JPH057291B2 - - Google Patents

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JPH057291B2
JPH057291B2 JP57188081A JP18808182A JPH057291B2 JP H057291 B2 JPH057291 B2 JP H057291B2 JP 57188081 A JP57188081 A JP 57188081A JP 18808182 A JP18808182 A JP 18808182A JP H057291 B2 JPH057291 B2 JP H057291B2
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sheet
stack
feeding device
tray
lower sheet
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Emu Buraun Jon
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Xerox Corp
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Publication of JPH057291B2 publication Critical patent/JPH057291B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B27/00Photographic printing apparatus
    • G03B27/32Projection printing apparatus, e.g. enlarger, copying camera
    • G03B27/52Details
    • G03B27/62Holders for the original
    • G03B27/6207Holders for the original in copying cameras
    • G03B27/625Apparatus which relate to the handling of originals, e.g. presence detectors, inverters
    • G03B27/6264Arrangements for moving several originals one after the other to or through an exposure station
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/08Separating articles from piles using pneumatic force
    • B65H3/12Suction bands, belts, or tables moving relatively to the pile
    • B65H3/124Suction bands or belts

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は下部シート給送装置に係り、特に、真
空を利用するシート分離給送装置と共に使用する
のに好適なスタツクトレーを備えた下部シート給
送装置に関する。
(従来の技術) 1時間当り3000枚を超えるコピー速度でコピー
を作る高速電子写真複写機の出現に伴つて、複写
機のコピー作成能力を充分に利用可能にするため
に高速で信頼性の高い方法にて書類を複写機のコ
ピープランテンへ給送するための書類取扱い装置
の必要性が認識されている。多くの書類取扱い装
置がこの要求を満すために出現した。これらの書
類取扱い装置は、原本書類を損傷する危険を実質
的に排除し、また修正不可能な書類の誤送ないし
重送に起因する複写機停止の発生を実質的に排除
するために、欠陥なく作動しなければならない。
最も問題の発生が多いのは、書類の積み重ねから
個々の書類を分離する初期段階である。
書類は多くのサイクルを通じて損傷を生じるこ
となく分離を確実にするようにおだやかにかつ確
実に取扱われねばならず、多くの分離装置が提案
されている。提案されているものとして、重送を
防ぐためにリタードベルト、パツドないしロール
と組合せてかなり確実な書類給送を行うように用
いられる摩擦ロールあるいはベルトがある。吸引
管、揺動式真空ロールあるいは真空給送ベルトの
ような真空分離装置もまた利用されている。
摩擦ロール・リタード装置は非常に確実である
が、リタード部材が印刷面上に作用すると、この
作用によつて書類の印刷が不明瞭になつたり、部
分的に消されてしまうことがある。片面書類の場
合には、リタード機構が書類の裏面に作用する様
に分離装置を構成することで、この問題は生じな
い。しかし、両面印刷の書類の場合には、この問
題を回避することが出来ない。さらに、摩擦リタ
ード給送装置の信頼し得る動作は、取扱う紙の相
対的な摩擦特性に大きく左右される。この点は、
書類給送装置側では制御できない。
米国特許第3424453号(ハルバード)の明細書
は、エアーナイフを備えた真空シート分類給送装
置を示している。同装置では、孔の開いた複数の
