JPH0571250B2 - - Google Patents

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JPH0571250B2
JPH0571250B2 JP57156784A JP15678482A JPH0571250B2 JP H0571250 B2 JPH0571250 B2 JP H0571250B2 JP 57156784 A JP57156784 A JP 57156784A JP 15678482 A JP15678482 A JP 15678482A JP H0571250 B2 JPH0571250 B2 JP H0571250B2
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JP
Japan
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storage bag
ultrasonic
wave transmitting
ultrasonic wave
probe
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JP57156784A
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English (en)
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JPS5946950A (ja
Inventor
Kazufumi Ishama
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は診断のための医療機器の分野に属し、
さらに詳しくは超音波プローブの超音波送受波面
と被検体表面との間に音響媒体を介在保持するた
めの超音波プローブ用アダプタに関するものであ
る。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来より、超音波プローブを用いた医用診断
は、被検体例えば生体の種々の部位について行な
われている。ところが、生体の表面形状が部位に
よつて種々様々であるため、略平面形状の超音波
送受波面をそれらの部位と良好に接触させること
が困難となつている。このため、超音波の減衰の
少ない音響媒体たる水をビニール等の水袋に収納
し、これを超音波プローブと被検体表面との間に
介在させて、被検体の種々の表面形状との接触性
を確保していた。
ところが、上記の方法によつて超音波診断を行
うに際して、次のような問題が生じている。
(1) 超音波プローブと被検体表面との間に水袋を
介在維持することが困難である。
(2) 水袋への注水及び脱気の操作が困難である。
(3) 音響媒体たる水の防水効果が完全でなく操作
の障害となつている。
(4) 流動性ある音響媒体の性質を有効に利用して
種々の表面形状に適合できるような超音波プロ
ーブ用アダプタが提供されていない。
(5) 音響媒体を介在させる装置が大きく、超音波
プローブの操作性が悪い。
上記のような欠点があつたため、従来より、
種々の表面形状に超音波プローブを使用するのが
困難となつていた。
〔発明の目的〕
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであ
り、被検体表面への超音波プローブの着脱が容易
で、注水、脱気の操作を円滑に行うことが可能で
あり、音響媒体が良好にシールされ、かつ、音響
媒体を被検体の種々の部位に対して良好に接触さ
せることのできる超音波プローブ用アダプタを提
供することを目的とするものである。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するための本発明の概要は、超
音波プローブの超音波送受波面と被検体表面との
間に音響媒体を介在させるための超音波プローブ
用アダプタにおいて、開口端が前記超音波送受波
面縁部に保持され、注水口若しくは脱気口の少な
くとも一方を有し内部に音響媒体を収納する音響
伝達部材より成る収納袋と、前記収納袋とは別体
であり前記収納袋を前記超音波送受波面縁部に押
圧保持する保持部材と、前記保持部材を前記超音
波プローブにおける前記超音波送受波面と対向す
る面に着脱可能に係止する係止部材とを有するこ
とを特徴とするものである。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明
する。第1図は本発明の一実施例である超音波プ
ローブ用アダプタの分解斜視図、第2図乃至第4
図は超音波プローブ用アダプタを構成する部材の
部品図である。超音波プローブ用アダプタ(以下
アダプタと略記する)は、プローブ本体1の超音
