JPH0569116A - 鋳造装置 - Google Patents
鋳造装置Info
- Publication number
- JPH0569116A JPH0569116A JP22692791A JP22692791A JPH0569116A JP H0569116 A JPH0569116 A JP H0569116A JP 22692791 A JP22692791 A JP 22692791A JP 22692791 A JP22692791 A JP 22692791A JP H0569116 A JPH0569116 A JP H0569116A
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- JP
- Japan
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- molding
- casting
- flask
- line
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- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の異種製品を同一ラインで鋳造できる鋳
造装置を提供する。 【構成】 下型造型機11および上型造型機13は鋳枠の内
部に型を造型し、注湯装置16は型内に溶湯を注湯し、ラ
イン19，20は分離された鋳枠を造型機11，13へ回収す
る。下型造型機11には、自動車の右側サスペンションア
ーム用下型造型ライン21と左側サスペンションアーム用
下型造型ライン22とを仕分部23から分岐して設ける。上
型造型機13には、右側サスペンションアーム用上型造型
ライン24と左側サスペンションアーム用上型造型ライン
25とを仕分部26から分岐して設ける。鋳枠の切欠31，32
の有無を仕分部23，26でセンサにより検出して、鋳枠が
左右どちらの鋳物製品に対応するかを識別する。切欠3
1，32が設けられた下枠33および上枠34を右側サスペン
ションアーム用造型ライン21，24へ供給する。切欠31，
32のない下枠35および上枠36を左側サスペンションアー
ム用造型ライン22，25へ供給する。
造装置を提供する。 【構成】 下型造型機11および上型造型機13は鋳枠の内
部に型を造型し、注湯装置16は型内に溶湯を注湯し、ラ
イン19，20は分離された鋳枠を造型機11，13へ回収す
る。下型造型機11には、自動車の右側サスペンションア
ーム用下型造型ライン21と左側サスペンションアーム用
下型造型ライン22とを仕分部23から分岐して設ける。上
型造型機13には、右側サスペンションアーム用上型造型
ライン24と左側サスペンションアーム用上型造型ライン
25とを仕分部26から分岐して設ける。鋳枠の切欠31，32
の有無を仕分部23，26でセンサにより検出して、鋳枠が
左右どちらの鋳物製品に対応するかを識別する。切欠3
1，32が設けられた下枠33および上枠34を右側サスペン
ションアーム用造型ライン21，24へ供給する。切欠31，
32のない下枠35および上枠36を左側サスペンションアー
ム用造型ライン22，25へ供給する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、一つのラインで複数種
の鋳物製品を鋳造できる鋳造装置に関するものである。
の鋳物製品を鋳造できる鋳造装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】一般的に、鋳造装置は、下枠の内部に下
型を造型する下型造型機と、上枠の内部に上型を造型す
る上型造型機と、枠合せにより一体化された型内に溶湯
を注湯する注湯装置と、下枠と上枠とを分離して鋳物製
品を取出し下枠および上枠を対応する造型機へ回収する
ラインとを少なくとも有する。この鋳造装置で鋳造され
る鋳物製品は一種類であり、同一の鋳造装置では複数種
の鋳物製品を作ることができない。
型を造型する下型造型機と、上枠の内部に上型を造型す
る上型造型機と、枠合せにより一体化された型内に溶湯
を注湯する注湯装置と、下枠と上枠とを分離して鋳物製
品を取出し下枠および上枠を対応する造型機へ回収する
ラインとを少なくとも有する。この鋳造装置で鋳造され
る鋳物製品は一種類であり、同一の鋳造装置では複数種
の鋳物製品を作ることができない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】鋳物製品の形状等を決
定するものは造型機によって作製される型であり、鋳物
製品が異なればこの造型機も当然異なるが、この造型機
以外の設備は、異種製品に対しても同様のものでよい場
合がある。例えば自動車の左右対称部品のように注湯量
や湯口位置が同一の場合は同一の注湯装置を使用するこ
とも可能であり、このような場合は、鋳造設備の有効利
