JPH0572991B2 - - Google Patents

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JPH0572991B2
JPH0572991B2 JP16862585A JP16862585A JPH0572991B2 JP H0572991 B2 JPH0572991 B2 JP H0572991B2 JP 16862585 A JP16862585 A JP 16862585A JP 16862585 A JP16862585 A JP 16862585A JP H0572991 B2 JPH0572991 B2 JP H0572991B2
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JP
Japan
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Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP16862585A
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English (en)
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JPS6230983A (ja
Inventor
Takatoshi Maruyama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
Application filed by Hitachi Medical Corp filed Critical Hitachi Medical Corp
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Publication of JPS6230983A publication Critical patent/JPS6230983A/ja
Publication of JPH0572991B2 publication Critical patent/JPH0572991B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被検者の体内に投与したラジオアイ
ソトープから放出される放射線(γ線)を検出し
そのシンチグラムを表示するシンチレーシヨンカ
メラのイメージ表示方法に関し、特に全身イメー
ジングの場合において骨とか病巣部分のイメージ
を明瞭に表示できるシンチレーシヨンカメラのイ
メージ表示方法に関する。
従来の技術 従来のシンチレーシヨンカメラのイメージ表示
方法は、被検者から収集したイメージデータをそ
の最大値と最小値を用いて階調変換し、この階調
幅でデイスプレイにイメージを表示していた。例
えば、第5図に示すように、ある被検者について
収集したイメージデータのカウントの最大値が
“1000”であるとし、最小値が“0”であるとし
た場合、この最大値と最小値の間を例えば“0”
から“255”まで256段階の階調幅で階調変換し、
最大値“1000”を255階調とすると共に最小値
“0”を0階調として表示していた。ここで、一
般に被検者の体内にラジオアイソトープを投与し
て全身骨シンチグラムを撮影する場合は、体内を
回つた後のラジオアイソトープは膀胱にたまり、
第5図に斜線を付して示す膀胱部分Aがイメージ
データの最大値“1000”を示すものであつた。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このようなイメージ表示方法において
は、被検者の特定部位たとえは膀胱部分Aに極端
に大量のラジオアイソトープが集積してそこにイ
メージデータの最大値が現れる場合は、その特定
部位の示す最大値を用いて所定の階調幅で階調変
換されるものであつた。ここで、上記膀胱部分A
に病巣部分がある場合は別としても、膀胱部分A
以外に病巣部分があるときは、その病巣部分は第
5図においてイメージデータのカウントが例えば
“500”以下のところに現れる。しかし、上記膀胱
部分Aの最大値“1000”で256段階に階調変換さ
れているので、上記病巣部分についてはその半分
の“0”から“127”まで128段階の階調幅でしか
表示されないこととなる。従つて、実際にくわし
く観察したい病巣部分のイメージが粗い濃淡表示
となつて明瞭な画像とならず、診断には役立たな
いことがあつた。これに対処して、予めイメージ
データのカウントを例えば“500”と設定し、こ
のカウントより上の部分はカツトして残りの部分
を256段階に階調変換して表示することが行われ
ている。しかし、この場合は、上記設定するカウ
ント数は経験と勘によるものであり、また、ラジ
オアイソトープの投与量や撮影条件あるいは固体
差により設定すべきカウント数は変化するので、
最適な条件設定をするのは難しく良好なイメージ
を表示するのは容易ではなかつた。そこで、本発
明はこのような問題点を解決することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決する本発明の手段は、被検
者の体内から放出される放射線を検出して収集さ
