JPH0531747B2 - - Google Patents
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- JPH0531747B2 JPH0531747B2 JP60072011A JP7201185A JPH0531747B2 JP H0531747 B2 JPH0531747 B2 JP H0531747B2 JP 60072011 A JP60072011 A JP 60072011A JP 7201185 A JP7201185 A JP 7201185A JP H0531747 B2 JPH0531747 B2 JP H0531747B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01T—MEASUREMENT OF NUCLEAR OR X-RADIATION
- G01T1/00—Measuring X-radiation, gamma radiation, corpuscular radiation, or cosmic radiation
- G01T1/16—Measuring radiation intensity
- G01T1/161—Applications in the field of nuclear medicine, e.g. in vivo counting
- G01T1/164—Scintigraphy
- G01T1/1641—Static instruments for imaging the distribution of radioactivity in one or two dimensions using one or several scintillating elements; Radio-isotope cameras
- G01T1/1647—Processing of scintigraphic data
-
- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/42—Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis
- A61B6/4208—Arrangements for detecting radiation specially adapted for radiation diagnosis characterised by using a particular type of detector
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Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は核医学診断装置のひとつであるデイジ
タル・シンチレーシヨン・カメラにおけるデータ
変換装置に関するものである。
タル・シンチレーシヨン・カメラにおけるデータ
変換装置に関するものである。
RI（ラジオアイソトープ；放射性同位元素）は
臓器の機能状態に応じて特定の部分に集中する性
質があり、これを利用して被検体にRIを投与し
て被検体の体内から放射されるγ線を検出し、そ
の分布状態から病巣部を把握する等、診断に利用
することが出来る。ところで、投与した被検体の
体内から放射されるγ線を従来、シンチレーシヨ
ン・カメラにより、検出して診断用画像としてＸ
線フイルムに写す場合、RIを投与した被検体の
体内から放射されるγ線を二次元の検出面を持つ
シンチレーシヨン・カメラにより、その二次元検
出面上の検出位置の情報を以て検出する。そし
て、その検出γ線をフイルム上に写し込むガン
マ・イメージヤに前記γ線の検出位置を示す位置
信号を送り、Ｘ線フイルム上の対応位置に輝点を
露光させ、所定数の輝点を露光させることでシン
チグラム（RI分布像）を得て、診断に供してい
た。
臓器の機能状態に応じて特定の部分に集中する性
質があり、これを利用して被検体にRIを投与し
て被検体の体内から放射されるγ線を検出し、そ
の分布状態から病巣部を把握する等、診断に利用
することが出来る。ところで、投与した被検体の
体内から放射されるγ線を従来、シンチレーシヨ
ン・カメラにより、検出して診断用画像としてＸ
線フイルムに写す場合、RIを投与した被検体の
体内から放射されるγ線を二次元の検出面を持つ
シンチレーシヨン・カメラにより、その二次元検
出面上の検出位置の情報を以て検出する。そし
て、その検出γ線をフイルム上に写し込むガン
マ・イメージヤに前記γ線の検出位置を示す位置
