JPH0574970A - 高周波集積回路装置 - Google Patents

高周波集積回路装置

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Publication number
JPH0574970A
JPH0574970A JP23630691A JP23630691A JPH0574970A JP H0574970 A JPH0574970 A JP H0574970A JP 23630691 A JP23630691 A JP 23630691A JP 23630691 A JP23630691 A JP 23630691A JP H0574970 A JPH0574970 A JP H0574970A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceramic substrate
metallized film
integrated circuit
circuit device
frequency integrated
Prior art date
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Pending
Application number
JP23630691A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Sato
秀暁 佐藤
Mitsuhide Yamada
光秀 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0574970A publication Critical patent/JPH0574970A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高周波特性の良好なマイクロストリップ線路
をセラミック基板上に高密度で形成することのできる高
周波集積回路装置を提供すること。 【構成】 セラミック基板(3)の裏面に第1の金属化
膜(8)を被着し層間に第2の金属化膜(10)を挟み
込んだ多層基板で形成し、この第1及び第2の金属化膜
を前記セラミック基板(3)に設けたビアホール(9)
を介して電気的に接続した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は高周波集積回路装置に係
り、特に高周波特性が良好でかつ高密度実装に適した高
周波集積回路装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の装置は例えば特開平2−
141005号公報に開示されるものが知られている。
図2は前記公報に開示されている従来の高周波集積回路
装置の一例を示したもので図2(A)はその上面図を、
図2(B)はその断面図を示している。ベースキャリア
1の表面にチップキャリア2とセラミック基板3が搭載
され、チップキャリア2の表面には半導体チップ5が又
セラミック基板3の表面にはマイクロストリップ線路4
が形成される。マイクロストリップ線路4と半導体チッ
プ、チップキャリア2と半導体チップ5とは、それぞれ
ボンディングワイヤ6により電気的に接続される。又チ
ップキャリア2とセラミック基板3との間にはレジスト
7が塗布されている。
【0003】チップキャリア2はベースキャリア1の一
部を突出させることにより形成することができ、このよ
うな構造を採用することにより半導体チップ5とセラミ
ック基板3との間の実装位置決めの精度不良による高周
波帯域での特性のバラツキを防いでいる。又、半導体チ
ップ5の上面とセラミック基板3の上面とを略同一平面
となるように構成することにより、半導体チップ5とマ
イクロストリップ線路4との接続に要するボンディング
ワイヤ6の長さを短くし、高周波特性の劣化を抑制して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし上述した従来の
高周波集積回路装置では、セラミック基板の板圧は予め
定まっているため、インピーダンス整合のとれたマイク
ロストリップ線路による信号線パターンをセラミック基
板上に形成する場合には、信号線パターンの幅が一時的
に定まってしまうという問題があった。特に高周波特性
を要求される入出力信号を多く持つ集積回路周辺のパタ
ーンを形成する際には、この信号線パターン幅が細くな
ってしまい、形成が困難になるという問題点を有してい
た。
【0005】本発明は上述した問題点を解消するために
なされたもので、高周波特性の良好なマイクロストリッ
プ線路をセラミック基板上に高密度で形成することので
きる高周波集積回路装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の高周波集積回路
装置は、セラミック基板の裏面に第1の金属化膜を被着
し層間に第2の金属化膜を挟み込んだ多層基板で形成
し、この第1及び第2の金属化膜を前記セラミック基板
に設けたビアホールを介して電気的に接続したものであ
る。
【0007】
【作用】本発明ではセラミック基板の中層に金属化膜が
形成され、これがビアホールにより接地導体である裏面
金属化膜と導通されているため、実質的にセラミック基
板上に形成されるマイクロストリップ線路と接地導体と
の間隔が短くなる。従ってマイクロストリップ線路と接
地導体との間の容量を大きく取ることができるため、イ
ンピーダンス整合のとれたマイクロストリップ線路によ
る信号線パターンの幅を狭くすることができ、高密度実
装回線が可能となる。
【0008】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例に係る高周波集
積回路装置を示したもので、図1(A)は上面図、図1
(B)はその断面図をそれぞれ示したものである。なお
図2に示す従来の装置の構成部分と同一部分には同一符
号を付し、その詳細説明は省略する。ベースキャリア1
は導電性金属で形成されており、その表面には導電性接
着剤あるいは半田等によりチップキャリア2が固定され
ている。又マイクロストリップ線路4はアルミナやセラ
ミック等の多層セラミック基板3上に蒸着あるいは印刷
等により金属化膜として形成されている。
【0009】セラミック基板3は裏面に第1の金属化膜
8が形成され、中層に第2の金属化膜10を挟み込んだ
多層基板として形成されている。そしてこの中層に形成
された金属化膜10を基準としてマイクロストリップ線
路4とのインピーダンス整合がとられている。一方、金
属化膜10はセラミック基板3に設けられたビアホール
(Via Hole)9を介して裏面の金属化膜8と電
気的導通がとられている。チップキャリア2の上面に搭
載された半導体チップ5はボンディングワイヤ6により
マイクロストリップ線路4及びチップキャリア2と接続
される。
【0010】このように中層に金属化膜10を挟み込ん
だ多層セラミック基板3を用いると誘電率が一定であれ
ば、マイクロストリップ線路4の信号線の幅は中層に存
在する金属化膜10と多層セラミック基板3の表面まで
の厚みが小さくなるほど細くすることができる。これに
よりマイクロストリップ線路4の微細加工が可能とな
る。
【0011】図3は本発明の第2の実施例に係る高周波
集積回路装置を示したもので、図3(A)はその上面
図、図3(B)及び(C)はそれぞれ図3(A)におけ
るA−A′及びB−B′部における断面構造を示した断
面図である。本実施例では、多層セラミック基板3の表
面に第3の金属化膜12が形成され、ビアホール9によ
り中層の金属化膜10及び裏面の金属化膜8と導通がと
られている。裏面の金属化膜8は導電性接着剤或いは半
田等によりベースキャリア1に固定される。マイクロス
トリップ線路4は図1に示す実施例と同様に中層の金属
化膜10を基準設置としてインピーダンス整合がとられ
る。
【0012】又、本実施例ではセラミック基板3の所定
位置に搭載される半導体チップ5の厚さと略同一の深さ
を有するキャビティ11を形成してこれをチップキャリ
アとして用いている。キャビティ11の底面には第4の
金属化膜が形成され、この金属化膜もビアホール9によ
り裏面の金属化膜8と接続される。又半導体チップ5は
導電性接着剤又は半田等でこの第4の金属化膜に固定さ
れ、ボンディングワイヤ6によりマイクロストリップ線
路4及び基準接地となる金属化膜12と接続される。
【0013】
【発明の効果】以上実施例に基づいて詳細に説明したよ
うに、本発明ではマイクロストリップ線路がその表面に
形成されるセラミック基板を中層に金属化膜を有する多
層基板として形成し、この中層金属化膜を基準接地とし
てマイクロストリップ線路のインピーダンス整合をとる
ようにしている。従って従来の装置に比較してマイクロ
ストリップ線路の信号線幅をインピーダンス整合をとり
つつ細くすることができるため、高周波特性の良好なし
かも高密度配線が容易に実現可能な高周波集積回路装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る高周波集積回路装置の
両面図及び断面図。
【図2】従来の高周波集積回路装置の構造を示す上面図
及び断面図。
【図3】本発明の他の実施例を示す上面図、及び断面
図。
【符号の説明】
1 ベースキャリア 2 チップキャリア 3 セラミック基板 4 マイクロストリップ線路 8 裏面金属化膜 9 ビアホール 10 中層金属化膜 11 キャビティ 12 金属化膜

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に半導体チップを搭載するチップキ
    ャリアと、表面にマイクロストリップ線路を設けたセラ
    ミック基板と、ベースキャリアとを備え、前記ベースキ
    ャリア上に前記チップキャリアと前記セラミック基板と
    を実装した高周波集積回路装置において、 前記セラミック基板を、裏面に第1の金属化膜を被着し
    層間に第2の金属化膜を挟み込んだ多層基板で形成し、
    前記第1及び第2の金属化膜を前記セラミック基板に設
    けたビアホール(Via Hole)を介して電気的に
    接続したことを特徴とする高周波集積回路装置。
  2. 【請求項2】 前記セラミック基板の表面に第3の金属
    化膜を被着し、この第3の金属化膜を前記ビアホールを
    介して前記第1又は/及び第2の金属化膜と電気的に接
    続したことを特徴とする請求項1に記載の高周波集積回
    路装置。
  3. 【請求項3】 前記セラミック基板の所定位置に、搭載
    される前記半導体チップの厚さと略同一の深さを有する
    キャビティを形成してこれをチップキャリアとして用
    い、前記キャビティの前記半導体チップ搭載面に第4の
    金属化膜を形成し、この第4の金属化膜を前記ビアホー
    ルを介して前記第1の金属化膜と電気的に接続したこと
    を特徴とする請求項1乃至2に記載の高周波集積回路装
    置。
JP23630691A 1991-09-17 1991-09-17 高周波集積回路装置 Pending JPH0574970A (ja)

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Publications (1)

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JPH0574970A true JPH0574970A (ja) 1993-03-26

Family

ID=16998846

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JP23630691A Pending JPH0574970A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 高周波集積回路装置

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JP (1) JPH0574970A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001196501A (ja) * 2000-11-07 2001-07-19 Mitsubishi Electric Corp マイクロ波回路基板
JP2007082113A (ja) * 2005-09-16 2007-03-29 Nippon Dempa Kogyo Co Ltd 無線モジュール素子及びその実装方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001196501A (ja) * 2000-11-07 2001-07-19 Mitsubishi Electric Corp マイクロ波回路基板
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