JPH0568956B2 - - Google Patents
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- JPH0568956B2 JPH0568956B2 JP58025840A JP2584083A JPH0568956B2 JP H0568956 B2 JPH0568956 B2 JP H0568956B2 JP 58025840 A JP58025840 A JP 58025840A JP 2584083 A JP2584083 A JP 2584083A JP H0568956 B2 JPH0568956 B2 JP H0568956B2
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- signal
- load
- inverter
- voltage
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- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 20
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 16
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 6
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02P—CONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
- H02P29/00—Arrangements for regulating or controlling electric motors, appropriate for both AC and DC motors
- H02P29/02—Providing protection against overload without automatic interruption of supply
- H02P29/024—Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load
- H02P29/025—Detecting a fault condition, e.g. short circuit, locked rotor, open circuit or loss of load the fault being a power interruption
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
- H02M7/505—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means
- H02M7/515—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode using devices of a thyratron or thyristor type requiring extinguishing means using semiconductor devices only
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Inverter Devices (AREA)
- Control Of Ac Motors In General (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は交流電源からの交流を直流に変換し再
び所定の交流に変換して負荷に供給するインバー
タ装置に係り、特に、電源が停電し、その復電後
に負荷の再始動を時間遅れなしに行うに好適なイ
ンバータ装置に関するものである。
び所定の交流に変換して負荷に供給するインバー
タ装置に係り、特に、電源が停電し、その復電後
に負荷の再始動を時間遅れなしに行うに好適なイ
ンバータ装置に関するものである。
従来のこの種のインバータ装置は、交流電源か
らの直流を平滑する平滑回路と、該平滑回路から
の直流を交流に変換して負荷に供給するインバー
タ回路と、該負荷に印加される交流電圧を電圧帰
還信号として取り込むと共に、該負荷に供給され
る電流帰還信号として取り込み、これら帰還信号
と別途取り込んだ速度指令信号とに基づき前記制
御整流回路及びインバータ回路を点弧制御するこ
とにより負荷に供給する交流を制御できる制御回
路とから構成されているのが一般である。
らの直流を平滑する平滑回路と、該平滑回路から
の直流を交流に変換して負荷に供給するインバー
タ回路と、該負荷に印加される交流電圧を電圧帰
還信号として取り込むと共に、該負荷に供給され
