JPH0572938A - 画像形成装置の定着装置 - Google Patents

画像形成装置の定着装置

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JPH0572938A
JPH0572938A JP23516791A JP23516791A JPH0572938A JP H0572938 A JPH0572938 A JP H0572938A JP 23516791 A JP23516791 A JP 23516791A JP 23516791 A JP23516791 A JP 23516791A JP H0572938 A JPH0572938 A JP H0572938A
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JP
Japan
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turned
roller
heating roller
pressure roller
pressure
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JP23516791A
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English (en)
Inventor
Akira Sato
昭 佐藤
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Toshiba TEC Corp
Original Assignee
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】定着性の安定化および耐久性の向上を図る。 【構成】加圧ローラ(13)と加熱ローラ(11)との
圧接を解除する圧接解除手段(20)を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置の定着装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6に従来の画像形成装置の概略構成を
示す。
【0003】図において、1は装置本体である。装置本
体1内には、像担持体2,帯電装置3,スキャナーユニ
ット4,現像装置7,転写装置8,給紙部9および定着
装置10A等が配設されている。
【0004】この画像形成装置を用いて印字する場合に
は、像担持体2の周面が帯電装置3によって帯電され,
当該周面にスキャナーユニット4からレーザビームが画
像情報に基づき照射され静電潜像が形成される。この静
電潜像は、現像装置7によって現像されてトナー像とさ
れた後,転写装置8によって給紙部9から送られてきた
転写材P上に転写される。そして、転写材P上に転写さ
れた未定着トナー像は、定着装置10Aによって加熱定
着される。
【0005】ここで、従来の定着装置10Aは、用紙送
り方向(図中矢印方向)に回転駆動される円筒形状の加
熱ローラ11と,この加熱ローラ11を加熱する加熱部
材(例えばハロゲンランプ12)と,スプリングの弾性
力等により加熱ローラ11と圧接した状態で回転され送
られてきた転写材Pを加熱ローラ11に押圧する加圧ロ
ーラ13と、加熱ローラ11の表面温度を検知する温度
検知素子(図示省略)と,温度検知素子からの検知信号
に基づき加熱部材(12)の作動を制御して加熱ローラ
11の表面温度を設定温度(例えば170℃)とする温
度制御装置(図示省略)とを含み構成されているのが一
般的である。
【0006】なお、加熱ローラ11としては、通常,ア
ルミニウムまたはステンレスの芯金に四弗化エチレン等
の非粘着性で耐熱性を有する樹脂を20〜50μmコー
ティングしたものが用いられる。また、加圧ローラ13
としては、通常,シリコンゴム等の非粘着性で耐熱性を
有する弾性材料が用いられる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した画
像形成装置においては、印字作業を行っている場合はも
とより印字作業が長時間行れずに回転停止されていると
きも,定着装置10Aの加熱ローラ11と加圧ローラ1
3とは圧接している。そのため、加圧ローラ13の加熱
ローラ11と圧接している周面部分が許容限度を越えて
局部変形しやすく,定着作業時に用紙を均一に加熱ロー
ラ11に押圧することができずに定着ムラ等の定着不良
が発生することがある。また、加圧ローラ13は、常に
相当程度の応力を受けているため寿命が短くなりやすく
耐久性の向上が図りにくい。
【0008】本発明の目的は、上記事情に鑑み,定着性
の安定化および加圧ローラの耐久性の向上を図ることが
できる画像形成装置の定着装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、加熱部材を内
蔵し用紙送り方向に回転駆動される加熱ローラと、この
加熱ローラと圧接した状態で回転される加圧ローラとを
備えた画像形成装置の定着装置において、電源スイッチ
のON/OFF動作に連動して作動され当該電源がOF
Fされたときに前記加圧ローラと加熱ローラとの圧接を
解除する圧接解除手段を設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明では、電源スイッチをOFFすると,こ
れに連動して圧接解除手段が作動されて加圧ローラと加
熱ローラとの圧接を解除する。これにより、加圧ローラ
は、回転停止時に加熱ローラにより押されて許容限度を
越えて局部変形するようなことはなくなり,当該ローラ
