JPH057799Y2 - - Google Patents

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JPH057799Y2
JPH057799Y2 JP17779086U JP17779086U JPH057799Y2 JP H057799 Y2 JPH057799 Y2 JP H057799Y2 JP 17779086 U JP17779086 U JP 17779086U JP 17779086 U JP17779086 U JP 17779086U JP H057799 Y2 JPH057799 Y2 JP H057799Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は読取部及び印字部を蝶番機構等により
連結し、積み重ねおよび引き離し可能とした手駆
動型複写装置に関する。
〔従来の技術〕
手駆動操作により原稿面上を走査してその画像
内容を読み取り、更に複写用紙を走査してその表
面に印字する機能を有する手駆動型複写装置につ
いて多くのものが提案されている。
第16図は従来の手駆動型複写装置の構成を示
し、100はその上端部に位置する読取部、10
1はその下端部に位置する印字部(プリンター
部、文字はもとより任意の図形を用紙上にプリン
トする)であり、両者は一体的に構成され、7は
その筐体である。この装置の印字部101を機能
させる場合には、第16図に示す通り、印字部1
01を下側に向けて複写用紙を押圧し、その表面
を手動動作により走査する。読取部100を機能
させる場合には同部100を下側へ向けて前述の
場合と同様の操作を行う。
読取部100において、3は原稿面(図示せ
ず)を照射する光源(発光ダイオードアレイ等)、
4は原稿像をイメージセンサ(CCD等)1の上
に結像させる結像レンズ、2aは原稿面より作用
する摩擦力により回転する位置検出ローラであ
る。位置検出ローラ2aの回転軸はロータリーエ
ンコーダ(図示せず)のそれに直結され、位置検
出ローラ2aが所定の微少角度(換言すれば、読
取部100の一定の微少な移動量)の回転を行う
ごとに、ロータリーエンコーダからは位置信号が
出力される。イメージセンサ3により読み取られ
た画像内容は、前述の位置信号に同期してメモリ
(図示せず)内に貯蔵されている。
また、印字部101において、入力する画像信
号に応答して線状且つ選択的に加熱するサーマル
ヘツド、6はインクドナーフイルムを有するイン
クドナーフイルムカセツトである。2bは印字部
101に準備された位置検知ローラで、位置信号
を出力する。なお、位置検知ローラ2bが出力す
る位置信号に応答してメモリに貯蔵された画像デ
ータは1行単位に読出され、サーマルヘツド5へ
向けて送出される。
以上の構成において、複写装置を使用する場合
は、その目的に応じて読取部または印字部の何れ
か一方を下側に向けて装置を原稿面または複写用
紙の上に直立させ、使用者が筐体7を把持してこ
れを第16図の矢印方向に走査する。
また、第17図は他の形状の手駆動型複写装置
の構成を示し、第16図と同一の引用数字により
示された構成要素の意義及び機構は同図の場合と
変わらないので、説明は省略する。この図に示す
構成では、読取部100及び印字部101は複写
装置の走査方向にむけて縦続に配列され、一体的
に構成されている。
この構成では、読取部100及び印字部101
の何れか一方を動作させるときは、他の一方は休
止の状態にある。また、第16図の構成とは異な
り、使用の状態に応じ、装置の上下を逆転する必
要はない。なお、第16図及び第17図を較べれ
ば明らかな通り、後者の場合は装置の高さが減少
するので手動による走査も前者の場合よりも容易
となる。
更に、第18図及び第19図は夫々第16図及
び第17図に示す装置に保護カバー11を附して
収納する場合の状態を示す。収納時に保護を必要
とする箇所は、読取部100においては光路上の
窓(図示せず)及び位置検知ローラ2aであり、
印字部101においてはサーマルヘツド5の最下
部(加熱部)及び位置検知ローラ2bである。こ
れらの部分は保護カバー11により保護され、収
納時の不測の外力による損傷、塵埃の侵入等が防
止される。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、第16図の手駆動型複写装置によれば
読取部及び印字部が垂直方法に積み重ねられてい
るため、複写装置の垂直方向の寸法(高さ)が過
大となり、使用者の手による筐体の把持が困難と
なるうえ、特に、ある程度の押圧力を必要とする
印字走査の場合は、用紙面上の走査を円滑に行い
難い等の欠点があつた。
また、読取部と印字部とでは複写装置の上下を
反転する必要があるために、操作パネルを同装置
の上下2箇所に設ける必要があつた。
また、第17図の手駆動型複写装置によれば、
読取部及び印字部が走査方向に対し継続に配列さ
れるために、複写装置と原稿面または用紙面との
接触面積が広くなり、このため読み取りの開始位
置または印字の開始位置についての位置合せが面
倒となる欠点があつた。
更に、装置の使用時および収納時には、その都
度、保護カバーを着脱する必要があるため、操作
が面倒であり、美観上も好ましくなかつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、手
動操作、特に、印字走査を円滑に行なえるように
するため、手駆動用グリツプと一体になつてその
下端に配置された印字部と、駆動用グリツプと別
体になついる読取部を回転自在な連結機構によつ
て結合すると共に、読取部を印字部の下で印字部
と上下垂直になる第1の姿勢と、印字部の側部へ
回転移動させられる第2の操作姿勢を取るように
構成して、第1の姿勢によつて原稿内容の読み取
りを行い、第2の姿勢によつて記録体への印字を
行うようにした手駆動型複写装置を提供するもの
である。
〔作用〕
本考案の手駆動型複写装置は、読取部によつて
原稿の読み取りを行う場合、読取部を印字部の下
にして印字部と上下垂直になるように積み重ね
て、原稿面を走査する。このとき、装置の高さは
大きくなるが、読み取り時は原稿面に対して押圧
力を作用させる必要がないので、手駆動操作上の
煩わしさはない。一方、印字時は読取部を印字部
の側部へ回転移動させて用紙上を走査する。従つ
て、複写装置全体の高さは読取部の高さ分だけ減
少し、走査に関連する手駆動操作は容易となる。
このため、走査時に比較的おおきな押圧力を用紙
面に作用させる必要のある印字時においては、印
字走査を容易にすることができる。また、非操作
時に読取部を反転させて印字部の下で印字部と上
下垂直になるようにすれば、印字部および読取部
の保護カバーを不要にすることができる。
以下、本考案の手駆動型複写装置について詳細
に説明する。
〔実施例〕
第1図より第3図は本考案の一実施例を示し、
第1図は手駆動型複写装置の読取部及び印字部を
共に使用しないときの状態(収納の状態)及び読
取部のみを使用するときの状態を示す断面図、第
2図は印字部のみを使用するときの状態を示す断
面図、また、第3図は第2図の状態をより具体的
に説明するための斜視外観図である。以上の図面
において、第16図より第18図と同一の記号に
より表示された構成要素の構成及び機能は同図の
場合と変りなく、また、読取部100及び印字部
101に関しても同様であるので、これらに関す
る説明は省略する。但し、第16図より第18図
の場合と異なり、本考案の手駆動型複写装置にお
いては、読取部100及び印字部101は夫々別
個の一体として構成される。読取部100の左右
端部には、連結部材8が固定され、該部材8の端
部は蝶番機構9を介して印字部101の左右両側
面に取り付けられる。7′は印字部101の筐体
であると同時に、手駆動操作により複写装置を走
査する場合のグリツプ(把手)としての役割を果
たす。x及びyは夫々読取部及び印字部の長さを
意味する。10は筐体7′の上部に取り付けられ
た操作パネル(スイツチボード)である。
以上の構成において、読取部100のみを使用
する場合には、第1図に示すように、読取部10
0及び印字部101が一直線をなすように配列さ
せ、これを原稿面上に直立させる。同図から明ら
かな通り、読取部100は直接に原稿面に対向す
る。使用者はグリツプ7′を握り、手駆動操作に
より原稿面上を走査する。この場合、複写装置全
体としての高さはx+yと大きな値を取るが、読
取時には読取部100から原稿面に作用する押圧
力は小さくても差し支えないので、操作上に格別
の支障は生じない。
印字部101を使用する場合には、前述の蝶番
機構9及び連結部材8を使用して読取部100を
横方向に回転移動させる。このため、印字部10
1は直接に複写用紙に対向し、装置の用紙面上の
高さはyとなる。印字の際はインクドナーフイル
ムを用紙表面に圧接する必要があるため、使用者
の手は印字部101に対しある程度の押圧力を作
用させる必要がある。しかし、この場合の複写装
置の高さはyと小さな値となるため、手駆動動作
は従来のもの(第16図に示すもの)に較べ、容
易となる。また、読み取り時と印字時とで装置の
上下を反転する(装置を持ち替える)必要がなく
なるため、両方の場合について同一のグリツプ
7′を同じ要領で使用できる利点がある。更に、
同じ理由より、操作パネル10は筐体(グリツ
プ)7′の上部に1箇所設置するのみで足りる。
更に、第3図に示す通り、印字の際は読取部10
0と印字部101との間に間隙Pが生じ、使用者
はこれを通じて複写用紙表面を目視することがで
きるため、第17図の構成のものとは異なり、位
置合わせに関する不便も解消する。
第4図より第8図は本考案の他の実施例を示
し、第4図、第5図及び第6図は夫々該手駆動型
複写装置の読取部の使用時、印字部の使用時及び
収納時の状態を示す断面図、第7図及び第8図は
夫々第4図及び第5図に対応する外観斜視図であ
る。12は本実施例において設けた接続カバー
で、読取部100及び印字部101の外周部に摺
嵌する。読取部100は、連結部材8の端部にお
いて、蝶番機構13を介して該部材8に回転自在
に取り付けられる。これらの構成においては、保
護カバーは使用されない。
以上の構成において、第4図及び第7図から明
らかな通り、読取部100のみを使用する場合に
は、接続カバー12は読取部100及び印字部1
01に嵌合し、両者を相互に確実に固定する。印
字部101のみを使用する場合には、先ず第4図
の矢印C方向に摺動させて読取部100の拘束を
解除し、第5及び第8図に示す通り、読取部10
1を矢印方向に回転移動させる。その後の操作は
第2図及び第3図の場合と変りない。
収納時には、第5図の状態から読取部100を
矢印B方向に180°回転させ、その後に第5図の矢
印Aと逆の方向に読取部101を回転し、第6図
に示すように、読取部100及び印字部101を
直線状に配列させ、接続カバー12を上面に摺動
させて両者を相互に固定する。第6図に示す収納
状態では読取部の重要部分(窓及び位置検知ロー
ラ等)は内側を向き、更に両者が対向する部分の
周辺は接続カバー12により保護される。
第9図は手駆動型複写装置の電源装置を示し、
20はAC100V電源により電力の供給を受ける充
電器、21は充電制御回路、22は蓄電池、23
は電源スイツチ、24は電源回路、25は充電器
20と充電制御回路21の間を結ぶ接続端子であ
る。ここで21〜24の右側に附された端子a及
びbは夫々読取部及び印字部に関連した構成要素
であることを示す添字である。26は充電端子2
5a,25b間を接続する接続端子である。
以上の構成において、蓄電池22a,22bを
同時に充電するときは、電源スイツチ23a,2
3bを同時に開放し、充電器20の出力端子を充
電端子25a,25bの何れか一方に接続するこ
とによりこの目的を達成することができる。
また、例えば、読取部を使用中の場合に印字部
の蓄電池22bを充電するときは、電源スイツチ
23aを投入し、電源スイツチ23bを開放した
状態で、充電器20の出力端子を充電端子25
a,25bの何れか一方に接続する。逆の場合に
は、電源スイツチ23aと23bのON−OFFの
充電電荷量が充分のときには、充電器20を充電
端子25a,25bの双方より切り離す。電源ス
イツチ23a,23bはそのときの目的に応じ、
その何れか一方を投入する。
読取部及び印字部を切り離し、各々を独立の一
体として使用するときは、充電器20の出力端子
は充電端子25a,25bの何れか一方に接続
し、電源スイツチ23a,23bは夫々独立に操
作する。
従つて、従来の方式とは異なり、手駆動型複写
装置に内蔵する充電器は1箇で足り、読取部及び
印字部について夫々充電器を専用配置する必要は
なくなる。また、2個の電源スイツチを適当に開
閉することにより、読取部、印字部の何れか一方
を使用中に、他方の充電器に充電することが可能
となり、充電時間の短縮が可能となる。
第10図は手駆動型複写装置に使用される電力
経路切替器に関するものである。この図におい
て、24は電源回路、22は電池、28は切替ス
イツチ、W,Rはその端子である。22,24,
28に付された添字a,bは夫々該構成要素が読
取部、印字部に関連するものであることを示す。
26は読取部及び印字部の回路を結合する接続端
子である。なお、この構成では、電源回路24
a,24bの入力仕様及び出力仕様は共に相等し
い。
以上の構成において、読取部の蓄電池22aの
残存容量がなくなり、読取部の機能が停止した場
合、切替スイツチ28aをW側に、また切替スイ
ツチ28bをW側に倒す。これにより、印字部の
蓄電池22bより、接続端子26、切替スイツチ
28aを経由して、読取部の電源回路24aへ電
力が供給され、読取部の機能は回復する。逆に印
字部の蓄電池22bの残存容量がなくなつた場合
には、切替スイツチ28a,28b側へ倒すこと
により、印字部の機能を回復することができる。
第11図は、第10図の構成に変更を加えたも
のであり、電源回路24a,24bの入力仕様が
異なり、出力仕様が同一の場合に適用されるもの
である。27a,27bは夫々読取部及び印字部
の主回路、23a,23bはON−OFFスイツチ
である。22a,22bは蓄電池、24a,24
bは電源回路、28a,28bは切替スイツチで
その構成・機能は第10図の場合と変わりない。
以上の構成において、通常の使用状態において
は切替スイツチ28aをR側、切替スイツチ28
bをW側に倒し、スイツチ23a,23bは必要
に応じて独立に開閉する。また、読取部を使用中
にその蓄電池22aの残存容量がなくなり、機能
が停止した場合には、スイツチ23aを開放して
該蓄電池22aを切り離し、同時に切替スイツチ
23a及び23bをW側に倒し、更にスイツチ2
3bを投入する。かくして主回路27a,27b
には、印字部の蓄電池22bよりその電源回路2
4bを経由して電力が供給され、読取部の機能は
回復する。逆に印字部の蓄電池22bの残存容量
がなくなつた場合にはスイツチ23bを開放し、
同時に切替スイツチ23a,23bをR側に倒
し、更にスイツチ23aを投入する。これにより
印字部の機能は回復する。これらの場合におい
て、電源回路24a,24bの入力使用は相違す
るが、出力仕様は同一であるため、主回路27
a,27bに対する電力の供給には何等の不都合
を生じない。
従つて、読取部及び印字部の電源には相互にバ
ツクアツプする態勢が確立し、片方の蓄電池の残
存容量がなくなつた場合においても、双方の機能
を維持することが可能である。
第12図は手駆動型複写装置の制御装置に関す
るものである。この図において、37は複写装置
の筐体、32は装置下面に装着されたローラ(装
置を原稿または用紙の面上に正立させ、且つ、走
査時の負荷を低減する)、31は原稿または用紙
より受ける押圧力に感応してON−OFFする感ス
イツチである。
以上の構成において、複写装置が原稿または用
紙の面上に正立すると、感応スイツチ31はON
となり、このスイツチ信号は複写装置制御部(図
示せず)にスタート信号として入力し、同部の動
作が開始する。読み取りまたは印字の操作が終了
し、使用者が複写装置を収納のために持ち上げれ
ば、感応スイツチ32に作用する押圧力は消滅
し、そのスイツチ信号もOFFとなり、制御部の
機能は自動的に消滅する。
第13図は、第12図の複写装置に内蔵された
制御部の構成を示し、32はローラ(この場合は
位置検知ローラとしての役割をも果たす)、33
はローラ32の回転を位置検知装置34へ伝達す
る駆動ベルト、35は論理積回路で、その出力は
制御回路35へ入力する。31は第12図で説明
した感応スイツチである。
以上の構成において、手駆動型複写装置が正し
い位置にセツトされると(第12図)、感応スイ
ツチ31はONとなる。走査が開始されると、摩
擦力によりローラ32が回転し、その回転は駆動
ベルト33により位置検知装置34に伝達され
る。位置検知装置34はローラ32が一定微少角
度の回転を示す如くに矩形波状のパルスを発生
(該パルス列は感応スイツチがONの状態の場合
に限り、制御回路に入力し、制御信号として機能
する。従つて、複写装置が原稿または用紙の面上
より撤去されたときは、感応スイツチ31は自動
的にOFFとなる。このため、不測の外力または
振動等がローラ32に作用し、位置検知回路34
から無用のパルスが出力された場合においても、
制御回路36はこれを無視する。
このように、第12図及び第13図の構成によ
れば、使用者は使用の前後において起動スイツチ
を走査する必要はなくなり、更に不測の外力等に
より装置が誤動作するおそれも解消する。
第14図及び第15図は、着脱自在に原稿送り
部を有する手駆動型複写装置に関するものを示
し、第14図は該手駆動型複写装置のうち、原稿
送り部41と読取部42を組み合わせ状態を示す
図、また第15図は両者を分離した状態を示す外
観斜視図である。これらの図において、43はハ
ンドル44により回転する原稿送りローラ、45
は原稿送りローラ43の端部においてこれに圧接
する位置検出ローラ、47は位置検知ローラ45
の回転をロータリエンコーダ46へ伝達するベル
ト、52は原稿像をイメージシセンサ54のうえ
に結像するレンズアレイである。このほか、読取
部42には原稿面を照射するLEDアレイ、メモ
リ等が含まれるが簡単のために図示を省略する。
また、位置検知ローラ45、ロータリーエンコー
ダ46の機能は第16図より第18図の場合と同
様である。48は原稿送り部41の左右両端にお
いて内側に向けて設けられた突起部、49は読取
部42の左右両端に設けられた凹部である。第1
4図に示す通り、48は49に嵌合して原稿送り
部41を読取部42に固定する役割を果たす。突
起部48を凹部49より引き出せば、第15図に
示す通り、原稿送り部41を読取部42より分離
することができる。
以上の構成において、原稿送り部41を使用す
る場合には、これを第14図に示すように読取部
42に固定し、原稿送りローラ3と読取部42の
最上端部の間に原稿(図示せず)を挿入し、ハン
ドル44を操作して原稿送りローラ43を回転さ
せ、原稿を搬送し、その内容を読み取る。この場
合、原稿の搬送は手操作により行われるため、原
稿のサイズに関する制約は、自動原稿送り方式を
採る通常の複写機に比較すれば、著しく緩和され
る。
第15図に示すように、原稿送り部41を取り
外せば、42は手駆動型読取装置として機能す
る。すなわち、読取部42の上下を反転し、位置
検知ローラ45、レンズアレイ12等を下側に向
けて原稿面上を走査する。これにより任意の原稿
の任意の部分の内容を読み取ることができる。
〔発明の効果〕 以上説明した通り、本考案の手駆動型複写装置
によると、手駆動用グリツプと一体になつてその
下端に配置された印字部と、駆動用グリツプと別
体になついる読取部を回転自在な連結機構によつ
て結合すると共に、読取部を印字部の下で印字部
と上下垂直になる第1の姿勢と、印字部の側部へ
回転移動させられる第2の操作姿勢を取るように
構成して、第1の姿勢によつて原稿内容の読み取
りを行い、第2の姿勢によつて記録体への印字を
行うようにしたため、手駆操作、特に、印字走査
を円滑に行なえるようにすることができる。
更に、読取部を連結部材に回転自在に取りつけ
る構成にすれば、収納の際に読取部の向きを任意
の方向に選ぶことができるので、従来不可欠であ
つた保護カバーを省略することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図より第3図は本考案の一実施例を示す
図。このうち、第1図は読取部使用時または収納
時の状態を、また第2図は印字部使用時の状態を
夫々示す断面図。第3図は第2図に対応する外観
斜視図。第4図より第8図は本考案の他の実施例
(読取部が回転自在のもの)を示す図。このうち、
第4図は読取部使用時の状態を、第5図は印字部
使用の状態を、また第6図は装置収納時をそれぞ
れ示す断面図。第7図及び第8図は夫々第4図及
び第5図に対応する外観斜視図。第9図は手駆動
型複写機用充電装置を示す説明図。第10図及び
第11図は電源装置を示す説明図。第12図及び
第13図はその制御装置を示す説明図。第14図
及び第15図は着脱自在に原稿搬送部を有する手
駆動型複写装置原稿読取部を示す説明図。第16
図及び第17図は従来の手駆動型複写装置の構成
を示す断面図、第18図及び第19図は第16
図、第17図の構成に保護カバーを装着した状態
を夫々示す断面図。 符号の説明、1……イメージセンサ、2a,2
b……位置検知ローラ、3……光源、4……結像
レンズ、5……サーマルヘツド、6……ロータリ
ーエンコーダ、7,7′……筐体(またはグリツ
プ)、8……連結部材、9,13……蝶番機構、
10……操作パネル、11……保護カバー、12
……接続カバー、100……読取部、101……
印字部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 原稿内容を読み取つて画像信号を発生する読
    取部と、前記読取部の画像信号に基づいて記録
    体に印字する印字部と、前記読取部および前記
    印字部を手駆動する手駆動用グリツプを備えた
    手駆動型複写装置において、 前記印字部は前記手駆動用グリツプと一体に
    なつてその下端に配置され、 前記読取部は前記手駆動用グリツプと別体に
    なつて構成されていると共に、回転自在な連結
    機構によつて前記印字部の下で前記印字部と上
    下垂直になる第1の操作姿勢と、前記印字部の
    側部へ回転移動させられる第2の操作姿勢を取
    るように構成され、 前記第1の操作姿勢によつて前記原稿内容の
    読み取りを行い、前記第2の操作姿勢によつて
    前記記録体への印字を行うことを特徴とする手
    駆動型複写装置。 (2) 前記読取部は、前記連結機構と回転自在に接
    続されて反転できるように構成され、前記第1
    の操作姿勢を取つたとき互いに前記印字部と前
    記読取部の保護カバーとなる構成の実用新案登
    録請求の範囲第1項記載の手駆動型複写装置。
JP17779086U 1986-11-19 1986-11-19 Expired - Lifetime JPH057799Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP17779086U JPH057799Y2 (ja) 1986-11-19 1986-11-19

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