れたイメージデータをイメージメモリに転送し、
このイメージメモリ上のイメージデータをそれぞ
れX方向及びY方向の画素毎に加算して各方向の
加算プロフイールを作り、上記各方向の加算プロ
フイールのカツトオフレベルからイメージデータ
の最大集積部分を決定し、その後イメージメモリ
上から上記最大集積部分を除外すると共に残りの
イメージデータについて上限値と下限値を算出
し、しかる後にその上限値と下限値を用いて上記
イメージデータを階調変換してその階調幅でデイ
スプレイにイメージを表示することによつてなさ
れる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面を参照して詳
細に説明する。
第1図は本発明によるシンチレーシヨンカメラ
のイメージ表示方法の手順を示すフローチヤート
であり、第2図はこのイメージ表示方法の実施に
使用する装置を示すブロツク図である。上記の装
置は、被検者の体内に投与したラジオアイソトー
プから放出されるγ線を検出して電気信号に変換
することにより上記被検者のイメージデータを収
集するシンチレーシヨンカメラ1と、このシンチ
レーシヨンカメラ1で収集されたイメージデータ
をデジタル化するA/D変換器2と、既に収集さ
れたイメージデータを格納しておく磁気デイスク
等の記憶装置3と、上記A/D変換器2または記
憶装置3からのイメージデータを記憶するイメー
ジメモリ4と、このイメージメモリ4上のイメー
ジデータをX方向及びY方向の画素毎にカウント
を加算する加算回路5と、イメージデータを表示
するCRT等のデイスプレイ6と、これらの構成
要素を制御する中央処理装置(CPU)7とを有
して成る。
いま、シンチレーシヨンカメラ1を被検者の体
軸に沿つて移動させ、全身骨シンチグラムを撮影
するとする。まず、シンチレーシヨンカメラ1を
被検者の例えば頭の部分から体軸に沿つて足の方
へ徐々に移動させて行く。その間に、上記被検者
の体内から放出されるγ線を検出して電気信号に
変換し、該被検者の全身のイメージデータを収集
する。そして、このイメージデータをA/D変換
器2でデジタル化した後に、イメージメモリ4に
転送する(第1図のステツプ)。なお、既に被
検者に対するイメージデータの収集が終了してお
り、表示したいイメージデータが記憶装置3に格
納されている場合は、この記憶装置3のイメージ
データをCPU7を介して読み出し、イメージメ
モリ4に転送してもよい。次に、このようにして
被検者の全身イメージングを行つたら、上記イメ
ージメモリ4上のイメージデータを加算回路5で
X方向(第3図参照)の画素毎に加算して、第3
図に示すように、X方向の加算プロフイールPx
を作る(ステツプ)。これと同様にして、上記
イメージメモリ4上のイメージデータをY方向の
画素毎に加算して、第3図に示すように、Y方向
の加算プロフイールPyを作る(ステツプ)。な
お、第1図ではX方向の加算をステツプとし、
Y方向の加算をステツプとして示したが、本発
明はこれに限らず、Y方向の加算を先に行つても
よい。次に、上記X、Y方向の加算プロフイール
Px,Pyにおいて極端に大きなカウント数を示す
境界のカツトオフレベルLx,Lyを求め、これら
のカツトオフレベルLx,LyがX、Y方向の加算
プロフイールPx,Pyを切るアドレスをX方向及
びY方向について求めることにより、第3図に示
すように、イメージデータの最大集積部分Bx,
Byを決定する(ステツプ)。この最大集積部分
Bx,Byに対応する被検者8の部位が膀胱9にあ
たる。その後、イメージメモリ4上から上記最大
集積部分Bx,Byを除外すると共に、残りのイメ
ージデータについて上限値と下限値を算出する
(ステツプ)。すなわち、第4図に示すように、
例えばX方向の加算プロフイールPxにおいて、
収集したイメージデータのカウントの最大値を例
えば“1000”とし、カツトオフレベルLxのカウ
ントを“500”とすると、このカウント数が500以
上で図において斜線を付した部分が最大集積部分
Bxとなる。そこで、上記カウント数が500以上の
イメージデータを切り捨てて、残りのイメージデ
ータについて例えば上限値を“500”と算出し、
下限値を“0”と算出する。次に、このように算
出した上限値と下限値を用いて、上記イメージデ
ータを階調変換してその階調幅でデイスプレイ6
にイメージを表示する(ステツプ)。すなわち、
第4図に示すように、上限値“500”を例えば255
階調とすると共に下限値“0”を0階調とし、そ
の間を256段階の階調幅で階調変換して表示する。
なお、第4図ではX方向だけについて示したが、
Y方向のイメージデータについてもステツプと
ステツプの動作は全く同様に行われる。これに
より、上記カツトオフレベルLx,Ly以下のとこ
ろに現れる骨や病巣部分のイメージが細かい濃淡
で表示され、実際にくわしく観察したい部分のイ
メージを明瞭に表示できる。なお、上記各手順の
演算動作はすべてCPU7によつて自動的に制御
される。
また、第2図においては、イメージメモリ4上
のイメージデータは加算回路5でX、Y方向の画
素毎に加算するとして示したが、本発明はこれに
限らず、上記加算回路5を用いずにCPU7に対
するプログラムにより該CPU7で加算演算して
もよい。この場合は、処理時間は少し遅くなる。
