JPH0568971A - 流出油回収剤 - Google Patents
流出油回収剤Info
- Publication number
- JPH0568971A JPH0568971A JP3036400A JP3640091A JPH0568971A JP H0568971 A JPH0568971 A JP H0568971A JP 3036400 A JP3036400 A JP 3036400A JP 3640091 A JP3640091 A JP 3640091A JP H0568971 A JPH0568971 A JP H0568971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- outflow oil
- vermiculite
- adsorbing
- subjected
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/20—Controlling water pollution; Waste water treatment
- Y02A20/204—Keeping clear the surface of open water from oil spills
Landscapes
- Cleaning Or Clearing Of The Surface Of Open Water (AREA)
- Removal Of Floating Material (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】海洋汚染の一原因となる流出油の吸着性が高
く、回収効率が向上し、公害が防止される。 【構成】特殊焼成加工してなるバ―ミキュライトの吸着
力により、バ―ミキュライトを流出油の表面に散布す
る。
く、回収効率が向上し、公害が防止される。 【構成】特殊焼成加工してなるバ―ミキュライトの吸着
力により、バ―ミキュライトを流出油の表面に散布す
る。
Description
【０００１】本発明は、タンカ―等の急激な増加に伴い
海洋汚染の一原因となる流出油を吸収し得る流出油回収
剤に関する。
海洋汚染の一原因となる流出油を吸収し得る流出油回収
剤に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、産業の発展と共に海洋汚染の増加
は重大な社会問題の一である。このうち、油による汚染
の増加は、著しい石油の需要増加加による大型タンカ―
の激増によるものであり、一旦事故により流出する油量
も従来とは比較にならない多量であり、かつ突発的に発
生する。
は重大な社会問題の一である。このうち、油による汚染
の増加は、著しい石油の需要増加加による大型タンカ―
の激増によるものであり、一旦事故により流出する油量
も従来とは比較にならない多量であり、かつ突発的に発
生する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この多量で
突発的な原油流出という事態に対して、従来の処理方法
である化学薬品による油処理では、かえって第２次公害
を起す恐れがあり、改めて科学的に流出油を吸収処理で
きる方法が考慮されていた。従来の回収方法は、回収効
率の向上を期待しがたく、経済的に採算性が低い等の解
決すべき問題があつた。
突発的な原油流出という事態に対して、従来の処理方法
である化学薬品による油処理では、かえって第２次公害
を起す恐れがあり、改めて科学的に流出油を吸収処理で
きる方法が考慮されていた。従来の回収方法は、回収効
率の向上を期待しがたく、経済的に採算性が低い等の解
決すべき問題があつた。
【０００４】本発明の目的は、このような従来の問題点
に鑑み、これを有効に解決すべく、回収効率が向上し、
取扱いが容易で、公害の恐れのない流出油回収剤を提供
することである。
に鑑み、これを有効に解決すべく、回収効率が向上し、
取扱いが容易で、公害の恐れのない流出油回収剤を提供
することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】このために、本発明者は
数多くの研究と実験との結果、流出油の吸着剤としてバ
―ミキュライトがきわめて有効であることを発見した。
数多くの研究と実験との結果、流出油の吸着剤としてバ
―ミキュライトがきわめて有効であることを発見した。
【０００６】そこで、上記目的を達成するために本発明
は、特殊焼成加工してなるバ―ミキュライトの吸着力に
より流出油を吸着させ流出脂を容易に回収することを特
徴とする流出油回収剤である。
は、特殊焼成加工してなるバ―ミキュライトの吸着力に
より流出油を吸着させ流出脂を容易に回収することを特
徴とする流出油回収剤である。
【０００７】
【作用】本発明の収納材検出装置を採用することによ
り、特殊焼成加工してなるバ―ミキュライトの吸着力に
より流出油を吸着させ流出油を容易に回収することによ
って、軽量で、よく浮遊状態が保持され、吸着性が高
く、回収効率が向上し、取扱いが容易で、化学的に安定
し、公害が防止される。
り、特殊焼成加工してなるバ―ミキュライトの吸着力に
より流出油を吸着させ流出油を容易に回収することによ
って、軽量で、よく浮遊状態が保持され、吸着性が高
く、回収効率が向上し、取扱いが容易で、化学的に安定
し、公害が防止される。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【０００９】このバ―ミキュライトは、多数の薄片から
なる雲母属の原鉱石に、１０００度Ｃ以上の特定温度に
よる熱処理を加えて精製したもので、焼成されて約２０
倍近くに膨脹し、通常の活性炭に比較して多孔度が２倍
以上に達し、アコ―デオン状を呈し、その特性は軽量
で、すなわち比重が０．０７ないし０．１１で、不燃
性、保温性、電気的絶縁性に優れ、その主成分は吸着剤
として重要な酸化珪素（ＳｉＯ2)：41％，酸化マグネシ
ュ―ム（ＭｇＯ2): 21％，酸化アルミニュ―ム（Ａｌ2
Ｏ3)：１８％、その他である。
なる雲母属の原鉱石に、１０００度Ｃ以上の特定温度に
よる熱処理を加えて精製したもので、焼成されて約２０
倍近くに膨脹し、通常の活性炭に比較して多孔度が２倍
以上に達し、アコ―デオン状を呈し、その特性は軽量
で、すなわち比重が０．０７ないし０．１１で、不燃
性、保温性、電気的絶縁性に優れ、その主成分は吸着剤
として重要な酸化珪素（ＳｉＯ2)：41％，酸化マグネシ
ュ―ム（ＭｇＯ2): 21％，酸化アルミニュ―ム（Ａｌ2
Ｏ3)：１８％、その他である。
【００１０】このようなバ―ミキュライトを流出油の表
面に散布することにより、軽量であるから、海面によく
浮遊し、よく流出油を吸着すると共に、バ―ミキュライ
トはＰH が７で、海水の中性をよく保持し、安定でしか
も経済的に提供し得るものである。
面に散布することにより、軽量であるから、海面によく
浮遊し、よく流出油を吸着すると共に、バ―ミキュライ
トはＰH が７で、海水の中性をよく保持し、安定でしか
も経済的に提供し得るものである。
【００１１】
【発明の効果】上記説明ですでに明らかなように、本発
明の流出油回収剤は、特殊焼成加工してなるバ―ミキュ
ライトの吸着力により流出油を吸着させ流出油を容易に
回収することによって、従来技術の問題点が有効に解決
され、軽量で、よく浮遊状態が保持され、回収効率が向
上し、取扱いが容易で、化学的に安定し、公害が防止さ
れる。
明の流出油回収剤は、特殊焼成加工してなるバ―ミキュ
ライトの吸着力により流出油を吸着させ流出油を容易に
回収することによって、従来技術の問題点が有効に解決
され、軽量で、よく浮遊状態が保持され、回収効率が向
上し、取扱いが容易で、化学的に安定し、公害が防止さ
れる。
Claims (1)
- 【請求項１】 特殊焼成加工してなるバ―ミキュライト
の吸着力により流出油を吸着させ流出油を容易に回収す
ることを特徴とする流出油回収剤。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3036400A JPH0829314B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 流出油回収剤 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3036400A JPH0829314B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 流出油回収剤 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568971A true JPH0568971A (ja) | 1993-03-23 |
| JPH0829314B2 JPH0829314B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=12468804
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3036400A Expired - Lifetime JPH0829314B2 (ja) | 1991-03-01 | 1991-03-01 | 流出油回収剤 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0829314B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100443818B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2004-08-09 | 이승천 | 팽창성 광물을 소재로 한 수질정화재의 제조방법 |
-
1991
- 1991-03-01 JP JP3036400A patent/JPH0829314B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100443818B1 (ko) * | 2001-12-24 | 2004-08-09 | 이승천 | 팽창성 광물을 소재로 한 수질정화재의 제조방법 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0829314B2 (ja) | 1996-03-27 |
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