用を考えると、同一の鋳造装置で２種類の鋳物製品を鋳
造した方が望ましい。
定するものは造型機によって作製される型であり、鋳物
製品が異なればこの造型機も当然異なるが、この造型機
以外の設備は、異種製品に対しても同様のものでよい場
合がある。例えば自動車の左右対称部品のように注湯量
や湯口位置が同一の場合は同一の注湯装置を使用するこ
とも可能であり、このような場合は、鋳造設備の有効利
用を考えると、同一の鋳造装置で２種類の鋳物製品を鋳
造した方が望ましい。
【０００４】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、複数の異種製品を鋳造できる鋳造装置を提供する
ことを目的とするものである。
ので、複数の異種製品を鋳造できる鋳造装置を提供する
ことを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は、鋳枠の内部に
型を造型する造型機11，13と、型内に溶湯を注湯する注
湯装置16と、型内から鋳物製品を取出して鋳枠を造型機
11，13へ回収するライン19，20とを少なくとも有する鋳
造装置において、前記造型機11，13に、複数種の鋳物製
品に対応する複数の造型ライン21，22，24，25が設けら
れ、前記鋳枠に、複数種の鋳物製品に対応する識別部3
1，32が設けられた鋳造装置である。
型を造型する造型機11，13と、型内に溶湯を注湯する注
湯装置16と、型内から鋳物製品を取出して鋳枠を造型機
11，13へ回収するライン19，20とを少なくとも有する鋳
造装置において、前記造型機11，13に、複数種の鋳物製
品に対応する複数の造型ライン21，22，24，25が設けら
れ、前記鋳枠に、複数種の鋳物製品に対応する識別部3
1，32が設けられた鋳造装置である。
【０００６】
【作用】本発明は、鋳枠に設けられた識別部31，32によ
り、鋳枠がどの種類の鋳物製品に対応するかを識別し、
その鋳枠を対応する造型ライン21，22，24，25に搬送し
て鋳枠内に対応する型を造型し、そして、異種の鋳枠に
対し共通の注湯装置16により注湯を行う。
り、鋳枠がどの種類の鋳物製品に対応するかを識別し、
その鋳枠を対応する造型ライン21，22，24，25に搬送し
て鋳枠内に対応する型を造型し、そして、異種の鋳枠に
対し共通の注湯装置16により注湯を行う。
【０００７】
【実施例】以下、本発明を図面に示される実施例を参照
して詳細に説明する。
して詳細に説明する。
【０００８】図１は、鋳造装置の概要を平面的に示した
もので、この鋳造装置は、下枠の内部に下型を造型する
下型造型機11と、下枠とともに搬送中の下型内に中子を
おさめる中子おさめライン12と、上枠の内部に上型を造
型する上型造型機13と、前記中子おさめライン12で搬送
されてきた下枠と前記上枠とを枠合せする枠合せ装置14
と、この枠合せ装置14により一体化された鋳枠（上枠お
よび下枠）がストレージされるストックライン15と、こ
のストックライン15から供給された鋳枠の型内に溶湯を
注湯する注湯装置16と、この注湯装置16にて注湯された
後の高温の鋳物製品を冷却する製品冷却ライン17と、こ
の製品冷却ライン17から搬入された鋳枠（下枠および上
枠）を分離する枠分離装置18と、この枠分離装置18で分
離された下枠から鋳物製品を取出すとともに下枠を下型
造型機11へ搬送する製品取出ライン19と、上枠を前記上
型造型機13へ搬送する上枠搬送ライン20とから構成され
ている。
もので、この鋳造装置は、下枠の内部に下型を造型する
下型造型機11と、下枠とともに搬送中の下型内に中子を
おさめる中子おさめライン12と、上枠の内部に上型を造
型する上型造型機13と、前記中子おさめライン12で搬送
されてきた下枠と前記上枠とを枠合せする枠合せ装置14
と、この枠合せ装置14により一体化された鋳枠（上枠お
よび下枠）がストレージされるストックライン15と、こ
のストックライン15から供給された鋳枠の型内に溶湯を
注湯する注湯装置16と、この注湯装置16にて注湯された
後の高温の鋳物製品を冷却する製品冷却ライン17と、こ
の製品冷却ライン17から搬入された鋳枠（下枠および上
枠）を分離する枠分離装置18と、この枠分離装置18で分
離された下枠から鋳物製品を取出すとともに下枠を下型
造型機11へ搬送する製品取出ライン19と、上枠を前記上
型造型機13へ搬送する上枠搬送ライン20とから構成され
ている。
【０００９】前記下型造型機11には、例えば自動車の右
側サスペンションアーム用下型造型ライン21と左側サス
ペンションアーム用下型造型ライン22とが仕分部23から
分岐して設けられ、また、前記上型造型機13には、例え
ば自動車の右側サスペンションアーム用上型造型ライン
24と左側サスペンションアーム用上型造型ライン25とが
仕分部26から分岐して設けられている。
側サスペンションアーム用下型造型ライン21と左側サス
