JPH057043Y2 - - Google Patents

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JPH057043Y2
JPH057043Y2 JP1987083236U JP8323687U JPH057043Y2 JP H057043 Y2 JPH057043 Y2 JP H057043Y2 JP 1987083236 U JP1987083236 U JP 1987083236U JP 8323687 U JP8323687 U JP 8323687U JP H057043 Y2 JPH057043 Y2 JP H057043Y2
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JP
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tightening
wire
tire
connecting band
fitting
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、タイヤの滑止めを行なうタイヤ滑止
具の連結金具に関する。
(従来の技術) 自動車用タイヤの滑止具として、金属製チユー
ンに代つて非金属製のものが注目されている。
この種のタイヤ滑止具は、第12図(実開昭61
−183205号公報)に示すように、タイヤ1の外周
面に帯状巻付体11を巻付け、巻付体11の長手
方向両端の連結帯部18A,18Bを互いに対向
させて連結し、巻付体11の左右各側縁に緊締索
12A,12Bを係合しており、両連結帯部18
A,18Bの端部同士を連結する第1金属26
と、各連結帯部18A,18Bの端部の緊締索1
2とを係合連結する第2・第3金具27,28と
を必要とし、更に両端を連結する緊締索12Aに
は、両端連結用の第4金具29を必要とする。
(考案が解決しようとする問題点) 前記従来技術においては、1本の金具は常に2
部材の連結しかしていなく、巻付体装着に多数の
金具を必要とするため、タイヤ滑止具の着脱を面
倒且つ困難にし、着脱事故の可能性を増大すると
共にコストを増大している。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、一物の金具に3連結部を形成し、巻
付体11の2連結帯部18A,18Bと1本の緊
締索12とを同時に連結するように構成すること
により、前記従来技術の問題点を決定できるよう
にしたものである。
即ち、本考案における問題解決手段の具体的構
成は、1本の線材の両端及び中途部を折曲して形
成されていて、中途部14aが緊締索12の一端
に連結され、一端14bが巻付体11の一方の連
結帯部18に連結され、他端が巻付体11の他方
の連結帯部18及びこれと連結された緊締索12
の他端に対して連結されるタイヤ滑止具の連結金
具であつて、 線材の中途部14aを丸く巻いて閉ループの環
状に形成し、この環状中途部14aから見て両端
14b,14cを交差する2方向に突出している
点にある。
(作用) 連結金具14は、折曲した一端(取付部)14
bが巻付体11の一方の連結帯部18に連結さ
れ、折曲した他端(係合部)14cが他方の連結
帯部18に間接的に着脱自在に連結され、環状の
中途部(環部)14aが緊締索12の一端に連結
され、この緊締索12の他端が前記他端14cに
対して連結され、1本の線材を折曲して形成した
一物で3部材を同時に連結する。
両連結帯部18及び緊締索12の両端に、相対
位置がずれるような引張り力が加わると、連結金
具14は1本の線材で形成されているため、閉ル
ープの環状の中途部14aが拡縮変形したり、中
途部14aから交差する2方向に突出している両
端14b,14cの交差角度が変化したりして、
前記引張り力を吸収する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第11図において、1は自動車用空気入りタイ
ヤで、トレツド部2から左右にシヨルダ部3、サ
イドウオール部4及びビード部5が延設され、左
右ビード部5はデイスク6に固定のリム7に嵌合
されている。
第1,11図において、前記タイヤ1の外周面
に巻付けられたタイヤ滑止具10は、帯状の巻付
体11と、左右1対の緊締索12A,12Bと、
多数の係合具13と、複数の連結金具14とを有
する。
巻付体11は、タイヤ1のトレツド部2、左右
シヨルダ部3及びサイドウオール部4にわたる外
周面に着脱自在に巻付けられるもので、ネツト状
とされた芯材16をゴム又は合成樹脂等から成る
被覆材17で被覆して、網状に形成されている。
巻付体11の長手方向両端には全幅にわたつて
細長い連結帯部18A,18Bが形成されてお
り、巻付体11をタイヤ1に巻付けると、両連結
帯部18A,18は互いに近接対向する。巻付体
11のトレツド対応部分には、間隔をおいて多数
のスパイク19が植設されている。
左右緊締索12A,12Bは自動車装着タイヤ
の内外面のどちらにも同一のものを使用しても良
いが、実施例では、外側に伸縮性無端索12B
を、内側に非伸縮性有端索12Aを用いている。
無端緊締索12Bはゴム又はスプリングで形成
されており、巻付体11の一側縁に間隔をおいて
設けられた多数の係合具13Bに係脱自在に係合
している。係合具13Bは線材をS字状に折曲
し、一端を巻付体11にカシメて取付け、緊締索
12B係合側はフツク状になつている。
有端緊締索12Aはワイヤ又はロープ等で形成
されており、巻付体11の他側縁に間隔をおいて
設けられた多数の係合具13Aに挿通されてい
る。この係合具13Aは帯板又は針金を折曲し、
一端を巻付体11にカシメて取付け、他端に緊締
索12Aを挿通する環部が形成されている。
有端緊締索12Aの両端はクランプ金具20を
介してループ状に形成され、一端は補助連結具2
1の環部21aに係合連結されている。補助連結
具21は第9,10図に示すように、一端に環部
21aを、他端に取付部21bを有し、取付部2
