフランで抽出してテトラヒドロフラン溶液を硫
酸マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去して、化
合物66(0.26g)を得る。 IR(ヌジョール):3350,1660cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=6.4Hz),1.23(22H,m),1.46
(2H,br s),2.55(3H,s),2.59
(2H,br s),2.80−3.20(4H,
m),3.20−3.65(3H,m),3.60−
4.30(7H,m),5.04(1H,s),5.6
0(1H,s),5.78(1H,d,J=8Hz),
7.74(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):730
【0122】実施例67 実施例63と同様にして化合物Aから化合物66を得
る。 NMR(DMSO−d,δ):0.80(6H,t,
J=6Hz),1.0−1.7(44H,m),1.5
(2H,m),1.8−2.3(4H,m),2.48
(3H,s),2.8−4.2(14H,m),4.9
7(1H,s),5.56(1H,d,J=8Hz),
5.60(1H,s),7.72(1H,d,J=8H
z)
【0123】実施例68 実施例8と同様にして化合物1から化合物68を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1640
(sh),1535,1220cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(5H,
m),1.00−2.20(18H,m),1.34
(9H,s),2.31(2H,s),2.59(2
H,s),2.80(3H,s),3.20−3.60
(3H,m),3.70−4.10(6H,m),4.
09(1H,d,J=10.6Hz),5.00(1
H,s),5.59(1H,d,J=8Hz),5.6
4(1H,s),7.15(1H,br s),7.6
5(1H,brs),7.81(1H,d,J=8H
z)
【0124】実施例69 実施例60と同様にして化合物68から化合物69を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640,
1540,1210,1140cm−1 NMR(DO,δ):0.85(5H,s),1.0
0−2.40(18H,m),2.98(3H,s),
2.80−3.60(4H,m),3.80−4.50
(9H,m),4.64(1H,m),5.27(1
H,s),5.81(1H,s),5.90(1H,
d,J=8Hz),7.77(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):700
【0125】実施例70 実施例8と同様にして化合物2から化合物70を得る。 IR(ヌジョール):3300,1710,1650,
1525,1220,1085cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(5H,
m),1.00−2.20(18H,m),1.37
(9H,s),2.34(2H,s),2.59(2
H,s),2.80(3H,s),3.20−3.60
(3H,m),3.70−4.10(6H,m),4.
08(1H,d,J=9.2Hz),5.03(1H,
s),5.65(1H,d,J=8Hz),5.67
(1H,s),6.77(1H,br s),7.73
(1H,d,J=8Hz)
【0126】実施例71 実施例60と同様にして化合物70から化合物71を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1690,1650
(sh),1550,1210,1140cm−1 NMR(DO,δ):0.84(5H,s),1.0
0−2.50(18H,m),3.06(3H,s),
3.00−3.60(4H,m),3.65−4.70
(10H,m),5.27(1H,s),5.85(1
H,s),5.94(1H,d,J=8Hz),7.8
4(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):700
【0127】実施例72 実施例8と同様にして化合物1から化合物72を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1650
(sh),1540,1280,1220cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.00−1.70
(14H,m),1.34(9H,s),2.01(2
H,m),2.31(2H,s),2.47(2H,
m),2.59(3H,s),3.03(2H,br
s),3.20−3.60(5H,m),3.80(2
H,br s),3.85−4.20(3H,m),
4.80−5.20(2H,m),5.03(1H,
s),5.50−6.00(1H,m),5,57(1
H,s),5.78(1H,d,J=8Hz),7.1
4(1H,br s),7.81(1H,d,J=8H
z)
【0128】実施例73 実施例60と同様にして化合物72から化合物73を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1280,1210,1140cm−1 NMR(DO,δ):1.29(10H,s),1.
58(2H,m),1.93(2H,br s),2.
04(2H,d,J=6.6Hz),2.24(2H,
t,J=7.2Hz),3.03(3H,s),3.1
0−3.60(7H,m),4.00−4.50(7
H,m),4.60−5.20(2H,m),5.25
(1H,s),5.80−6.00(1H,m),5.
81(1H,s),5.90(1H,d,J=8H
z),7.73(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):686
【0129】実施例74 実施例8と同様にして化合物2から化合物74を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1640
(sh),1520,1275cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.00−1.80
(14H,m),1.36(9H,s),2.01(2
H,m),2.33(2H,s),2.55(2H,
m),2.59(3H,s),2.91(2H,br
s),3.10−3.60(5H,m),3.78(2
H,m),3.97(2H,m),4.07(1H,
d,J=9.2Hz),4.80−5.20(2H,
m),5.03(1H,s),5.50−5.90(1
H,m),5.67(1H,s),5.78(1H,
d,J=8Hz),6.78(1H,br s),7.
77(1H,d,J=8Hz)
【0130】実施例75 実施例60と同様にして化合物74から化合物75を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1685,1650
(sh),1550,1280,1205,1140c
−1 NMR(DO,δ):1.24(10H,s),1.
56(2H,brs),1.80−2.15(2H,
m),2.15−2.40(4H,m),3.07(3
H,s),3.00−3.60(7H,m),3.60
−4.60(7H,m),4.70−5.20(2H,
m),5.26(1H,s),5.70−6.00(1
H,m),5.87(1H,s),5.90(1H,
d,J=8Hz),7.83(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):686
【0131】実施例76 実施例8と同様にして化合物1から化合物76を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1515,
1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.05−1.40(10H,
m),1.33(9H,s),1.50−1.80(2
H,m),1.66(2H,d,J=6.6Hz),
2.31(2H,brs),2.59(3H,s),
3.03(2H,m),3.31(2H,s),3.2
0−3.70(3H,m),3.70−4.20(7
H,m),3.91(2H,t,J=6.6Hz),
5.03(1H,s),5.58(1H,d,J=8H
z),5.64(1H,s),6.81(2H,d,J
=8.4Hz),7.14(2H,d,J=8.4H
z),7.84(1H,d,J=8Hz)
【0132】実施例77 化合物76(0.66g)のジクロロメタン(7ml)
溶液にトリフルオロ酢酸(5ml)を氷冷下に加える。
同温で1時間攪拌後、溶液をジイソプロピルエーテル中
に注ぎ、粉砕して化合物77のトリフルオロ酢酸塩を得
る。これを水に溶解し、「アンバーライトIR−45」
(610mg)で処理する。混合物を濾過し、水溶液を
「ダイヤイオンHP−20」を使用するカラムクロマト
グラフィーに付し、40%イソプロピルアルコール水溶
液で溶出する。溶出液を減圧濃縮し、凍結乾燥して、化
合物77(0.15g)を得る。 IR(ヌジョール):3250,1690,1650
(sh),1515,1255,1120cm−1 NMR(DO,δ):0.94(3H,s),1.3
2(10H,s),1.68(2H,br s),1.
93(2H,m),2.94(3H,s),3.25
(2H,br s),3.47(2H,br s),
3.74(2H,br s),3.78(2H,s),
4.08(1H,br s),4.15−4.75(9
H,m),5.37(1H,s),5.86(1H,
s),5.94(1H,d,J=8Hz),6.56
(2H,d,J=7.2Hz),6.96(2H,d,
J=7.2Hz),7.80(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):766
【0133】実施例78 実施例8と同様にして化合物2から化合物78を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1520,
1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.36(3H,t,
J=6.8Hz),1.05−1.40(10H,
m),1.36(9H,s),1.55(2H,m),
1.68(2H,br s),2.33(2H,m),
2.59(3H,s),2.93(2H,m),3.2
0−3.60(3H,m),3.36(2H,s),
3.70−4.40(7H,m),3.90(2H,
t,J=6.6Hz),5.07(1H,s),5.6
7(1H,d,J=8Hz),5.69(1H,s),
6.90(1H,br s),6.82(2H,d,J
=8.4Hz),7.13(2H,d,J=8.4H
z),7.79(1H,d,J=8Hz)
【0134】実施例79 実施例77と同様にして化合物78から化合物79を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1650
(sh),1510,1245,1135cm−1 NMR(DO,δ):0.91(3H,s),1.2
7(10H,s),1.65(2H,br s),2.
07(2H,m),2.81(3H,s),3.13
(2H,m),2.90−4.0(5H,m),3.7
7(2H,s),4.00−4.70(9H,m),
5.36(1H,s),5.88(1H,s),5.8
9(1H,d,J=8Hz),6.55(2H,s),
6.97(2H,s),7.96(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):766
【0135】実施例80 実施例8と同様にして化合物1から化合物80を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1520,
1260,1100cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.92(3H,t,
J=7.3Hz),1.33(9H,s),1.30−
1.80(4H,m),1.67(2H,m),2.3
1(2H,br s),2.60(3H,s),3.0
3(2H,m),3.35(2H,s),3.20−
3.70(3H,m),3.75−4.20(9H,
m),3.92(2H,t,J=6.7Hz),5.0
2(1H,s),5.59(1H,d,J=8Hz),
5.63(1H,s),6.82(2H,d,J=8.
5Hz),7.14(2H,d,J=8.5Hz),
7.83(1H,d,J=8Hz) FAB=MS(m/z):810
【0136】実施例81 実施例77と同様にして化合物80から化合物81を得
る IR(ヌジョール):3300,1660,1505,
1240,1110cm−1 NMR(DO,δ):0.94(3H,t,J=7.