発明の効果 本発明は以上説明したように、イメージメモリ
4上からカツトオフレベルLx,Ly以上の最大集
積部分Bx,Byを除外すると共に残りのイメージ
データについて上限値と下限値を算出し、その後
その上限値と下限値を用いて上記イメージデータ
を階調変換することにより、実際にくわしく観察
したい骨や病巣部分のイメージを広い階調幅の細
かい濃淡で表示することができる。従つて、上記
骨や病巣部分のイメージを明瞭に表示でき、有効
な診断情報を提供することができる。また、上記
カツトオフレベルLx,Ly以上の最大集積部分
Bx,Byは、イメージメモリ4上のイメージデー
タをX方向及びY方向の画素毎に加算して各方向
の加算プロフイールPx,Pyを作ることにより自
動的に決定されるので、操作者の経験や勘にたよ
ることなく、また撮影条件や個体差による影響も
受けず、自動的に最適な表示条件を設定して良好
なイメージを表示することができる。従つて、シ
ンチレーシヨンカメラの操作性も向上することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるシンチレーシヨンカメラ
のイメージ表示方法の手順を示すフローチヤー
ト、第2図はこのイメージ表示方法の実施に使用
する装置を示すブロツク図、第3図はイメージメ
モリ上のイメージデータについての加算プロフイ
ールを示す説明図、第4図はイメージデータの最
大集積部分を除外したものについての階調変換の
状態を示すグラフ、第5図は従来のイメージ表示
方法におけるイメージデータの階調変換の状態を
示すグラフである。 1……シンチレーシヨンカメラ、2……A/D
変換器、3……記憶装置、4……イメージメモ
リ、5……加算回路、6……デイスプレイ、7…
…中央処理装置、Px,Py……加算プロフイー
ル、Lx,Ly……カツトオフレベル、Bx,By…
…最大集積部分。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検者の体内から放出される放射線を検出し
    て収集されたイメージデータをイメージメモリに
    転送し、このイメージメモリ上のイメージデータ
    をそれぞれX方向及びY方向の画素毎に加算して
    各方向の加算プロフイールを作り、上記各方向の
    加算プロフイールのカツトオフレベルからイメー
    ジデータの最大集積部分を決定し、その後イメー
    ジメモリ上から上記最大集積部分を除外すると共
    に残りのイメージデータについて上限値と下限値
    を算出し、しかる後にその上限値と下限値を用い
    て上記イメージデータを階調変換してその階調幅
    でデイスプレイにイメージを表示することを特徴
    とするシンチレーシヨンカメラのイメージ表示方
    法。
JP16862585A 1985-08-01 1985-08-01 シンチレ−シヨンカメラのイメ−ジ表示方法 Granted JPS6230983A (ja)

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JP16862585A JPS6230983A (ja) 1985-08-01 1985-08-01 シンチレ−シヨンカメラのイメ−ジ表示方法

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JP16862585A JPS6230983A (ja) 1985-08-01 1985-08-01 シンチレ−シヨンカメラのイメ−ジ表示方法

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JPS6230983A JPS6230983A (ja) 1987-02-09
JPH0572991B2 true JPH0572991B2 (ja) 1993-10-13

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ID=15871524

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JP16862585A Granted JPS6230983A (ja) 1985-08-01 1985-08-01 シンチレ−シヨンカメラのイメ−ジ表示方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5257258B2 (ja) * 2009-06-12 2013-08-07 株式会社島津製作所 放射線断層撮影装置
JP5742660B2 (ja) * 2011-10-21 2015-07-01 株式会社島津製作所 医療用データ処理装置およびそれを備えた放射線断層撮影装置
JP5992264B2 (ja) * 2012-08-30 2016-09-14 富士フイルムRiファーマ株式会社 画像処理プログラム、記録媒体、画像処理装置、及び画像処理方法

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JPS6230983A (ja) 1987-02-09

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