信号を送り、Ｘ線フイルム上の対応位置に輝点を
露光させ、所定数の輝点を露光させることでシン
チグラム（RI分布像）を得て、診断に供してい
た。
一方、近年盛んに用いられるようになつたデイ
ジタル・シンチレーシヨン・カメラにおいては第
３図に示すように、シンチレーシヨン・カメラ３
１にて得られた診断用データ（位置データ）を
Ａ／Ｄ変換器（アナログ・デイジタル変換）３２
によりデイジタル・データに変換し、データ処理
部内のメモリ３３に記憶させる。このメモリ３３
には各位置毎のγ線放射回数がデータとして記憶
される。そして、このメモリ３３中の診断用デー
タは各位置順にその回数が読み出され、Ｄ／Ａ変
換器（デイジタル・アナログ変換器）３４にてア
ナログ変換した後、RI分布の頻度を濃淡レベル
で表示できるように階調に対応したビデオ信号に
変換する。これをビデオ・イメージヤ３５に与
え、ビデオ・イメージヤ３５内のTVモニタ上に
輝点像として表示する。ビデオ・イメージヤ３５
の像はマルチ・フオーマツト・カメラによりＸ線
フイルム３６上に撮影され、被検体のRI分布像
を得るようにしている。尚、３７はモニタ用、デ
ータ処理用のデイスプレイである。
ジタル・シンチレーシヨン・カメラにおいては第
３図に示すように、シンチレーシヨン・カメラ３
１にて得られた診断用データ（位置データ）を
Ａ／Ｄ変換器（アナログ・デイジタル変換）３２
によりデイジタル・データに変換し、データ処理
部内のメモリ３３に記憶させる。このメモリ３３
には各位置毎のγ線放射回数がデータとして記憶
される。そして、このメモリ３３中の診断用デー
タは各位置順にその回数が読み出され、Ｄ／Ａ変
換器（デイジタル・アナログ変換器）３４にてア
ナログ変換した後、RI分布の頻度を濃淡レベル
で表示できるように階調に対応したビデオ信号に
変換する。これをビデオ・イメージヤ３５に与
え、ビデオ・イメージヤ３５内のTVモニタ上に
輝点像として表示する。ビデオ・イメージヤ３５
の像はマルチ・フオーマツト・カメラによりＸ線
フイルム３６上に撮影され、被検体のRI分布像
を得るようにしている。尚、３７はモニタ用、デ
ータ処理用のデイスプレイである。
シンチレーシヨン・カメラにて検出されたγ線
数が所定の値、例えば10000点程度に達すると測
定を終了させ、これを以てRI分布像とする。こ
のように多数のγ線の検出データをその位置毎の
頻度に応じた輝度でビデオ・イメージヤ３５内の
TVモニタ上に表示することになるが、そのため
に、TVモニタのRI分布像はカウント数が大きく
なるに従つて、高い輝度で表示されることにな
る。この表示画像をＸ線フイルムに撮影する場合
にはカウント数の多い部分はフイルム上でより黒
化度が大きく（すなわち、より黒く）撮影され
る。注目部位を診断上、最適な黒化度で撮影する
ためには、第５図にで示す「注目部位のカウン
ト数」からで示す「Ｘ線フイルム上の黒化度」
への変換に当たつての最適レベル選択設定が重要
である。また、最適な変換曲線Ｄ［(n)］［診断（読
影）では注目する部位と他の部位とのコントラス
トが重要な情報であることが多いので、そのコン
トラストを最適にするための変換曲線］を決める
ことが重要である。
数が所定の値、例えば10000点程度に達すると測
定を終了させ、これを以てRI分布像とする。こ
のように多数のγ線の検出データをその位置毎の
頻度に応じた輝度でビデオ・イメージヤ３５内の
TVモニタ上に表示することになるが、そのため
に、TVモニタのRI分布像はカウント数が大きく
なるに従つて、高い輝度で表示されることにな
る。この表示画像をＸ線フイルムに撮影する場合
にはカウント数の多い部分はフイルム上でより黒
化度が大きく（すなわち、より黒く）撮影され
る。注目部位を診断上、最適な黒化度で撮影する
ためには、第５図にで示す「注目部位のカウン
ト数」からで示す「Ｘ線フイルム上の黒化度」
への変換に当たつての最適レベル選択設定が重要
である。また、最適な変換曲線Ｄ［(n)］［診断（読
影）では注目する部位と他の部位とのコントラス
トが重要な情報であることが多いので、そのコン
トラストを最適にするための変換曲線］を決める
ことが重要である。
デイジタル・シンチレーシヨン・カメラではこ
れを実現するためにデイスプレイ・カウント・レ
ベルを決めるWINDOWとデイスプレイ・グレ
イ・レベルGRAYの設定が自由にできる。
れを実現するためにデイスプレイ・カウント・レ
ベルを決めるWINDOWとデイスプレイ・グレ
イ・レベルGRAYの設定が自由にできる。
(a) デイスプレイ・グレイ・レベル；GRAY