3Hz),1.45(2H,六重線,J=7.2H
z),1.75(2H,五重線,J=6.8Hz),
1.90(2H,m),2.95(3H,s),3.0
0−3.40(7H,m),3.54(2H,s),
4.00−4.50(8H,m),4.65(1H,
t,J=3.1Hz),5.24(1H,s),5.7
8(1H,d,J=2.0Hz),5.87(1H,
d,J=8Hz),7.00(2H,d,J=8.7H
z),7.25(2H,d,J=8.7Hz),7.7
0(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):710
【0137】実施例82 実施例8と同様にして化合物1から化合物82を得る。 IR(ヌジョール):3370,1760,1700,
1615,1270,1180cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.05−1.55(10H,
m),1.33(9H,s),1.60−1.90(4
H,m),2.34(2H,s),2.88(3H,
s),3.00−3.70(5H,m)3.70−4.
20(9H,m),5.04(1H,s),5.58
(1H,d,J=8Hz),5.63(1H,s),
7.15(2H,d,J=8.9Hz),7.84(1
H,d,J=8Hz),8.03(2H,d,J=8.
9Hz) FAB−MS(m/z):852
【0138】実施例83 実施例77と同様にして化合物82から化合物83を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640,
1630,1510,1270cm−1 NMR(DO,δ):0.90(3H,s),1.0
−1.50(10H,m),1.61(2H,br
s),1.97(2H,m),2.88(3H,s),
3.00−3.95(7H,m),4.00−4.80
(9H,m),5.29(1H,s),5.73(1
H,s),5.85(1H,d,J=8Hz),6.7
5(2H,d,J=8.7Hz),7.75(2H,
d,J=8.7Hz),7.76(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):752
【0139】実施例84 実施例8と同様にして化合物1から化合物84を得る IR(ヌジョール):3300,1680,1520,
1250,1105cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.84(3H,t,
J=6.7Hz),1.10−1.50(10H,
m),1.33(9H,s),1.50−1.80(4
H,m),2.31(2H,s),2.59(3H,
s),3.05(2H,m),3.20−3.70(3
H,m),3.36(2H,s),3.70−4.20
(9H,m),5.02(1H,s),5.20(1
H,br s),5.57(1H,d,J=8Hz),
5.63(1H,s),6.80−7.30(4H,
m),7.83(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):866
【0140】実施例85 実施例77と同様にして化合物84から化合物85を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1525,1250,1110cm−1 NMR(DO,δ):0.85(3H,s),1.0
0−1.55(10H,m),1.69(2H,br
s),1.97(2H,m),2.98(3H,s),
3.00−3.55(7H,m),3.54(2H,
s),3.70−4.60(8H,m),4.72(1
H,m),5.32(1H,s),5.84(1H,
s),5.93(1H,d,J=8Hz),6.75−
7.40(4H,m),7.81(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):766
【0141】実施例86 実施例8と同様にして化合物1から化合物86を得る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1650
(sh),1530,1280,1090cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.15−1.50(10H,
m),1.33(9H,s),1.50−1.80(4
H,m),2.31(2H,s),2.60(3H,
s),3.04(2H,m),3.20−3.60(3
H,m),3.34(2H,s),3.70−4.20
(9H,m),5.02(1H,s),5.19(1
H,br s),5.59(1H,d,J=8Hz),
5.63(1H,s),6.70−7.35(4H,
m),7.83(1H,d,J=8Hz),8.06
(1H,brs) FAB−MS(m/z):866
【0142】実施例87 実施例77と同様にして化合物86から化合物87を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1650
(sh),1270,1210,1140cm−1 NMR(DO,δ):0.95(3H,s),1.0
0−1.55(10H,m),1.70(2H,br
s),1.98(2H,m),3.09(3H,s),
3.00−4.00(7H,m),3.54(2H,
s),4.10−4.60(8H,m),4.80(1
H,m)5.38(1H,s),5.90(1H,
s),5.97(1H,d,J=8Hz),6.60−
7.30(4H,m),7.81(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):766
【0143】実施例88 実施例8と同様にして化合物1から化合物88を得る。 IR(ヌジョール):3300,1670,1610,
1520,1265,1180,1100cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.10−1.55(10H,
m),1.33(9H,s),1.50−1.80(4
H,m),2.36(2H,m),2.86(3H,
s),3.15(2H,m),3.30−3.70(3
H,m),3.70−4.20(9H,m),5.05
(1H,s),5.59(1H,d,J=8Hz),
5.62(1H,s),6.80(1H,d,J=16
Hz),6.94(2H,d,J=8.2Hz),7.
49(2H,d,J=8.2Hz),7.81(1H,
d,J=8Hz),7.9(1H,d,J=16Hz) FAB−MS(m/z):878
【0144】実施例89 実施例77と同様にして化合物88から化合物89を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1600,
1510,1260,1180,1120cm−1 NMR(DO,δ):0.96(3H,s),1.1
0−1.50(10H,m),1.65(2H,br
s),2.08(2H,m),3.11(3H,s),
3.05−4.00(7H,m),4.00−4.65
(8H,m),4.79(1H,m),5.39(1
H,s),5.89(1H,d,J=8Hz),5.9
2(1H,s),6.46(1H,br s),6.7
2(2H,br s),7.45(3H,br s),
7.74(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):778
【0145】実施例90 実施例12と同様にして化合物1から化合物90を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1680,1280,
1120cm−1 NMR(DO,δ):1.40(9H,s),2.0
3(2H,m),2.60(3H,s),2.94(2
H,br s),3.00−3.55(5H,m),
3.87(1H,d,J=9.3Hz),4.00−
4.20(3H,m),4.25−4.50(3H,
m),5.21(1H,s),5.82(1H,s),
5.90(1H,d,J=8Hz),7.96(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):662
【0146】実施例91 実施例35と同様にして化合物90から化合物91を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1650,1270,
1200,1130cm−1 NMR(DO,δ):2.00(2H,m),2.9
5(3H,s),3.00−3.50(7H,m),
4.02(1H,d,J=3.8Hz),4.10−
4.50(5H,m),4.61(1H,s),5.2
7(1H,s),5.80(1H,d,J=2.0H
z),5.90(1H,d,J=8Hz),7.75
(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):562
【0147】実施例92 実施例12と同様にして化合物2から化合物92を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1680,1280,
1170,1050cm−1 NMR(DO,δ):1.44(9H,s),1.7
5(2H,m),2.62(3H,s),3.00−
3.20(4H,m),3.54(2H,s),3.7
4(1H,d,J=5.4Hz),4.10−4.40
(6H,m),4.49(1H,t,J=5.2H
z),5.35(1H,s),5.80(1H,d,J
=1.7Hz),5.87(1H,d,J=8Hz),
7.75(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):662
【0148】実施例93 実施例35と同様にして化合物92から化合物93を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1650,1200,
1120cm−1 NMR(DO,δ):2.12(2H,m),2.9
7(3H,s),3.09(2H,t,J=6.2H
z),3.29(2H,m),3.30−3.80(3
H,m),4.02(1H,d,J=3.3Hz),
4.10−4.50(5H,m),4.60(1H,
t,J=1.9Hz),5.33(1H,s),5.7
9(1H,d,J=1.7Hz),5.87(1H,
d,J=8Hz),7.75(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):562
【0149】実施例94 化合物3(144mg)のN,N−ジメチルホルムアミ
ド(3ml)溶液に炭酸カリウム(28mg)と硫酸ジ
メチル(25mg)とを加える。室温で2時間攪拌後、
溶液を塩化ナトリウム飽和水溶液とテトラヒドロフラン
との混合物中に注ぐ。テトラヒドロフラン層を分取して
塩化ナトリウム飽和水溶液で3回洗浄し、硫酸マグネシ
ウムで乾燥して溶媒を減圧下に留去し、ジイソプロピル
エーテルで粉砕して、化合物94(0.15g)を得
る。 IR(ヌジョール):3400,1700,1520,
1280,1180cm−1 NMR(DMSO−,δ):1.35(18H,
s),1.30−1.70(2H,m),2.20−
2.70(2H,m),2.27(3H,s),2.8
9(2H,br s),2.90−3.50(3H,
m),3.33(3H,s),3.50−4.10(6
H,m),4.13(1H,d,J=8.4Hz),
5.04(1H,s),5.60(1H,d,J=8H
z),5.62(1H,s),6.75(1H,br
s),7.04(1H,br s),7.78(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):734
【0150】実施例95 実施例35と同様にして化合物94から化合物95を得
る。 IR(ヌジョール):3400,1680,1270,
1205,1140cm−1 NMR(DO,δ):1.80−2.20(2H,
m),2.74(3H,s),2.90−3.30(4
H,m),3.41(1H,dd,J=2.8Hz,1
4Hz),3.81(3H,s),3.84(1H,
d,J=8Hz),4.05−4.45(7H,m),
5.26(1H,s),5.75(1H,d,J=2.