る電流帰還信号として取り込み、これら帰還信号
と別途取り込んだ速度指令信号とに基づき前記制
御整流回路及びインバータ回路を点弧制御するこ
とにより負荷に供給する交流を制御できる制御回
路とから構成されているのが一般である。
上述の如きインバータ装置の動作を第4図を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第4図は従来のインバータ装置の動作を説明す
るために示すタイムチヤートであり、横軸に時間
t1を示すと共に、縦軸に負荷回転数Fを示してい
る。
るために示すタイムチヤートであり、横軸に時間
t1を示すと共に、縦軸に負荷回転数Fを示してい
る。
このように構成されたインバータ装置によれ
ば、通常時(第4図に示す期間t0〜t1、または、
時間t5以降)は、速度指令信号に応じた交流を負
荷である電動機に供給して、電動機の回転等を制
御している。
ば、通常時(第4図に示す期間t0〜t1、または、
時間t5以降)は、速度指令信号に応じた交流を負
荷である電動機に供給して、電動機の回転等を制
御している。
しかしながら、第4図に示すように、時刻t1
で、前記インバータ装置の電源に停電が発生する
と、これと同時に前記制御整流回路及びインバー
タ回路を共に停止させている。しかして、電源の
復電後(時刻t2)に負荷を再始動する場合に、イ
ンバータ装置の制御回路から再びインバータ回路
等に点弧制御信号が供給されるが、この点弧信号
は、停電時の点弧位相を基にして出力されるた
め、負荷回転数が不明となつているときには不都
合が生じることがある。つまり、万一負荷回転数
と、インバータ回路から出力される交流の出力周
波数とのすべりが大きくなつていると、負荷に過
電流が流れてしまい、これによりインバータ回路
の転流に失敗してしまう等の弊害が生じることに
なる。このため、復電(時刻t2)に同時に負荷再
起動をせず、負荷が完全に停止(時刻t3)した後
の一定時間経過後(時刻t4)から再起動をさせる
必要があつた。したがつて、負荷周波数低下期間
Tnが長くなり、高速に再起動をさせることがで
きないという欠点があつた。
で、前記インバータ装置の電源に停電が発生する
と、これと同時に前記制御整流回路及びインバー
タ回路を共に停止させている。しかして、電源の
復電後(時刻t2)に負荷を再始動する場合に、イ
ンバータ装置の制御回路から再びインバータ回路
等に点弧制御信号が供給されるが、この点弧信号
は、停電時の点弧位相を基にして出力されるた
め、負荷回転数が不明となつているときには不都
合が生じることがある。つまり、万一負荷回転数
と、インバータ回路から出力される交流の出力周
波数とのすべりが大きくなつていると、負荷に過
電流が流れてしまい、これによりインバータ回路
の転流に失敗してしまう等の弊害が生じることに
なる。このため、復電(時刻t2)に同時に負荷再
起動をせず、負荷が完全に停止(時刻t3)した後
の一定時間経過後(時刻t4)から再起動をさせる
必要があつた。したがつて、負荷周波数低下期間
Tnが長くなり、高速に再起動をさせることがで
きないという欠点があつた。
本発明の目的は、上記従来技術の欠点を解消
し、停電が生じた場合には復電と同時に負荷を再
始動することを可能ならしめたインバータ装置を
提供することにある。
し、停電が生じた場合には復電と同時に負荷を再
始動することを可能ならしめたインバータ装置を
提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために、停電時
における負荷の回転数信号を取り込み、停電中で
あつてもこの負荷回転数に応じた点弧制御信号を
インバータ回路に供給してこの回路の運転を続行
し、常にインバー回路からの交流の出力周波数が
負荷回転数に対するすべりを零近傍に維持される
ようにしたものである。
における負荷の回転数信号を取り込み、停電中で
あつてもこの負荷回転数に応じた点弧制御信号を
インバータ回路に供給してこの回路の運転を続行
し、常にインバー回路からの交流の出力周波数が
負荷回転数に対するすべりを零近傍に維持される
ようにしたものである。
以下、本発明の好適な実施例について図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
第1図は本発明に係るインバータ装置の一実施
例を示すブロツク図である。
例を示すブロツク図である。
第1図に示すように本発明に係るインバータ装
置は、交流電源1からの交流を直流に変換する制
御整流回路2からの直流を平滑する平滑回路3
と、該平滑回路3からの直流を交流に変換して負
荷4に供給するインバータ回路5と、該負荷4に
印加される交流電圧を出力電圧検出変成器6を介
して電圧帰還信号として取り込むと共に、該負荷
に供給される電流を変換器7を介して電流帰還信