これは階調すなわち、輝度レベルを示すもの
で、例えば、０から255までの256段階あり、第
６図で示されるようにデイジタル・シンチレー
シヨン・カメラより出力されるビデオ信号のレ
ベル（輝度に対応）と比例関係で対応してい
る。
で、例えば、０から255までの256段階あり、第
６図で示されるようにデイジタル・シンチレー
シヨン・カメラより出力されるビデオ信号のレ
ベル（輝度に対応）と比例関係で対応してい
る。
(b) デイスプレイ・カウント・レベル；
WINDOW これは各画素毎、すなわち、各検出位置毎の
検出頻度で、例えば、０から4095までの4096段
階であり、数値＝カウント数を示している。そ
して、デイスプレイ・グレイ・レベルGRAY
とは任意に設定可能な変換曲線ｇ(n)で対応づけ
れている。
WINDOW これは各画素毎、すなわち、各検出位置毎の
検出頻度で、例えば、０から4095までの4096段
階であり、数値＝カウント数を示している。そ
して、デイスプレイ・グレイ・レベルGRAY
とは任意に設定可能な変換曲線ｇ(n)で対応づけ
れている。
一方、ビデオ・イメージヤにおいては第３図で
示すようにビデオVIDEOのレベルに対し、撮影
したＸ線フイルムの黒化度は固有の特性を持つ。
これは一般に、フイルムのガンマ特性と呼ばれて
いる。
示すようにビデオVIDEOのレベルに対し、撮影
したＸ線フイルムの黒化度は固有の特性を持つ。
これは一般に、フイルムのガンマ特性と呼ばれて
いる。
デイジタル・シンチレーシヨン・カメラにおい
ては (1) ビデオ・イメージヤのＸ線フイルム黒化度−
ビデオ信号VIDEOレベル変換特性曲線Ｄ(V)
（第４図）を測定する。すなわち、ビデオ・イ
メージヤと使用フイルム現像液により、この変
換特性は固有の特性を示すので、これを測定す
る。
ては (1) ビデオ・イメージヤのＸ線フイルム黒化度−
ビデオ信号VIDEOレベル変換特性曲線Ｄ(V)
（第４図）を測定する。すなわち、ビデオ・イ
メージヤと使用フイルム現像液により、この変
換特性は固有の特性を示すので、これを測定す
る。
(2) ユーザが必要とする「カウント数−」．「黒化
度」変換曲線Ｄ（ｇ(n)）を入力する（第７図）。
度」変換曲線Ｄ（ｇ(n)）を入力する（第７図）。
(3) 上記(1)，(2)からWIDOW−GRAY変換曲線
ｇ(n)を求める。
ｇ(n)を求める。
と云う手順で上記(1)，(2)を入力すれば、後はユー
ザが必要とする黒化度とカウント数との変換曲線
をＸ線フイルム、現像条件の違い、ビデオ・イメ
ージヤの違いを意識することなく自動設定され、
設備の違い等による画質の差の無い、標準化され
た画像が得られるようになつている。
ザが必要とする黒化度とカウント数との変換曲線
をＸ線フイルム、現像条件の違い、ビデオ・イメ
ージヤの違いを意識することなく自動設定され、
設備の違い等による画質の差の無い、標準化され
た画像が得られるようになつている。
ところが、デイジタル・シンチレーシヨン・カ
メラではビデオ・イメージヤにて診断用の画像を
撮影する場合には、表示する各画素毎のカウント
数の下限値、上限値また、カウント数−Ｘ線フイ
ルム上の黒化度の変換特性等を任意に設定できる
ようにしてあるために、全ての診断例において
−々最適条件を決めなければならない。そのた
め、必ずしも常に同じ条件の画で撮影できず、画
質の状態が変つてそれがために診断を誤る恐れも
生ずる。
メラではビデオ・イメージヤにて診断用の画像を
撮影する場合には、表示する各画素毎のカウント
数の下限値、上限値また、カウント数−Ｘ線フイ
ルム上の黒化度の変換特性等を任意に設定できる
ようにしてあるために、全ての診断例において
−々最適条件を決めなければならない。そのた
め、必ずしも常に同じ条件の画で撮影できず、画
質の状態が変つてそれがために診断を誤る恐れも
生ずる。
本発明は上記の事情に鑑みて成されたものであ
り、その目的とするところはすべての診断データ
をＸ線フイルム上で同一画質に撮影する条件を自
動的に設定することのできるデータ変換装置を提
供することにある。
り、その目的とするところはすべての診断データ
をＸ線フイルム上で同一画質に撮影する条件を自
動的に設定することのできるデータ変換装置を提
供することにある。
すなわち、上記目的を達成するため本発明は、
ラジオアイソトープを投与した被検体の放射する
放射線をシンチレーシヨン・カメラにより検出
し、この検出された頻度に応じたデータに変換さ
れたラジオアイソトープの分布像をビデオ信号に
変換して表示器に画像として表示し、これをフイ
