JPH0577661U - 自動変速機 - Google Patents

自動変速機

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JPH0577661U
JPH0577661U JP1566992U JP1566992U JPH0577661U JP H0577661 U JPH0577661 U JP H0577661U JP 1566992 U JP1566992 U JP 1566992U JP 1566992 U JP1566992 U JP 1566992U JP H0577661 U JPH0577661 U JP H0577661U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
overdrive
switch
signal
input
shift lever
Prior art date
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Pending
Application number
JP1566992U
Other languages
English (en)
Inventor
正之 高野
Original Assignee
株式会社大井製作所
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Filing date
Publication date
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 オーバードライブから走行ポジションへの切
換え時の安全運転を確保する。 【構成】 シフトレバー1によるシフト操作時に、ニュ
ートラルの状態から駐車、後退、走行の各ポジションへ
変速可能な自動変速機において、前記シフトレバー1に
設けられ手動によるオン・オフ操作可能なオーバードラ
イブスイッチ37と、ブレーキペタル43の踏み込み時
にオンとなるブレーキスイッチ45と、少なくとも前記
オーバードライブスイッチ37からのオン信号の入力時
に、走行ポジションからオーバードライブポジションへ
切換え制御すると共にブレーキスイッチ45からのオン
信号の入力時に、オーバードライブの状態を解除すると
共に走行ポジションへ切換え制御する制御部41とを備
えていることを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車の自動変速機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車の自動変速機にあっては、シフトレバーによるシフト操作時にお いて、ニュートラルの状態から駐車、後退、走行の各ポジションが得られるよう になっており、その外に、入力軸側より出力軸側の回転速度が速くなるオーバー ドライブポジションが設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く自動変速機には、オーバードライブポジションが備わっているが 、このオーバードライブポジションは、シフトレバーの操作部に設けられた押釦 タイプのオーバードライブスイッチをオン操作することで走行ポジションからオ ーバードライプポジションへの切換え制御が可能となる。
【0004】 また、オーバードライブポジションから走行ポジションへ戻すには、オーバー ドライブスイッチをオフ操作することでオーバードライブの状態が解除され元の 走行ボジションへ復帰するようになる。このオーバードライブの解除操作は、一 般に、高速走行の条件下のもとにおいて手動にて行なわれるもので、ハンドルか ら片手が離れることと併せて前方からも目が離れるようになり安全運転の面から 望ましくなかったものである。
【0005】 そこで、この考案は、オーバードライブの解除操作時に、両手によるハンドル 操作を確保すると共に前方から目を離さなくて済むようにした自動変速機を提供 することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するために、この考案は、シフトレバーによるシフト操作時に 、ニュートラルの状態から駐車、後退、走行の各ポジションへ変速可能な自動変 速機において、前記シフトレバーに設けられ手動によるオン・オフ操作可能なオ ーバードライブスイッチと、ブレーキペタルの踏み込み時にオンとなるブレーキ スイッチと、少なくとも前記オーバードライブスイッチからのオン信号の入力時 に、走行ポジションからオーバードライブポジションへ切換え制御すると共にブ レーキスイッチからのオン信号の入力時に、オーバードライブの状態を解除する と共に走行ポジションへ切換え制御する制御部とを備えている。
【0007】
【作用】
かかる自動変速機によれば、オーバードライブによる高速走行時において、例 えば、長い下り坂にかかり、エンジンブレーキが欲しい時にはブレーキペタルを 踏み込むと、ブレーキスイッチはオンとなる。と同時に車は減速するからブレー キペタルから足を離す。一方、ブレーキスイッチからのオン信号が制御部に入力 され、制御部からトランスミッションへ指令信号が出力される。これにより、オ ーバードライブの状態が解除され走行ポジションへ切換え制御されるようになる 。この一連の動作において、ドライバーは、ハンドルから手を離す必要はなく、 また、前方から目を離さなくても済むようになる。
【0008】
【実施例】
以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。図2において1はシフトレバーを示しており、シフトレバー1の上端部には 操作部3が設けられている。また、下端側となるメインシャフト5はベースプレ ート7に両端支持されたレバー軸9により回転自在に装着支持されている。これ により、シフトレバー1はレバー軸5を支点として前後(図4左右方向)方向へ のシフトが可能となる。
【0009】 レバー軸9に装着されたメインシャフト5にはベースプレート7の開口から下 方へ延長された駆動アーム11が固着され、駆動アーム11は図4に示すように ロッド13を介してトランスミッション15の作動レバー17と連動連結してい る。
【0010】 作動レバー17は、シフトレバー1と動きが連動していてシフトレバー1の駐 車P、後退R,ニュートラルN、走行D、3速3、2速2の各ポジションに対応 して動きトランスミッション15を各ポジションに切換え制御するようになって いる。
【0011】 なお、走行Dは発進時から一般走行までカバーするDレンジと呼ばれるもので 車速に対応して自動的にシフトアップしていき速度に対応した変速比が得られる ようになっている。
【0012】 また、シフトレバー1には、外方に突出するピン状の係合体19が設けられ、 係合体19は、前記操作部3に設けられた押圧釦21と作動ロッド23を介して 連結している。
【0013】 係合体19は、シフトレバー1の内部空間に組込まれた上下動可能なロッド保 持部材25に貫通支持され、両端はシフトレバー1の周壁面に形成された上下方 向の長孔27を介して外部へ突出し、一端はポジションプレート29の位置決め 溝31内に臨んでいる。
【0014】 ロッド保持部材25は底部に設けられた付勢ばね33により上方へ向けて付勢 されると共に、上端部には前記作動ロッド23の下端が結合されている。なお、 作動ロッド23はシフトレバー1の内部空間に沿って上方へ延長され延長端は、 前記押圧釦21とテーパーカム面35を介して連動連結している。したがって、 押圧釦21を指で押圧(図3矢印)することで作動ロッド33に下向きの動きが 得られるようになっている。
【0015】 一方、シフトレバー1の操作部3にはオン・オフ可能なオーバードライブスイ ッチ37が設けられている。
【0016】 オーバードライブスイッチ37は、押釦タイプとなっていて、押し込まれるこ とでオンの状態となる。また、突出することでオフの状態が得られるようになり 、オン状態の時、スイッチ端子39は「接」となり、制御部41にオン信号が入 力されるようになる。
【0017】 制御部41は、入力側に与えられる情報、入力信号に基づいて前記トランスミ ッション15を、走行ポジションDからオーバードライブポジションODへ、ま た、オーバードライブポジションODから走行ポジションDへ切換え制御するよ う機能する。
【0018】 即ち、制御部41の入力側には、前記したオーバードライブスイッチ37から のオン・オフ信号の外に、ブレーキペタル43を踏み込んだ時にオンとなるブレ ーキスイッチ45からのオン信号と、「1」「1」の信号が与えられた条件の時 のみ「1」の信号を出力するAND回路47からの「1」「0」の信号とがそれ ぞれ入力される。
【0019】 制御部41の出力側にはトランスミッション15側のアクチュエータ(図示し ていない)と電気的に接続され、オーバードライブスイッチ37からのオン信号 が入力されることで、走行ポジションDにあるトランスミッションをオーバード ライブポジションODに切換えるよう指令信号を出力する。また、ブレーキスイ ッチ45からのオン信号が入力されることで、オーバードライブの状態を解除し 走行ポジションDへ切換えるよう指令信号を出力する。さらに、AND回路47 から「1」の入力信号が入力されることで、走行ポジションDにあるトランスミ ッション15をオーバードライブポジションODへ戻す指令信号を出力する。
【0020】 一方、AND回路47には、スピードメータスイッチ49からの信号と、アク セルペタル51のアクセル開度スイッチ53からの信号がそれぞれ入力される。
【0021】 スピードメータスイッチ49にあっては、例えば速度が80Km/h以上の時 のみスイッチがオンとなり「1」の信号が、それ以下の速度の時にはオフとなり 「0」の信号がそれぞれ出力される。アクセル開度スイッチ53にあっては、ア クセルペタル51が軽く踏まれた高速巡航時にのみオンとなり「1」の信号が、 アクセルペタル51が大きく踏み込まれ加速状態にある時はオフとなり「0」の 信号がそれぞれ出力される。