4Hz),5.89(1H,d,J=8Hz),7.7
4(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):534
【0151】実施例96 化合物3(144mg)のN,N−ジメチルホルムアミ
ド(3ml)溶液にジフェニルジアゾメタン(38.8
mg)を加える。50℃で4時間攪拌後、溶液を塩化ナ
トリウム飽和水溶液とテトラヒドロフランとの混合物中
に注ぐ。テトラヒドロフラン層を分取して塩化ナトリウ
ム飽和水溶液で3回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥し
て溶媒を減圧下に留去し、ジイソプロピルエーテルで粉
砕して、化合物96(0.14g)を得る。 IR(ヌジョール):3350,1690,1510,
1270,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.32(9H,
s),1.36(9H,s),1.52(2H,br
s),2.22(3H,s),2.20−2.55(2
H,m),2.82(2H,d,J=6Hz),3.0
5(1H,d,J=13Hz),3.34(3H,
m),3.65−4.30(6H,m),5.01(1
H,s),5.62(1H,d,J=8Hz),5.6
9(1H,d,J=2Hz),6.69(1H,br
s),6.84(1H,s),7.14(1H,d,J
=6Hz),7.28(5H,m),7.78(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):886
【0152】実施例97 化合物96(0.20g)のN,N−ジメチルホルムア
ミド(4ml)溶液にヨウドメタン(2.0ml)を加
える。40℃で4時間攪拌後、溶液の溶媒を減圧下に留
去する。残渣をシリカゲルを使用するカラムクロマトグ
ラフィーに付し、酢酸エチルと酢酸との混液で溶出して
化合物97(0.13g)を得る。 IR(ヌジョール):3320,1700,1520,
1280,1175cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(9H,
s),1.38(9H,s),1.45(4H,m),
1.86(6H,s),2.89(2H,m),3.0
−4.20(10H,m),4.96(1H,s),
5.28(1H,d,J=8Hz),5.70(1H,
d,J=2.4Hz),6.76(1H,s),6.9
6(1H,br s),7.10−7.60(11H,
m),7.40(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):900
【0153】実施例98 実施例35と同様にして化合物97から化合物98を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1280,
1205,1130cm−1 NMR(DO,δ):2.31(2H,m),3.0
0−4.00(7H,m),3.46(6H,d,J=
12.3Hz),4.05−4.50(7H,m),
5.37(1H,d,J=2.2Hz),5.75(1
H,s),5.89(1H,d,J=8Hz),7.8
6(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):534
【0154】実施例99 化合物3(180mg)のアセトン(2ml)、テトラ
ヒドロフラン(3.0ml)および2,2−ジメトキシ
プロパン(0.5ml)の混合物溶液にp−トルエンス
ルホン酸・一水化物(20mg)を加える。50℃で3
時間攪拌後、溶液を水と酢酸エチルとの混合物中に注
ぎ、炭酸水素ナトリウム飽和水溶液でpH7.5に調整
して酢酸エチルで3回洗浄する。3N塩酸でpH2.5
に調整した後、水溶液をテトラヒドロフランで抽出し、
硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧下に留去する。
残渣をジイソプロピルエーテルで粉砕して、化合物99
(70mg)を得る。 IR(ヌジョール):3400,1700,1630,
1280,1165cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.20(3H,
s),1.33(3H,s),1.37(9H,s),
1.38(9H,s),1.62(2H,m),2.5
0(3H,s),2.70−3.20(4H,m),
3.40(3H,m),3.85−4.30(5H,
m),4.59(2H,br s),5.25(1H,
s),5.64(1H,s),5.66(1H,d,J
=8Hz),6.78(1H,br s),7.01
(1H,br s),7.73(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):760
【0155】実施例100 化合物3(0.40g)のアセトン(4.0ml)、テ
トラヒドロフラン(6.0ml)および2,2−ジメト
キシプロパン(2.0ml)の混合物溶液にp−トルエ
ンスルホン酸・一水化物(50mg)を加える。50℃
で14時間撹拌後、溶液を水と酢酸エチルとの混合物中
に注ぎ、pH2.5に調製する。有機層を分取し、硫酸
マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧下に留去する。残渣
をジイソプロピルエーテルで粉砕して化合物100
(0.36g)を得る。 IR(ヌジョール):3400,1700,1520,
1280,1260,1175cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.12(3H,
s),1.22(3H,s),1.29(3H,s),
1.37(18H,s),1.40(2H,m),1.
47(3H,s),2.41(3H,s),2.60−
3.10(4H,m),3.20−3.65(3H,
m),3.89(1H,dd,J=5.5Hz,8.8
Hz),4.33(2H,m),4.55(2H,d
d,J=6.1Hz,11.2Hz),4.81(1
H,d,J=3.7Hz),4.93(1H,s),
5.17(1H,d,J=6.4Hz),5.62(1
H,d,J=8Hz),5.74(1H,d,J=2.
0Hz),6.61(1H,brs),6.77(1
H,br,s),7.78(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):800
【0156】実施例101 化合物94(180mg)のアセトン(4.0ml)お
よび2,2−ジメトキシプロパン(0.6ml)の混合
物溶液にp−トルエンスルホン酸・一水化物(15m
g)を加える。50℃で10時間攪拌後、溶液の溶媒を
減圧下に留去して残渣をシリカゲルを使用するカラムク
ロマトグラフィーに付し、n−ヘキサン:ジイソプロピ
ルエーテル=1:1で溶出して、化合物101(70m
g)を得る。 IR(ヌジョール):3400,1690,1510,
1250,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.10(3H,
s),1.20(3H,s),1.29(3H,s),
1.37(18H,s),1.47(3H,s),1.
76(1H,m),2.18(1H,m),2.40
(3H,s),2.50−3.00(4H,m),3.
33(3H,s),3.63(2H,s),3.78
(1H,br s),3.89(1H,m),4.31
(2H,m),4.52(2H,d,J=3Hz),
4.84(2H,m),5.20(1H,d,J=8.
4Hz),5.61(1H,d,J=8Hz),5.7
0(1H,d,J=2.6Hz),6.58(1H,b
r s),6.65(1H,br,s),7.79(1
H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):814
【0157】実施例102 化合物3(2.0g)のオルトギ酸トリエチル(15m
l)とテトラヒドロフラン(18m1)との混合物溶液
にp−トルエンスルホン酸ピリジニウム(0.18g)
を加える。45℃で2.5時間攪拌後、溶液を水とテト
ラヒドロフランとの混合物中に注ぎ、炭酸水素ナトリウ
ム飽和水溶液でpH7.0に調整する。テトラヒドロフ
ラン層を分取して塩化ナトリウム飽和水溶液で3回洗浄
し、硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減圧下に留去す
る。残渣をジイソプロピルエーテルで粉砕して化合物1
02(1.96g)を得る。 IR(ヌジョール):3350,1700,1520,
1285,1180,1085cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.05(3H,t,
J=7Hz),1.16(3H,t,J=7Hz),
1.37(9H,s),1.49(9H,s),1.4
0−1.90(2H,m),2.29(3H,s),
2.45−2.80(2H,m),2.80−3.15
(2H,m),3.44(2H,q,J=7Hz),
3.62(2H,q,J=7Hz),3.35−4.2
5(5H,m),4.30−5.30(7H,m),
5.65(1H,d,J=8Hz),5.81(1H,
d,J=5.2Hz),6.09(1H,s),7.8
1(1H,d,J=8Hz),11.44(1H,br
s) FAB−MS(m/z):832
【0158】実施例103 実施例8と同様にして化合物1から化合物103を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1790,1700,
1650(sh),1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.62(2H,br s),2.32(2H,
br s),2.59(3H,s),2.60−3.3
0(5H,m),4.10(2H,s),3.75−
4.20(7H,m),5.03(1H,s),5.5
9(1H,d,J=8Hz),5.64(1H,s),
6.80−7.50(10H,m),7.83(1H,
d,J=8Hz),8.09(1H,br s) FAB−MS(m/z):830.4
【0159】実施例104 実施例77と同様にして化合物103から化合物104
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1650
(sh),1250cm−1 NMR(DO,δ):1.70−2.20(2H,
m),2.94(3H,s),3.10−3.70(7
H,m),3.56(2H,s),3.90−4.50
(6H,m),4.67(1H,br s),5.27
(1H,s),5.79(1H,d,J=1.8H
z),5.89(1H,d,J=8Hz),6.98
(2H,d,J=8.3Hz),7.28(2H,d,
J=8.3Hz),6.90−7.50(5H,m),
7.72(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):730.3
【0160】実施例105 実施例8と同様にして化合物1から化合物105を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1650
(sh),1510,1080cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=7.4Hz),0.88(3H,t,J=7.4H
z),1.33(9H,s),1.10−1.45(4
H,m),1.45−1.80(6H,m),2.34
(2H,brs),2.60(3H,s),2.55−
2.80(2H,m),2.80−4.20(10H,
m),3.30(2H,s),4.10−4.30(1
H,m),5.02(1H,s),5.60(1H,
d,J=8Hz),5.64(1H,s),6.81
(2H,d,J=8.4Hz),7.13(2H.d,
J=8.4Hz),7.84(1H,d,J=8H
z),8.03(1H,brs)
【0161】実施例106 実施例77と同様にして化合物105から化合物106
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1515,1250,1110cm−1 NMR(DO,δ):0.88(3H,t,J=7.
4Hz),0.92(3H,t,J=7.4Hz),
1.15−1.50(6H,m),1.50−1.80
(4H,m),1.90(2H,m),2.91(3
H,s),3.10−3.50(5H,m),3.53
(2H,s),4.00−5.00(8H,m),5.
27(1H,s),5.80(1H,s),5.90
(1H,d,J=8Hz),6.97(2H,d,J=
8.5Hz),7.25(2H,d,J=8.5H
z),7.73(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):752.4
【0162】実施例107 実施例8と同様にして化合物1から化合物107を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1700,1650
(sh),1510,1090cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.20−2.00
(14H,m),1.33(9H,s),2.31(2
H,br s),2.60(3H,s),2.90−
3.20(2H,m),3.20−4.20(10H,
m),3.29(2H,s),4.45(1H,m),
5.02(1H,s),5.59(1H,d,J=8H
z),5.64(1H,s),6.78(2H,d,J
=8.2Hz),7.12(2H,d,J=8.2
z),7.81(1H,d,J=8Hz),7.99
(1H,br s) FAB−MS(m/z):850.5
【0163】実施例108 実施例77と同様にして化合物107から化合物108
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1520,1140cm−1 NMR(DO,δ):1.30−2.20(14H,
m),2.93(3H,s),2.80−3.20(2
H,m),3.20−3.50(5H,m),3.51
(2H,s),4.00−5.00(8H,m),5.
29(1H,s),5.82(1H,s),5.91
(1H,d,J=8Hz),6.87(2H,d,J=
8.2Hz),7.23(2H,d,J=8.2H
z),7.76(2H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):750.4
【0164】実施例109 実施例8と同様にして化合物1から化合物109を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1520,1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.30−1.80(10H,m),2.30
(2H,s),2.49(2H,t,J=6.8H
z),2.59(3H,s),3.03(2H,br
s),3.20−3.70(3H,m),3.30(2
H,s),3.70−4.20(7H,m),3.91
(2H,t,J=6.4Hz),5.03(1H,
s),5.59(1H,d,J=8Hz),5.64
(1H,s),6.87(2H,d,J=8.4H
z),7.14(2H,d,J=8.4Hz),7.8
3(1H,d,J=8Hz),7.99(1H,br
s) FAB−MS(m/z):863.4
【0165】実施例110 実施例77と同様にして化合物109から化合物110
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1520,1250cm−1 NMR(DO,δ):1.40−1.20(10H,
m),2.47(2H,t,J=6.8Hz),2.8
2(3H,s),3.00−3.60(7H,m),
3.53(2H,s),3.90−4.90(7H,
m),4.09(3H,t,J=6.4Hz),5.2
3(1H,s),5.76(1H,s),5.88(1
H,d,J=8Hz),6.99(2H,d,J=8.
4Hz),7.25(2H,d,J=8.4Hz),
7.73(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):763.5
【0166】実施例111 実施例8と同様にして化合物93から化合物111を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1640,1510,
1250,1050cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=0.7Hz),1.10−1.80(14H,
m),2.20−2.80(7H,m),2.61(3
H,s),2.80−4.40(7H,m),3.31
(2H,s),3.91(2H,t,J=6.6H
z),5.14(1H,s),5.20(1H,br
s),5.68(1H,d,J=8Hz),5.69
(1H,s),6.82(2H,d,J=8.4H
z),7.13(2H,d,J=8.4Hz),7.8
0(1H,d,J=8Hz),8.08(1H,br
s) FAB−MS(m/z):808.4
【0167】実施例112 実施例8と同様にして化合物1から化合物112を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1520,
1080cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(9H,
s),1.76(2H,br s),2.59(3H,
s),2.71(2H,br s),2.90−3.7
0(5H,m),3.70−4.10(7H,m),
4.02(2H,s),5.10(1H,s),5.1
4(2H,s),5.65(1H,d,J=8Hz),
5.71(1H,s),7.15(2H,d,J=8.
5Hz),7.37(2H,d,J=8.5Hz),
7.30−7.50(5H,m),7.77(1H,
d,J=8Hz),8.14(1H,br s),1
0.55(1H,br s) FAB−MS(m/z):887.5
【0168】実施例113 化合物112(760mg)、10%パラジウム炭(7
60mg)、水(6ml)およびメタノール(60m
l)混合物を3気圧水素雰囲気下室温で1.5時間振盪
する。触媒を濾去した後、濾液を減圧下に濃縮して化合
物113(620mg)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1630,
1080cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.58(2H,br s),2.50(2H,
br s),2.59(3H,s),2.90−3.6
0(5H,m),3.37(2H,s),3.70−
4.20(7H,m),5.02(1H,s),5.5
9(1H,d,J=8Hz),5.64(1H,s),
6.47(2H,d,J=8.5Hz),6.88(2
H,d,J=8.5Hz),7.83(1H,d,J=
8Hz) FAB−MS(m/z):753.4
【0169】実施例114 実施例35と同様にして化合物113から化合物114
を得る。 IR(ヌジョールt):3300,1650,120
5,1120cm−1 NMR(DO,δ):1.91(2H,br s),
2.75(1H,m),2.97(1H,m),2.9
6(3H,s),3.00−3.60(5H,m),
3.49(2H,s),4.00−4.45(7H,
m),5.24(1H,s),5.80(1H,d,J
=2.1Hz),5.88(1H,d,J=8Hz),
6.86(2H,d,J=8.4Hz),7.13(2
H,d,J=8.4Hz),7.71(1H,d,J=
8Hz) FAB−MS(m/z):653.3
【0170】実施例115 実施例8と同様にして化合物113から化合物115を
得る。 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.35(9H,s),1.15−
1.70(10H,m),2.27(2H,br
s),2.61(3H,s),2.55−2.80(2
H,m),2.90−3.50(3H,m),3.39
(2H,s),3.60(2H,t,J=6.7H
z),3.60−4.20(7H,m),5.04(1
H,s),5.58(1H,d,J=8Hz),5.6
4(1H,s),7.15(2H,d,J=8.5H
z),7.47(2H,d,J=8.5Hz),7.8
3(1H,d,J=8Hz)
【0171】実施例116 実施例35と同様にして化合物115から化合物116
を得る。 NMR(DO,δ):0.87(3H,t,J=6.
7Hz),1.15−2.00(10H,m),2.7
0(3H,s),2.87(2H,br s),3.0
0−3.80(5H,m),3.24(2H,s),
3.57(2H,t,J=6.7Hz),3.90−
4.20(7H,m),5.22(1H,s),5.7
7(1H,s),5.87(1H,d,J=8Hz),
7.31(2H,d,J=8.5Hz),7.42(2
H,d,J=8.5Hz),7.72(1H,d,J=
8Hz) FAB−MS(m/z):765.4
【0172】実施例117 実施例8と同様にして化合物113から化合物117を
得る。 IR(ヌジョール):3300,1650,1090c
−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=6.7Hz),1.33(9H,s),1.10−
1.80(18H,m),2.30(2H,br
s),2.62(3H,s),2.50−2.80(2
H,m),2.90−3.50(3H,m),3.40
(2H,s),3.82(2H,t,J=6.7Hz)
3.60−4.30(7H,m),5.01(1H,
s),5.55(1H,d,J=8Hz),5.60
(1H,s),7.16(2H,d,J=8.4H
z),7.48(2H,d,J=8.4Hz),7.8
6(1H,d,J=8Hz)
【0173】実施例118 実施例60と同様にして化合物117から化合物118
を得る。 NMR(DO,δ):0.84(3H,t,J=6.
7Hz),1.05−1.80(18H,m),2.7
7(3H,s),2.70−4.00(14H,m),
3.45(2H,s),3.76(2H,t,J=6.
7Hz),5.20(1H,s),5.80(1H,
s),5.83(1H,d,J=8Hz),7.33
(2H,d,J=8.5Hz),7.44(2H,d,
J=8.5Hz),7.77(1H,d,J=8Hz)
【0174】実施例119 実施例8と同様にして化合物113から化合物119を
得る。
【0175】実施例120 実施例35と同様にして化合物119から化合物120
を得る。 NMR(DO,δ):1.10−1.80(10H,
m),1.88(2H,br s),2.43(2H,
t,J=6.8Hz),2.74(3H,s),2.7
0−3.90(7H,m),3.59(2H,s)2.
99(2H,t,J=7.4Hz),4.10−4.5
0(7H,m),5.21(1H,s),5.75(1
H,s),5.90(1H,d,J=8Hz),7.3
1(2H,d,J=8.4Hz),7.42(2H,
d,J=8.4Hz),7.76(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):794.4
【0176】実施例121 実施例8と同様にして化合物1から化合物121を得
る。 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=6.7Hz),1.24(10H,m),1.33
(9H,s),1.50−1.90(4H,m),2.
40(2H,br s),2.60(3H,s),2.
90−4.20(14H,m),3.82(2H,
s),5.06(1H,s),5.58(1H,d,J
=8Hz),5.63(1H,s),7.54,(1
H,s),7.83(1H,d,J=8Hz),8.9
8(1H,s),7.22(1H,brs),8.36
(1H,br s) FAB−MS(m/z):838.1
【0177】実施例122 実施例77と同様にして化合物121から化合物122
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1675,1640
(sh),1210,1135cm−1 NMR(DO,δ):0.85(3H,t,J=6.