ルムに撮影してシンチグラムを得る核医学診断装
置において、前記分布像中の関心領域を設定する
関心領域設定手段と、この関心領域の画像の濃度
値の平均値を求めるとともに標準偏差を求め、表
示する濃度値の上限値は上記平均値に所望の係数
を乗じた前記標準偏差の値を加えた値とし、この
上限値と下限値を直線で結ぶ関数を画像データの
輝度変換用の関数として得るデータ処理部と、こ
の輝度変換用の関数を用いて画像データをデータ
変換するデータ変換部と、この変換されたデータ
をビデオ信号に変換するビデオ信号変換部とを具
備して構成する。すなわち、関心領域の画像の濃
度値の平均値を求めるともに標準偏差を求め、表
示する濃度値の上限値は上記平均値に所望とする
濃度を得るに必要な係数を乗じた前記標準偏差の
値を加えた値とし、この上限値と下限値を直線で
結ぶ関数を画像データの輝度変換用の関数として
得るとともに、この輝度変換用の関数を用いて画
像データをデータ変換し、この変換したデータを
ビデオ信号に変換することで視覚上、リニアな分
布像の写真を得るようにする。
ラジオアイソトープを投与した被検体の放射する
放射線をシンチレーシヨン・カメラにより検出
し、この検出された頻度に応じたデータに変換さ
れたラジオアイソトープの分布像をビデオ信号に
変換して表示器に画像として表示し、これをフイ
ルムに撮影してシンチグラムを得る核医学診断装
置において、前記分布像中の関心領域を設定する
関心領域設定手段と、この関心領域の画像の濃度
値の平均値を求めるとともに標準偏差を求め、表
示する濃度値の上限値は上記平均値に所望の係数
を乗じた前記標準偏差の値を加えた値とし、この
上限値と下限値を直線で結ぶ関数を画像データの
輝度変換用の関数として得るデータ処理部と、こ
の輝度変換用の関数を用いて画像データをデータ
変換するデータ変換部と、この変換されたデータ
をビデオ信号に変換するビデオ信号変換部とを具
備して構成する。すなわち、関心領域の画像の濃
度値の平均値を求めるともに標準偏差を求め、表
示する濃度値の上限値は上記平均値に所望とする
濃度を得るに必要な係数を乗じた前記標準偏差の
値を加えた値とし、この上限値と下限値を直線で
結ぶ関数を画像データの輝度変換用の関数として
得るとともに、この輝度変換用の関数を用いて画
像データをデータ変換し、この変換したデータを
ビデオ信号に変換することで視覚上、リニアな分
布像の写真を得るようにする。
以下、本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
第１図は本発明の一実施例を示すブロツク図で
あり、図中１は画像メモリで、シンチレーシヨ
ン・カメラより得た診断用画像（RI分布像）を
記憶するものである。２はカウント数−ビデオ信
号変換部で、画像メモリ１に記憶された画像デー
タを受けて、これをデータ処理部より与えられた
変換特性に従つて輝度データ変換する。３はＤ／
Ａ変換部で前記カウント数−ビデオ信号変換部２
で変換されて出力された輝度データをアナログ値
に変換するものである。４はビデオ・イメージヤ
であり、前記Ｄ／Ａ変換部３で変換されてビデオ
信号化されたメモリ１の画像を表示するものであ
る。５はデータ処理部で、第４図におけるカウン
ト数−Ｘ線フイルム上の黒化度の変換特性が直線
的になるような関数Ｄ（ｇ(n)）を後述する手順で
求めるものである。６は関心領域を設定するROI
設定入力装置である。
あり、図中１は画像メモリで、シンチレーシヨ
ン・カメラより得た診断用画像（RI分布像）を
記憶するものである。２はカウント数−ビデオ信
号変換部で、画像メモリ１に記憶された画像デー
タを受けて、これをデータ処理部より与えられた
変換特性に従つて輝度データ変換する。３はＤ／
Ａ変換部で前記カウント数−ビデオ信号変換部２
で変換されて出力された輝度データをアナログ値
に変換するものである。４はビデオ・イメージヤ
であり、前記Ｄ／Ａ変換部３で変換されてビデオ
信号化されたメモリ１の画像を表示するものであ
る。５はデータ処理部で、第４図におけるカウン
ト数−Ｘ線フイルム上の黒化度の変換特性が直線
的になるような関数Ｄ（ｇ(n)）を後述する手順で
求めるものである。６は関心領域を設定するROI
設定入力装置である。
次に本装置の作用について説明する。
本発明は先に説明した第７図におけるカウント
数−Ｘ線フイルム上の黒化度の変換特性が直線的
になるような関数Ｄ（ｇ(n)）を実現できるように
第５図のデイスプレイ・カウント・レベルとデイ
スプレイ・グレイ・レベルとの変換関数ｇ(n)を設
定する。