の周面は滑らかな状態を維持する。
【0011】したがって、印字作業時に、加圧ローラを
用いて未定着トナー像が転写された転写材を均一な力で
加熱ローラに押圧することができ,定着性の安定化を図
ることができる。また、加圧ローラは、圧接解除により
相当程度の応力を受けている状態より解放されるので,
寿命が伸び耐久性の向上を図ることができる。さらに、
電源スイッチのOFF動作に連動して両ローラの圧接状
態が解除されるので、誤操作されることはなく取扱性の
向上が図られる。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
【0013】本実施例に係る画像形成装置の定着装置
は、図1,3,5に示す如く,加熱ローラ11,加熱部
材(本実施例ではハロゲンランプ12),加圧ローラ1
3,スプリング14,フレーム15a,15b,温度検
知素子,温度制御装置および本装置の特徴部である圧接
解除手段20を含み構成されている。
【0014】なお、図6に示した構成要素と同一のもの
については同一の符号を付し、その説明を省略もしくは
簡略化する。
【0015】本実施例では、加熱ローラ11は、図3に
示す如く,フレーム15a,15a間に回転支持されて
いる。また、加圧ローラ13は、図1に示す如く,軸受
16およびスプリング14を介して加熱ローラ11と圧
接した状態で回転される構成とされている。
【0016】また、圧接解除手段20は、加熱ローラ1
1と加圧ローラ13との圧接を解除する手段である。
【0017】具体的には、圧接解除手段20は、誤操作
防止を図るために,連動手段40により電源スイッチ5
0のON/OFF動作に連動して作動され当該電源スイ
ッチ50がOFFされたときに加熱ローラ11と加圧ロ
ーラ13との圧接を解除する構成とされている。
【0018】まず、電源スイッチ50の構造を説明す
る。
【0019】電源スイッチ50は、回転型とされてお
り,図1に示す如く,丸形の抓み部51,回転軸52お
よび接続端子53等から構成されている。この抓み部5
1は、回転軸52を介して装置本体1に回転自在に設け
られている。この回転軸52には、1次側電気回路の接
点部(1次側接点部)59,59と接続・接続解除され
て当該回路をON/OFFするための接点端子53,5
3が設けられている。しかして、抓み部51を適宜に回
動させて図1に示すON位置P1に位置決めすると,接
点端子53,53が1次側接点部59,59と密接し電
気が導通する。また、抓み部51を、図2に示す如く,
OFF位置P2に位置決めすると、接点端子53,53
が1次側接点部59,59より離れ,電気的導通がなく
なる。
【0020】本実施例では、圧接解除手段20は、リン
ク構造とされ,図3に示す如く,リンク21,31およ
び連結軸29を含み構成されている。
【0021】リンク21,31は、それぞれフレーム1
5a,15bに連結軸29を介して回転自在に設けられ
ている。リンク21,31には、それぞれ長穴部23,
33が設けられており,各長穴部23,33には加圧ロ
ーラ13の両側の軸部13a,13bが摺動自在に嵌挿
されている。したがって、リンク21を、図1に示す位
置より図中反時計回り方向に回動させると、加圧ローラ
13は長穴部23および軸部13aならびに連結軸2
9,長穴部33および軸部13bを介して加熱ローラ1
1より離隔され圧接解除される。
【0022】また、連動手段40は、連動用プレート4
1およびスタッド42等から構成されている。連動用プ
レート41は、電源スイッチ50の回転軸52の端部に
固定されている。この連動用プレート41には、スタッ
ド42が回転軸52より所定距離だけ離れて設けられて
いる。このスタッド42は、圧接解除手段20のリンク
21の長穴部24に摺動自在に嵌挿されている。
【0023】次に作用について説明する。
【0024】上記した画像形成装置において、長時間印
字作業を行わない場合には,図2に示す如く,電源スイ
ッチ50の抓み部51を回してOFF位置P2に位置決
めする。すると、回転軸52が回転して,接点端子5
3,53が1次側接点部59,59と離れ電源がOFF
される。
【0025】一方、上記した電源スイッチ50のOFF
動作に連動して,連動手段40の連動用プレート41は
下方へ回動し,スタッド42を介してリンク21の長穴
部24を押し下げる。その結果、リンク21は連結軸2
9の軸心を中心として図2中反時計回り方向に回動す
る。また、同時に、図3に示すリンク31も連結軸29
を介して下方に移動されリンク21と同一方向に同一角
度量だけ回動する。その結果、加圧ローラ13は、リン
ク21,31の各長穴部23,33を介してスプリング
14の弾性力に抗して加熱ローラ11より離れ圧接状態
が解除される。
【0026】これにより、加圧ローラ13は、回転停止
時に加熱ローラ11により押され許容限度を越えて局部
変形するようなことはなくなり,当該ローラ13の周面
は滑らかな状態を維持する。したがって、印字作業時
に、加圧ローラ13を用いて未定着トナー像が転写され
た転写材Pを均一な力で加熱ローラ11に押圧すること
ができ,定着性の安定化を図ることができる。また、加
圧ローラ13は、圧接解除により相当程度の応力を受け
ている状態より解放されるので,寿命が伸びる。
【0027】一方、電源をONする場合には、図1に示
す如く,電源スイッチ50の抓み部51をON位置P1
に位置決めさせることにより,接続端子53,53が1
次側接点部59,59と密接する。これにより、1次側
接点部59,59が導通して電気が入る。
【0028】また、電源スイッチ50のON動作に連動
して,連動手段40の連動用プレート41は上方へ回動
し,スタッド42を介してリンク21の長穴部24を押
し上げる。また、同時に、リンク31も連結軸29を介
してリンク21と同一方向に同一角度量だけ回動する。
その結果、加圧ローラ13は、スプリング14の弾性力
に従いつつ加熱ローラ11に押圧される。
【0029】しかして、この実施例によれば、電源スイ
ッチ50のON/OFF動作に連動して作動され当該ス
イッチ50がOFFされたときに加熱ローラ11と加圧
ローラ13とを圧接状態より解放する圧接解放手段20
を設けた構成としたので、電源OFF時(印字作業停止
時)には圧接解放手段20が作動され加熱ローラ11と
加圧ローラ13とは圧接状態より解放される。これによ
り、加圧ローラ13の局部変形を防止して定着性を安定
させることができる。また、耐久性の向上を図ることが
できる。
【0030】また、電源スイッチ50のON/OFF動
作と連動して圧接解除手段20を作動させる構成とした
ので、誤操作が効果的に防止される。
【0031】また、圧接解除手段20をリンク機構とし
たので、構成が簡素化され修理等を容易に行うことがで
きる。また、加熱ローラ11と加圧ローラ13とを確実
に圧接状態より解放できる。
【0032】なお、上記実施例では、圧接解除手段20
を、連動手段40を用いて電源スイッチ50のON/O
FF動作に連動して作動させる構成としたが、連動手段
40を用いずに電源スイッチ50と連動して作動させる
ように構成してもよい。
【0033】例えば、図4に示す如く,圧接解除手段2
0のリンク21の一端部に、電源スイッチ50のON/
OFF動作に連動して駆動停止/駆動されるソレノイド
61を連結し,このソレノイド61を用いてリンク21
を反時計回り方向に回動して加圧ローラ13を加熱ロー
ラ11より離隔させて圧接解除する構成としてもよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、電源スイッチのON/
OFF動作に連動して作動され当該電源スイッチがOF
Fされたときに加圧ローラと加熱ローラとの圧接を解除
する圧接解除手段を設けた構成としたので、定着性の安
定化および加圧ローラの耐久性の向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す図である。
【図2】一実施例の加圧ローラと加熱ローラとの圧接を
圧接解除手段を用いて解除した様子を示す図である。
【図3】一実施例の全体構成を説明するための斜視図で
ある。
【図4】本発明の別の実施例を示す図である。
【図5】一実施例の定着装置が適用された画像形成装置
の全体構成を示す断面図である。
【図6】従来の画像形成装置の概略構成を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
11 加熱ローラ 12 ハロゲンランプ(加熱部材) 13 加圧ローラ 20 圧接解除手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱部材を内蔵し用紙送り方向に回転駆
    動される加熱ローラと、この加熱ローラと圧接した状態
    で回転される加圧ローラとを備えた画像形成装置の定着
    装置において、 電源スイッチのON/OFF動作に連動して作動され当
    該電源スイッチがOFFされたときに前記加圧ローラと
    加熱ローラとの圧接を解除する圧接解除手段を設けたこ
    とを特徴とする画像形成装置の定着装置。
JP23516791A 1991-09-13 1991-09-13 画像形成装置の定着装置 Pending JPH0572938A (ja)

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JP23516791A JPH0572938A (ja) 1991-09-13 1991-09-13 画像形成装置の定着装置

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JPH0572938A true JPH0572938A (ja) 1993-03-26

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JP (1) JPH0572938A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5579097A (en) * 1992-07-13 1996-11-26 Mita Industrial Co., Ltd. Xerographic printing and sheet processing apparatus
US20110221126A1 (en) * 2010-03-12 2011-09-15 Ricoh Company, Limited Paper feeder assembly for image forming apparatus, and image forming apparatus incorporating the same
JP2013195858A (ja) * 2012-03-22 2013-09-30 Ricoh Co Ltd 定着装置、及び、画像形成装置
US9927750B2 (en) 2016-06-17 2018-03-27 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Image forming apparatus

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