JPH0575862B2 - - Google Patents
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- JPH0575862B2 JPH0575862B2 JP4023484A JP4023484A JPH0575862B2 JP H0575862 B2 JPH0575862 B2 JP H0575862B2 JP 4023484 A JP4023484 A JP 4023484A JP 4023484 A JP4023484 A JP 4023484A JP H0575862 B2 JPH0575862 B2 JP H0575862B2
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- building
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
- Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は建物の外周壁構造に関する。
第1図は従来のプレハブ住宅等の外周壁構造を
示し、1が外壁パネル、2が軸組、3が内壁パネ
ル、4が内装下地材である。内壁パネル3は木枠
5の内部に発泡樹脂断熱材6を装填したもので、
該内壁パネル3と外壁パネル1は係止具7等を用
いて軸組2に固定せられている。このような建物
の外壁壁構造において、電気やテレビのコード8
等を壁体内に配設するとき、内壁パネル3の発泡
樹脂断熱材6を部分的に破り取らなくてはならな
い。図中9が発泡樹脂断熱材を破り取つた空部で
ある。
示し、1が外壁パネル、2が軸組、3が内壁パネ
ル、4が内装下地材である。内壁パネル3は木枠
5の内部に発泡樹脂断熱材6を装填したもので、
該内壁パネル3と外壁パネル1は係止具7等を用
いて軸組2に固定せられている。このような建物
の外壁壁構造において、電気やテレビのコード8
等を壁体内に配設するとき、内壁パネル3の発泡
樹脂断熱材6を部分的に破り取らなくてはならな
い。図中9が発泡樹脂断熱材を破り取つた空部で
ある。
断熱材6が破られるとそれによつてできた空部
で断熱性能が低下するという問題が生じる。ま
た、コンセントボツクス10も内装下地材4およ
び断熱材6を破つて設けなくてはならない問題が
ある。
で断熱性能が低下するという問題が生じる。ま
た、コンセントボツクス10も内装下地材4およ
び断熱材6を破つて設けなくてはならない問題が
ある。
このように壁体の断熱材に空部が生じると、火
災等の際にも重大な問題が生じる。炎がこの空部
を通じて外壁パネル1と内壁パネル3の間に設け
てある隙間11の内に入り、この隙間を伝つて燃
え広がる虞れがあつた。この問題は各内壁パネル
3の継目部分が大きいことからも生じていた。
災等の際にも重大な問題が生じる。炎がこの空部
を通じて外壁パネル1と内壁パネル3の間に設け
てある隙間11の内に入り、この隙間を伝つて燃
え広がる虞れがあつた。この問題は各内壁パネル
3の継目部分が大きいことからも生じていた。
本発明はかかる問題点に鑑み、建物用軸組の室
内側に装着した断熱材を部分的に破り取つたりし
なくても壁体内に電気やテレビ等の配線を行うこ
とができ、しかも防火性の高い建物の外周壁構造
を提供することを目的とする。
内側に装着した断熱材を部分的に破り取つたりし
なくても壁体内に電気やテレビ等の配線を行うこ
とができ、しかも防火性の高い建物の外周壁構造
を提供することを目的とする。
以下本発明の構成を図面に示す実施例に基いて
説明する。
説明する。
第2図ないし第3図が本発明に係る建物の外周
壁構造を示し、建物用軸組20を挟んで、室外側
に外壁パネル21が装着され、室内側に硬質の無
機断熱板22が装着されている。建物用軸組20
はリツプ溝形鋼を枠組み形成したものであつても
よい。外壁パネル21は、発泡樹脂断熱材を2枚
のハードボードでサンドイツチ状に挟持して形成
したもののほか、軽量発泡コンクリート製のもの
であつてもよく、その形体は限定しない。硬質の
無機断熱板22としては、例えばパーライト等を
主成分とする軽量発泡コンクリート板等を用い
る。
壁構造を示し、建物用軸組20を挟んで、室外側
に外壁パネル21が装着され、室内側に硬質の無
機断熱板22が装着されている。建物用軸組20
はリツプ溝形鋼を枠組み形成したものであつても
よい。外壁パネル21は、発泡樹脂断熱材を2枚
のハードボードでサンドイツチ状に挟持して形成
したもののほか、軽量発泡コンクリート製のもの
であつてもよく、その形体は限定しない。硬質の
無機断熱板22としては、例えばパーライト等を
主成分とする軽量発泡コンクリート板等を用い
る。
硬質の無機断熱板22の室内側にはフイルムあ
るいはシート状の防湿材23が張着され、該防湿
材23の室内側に適当間隔で棧材24…が配さ
れ、かつ、該棧材24…の室内側に石膏ボード等
の内装下地材25が装着されている。防湿材23
としては、例えばいわゆる銀紙やアルミ箔等が用
いられる。棧材24は溝形鋼のほか、木材であつ
てもよい。なお、内装下地材25の室内側には内
装仕上げ材(図示せず)が張着される。
るいはシート状の防湿材23が張着され、該防湿
材23の室内側に適当間隔で棧材24…が配さ
れ、かつ、該棧材24…の室内側に石膏ボード等
の内装下地材25が装着されている。防湿材23
としては、例えばいわゆる銀紙やアルミ箔等が用
いられる。棧材24は溝形鋼のほか、木材であつ
てもよい。なお、内装下地材25の室内側には内
装仕上げ材(図示せず)が張着される。
図中、26は防湿材23と内装下地材25の間
に形成された内側空間で、27は硬質の無機断熱
板22と外壁パネル21との間に形成さた外側空
間である。また、28がコンセントボツクス、2
9が電気コードである。
に形成された内側空間で、27は硬質の無機断熱
板22と外壁パネル21との間に形成さた外側空
間である。また、28がコンセントボツクス、2
9が電気コードである。
なお、建物用軸組20に対する外壁パネル21
および硬質の無機断熱板22、あるいは棧材24
…に対する内装下地材25の装着は適宜の取付固
定手段によつて行われるが、防湿材23の室内側
に適当間隔で配設した棧材24…はC形鋼で形成
されたランナー30の中に嵌入固定している(第
3図参照)。該ランナー30は棧材24…の上下
を嵌入固定することができるように設けられてい
る。従つて、棧材24…はランナー30によつて
適宜の位置に配設することができるから、第2図
で示すように、内装下地材25の継目部分31,
31に棧材24を配して該継目31,31が完全
にシールできるようにすることがある。また、硬
質の無機断熱板22の継目32に対しても棧材2
4が当たるように配し、この継目32を完全にシ
ールすることもできる。
および硬質の無機断熱板22、あるいは棧材24
…に対する内装下地材25の装着は適宜の取付固
定手段によつて行われるが、防湿材23の室内側
に適当間隔で配設した棧材24…はC形鋼で形成
されたランナー30の中に嵌入固定している(第
3図参照)。該ランナー30は棧材24…の上下
を嵌入固定することができるように設けられてい
る。従つて、棧材24…はランナー30によつて
適宜の位置に配設することができるから、第2図
で示すように、内装下地材25の継目部分31,
31に棧材24を配して該継目31,31が完全
にシールできるようにすることがある。また、硬
質の無機断熱板22の継目32に対しても棧材2
4が当たるように配し、この継目32を完全にシ
ールすることもできる。
33はコンクリート基礎、34は根太、35は
床材である。
床材である。
なお、寒冷地等において内側空間26に現場に
てロツクウールやグラスウール等を充填して断熱
補強することができる。
てロツクウールやグラスウール等を充填して断熱
補強することができる。
このように構成された本発明建物の外周壁構造
は次のような効果がある。
は次のような効果がある。
電気やテレビのコード等を内側空間に配するこ
とができるから、断熱板を破ることはない。従つ
て、このような配線工事によつて建物の断熱効果
を低下させるようなことはない。また、あらかじ
め空間を形成されているから、配線工事が簡単で
ある。この内側空間にはコード類のほか、ガス管
や水道管等も簡単に配管できることはいうまでも
ない。断熱板が破られることがなく、また、硬質
の無機断熱板の継目が完全に閉じられる構成であ
るから、防火性が高い。つまり、この断熱板で完
全にフアイヤーストツプをさせることができる。
防湿材で外側空間内で結露が生じたりすることを
防止することができ、建物の耐久性を向上させ
る。
とができるから、断熱板を破ることはない。従つ
て、このような配線工事によつて建物の断熱効果
を低下させるようなことはない。また、あらかじ
め空間を形成されているから、配線工事が簡単で
ある。この内側空間にはコード類のほか、ガス管
や水道管等も簡単に配管できることはいうまでも
ない。断熱板が破られることがなく、また、硬質
の無機断熱板の継目が完全に閉じられる構成であ
るから、防火性が高い。つまり、この断熱板で完
全にフアイヤーストツプをさせることができる。
防湿材で外側空間内で結露が生じたりすることを
防止することができ、建物の耐久性を向上させ
る。
第1図が従来の建物の外周壁構造を示し、第2
図ないし第3図が本発明建物の外周壁構造の実施
例を示すもので、第1図は横断面図、第2図は横
断面図、第3図は部分斜視図である。 20……建物用軸組、21……外壁パネル、2
2……硬質の無機断熱板、23……防湿材、24
……棧材、25……内装下地材。
図ないし第3図が本発明建物の外周壁構造の実施
例を示すもので、第1図は横断面図、第2図は横
断面図、第3図は部分斜視図である。 20……建物用軸組、21……外壁パネル、2
2……硬質の無機断熱板、23……防湿材、24
……棧材、25……内装下地材。
Claims (1)
- 1 室外側に外壁パネルが装着された建物用軸組
の室内側に硬質の無機断熱板が装着され、該無機
断熱板の室内側にフイルムあるいはシート状の防
湿材が張着され、該防湿材の室内側に適当間隔で
棧材が配され、該棧材の室内側に石膏ボード等の
内装下地材が装着されたことを特徴とする建物の
外周壁構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023484A JPS60184147A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 建物の外周壁構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4023484A JPS60184147A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 建物の外周壁構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60184147A JPS60184147A (ja) | 1985-09-19 |
JPH0575862B2 true JPH0575862B2 (ja) | 1993-10-21 |
Family
ID=12575029
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4023484A Granted JPS60184147A (ja) | 1984-03-01 | 1984-03-01 | 建物の外周壁構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60184147A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006249769A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Dan House Kk | 住宅の断熱・防湿・熱反射構造 |
JP2007182719A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Toyota Motor Corp | 建物の空間区画構造 |
JP2017002636A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | トヨタホーム株式会社 | 外壁部断熱構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006138145A (ja) * | 2004-11-12 | 2006-06-01 | Sekisui Chem Co Ltd | 耐火外壁およびこれを使用した建物 |
-
1984
- 1984-03-01 JP JP4023484A patent/JPS60184147A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006249769A (ja) * | 2005-03-10 | 2006-09-21 | Dan House Kk | 住宅の断熱・防湿・熱反射構造 |
JP2007182719A (ja) * | 2006-01-10 | 2007-07-19 | Toyota Motor Corp | 建物の空間区画構造 |
JP2017002636A (ja) * | 2015-06-12 | 2017-01-05 | トヨタホーム株式会社 | 外壁部断熱構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60184147A (ja) | 1985-09-19 |
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