号として取り込み、これら帰還信号と別途取り込
んだ速度指令信号8とに基づき前記制御整流回路
2及びインバータ回路5を点弧制御することによ
り負荷4に供給する交流を制御できるようにする
と共に、交流電源1の電圧を電圧検出変成器9を
介して取り込み、これが停電したことを検出して
停電検出信号S1を出力する停電検出回路101か
ら該停電検出信号S1があるときにそのときの負荷
の回転数信号SNに応じて前記インバータ回路5
を点弧制御せしめる補正回路102を設け、かつ
該停電検出信号があるときに前記制御整流回路2
の整流動作を停止せしめる手段103を設けてな
る制御回路10と、から構成されている。
置は、交流電源1からの交流を直流に変換する制
御整流回路2からの直流を平滑する平滑回路3
と、該平滑回路3からの直流を交流に変換して負
荷4に供給するインバータ回路5と、該負荷4に
印加される交流電圧を出力電圧検出変成器6を介
して電圧帰還信号として取り込むと共に、該負荷
に供給される電流を変換器7を介して電流帰還信
号として取り込み、これら帰還信号と別途取り込
んだ速度指令信号8とに基づき前記制御整流回路
2及びインバータ回路5を点弧制御することによ
り負荷4に供給する交流を制御できるようにする
と共に、交流電源1の電圧を電圧検出変成器9を
介して取り込み、これが停電したことを検出して
停電検出信号S1を出力する停電検出回路101か
ら該停電検出信号S1があるときにそのときの負荷
の回転数信号SNに応じて前記インバータ回路5
を点弧制御せしめる補正回路102を設け、かつ
該停電検出信号があるときに前記制御整流回路2
の整流動作を停止せしめる手段103を設けてな
る制御回路10と、から構成されている。
さらに、インバータ装置を構成する各要素につ
いて説明する。
いて説明する。
上記平滑回路3は、線路に直列に設けた平滑リ
アクトル31と、線路に対して並列接続される平滑
コンデンサ32とから構成されている。
アクトル31と、線路に対して並列接続される平滑
コンデンサ32とから構成されている。
また、制御回路10は、上記の如く、停電検出
回路101と、補正回路102と、制御整流回路
2の整流動作を停止せしめる手段103として制
御整流回路2のサイリスタのゲートに供給するパ
ルスを供給できないようにするスイツチと、補正
回路102を介して得た速度指令信号から電圧指
令に変換する速度指令変換回路104と、この電
圧指令から周波数指令に変換して点弧制御信号を
出力する電圧周波数変換回路105と、この変換
回路105からの信号をインバータ回路5のサイ
リスタ等のゲートに分配供給するパルス分配回路
106と、変成器6からの出力交流電圧に比例し
た信号を電圧帰還信号とする出力電圧検出回路1
07と、この検出回路107からの電圧帰還信号
と変換回路104からの電圧指令と減算する減算
回路108と、この減算回路108からの信号を
電流指令に変換する自動電圧調整回路109と、
電流変流器7からの検出電流信号を電流帰還信号
とする電流変換回路110と、前記各回路109
及び110からの信号を減算する減算回路111
と、この回路111からの信号により電流を制御
する自動電流調整回路112と、この回路112
からの信号に基づいて点弧信号を出力する自動位
相制御回路113とから構成されている。
回路101と、補正回路102と、制御整流回路
2の整流動作を停止せしめる手段103として制
御整流回路2のサイリスタのゲートに供給するパ
ルスを供給できないようにするスイツチと、補正
回路102を介して得た速度指令信号から電圧指
令に変換する速度指令変換回路104と、この電
圧指令から周波数指令に変換して点弧制御信号を
出力する電圧周波数変換回路105と、この変換
回路105からの信号をインバータ回路5のサイ
リスタ等のゲートに分配供給するパルス分配回路
106と、変成器6からの出力交流電圧に比例し
た信号を電圧帰還信号とする出力電圧検出回路1
07と、この検出回路107からの電圧帰還信号
と変換回路104からの電圧指令と減算する減算
回路108と、この減算回路108からの信号を
電流指令に変換する自動電圧調整回路109と、
電流変流器7からの検出電流信号を電流帰還信号
とする電流変換回路110と、前記各回路109
及び110からの信号を減算する減算回路111
と、この回路111からの信号により電流を制御
する自動電流調整回路112と、この回路112
からの信号に基づいて点弧信号を出力する自動位
相制御回路113とから構成されている。
さらに、制御回路10における前記補正回路1
02は、前記速度指令信号を速度指令変換回路1
04を通してこの指令信号に基づく信号を得てお
き、これと前記負荷4の回転信号SNとを比較す
る比較回路114と、この回路114からの比較
結果信号を前記停電検出信号S1で閉成されるスイ