7Hz),1.27(10H,m),1.70−2.1
0(4H,m),3.02(3H,s),3.00−
3.50(7H,m),3.70(2H,s),4.1
0(2H,t,J=6.7Hz),4.10−4.50
(7H,m),5.25(1H,s),5.80(1
H,d,J=2.1Hz),5.89(1H,d,J=
8Hz),7.31(1H,s),7.72(1H,
d,J=8Hz),8.41(1H,s) FAB−MS(m/z):740.5
【0178】実施例123 化合物1(62mg)のN,N−ジメチルホルムアミド
(2ml)溶液にオクチルオキシベンズアルデヒド(2
6mg)を加える。50℃で2時間攪拌後、シアノ水素
化ホウ素ナトリウム(8mg)を加える。50℃で5時
間攪拌後、溶液を減圧下留去し残渣を水と酢酸エチルの
混合物に注ぐ。その後分離した有機層を硫酸マグネシウ
ムで乾燥し、溶媒を減圧下に留去する。残渣をジイソプ
ロピルエーテルで粉砕して、化合物123(30mg)
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1515,
1260,1105cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26(10H,m),1.33
(9H,s),1.60−1.90(4H,m),2.
40(3H,s),2.73(2H,br s),2.
90−3.70(5H,m),3.96(2H,t,J
=6.7Hz),4.03(2H,s),3.70−
4.40(7H,m),5.02(1H,s),5.6
4(1H,d,J=8Hz),5.69(1H,s),
6.97(2H,d,J=8.5Hz),7.39(2
H,d,J=8.5Hz),7.81(1H,d,J=
8Hz) FAB−MS(m/z):836.1
【0179】実施例124 実施例35と同様にして化合物123から化合物124
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1200,1020cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.27(10H,m),1.60
−1.90(4H,m),2.36(3H,s),2.
89(2H,br s),2.90−4.20(12
H,m),3.96(2H,t,J=6.7Hz),
3.97(2H,s),5.03(1H,s),5.6
8(1H,s),5.70(1H,d,J=8Hz),
6.96(2H,d,J=8.5Hz),7.40(2
H,d,J=8.5Hz),7.78(1H,d,J=
8Hz) FAB−MS(m/z):738.4
【0180】実施例125 実施例123と同様にして化合物1から化合物125を
得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1280,1110cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.33(9H,
s),1.76(2H,br s),2.32(3H,
s),2.87(2H,br s),3.10−3.7
0(5H,m),3.70−4.20(7H,m),
4.05(2H,s),5.00(1H,s),5.6
1(1H,d,J=8Hz),5.67(1H,s),
7.10−7.60(5H,m),7.84(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):710.4
【0181】実施例126 実施例35と同様にして化合物125から化合物126
を得る。 IR(ヌジョール):3400,1690,1640
(sh),1215,1100cm−1 NMR(DO,δ):2.03(2H,m),2.6
9(3H,s),2.50−3.90(7H,m),
4.25(2H,s),4.10−4.60(7H,
m),5.24(1H,s),5.70(1H,s),
5.89(1H,d,J=8Hz)7.50(5H,
m),7.78(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):610.3
【0182】実施例127 実施例123と同様にして化合物113から化合物12
7を得る。 IR(ヌジョール):3350,1665,1280,
1110cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.32(10H,m),1.50
−1.90(4H,m),2.73(3H,s),2.
80−3.20(7H,m),3.40(2H,s),
3.40−4.20(9H,m),5.05(1H,
s),5.60(1H,d,J=8Hz),5.63
(1H,s),7.65(2H,d,J=8.5H
z),7.81(2H,d,J=8.5Hz),7.8
2(1H,d,J=8Hz)
【0183】実施例128 実施例77と同様にして化合物127から化合物128
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1210,1140cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz)1.05−1.50(10H,m),
1.50−1.90(4H,m),2.41(3H,
s),2.30−2.80(2H,m),2.80−
3.30(5H,m),3.59(2H,s),3.5
0−4.40(9H,m),5.08(1H,s),
5.63(1H,d,J=2.3Hz),5.69(1
H,d,J=8Hz),7.59(2H,d,J=8.
5Hz),7.85(2H,d,J=8.5Hz),
7.73(1H,d,J=8Hz)
【0184】実施例129 実施例8と同様にして化合物1から化合物129を得
る。 IR(ヌジョール):3350,1690,1610,
1270,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26(10H,m),1.30
(9H,s),1.60−1.80(4H,m),2.
24(3H,s),2.30−2.60(2H,m),
2.70−3.0(2H,m),3.0−3.60(3
H,m),3.70−4.20(7H,m),3.95
(2H,t,J=6.5Hz),4.98(1H,
s),5.57(1H,s),5.60(1H,d,J
=8Hz),6.82(2H,d=8.8Hz),7.
49(2H,d,J=8.8Hz),7.71(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):888.4
【0185】実施例130 実施例60と同様にして化合物129から化合物130
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1605,
1270,1215,1150cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26(10H,m),1.60
−1.80(4H,m),2.34(3H,s),2.
50−2.90(4H,m),2.90−3.30(3
H,m),3.70−4.40(7H,m),4.03
(2H,t,J=6.5Hz),4.97(1H,
s),5.66(1H,d,J=8Hz),5.68
(1H,s),7.08(2H,d,J=8.8H
z),7.68(1H,d,J=8Hz),7.69
(2H,d,J=8.8Hz) FAB−MS(m/z):788.7
【0186】実施例131 実施例8と同様にして化合物2から化合物131を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1600,
1265,1165cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26(10H,m),1.35
(9H,s),1.60−1.80(4H,m),2.
25(3H,s),2.30−2.60(2H,m),
2.70−3.00(2H,m),3.00−3.60
(3H,m),3.70−4.20(7H,m),3.
95(2H,t,J=6.5Hz),5.02(1H,
s),5.66(1H,d,J=8Hz),5.68
(1H,s),6.83(2H,d,J=8.8H
z),7.49(2H,d,J=8.8Hz),7.7
1(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):888.4
【0187】実施例132 実施例60と同様にして化合物131から化合物132
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1605,
1265,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.28(10H,m),1.60
−1.80(4H,m),2.25(3H,s),2.
50−2.70(2H,m),2.70−3.60(5
H,m),3.95(2H,t,J=6.5Hz),
3.60−4.20(7H,m),5.01(1H,
s),5.64(1H,s),5.71(1H,d,J
=8Hz),7.08(2H,d,J=8.8Hz),
7.74(2H,d,J=8.8Hz),7.85(1
H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):788.7
【0188】実施例133 実施例8と同様にして化合物1から化合物133を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1685,1640
(Sh),1510,1250,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26(10H,m),1.33
(9H,s),1.36(9H,s),1.50−1.
80(4H,m),2.25(3H,s),2.20−
2.60(2H,m),2.80−3.60(5H,
m),3.60−4.20(7H,m),3.92(2
H,t,J=6.5Hz),5.00(1H,s),
5.02(1H,d,J=8.3Hz),5.58(1
H,d,J=8Hz),5.63(1H,s),6.8
4(2H,d,J=8.6Hz),7.26(2H,
d,J=8.6Hz),7.80(1H,d,J=8H
z),7.06(1H,br s),8.07(1H,
br s) FAB−MS(m/z):1004.1(M+Na)
【0189】実施例134 実施例77と同様にして化合物133から化合物134
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1630
(sh),1520,1210,1140cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.26(10H,m),1.50
−1.80(4H,m),2.31(3H,s),2.
42(1H,m),2.74(1H,m),2.90−
3.60(5H,m),3.80−4.30(7H,
m),3.96(2H,t,J=6.5Hz),5.0
1(1H,s),5.62(1H,d,J=2.3H
z),5.71(1H,d,J=8Hz),6.97
(2H,d,J=8.7Hz),7.40(2H,d,
J=8.7Hz),7.73(1H,d,J=8H
z),8.56(1H,br s),5.36(1H,
m) FAB−MS(m/z):781.5
【0190】実施例135 実施例8と同様にして化合物1から化合物135を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1305,1255cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.7Hz),1.20−1.50(8H,m),
1.38(9H,s),1.50−2.0(4H,
m),2.33(3H,s),2.40−2.90(2
H,m),3.00−3.60(5H,m),3.70
−4.20(7H,m),4.73(1H,t,J=
6.0Hz),5.03(1H,s),5.59(1
H,d,J=8Hz),5.63(1H,s),6.8
9(2H,d,J=8.8Hz),7.79(2H,
d,J=8.8Hz),7.83(1H,d,J=8H
z),8.30(1H,br s) FAB−MS(m/z):938.4
【0191】実施例136 実施例77と同様にして化合物135から化合物136
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1615,
1510,1260cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.84(3H,t,
J=6.7Hz),1.10−1.50(8H,m),
1.50−2.0(4H,m),2.34(3H,
s),2.43(1H,m),2.76(1H,m),
2.80−3.70(5H,m),3.70−4.30
(7H,m),4.43(1H,t,J=6.0H
z),5.00(1H,s),5.58(1H,s),
5.68(1H,d,J=8Hz),6.81(2H,
d,J=8.8Hz),7.77(2H,d,J=8.
8Hz),7.77(1H,d.J=8Hz),8.3
3(1H,br s) FAB−MS(m/z):782.5
【0192】実施例137 実施例8と同様にして化合物1から化合物137を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1610,
1510,1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.20−1.50(10H,
m),1.36(9H,s),1.60−1.80(4
H,m),2.33(3H,s),2.30−2.80
(2H,m),2.80−3.60(5H,m),3.