給送ベルトが真空室の周りを移動し、加圧空気が
積み重ねたシート(以下、本文ではシートスタツ
ク又は単にスタツクと称する)の前端縁へ導入さ
れるようになつている。
米国特許第4270746号(ハムリン)の明細書も、
シートの積み重ねから最下部シートを取出すシー
ト分離装置を開示している。エアーナイフからの
空気が最下部シートとスタツクとの間に噴き付け
られ、積み重ねの下方のコンベヤへの最下部シー
トの取出しを容易にしている。
米国特許第4014537号(スタンジ)の明細書は、
紙の積み重ね高さにかかわらず1枚のシートを給
送するための最下部シート給送装置を開示してい
る。スタツクの下部シートを通る空気流がシート
間の付着を減じるようになつている。
米国特許第2812178号(ハグレン)の明細書は、
スタツクの最下部シートが空気噴射によつて残り
のシートからさばかれるようになつたシート給送
装置を開示している。
(発明が解決しようとする課題) さらに、典型的な真空分離/給送装置は、「シ
ート分離給送装置」と題する特開昭56−56443号
公報に記載されている。この装置では、複数の摩
擦ベルトがシート供給トレーの底部に配置された
真空室の上を走行するように配列され、トレーに
は「U」形のポケツトが形成される。このポケツ
トは、最下部シートが真空給送ベルト組立体に捕
捉されるようになすための空間を与え、最下部シ
ートとポケツトの両端部の間に空気封止を形成す
るように、また、最下部シートとスタツクの残り
のシートとの間に高い圧力の封止を形成する様に
作用する。この高い圧力の封止は、スタツクの大
部分の重量をポケツトの縁部分に支持させること
で達成される。この封止はエアーナイフの流れの
速度エネルギーをポケツト部分上に作用する持上
げ圧力へ変換し、シートスタツク残りのシートを
持上げるように作用する。この形状のものは市販
のゼロツクス5600複写機(ゼロツクス社商品名)
に商用規模で使用されていて、その作動は充分完
全なものであるが、若干の部分に改善の余地があ
る。特に、エアーナイフ圧力とスタツク重量のた
めの作動開口が比較的低く、この開口が過度に低
いと上述のポケツトを不安定にしてしまう。この
点は、2番目のシートがスタツクの残りのシート
とは無関係に「フラツター」と称する振動を生ず
ることによつて、明瞭となる。これは、シートの
ばね性と共にスタツクに対するエアーナイフの入
射角が非常に小さいことによる空気力学的な不安
定に起因する。この結果、2番目のシートが1番
目のシート上で該シートにぴつたりと重なること
がないものの跳ね運動を生じ、この2番目のシー
トが、1番目のシートと一緒にスタツクから抜け
出して重送を生ずる傾向を示す。さらに、最下部
シートと2番目のシートが同一面にあつて、この
2番目のシートと共にスタツクの残りのシートが
最下部シート上に載つているので、最下部シート
を2番目のシートから分離することが困難とな
る。
本発明の目的は、スタツクからの最下部シート
の分離を改善した下部シート給送装置を提供する
ことである。
本発明の別の目的は、紙の重量と寸法が大きく
変動する場合にあつても信頼性の高いシート給送
装置の提供にある。
本発明は、スタツクの最下部から2番目のシー
トの動揺を減少させ、これによつてシートの重送
等のミスを減少することのできる下部シート給送
装置の提供をさらに別の目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、積み重ね
たシートを載せるためのスタツクトレーと、前記
スタツクトレーに組み合わせて設置され、積み重
ねたシートから最下部のシートを分離して給送す
るシート分離給送装置とを含む下部シート給送装
置にして、前記スタツクトレーが、平坦な基底部
分と、シートの給送方向に関して前方の位置で前
記基底部分に形成されたほぼ矩形の開口域と、前
記基底部分の両側にそれぞれ配置され、前記基底
部分および前記開口域へ向けて角度(θ)で傾斜
した平坦な側部ウイングと、前記側部ウイングに
隣接して前記開口域の前側部に形成され、前記側
部ウイングよりも大きく傾斜した平坦な移行ウイ
ングとを備え、前記下部シート分離給送装置は、
前記開口域に配置され、真空室と、前記真空室上
を走行する少なくとも1つのベルトとを含み、該
ベルトの後部の走行面が前記スタツクトレーの基
底部分と同じ平面にあると共に、前部の走行面が
前記後部に対して角度(α)で下方へ傾斜してお
り、前記ベルトは、前記真空室上を通る際に該真
空室に連通して前記スタツクトレー上の積み重ね
たシートから最下部のシートを吸着・分離する多
数の穿孔を設けられていることを特徴とする。
(作用および効果) 本願発明の下部シート給送装置では上記構成に
より、下部シート分離給送装置のベルトがスタツ
クトレー上に積み重ねたシートから最下部シート
を吸着し、最下部シートを傾斜した側部ウイング
に沿つて下方へ引き下げて、残りのシートから分
離する。また、最下部シートは、下方へ傾斜した
ベルトの前部によつて更に下方へ引き下げられる
が、この際には移行ウイングが最下部シートをベ
ルトの前部へ円滑に案内する。かくして、最下部
シートは効率的に捕捉され、シートスタツクから
良好に分離する。また、最下部シートを下方へ変
形させて残りのシートとの間に封止を有するくぼ
みを形成出来るので、このくぼみへ空気を噴射す
るエアーナイフと組み合わせることで、最小の空
気により残りのシートを持ち上げて最下部シート
をより安定に捕捉し、シート重送を減少する作
用・効果を奏する。
本発明のより良い理解を得ると共にその他の目
的および特徴を理解する為に、図面および以下の
説明を参照されたい。
(実施例) 以下、下部シート給走装置の好ましい実施例を
参照して、本発明を説明する。
第1図に、通常の電子写真複写機の露光プラン
テン3上に取付けるようにした自動式の書類取扱
い装置を示す。これは、本発明実施例の下部シー
ト給送装置を組込んだ書類取扱い装置の1つの例
である。この書類取扱い装置1はシートないしド
キユメントスタツクトレー5を備えており、この
トレー5は後段に詳述する様に書類シートセツト
の積み重ね7(以下、シートスタツク又はスタツ
クと称す)を支持するようになつている。真空室
および給送ベルト式コルゲーシヨン・シート分離
給送装置ないし組立体9がこのスタツクトレー5
の前部すなわち前方部分の下側に配置されてい
て、スタツクの最下部の書類シートを受取つて波
形状となし、また、その書類シートを取出ロール
11へ送出し、さらに、ドキユメントガイド13
を介して給送ロール15へ送り、そしてプラテン
ロール17の下側を経て複写機のプラテン3上へ
送つて複写するようにする。引込み可能な整合エ
ツジ18が設けられており、プラテン3へ送られ
て来た書類シートの前端部を整合するようになつ
ている。書類シートの露光終了後、整合エツジ1
8はソレノイドの如き適当な手段によつて引込め
られ、書類シートはプラテン3からロール17に
よつてガイド19および給送ロール21へ送出さ
れ、さらに、給送ロール23を通してスタツク7
の頂部へ戻される。エツジガイド60(第2図参
照)によつてこの再堆積時の書類シートの横方向
再整合が行われ、このエツジガイド60は種々の
標準シート寸法に対応するために反対側のエツジ
ガイド20からの距離を再設定可能となつてい
る。ガイド60に設けた翼状部分は、入つて来る
(再堆積される)シートを2つのガイド20およ
び60の間に置くのに役立つている。
書類シートの反対側の面の露光が必要な場合に
は書類シートはスタツク7からガイド13を経て
同書類シートの後端縁がドキユメント偏向器24
を通過するまで給送される。ドキユメント偏向器
24は然る後に、図中で反時計方向すなわち書類
シートの通路内へ回転される。続いて、書類シー
トはその移動方向を逆にして送られ、偏向器24
によつて偏向され、ガイド26および給送ロール
28を通つてプラテン3上へ送られる。
書類取扱い装置1はまた当業技術で周知の如く
シート分類フインガー35を備えており、書類取
扱い装置1へ戻つた書類シートを検知して指示す
る、すなわち各書類シートセツトの循環を計数す
るようになつている。シート分類フインガー35
の下側から最後の書類シートが取出される(送出
される)と、フインガー35はトレー5に設けた
スロツトを通して下降し、書類シートセツトの最
後の書類シートがトレー5から取出されたことを
指示するために適当なセンサーを作動させる。こ
のフインガー35は次いで自動的に時計方向へ回
転され或は持上げられ、書類シートセツトの次の
循環に備えて、スタツク7内の全書類シートの頂
部に再び係止する。
第2図、第6図そして第8図を参照して、シー
ト分離給送組立体9をさらに詳しく見れば、給送
ベルトロール39および40上に移動可能に支持
された複数の給送ベルト37が示されている。こ
れらのベルト37の走行路内の空間に、真空室4
1が設けられている。この真空室41は、ベルト
37に形成した穿孔45と整合して真空圧を通す
ようにした開口43(第6図)を有し、スタツク
7の最下部書類シートをベルト37上へ引付ける
ようになつている。この真空室41は第8図に詳
しく示す通りに中央ベルト48の走行部の下側に
***部49を備えており、スタツク7内の最下部
書類シートをベルト37に捕捉した際にこの最下
部シートの中央に波形を形成するようになつてい
る。この***部49はベルト37の平面から約2
mmだけ突出している。かくして、書類シートはそ
の給送方向と平行に2列の谷(中央ベルト48の
両側のベルト37に対応)を有する形状に波形を
付けられる。***した中央ベルト48両側の給送
ベルト37の平坦面が書類シートにストレス領域
を作り、これが書類シートの曲げ強度を変化させ
る。給送ベルト37と接触するように1枚以上の
書類シートが引付けられるという好ましくない事
態が生じても、第2の(重なつた)書類シートの
曲げ強度がこのコルゲーシヨン作用に抗する。か
くして、第1および第2のシートの間に空〓が生
じ、これらの空〓はシートの前端縁まで延在す
る。これらの空〓すなわちチヤンネルは第1の
(最下部)シートの多孔性に起因して両シート間
に生じる真空圧のレベルを低下させ、エアーナイ
フ12(第1図)からの分離空気の導入に備え
る。
第6図を詳細に参照すると分る様に、真空室お
よび給送ベルト・シート分離給送組立体9は異な
る傾斜面の2つの部分を有している。この組立体
の後部41aはトレー5のベース面の平面内にあ
り、前部41bは角度αを付されて、すなわち前
述のベース面に対して僅かに下方へ向けられてい
る。最下部シートはその前端縁を僅かに下にして
真空室41に引付けられて捕捉されており、この
ことは最下部シートの前端縁をスタツク7の残り
のシートから分離する助けとなるように作用す
る。真空室および給送ベルト・シート分離給送組
立体9への下方向、すなわち図中で時計方向への
角度付与は、後段で詳細に説明する様に最下部シ
ートがトレー5の形状に沿つて給送方向におおよ
そ平行な2つの方向において同トレー両側の平坦
な傾斜そで部分すなわち側部ウイング52,54
(第2図)により曲げられた後に、該最下部シー
トを給送方向に直角な線に沿つて同組立体が曲げ
ることによつて、最下部シートに2つの方向の波
形を与える。この様に波形付与は、最下部シート
のスタツク7からの良好な分離を可能にする。何
故ならば、最下部シートは第2すなわち2番目の
シートが追従しない方向に捕捉され曲げられるか
らである。最下部シートの前端縁を下方に引き付
けることによつて同シートの前端縁は引張られる
が、第2のシートはこの曲げおよび引張りに抗す
るので、最下部シートと第2のシート間のつなが
りが断たれ、かくして第2のシートが最下部シー
トから分離される。シート分離給送組立体の前
部、すなわち真空室とこの真空室上を走行する給
送ベルトの後部は、その後部に対していかなる適
当な角度で傾斜しても良い。理想的には大きな角
度ほど良好な分離を行えるが、シートの剛性並び
に状態などシートの様々な特性に応じて、シート
を引張り得る程度には限界がある。典型的には、
シート分離給送組立体の前部は同組立体の後部か
ら第6図中で時計方向へ約2°から約8°までの角度
αで傾斜される。この角度はスタツク7から最下
部シートを分離するのに充分であると共に、シー
トに過大な座屈を生じる程に大きくはない。広範
囲な形式のシートについて格別良好な結果は、約
3°から約3.5゜の傾斜角度範囲で得られる。
エアーナイフ12(第1図)は加圧空気圧50
を含み、この加圧空気室50は空気噴流開口すな
わちノズル51′を間隔をあけて複数個備えてお
り、給送ベルト37に引き付けられた最下部書類
シートとその上方のスタツク7の書類シートとの
間に空気を噴射して両者間に空気クツシヨンすな
わち支持力を与えて、スタツク7から最下部シー
トを取出すために必要な力を最小限にする。上述
のコルゲーシヨン・シート分離給送装置ないし組
立体と共にこのエアーナイフ12を使用すると、
例え2枚の書類シートが給送ベルト37へ向けて
一緒に下方へ引付けられても、上のシートは波形
を付与されず、かくして形成された2枚の書類シ
ート間の空間へエアーナイフ12が空気を噴射し
て、第2の書類シートを中央ベルト48からスタ
ツク7へ向けて戻すように押付ける。
第2図を参照して判るように、スタツクトレー
5は同トレー上のシートの前端縁53がトレーの
前方ないし前部縁から僅かな間隔をあけるように
設計されている。さらに、エアーナイフ12は第
1図に示す如く傾斜していて、空気流がベルト3
7の平面に対して角度をなして放出されるように
なつている。ここに説明した真空給送ベルト3
7、シートスタツク7の前端縁53およびエアー
ナイフ12の位置並びに角度配向の相互の関係に
よつて、書類取扱い装置1は例えシートが多少と
も上方若しくは下方へ曲がつていても、個々の書
類シートを高い信頼性で分離し給送出来る。
適当な弁装置および制御装置を設けることによ
つて、真空圧が書類シートを給送ベルト37へ引
付ける為に付与される時点と給送ベルト37を移
動開始する時点の間に遅延を与え、これにより給
送ベルト37の移動が始まる前に最下部シートが
これらのベルト37に捕捉され、また、下方へ引
き付けられた全てのシートから最下部シートを分
離するための時間をエアーナイフ12に確保する
様にすることが望ましい。
さらに、この装置の効率を高める為に、スタツ
クトレー5は第1図に示す様に後方へ傾斜してい
る。スタツク7の下側若しくは第1および第2の
シートの間に浮動用空気が吹き付けられると、シ
ートが重力によつてセツトされる、すなわち後部
トレー壁へ向けて浮動する。かくして、取出され
ようとするシートは、シートスタツク7の残りの
シートが重力で後部トレー壁に保持されている間
に、後部トレー壁とは反対の上り方向へ引付けら
れ、重送を防止すると共に、一方向(給送方向)
に於けるスタツク7の整合すなわち端部整合を行
う。
第2図を引き続き参照し、加えて第3図を参照
してスタツクトレー5をより詳しく説明する。こ
のスタツクトレー5は平面状の基底部分51を含
み、この基底部分が同トレーのベース面を形成
し、また、同トレーの前端に開口域51a(第3
図)を有しており、この開口域51a内にコルゲ
ーシヨン・シート分離給送組立体9が挿置され
る。トレー5はさらに基底部分51の両側に前述
した2つの傾斜そで部分すなわち側部ウイング5
2および54を有し、これら側部ウイング52,
54は基底部分51につながつている。平面状の
側部ウイング52,54はベース面に対して約3°
から約6°の小さな鋭角度θをなして配置されてお
り、この角度は第3図中の線C−Cに沿つた第4
c図の断面図に明確に見られる。さらに、側部ウ
イング52,54はトレー5の前部82から後部
80へかけて幅が狭まる様に外方へ角度を付けら
れており、分離し給送する標準寸法のシートにつ
いて、これら側部ウイング52,54は給送する
標準寸法シートの矩形形状の後部角に相当するト
レー5の後部80の点86,87から、シート分
離給送組立体の側縁部に相当する点までの直線8