数−Ｘ線フイルム上の黒化度の変換特性が直線的
になるような関数Ｄ（ｇ(n)）を実現できるように
第５図のデイスプレイ・カウント・レベルとデイ
スプレイ・グレイ・レベルとの変換関数ｇ(n)を設
定する。
これより、求められた表示用変換関数ｇ(n)を以
下用いる。
下用いる。
すなわち、第１図に示すように本装置は、シン
チレーシヨン・カメラより得た診断用画像（RI
分布像）を画像メモリ１に記憶させる。この画像
はカウント数−ビデオ変換部２により先に求めた
Ｄ（ｇ(n)）となるような変換関数ｇ(n)に従つて変
換し、このようにして得られたビデオ信号出力
は、ビデオ・イメージヤ４により画像に変換され
て後、Ｘ線フイルムに撮影される。このとき、撮
影条件としてはビデオ信号に変換する画像のγ線
カウント数の範囲の選び方により全体に黒つぽい
画像であつたり、白つぽくコントラストがはつき
りしない画像であつたりする。
チレーシヨン・カメラより得た診断用画像（RI
分布像）を画像メモリ１に記憶させる。この画像
はカウント数−ビデオ変換部２により先に求めた
Ｄ（ｇ(n)）となるような変換関数ｇ(n)に従つて変
換し、このようにして得られたビデオ信号出力
は、ビデオ・イメージヤ４により画像に変換され
て後、Ｘ線フイルムに撮影される。このとき、撮
影条件としてはビデオ信号に変換する画像のγ線
カウント数の範囲の選び方により全体に黒つぽい
画像であつたり、白つぽくコントラストがはつき
りしない画像であつたりする。
各臓器と医薬品の種類により、画像の性質、
RIの分布状態が異なるため、画像全体の写り具
合を制御するためにデータ処理部５において、
ROI設定入力装置６により与えられた例えば、被
検体Ｐ上で３cm×３cmの関心領域（以下、これを
ROIと称する）について、このROI内の平均値
（以下、AVと称する）と標準偏差（以下、SDと
称する）を求め、ビデオ信号に変換するカウント
上限値（以下、WUと称する）を WU＝AV＋ａ×SD ……(1) 但し、ａは定数 により求める。
RIの分布状態が異なるため、画像全体の写り具
合を制御するためにデータ処理部５において、
ROI設定入力装置６により与えられた例えば、被
検体Ｐ上で３cm×３cmの関心領域（以下、これを
ROIと称する）について、このROI内の平均値
（以下、AVと称する）と標準偏差（以下、SDと
称する）を求め、ビデオ信号に変換するカウント
上限値（以下、WUと称する）を WU＝AV＋ａ×SD ……(1) 但し、ａは定数 により求める。
尚、定数ａはユーザの好みにより適宜に設定す
る。
る。
以上の過程をROI内のRI分布とフイルムの黒
化度の関係から第２図を用いて詳しく説明する。
Ａのグラフの分布ｌがROI内のRIの分布を表す
ヒストグラムである。この分布を最適条件で撮影
するために、表示するカウント数の上限値WUを
上記(1)式で決定するとＢのグラフに示す直線状の
変換特性を有する変換関数ｍが得られる。この直
線状の変換関数ｍをカウント数−ビデオ信号変換
部２に与え、このカウント数−ビデオ信号変換部
部２によりカウント数−黒化度変換すると、その
変換をROI内についてリニアな特性を以て行うこ
とができる。
化度の関係から第２図を用いて詳しく説明する。
Ａのグラフの分布ｌがROI内のRIの分布を表す
ヒストグラムである。この分布を最適条件で撮影
するために、表示するカウント数の上限値WUを
上記(1)式で決定するとＢのグラフに示す直線状の
変換特性を有する変換関数ｍが得られる。この直
線状の変換関数ｍをカウント数−ビデオ信号変換
部２に与え、このカウント数−ビデオ信号変換部
部２によりカウント数−黒化度変換すると、その
変換をROI内についてリニアな特性を以て行うこ
とができる。
この結果、Ｘ線フイルム６上のRI分布像はそ
のROI内の画素当りの黒化度の分布のヒストグラ
ムがＣに示すl′の如くとなり、元のRI分布データ
はその分布ｌが視覚上、線形に保たれた形でＸ線
フイルム上に記録されるとになる。
のROI内の画素当りの黒化度の分布のヒストグラ
ムがＣに示すl′の如くとなり、元のRI分布データ
はその分布ｌが視覚上、線形に保たれた形でＸ線
フイルム上に記録されるとになる。
この時、上記のROIはユーザがジヨイステツク
あるいはトラツクボール、マウス等により構成さ
れたROI設定入力装置６により関心領域データを
データ処理部５に与えることで、任意に設定出来
る。
あるいはトラツクボール、マウス等により構成さ
れたROI設定入力装置６により関心領域データを
データ処理部５に与えることで、任意に設定出来
る。
また、画像全体に例えば、32×32分割するよう
な格子ROIを設定し、その各ROI内頻度の平均値
（ROI内カウント値の平均値）を求め、これより
最大カウント値を示すROIを求め、そのROIまた
は、被検体Ｐ上で例えば３×３cmとなるように再
設定したROI内の平均値を求め、上記(1)式により
表示条件を決め、データ処理部５から変換部２を
設定するようにしても良い。
な格子ROIを設定し、その各ROI内頻度の平均値
（ROI内カウント値の平均値）を求め、これより
最大カウント値を示すROIを求め、そのROIまた
は、被検体Ｐ上で例えば３×３cmとなるように再
設定したROI内の平均値を求め、上記(1)式により
表示条件を決め、データ処理部５から変換部２を
設定するようにしても良い。
以上、詳述したように本発明によれば、デイジ
タル・シンチレーシヨン・カメラにおいて、ビデ
オ・イメージヤを使用して得たＸ線フイルム上の
画像をＸ線フイルムの特性の違い、自動現像機と
現像液等の違いによるフイルム上の画質の違いが
無いように統一でき、また、臓器や放射性医薬品
の違いによる画質の差があつても、最適条件で自
動的に撮影条件が決められて診断に最適な画質の
画像を得ることのできる核医学データ処用のデー
タ変換装置を提供できる。
タル・シンチレーシヨン・カメラにおいて、ビデ
オ・イメージヤを使用して得たＸ線フイルム上の
画像をＸ線フイルムの特性の違い、自動現像機と
現像液等の違いによるフイルム上の画質の違いが
無いように統一でき、また、臓器や放射性医薬品
の違いによる画質の差があつても、最適条件で自
動的に撮影条件が決められて診断に最適な画質の
画像を得ることのできる核医学データ処用のデー
タ変換装置を提供できる。
第１図は本発明の一実施例を示すブロツク図、
第２図は本発明の作用を説明するための図、第３
図はデイジタル・シンチレーシヨン・カメラ装置
の構成を示すブロツク図、第４図はビデオ・イメ
ージヤのビデオ信号レベル−Ｘ線フイルム上の黒
化度変換特性を示す図、第５図はデイジタル・シ
ンチレーシヨン・カメラのデイスプレイ・カウン
ト・レベルとデイスプレイ・グレイ・レベルの関
係を示す図、第６図はデイジタル・シンチレーシ
ヨン・カメラのデイスプレイ・グレイ・レベルと
ビデオ信号レベルの関係を示す図、第７図はデイ
スプレイ・カウント・レベルとＸ線フイルムの黒
化度の変換特性を示す図である。 １……画像メモリ、２……カウント数−ビデオ
信号変換部、３……Ｄ／Ａ変換部、４……ビデ
オ・イメージヤ、５……データ処理部、６……
ROI設定入力装置、３１……シンチレーシヨン・
カメラ、３２……Ａ／Ｄ変換器（アナログ・デイ
ジタル変換器）、３３……メモリ、３４……Ｄ／
Ａ変換器（デイジタル・アナログ変換器）、３５
……ビデオ・イメージヤ、３６……Ｘ線フイル
ム、、３７……モニタ用、データ処理用のデイス
プレイ。
第２図は本発明の作用を説明するための図、第３
図はデイジタル・シンチレーシヨン・カメラ装置
の構成を示すブロツク図、第４図はビデオ・イメ
ージヤのビデオ信号レベル−Ｘ線フイルム上の黒
化度変換特性を示す図、第５図はデイジタル・シ
ンチレーシヨン・カメラのデイスプレイ・カウン
ト・レベルとデイスプレイ・グレイ・レベルの関
係を示す図、第６図はデイジタル・シンチレーシ
ヨン・カメラのデイスプレイ・グレイ・レベルと
ビデオ信号レベルの関係を示す図、第７図はデイ
スプレイ・カウント・レベルとＸ線フイルムの黒
化度の変換特性を示す図である。 １……画像メモリ、２……カウント数−ビデオ
信号変換部、３……Ｄ／Ａ変換部、４……ビデ
オ・イメージヤ、５……データ処理部、６……
ROI設定入力装置、３１……シンチレーシヨン・
カメラ、３２……Ａ／Ｄ変換器（アナログ・デイ
ジタル変換器）、３３……メモリ、３４……Ｄ／
Ａ変換器（デイジタル・アナログ変換器）、３５
……ビデオ・イメージヤ、３６……Ｘ線フイル
ム、、３７……モニタ用、データ処理用のデイス
プレイ。
Claims (1)
- １ ラジオアイソトープを投与した被検体の放射
する放射線をシンチレーシヨン・カメラにより検
出し、この検出された頻度に応じたデータに変換
されたラジオアイソトープの分布像をビデオ信号
に変換して表示器に画像として表示し、これをフ
イルムに撮影してシンチグラムを得る核医学診断
装置において、前記分布像中の関心領域を設定す
る関心領域設定手段と、この関心領域の画像の濃
度値の平均値を求めるとともに標準偏差を求め、
表示する濃度値の上限値は上記平均値に所望の係
数を乗じた前記標準偏差の値を加えた値とし、こ