ペンションアーム用下型造型ライン22とが仕分部23から
分岐して設けられ、また、前記上型造型機13には、例え
ば自動車の右側サスペンションアーム用上型造型ライン
24と左側サスペンションアーム用上型造型ライン25とが
仕分部26から分岐して設けられている。
【００１０】このように、下型造型機11および上型造型
機13には、２種の鋳物製品に対応する２列の造型ライン
21，22および24，25が仕分部23，26から分岐してそれぞ
れ設けられ、そして、造型ライン21の下枠と造型ライン
24の上枠とが右側サスペンションアーム用鋳枠として枠
合せされ、また、造型ライン22の下枠と造型ライン25の
上枠とが左側サスペンションアーム用鋳枠として枠合せ
される。
機13には、２種の鋳物製品に対応する２列の造型ライン
21，22および24，25が仕分部23，26から分岐してそれぞ
れ設けられ、そして、造型ライン21の下枠と造型ライン
24の上枠とが右側サスペンションアーム用鋳枠として枠
合せされ、また、造型ライン22の下枠と造型ライン25の
上枠とが左側サスペンションアーム用鋳枠として枠合せ
される。
【００１１】鋳枠には、図２および図３に示されるよう
に識別部としての切欠31，32が設けられた下枠33および
上枠34と、図４および図５に示されるように前記切欠3
1，32が設けられていない下枠35および上枠36とがあ
る。
に識別部としての切欠31，32が設けられた下枠33および
上枠34と、図４および図５に示されるように前記切欠3
1，32が設けられていない下枠35および上枠36とがあ
る。
【００１２】前記切欠31，32が設けられた下枠33および
上枠34は一方の鋳物製品（右側サスペンションアーム）
の鋳枠であり、また、前記切欠31，32のない下枠35およ
び上枠36は他方の鋳物製品（左側サスペンションアー
ム）の鋳枠である。この切欠31，32の有無を前記仕分部
23，26にて近接スイッチ、リミットスイッチ、フォトセ
ンサ等のセンサにより検出して、下枠および上枠がどち
らの鋳物製品に対応するかを識別する。
上枠34は一方の鋳物製品（右側サスペンションアーム）
の鋳枠であり、また、前記切欠31，32のない下枠35およ
び上枠36は他方の鋳物製品（左側サスペンションアー
ム）の鋳枠である。この切欠31，32の有無を前記仕分部
23，26にて近接スイッチ、リミットスイッチ、フォトセ
ンサ等のセンサにより検出して、下枠および上枠がどち
らの鋳物製品に対応するかを識別する。
【００１３】このように、下枠および上枠に設けられた
切欠31，32の有無をセンサで検出することにより、下枠
および上枠がどちらの鋳物製品に対応するものかを識別
したら、前記仕分部23，26によって下枠および上枠をそ
れぞれ対応する造型ラインに仕分けて、その枠内に造型
を行い、そして、中子おさめ、枠合せの後、この種類の
異なる鋳枠に対し共通の注湯装置16により注湯を行う。
切欠31，32の有無をセンサで検出することにより、下枠
および上枠がどちらの鋳物製品に対応するものかを識別
したら、前記仕分部23，26によって下枠および上枠をそ
れぞれ対応する造型ラインに仕分けて、その枠内に造型
を行い、そして、中子おさめ、枠合せの後、この種類の
異なる鋳枠に対し共通の注湯装置16により注湯を行う。
【００１４】なお、複数種の鋳物製品に対応する識別部
としては、前記切欠31，32に限定されるものではなく、
孔、溝などでもよい。また、鋳枠は２種類に限定される
ものでもなく、前記識別部の数または場所を変え、造型
ラインを増やすことにより、３種以上の鋳物製品に対応
できるようにしてもよい。
としては、前記切欠31，32に限定されるものではなく、
孔、溝などでもよい。また、鋳枠は２種類に限定される
ものでもなく、前記識別部の数または場所を変え、造型
ラインを増やすことにより、３種以上の鋳物製品に対応
できるようにしてもよい。
【００１５】
【発明の効果】本発明によれば、造型機に、複数種の鋳
物製品に対応する複数の造型ラインが設けられ、鋳枠
に、複数種の鋳物製品に対応する識別部が設けられたか
ら、この識別部にしたがって、複数種の鋳枠をそれぞれ
対応する造型ラインに搬入して造型することにより、一
つの鋳造装置で複数の異種製品を鋳造でき、注湯装置等
の鋳造設備の有効利用を図ることができる。また、時間
のかかる造型を複数の造型ラインにより並行して行うの
で、能率の低下を防止できる。
物製品に対応する複数の造型ラインが設けられ、鋳枠
に、複数種の鋳物製品に対応する識別部が設けられたか
ら、この識別部にしたがって、複数種の鋳枠をそれぞれ
対応する造型ラインに搬入して造型することにより、一
つの鋳造装置で複数の異種製品を鋳造でき、注湯装置等
の鋳造設備の有効利用を図ることができる。また、時間
のかかる造型を複数の造型ラインにより並行して行うの
で、能率の低下を防止できる。
【図１】本発明の鋳造装置の一実施例を示す平面図であ