波送受波面1aの縁部に装着されるゴム枠2と、
開口端3aが前記ゴム枠2を包含するように配置
され、内部に音響媒体を収納する収納袋3と、該
収納袋3の開口端3aを前記ゴム枠2に押圧保持
する収納袋3とは別体である保持部材4と、該保
持部材4をプローブ本体1の前記超音波送受波面
1aと対向する対向面1bに係止する係止部材5
とから成つている。前記ゴム枠2は、第2図A,
Bに示すように、プローブ本体1の超音波送受波
面1a以外の底面と当接する方形枠状の底部2a
と、プローブ本体1の側面1cと当接するように
前記底部2aの外縁より垂直に立ち上り部を形成
した側壁部2bとから成つている。2cは超音波
送受波面1aを逃げるように切欠された逃げ部で
ある。前記収納袋3は、超音波の透過性の良好な
音響伝達部材例えば天然ラテツクスゴムで形成さ
れると共に、開口端3a近傍の周面上の相対向す
る位置に注水口3b、脱気口3cが突出して設け
られている。前記保持部材4は、第3図A,Bに
示すように、中央を切欠した枠形状をなし、前記
ゴム枠2の底部2aに収納袋3を押圧する底部4
aと、前記ゴム枠2の側壁部2aに収納袋3を押
圧する側壁部4bとを有する。図示4cは収納袋
3の逃げのための切欠部を示す。又、保持部材4
の例えば長手方向の両端であつて、前記側壁部4
bの上端には鉤部4d,4dが設けられている。
この保持部材4は、剛性のある部材例えばSPCC
で形成されている。前記係止部材5は、第4図
A,B,Cに示すように、プローブ本体1のケー
ブル取り出し部1dを逃げて対向面1bと側面1
cとに当接するように、プローブ本体1の形状に
沿つた当接面5aを有している。プローブ本体1
の長手方向の両端側の側面1cに当接する当接面
5a,5aには、前記保持部材4の鉤部4d,4
dを係止する係止部6,6が設けられている。こ
の係止部6,6は当接面5a,5aの下端に固着
された軸61,6aと、該軸6a,6aに一端が
回動自在に保持され図示A,B方向に回転可能な
把手6b,6bと、略コ字状を成すと共にその両
端が前記把手6bの中間部に回動自在に保持され
る係止軸6c,6cとから成つている。尚、図示
してはいないが、係止部6,6にはねじりコイル
スプリングが装着され、把手6b,6bは図示矢
印A,B方向の両端でその位置が安定するように
付勢されている。
以上のように構成された超音波プローブ用アダ
プタの作用について説明する。プローブ本体1へ
のアダプタの装着は第1図の分解斜視図に示すよ
うに、先ずゴム枠2をプローブ本体1の超音波送
受波面1a側より装着し、次に開口端3aが前記
ゴム枠2の2bに当接するように収納袋3を配置
する。そして、ゴム枠2と収納袋3との当接部に
さらに重ね合わすように保持部材4を装着する。
その後、把手6b,6bを図示B方向(第4図参
照)に回転した状態で、係止部材5をプローブ本
体1の対向面1c側より装着し、係止部6の係止
軸6c,6cを前記保持部材4の鉤部4d,4d
に係止する。そして、前記把手6b,6bを図示
矢印A方向に回転することによりプローブ本体1
へのアダプタの装着が完了する。第5図がアダプ
タをプローブ本体1に装着した後の状態を示す概
略説明図である。次に、この状態で収納袋3に音
響媒体たる水を収納する。収納袋3に設けた注入
口3bより水を注水すると共に、注入口3bと対
向配置された脱気口3cより同時に脱気を行なつ
て空気の混入を防止する。以上の操作により、収
納袋3内に水が密閉され、プローブ本体1の超音
波送受波面1aと収納袋3の外面との間に音響媒
体たる水を満たすことができる。超音波診断にあ
つては、収納袋3の外面を被検体表面に当接する
ことにより、いわゆる水浸法と同様にして、超音
波送受波面1aにおける超音波の送受波を効率よ
く行うことができる。
以上説明したアダプタをプローブ本体1に使用
することにより以下の効果を奏することができ
る。
プローブ本体1に収納袋3が一体的に装着さ
れ、かつ、プローブ本体1にアダプタを装着し
た際の形状がプローブ本体1単体とほぼ同様の
形状となつているため、診断の際の操作性が極
めて良好である。
プローブ本体1への収納袋3の装着に際し
て、収納袋3の開口端3aをプローブ本体1と
密嵌する柔軟性を有するゴム枠2と剛性の高い
保持部材4との間に挾持しているため、開口端
3aをプローブ本体1の全周に沿つて確実に装
着することができ、よつて収納袋3内の水が外
部に漏れる恐れはない。
超音波送受波面1a側に装着される保持部材
4を、超音波送受波面1aと相対向する対抗面
1b側に引張するように係止部材5によつて固
定しているため、固定状態が極めて安定し、プ
ローブ本体1の操作中であつても保持部材4の
固定が解除される恐れはない。
収納袋3は柔軟性に富み、かつ、音響媒体た