の上限値と下限値を直線で結ぶ関数を画像データ
の輝度変換用の関数として得るデータ処理部と、
この輝度変換用の関数を用いて画像データをデー
タ変換するデータ変換部と、この変換されたデー
タをビデオ信号に変換するビデオ信号変換部とを
具備してなるデータ変換装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60072011A JPS61231476A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | デ−タ変換装置 |
| EP86104550A EP0196673B1 (en) | 1985-04-05 | 1986-04-03 | Image processing for photographing scintigram of subject on x-ray film at optimum density |
| DE8686104550T DE3678319D1 (de) | 1985-04-05 | 1986-04-03 | Bildverarbeitungsverfahren durch photographieren eines objekts auf roentgenfilm bei optimaler dichte. |
| US06/848,036 US4864500A (en) | 1985-04-05 | 1986-04-04 | Image processing for photographing scintigram of subject on X-ray film at optimum density |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60072011A JPS61231476A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | デ−タ変換装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61231476A JPS61231476A (ja) | 1986-10-15 |
| JPH0531747B2 true JPH0531747B2 (ja) | 1993-05-13 |
Family
ID=13477043
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60072011A Granted JPS61231476A (ja) | 1985-04-05 | 1985-04-05 | デ−タ変換装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4864500A (ja) |
| EP (1) | EP0196673B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61231476A (ja) |
| DE (1) | DE3678319D1 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6311146A (ja) * | 1986-07-02 | 1988-01-18 | ジーイー横河メディカルシステム株式会社 | 画像診断装置 |
| JPH0567160A (ja) * | 1991-09-06 | 1993-03-19 | Toshiba Corp | データベース共用ネツトワークにおける資料識別情報の利用方法 |
| DE4433344C1 (de) * | 1994-09-19 | 1995-11-09 | Agfa Gevaert Ag | Stimulierbare Phosphorfolie und Verfahren zum Testen einer digitalen Abtastvorrichtung für stimulierbare Phosphorfolien |
| KR100200605B1 (ko) * | 1996-07-25 | 1999-06-15 | 윤종용 | 디지탈 비디오 신호처리장치 |
| JP6158018B2 (ja) * | 2012-09-28 | 2017-07-05 | 東芝メディカルシステムズ株式会社 | 核医学診断装置、および画像処理方法 |
Family Cites Families (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3983394A (en) * | 1974-06-10 | 1976-09-28 | Picker Corporation | Radiation camera exposure control |