5,85にそれぞれ沿つてベース面と交叉してい
る。トレー5の前半部における側部ウイング5
2,54と基底部分51のベース面との交点8
4,84は、給送する標準寸法シートの前部角と
同シートの中心線との間の中間点にほぼ位置す
る。より詳細に言うと、側部ウイング52,54
と基底部分51のベース面とのトレー5の前半部
における交点84,84は、真空室41の後部4
1aから前部41bへの移行部分に於ける真空室
の側縁部に相当する。トレー5の最前部には、下
方向へ傾斜した2つの三角形のそで部分すなわち
移行ウイング63および64が形成されている。
これらのウイング63,64は、スタツク7の前
部に相当する位置に開口域51aを備えたくぼみ
を形成しており、この開口域51a中にシート分
離給送組立体9が挿置され、また、このくぼみを
通して空気がエアーナイフ12から噴射されてス
タツク7を浮動させる。作動においては、真空室
41が付勢され、最下部シートが下方へ吸着され
て給送ベルト37上に捕捉される。エアーナイフ
12はスタツク7の残りのシートから既に僅かに
分離されているスタツク7の最下部シートへ向け
て加圧空気を噴射し、スタツク7の最下部シート
とスタツク7の残りのシートの間に空気を送る。
トレー5のこの設計の目的は、最下部シートと
スタツク7の残りのシートの間に効果的な空気力
学的支持を形成して最下部シートと次のシート間
の摩擦を減じると共に、分離した最下部シートを
最も容易に給送出来るようにすることである。こ
の目的は本発明に係る上述のトレー5によつて達
成される。何故ならば、最下部シートが真空室4
1に捕捉される際に、くぼみが最下部シートとス
タツク7の残りのシートの間に形成され、このく
ぼみが座屈を生じることなく最下部シートに幾何
形状の曲げを生ぜしめ、これによりトレー5の2
つの側部および後部の周りにおいてスタツク7の
最下部シートと残りのシートの間に封止を形成す
るからである。このくぼみは側部ウイング52,
54が最下部シートの縁部をスタツク7の残りの
シートに対して持上げることで形成され、加圧空
気の噴射を可能にする為のトレー5の開口域51
aと共にスタツク7の空気力支持を形成できるよ
うにする。何故ならば、空気はくぼみ内に押し込
まれてシートの側部および後部から流れ出し、こ
れによつてスタツク7の残りのシートが持ち上げ
られて最下部シートから引き離されるからであ
る。トレー5の形状によれば、このくぼみはその
両側部および後部にて、スタツク7に最良の浮動
を与える高圧力を得るために、望まれる非常に強
い程度で封止される。高い圧力は良好な封止を行
わなければ得られない。さらに、このトレー5の
設計によれば、トレー5の後部において最下部シ
ートとスタツク7の残りのシートの間にできる開
口とトレー前部において両者間にできる開口との
比率は比較的小さく、従つて導入された空気の圧
力はトレー5の後部に於いて比較的高くなる。こ
れは、空気がシートの側部と後部から流れ出るた
めの流路断面積が次第に小さくなるからであり、
また、最下部シートと残りのシート間のすき間が
外側に向うに沿つて次第に小さくなり、これがシ
ートの外側縁近くにより高い空気圧を維持するこ
とになるからである。この点は、本文中で先に参
照した公開公報記載の装置においてスタツクの最
下部シートと残りのシート間に形成される椀形の
くぼみと対照的である。この様な椀形のくぼみで
は、両シート間に形成される流路がその流路にほ
ぼ平行な側部を有している故に、直線的な圧力降
下が生ずる。この様にして、このトレー5の特異
な形状は、シート分離給送組立体9による最下部
シートの捕捉とスタツク7の残りのシートの最下
部シートに対する浮動の両者において寄与する。
この捕捉段階において、最下部シートは先ず展開
可能な面に変形され、展開可能な面とは座屈のな
い純粋な曲がりのみで直線状態から外れる様に曲
げられるものを意味する。この様な曲げは、真空
室41がシートを捕捉するために必要なエネルギ
ーを最小限にする。さらに、真空室41がシート
を座屈させずに捕捉するので、最下部シートは前
述の公開公報記載の装置において生じる様な2つ
の側部と後部の周りのシート縁部に於ける封止を
破るような態様でねじ曲がることがない。
その結果、トレー5の側部ウイング52,54
は、シートを曲げによつて幾何形状面に変形させ
ることが比較的容易であるのに対して、シートを
座屈させることが相対的に困難であるので、シー
トの剛性に影響されない様になる。
平坦な基底部分51と2つの平面状の側部ウイ
ング52,54は前述の線85,85に沿つて交
叉するが、これらの線85,85を或る半径で丸
めて滑らかな面を形成し、トレー5上の紙がこれ
ら交叉乃至つながり部分においてトレー5と接触
して良好な封止を維持する様になすことが好まし
い。この様な滑らかな面の形成はトレー5と最下
部シート間、そして最下部シートとスタツク7の
残りのシート間で良好な空気力支持の形成を可能
にする。
トレー5の形状は、標準寸法の矩形状のシート
紙に関して説明した。側部ウイング52,54に
トレー5の前部82から後部80へかけて外向き
角度が付き、かつトレー5の後部80において給
送するシートの矩形形状の後部角に対応する位置
でベース面と交叉し、また、トレー5の前半部に
おいて給送するシートの前部角と同シートの中心
線のほぼ中間位置にてベース面と交叉するように
トレー5の寸法を定めることによつて、シート分
離給送の最大限の信頼性が得られる。シート給送
装置では、異なる寸法のシートの給送が望ましい
場合がある。本発明の装置はシート寸法の変動に
対して比較的大きな対応性があり、非常に効果的
に作用する。従つて、特定のトレー形状を選定す
るためには、給送を望む特定の紙寸法を確定し、
各寸法に対する使用フアクターを確定し、そして
給送すべきシートのすべての寸法を考慮して全体
的に望ましい性能を得るようにトレー形状を選定
する。この様にして、同一のトレーが203.2×
254.0mm(8×10in)のサイズまたはB5版のサイ
ズから279.4×431.8mm(1×17in)のサイズまた
はB4版のサイズまでの全てのシートを効率良く
給送するように使用可能であることが判つてい
る。
第3図および第4図に示した如きベース面に対
する側部ウイング52,54の角度θに関して、
この角度は各種のシートの状態、重量、剛性そし
てエアーナイフ12流量の間の釣合いに基づいて
選定する必要がある。典型的には、一般に用いる
広い範囲のシート重量と剛性に対して効率の良い
分離給送を行わせるには、角度θは約3°から約6°
までの角度とされる。
特に、過大サイズの寸法のシートに関して第3
図を再び参照すると、傾斜した平面状の側部ウイ
ング52が2つの平面部分に分かれていることが
判かる。側部ウイング52のこれら平面部分と
は、第1の平面部分57および第2の平面部分5
8であつて、両者は直線59に沿つて交叉してい
る。平面状の側部ウイング52をこの様に分ける
ことによつて、過大寸法のシート紙はその過大寸
法の端部にて幾何学的にさらに曲げられ、この過
大寸法のシートが同じシート給送通路すなわちニ
ツプを通して給送出来るようになる。この形状で
は、第1の平面部分57がベース面と交叉する角
度が角度θであり、また第3図を参照して判る様
に、第2の平面部分58は第1の平面部分57に
対して傾斜して、より水平な状態、すなわち、ベ
ース面により平行な面となつている。この形状に
おいて、第2の平面部分58とベース面の成す角
度は、第2の平面部分58をベース面方向へ延ば
した場合に角度θより小さく、約2°から約4°の程
度である。
「二方向傾斜」すなわちシート分離給送組立体
9の傾斜した前部とトレー5の傾斜した側部ウイ
ング52,54を有する下部シート給送装置の構
成によつて、最下部シートの面は前方へ給送され
るに従つて下方に変形し、同シートの側縁もまた
下方向への傾斜を付けられる。従つて、僅かに下
方へ傾斜した2つの平面状の移行ウイング63お
よび64が、トレー5の開口域51aに隣接しか
つ真空室および給送ベルト・シート分離給送組立
体9の下方へ傾斜した部分に隣接して、トレー5
の前部82に形成されている。これらの移行ウイ
ング63,64は、平坦な基底部分51の開口域
51aに隣接した点84,84から始まる傾斜し
た平面状の側部ウイング52,54と交叉してお
り、これらの点84,84で真空室および給送ベ
ルト・シート分離給送組立体の傾斜が始まりかつ
トレー5の端部へ向けて前方へ延在している。移
行ウイング63,64のそれぞれは、一つの辺8
9が給送ベルト37の下方へ傾斜した部分の平面
にあり、もう一つの辺90が平面状の側部ウイン
グ52又は54の平面に接しており、また第3の
辺91がトレー5の前方縁の輪郭の一部を形成し
ているような三角形状である。これら2つの比較
的小さい移行ウイング63,64は、トレー5の
側部ウイング52,54から真空室41の傾斜部
分への移行通路として作用し、給送されるシート
を円滑に案内する。これら移行ウイング63と6
4をトレー5の前部82に配置して、トレー5の
基底部分51と平面状の側部ウイング52,54
との交叉線85,85は真空室41の前部41b
と後部41aの交叉線における同真空室41の側
縁に対応する位置で終端している。
前述の傾斜した真空室および給送ベルト・シー
ト分離給送組立体と、軽謝した平面状の側部ウイ
ング52,54および移行ウイング63,64を
竜の翼のような形状に形成して有するシートスタ
ツクトレー5との構成は、スタツク7から最下部
シートを最良の状態で分離し、第2すなわち2番
目のシートの「フラツター」に起因するシートの
重送を実質的に排除する。第6図を参照すれば、
この点が簡単に判るであろう。シートスタツク7
の基準位置は、トレーの形状によつてスタツク7
に与えられる給送方向に対してほぼ平行な波形形
状並びにスタツク7の前端縁を支持しようとする
エアーナイフ12からの空気圧力によつて決ま
る。真空室41およびベルト37の前部41bが
スタツク7の規準位置に対して成す角度は2番目
のシートに対する空気流の確実な作用角度を確保
し、また、この角度は2番目シートがフラツター
を生じて該2番目のシートの重送が起こるのを排
除する目的が有ることを特長とする。真空室41
の後部41aに対する前部41bの角度は、最下
部シートが真空圧により給送ベルト37上に引き
付けられてスタツク7から分離されるのを物理的
に可能にする角度である。この様な配置は、スタ
ツク7の重量とエアーナイフ12の圧力の間に、
装置作動のための驚くべく大きな作動対応性を与
える。これは第7図の様に示すことができ、同図
には作動範囲が全体的に示してある。第7図に示
した本発明に係る二方向真空室(プレナム)とト
レーの作動範囲から判るように、従来のものに比
してエアーナイフ圧力およびシートスタツク重量
の作動範囲が大幅に増大している。
説明した本発明に係る装置の作動において、シ
ートのスタツク7はシートスタツクトレー5に置
かれ、以下の順序で作動が行われる。エアーナイ
フ12が付勢され、連続的に作動する。真空室4
1は付勢され、スタツク7の最下部シートを該真
空室41に向けて下方へ引き寄せる。この時、最
下部シートはスタツク7の残りのシートから僅か
に分離され、特に、真空室41および給送ベルト
37の前部41bの下方への傾斜によつて同シー
トの前端縁にてこの傾向を強く示す。エアーナイ
フ12が作動して加圧空気を最下部シートとスタ
ツク7の残りのシートとの間にできたくぼみに噴
射し、スタツク7の残りのシートを浮動させて最
下部シートをスタツク7から容易に分離するよう
になす。給送ベルト37が作動し、最下部シート
をスタツク7の下側から前方へ動かす。最下部シ
ートの後端縁がスタツク7の前端縁を越えると、
真空室41の作動が停止する。かくして、1回の
シート分離給送が終了し、必要に応じて引き続く
シートを給送する様にこのサイクルが繰返され
る。
上述の説明から明らかになる様に、本発明によ
れば、極めて効率の高い下部シート給送装置が提
供される。特に、シートスタツクトレーと最下部
シートの間に空気圧確保のための良好な封止が形
成され、シート捕足の効率を高めると共に、最下
部シートとスタツクの残りのシートの間に良好な
封止を形成して空気の流出を防止する。さらに、
前述の同装置の「二方向傾斜」の形状によつて、
シートスタツクから最下部シートを分離する最も
良好な効果が得られ、前述のシート分離給送組立
体とシートスタツクトレーの組合せによつて、第
2のシートのフラツターを驚異的に減少してシー
ト重送の減少を達成する。このことは、シート給
送装置に対する空気給送装置の効率向上を可能に
する。例えば、より効率の良い装置によれば、非
常に小さな送風機をエアーナイフ12に用いるこ
とが出来、そのような小さな送風機はかなり静粛
であると共に、シートスタツク7を同じ量の空気
にてより高く持上げることが可能である。さら
に、トレーの幾何形状は紙の重量の違いで異なる
ものでないので、紙重量および寸法の大きく異な
るものを同じトレーで使用できる。異なる寸法の
紙に関しては、最下部シートと残りのシート間に
できるくぼみが、従来技術に於いては椀形の寸法
形状を占るのに対して、本発明によつて形成され
るくぼみがむしろ紙の寸法の違いを吸収する傾向
を示す点に注目されたい。さらに、この装置は紙
の剛性並びに座屈に対する抗力に左右されず、座
屈を生じることなく紙を幾何学的に変形するの
で、信頼性が著しく高い。効率に関する本発明装
置の主要な利点は、トレーの幾何形状がこのトレ
ー上の最下部シートを同トレーの全面に密接に接
触させ、この多孔性シートを通して透過する空気
によつて空気力支持をこのシートと次のシートの
接触面に確立することである。この空気力支持
は、必要な真空圧と動力源、並びに発生する騒音
を低減して、シートの送り出しを極めて容易にす
る。
本文で説明した真空室および給送ベルト・シー
ト分離給送組立体に傾斜を付ける概念は、本発明
の下部シート給送装置のみならず、頂部シート給
送装置にも同様に適用可能で、良好なシート分離
効率を得ることが出来る。次に、その様な例を参
考のために説明する。第5図は、上述の傾斜を付
けたシート分離給送組立体を頂部シート給送装置
に適用した例を示す。この例では、給送されるシ
ートのスタツクはトレー70内に置かれ、トレー
70はばね71を介して固定基底部のプラツトホ
ーム72から持上げられて支持される。真空給送
ベルト73はロール78の周りに取付けられ、複
数のベルト73の走行路内に真空室74を有して
おり、ロール78の周りを図示していない装置に
よつて駆動される。エアーナイフ(図示なし)は
スタツクの頂部と真空室74に捕足されたシート
との間に空気流を噴射する。作動において、真空
室74が作動され、頂部シートを僅かに波形を与
えてベルト73に引付け、この波形は前述の実施
例と同様に真空室および給送ベルト・シート分離
給送組立体に設けた***部によつて与えられる。
エアーナイフはスタツクの前端縁を曲げようと
し、これにより頂部シートは真空圧によつてより
速やかに捕捉されるようになる。頂部シートが真
空室74に一旦捕捉されると、エアーナイフから
の加圧空気がそのシートの後端縁をスタツクから
分離する傾向を示す。頂部シートがベルト37上
に捕捉された後に、ベルト73が駆動され、頂部
シートを前進方向へ駆動する。
ここに説明した本発明の装置は、本文の開示の
範囲内で修正しかつ変更し得るものである。例え
ば、実施例は自動複写機における書類取扱い装置
への適用例として説明したが、本発明の装置はあ
らゆるシート給送装置に対して本質的に適用でき
る。この様な変更は、その他の容易になし得る変
更と共に、本発明の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例による下部シート
給送装置を組込んだ書類取扱い装置の横断側面
図。第2図は第1図の下部シート給送装置の要部
の平面図。第3図は本発明に係るシートスタツク
トレーの斜視図。第4a図、第4b図および第4
c図は、第3図のシートスタツクトレーにおける
線A−A,B−BおよびC−Cに沿う断面図。第
5図は本発明の概念の一部を頂部シート給送装置
に適用した参考例を示す側面図。第6図は第1図
の実施例の真空室および給送ベルト・シート分離
給送組立体を示す横断側面図。第7図は第1図の
下部シート給送装置における改良された作動範囲
を示すグラフ。第8図は第1図、第2図および第
6図のシート分離給送組立体の要部を部分的断面
で示す端面図。 5……スタツクトレー、7……シートスタツ
ク、9……シート分離給送組立体、37……ベル
ト、41……真空室、51……基底部分、51a
……開口域、52,54……側部ウイング、6
3,64……移行ウイング。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 積み重ねたシートを載せるためのスタツクト
    レー5と、前記スタツクトレー5に組み合わせて
    設置され、積み重ねたシートから最下部のシート
    を分離して給送するシート分離給送装置9とを含
    む下部シート給送装置にして、 前記スタツクトレー5が、平坦な基底部分51
    と、シートの給送方向に関して前方の位置で前記
    基底部分51に形成されたほぼ矩形の開口域51
    aと、前記基底部分51の両側にそれぞれ配置さ
    れ、前記基底部分51および前記開口域51aへ
    向けて角度(θ)で傾斜した平坦な側部ウイング
    52,54と、前記側部ウイング52,54に隣
    接して前記開口域51aの前側部に形成され、前
    記側部ウイング52,54よりも大きく傾斜した
    平坦な移行ウイング63,64とを備え、 前記下部シート分離給送装置9は、前記開口域
    51aに配置され、真空室41と、前記真空室4
    1上を走行する少なくとも1つのベルト37とを
    含み、該ベルト37の後部41aの走行面が前記
    スタツクトレー5の基底部分51と同じ平面にあ
    ると共に、前部41bの走行面が前記後部41a
    に対して角度(α)で下方へ傾斜しており、前記
    ベルト37は、前記真空室41上を通る際に該真
    空室41に連通して前記スタツクトレー5上の積
    み重ねたシートから最下部のシートを吸着・分離
    する多数の穿孔45を設けられていることを特徴
    とする下部シート給送装置。 2 特許請求の範囲第1項記載の下部シート給送
    装置において、前記側部ウイング52,54の
    各々は、前記スタツクトレー5の前部から後部に
    かけて幅を小さくするように形成されて、給送さ
    れるシートの後部角にほぼ相当する前記スタツク
    トレー5の後部の点86または87から前記ベル
    ト37の前部41bと後部41a間の移行部分に
    ほぼ相当する前記スタツクトレー5の開口域51
    aの側縁部の点84まで延びた線85に沿つて前
    記基底部分51につながつており、前記移行ウイ
    ング63,64の各々は三角形状であつて、この
    三角形の1つの辺89が前記ベルト37の前部4
    1bの走行面と同平面に位置し、第2の辺90が
    前記側部ウイング52または54に接合し、第3
    の辺91が前記スタツクトレーの前方縁の一部を
    形成している下部シート給送装置。 3 特許請求の範囲第1項または第2項記載の下
    部シート給送装置において、前記基底部分51と
    前記側部ウイング52,54の各々の間に丸みを
    付けたつながり部分85または90が形成される
    下部シート給送装置。 4 特許請求の範囲第1項から第3項までのいず
    れか一項記載の下部シート給送装置において、前
    記シート分離給送装置が、前記シートスタツクト
    レー5の前部に隣接して配置されて該トレー5上
    に積み重ねたシートの下部シートと残りのシート
    の間に空気を噴射するエアーナイフ12を含んで
    いる下部シート給送装置。 5 特許請求の範囲第1項から第4項までのいず
    れか一項記載の下部シート給送装置において、前
    記側部ウイング52,54の少なくとも一方が2
    つの平面部分57,58を備え、第1の平面部分
    57が前記傾斜角度(θ)で前記基底部分51に
    連結され、第2の平面部分58は前記第1の平面
    部分57に連結されていて、前記基底部分51に
    対して前記第2の平面部分58の成す角度が前記
    傾斜角度(θ)よりも小さい下部シート給送装
    置。 6 特許請求の範囲第1項から第5項までのいず
    れか一項記載の下部シート給送装置において、前
    記真空室41の前部41bの傾斜角度(α)が約
    2°から約8°である下部シート給送装置。 7 特許請求の範囲第1項から第6項までのいず
    れか一項記載の下部シート給送装置において、前
    記側部ウイング52または54の傾斜角度(θ)
    が約3°から約6°である下部シート給送装置。
JP57188081A 1981-11-02 1982-10-26 シ−ト給送装置 Granted JPS5882935A (ja)

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