ツチ115と、このスイツチ115を介して供給
し速度指令信号8との減算を行う減算回路116
とから構成されている。尚、本実施例では、負荷
4の回転数信号SNは、平滑回路3の直流電圧を
電圧変換回路120に取り込み、この回路120
によつて得られる。
02は、前記速度指令信号を速度指令変換回路1
04を通してこの指令信号に基づく信号を得てお
き、これと前記負荷4の回転信号SNとを比較す
る比較回路114と、この回路114からの比較
結果信号を前記停電検出信号S1で閉成されるスイ
ツチ115と、このスイツチ115を介して供給
し速度指令信号8との減算を行う減算回路116
とから構成されている。尚、本実施例では、負荷
4の回転数信号SNは、平滑回路3の直流電圧を
電圧変換回路120に取り込み、この回路120
によつて得られる。
上述のように構成されたインバータ装置の動作
を第2図を参照しながら以下に説明する。
を第2図を参照しながら以下に説明する。
第2図は本発明に係るインバータ装置の動作を
説明するために示すタイムチヤートであり、横軸
に時間tを、縦軸に負荷回転数Fを、それぞれ示
すものである。
説明するために示すタイムチヤートであり、横軸
に時間tを、縦軸に負荷回転数Fを、それぞれ示
すものである。
第2図に示すように、期間t00〜t10あるいは時
刻t30以降等の通常時には、速度指令信号8は、
制御回路10の速度指令変換回路104を通り、
電圧周波数変換回路105、パルス分配回路10
6を経てインバータ回路5を制御することによ
り、交流電源1から整流回路2、平滑リアクトル
31及び平滑コンデンサ32により構成される直
流平滑回路3を通して変換される直流電力を任意
の周波数をもつ交流電力に変換して負荷4を駆動
している。また、インバータ回路5の出力電圧
は、出力電圧検出変成器6により検出され、出力
電圧変換回路107を経て、出力電圧帰還信号と
して速度指令変換回路104からの信号と減算回
路108においてつき合わされる。減算回路10
8からの出力信号は、自動電圧調整回路109を
経て、変流器7により検出される電流変換回路1
10を経た電流帰還信号と、減算回路111にお
いてつき合わされ、減算回路111からの出力信
号が自動電流調整回路112及び自動位相制御回
路113を経て整流回路2の点弧制御信号とな
り、インバータ回路5の出力電圧を所定の電圧に
している。
刻t30以降等の通常時には、速度指令信号8は、
制御回路10の速度指令変換回路104を通り、
電圧周波数変換回路105、パルス分配回路10
6を経てインバータ回路5を制御することによ
り、交流電源1から整流回路2、平滑リアクトル
31及び平滑コンデンサ32により構成される直
流平滑回路3を通して変換される直流電力を任意
の周波数をもつ交流電力に変換して負荷4を駆動
している。また、インバータ回路5の出力電圧
は、出力電圧検出変成器6により検出され、出力
電圧変換回路107を経て、出力電圧帰還信号と
して速度指令変換回路104からの信号と減算回
路108においてつき合わされる。減算回路10
8からの出力信号は、自動電圧調整回路109を
経て、変流器7により検出される電流変換回路1
10を経た電流帰還信号と、減算回路111にお
いてつき合わされ、減算回路111からの出力信
号が自動電流調整回路112及び自動位相制御回
路113を経て整流回路2の点弧制御信号とな
り、インバータ回路5の出力電圧を所定の電圧に
している。
しかしながら、期間t10〜t30において、電源1
に停電が発生した時(時刻t10)には、停電検出
用変成器9及び停電検出回路101によつて停電
が検出され、その停電検出信号S1により停電検出
と同時にスイツチ103(停電時は「開」)を動
作させることにより、制御整流回路2を停止せし
める。また、補正回路102のスイツチ115
(停電時は「閉」)も同時に動作せしめ、検出した
直流平滑回路3の電圧を電圧変換回路120を通
して負荷4の回転数信号SNとし、この回転数信
号SNと速度指令変換回路104からの信号とを
比較回路114において比較し、両信号間の差を
スイツチ115を通して減算回路116に入力
し、この信号と速度指令信号8とつき合わせてい
る。このような閉ループ制御をすることによつ
て、インバータ回路5は停電中であつても運転が
続行される。このように作用させ得る理由は、停
電中には平滑コンデンサ32と負荷4との間でエ
ネルギーの受渡しが行なわれているからである。
つまり、負荷4が電動運転をして、すぺりが正方
向へ大となると、平滑コンデンサ32に蓄えられ
てたエネルギーは負荷4に供給されることにな
り、直流電圧は下がるという現象を応用したもの
である。換言すれば、この平滑コンデンサ32に
おける電圧降下を検出した場合に、インバータ回
路5の出力周波数を下げ、負荷4の回転数に対す
るすべりが零近傍に維持されるよう制御するもの