【0022】 このように構成された自動変速機において、シフトレバー1によるシフト操作 において、ニュートラルポジションNから駐車P、後退R、走行Dの各ポジショ ンが得られる。
【0023】 この走行ポジション時において、オーバードライブスイッチ37をオンとする ことでオン信号が制御部41に入力される。これにより、制御部41からトラン スミッション15へ指令信号が出力され、走行ポジションDの状態からオーバー ドライブポジションODに電気的に切換え制御される。
【0024】 このオーバードライブによる高速走行時において、例えば、長い下り坂にかか り、ブレーキペタル43を踏み込むと、ブレーキスイッチ45のオン信号が制御 部41に入力される。と同時に、車は減速するからブレーキペタル43から足を 離す。一方、制御部41からは、指令信号が出力されオーバードライブの状態が 解除され走行ポジションDへと切換え制御される。
【0025】 この場合、高速走行時のオーバードライブ解除操作時においてハンドルからは 手を離す必要はなく、また、前方から目を離さないで済むようになり運転に専念 できる。
【0026】 一方、減速された状態からアクセルペタル51を踏み込むとアクセル開度スイ ッチ53からは「0」の信号が出力されAND回路47に入力される。この結果 制御部41には「0」「0」の信号が入力されるため加速状態の走行ポジション Dのままとなる。
【0027】 以下、加速され続け、速度が80Km/hに到達し、アクセルペタル51が軽 く踏み込まれた高速巡航速度に入ると、「1」「1」の信号により、AND回路 47からは「1」の信号が出力され、制御部41には「1」の信号が入力される 。これにより、制御部41からトランスミッション15へ指令信号が出力され走 行ポジションDからオーバードライブポジションODへ切換え制御される。一方 、シフトダウン時には、同時にブレーキを踏むのでブレーキライトが点燈し後続 車へ減速の合図がなされ、安全性が向上する。
【0028】
【考案の効果】
以上、説明したように、この考案の自動変速機によれば、高速走行時において 、オーバードライブの解除操作を、ブレーキペタルの踏み込みによって行なうこ とができるためハンドルから手を離す必要はなく、また、前方から目を離さなく ても済むようになり、安全運転の面で大変好ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案にかかる自動変速機全体の概要説明図
【図2】シフトレバーの一部切断正面図
【図3】操作部のの切断面図
【図4】シフトレバーとトランスミッションとの関係を
示した説明図
【符号の説明】
1 シフトレバー 37 オーバードライブスイッチ 41 制御部 43 ブレーキペタル 45 ブレーキスイッチ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シフトレバーによるシフト操作時に、ニ
    ュートラルの状態から駐車、後退、走行の各ポジション
    へ変速可能な自動変速機において、前記シフトレバーに
    設けられ手動によるオン・オフ操作可能なオーバードラ
    イブスイッチと、ブレーキペタルの踏み込み時にオンと
    なるブレーキスイッチと、少なくとも前記オーバードラ
    イブスイッチからのオン信号の入力時に、走行ポジショ
    ンからオーバードライブポジションへ切換え制御すると
    共にブレーキスイッチからのオン信号の入力時に、オー
    バードライブの状態を解除すると共に走行ポジションへ
    切換え制御する制御部とを備えていることを特徴とする
    自動変速機。
JP1566992U 1992-03-25 1992-03-25 自動変速機 Pending JPH0577661U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1566992U JPH0577661U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 自動変速機

Applications Claiming Priority (1)

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JP1566992U JPH0577661U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 自動変速機

Publications (1)

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JPH0577661U true JPH0577661U (ja) 1993-10-22

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JP1566992U Pending JPH0577661U (ja) 1992-03-25 1992-03-25 自動変速機

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