| US4323977A (en) * | 1979-11-20 | 1982-04-06 | Siemens Gammasonics, Inc. | Non-uniformity energy correction method and apparatus |
| US4386404A (en) * | 1979-12-03 | 1983-05-31 | Medtronic, Inc. | Radiation signal processing system |
| US4323973A (en) * | 1979-12-20 | 1982-04-06 | Greenfield George B | Apparatus and method for enhancing radiographs |
| JPS5691735A (en) * | 1979-12-25 | 1981-07-24 | Fuji Photo Film Co Ltd | Method and apparatus for treating xxray image |
| JPS5863877A (ja) * | 1981-10-14 | 1983-04-15 | Toshiba Corp | マルチイメ−ジストア装置 |
| US4438495A (en) * | 1981-11-13 | 1984-03-20 | General Electric Company | Tomography window-level gamma functions |
| US4436095A (en) * | 1981-12-22 | 1984-03-13 | Thomson-Csf Broadcast, Inc. | Method and apparatus for imaging a body |
| US4611283A (en) * | 1981-12-30 | 1986-09-09 | Raytheon Company | Radiographic imaging apparatus and methods for operating such apparatus |
| EP0102592B2 (en) * | 1982-08-27 | 1992-10-21 | Shimadzu Corporation | X-ray image producing system |
| US4598368A (en) * | 1982-12-27 | 1986-07-01 | Tokyo Shibaura Denki Kabushiki Kaisha | Superposed image display device |
| JPS59151939A (ja) * | 1983-02-08 | 1984-08-30 | 株式会社東芝 | Ｘ線診断装置 |
| US4454606A (en) * | 1983-05-23 | 1984-06-12 | General Electric Company | Reconfigurable x-ray AEC compensation |
-
1985
- 1985-04-05 JP JP60072011A patent/JPS61231476A/ja active Granted
-
1986
- 1986-04-03 DE DE8686104550T patent/DE3678319D1/de not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-03 EP EP86104550A patent/EP0196673B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-04-04 US US06/848,036 patent/US4864500A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE3678319D1 (de) | 1991-05-02 |
| US4864500A (en) | 1989-09-05 |
| EP0196673A1 (en) | 1986-10-08 |
| JPS61231476A (ja) | 1986-10-15 |
| EP0196673B1 (en) | 1991-03-27 |
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |