JPH0578091U - スピーカの取付構造 - Google Patents

スピーカの取付構造

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JPH0578091U
JPH0578091U JP2586792U JP2586792U JPH0578091U JP H0578091 U JPH0578091 U JP H0578091U JP 2586792 U JP2586792 U JP 2586792U JP 2586792 U JP2586792 U JP 2586792U JP H0578091 U JPH0578091 U JP H0578091U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】天井板にスピーカ1を取付ける構造であり、ス
ピーカキャビネット3には、開口12を有する案内溝1
1が、周方向に間隔をあけて3個形成される。各案内溝
11内には、スピーカ取付手段が収納される。スピーカ
取付手段は、案内溝11の軸線方向に移動自在で、且
つ、周方向に回転自在な移動体15と、移動体15をフ
ランジ部7側に付勢する第1コイルばね18と、案内溝
11内に収納される第1位置と、開口12から外方に突
出回動しスピーカ取付時に天井板の裏面に当接する第2
位置とにわたって揺動自在な爪部材16と、移動体を第
2位置側に向けて付勢する第2コイルばねとを有する。
爪部材16には、傾斜面30Bが形成される。これによ
り、スピーカ取り外し時に、移動体15の回転に伴い爪
部材16も回転して、案内溝11に収納可能とされる。 【効果】簡単な操作で、スピーカを天井板2に取付ける
ことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井板や壁板等にスピーカを埋込む埋込型スピーカの取付構造に関 する。
【0002】
【従来の技術】
この種のスピーカの従来例は、図14に示すように、スピーカキャビネット6 0の側面に、複数の断面が円弧状の溝61が形成されており、この溝61の先端 (図14の上端)には、凹部62が形成されている。溝61内には、上下に延び るネジ棒63が設けられており、このネジ棒63にストッパ64が螺着している 。ストッパ64は、通常状態では凹部62に収納されている。 スピーカの取付に際しては、図15に示すように、スピーカキャビネット60 を底部を先頭にして、天井板65の取付孔66に挿入し、フランジ部67を取付 孔66の周縁部に当接させる。このような状態で、図16に示すように、電動ド ライバー68でネジ棒63を締め付ける。これにより、ストッパ64が矢印69 方向に回転し、凹部62から溝61内に出てくる。そして、溝61の内周面に当 接する為、ネジ棒63の回転に伴い、図15に示すように、溝61に沿って下降 し、天井板65の裏面に当接する。これにより、フランジ部67とストッパ64 により天井板65が挟持され、スピーカが天井板65に取付けられる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来例では、ストッパ64を下降させる必要があり、従っ て、作業時間がかかり、面倒である。 本考案は、上記問題を解決できるスピーカの取付構造を提供することを目的と する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案の特徴とするところは、(A)筒状本体と 、本体の一端側開口を覆う底部と、本体の他端に径方向外方に突出形成されたフ ランジ部とから成るスピーカキャビネットと、スピーカキャビネットの他端側開 口を覆うバッフル板とを備えたスピーカを、底部を先頭にして取付板に形成され る取付孔に挿入して、取付板の表面にフランジ部を当接させてスピーカを取付板 に取付ける構造において、(B)スピーカキャビネットの本体には、底部からフ ランジ部に向けて延び、且つ外方に臨んで開口した案内溝が、周方向に間隔をあ けて少なくとも2以上形成され、(C)各案内溝内には、スピーカ取付手段が収 納され、(D)スピーカ取付手段は、(d1)案内溝の軸線方向に移動自在で、 且つ、案内溝の周方向に回転自在な移動体と、(d2)移動体を案内溝に沿って フランジ部側に付勢する第1弾性部材と、(d3)移動体に一端が枢支され、他 端がフランジ部側に向けて延びる爪部材であって、案内溝内に収納される第1位 置と、他端が案内溝の前記開口から外方に突出回動しスピーカ取付時に取付板の 裏面に当接する第2位置とにわたって揺動自在な、そのような爪部材と、(d4 )移動体を第2位置側に向けて付勢する第2弾性部材とを有し、(E)爪部材の 表面が、スピーカの取り外し時に移動体の軸線回りの回転に伴い爪部材が案内溝 に収納可能とすべく、両側方に向かうに従ってスピーカキャビネットの径方向内 方側に傾斜又湾曲状とされ、(F)各案内溝の開口縁部は、移動体の軸線回りの 回転時に、爪部材が案内溝に収納可能とすべく、その厚みが小さく形成され、( G)移動体のフランジ部側端面には、取付時又は取り外し時に使用されるドライ バーの先端が嵌合する凹部が形成され、(H)各案内溝のフランジ部側開口を閉 塞するフランジ部の閉塞部分には、ドライバー挿入用孔が形成されている点であ る。
【0005】 又、本考案の特徴とするところは、(A)筒状本体と、本体の一端側開口を覆 う底部と、本体の他端に径方向外方に突出形成されたフランジ部とから成るスピ ーカキャビネットと、スピーカキャビネットの他端側開口を覆うバッフル板とを 備えたスピーカを、底部を先頭にして取付板に形成される取付孔に挿入して、取 付板の表面にフランジ部を当接させてスピーカを取付板に取付ける構造において 、(B)スピーカキャビネットの本体には、底部からフランジ部に向けて延び、 且つ外方に臨んで開口した案内溝が、周方向に間隔をあけて少なくとも2以上形 成され、(C)各案内溝内には、スピーカ取付手段が収納され、(D)スピーカ 取付手段は、(d1)案内溝の軸線方向に移動自在で、且つ、案内溝の周方向に 回転自在で、しかも一側部に前記回転のうちの一方向の回転を規制する規制板を 有する移動体と、(d2)移動体を案内溝に沿ってフランジ部側に付勢する第1 弾性部材と、(d3)移動体に一端が枢支され、他端がフランジ部側に向けて延 びる爪部材であって、案内溝内に収納される第1位置と、他端が案内溝の前記開 口から外方に突出回動しスピーカ取付時に取付板の裏面に当接する第2位置とに わたって揺動自在な、そのような爪部材と、(d4)移動体を第2位置側に向け て付勢する第2弾性部材とを有し、(E)爪部材の表面が、スピーカの取り外し 時に移動体の軸線回りの回転に伴い爪部材が案内溝に収納可能とすべく、爪部材 の両側方のうちの前記規制板側とは反対側の側方に向かうに従ってスピーカキャ ビネットの径方向内方側に傾斜又湾曲状とされ、(F)各案内溝の両側開口縁部 のうちの前記規制板側とは反対側の開口縁部は、移動体の軸線回りの回転時に、 爪部材が案内溝に収納可能とすべく、その厚みが小さく形成され、(G)移動体 のフランジ部側端面には、取付時又は取り外し時に使用されるドライバーの先端 が嵌合する凹部が形成され、(H)各案内溝のフランジ部側開口を閉塞するフラ ンジ部の閉塞部分には、ドライバー挿入用孔が形成されている点である。
【0006】
【作用】
本考案に従えば、スピーカの取付に際しては、爪部材が案内溝から外方に突出 した状態で、スピーカキャビネットを底部を先頭にして、取付板の取付孔に挿入 する。これにより、爪部材が取付孔内周面により押圧され、案内溝内に収まり、 この状態で、フランジ部が取付板の表面に当接するまでスピーカキャビネットを 挿入する。そして、ドライバーにより、爪部材が取付孔から離脱する位置まで、 移動体を押し込むと、爪部材は、第2位置まで開く。このような状態の後、ドラ イバーを引き抜くと、爪部材が取付板の裏面に取付する。これにより、爪部材と フランジ部とにより、取付板が挟持され、スピーカが固定される。
【0007】 スピーカを取り外す際は、ドライバーにより、移動体を少し押し込みながら回 転さす。これにより、爪部材の傾斜面が案内溝の内周面に接し、径方向内方への 押圧力が作用して、傾斜面が側端から案内溝内に収納されてゆき、爪部材が案内 溝内に完全に収納される。このような状態で、スピーカキャビネットを支えてい る手をはなすと、スピーカキャビネットが取付孔から抜け、スピーカが取付板か ら取り外される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明すると、図1乃至図7はスピーカ 1を示し、このスピーカ1は、天井板や壁板等の天井板に取付けられるものであ る。本実施例では、スピーカ1を天井板2(図12参照)に取付ける例について 説明する。スピーカ1は、スピーカキャビネット3と、スピーカキャビネット3 の開口を覆うバッフル板4とから成る。スピーカキャビネット3は、円筒状本体 5と、円筒状本体5の一端側(図1の上端側)開口を覆う底部6と、円筒状本体 5の他端部(図1の下端部)に径方向外方向に突設されたフランジ部7とから成 り、有底円筒状に形成されている。尚。図中、8は振動板及び振動板駆動部等か ら成るスピーカユニットであり、9はスピーカユニット8の前面を覆うカバー( 図示せず)取付用のコイルばねである。コイルばね9の一端は、図3に示すよう に、スピーカキャビネット3の底部5に固着され、他端はスピーカキャビネット 3を貫通して係止用フック10が装着されている。
【0009】 スピーカキャビネット3には、スピーカキャビネット3の底部6からフランジ 部7に向けて延び、かつ断面が円弧状の案内溝11が、周方向に間隔をあけて複 数(本実施例では3個)形成されている。各案内溝11は、一端が開口し他端が フランジ部7により閉塞されている。案内溝11の他端側開口を閉塞するフラン ジ部7の閉塞部分には、取付・取り外し時に使用されるドライバーが挿入される 挿入用孔7A(図4及び図7参照)が形成されている。又、各案内溝11は、外 方に臨み、且つ図1の上下方向に延びる開口12を有する。
【0010】 各案内溝11内には、天井板2にスピーカ1を取付ける為のスピーカ取付手段 が収納されている。このスピーカ取付手段は、図7に明らかに示すよに、略円柱 状の移動体15と、移動体15に回転自在に取付けらる爪部材16と、案内溝1 1の一端側開口を覆って取付けられる固定板17と、第1弾性部材としての第1 コイルばね18とを有する。 移動体15は、案内溝11内にあって、軸線方向に移動自在であり、且つ軸線 回りに回転自在である。この移動体15と固定板17間には、図1に明らかに示 すように、第1コイルばね18が介在され、この第1コイルばね18により、移 動体15はフランジ部7に近接する方向に付勢されている。尚、固定板17には 、フランジ部7に向けて延びる案内棒20が固着されており、この案内棒20が 前記第1コイルばね18の螺旋状内に挿入されている。これにより、第1コイル ばね18の伸縮動作が、軸線方向に正確に行われる。
【0011】 又、移動体15には、爪部材16の一側面(図1の右側面)に近接して規制板 21が一体形成されている。この規制板21は、移動体15が図6の矢印X1方 向に回転すると、案内溝11の開口縁部12Aに当接して、移動体15の矢印X 1方向の回転を規制する働きをなす。従って、移動体15及び爪部材16は、矢 印X1方向とは反対方向X2にのみ回転が許容されている。尚、移動体15の他 端(図1の下端)側端面には、図10に明らかに示すように、ドライバー差し込 み用凹部15Aが形成されている。
【0012】 爪部材16は、図5にも示すように、その一端が移動体15の軸線に垂直な枢 支ピン25により移動体15に枢支され、その他端がフランジ部7側に向けて延 びている。又、爪部材16と移動体15間には、第2弾性部材としての第2コイ ルばね26が介在されており、この第2コイルばね26により、爪部材16は、 枢支ピン25の回りに案内溝11内から外方に向けて付勢されている。又、爪部 材16の一端には、ストッパ27が一体形成されており、爪部材16が第2コイ ルばね26のばね力により枢支ピン25の回りに案内溝11内から外方に所定角 度回動した際に、ストッパ27が移動体15の規制面28に当接して、爪部材1 6の回動を停止させ、所定位置に停止させる働きをなす。従って、爪部材16は 、案内溝11内に収納される第1位置と、他端が案内溝11の前記開口12から 外方に突出回動してスピーカの取付時に天井板2の裏面に当接する第2位置とに わたって揺動自在とされる。
