JPH057137A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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Publication number
JPH057137A
JPH057137A JP3183586A JP18358691A JPH057137A JP H057137 A JPH057137 A JP H057137A JP 3183586 A JP3183586 A JP 3183586A JP 18358691 A JP18358691 A JP 18358691A JP H057137 A JPH057137 A JP H057137A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
circuit
semiconductor integrated
integrated circuit
circuit device
Prior art date
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Pending
Application number
JP3183586A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Ozaki
英之 尾崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Publication of JPH057137A publication Critical patent/JPH057137A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザが出力のスイッチング時間を選択でき
る半導体集積回路装置を得る。 【構成】 出力回路のトランジスタTr11,Tr12のう
ちグランド側にトランジスタTr13を併設し、トランジ
スタTr12をオンするための駆動信号φ2 と外部からそ
の出力をオン/オフできるスイッチング時間設定回路1
6の出力φ3 との論理積をNANDゲート14でとり、
その反転信号でトランジスタTr13を駆動し、トランジ
スタTr13を出力に寄与するか否かをユーザサイドで制
御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路装置
に関し、特にその出力回路のスイッチング時間を制御で
きるようにしたものに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は従来の半導体集積回路装置の出力
回路を示す回路図であり、図において、Tr1 ,Tr2
はNチャンネルMOSトランジスタ、φ1 ,φ2 はそれ
ぞれTr1 ,Tr2 のゲート端子に入力される入力信
号、DOUT は出力回路の出力信号である。
【0003】次に動作について説明する。図4は図3に
示される出力回路に入力される信号φ1 ,φ2 及び出力
信号DOUT のタイミングチャートである。今、時刻Tで
φ1 が“L”から“H”レベルに変化したとし、φ2
“L”のままであるとする。この場合、トランジスタT
1 は“ON”状態になり、トランジスタTr2は“O
FF”状態を保つため、出力DOUT は“H”レベルにな
る。この時、トランジスタTr1 のコンダクタンスが比
較的大きい場合には、図4の実線に示すような出力信号
になり、コンダクタンスが比較的小さい場合には図4の
破線に示すような出力信号となる。即ち、トランジスタ
Tr1 のコンダクタンスが大きい場合には、出力信号は
速やかに“H”レベルになり、コンダクタンスが小さい
場合には緩やかに“H”レベルになる。一方、実際の出
力信号の波形は、出力端子に付加される寄生的なインダ
クタンス及びキャパシタンスのためにオーバーシュー
ト,アンダーシュートが発生する。このオーバーシュー
ト,アンダーシュートはスイッチング時間が短い場合に
は大きくなり、長い場合には小さくなるのが一般的であ
る。
【0004】また、図5は出力信号DOUT が“L”レベ
ルとなる場合の入力信号φ1 ,φ2 及び出力信号波形を
示したものである。この場合もスイッチング速度が速い
場合には、大きなオーバーシュート,アンダーシュート
が発生し、スイッチング速度が遅い場合には、比較的小
さなオーバーシュート,アンダーシュートが発生する。
一方、Tr1 ,Tr2 のコンダクタンスはトランジスタ
のチャネル巾Wを大きくすれば小さくなり、チャネル巾
を小さくすれば大きくなる。また、寄生的なインダクタ
ンス及びキャパシタンス成分は半導体集積回路を搭載す
るプリント基板の状況に大きく依存している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の半導体集積回路
装置は以上のように構成されているので、寄生的なイン
ダクタンス,キャパシタンスについてあまり注意が払わ
れていない。プリント基板に出力のスイッチング速度の
速い集積回路が使用された場合には大きなアンダーシュ
ート,オーバーシュートが発生して回路の誤動作を生じ
たり、また逆に、オーバーシュート,アンダーシュート
を軽減するために出力トランジスタのコンダクタンスを
比較的小さくしてスイッチング速度を遅くした集積回路
は、高速動作を必要とするユーザーの希望に沿えない等
の問題があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、ユーザーが出力回路のスイッチ
ング速度を選択できるようにした半導体集積回路装置を
得ることを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る半導体集
積回路装置は、出力回路の電源側あるいはグランド側の
出力トランジスタを2個以上の複数のトランジスタから
構成し、その一部のトランジスタを出力に寄与させるか
どうかを外部から制御できるように構成したものであ
る。
【0008】
【作用】この発明によれば、出力トランジスタの等価的
なチャネル巾を外部から制御できるようになるので、出
力トランジスタのコンダクタンスを可変にすることがで
き、ユーザサイドで所要のスイッチング速度を選択でき
る。
【0009】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1は本発明の一実施例による半導体集積回路装
置の出力回路を示すもので、図において、Tr11〜Tr
13はNチャンネルMOSトランジスタ、14はNAND
ゲート(論理演算回路)、15はインバータ、φ1 ,φ
2 はそれぞれトランジスタTr11,Tr12のゲート端子
に入力される入力信号であり、図示しない出力駆動回路
(半導体集積回路装置の内部回路)が発生する。DOUT
はこの出力回路の出力信号、16はスイッチング速度設
定回路(選択回路)、φ3 はその出力信号である。
【0010】また、本実施例では、トランジスタTr12
のチャネル巾は比較的小さく設定しており、トランジス
タTr13のチャネル巾は比較的大きく設定してある。従
って、トランジスタTr12のコンダクタンスは比較的小
さく、トランジスタTr13のそれは比較的大きくなって
いる。
【0011】また、スイッチング速度設定回路の一例を
図2に示す。図のように、n段のダイオード接続された
MOSトランジスタTr1〜Trnの一端に入力信号が
印加され、他端は高抵抗Rを介して接地されるととも
に、インバータ16に入力されている。
【0012】次に、この回路の動作について説明する。
今、図2に示す入力端INに低電圧が印加されたとす
る。この電圧がn・VTH(V)より低ければ、ノード2
1は接地レベルとなる。ここで、VTHはMOSトランジ
スタのしきい値電圧である。従って、この時φ3
“H”レベルとなる。
【0013】一方、入力端INに高電圧が印加された場
合を考えると、この電圧がn・VTH+A(V)を越えた
時はφ3 は“L”レベルとなる。ここで、Aはインバー
タ16の論理しきい値電圧である。通常、このn・VTH
+Aの電圧は電源電圧VCC以上に設定される。この時、
φ3 が“L”レベルなので、図1におけるNANDゲー
ト14の出力はφ2 の状態によらず、常に“H”レベル
となり、従ってインバータ15の出力は常に“L”レベ
ルになる。従って、Tr13は常に非導通の状態となる。
【0014】一方、φ3 が“H”レベルの時にφ2
“H”になると、NANDゲート14の出力が“L”と
なり、インバータ15の出力が“H”となり、Tr13
導通する。このようにφ3 信号の状態によりTr13の動
作を制御することが可能になる。
【0015】即ち、出力のスイッチング速度を速くした
い時は、ユーザーが設定信号の電圧レベルを“L”レベ
ルにすればよく、逆に遅くしたい時は設定信号の電圧レ
ベルを“H”レベルにすることにより、スイッチング速
度を選択することが可能になる。
【0016】なお、上記実施例では、外部から印加する
電圧値によりスイッチング速度を選択するように構成さ
れているが、最近のDRAMで周知のように/RAS信
号の立ち下がりエッジで取り込んだ所定のアドレスピン
のレベルに応じて内部回路を切り換えるアドレスキー方
式によりスイッチング速度を設定することも可能であ
り、この他の制御方式についても本発明の範疇に入るも
のである。
【0017】また、上記実施例ではグランド側に2個の
出力トランジスタを用意したものを示したが、電源側あ
るいはグランド側および電源側の双方に2個以上の出力
トランジスタを設けるようにしてもよく、上記実施例と
同様の効果を奏する。
【0018】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る半導体集
積回路装置によれば、出力回路の出力トランジスタを電
源側あるいはグランド側に2つ以上用意し、そのうちの
少なくとも1つが出力に寄与するか否かを外部からの指
定できるようにしたので、スイッチング時間をユーザー
が選択でき、ユーザーの希望に沿ったスイッチング時間
を持った半導体集積回路をメーカーサイドで作り分ける
必要がなく、生産の効率を改善することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例による半導体集積回路装置
の出力回路を示す回路図である。
【図2】この発明の一実施例によるスイッチング時間設
定回路を示す回路図である。
【図3】従来の半導体集積回路装置の出力回路を示す回
路図である。
【図4】“H”レベルを出力する時のスイッチング波形
を示す波形図である。
【図5】“L”レベルを出力する時のスイッチング波形
を示す波形図である。
【符号の説明】
Tr1 ,Tr2 ,Tr13 NチャンネルMOSトランジ
スタ 14 NANDゲート 15 インバータ 16 スイッチング速度設定回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】電源側,グランド側、あるいはその両方
    に、2個以上の並列に接続されるスイッチング素子によ
    り形成され、半導体集積回路装置内部の信号を外部に出
    力するための出力回路と、外部に出力すべき“L”,
    “H”に従って、前記出力回路を駆動する出力駆動回路
    と、外部からの制御信号によりその出力状態が制御され
    る選択回路と、前記出力駆動回路と前記選択回路の論理
    演算信号を出力する論理演算回路とを備え、前記スイッ
    チング素子の少なくとも1つは前記出力駆動回路により
    その導通/非導通が制御され、残りの少なくとも1つの
    スイッチング素子は前記論理演算信号によりその導通,
    非導通が制御されるように接続され、このスイッチング
    素子を出力回路として寄与させるかどうかを外部から任
    意に制御できることを特徴とする半導体集積回路装置。
JP3183586A 1991-06-26 1991-06-26 半導体集積回路装置 Pending JPH057137A (ja)

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JP3183586A JPH057137A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 半導体集積回路装置

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Publications (1)

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JPH057137A true JPH057137A (ja) 1993-01-14

Family

ID=16138411

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JP3183586A Pending JPH057137A (ja) 1991-06-26 1991-06-26 半導体集積回路装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292019A (ja) * 1988-09-28 1990-03-30 Nec Corp 相補形mos出力バッファ回路

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0292019A (ja) * 1988-09-28 1990-03-30 Nec Corp 相補形mos出力バッファ回路

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