70−4.20(7H,m),3.98(2H,t,J
=6.6Hz),4.54(2H,s),5.01(1
H,s),5.60(1H,s),5.62(1H,
d,J=8Hz),6.97(2H,d,J=8.5H
z),7.45(2H,d,J=8.5Hz),7.8
1(1H,d,J=8Hz)
【0193】実施例138 実施例77と同様にして化合物137から化合物138
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1630,
1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.15−1.50(10H,
m),1.50−2.0(4H,m),2.30(3
H,s),2.30−2.70(2H,m),2.80
(2H,m),3.0−3.70(3H,m),3.7
0−4.20(7H,m),3.98(2H,t,J=
6.6Hz),4.40(2H,s),5.05(1
H,S),5.59(1H,s),5.67(1H,
d,J=8Hz),6.94(2H,d,J=8.5H
z),7.47(2H,d,J=8.5Hz),7.7
5(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):853.3
【0194】実施例139 実施例8と同様にして化合物1から化合物139を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1670,1630
(sh),1510,1255cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.20−1.80(20H,
m),1.33(9H,s),2.32(3H,s),
2.30−2.80(2H,m),2.91(2H,
m),3.00−3.60(3H,m),3.70−
4.20(9H,m),3.99(2H,t,J=6.
5Hz),5.01(1H,s),5.31(1H,b
r s),5.58(1H,d,J=8Hz),5.6
3(1H,s),6.98(2H,d,J=8.5H
z),7.47(2H,d,J=8.5Hz),7.8
4(1H,d,J=8Hz),8.62(1H,br
s) FAB−MS(m/z):977.4
【0195】実施例140 実施例77と同様にして化合物139から化合物140
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1670,1620
(sh),1520,1260cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.10−1.50(10H,
m),1.50−1.80(4H,m),2.44(3
H,s),2.30−2.80(2H,m),2.80
−3.70(5H,m),3.70−4.40(7H,
m),3.95(2H,t,J=6.5Hz),5.0
3(1H,s),5.65(1H,s),5.66(1
H,d,J=8Hz),6.93(2H,d,8.5H
z),7.50(2H,d,J=8.5Hz),7.7
0(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):793.3
【0196】実施例141 実施例8と同様にして化合物1から化合物141を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1685,1640
(sh),1510,1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.82(3H,t,
J=6.8Hz),1.20−1.90(20H,
m),1.33(9H,s),2.28(3H,s),
2.30−2.70(2H,m),3.10(2H,
m),3.20−3.70(3H,m),3.70−
4.20(9H,m),3.93(2H,t,J=6.
5Hz),4.65(1H,br s),4.94(1
H,s),5.00(1H,s),5.57(1H,
s),5.61(1H,d,J=8Hz),6.87
(2H,d,J=8.5Hz),7.30(2H,d,
J=8.5Hz),7.81(1H,d,J=8H
z),7.22(1H,br s)
【0197】実施例142 実施例77と同様にして化合物141から化合物142
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1780,1740
(sh),1510,1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.20−1.80(14H,
m),2.39(3H,s),2.30−2.70(2
H,m),2.70−3.60(5H,m),3.70
−4.30(7H,m),3.92(2H,t,J=
6.4Hz),4.82(1H,s),5.03(1
H,s),5.65(1H,s),5.67(1H,
d,J=8Hz),6.85(2H,d,J=8.6H
z),7.27(2H,d,J=8.6Hz),7.7
0(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z): 781.86
【0198】実施例143 化合物2(496mg)のメタノール(13ml)溶液
に水素化ホウ素ナトリウム(1.64g)を加える。4
5℃で1.5時間攪拌後、それにホルムアルデヒド(3
7%水溶液、214mg)を加える。反応混合物に水素
化ホウ素ナトリウム(820mg)および酢酸(3.9
ml)を加え、室温で5時間撹拌後、溶媒を減圧下に留
去する。残渣を水に溶解し、次いで非イオン吸着樹脂
「ダイヤイオンHP−20」を使用するカラムクロマト
グラフィーに付し、30%メタノール水溶液で溶出す
る。溶出液を減圧下に留去し、高速液体クロマトグラフ
ィー[溶出液:0.1%トリフルオロ酢酸−アセトニト
リル(73:7)]を使用して精製する。所望の画分を
集めて減圧下に留去して弱塩基性イオン交換樹脂「アン
バーライトIR−45」で処理する。混合物を濾過し、
溶媒を減圧下に留去して化合物143(90mg)を得
る。 NMR(DO,δ):1.92(2H,m),2.6
3(3H,s),2.83(3H,s),2.60−
3.80(7H,m),4.10−4.60(7H,
m),5.23(1H,s),5.81(1H,d,J
=2.5Hz),5.90(1H,d,J=8Hz),
7.79(1H,d,J=8Hz)
【0199】実施例144 実施例143と同様にして化合物2から化合物144を
得る。 NMR(DO,δ):1.97(2H,m),2.7
4(3H,s),2.99(6H,s),2.60−
3.90(7H,m),4.10−4.60(7H,
m),5.25(1H,s),5.81(1H,s),
5.90(1H,d,J=8Hz),7.76(1H,
d,J=8Hz)
【0200】実施例145 実施例143の前半と同様にして化合物1から化合物1
45を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1690,158
0,1280,1090cm−1 NMR(DO,δ):1.42(9H,s),2.0
0(2H,m),2.48(3H,s),2.90(6
H,s),2.50−3.70(7H,m),4.0−
4.50(7H,m),5.17(1H,s),5.7
5(1H,s),5.82(1H,d,J=8Hz),
7.96(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):648.5
【0201】実施例146 実施例35と同様にして化合物145から化合物146
を得る。 NMR(DO,δ):2.06(2H,m),2.6
9(3H,s),2.91(6H,s),2.60−
3.50(7H,m),4.10−4.60(7H,
m),5.26(1H,s),5.77(1H,d,J
=2.2Hz),5.90(1H,d,J=8Hz),
7.91(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):548.3
【0202】実施例147 化合物96(1770mg)のピリジン(30ml)溶
液に三酸化硫黄ピリジンコンプレックス(640mg)
を加える。室温で5時間攪拌後、溶媒を減圧下に留去す
る。残渣をジイソプロピルエーテル(30ml)、酢酸
エチル(30ml)および水(50ml)混合物に注い
だ後、溶液を炭酸水素ナトリウム水溶液でpH7.5調
整する。水層を酢酸エチル(30ml)およびテトラヒ
ドロフラン(30ml)混合物に注ぎ、溶液を1N酸で
pH5.0に調整する。有機層を硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下で溶媒を留去し、ジイソプロピルエーテル
で粉砕して化合物147(1.28g)を得る。 IR(ヌジョール):3400,1690,1270,
1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.32(9H,
s),1.35(9H,s),1.53(2H,br
s),2.18(3H,s),2.30−3.00(4
H,m),3.00−3.60(3H,m),3.70
−4.50(7H,m),5.08(1H,s),5.
64(1H,d,J=8Hz),5.74(1H,
s),6.84(1H,s),7.20−7.50(1
0H,m),7.64(1H,d,J=8Hz) FAB−MS (m/z):964.8
【0203】実施例148 実施例35と同様にして化合物147から化合物148
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1675,1260,
1200cm−1 NMR(DO,δ):2.03(2H,m),2.8
0(3H,s),2.70−3.60(7H,m),
3.85(1H,t,J=5.5Hz),4.10−
4.90(6H,m),5.31(1H,s),5.7
8(1H,s),5.92(1H,d,J=8Hz),
7.77(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):600.3
【0204】実施例149 実施例101と同様にして化合物96から化合物149
を得る。 IR(ヌジョール):3400,1700,1640
(sh),1520,1280,1170cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.12(3H,
s),1.20(3H,s),1.27(3H,s),
1.36(21H,m),1.76(2H,m),2.
35(3H,s),2.40−3.00(4H,m),
3.60(1H,t,J=6.4Hz),3.85(2
H,m),4.20(1H,m),4.38(1H,
m),4.54(2H,dd,J=6.2Hz,J=1
7.3Hz),4.85(1H,m),4.95(1
H,s),5.11(1H,m),5.63(1H,
d,J=8Hz),5.74(1H,s),6.55−
6.80(1H,m),6.79(1H,s),7.2
0−7.50(10H,m),7.74(1H,d,J
=8Hz) FAB−MS(m/z):966.4
【0205】実施例150 実施例101と同様にして化合物96から化合物150
を得る。 IR(ヌジョール):3350,1690,1520,
1270,1170cm−1 NMR(CDCl,δ):1.41(3H,s),
1.43(18H,s),1.44(3H,s),1.
