JPH0571464B2 - - Google Patents
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- JPH0571464B2 JPH0571464B2 JP59116283A JP11628384A JPH0571464B2 JP H0571464 B2 JPH0571464 B2 JP H0571464B2 JP 59116283 A JP59116283 A JP 59116283A JP 11628384 A JP11628384 A JP 11628384A JP H0571464 B2 JPH0571464 B2 JP H0571464B2
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Landscapes
- Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、金属と合成樹脂とを組合せた容器体
に関するもので、さらに詳言すれば、金属により
成形された部分と合成樹脂により成形された部分
との間の組付きを強固に達成すると共に、金属に
より成形された部分の加工後における後加工処理
を不要にすることを目的としたものである。
に関するもので、さらに詳言すれば、金属により
成形された部分と合成樹脂により成形された部分
との間の組付きを強固に達成すると共に、金属に
より成形された部分の加工後における後加工処理
を不要にすることを目的としたものである。
金属と合成樹脂とを組合せて容器体を構成する
ことは従来から種々の容器体に対して実施されて
いるが、その組付け構造のほとんどは、金属製容
体部分の表面に合成樹脂製被膜を溶着固定すると
か、金属製の装飾体を、係合とか嵌合とかの機械
的結合手段を利用して合成樹脂製の容器体本体に
組付けとかの手段および構成となつていた。
ことは従来から種々の容器体に対して実施されて
いるが、その組付け構造のほとんどは、金属製容
体部分の表面に合成樹脂製被膜を溶着固定すると
か、金属製の装飾体を、係合とか嵌合とかの機械
的結合手段を利用して合成樹脂製の容器体本体に
組付けとかの手段および構成となつていた。
このように、金属と合成樹脂とを組合せて容器
体を構成することによつて、金属のもつ優れた機
械的特性およびガスバリヤー性等の物理的特性、
さらには装飾性を有効に発揮させることができる
と共に、合成樹脂のもつ耐腐食性、耐薬品性さら
に耐衝撃性等の特性を有効に発揮することができ
るものとなつていた。
体を構成することによつて、金属のもつ優れた機
械的特性およびガスバリヤー性等の物理的特性、
さらには装飾性を有効に発揮させることができる
と共に、合成樹脂のもつ耐腐食性、耐薬品性さら
に耐衝撃性等の特性を有効に発揮することができ
るものとなつていた。
しかしながら、上記した従来の金属と合成樹脂
とを組合せて構成される容器体にあつては、目的
とする形状、構造に加工された金属製体の加工部
分に対して後加工を施さなければならず、金属製
体の成形に極めて手間がかかつていた。
とを組合せて構成される容器体にあつては、目的
とする形状、構造に加工された金属製体の加工部
分に対して後加工を施さなければならず、金属製
体の成形に極めて手間がかかつていた。
すなわち、金属製体の加工部分には、打抜き、
切断等の加工により鋭いバリが成形され、このバ
リにより被覆される合成樹脂製の被覆が破断した
り、金属製体が組付けられる合成樹脂成形体の表
面に傷をつけたりする重大な不都合を生じるの
で、このバリを除去する後加工が必ず必要とされ
ていたのである。
切断等の加工により鋭いバリが成形され、このバ
リにより被覆される合成樹脂製の被覆が破断した
り、金属製体が組付けられる合成樹脂成形体の表
面に傷をつけたりする重大な不都合を生じるの
で、このバリを除去する後加工が必ず必要とされ
ていたのである。
また、このように金属製体の加工部分は、必ず
後加工を施す必要があるので、この加工部分は後
加工の施し易い部分および構成であることが要求
され、それがため金属製体における加工部分の箇
所および構成に大幅な制限が生じる欠点があつ
た。
後加工を施す必要があるので、この加工部分は後
加工の施し易い部分および構成であることが要求
され、それがため金属製体における加工部分の箇
所および構成に大幅な制限が生じる欠点があつ
た。
なお、金属製体と合成樹脂製体との組合せ構造
体の一例として、金属製体の一部を合成樹脂製体
の成形型面の一部として、この合成樹脂製体を射
出成形し、もつて合成樹脂製体の成形と同時に、
この合成樹脂製体と金属製体との組付けを達成す
るインサート成形手段が知られているが、このイ
ンサート成形手段により容器体を成形するに際し
ては、合成樹脂製体成形用の金属の構造が極めて
複雑となると共に、容器体の成形操作が面倒とな
る重大な欠点があつた。
体の一例として、金属製体の一部を合成樹脂製体
の成形型面の一部として、この合成樹脂製体を射
出成形し、もつて合成樹脂製体の成形と同時に、
この合成樹脂製体と金属製体との組付けを達成す
るインサート成形手段が知られているが、このイ
ンサート成形手段により容器体を成形するに際し
ては、合成樹脂製体成形用の金属の構造が極めて
複雑となると共に、容器体の成形操作が面倒とな
る重大な欠点があつた。
本発明は、上記した従来例における問題点、欠
点そして不都合を解消すべく創案されたもので、
予め所定形状に成形された合成樹脂製体を、予め
成形されている金属製体の所定箇所に強固に嵌合
組付けし、この状態で金属製体に接触している合
成樹脂製体の表面部分を溶融状態とし、もつて金
属製体と合成樹脂製体とが、その対向した部分全
域で密に接触するよう構成したものである。
点そして不都合を解消すべく創案されたもので、
予め所定形状に成形された合成樹脂製体を、予め
成形されている金属製体の所定箇所に強固に嵌合
組付けし、この状態で金属製体に接触している合
成樹脂製体の表面部分を溶融状態とし、もつて金
属製体と合成樹脂製体とが、その対向した部分全
域で密に接触するよう構成したものである。
以下、本発明を、本発明の一実施例を示す図面
を参照しながら説明する。
を参照しながら説明する。
本発明による容器体は、基本的には、有底筒形
状をした金属薄板製の本体1と、この本体1の口
筒部3の内径とほぼ等しい外径を有する内筒片9
を有すると共に、口筒部3の外径とほぼ等しい内
径を有する外筒片10を有し、さらに内筒片9と
外筒片10との上端間に一体連設された頂壁11
を有し、前記口筒部3にきつく嵌合しかつ溶着固
定される熱可塑性合成樹脂製の口部体8とから構
成されている。
状をした金属薄板製の本体1と、この本体1の口
筒部3の内径とほぼ等しい外径を有する内筒片9
を有すると共に、口筒部3の外径とほぼ等しい内
径を有する外筒片10を有し、さらに内筒片9と
外筒片10との上端間に一体連設された頂壁11
を有し、前記口筒部3にきつく嵌合しかつ溶着固
定される熱可塑性合成樹脂製の口部体8とから構
成されている。
本発明による容器体は、基本的には上記した如
き構成となつているのであるが、本体1に対する
口部体8のより強固な組付きを達成すべく、口部
体8の一部に、内筒片9と外筒片10との間に掛
け渡し状に周方向に沿つて多数のリブ片12を設
けるとか、本体1の口筒部3の外周面に周溝5を
設けるとか、口筒部3の周口端4の縦断面形状を
尖頭状に成形するとか、さらには口筒部3の開口
端部の筒壁に、開口端4に近づくに従つて幅狭と
なる切欠き6を設けるとかの手段がとられてい
る。
き構成となつているのであるが、本体1に対する
口部体8のより強固な組付きを達成すべく、口部
体8の一部に、内筒片9と外筒片10との間に掛
け渡し状に周方向に沿つて多数のリブ片12を設
けるとか、本体1の口筒部3の外周面に周溝5を
設けるとか、口筒部3の周口端4の縦断面形状を
尖頭状に成形するとか、さらには口筒部3の開口
端部の筒壁に、開口端4に近づくに従つて幅狭と
なる切欠き6を設けるとかの手段がとられてい
る。
すなわち、本発明による容器体は、予め所定の
形状に成形された本体1の口筒部3に対し、同様
に予めこの口筒部3に対応する形状に成形された
口部体8を、前記口筒部3の内周面及び外周面そ
して上端面を被覆する形態で口筒部3にきつく嵌
合組付けし、しかる後超音波加熱等の手段によ
り、口筒部3に接触している口部体8の表面部分
を溶融させ、もつてこの溶融した口部体8の表面
部合により口部体8と口筒部3との間の全ての隙
間を埋めさせた後、この溶融樹脂を冷却固化させ
ることによつて、本体1の口筒部3に口部体8を
強固に溶着固定するのである。
形状に成形された本体1の口筒部3に対し、同様
に予めこの口筒部3に対応する形状に成形された
口部体8を、前記口筒部3の内周面及び外周面そ
して上端面を被覆する形態で口筒部3にきつく嵌
合組付けし、しかる後超音波加熱等の手段によ
り、口筒部3に接触している口部体8の表面部分
を溶融させ、もつてこの溶融した口部体8の表面
部合により口部体8と口筒部3との間の全ての隙
間を埋めさせた後、この溶融樹脂を冷却固化させ
ることによつて、本体1の口筒部3に口部体8を
強固に溶着固定するのである。
この際、溶着組付け前における本体1の口筒部
3と口部体8との間に成形寸法上の誤差があつた
としても、口筒部3に接触する口部体8の表面部
分の溶融により、口筒部3に対するに口部体8の
寸法誤差は、強制的に修正されることになり、口
筒部3と口部体8とは、その対向面間全域で確実
に密接融することになる。
3と口部体8との間に成形寸法上の誤差があつた
としても、口筒部3に接触する口部体8の表面部
分の溶融により、口筒部3に対するに口部体8の
寸法誤差は、強制的に修正されることになり、口
筒部3と口部体8とは、その対向面間全域で確実
に密接融することになる。
口部体8の内筒片9と外筒片10との間に掛け
渡し状に多数設けられたリブ片12は、口部体8
内を口筒部3に嵌合組付けした際に、この口部体
8内に嵌入した口筒部3によつて破断されかつ押
潰されるが、この破断されかつ押潰されたリブ片
12が溶融することによつて、口部体8と口筒部
3との間の間隙を完全に埋めることができること
になる。
渡し状に多数設けられたリブ片12は、口部体8
内を口筒部3に嵌合組付けした際に、この口部体
8内に嵌入した口筒部3によつて破断されかつ押
潰されるが、この破断されかつ押潰されたリブ片
12が溶融することによつて、口部体8と口筒部
3との間の間隙を完全に埋めることができること
になる。
口筒部3の外周面に刻設成形された周溝5は、
加熱により、溶融した口部体8の合成樹脂材料の
一部がこの周溝5内に流入位置して固化すること
によつて、口部体8に対して上下方向に係止し合
うことになり、これによつて口筒部3に対する口
部体8の抜け出し方向に対する組付きをより強固
なものにすべく作用するものとなる。
加熱により、溶融した口部体8の合成樹脂材料の
一部がこの周溝5内に流入位置して固化すること
によつて、口部体8に対して上下方向に係止し合
うことになり、これによつて口筒部3に対する口
部体8の抜け出し方向に対する組付きをより強固
なものにすべく作用するものとなる。
口筒部3の開口端4の縦断面構造を尖頭状に成
形すると、口部体8を口筒部3に被嵌状に組付け
る際に、この尖頭状となつた開口端4の作用によ
り、口部体8の口筒部3に対する組付きが円滑に
かつ良好な状態で達成されることになる。
形すると、口部体8を口筒部3に被嵌状に組付け
る際に、この尖頭状となつた開口端4の作用によ
り、口部体8の口筒部3に対する組付きが円滑に
かつ良好な状態で達成されることになる。
すなわち、開口端4の縦断面形状を尖頭状に成
形しておくと、口部体8を口筒部3に被嵌状に組
付けた際に、開口端4が口部体8の頂壁11内に
侵入位置し、もつて開口端4と口部体8との間に
間隙を生じさせることなく、口部体8を口筒部3
に嵌合組付けすることができることになる。
形しておくと、口部体8を口筒部3に被嵌状に組
付けた際に、開口端4が口部体8の頂壁11内に
侵入位置し、もつて開口端4と口部体8との間に
間隙を生じさせることなく、口部体8を口筒部3
に嵌合組付けすることができることになる。
また、口部体8にリブ片12が附設されている
場合、開口端4の縦断面形状が尖頭状になつてい
ると、口部体8を口筒部3に嵌合組付けする際
に、この尖頭状となつた開口端4がリブ片12を
容易に破断し、もつて口部体8の口筒部3に対す
る組付け作業を容易にすることができるようにな
ると共に、この口部体8の口筒部3に対する組付
けを良好に達成することになる。
場合、開口端4の縦断面形状が尖頭状になつてい
ると、口部体8を口筒部3に嵌合組付けする際
に、この尖頭状となつた開口端4がリブ片12を
容易に破断し、もつて口部体8の口筒部3に対す
る組付け作業を容易にすることができるようにな
ると共に、この口部体8の口筒部3に対する組付
けを良好に達成することになる。
口筒部3の開口端部に削設成形された切欠き6
は、第4図に示す如く、その底部側の幅aよりも
その開口部側の幅bの方が小さくなつているの
で、口部体8を口筒部3に被嵌状に組付けた後、
口部体8の口筒部3に対向する表面部分を加熱し
て、この表面部分の合成樹脂材料を溶融すると、
この溶融樹脂がこの切欠き6内に侵入位置して、
この切欠き6内を充填した後、固化するので、こ
の切欠き6と、この切欠き6内に位置した合成樹
脂材料との相互作用によつて、本体1に対する口
部体8の組付きを、本体1の軸方向および周方向
に対し、強固に係止保持することになる。
は、第4図に示す如く、その底部側の幅aよりも
その開口部側の幅bの方が小さくなつているの
で、口部体8を口筒部3に被嵌状に組付けた後、
口部体8の口筒部3に対向する表面部分を加熱し
て、この表面部分の合成樹脂材料を溶融すると、
この溶融樹脂がこの切欠き6内に侵入位置して、
この切欠き6内を充填した後、固化するので、こ
の切欠き6と、この切欠き6内に位置した合成樹
脂材料との相互作用によつて、本体1に対する口
部体8の組付きを、本体1の軸方向および周方向
に対し、強固に係止保持することになる。
図示実施例の場合、本体1は、アルミニウムに
より比較的縦長の有底筒形状に成形されていて、
胴部2の上端にフランジ部7を介して口筒部3が
一体に連設されている。
より比較的縦長の有底筒形状に成形されていて、
胴部2の上端にフランジ部7を介して口筒部3が
一体に連設されている。
この本体1の口筒部3には、その外周面に、第
3図に示す如き、周溝5が刻設されていると共
に、開口端部に、第4図に示す如き、切欠き6が
任意固数(第2図図示実施例の場合、2個)だけ
削設成形され、さらに周口端4は、その内周縁を
最先端とした尖頭状縦断面形状に成形された構成
となつている。
3図に示す如き、周溝5が刻設されていると共
に、開口端部に、第4図に示す如き、切欠き6が
任意固数(第2図図示実施例の場合、2個)だけ
削設成形され、さらに周口端4は、その内周縁を
最先端とした尖頭状縦断面形状に成形された構成
となつている。
また、口部体8は、内筒片9と外筒片10との
間に多数のリブ片12を周方向に沿つて等間隔に
一体設しており、さらに外筒片10の外周面に螺
条を刻設した構成となつている。
間に多数のリブ片12を周方向に沿つて等間隔に
一体設しており、さらに外筒片10の外周面に螺
条を刻設した構成となつている。
このように、口筒部3には、周溝5と切欠き6
とが形成されていると共に、開口端4を尖頭状構
成とし、また口筒体8にリブ片12を附設した構
造としたので、口部体8は口筒部3に対して、周
溝5と切欠き6との作用により抜け出し不能に強
固に組付くと共に、切欠き6の作用により空転不
能に組付くことになり、さらに尖頭状となつた開
口端4の作用によつて、口筒部3に対する口部体
8の嵌合組付けが円滑にかつ確実に達成すること
ができることになり、そして多数のリブ片12に
より口筒部3と口部体8との間に間隙を発生させ
ることなく口筒部3と口部体8との溶着固定を達
成することができることになる。
とが形成されていると共に、開口端4を尖頭状構
成とし、また口筒体8にリブ片12を附設した構
造としたので、口部体8は口筒部3に対して、周
溝5と切欠き6との作用により抜け出し不能に強
固に組付くと共に、切欠き6の作用により空転不
能に組付くことになり、さらに尖頭状となつた開
口端4の作用によつて、口筒部3に対する口部体
8の嵌合組付けが円滑にかつ確実に達成すること
ができることになり、そして多数のリブ片12に
より口筒部3と口部体8との間に間隙を発生させ
ることなく口筒部3と口部体8との溶着固定を達
成することができることになる。
図示実施例の場合、口部体8は、パツキン14
を有するネジキヤツプ13により開閉される口部
を形成する構造となつており、その成形材料は、
AS樹脂であつた。
を有するネジキヤツプ13により開閉される口部
を形成する構造となつており、その成形材料は、
AS樹脂であつた。
この口部体8に対し、本体1はアルミニウム板
からのプレス成形により成形されたもので、尖頭
状の開口端4は本体1のアルミニウム板から切断
した際の形状をそのまま利用している。
からのプレス成形により成形されたもので、尖頭
状の開口端4は本体1のアルミニウム板から切断
した際の形状をそのまま利用している。
以上の説明から明らかな如く、本発明の容器体
は、金属薄板製の本体1と熱可塑性合成樹脂製の
口部体8とを極めて強固に嵌合・溶着固定するこ
とができ、また口部体8により被嵌される口筒体
3は、本体1の切断及び打抜き加工部分であるの
で、この口筒部3に対する後加工を全く必要とせ
ず、これがため本体1の成形が極めて容易とな
り、さらに口部が合成樹脂製の口部体8によつて
形成されるので、キヤツプによるより高い密閉保
持力を得ることができると共にキヤツプの良好な
組付き構造を簡単に得ることができ、またさらに
機械的外力の作用により容易に永久変形を引き起
こす本体1の口筒部3の機械的強度の弱さを、こ
の口筒部3に固定される口部体8によつて充分に
補償することができる等多くの優れた効果を発揮
するものである。
は、金属薄板製の本体1と熱可塑性合成樹脂製の
口部体8とを極めて強固に嵌合・溶着固定するこ
とができ、また口部体8により被嵌される口筒体
3は、本体1の切断及び打抜き加工部分であるの
で、この口筒部3に対する後加工を全く必要とせ
ず、これがため本体1の成形が極めて容易とな
り、さらに口部が合成樹脂製の口部体8によつて
形成されるので、キヤツプによるより高い密閉保
持力を得ることができると共にキヤツプの良好な
組付き構造を簡単に得ることができ、またさらに
機械的外力の作用により容易に永久変形を引き起
こす本体1の口筒部3の機械的強度の弱さを、こ
の口筒部3に固定される口部体8によつて充分に
補償することができる等多くの優れた効果を発揮
するものである。
第1図は、本発明の一実施例の構造を示す要部
拡大縦断面図である。第2図は、本体の全体縦断
面図である。第3図は、本体の要部拡大縦断面図
である。第4図は、本体の要部拡大図である。第
5図は、口部体の一部破断した全体図である。第
6図は、口部体の底面図である。 符号の説明、1;本体、2;胴部、3;口筒
部、4;開口端、5;周溝、6;切欠き、7;フ
ランジ、8;口部体、9;内筒片、10;外筒
片、11;頂壁、12;リブ片。
拡大縦断面図である。第2図は、本体の全体縦断
面図である。第3図は、本体の要部拡大縦断面図
である。第4図は、本体の要部拡大図である。第
5図は、口部体の一部破断した全体図である。第
6図は、口部体の底面図である。 符号の説明、1;本体、2;胴部、3;口筒
部、4;開口端、5;周溝、6;切欠き、7;フ
ランジ、8;口部体、9;内筒片、10;外筒
片、11;頂壁、12;リブ片。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 有底筒形状の金属薄板製本体と; 該本体の口筒部の内径とほぼ等しい外径を有す
る内筒片と、前記口筒部の外径とほぼ等しい内径
を有する外筒片と、該外筒片と内筒片との上端間
に一体連設された頂壁と、そして前記内筒片と外
筒片との間に掛け渡し状に周方向に沿つて多数設
けられたリブ片とを有し、前記口筒部に嵌合しか
つ溶着固定される熱可塑性合成樹脂製の口部体
と; から成る容器体。 2 開口部を形成する口筒部の外周面に周溝を周
設した有底筒形状の金属薄板製本体と; 該本体の口筒部の内径とほぼ等しい外径を有す
る内筒片と、前記口筒部の外径とほぼ等しい内径
を有する外筒片と、該外筒片と内筒片との上端間
に一体連設された頂壁とを有し、前記口筒部に嵌
合しかつ溶着固定される熱可塑性合成樹脂製の口
部体と; から成る容器体。 3 開口部を形成する口筒部の開口端を尖頭状に
した有底筒形状の金属薄板製本体と; 該本体の口筒部の内径とほぼ等しい外径を有す
る口筒片と、前記口筒部の外径とほぼ等しい内径
を有する外筒片と、該外筒片と内部片との上端間
に一体連設された頂壁とを有し、前記口筒部に嵌
合しかつ溶着固定される熱可塑性合成樹脂製の口
部体と; から成る容器体。 4 開口部を形成する口筒部の開口端部の筒壁
に、開口端に近づくに従つて幅狭となつた切欠き
を設けた有底筒形状の金属薄板製本体と; 該本体の口筒部の内径とほぼ等しい外径を有す
る内筒片と、前記口筒部の外径とほぼ等しい内径
を有する外筒片と、該外筒片と内筒片との上端間
に一体連設された頂壁とを有し、前記口筒部に嵌
合しかつ溶着固定される熱可塑性合成樹脂製の口
部体と; から成る容器体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11628384A JPS61148A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 容器体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11628384A JPS61148A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 容器体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61148A JPS61148A (ja) | 1986-01-06 |
JPH0571464B2 true JPH0571464B2 (ja) | 1993-10-07 |
Family
ID=14683232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11628384A Granted JPS61148A (ja) | 1984-06-06 | 1984-06-06 | 容器体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61148A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6345576B2 (ja) * | 2014-11-19 | 2018-06-20 | マルカ株式会社 | 湯たんぽ |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5320265B2 (ja) * | 1974-12-06 | 1978-06-26 | ||
JPS591345A (ja) * | 1982-06-23 | 1984-01-06 | 三陽紙器株式会社 | 飲料包装容器 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4849073U (ja) * | 1971-10-05 | 1973-06-27 | ||
JPS5320265U (ja) * | 1976-07-30 | 1978-02-21 |
-
1984
- 1984-06-06 JP JP11628384A patent/JPS61148A/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5320265B2 (ja) * | 1974-12-06 | 1978-06-26 | ||
JPS591345A (ja) * | 1982-06-23 | 1984-01-06 | 三陽紙器株式会社 | 飲料包装容器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61148A (ja) | 1986-01-06 |
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