JPH0575953A - テレビジヨン受像機 - Google Patents

テレビジヨン受像機

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Publication number
JPH0575953A
JPH0575953A JP23155191A JP23155191A JPH0575953A JP H0575953 A JPH0575953 A JP H0575953A JP 23155191 A JP23155191 A JP 23155191A JP 23155191 A JP23155191 A JP 23155191A JP H0575953 A JPH0575953 A JP H0575953A
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JP
Japan
Prior art keywords
circuit
ray tube
cathode
screen
current
Prior art date
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Pending
Application number
JP23155191A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
孝一 山口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPH0575953A publication Critical patent/JPH0575953A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】画面のサイズの切換えに対応してブラウン管の
アノード電流のリミット電流を切換える。 【構成】モード切換制御回路22は、ユーザがテレビジ
ョン受像機のキー入力手段の操作により9:16の画面
モードを選択した際に、スイッチ21をオンし、9:1
2の画面モードを選択した際に、スイッチ21をオフす
るようになっている。これにより、直流電源+B2 とA
BL回路4の間の抵抗値は、9:16の画面モードを選
択した際にR12、9:12の画面モードを選択した際に
R13+R12となり、ABL回路4の入力端子に加わる電
圧が同じ場合には、ブラウン管に流れるアノード電流
は、9:16の画面モードの方が大きくなる。これによ
り、ABL回路4がブラウン管のカソードに加わるドラ
イブ電圧を減衰させたときの、ブラウン管のアノードに
流れるのアノード電流のリミット電流が切換わる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一つのブラウン管でサ
イズの異なる画面を切換えて映し出すことができるテレ
ビジョン受像機に係り、特に、画面のサイズが切換わっ
ても、ブラウン管のアノード電流に対して適切にリミッ
トを行うことができるテレビジョン受像機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、テレビジョン受像機には、ブラ
ウン管が明るい画像を映出する際に、ブラウン管のアノ
ード電流がブラウン管の強度の限界を超えてを流れない
ようにするために、アノード電流の制限を行う自動輝度
制限(以下ABLと呼ぶ)回路を設けている。
【0003】図2はこのようなABL回路を設けたテレ
ビジョン受像機の電源回路を示す回路図である。
【0004】図2において、1はフライバックトランス
であり、フライバックトランス1の、一次側のコイルL
1 は、一端に直流電源+B1 が接続され、他端に、固定
周波数出力回路2からのフライバックパルスが供給され
る。
【0005】フライバックトランス1の二次側のコイル
L2 の一端は、コンデンサC1 を介して基準電位点に接
続されるとともに、抵抗R1 ,R2 ,R3 の直列接続か
ら成る抵抗回路を介して直流電源+B2 に接続されてい
る。二次側のコイルL2 の他端は、ダイオードD1 のア
ノードに接続さている。ダイオードD1 のカソードは出
力端子3に接続されている。これらフライバックトラン
ス1、ダイオードD1等はブラウン管のアノードに高電
圧を供給するための高電圧回路を成し、この出力端子3
はブラウン管のアノードに接続されている。ダイオード
D1 と、ブラウン管のアノードに生じる浮遊容量(図示
していないブラウン管のアノードとアース間に生じる容
量)とは、整流回路を構成しており、この整流回路によ
って、フライバックトランス1のコイルL2 に発生する
パルス電圧を整流してブラウン管のアノードに高圧(ア
ノード電圧)を加えることにより、ブラウン管のアノー
ドにアノード電流iH が流れる。
【0006】次に、ABL系統について説明する。上記
抵抗R1 ,R2の接続点は、ABL回路4の入力端子に
接続されるとともに、ダイオードD2 のアノード及びダ
イオードD3 のカソードに接続されている。ダイオード
D2 のカソード及びダイオードD3 のアノードは、それ
ぞれ直流電源+B3 及び基準電位点に接続されている。
ABL回路4は、抵抗R2 ,R1 の接続点の電圧を検出
することにより、ブラウン管に流れるアノード電流iH
を検出しており、抵抗R2 ,R1 の接続点の電圧が所定
値(この場合V1 とする)以下となった場合に、図示し
ない輝度調整回路を制御して、ブラウン管に流れるアノ
ード電流をABL電流に戻すようにしている。
【0007】このような従来のテレビジョン受像機にお
いて、電源回路からブラウン管のアノードにアノード電
流が与えられる際に、フライバックトランス1のコイル
L2の一端には、通常直流電源+B2 からの電流が、抵
抗R3 ,R2 ,R1 の直列接続を介して流れ込むが、抵
抗R2 ,R1 の接続点の電圧がV1 以下、即ち、ブラウ
ン管のアノード電流がABL電流を越えた際に、アノー
ド電流が所定値に戻るように、ABL回路4は、輝度調
整回路を制御し輝度信号を減衰させて、ブラウン管のカ
ソードに加わるドライブ電圧を上昇させて、アノード電
流をABL電流に調整する。
【0008】ここで、近年、テレビジョン放送において
は、画質の向上を図るために、ハイビジョン方式(高品
位テレビジョン方式)が開発されている。ハイビジョン
方式は、大別して、走査線数,フィールド周波数は変更
せず、例えば水平ブランキング期間にも信号を伝送して
縦横比をワイド化するもの(EDTV)と、走査線数,
フィールド周波数及び縦横比等を変更するもの(HDT
V)に分けることができる。
【0009】このような縦横比の異なるテレビジョン放
送を受信するテレビジョン受像機では、通常の放送も受
信でき、画面モード切換えにより、同一のブラウン管で
異なる縦横比の画面を映し出すことができるようなって
いる。
【0010】図3はこのようなテレビジョン受像機のブ
ラウン管で映しだされる画面を説明する説明図である。
【0011】図3において、ハイビジョン方式の画面1
1は、画面の縦横比が9:16に設定され、現行のテレ
ビジョン方式の画面12は、画面の縦横比が9:12=
3:4に設定されている。ハイビジョン方式の画面11
は、現行のテレビジョン方式の画面12に対して、縦方
向のサイズが同一で、横方向がワイドになっており、ブ
ラウン管の蛍光面の広い面積を占有している。
【0012】ところで、ハイビジョン方式のテレビジョ
ン受像機においても、一般的に、図2に示したABL回
路を設けた電源回路が用いられているが、画面モード切
換えにより、縦横比が9:16の画面の画面モード(以
下9:16の画面モードと呼ぶ)と縦横比が9:12の
画面の画面モード(以下9:12の画面モードと呼ぶ)
とを切換えた場合に、アノード電流は、ABL電流に到
達するまでは画面の面積に比例するので、9:16の画
面モードと9:12の画面モードとのアノード電流の比
は4:3となる。ところが、9:16の画面モードと
9:12の画面モードとでは、ABL回路4の特性は一
定ある。即ち、ABL回路4は、画面モードが切換わっ
たとしても、入力端子に加えられる電圧が両画面モード
で同じ値V1 以下になった場合に、輝度調整回路を制御
し輝度信号を減衰させて、ブラウン管に流れるアノード
電流を同じABL電流に戻すようにしている。これによ
って、明るい画像をブラウン管に映し出す際に、9:1
6の画面モードでは9:12の画面モードよりも画面が
暗い状態でABLがかけられてしまい、結果的に9:1
6の画面の浮沈み特性を低下させていた。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この様な従来のテレビ
ジョン受像機では、画面のサイズを切換えたとしても、
ブラウン管のアノード電流のリミット電流は同じであ
る。このため、明るい画像をブラウン管に映し出す際
に、サイズの大きい画面はサイズの小さい画面よりも画
面が暗い状態でリミットがかけられてしまい、サイズの
大きい画面の浮沈み特性を低下させていた。
【0014】そこで本発明は、画面のサイズの切換えに
対応してブラウン管のアノードに流れるアノード電流の
リミット電流を切換えることができるテレビジョン受像
機の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明によるテレビジョ
ン受像機は、画面モードの切換えによってブラウン管に
映る画面のサイズを切換え可能なテレビジョン受像機で
あって、前記ブラウン管に高電圧を供給するための高電
圧回路と、前記高電圧回路に対して少なくとも第1、第
2の直列接続された抵抗を含む抵抗回路を介して動作電
流を供給するための直流電源と、前記ブラウン管のアノ
ード電流の変化を前記抵抗回路の電圧降下にて検出し、
前記アノード電流が予め定められた値を越えたときに動
作し、輝度レベルを制限する輝度制限回路と、前記抵抗
回路における第1の抵抗に並列接続され、前記画面モー
ドの切換えに対応してオン、オフするスイッチとを具備
したことを特徴とする。
【0016】
【作用】このような構成によれば、スイッチが画面モー
ドの切換えに対応してオン,オフ切換えされると、抵抗
回路の抵抗が切換えられ、前記抵抗回路のアノード電流
に対する電圧降下の割合が変化するので、画面モードの
切換えに対応してブラウン管のアノードに流れるアノー
ド電流のリミット電流を切換えることができる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して説明する。
【0018】図1は本発明に係るテレビジョン受像機の
一実施例を示す電源回路の回路図であり、図2の従来例
と同様の構成要素には同一の符号を付して説明を省略し
ている。
【0019】図1において、本実施例で異なるのは、抵
抗R2 と抵抗R3 の代わりに、抵抗値が以下に説明する
適切な値に設定された抵抗R12と抵抗R13を設け、抵抗
R13に対してスイッチ21を並列接続し、このスイッチ
