JPH057523U - 吸気スタツクダクト - Google Patents

吸気スタツクダクト

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JPH057523U
JPH057523U JP5506091U JP5506091U JPH057523U JP H057523 U JPH057523 U JP H057523U JP 5506091 U JP5506091 U JP 5506091U JP 5506091 U JP5506091 U JP 5506091U JP H057523 U JPH057523 U JP H057523U
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JP
Japan
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stack duct
intake
duct
intake stack
reinforcing member
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JP5506091U
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一浩 幡中
俊彦 根本
康方 千田
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Hino Motors Ltd
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Hino Motors Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エンジンの吸気抵抗の増加を抑えることがで
きると共に、安価に製造することができる、剛性の高い
吸気スタックダクトを提供することにある。 【構成】 燃焼用空気をエンジンに導入するための吸気
スタックダクト3であって、この吸気スタックダクト3
に内接し、かつリベット9等で吸気スタックダクト3に
固定された補強部材8を有することを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トラック等の車両のエンジンに燃焼用空気を導入するための吸気ス タックダクトに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トラックのディーゼルエンジンに燃焼用空気を導入するための吸気スタックダ クトは、トラックキャビンの背面に沿って縦方向に設置され、その吸気口をスタ ックダクト上部の側面に設けることにより、雨水や砂塵等がスタックダクト内に 吸い込まれることを防止している。吸気スタックダクトは、通常、ポリプロピレ ン樹脂材等の合成樹脂で中空の筒状に形成され、その断面形状は方形、三角形、 円形等、種々の形状をなしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
エンジンが吸気工程にあるとき吸気スタックダクトの内部は負圧になる。した がって、吸気スタックダクトの肉厚が小さいとその剛性が不足してダクトが内側 にへこむことになる。エンジンの吸気工程は一定の周期で繰り返されるから、剛 性不足のスタックダクトはエンジンの回転に伴って振動を生じ、この振動がトラ ックキャビンの背面からトラックキャビン内部に侵入して室内騒音になる。
【0004】 近年、トラック等の運搬用車両においても、乗り心地の向上やキャビン内の騒 音の低減等の要求が高まっている。そこで、吸気スタックダクトの振動に伴う騒 音を低減するため、スタックダクトの肉厚を増加させたり、吸気通路の断面積を 減少させたりして、その剛性の向上を図っている。しかし、吸気スタックダクト の肉厚を増加させたり、あるいはその吸気通路の断面積を減少させると、エンジ ンの吸気抵抗が増加するという欠点がある。また、吸気スタックダクトの肉厚の 増大は製造コストの増大をも生じる。
【0005】 そこで、本考案の目的は、エンジンの吸気抵抗の増加を抑えることができると 共に、安価に製造することができる、剛性の高い吸気スタックダクトを提供する ことにある。
【0006】
【課題を達成するための手段】
上述の目的を達成するため、本考案の吸気スタックダクトは、吸気スタックダ クトに内接し、かつ吸気スタックダクトに固定された補強部材を有することを特 徴とする。
【0007】 このような補強部材は、薄い金属板等で構成されるから、吸気スタックダクト の吸気抵抗を増加させることはない。また、この補強部材は吸気スタックダクト の全体に取り付ける必要はなく、剛性の足りない箇所にのみ設置すれば十分であ るから、製造コストの増大も抑えることができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
【0009】 図1にはトラック1のキャビン2が示されており、吸気スタックダクト3はキ ャビン2の背面2aに沿って縦方向に設置されている。スタックダクト3はポリ プロピレン樹脂によって中空に形成され、内部に吸気通路3aを有する。吸気通 路3aはスタックダクト3の長手方向に伸長する。
【0010】 スタックダクト3の頂面3bはトラック1の後方に向かって下方に傾斜し、ま たスタックダクト3の上部側面にはトラック1の後方に向かって開口する吸気口 3cが形成されている。吸気口3cにはルーバー4が設置され、雨水の侵入を防 止している。
【0011】 スタックダクト3の下端部はラバーブーツ5を介してエンジンのエアクリーナ 6に連結されており、スタックダクト3の下端部とラバーブーツ5はラバーブー ツクリップバンド7によって締結されている。ラバーブーツ5はフレキシブルな 蛇腹状に構成され、エンジンの保守点検等のためキャビン2を図1中のA方向へ 傾倒させたとき、スタックダクト3がキャビン2と共に傾倒可能なようになって いる。
【0012】 さて、図3に示すように、この実施例のスタックダクト3は全体として三角形 状をなし、スタックダクト3の剛性が特に低い部分、すなわちスタックダクト3 とラバーブーツ5との連結部付近には、スタックダクト3の内面に接するように して補強部材8が設置されている。補強部材8は薄い金属板からなり、全体とし て円形断面を有する。この補強部材8は、図3に示すように、スタックダクト3 の内面に3箇所で接し、この内接箇所をそれぞれリベット9で固定される。
【0013】 補強部材8はスタックダクト3の内面を強固に支持するから、吸気通路3a内 に負圧が発生してもスタックダクト3が内部方向にへこむことを防止する。
【0014】 なお、上記実施例のスタックダクト3は全体として三角の断面形状を有し、ま た補強部材8は全体として円形の断面形状を有するが、スタックダクト3と補強 部材8の形状はこのような形状に限定されるものではない。
【0015】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の吸気スタックダクトによれば、吸気スタックダ クトに内接し、かつ吸気スタックダクトに固定された補強部材を設けたから、エ ンジンの吸気時に吸気スタックダクトが振動することを防止することができる。 したがって、キャビン内の騒音を低減することが可能になる。
【0016】 また、この補強部材は薄い金属板等で構成され、かつ吸気スタックダクトの内 面に内接するように設置されるから、エンジンの吸気抵抗を増加させることはな い。更に、この補強部材は吸気スタックダクトの全体に取り付ける必要はなく、 剛性の足りない箇所にのみ設置すれば十分であるから、製造コストの増大も抑え ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】吸気スタックダクトを設置したトラックキャビ
ンの側面図である。
【図2】吸気スタックダクトとラバーブーツとの連結部
の斜視図である。
【図3】図2のIIIーIII線に沿う断面図である。
【図4】補強部材の一実施例の斜視図である。
【符号の説明】
1 トラック 2 キャビン 3 吸気スタックダクト 3a 吸気通路 3c 吸気口 5 ラバーブーツ 6 エアクリーナ 8 補強部材 9 リベット

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 燃焼用空気をエンジンに導入するための
    吸気スタックダクトにおいて、前記吸気スタックダクト
    に内接し、かつ前記吸気スタックダクトに固定された補
    強部材を有することを特徴とする、吸気スタックダク
    ト。
JP1991055060U 1991-07-16 1991-07-16 吸気スタックダクト Expired - Fee Related JP2592755Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6061928U (ja) * 1983-10-04 1985-04-30 いすゞ自動車株式会社 自動車用吸気ダクトの排水装置
JPS614090U (ja) * 1984-06-14 1986-01-11 日野自動車株式会社 テイルト・キヤブ型自動車の吸気ダクトに使用される接続ホ−ス
JPS649817U (ja) * 1987-07-08 1989-01-19

Patent Citations (3)

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