1bは連結帯部18Aの一端にカシメにより取付
けられている。
有端緊締索12Aの他端は第1連結金具14A
の環部14aに連結されている。第1連結金具1
4Aは第2〜4図に示す如く、1本の線材を折曲
して、中央に環部14aを、その両断側に取付部
14bと係合部14cとを形成している。取付部
14bは補助連結具21と同様に、一方の連結帯
部18Bの一端に第4図2点鎖線で示すように、
貫通してカシメることにより取付けられており、
係合部14cはフツク状に形成され、補助連結具
21のa環部21に係脱自在に係合しており、他
方の連結帯部18Aに間接的に連結されている。
即ち、第1連結金具14Aは、1本の線材の両
端及び中途部を折曲して形成したものであり、線
材の中途部(環部14a)は丸く巻いて閉ループ
の環状に形成され、一端(取付部14b)と他端
(係合部14c)とは、中途部から見て交差(直
交)する2方向に突出しており、中途部は緊締索
12の一端に連結され、一端は一方の連結帯部1
8Bに連結され、他端は他方の連結帯部18A及
びこれと連結された緊締索12の他端に対して補
助連結具21を介して連結されている。
第1連結金具14Aによつて一端側が連結され
た1対の連結帯部18A,18Bは、その他端側
が第2連結金具14Bによつて連結されている。
第2連結金具14Bは第1,5〜8図に示され
ており、1本の線材を折曲して前後対称形状であ
り、中央のフツク部14dから2又に別れて取付
部14bと係合部14cとが形成されている。フ
ツク部14dは針金が2重になつており、係合具
13Bと同様に無端緊締索12bを係脱自在に係
合し、取付部14bは第1連結金具14Aと同様
に、第6図2点鎖線で示す如く貫通してカシメ
て、連結帯部18Aの端部に取付けられ、係合部
14cはフツク状に形成され、連結帯部18Bの
端部に着脱自在に係合される。
前記取付部14bと係合部14cとの間には2
又の広がりを防止する補強板22が設けられてい
る。この補強板22は帯板を取付部14bと係合
部14cとに巻回して、その両端を中央部にスポ
ツト溶接して形成されている。
尚、第2連結金具14Bは第1連結金具14A
を取付けている連結帯部18B側に取付けておい
ても良い。
尚、本考案は前記実施例に限定されるものでは
なく、種々変形することができる。
(考案の効果) 以上詳述した本考案によれば、中途部14aが
緊締索12の一端と、一端14bが一方の連結帯
部18と、他端14cが他方の連結帯部及びこれ
と連結された緊締索12の他端側と夫々連結する
連結金具14は、1本の線材の中途部14aを丸
く巻いて閉ループの環状に形成し、この環状中途
部14aから見て両端14b,14cを交差する
2方向に突出しているので、1本の線材を折曲げ
するだけで3部材と連結する部分が形成でき、簡
単且つシンプルで、安価に製作ができ、また、巻
付体11及び緊締索12に相対位置がずれるよう
な引張り力が加わつても、主に環状中途部14a
が変形することでその引張り力を吸収でき、3部
材との連結が解除されるような変形を防止でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜11図は本考案の実施例を示しており、
第1図は巻付け状態の展開図、第2〜4図は第1
連結金具の平面図、側面図及び正面図、第5〜8
図は第2連結金具を示しており、第5図は平面
図、第6図は第5図の−線断面図、第7図は
側面図、第8図は第6図の−線断面図、第
9,10図は補助連結具の正面図と平面図、第1
1図は巻付け状態のタイヤ滑止具の断面図、第1
2図は従来技術の展開図である。 1……タイヤ、2……トレツド部、10……タ
イヤ滑止具、11……巻付体、12……緊締索、
13……係合具、14……連結金具、14a……
環部、14b……取付部、14c……係合部、1
4d……フツク部、18……連結帯部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1本の線材の両端及び中途部を折曲して形成さ
    れていて、中途部14aが緊締索12の一端に連
    結され、一端14bが巻付体11の一方の連結帯
    部18に連結され、他端が巻付体11の他方の連
    結帯部18及びこれと連結された緊締索12の他
    端に対して連結されるタイヤ滑止具の連結金具で
    あつて、 線材の中途部14aを丸く巻いて閉ループの環
    状に形成し、この環状中途部14aから見て両端
    14b,14cを交差する2方向に突出している
    ことを特徴とするタイヤ滑止具の連結金具。
JP1987083236U 1987-05-28 1987-05-28 Expired - Lifetime JPH057043Y2 (ja)

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JP1987083236U JPH057043Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JP1987083236U JPH057043Y2 (ja) 1987-05-28 1987-05-28

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JPS63189806U JPS63189806U (ja) 1988-12-06
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60127207U (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 小川テント株式会社 自動車用タイヤ滑り止めネツトの接続固定装置

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JPS63189806U (ja) 1988-12-06

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