21をモード切換制御回路22で制御するようにしたこ
とである。
【0020】更に詳しく説明すると、モード切換制御回
路22は、ユーザがテレビジョン受像機のキー入力手段
の操作により9:16の画面モードを選択した際に、ス
イッチ21をオンし、9:12の画面モードを選択した
際に、スイッチ21をオフするようになっている。これ
により、抵抗R12の抵抗値をR12、抵抗R13の抵抗値を
R13とすると、直流電源+B2 とABL回路4の間の抵
抗値は、9:16の画面モードを選択した際にR12、
9:12の画面モードを選択した際にR12+R13とな
る。これにより、両方の画面モードでブラウン管に流れ
るアノード電流が同じ場合には、ABL回路4の入力端
子に加わる電圧は、9:16の画面モードの方が高くな
り、ABL回路4の入力端子に加わる電圧が同じ場合に
は、ブラウン管に流れるアノード電流は、9:16の画
面モードの方が大きくなる。
【0021】また、本実施例では、抵抗R12,R13の抵
抗値R12,R13を適切に設定することにより、9:16
の画面モードのABL電流iH2と、9:12の画面モー
ドのABL電流iH1との間で、次の式に示す関係が成り
立つようにしている。
【0022】
【数1】
【0023】このような実施例の動作を以下に説明す
る。
【0024】9:12の画面モードを選択した場合、ス
イッチ21はオフされ、直流電源+B2 とABL回路4
の間の抵抗値は、R13+R12となる。このため、図2の
従来例と同様に、フライバックトランス1のコイルL2
の他端には、通常直流電源+B2 からの電流が、抵抗R
13,R12,R1 の直列接続を介して流れ込む。この場合
に、抵抗R12,R1 の接続点の電圧がV1 以下となる
と、ブラウン管のアノード電流がABL電流iH1以上と
なるので、ABL回路4は、ブラウン管のアノード電流
がABL電流iH1に戻るように、図示しない輝度調整回
路を制御し輝度信号を減衰させて、ブラウン管のカソー
ドに加わるドライブ電圧を上昇させて、アノード電流を
ABL電流iH1となるように調整する。
【0025】9:16の画面モードを選択した場合、ス
イッチ21はオンされ、直流電源+B2 とABL回路4
の間の抵抗値は、R12となる。このため、フライバック
トランス1のコイルL2 の他端には、通常直流電源+B
2 からの電流が、抵抗R12,R1 の直列接続を介して流
れ込む。この場合に、ABL回路4は、抵抗R1 ,R12
の接続点の電圧がV1 以下になると、ブラウン管のアノ
ード電流がABL電流iH2(ABL電流iH1の4/3
倍)以上となるので、輝度信号を上昇させて、ブラウン
管のカソードに加わるドライブ電圧を減衰させて、アノ
ード電流をABL電流iH2となるように調整する。
【0026】このような実施例によれば、9:16の画
面モードのABL電流iH2が、9:12の画面モードの
ABL電流iH1の4/3倍となるので、ABL電流を画
面の面積に比例させることができ、ABLがかけられた
時の画面の明るさが、9:16の画面モードと、9:1
2の画面モードで同じにすることができる。これによ
り、9:16の画面モードにおける画面の浮き沈み特性
が向上する。
【0027】尚、上記実施例においては、本発明をAB
L回路に適用したが、抵抗R12,R1 の接続点をオート
マチックカラーリミッタ(以下ACLと呼ぶ)の入力端
子に接続することにより、ACL回路にも適用できる。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
面のサイズの切換えに対応してブラウン管のアノード電
流のリミット電流を切換えることができるので、画面の
サイズの切換えられた場合にも、リミットがかけられた
時の画面の明るさを一定に保つことができ、サイズの大
きい画面の浮き沈み特性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテレビジョン受像機の一実施例を
示す電源回路の回路図。
【図2】従来のテレビジョン受像機の電源回路を示す回
路図。
【図3】図2のテレビジョン受像機の画面を示す説明
図。
【符号の説明】
1 フライバックトランス 4 ABL回路 21 スイッチ 22 モード切換制御回路 +B2 直流電源 L1 ,L2 コイル R1 ,R12,R13 抵抗

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面モードの切換えによってブラウン管
    に映る画面のサイズを切換え可能なテレビジョン受像機
    であって、 前記ブラウン管に高電圧を供給するための高電圧回路
    と、 前記高電圧回路に対して少なくとも第1、第2の直列接
    続された抵抗を含む抵抗回路を介して動作電流を供給す
    るための直流電源と、 前記ブラウン管のアノード電流の変化を前記抵抗回路の
    電圧降下にて検出し、前記アノード電流が予め定められ
    た値を越えたときに動作し、輝度レベルを制限する輝度
    制限回路と、 前記抵抗回路における第1の抵抗に並列接続され、前記
    画面モードの切換えに対応してオン、オフするスイッチ
    とを具備したことを特徴とするテレビジョン受像機。
JP23155191A 1991-09-11 1991-09-11 テレビジヨン受像機 Pending JPH0575953A (ja)

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