る。
る。
【図２】同上鋳造装置で使用される一方の鋳枠の平面図
である。
である。
【図３】同上鋳造装置で使用される一方の鋳枠の正面図
である。
である。
【図４】同上鋳造装置で使用される他方の鋳枠の平面図
である。
である。
【図５】同上鋳造装置で使用される他方の鋳枠の正面図
である。
である。
11，13 造型機 16 注湯装置 19，20 回収するライン 21，22，24，25 造型ライン 31，32 識別部
Claims (1)
- 【請求項１】 鋳枠の内部に型を造型する造型機と、型
内に溶湯を注湯する注湯装置と、型内から鋳物製品を取
出して鋳枠を造型機へ回収するラインとを少なくとも有
する鋳造装置において、 前記造型機に、複数種の鋳物製品に対応する複数の造型
ラインが設けられ、 前記鋳枠に、複数種の鋳物製品に対応する識別部が設け
られたことを特徴とする鋳造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22692791A JP2851190B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22692791A JP2851190B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 鋳造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0569116A true JPH0569116A (ja) | 1993-03-23 |
| JP2851190B2 JP2851190B2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=16852786
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22692791A Expired - Fee Related JP2851190B2 (ja) | 1991-09-06 | 1991-09-06 | 鋳造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2851190B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006167730A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Sintokogio Ltd | 注湯済み鋳型の冷却ライン |
| WO2010125845A1 (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-04 | アイテックエフエム株式会社 | 鋳物製品の製造方法及び製造工場 |
-
1991
- 1991-09-06 JP JP22692791A patent/JP2851190B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006167730A (ja) * | 2004-12-13 | 2006-06-29 | Sintokogio Ltd | 注湯済み鋳型の冷却ライン |
| JP4529131B2 (ja) * | 2004-12-13 | 2010-08-25 | 新東工業株式会社 | 注湯済み鋳型の冷却ライン |
| WO2010125845A1 (ja) * | 2009-05-01 | 2010-11-04 | アイテックエフエム株式会社 | 鋳物製品の製造方法及び製造工場 |
| CN102438775A (zh) * | 2009-05-01 | 2012-05-02 | I’Tecfm株式会社 | 铸件制品的制造方法及制造工厂 |
| EP2455170A1 (en) * | 2009-05-01 | 2012-05-23 | I'tec Fm Co., Ltd. | Method of manufacturing cast metal products, and manufacturing plant |
| JP4939668B2 (ja) * | 2009-05-01 | 2012-05-30 | アイテックエフエム株式会社 | 鋳物製品の製造方法及び製造工場 |
| EP2455170A4 (en) * | 2009-05-01 | 2014-09-17 | I Tec Fm Co Ltd | PROCESS FOR PRODUCING CAST METALLIC PRODUCTS AND MANUFACTURING PLANT |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2851190B2 (ja) | 1999-01-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |