JPH0571413U - 締付バンド - Google Patents

締付バンド

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JPH0571413U
JPH0571413U JP2028792U JP2028792U JPH0571413U JP H0571413 U JPH0571413 U JP H0571413U JP 2028792 U JP2028792 U JP 2028792U JP 2028792 U JP2028792 U JP 2028792U JP H0571413 U JPH0571413 U JP H0571413U
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JP
Japan
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shaped member
belt
locking hole
band
lever
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Pending
Application number
JP2028792U
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English (en)
Inventor
平 濱
Original Assignee
株式会社ミハマ製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホース等の被締結物のパイプ等との接続後に
おいても、被締結物に容易に巻付・締付を行うことので
きる締付バンドを提供する。 【構成】 一端部に形成された係止孔14を具備する帯
状部材12と、帯状部材12をリング状体とした際に、
係止孔14の外方から進入し嵌合する凸部24aが他端
に形成されていると共に、凸部24aを支点にして前記
リング状体の径を縮径する方向に回動操作し得るよう
に、中途部面又は一端部面が帯状部材12の他端部の一
面に固着されたレバー24とから構成される締付バンド
10であって、該レバー24の他端に形成された凸部2
4aが帯状部材12方向に曲折されていることを特徴と
する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は締付バンドに関し、更に詳細にはガスホースや自動車用ブーツ等のホ ース等とパイプ等との接続部分を締付けて接続する締付バンドに関する。
【0002】
【従来の技術】
ガスホースや自動車用ブーツ等のホースの接続部分を締付けて所定の機器と接 続する締付バンドとして、特公昭50ー14702号公報等において提案されて いるワンタッチ式の金属製締付バンドが使用されている。 この締付バンドを図5に示す。図5に示す締付バンド2は、帯状体4をリング 状にして両端を重ね合わせた掌合分3に一体的に固着したレバー5と、レバー5 のてこ作用により帯状体4を縮径した際に、レバー5の先端を帯状体4上に固定 する止め具6とから構成されている。 この締付バンド2を用いてホース等の被締結物をパイプ等に接続する際には、 締付バンド2を挿入したホース等の被締結物をパイプ等に接続した後、被締結物 の接続部分に締付バンド2を移動する。 次いで、レバー5の先端を力点とし、レバー5の帯状体4に接する端部を支点 としてレバー5を矢印方向に回動させると、掌合分3が作用点としてリング状の 帯状体4が縮径されて被締結物を締付ける。 更に、被締結物を締付けたレバー5の先端は、止め具6で固定されて締付状態 を保持できる。 また、図6に示す分離式の締付バンドも使用されている。この締付バンドは、 帯状体7の両端を重合わせてリング状とし、帯状体7の外周部分7aに外周方向 に門形に突出する耳8が設けられている。かかる耳8は、押し潰されたとき、リ ング状の帯状体7を縮径するクランプ手段である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
図5に示す締付バンド2は、締付が容易で且つ迅速に行うことができる。 しかし、被締結物をパイプ等に接続した状態で、帯状体4をリング状にした締 付バンド2の被締結物への挿脱を自在に行うことができない。 このため、締付バンド2を使用してホース等の被締結物とパイプ等とを接続す る際には、締付バンド2を被締結物に挿入してから接続することが必要となり、 接続作業の作業手順が限定される。 更に、補修や修理の際に、締付バンド2の交換を要する場合には、被締結物と パイプ等との接続を外した後でないと締付バンド2を交換することができず、交 換作業が煩雑となる。しかも、被締結物のパイプ等との接続を外せない場合には 、締付バンド2の交換を行うことができない。
【0004】 また、図6に示す分離式の締付バンドは、被締結物とパイプ等との接続がされ た後にでも被締結物の接続部に巻き付けることができるため、図5に示す締付バ ンド2の欠点を解消することができる。 しかしながら、押し潰した耳8においては、図6に示す矢印方向へのスプリン グバック現象が伴うため、帯状体7に強い締付力を保持させることは困難であっ た。 そこで、本考案の目的は、ホース等の被締結物のパイプ等との接続後において も、被締結物に容易に巻付・締付を行うことのできる締付バンドを提供すること にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案者は、前記目的を達成すべく検討を重ねた結果、帯状部材の一端部に係 止孔を設け、且つ前記帯状部材をリング状体とした際に、前記係止孔に挿入され て嵌合する凸部を一端に形成されたレバーを帯状部材の他端部に設けると共に、 前記凸部を曲折することによって、パイプ等と接続された被締結物に容易に巻付 ・締付を行うことができ且つ強い締付力を保持できることを見出し、本考案に到 達した。 即ち、本考案は、一端部に形成された係止孔を具備する帯状部材と、前記帯状 部材をリング状体とした際に、前記係止孔の外方から進入し嵌合する凸部が一端 に形成されていると共に、前記凸部を支点にして前記リング状体の径を縮径する 方向に回動操作し得るように、中途部面又は一端部面が帯状部材の他端部の一面 に固着されたレバーとから構成される締付バンドであって、該レバーの一端に形 成された凸部が帯状部材方向に曲折されていることを特徴とする締付バンドにあ る。 かかる本考案において、係止孔が帯状部材の一端部に形成された突起部に前記 帯状部材の他端部方向を向く開口孔が設けられた突起状係止孔であることが、帯 状部材の締付力を大とすることができる。
【0006】
【作用】
本考案によれば、帯状部材をリング状体とした際に、レバーの他端に形成され た凸部が帯状部材の一端部に形成された係止孔に進入し嵌合する。 この際に、前記凸部は、帯状部材方向に曲折されているため、レバーの帯状部 材に対する傾斜角を大としても係止孔への凸部の進入を容易に行うことができ、 帯状部材を被締結物に容易に巻き付けることができる。 更に、被締結物に巻き付けた帯状部材から突出状態にあるレバーを、帯状部材 の径を縮径する方向に回動することができる。 このため、予めパイプ等と接続された被締結物に対する締付バンドの巻付・締 付を容易に行うことができるのである。
【0007】
【実施例】
本考案を図面によって更に説明する。 図1(a)(b)は、本考案に係る締付バンドを展開し部分的に省略した部分 断面側面図及び部分平面図である。 本実施例の締付バンド10は、一端部に係止孔14が形成された帯状の金属製 板である帯状部材12と、帯状部材12の一端部に中途部面がスポット溶接等に よって固定されたレバー24と、リング状体とした帯状部材12の径を縮径する ように回動したレバー24の一端を固定するための止め具16とから成る。 本実施例において、帯状部材12の一端部に設けられた係止孔14は、帯状部 材12の一端部に形成された突起部22に、レバー24が固着された他端部方向 を向く開口孔22aが設けられた突起状係止孔(以下、単に係止孔14と示すこ とがある)である。
【0008】 また、レバー24の帯状部材12と重複している部分の一端には凸部24aが 形成され、凸部24は帯状部材12方向に曲折されている。 かかる凸部24aの曲折角θは、145°以下、特に125°〜145°であ ることが好ましい。折曲角θが145°を越えると、帯状部材12の一端部に形 成された係止孔14への凸部24の進入が困難となる傾向がある。 尚、本実施例においては、折曲角θを略135°とした。 更に、帯状部材12の一端部に形成された係止孔14の近傍に、側面コ字状に 曲折された止め具16が、帯状部材12を跨ぎ且つ両端が外方向に開くように固 定されている。
【0009】 この様な図1に示す締付バンド10の帯状部材12を、図2に示す様に、リン グ状体20とすると、係止孔14の突起部22に開口された開口孔22aにレバ ー24に形成された凸部24aが外方から進入し係止孔14中に嵌合する。 この際に、本実施例においては、凸部24aが曲折されているため、帯状部材 12とレバー24の起立部との角度(傾斜角)Φを凸部24aが曲折されていな い場合に比較して大とすることができ、凸部24aの係止孔14aへの進入・嵌 合を容易に行うことができる。 このため、ホース等の被締結物をパイプ等に接続した後、被締結物の接続部に 帯状部材12を巻き付け且つ凸部24aを係止孔14に進入・嵌合させる巻付け 作業を容易に行うことができる。更に、一旦、嵌合した凸部24aは係止孔14 から容易に抜け出すことがない。 次いで、係止孔14に嵌合させた凸部24aを支点にして、図2に示す矢印の 方向に、レバー24の起立部を帯状部材12に当接するまで回動することによっ てリング状体20の径を縮径する。 本実施例においては、帯状部材12に当接するまで回動したレバー24の起立 部の端部は止め具16の両起立片の間に位置するため、止め具16の起立片をハ ンマー等で叩いて押倒してレバー24の起立部端部を固定する。このため、リン グ状体20が縮径された状態を保持することができる。
【0010】 本実施例の締付バンド10をホース等の被締結物に巻き付けてレバー24の起 立部を回動し、起立部の端部を止め具16に固定した状態を図3に示す。 図3に示す帯状部材12は、パイプ32に接続されたホース30に巻き付けた 後、係止孔14に嵌入した突起部24aを支点としてレバー24の起立部を回動 し(図2)、起立部の先端を止め具16に固定したものである。 本実施例においては、係止孔14を構成する突起部22が帯状部材12によっ て締め付けられるため、平坦な係止孔の締付バンドに比較して、本実施例の締付 バンド10のホース30に対する締付力を大とすることができる。
【0011】 ところで、図1〜2において説明してきた締付バンド10において、リング状 体20とした際に、帯状部材12の両端部の近傍は互いに重複するため、リング 状体20の内側面に帯状部材12の端部による段差ができる。かかる段差が大と なる程、被締結物を締付る締付力が不均一となり、シール性の低下を招く原因と なることがある。このため、前記段差を可及的に少なくして被締結物を締付る締 付力を平均化すべく、帯状部材12の薄肉化が図られる。 しかしながら、帯状部材12の薄肉化が図られると、帯状部材12の一端部に 形成した係止孔14の強度が低下するため、係止孔14に進入・嵌合した凸部2 4aを支点としてレバー24の起立部を回動する際に、係止孔14の変形又は亀 裂が発生することがある。 この様な係止孔14の変形や亀裂が発生した場合には、レバー24の起立部の 回動によって帯状部材12に加えられる張力が低下し、被締結物を締め付ける締 付力が減少することになる。 かかる係止孔14の変形防止と、帯状部材12の薄肉化とを同時に図るために は、図4に示す様に、他の金属板に形成した係止孔14を帯状部材12の所定の 位置に固着することによって達成可能である。
【0012】
【考案の効果】
本考案によれば、ホース等の被締結物とパイプ等とが接合された後でも、容易 に締付バンドを巻き付けて締め付けることができ、被締結物とパイプ等との接続 作業手順等の自由度を確保できる。 また、補修や修理の際に、締付バンドを交換する必要がある場合においても、 被締結物とパイプ等との接続を外すことなく交換でき、交換作業を容易に行うこ ともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る締付バンドを展開し部分的に省略
した部分断面側面図及び部分平面図を示す
【図2】図1に示す締付バンド10をリング状体とした
際の側面図を示す。
【図3】図1に示す締付バンド10をパイプ32に接続
されたホース30に装着した状態を示す部分断面図であ
る。
【図4】他の実施例を示す部分断面図である。
【図5】従来の締付バンドを示す側面図である。
【図6】従来の締付バンドを示す側面図である。
【符号の説明】
10 締付バンド 12 帯状部材 14 係止孔 16 止め具 22 突起部 22a 開口孔 24 レバー 24a 凸部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端部に形成された係止孔を具備する帯
    状部材と、 前記帯状部材をリング状体とした際に、前記係止孔の外
    方から進入し嵌合する凸部が一端に形成されていると共
    に、前記凸部を支点にして前記リング状体の径を縮径す
    る方向に回動操作し得るように、中途部面又は一端部面
    が帯状部材の他端部に固着されたレバーとから構成され
    る締付バンドであって、 該レバーの一端に形成された凸部が帯状部材方向に曲折
    されていることを特徴とする締付バンド。
  2. 【請求項2】 係止孔が帯状部材の一端部に形成された
    突起部に前記帯状部材の他端部方向に向く開口孔が設け
    られた突起状係止孔である請求項1記載の締付バンド。
JP2028792U 1992-03-04 1992-03-04 締付バンド Pending JPH0571413U (ja)

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JP2028792U JPH0571413U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 締付バンド

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JP2028792U JPH0571413U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 締付バンド

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JPH0571413U true JPH0571413U (ja) 1993-09-28

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JP2028792U Pending JPH0571413U (ja) 1992-03-04 1992-03-04 締付バンド

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545614A (en) * 1978-09-27 1980-03-31 Nippon Oil & Fats Co Ltd Purification of aliphatic acid

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5545614A (en) * 1978-09-27 1980-03-31 Nippon Oil & Fats Co Ltd Purification of aliphatic acid

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