る水は流動的であるため、種々の形状を有する
被検体表面に対して、音響媒体を良好に接触保
持することができる。
本発明は前記実施例に限定されるものではな
く、本発明の要旨の範囲内で種々の変形例を包含
することは言うまでもない。例えば、超音波送受
波面1a縁部に装着される前記ゴム枠2は、収納
袋3の開口端3aをプローブ本体1へ密着保持す
るためのものである。従つて、予じめ、超音波送
受波面1a縁部の材質をゴム等の柔軟性ある部材
で形成しておけば、ゴム枠2を要せずに収納袋3
を直接装着してもよい。又、収納袋3内へ音響媒
体を供給するための注水口3b、脱気口3cは必
ずしも収納袋3に具備するものでもなく、例えば
プローブ本体1に予じめ注水口、脱気口を設け、
超音波送受波面1a側より注入、脱気を行うこと
ができるようにしてもよい。さらに、保持部材4
を係止する係止部材5は、前記実施例に示すもの
に限らず例えば第6図に示すように、ピアノ線、
SUS等のバネ剛性の高い線状部材で形成し、そ
の両端に係止部6,6を設け、その中間部をプロ
ーブ本体1の対向面1aに当接すると共に、前記
係止部6,6を保持部材4の鉤部4d,4dに係
止するようにしてもよい。この他、係止部材を両
端に係止部を有するバンド状に形成してもよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明によると、種々
の形状を有する被検体表面に、音響媒体を介して
プローブ本体を良好に接触させることのできる超
音波プローブ用アダプタを提供することができ
る。しかも、超音波プローブ用アダプタのプロー
ブへの装着に際し、コンパクトに装着でき、か
つ、音響媒体の漏れの心配もないため、超音波プ
ローブの操作性を損うことがない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例である超音波プロー
ブ用アダプタの分解斜視図、第2図A,Bはゴム
枠の正面図、断面図、第3図は保持部材の断面
図、正面図、第4図A,B,Cは支持部材の正面
図、平面図、側面図、第5図はプローブ本体へア
ダプタを装着した状態を示す概略説明図、第6図
は係止支持部材の変形例を示す概略斜視図であ
る。 1…プローブ本体、1a…超音波送受波面、1
b…対向面、1c…側面、2…ゴム枠、3…収納
袋、3b…注入口、3c…脱気口、4…保持部
材、4c…鉤部、5…係止部材。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 超音波プローブの超音波送受波面と被検体表
    面との間に音響媒体を介在させるための超音波プ
    ローブ用アダプタにおいて、開口端が前記超音波
    送受波面縁部に保持され、注水口若しくは脱気口
    の少なくとも1方を有し内部に音響媒体を収納す
    る音響伝達部材より成る収納袋と、前記収納袋と
    は別体であり前記収納袋を前記超音波送受波面縁
    部に押圧保持する保持部材と、前記保持部材を前
    記超音波プローブにおける前記超音波送受波面と
    対向する面に着脱可能に係止する係止部材とを有
    することを特徴とする超音波プローブ用アダプ
    タ。
JP15678482A 1982-09-10 1982-09-10 超音波プロ−ブ用アダプタ Granted JPS5946950A (ja)

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JP15678482A JPS5946950A (ja) 1982-09-10 1982-09-10 超音波プロ−ブ用アダプタ

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JPS5946950A JPS5946950A (ja) 1984-03-16
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JP15678482A Granted JPS5946950A (ja) 1982-09-10 1982-09-10 超音波プロ−ブ用アダプタ

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JPS6215304U (ja) * 1985-07-10 1987-01-29
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JPS57160447A (en) * 1981-03-10 1982-10-02 Siemens Ag Applicator for ultrasonic diagnosis

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