【0013】 又、爪部材16の表面30は、図1及び図11に示すように、一端から他端側 に向かうに従って先細状の平坦面30Aと、一側方(図11の左側方)に向かう に従ってスピーカキャビネット3の径方向内方側に傾斜した傾斜面30Bとから 成る。このように、傾斜面30Bを設けることにより、後述するように、スピー カの取り外し時に移動体15が軸線回りにX2方向に回転されると、爪部材16 も移動体15と一体的に回転するが、このとき、爪部材16の傾斜面30Bが案 内溝11の内周面に接し、径方向内方への押圧力が作用して、傾斜面30Bが側 端から案内溝11内に収納されてゆき、爪部材16を案内溝11内に完全に収納 することができる。 尚、案内溝11の開口縁部のうちの他方側(図6の左側)の縁部12Bの厚み は、傾斜面30Bが案内溝11に沿って容易に入り込むことができるように、極 めて小とされ、又、一方側(図6の右側)の縁部12Aの厚みは、規制板21が 確実に当接できるように、大とされている。
【0014】 次に、上記構成のスピーカ1を天井板2に取付ける動作について説明する。先 ず、図12(1)に示すように、スピーカキャビネット3を底部6を先頭にして 、天井板2の取付孔2Aに挿入する。尚、スピーカの取付前の状態では、爪部材 16は、案内溝11から外方に回動した第2位置に位置している。スピーカキャ ビネット3を取付孔2Aに挿入する際、爪部材16は、取付孔2Aの内面により 押圧され、閉じる方向に回動する。その為、図12(2)に示すように、スピー カキャビネット3のフランジ部7が天井板2の表面で且つ取付孔2A周縁部に当 接した状態では、爪部材16が、取付孔2Aの内周面に当接している。
【0015】 次に、図12(3)に示すように、ドライバー30の先端を移動体15の凹部 15Aに嵌入し、爪部材16の下端が取付孔2よりも上方位置まで移動体15を 押し上げる。これにより、爪部材16が外方に突出回動した第2位置まで回動す る。そして、この状態で、ドライバー30を引き抜くと、爪部材16は、開いた 状態で下降し、下端が天井板2の裏面に当接する。そして、爪部材16は、第1 コイルばね18のばね力により、天井板2の裏面を押圧する。これにより、爪部 材16とフランジ部7により、天井板2が挟持され、スピーカが固定される。
【0016】 スピーカを取り外す際には、図13に示すように、ドライバー30で移動体1 5を上方に押し込みながら、矢印X1方向とは反対方向X2に回転さす。これに より、爪部材16の他端が天井板2の裏面から浮き上がり、回転時における該裏 面との摩擦抵抗が発生せず、容易に移動体15を回転させることができる。そし て、移動体15の回転に伴い、爪部材16も回転し、爪部材16の傾斜面30B が案内溝11の内周面に接し、径方向内方への押圧力が作用して、傾斜面30B が側端から案内溝11内に収納されてゆき、爪部材16が案内溝11内に完全に 収納される。このような状態で、手をはなすと、上記図12(2)の状態となり 、スピーカキャビネット3を天井板2から取り外すことができる。
【0017】 前述の実施例では、スピーカキャビネット3は円筒状に形成されていたが、角 筒状であってもよい。 又、前述の実施例では、案内溝11及びスピーカ取付手段は、スピーカキャビ ネットの周方向に3個設けられたけれど、2個設けるようにしてもよく、又、4 個以上であってもよい。 又、前述の実施例では、爪部材16の表面は、一側方のみ傾斜面とされたけれ ど、両側方を傾斜面とし、且つ、規制板を省略し、爪部材をいずれの回転方向に 回転させても、案内溝11内に収納可能とするようにしてもよい。尚、この場合 には、案内溝11の一方側縁部12Bの厚みは、他方側縁部12Aの厚みと同様 に、極めて小とするのが好ましい。 又、爪部材16の表面は、傾斜面でなく、側方に向かうに従ってスピーカキャ ビネット3の径方向内方側に湾曲状とされてもよい。 更に、前述の実施例では、案内溝11の間に縁部のうち一方側縁部12Aの厚 みは、大とされたけれど、規制板21が、縁部12Aに確実に当接できる程度の 大きさであれば縁部12Aは、その厚みを他方側縁部12Bと同様に極めて小さ くするようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上詳述したように、本考案によれば、1本のドライバーを用いて、ワンタッ チ操作で、スピーカを取付板に取付けることができ、又、取り外すことができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の正面図である。
【図2】本考案の一実施例の側面図である。
【図3】本考案の一実施例の平面図である。
【図4】本考案の一実施例の底面図である。
【図5】図1のA−A線矢視断面図である。
【図6】図5のB−B線矢視断面図である。
【図7】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図8】移動体及び爪部材の斜視図である。
【図9】移動体の一端側から見た平面図である。
【図10】移動体の他端側から見た底面図である。
【図11】爪部材の軸直角断面図である。
【図12】スピーカの取付時の動作説明図である。
【図13】スピーカの取り外し時の動作説明図である。
【図14】従来例のスピーカの斜視図である。
【図15】従来例のスピーカの取付動作説明図である。
【図16】従来例のスピーカの取付動作説明図である。
【符号の説明】
1…スピーカ、2…天井板(取付板)、2A…取付孔、
3…スピーカキャビネット、4…バッフル板、5…本
体、6…底部、7…フランジ部、7A…ドライバー挿入
用孔、11…案内溝、12…開口、12A,12B…開
口縁部、15…移動体、15A…ドライバー差し込み用
凹部、16…爪部材、18…第1コイルばね、21…規
制板、26…第2コイルばね、30…爪部材の表面、3
0B…傾斜面。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】(A)筒状本体と、本体の一端側開口を覆
    う底部と、本体の他端に径方向外方に突出形成されたフ
    ランジ部とから成るスピーカキャビネットと、スピーカ
    キャビネットの他端側開口を覆うバッフル板とを備えた
    スピーカを、底部を先頭にして取付板に形成される取付
    孔に挿入して、取付板の表面にフランジ部を当接させて
    スピーカを取付板に取付ける構造において、 (B)スピーカキャビネットの本体には、底部からフラ
    ンジ部に向けて延び、且つ外方に臨んで開口した案内溝
    が、周方向に間隔をあけて少なくとも2以上形成され、 (C)各案内溝内には、スピーカ取付手段が収納され、 (D)スピーカ取付手段は、 (d1)案内溝の軸線方向に移動自在で、且つ、案内溝
    の周方向に回転自在な移動体と、 (d2)移動体を案内溝に沿ってフランジ部側に付勢す
    る第1弾性部材と、 (d3)移動体に一端が枢支され、他端がフランジ部側
    に向けて延びる爪部材であって、案内溝内に収納される
    第1位置と、他端が案内溝の前記開口から外方に突出回
    動しスピーカ取付時に取付板の裏面に当接する第2位置
    とにわたって揺動自在な、そのような爪部材と、 (d4)移動体を第2位置側に向けて付勢する第2弾性
    部材とを有し、 (E)爪部材の表面が、スピーカの取り外し時に移動体
    の軸線回りの回転に伴い爪部材が案内溝に収納可能とす
    べく、両側方に向かうに従ってスピーカキャビネットの
    径方向内方側に傾斜又湾曲状とされ、 (F)各案内溝の開口縁部は、移動体の軸線回りの回転
    時に、爪部材が案内溝に収納可能とすべく、その厚みが
    小さく形成され、 (G)移動体のフランジ部側端面には、取付時又は取り
    外し時に使用されるドライバーの先端が嵌合する凹部が
    形成され、 (H)各案内溝のフランジ部側開口を閉塞するフランジ
    部の閉塞部分には、ドライバー挿入用孔が形成されてい
    ることを特徴とするスピーカの取付構造。
  2. 【請求項2】(A)筒状本体と、本体の一端側開口を覆
    う底部と、本体の他端に径方向外方に突出形成されたフ
    ランジ部とから成るスピーカキャビネットと、スピーカ
    キャビネットの他端側開口を覆うバッフル板とを備えた
    スピーカを、底部を先頭にして取付板に形成される取付
    孔に挿入して、取付板の表面にフランジ部を当接させて
    スピーカを取付板に取付ける構造において、 (B)スピーカキャビネットの本体には、底部からフラ
    ンジ部に向けて延び、且つ外方に臨んで開口した案内溝
    が、周方向に間隔をあけて少なくとも2以上形成され、 (C)各案内溝内には、スピーカ取付手段が収納され、 (D)スピーカ取付手段は、 (d1)案内溝の軸線方向に移動自在で、且つ、案内溝
    の周方向に回転自在で、しかも一側部に前記回転のうち
    の一方向の回転を規制する規制板を有する移動体と、 (d2)移動体を案内溝に沿ってフランジ部側に付勢す
    る第1弾性部材と、 (d3)移動体に一端が枢支され、他端がフランジ部側
    に向けて延びる爪部材であって、案内溝内に収納される
    第1位置と、他端が案内溝の前記開口から外方に突出回
    動しスピーカ取付時に取付板の裏面に当接する第2位置
    とにわたって揺動自在な、そのような爪部材と、 (d4)移動体を第2位置側に向けて付勢する第2弾性
    部材とを有し、 (E)爪部材の表面が、スピーカの取り外し時に移動体
    の軸線回りの回転に伴い爪部材が案内溝に収納可能とす
    べく、爪部材の両側方のうちの前記規制板側とは反対側
    の側方に向かうに従ってスピーカキャビネットの径方向
    内方側に傾斜又湾曲状とされ、 (F)各案内溝の両側開口縁部のうちの前記規制板側と
    は反対側の開口縁部は、移動体の軸線回りの回転時に、
    爪部材が案内溝に収納可能とすべく、その厚みが小さく
    形成され、 (G)移動体のフランジ部側端面には、取付時又は取り
    外し時に使用されるドライバーの先端が嵌合する凹部が
    形成され、 (H)各案内溝のフランジ部側開口を閉塞するフランジ
    部の閉塞部分には、ドライバー挿入用孔が形成されてい
    ることを特徴とするスピーカの取付構造。スピーカの取
    付構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004015543A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Nippon Denon Kk 天井埋込みスピーカ取付け器具、かかる取付け器具を含む天井埋込みスピーカ取付けセット及びかかる取付けセットを用いた天井埋込みスピーカ取付方法

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JP2004015543A (ja) * 2002-06-07 2004-01-15 Nippon Denon Kk 天井埋込みスピーカ取付け器具、かかる取付け器具を含む天井埋込みスピーカ取付けセット及びかかる取付けセットを用いた天井埋込みスピーカ取付方法

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JPH0713341Y2 (ja) 1995-03-29

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