65(2H,m),2.42(3H,s),2.40−
2.80(2H,m),2.90−3.30(4H,
m),3.89(1H,m),4.00−4.90(7
H,m),5.25(1H,s),5.57(1H,
s),5.77(1H,d,J=8Hz),6.94
(1H,s),7.20−7.40(10H,m),
7.66(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):926.5
【0206】実施例151 実施例147と同様にして化合物150から化合物15
1を得る。 IR (ヌジョール):3300,1680,126
0,1160cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.21(3H,
s),1.32(3H,s),136(9H,s),
1.37(9H,s),1.58(1H,m),2.3
2(3H,s),2.40−3.50(7H,m),
3.70−4.80(7H,m),5.32(1H,
s),5.60(1H,s),5.66(1H,d,J
=8Hz),6.82(1H,s),7.20−7.5
0(10H,m),7.59(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):1004.4
【0207】実施例152 化合物151(500mg)のジクロロメタン(5m
l)溶液にトリフルオロ酢酸(5ml)を氷冷下に加え
る。同温で1時間攪拌後、溶液をジイソプロピルエーテ
ル中に注ぎ粉砕して化合物152のトリフルオロ酢酸塩
を得る。これを1N塩酸(5ml)に溶解し、45℃で
1時間撹拌する。「アンバーライトIR−45」(5
g)で1時間処理した後、混合物を濾過し減圧濃縮して
化合物152(240mg)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1650(broa
d),1250cm−1 NMR(DO,δ):2.13(2H,m),3.0
0(3H,s),2.60−4.00(7H,m),
4.00−5.00(7H,m),5.34(1H,
s),5.79(1H,s),5.90(1H,d,J
=8Hz),7.67(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):598.1
【0208】実施例153 実施例96と同様にして化合物76から化合物153を
得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1640
(sh),1515,1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.15−1.50(10H,
m),1.50−1.80(4H,m),2.21(3
H,s),2.20−2.80(2H,m),2.80
−3.50(5H,m),3.60−4.30(7H,
m),3.89(2H,t,J=6.4Hz),5.0
3(1H,s),5.62(1H,d,J=8Hz),
5.70(1H,s),6.81(2H,d,J=8.
6Hz),6.84(1H,s),7.12(2H,
d,J=8.6Hz),7.10−7.40(10H,
m),7.78(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):1032.6
【0209】実施例154 実施例147と同様にして化合物153から化合物15
4を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1650
(sh),1515,1250cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.85(3H,t,
J=6.8Hz),1.10−1.80(14H,
m),2.20(3H,s),2.10−2.70(2
H,m),2.80−3.50(5H,m),3.60
−4.50(7H,m),3.89(2H,t,J=
6.4Hz),5.09(1H,s),5.75(1
H,s),5.84(1H,d,J=8Hz),6.8
1(2H,d,J=8.6Hz),6.83(1H,
s),7.12(2H,d,J=8.6Hz),7.1
0−7.50(10H,m),7.66(1H,d,J
=8Hz) FAB−MS(m/z):1110.6
【0210】実施例155 実施例60と同様にして化合物154から化合物155
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1510,
1205cm−1 NMR(DMSO−d,δ):0.86(3H,t,
J=6.8Hz),1.00−1.50(10H,
m),1.50−1.90(4H,m),2.48(3
H,s),2.40−3.80(7H,m),3.80
−4.70(7H,m),3.91(2H,t,J=
6.5Hz),5.11(1H,s),5.69(1
H,s),5.79(1H,d,J=8Hz),6.8
3(2H,d,J=8.6Hz),7.15(2H,
d,J=8.6Hz),7.72(1H,d,J=8H
z)
【0211】実施例156 化合物3(144mg)のN,N−ジメチルホルムアミ
ド(2ml)溶液にトリエチルアミン(44mg)、グ
リシンエチルエステル塩酸塩(31mg)およびジフェ
ニルホスホリルアジド(69mg)を5℃で加える。室
温で15時間攪拌後、溶液を酢酸エチルおよび水の混合
物に注ぐ。分離した有機層を水洗し、硫酸マグネシウム
で乾燥する。溶媒を減圧下に留去し、ジイソプロピルエ
ーテルで粉砕して化合物156(27mg)を得る。 IR(ヌジョール): 3350,1700,163
0,1260,1180cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.19(3H,t,
J=7.1Hz),1.37(18H,s),1.54
(2H,m),2.26(3H,s),2.30−2.
70(2H,m),2.89(2H,m),3.00−
3.50(3H,m),3.60−4,20(7H,
m),3.81(2H,s),4.09(2H,q,J
=7.1Hz),5.00(1H,s),5.63(1
H,d,J=8Hz),5.76(1H,s),7.8
5(1H,d,J=8Hz),6.69(1H,br
s),7.08(1H,br s),8.40(1H,
br s) FAB−MS(m/z):805.4
【0212】実施例157 化合物156(840mg)の1,4−ジオキサン(2
5ml)および水(10ml)混合物中溶液に1N−水
酸化ナトリウム(1.57ml)を加える。室温で1時
間攪拌後、溶液を酢酸エチルおよび水の混合物に注ぐ。
分離した水層を減圧下に濃縮し、次いで「ダイヤイオン
HP−20」を使用するカラムクロマトグラフィーに付
し、30%メタノール水溶液で溶出する。溶出液の溶媒
を減圧下に留去して、化合物157(330mg)を得
る。 IR(ヌジョール):3300,1695,1640
(sh),1530,1280,1260,1175c
−1 NMR(DMSO−d,δ):1.34(9H,
s),1.36(9H,s),1.58(2H,m),
2.30(3H,s),2.30−2.80(2H,
m),2.91(2H,d,J=5.9Hz),2.8
0−3.70(3H,m),3.70−4.20(9
H,m),4.99(1H,s),5.59(1H,
d,J=8Hz),5.64(1H,s),6.76
(1H,br s),7.17(1H,br s),
7.82(1H,d,J=8Hz)
【0213】実施例158 実施例35と同様にして化合物157から化合物158
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1280,1200cm−1 NMR(DO,δ):2.13(2H,m),3.0
3(3H,s),3.00−3.50(7H,m),
4.00−4.70(9H,m),5.29(1H,
s),5.81(1H,s),5.90(1H,d,J
=8Hz),7.74(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):576.3
【0214】実施例159 化合物150(370mg)のN,N−ジメチルホルム
アミド(10ml)溶液に無水酢酸(82mg)および
ピリジン(20mg)を加える。50℃で20時間攪拌
後、溶液を酢酸エチルおよび水の混合物に注ぎ、炭酸水
素ナトリウム水溶液でpH7.5に調整する。有機層を
食塩水で3回洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥する。溶
媒を減圧下に留去する。残渣をシリカゲルを使用するカ
ラムクロマトグラフィーに付し、ジイソプロピルエーテ
ルと酢酸エチルの混液(2:1)で溶出して、化合物1
59(170mg)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1730,1660,
1510,1225cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.35(24H,
m),1.75(2H,m),2.01(3H,s),
2.05(3H,s),2.27(3H,s),2.3
0−2.80(2H,m),2.80−3.10(4
H,m),3.76(1H,br s),3.80−
4.70(7H,m),5.37(1H,s),5.7
0(1H,s),5.81(1H,d,J=8Hz),
6.54(1H,s),7.20−7.50(10H,
m),7.69(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):1010.4
【0215】実施例160 実施例35と同様にして化合物159から化合物160
を得る。 IR(ヌジョール):3400,1740,1680,
1630(sh),1240,1210cm−1 NMR(DO,δ):1.35(3H,s),1.4
7(3H,s),2.02(2H,m),2.17(3
H,s),2.19(3H,s),2.64(3H,
s),2.60−3.70(7H,m),4.10−
5.10(7H,m),5.45(1H,s),5.8
7(1H,s),5.91(1H,d,J=8Hz),
7.68(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z): 644.4
【0216】実施例161 化合物160(500mg)のテトラヒドロフラン(1
7ml)溶液に1N塩酸(2.5ml)を加える。40
℃で2時間撹拌後、溶液を水(20ml)に加え、「ア
ンバーライトIR−45」で処理する。混合物を濾過
し、減圧濃縮した後、ジイソプロピルエーテルで粉砕し
て化合物161(470mg)を得る。 IR(ヌジョール):3350,1750,1695,
1640(sh),1250cm−1 NMR(DO,δ):2.12(2H,m),2.1
8(3H,s),2.20(3H,s),2.84(3
H,s),2.70−3.60(7H,m),3.80
−4.90(7H,m),5.23(1H,s),5.
90(1H,d,J=8Hz),5.92(1H,
s),7.73(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):604.3
【0217】実施例162 実施例159と同様にして化合物150から化合物16
2を得る。 IR(ヌジョール):3350,1695,1640
(sh),1520,1240cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.36(24H,
m),1.30−1.70(2H,m),2.05(3
H,s),2.26(3H,s),2.20−2.80
(2H,m),2.80−3.60(4H,m),3.
75(1H,d,J=7.5Hz),3.90−4.8
0(7H,m),5.36(1H,s),5.74(1
H,d,J=8Hz),5.83(1H,s),6.5
5(1H,s),7.20−7.50(10H,m),
7.69(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):968.5
【0218】実施例163 実施例35と同様にして化合物162から化合物163
を得る。 IR(ヌジュール):3350,1680,1640
(sh),1210cm−1 NMR(DO,δ):1.34(3H,s),1.4
7(3H,s),2.02(2H,m),2.21(3
H,s),2.78(3H,s),2.70−4.00
(7H,m),4.10−5.00(7H,m),5.
46(1H,s),5.78(1H,s),5.90
(1H,d,J=8Hz),7.71(1H,d,J=
8Hz) FAB−MS(m/z):602.3
【0219】実施例164 実施例160と同様にして化合物163から化合物16
4を得る。 IR(ヌジョール):3400,1660(broa
d),1240cm−1 NMR(DO,δ):2.03(2H,m),2.2
2(3H,s),2.77(3H,s),2.60−
4.00(7H,m),4.10−5.00(7H,
m),5.27(1H,s),5.82(1H,d,J
=2.4Hz),5.91(1H,d,J=8Hz),
7.73(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):562.3
【0220】実施例165 実施例35と同様にして化合物149から化合物165
を得る IR(ヌジョール):3400,1690,1640
(sh),1280,1210cm−1 NMR(DO,δ):1.29(3H,s),1.3
9(3H,s),1.42(3H,s),1.61(3
H,s),1.99(2H,m),2.67(3H,
s),2.80−3.40(6H,m),3.63(1
H,br s),4.40−5.10(6H,m),
5.23(1H,s),5.37(1H,dd,J=
2.0Hz,J=6.6Hz),5.80(1H,d,
J=1.9Hz),5.88(1H,d,J=8H
z),7.72(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):600.2
【0221】実施例166 実施例35と同様にして化合物150から化合物166
を得る。 IR(ヌジョール): 3300,1680,1205
cm−1 NMR(DO,δ):1.33(3H,s),1.4
5(3H,s),2.06(2H,m),2.86(3
H,s),2.70−3.40(6H,m),3.92
(1H,d,J=4.5Hz),4.20−5.00
(7H,m),5.45(1H,s),5.75(1
H,d,J=2.9Hz),5.89(1H,d,J=
8Hz),7.74(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z): 560.2
【0222】実施例167 化合物96(89mg)の N,N−ジメチルホルムア
ミド(2ml)溶液にベンゾイルクロリド(15.5m
g)および3−クロロ過安息香酸(24mg)のN,N
−ジメチルホルムアミド(1ml)溶液を加える。室温
で20分間撹拌後、溶液を酢酸エチル(3ml)、テト
ラヒドロフラン(3ml)および水(6ml)の混合物
に注ぐ。有機層を食塩水で洗浄し、硫酸マグネシウムで
乾燥後、溶媒を減圧下に留去する。残渣をシリカゲルを
使用するカラムクロマトグラフィーに付して、酢酸エチ
ルおよびメタノールの混液(30:1)で溶出して化合
物167(70mg)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1690,1260,
1165cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.34(9H,
s),1.35(9H,s),1.53(2H,m),
2.23(3H,s),2.30−2.70(2H,
m),2.86(2H,m),2.90−3.40(3
H,m),3.70−4.20(7H,m),5.00
(1H,s),5.62(1H,s),6.84(1
H,s),7.20−7.50(10H,m),7.9
7(1H,s),6.70(1H,br s),7.1
2(1H,br s) FAB.MS(m/z):920.3
【0223】実施例168 実施例35と同様にして化合物167から化合物168
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1630
(sh),1270,1220,1130cm−1 NMR(DO,δ):2.03(2H,m),2.7
5(3H,s),2.78(1H,m),3.02(1
H,m),3.08(2H,t,J=7.3Hz),
3.20−3.50(2H,m),3.82(1H,
d,J=5.5Hz),4.10−4.60(7H,
m),5.27(1H,s),5.79(1H,d,J
=1.7Hz),8.08(1H,s) FAB−MS(m/z):554.2
【0224】実施例169 化合物150(93mg)の1,2−ジクロロエタン
(2ml)溶液に、1,1′−チオカルボジイミダゾー
ル(21mg)の1,2−ジクロロエタン(2ml)溶
液を加える。室温で15時間撹拌後、溶液を減圧下に濃
縮する。残渣をシリカゲルを使用するカラムクロマトグ
ラフィーに付し酢酸エチルおよびジイソプロピルエーテ
ルとの混液(1:3)で溶出して、化合物169(85
mg)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1630,
1230cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.11(3H,
s),1.14(3H,s),1.36(9H,s),
1.38(9H,s),1.50(2H,m),2.4
1(3H,s),2.30−3.00(7H,m),
3.81(1H,t,J=6.4Hz),4.01(1
H,br s),4.46−4.60(3H,m),
4.73(1H,s),5.69(1H,d,J=8H
z),5,86(1H,m),6.07(1H,s),
6.13(1H,d,J=7.8Hz),6.80(1
H,s),7.20−7.50(10H,m),7.7
7(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):968.2
【0225】実施例170 化合物169(340mg)の亜リン酸トリメチル(5
ml)溶液を窒素雰囲気下110℃で5時間撹拌する。
溶媒を減圧下に留去した後、残渣をシリカゲルを使用す
るカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸エチルとジイ
ソプロピルエーテルとの混液(1:3)で溶出して化合
物170(91mg)を得る。 IR(ヌジョール):3300,1695,1640
(sh),1520,1260,1180cm−1 NMR(DMSO−d,δ):1.19(3H,
s),1.28(3H,s),1.36(18H,
s),1.49(2H,m),2.30(3H,s),
2.20−2.70(2H,m),2.70−3.10
(5H,m),3.71(1H,m),4.03(1
H,m),4.19(1H,m),4.52(1H,
m),4.70(1H,br s),5.05(1H,
s),5.64(1H,d,J=8Hz,6.03(1
H,d,J=5Hz),6.56(1H,s),6.7
2(1H,d,J=5Hz),6.83(1H,m),
7.20−7.50(10H,m),7.56(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):892.3
【0226】実施例171 実施例77と同様にして化合物170から化合物171
を得る。 IR(ヌジョール):3300,1680,1640
(sh),1250,1205cm−1 NMR(DO,δ):1.34(3H,s),1.4
3(3H,s),1.94(2H,m),2.62(3
H,s)2.70−3.10(4H,m),3.20−
3.40(2H,m),3.60(1H,d,J=8.
1Hz),4.20(1H,t,J=6.8Hz),
4.48(1H,dd,J=5.4Hz,10.4H
z),4.60−5.00(2H,m),5.05(1
H,m),5.13(1H,s),5.90(1H,
d,J=8Hz),6.13(1H,d,J=6.1H
z),6.54(1H,d,J=6.1Hz),6.9
2(1H,d,J=1.2Hz),7.72(1H,
d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):526.3
【0227】実施例172 実施例160と同様にして化合物171から化合物17
2を得る。 IR(ヌジョール):3300,1670,1620
(Sh),1260,1105cm−1 NMR(DO,δ):1.93(2H,m),2.7
0(3H,s),2.84(2H,m),3.00−
3.90(5H,m),4.00−4.20(3H,
m),4.44(1H,m),5.10(1H,s),
5.15(1H,m),5.92(1H,d,J=8H
z),6.13(1H,d,J=6.0Hz),6.6
0(1H,d,J=6.0Hz),6.93(1H,
d,J=1.2Hz),7.78(1H,d,J=8H
z) FAB−MS(m/z):486.2
【0228】実施例173 化合物170(354mg)、10%パラジウム炭(4
00mg)およびエタノール(50ml)を水素雰囲気
下45psiで45℃で1.5時間振盪する。触媒を濾
去した後、濾液を減圧下に濃縮する。残渣のジクロロメ
タン(3ml)溶液にトリフルオロ酢酸(3ml)加え
る。氷冷下1.5時間攪拌後、溶液をジイソプロピルエ
ーテルで粉砕して得た塩を水に溶解して、「アンバーラ
イトIR−45」で処理する。混合物を濾過し、溶媒を
減圧下に留去して化合物173(160mg)を得る。 NMR(DO,δ):1.33(3H,s),1.4
6(3H,s),1.70−2.10(2H,m),
2.47(3H,s),2.10−3.60(11H,
m),4.10−5.00(5H,m),5.39(1
H,s),5.89(1H,d,J=8Hz),6.0
5(1H,dd,J=5.2Hz,1.4Hz),7.
86(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):528.3
【0229】実施例174 実施例160と同様にして化合物173から化合物17
4を得る。 NMR(DO,δ):1.70−2.40(4H,
m),2.58(3H,s),2.40−3.80(9
H,m),4.10−4.40(5H,m),5.22
(1H,s),5.90(1H,d,J=8Hz),
6.04(1H,dd,J=5.2Hz,1.4H
z),7.92(1H,d,J=8Hz) FAB−MS(m/z):488.2

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式: [式中、RおよびRはそれぞれ適当な置換基を有し
    ていてもよいアミノ基、Rはカルボキシ基、保護され
    たカルボキシ基またはCOO、Rは水素またはOR
    、Rは水素またはOR10、Rは水素またはOR
    11、Rは水素またはOR12(式中、R
    10、R11およびR12はそれぞれ水素またはヒド
    ロキシ保護基を意味するか、またはRとR10または
    11とR12とは互いに連結して適当な置換基を有し
    ていてもよい低級アルキレン基を形成する)を意味し、
    は水素またはハロゲン、XはNまたはN−R13
    (式中、R13は低級アルキル基を意味する)、Zは酸
    残基、nは0または1、 (i)XがN−R13(式中、R13は前と同じ意
    味)である場合には、Rは保護されたカルボキシ基、
    nは1であるか、またはRはCOO、nは0であ
    り、ii)Rがアミノ基、Rがカルボキシ基、
    、R、RおよびRがそれ 、Rは適当な置換基を有しているアミノ基であること
    を条件とする]で示される化合物。
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