である。また、反対に負荷4が回生運転をして、
すべりが負の方向へ大となると、負荷4のエネル
ギーが平滑コンデンサ32に供給されることにな
り、その直流電圧が上昇することになる。このた
め、この電圧上昇を検出した場合に、インバータ
回路5の出力周波数を上昇せしめ、やはり負荷4
の回転数とのすべりを零近傍を維持することがで
きる。
に停電が発生した時(時刻t10)には、停電検出
用変成器9及び停電検出回路101によつて停電
が検出され、その停電検出信号S1により停電検出
と同時にスイツチ103(停電時は「開」)を動
作させることにより、制御整流回路2を停止せし
める。また、補正回路102のスイツチ115
(停電時は「閉」)も同時に動作せしめ、検出した
直流平滑回路3の電圧を電圧変換回路120を通
して負荷4の回転数信号SNとし、この回転数信
号SNと速度指令変換回路104からの信号とを
比較回路114において比較し、両信号間の差を
スイツチ115を通して減算回路116に入力
し、この信号と速度指令信号8とつき合わせてい
る。このような閉ループ制御をすることによつ
て、インバータ回路5は停電中であつても運転が
続行される。このように作用させ得る理由は、停
電中には平滑コンデンサ32と負荷4との間でエ
ネルギーの受渡しが行なわれているからである。
つまり、負荷4が電動運転をして、すぺりが正方
向へ大となると、平滑コンデンサ32に蓄えられ
てたエネルギーは負荷4に供給されることにな
り、直流電圧は下がるという現象を応用したもの
である。換言すれば、この平滑コンデンサ32に
おける電圧降下を検出した場合に、インバータ回
路5の出力周波数を下げ、負荷4の回転数に対す
るすべりが零近傍に維持されるよう制御するもの
である。また、反対に負荷4が回生運転をして、
すべりが負の方向へ大となると、負荷4のエネル
ギーが平滑コンデンサ32に供給されることにな
り、その直流電圧が上昇することになる。このた
め、この電圧上昇を検出した場合に、インバータ
回路5の出力周波数を上昇せしめ、やはり負荷4
の回転数とのすべりを零近傍を維持することがで
きる。
したがつて、第2図に示すように、時刻t20に
おいて、電源1停電発生後に復電したときに、直
ちに、再起動してよく、時刻t30には通常運転と
することができる。したがつて、負荷周波数低下
区間Toが最小限に抑えることができ、その期間
Toが短縮できることになる。
おいて、電源1停電発生後に復電したときに、直
ちに、再起動してよく、時刻t30には通常運転と
することができる。したがつて、負荷周波数低下
区間Toが最小限に抑えることができ、その期間
Toが短縮できることになる。
また、負荷4に過電流が流れることがなくな
り、かつ点弧の失敗ということもなくなるという
利点が生ずることになる。
り、かつ点弧の失敗ということもなくなるという
利点が生ずることになる。
さらに、すべりが零に維持されたままでインバ
ータ回路5が運転されているので、負荷4の停電
時の減速特性に何ら影響を受けないという利点も
ある。
ータ回路5が運転されているので、負荷4の停電
時の減速特性に何ら影響を受けないという利点も
ある。
第3図は本発明に係るインバータ装置の他の実
施例を示すブロツク図である。第3図に示す他の
実施例において、第1図に示す実施例と同一構成
要素には同一の符号を付して説明を省略する。
施例を示すブロツク図である。第3図に示す他の
実施例において、第1図に示す実施例と同一構成
要素には同一の符号を付して説明を省略する。
第3図に示す他の実施例が前記実施例と異なる
ところは、制御回路10において比較回路114
に取り込む負荷4の回転数信号SNを、負荷4の
周波数信号とすること、すなわち、出力電圧変換
回路107からの電圧帰還信号とした点にあり、
他の構成要素には何ら変更がないものである。
ところは、制御回路10において比較回路114
に取り込む負荷4の回転数信号SNを、負荷4の
周波数信号とすること、すなわち、出力電圧変換
回路107からの電圧帰還信号とした点にあり、
他の構成要素には何ら変更がないものである。
このように構成しても第1図に示す実施例と同
様の作用効果を得ることができる。また、本実施
例によれば、平滑回路3からの電圧も取り込む必
要がないばかりでなく、電圧変換回路120を設
ける必要がないという利点もある。
様の作用効果を得ることができる。また、本実施
例によれば、平滑回路3からの電圧も取り込む必
要がないばかりでなく、電圧変換回路120を設
ける必要がないという利点もある。
以上述べたように本発明によれば、電源の復電
と同時に負荷の再起動を可能としたので、負荷の
周波数低下時間を最小限に抑えることができると
いう利点がある。
と同時に負荷の再起動を可能としたので、負荷の
周波数低下時間を最小限に抑えることができると
いう利点がある。
さらに、本発明によれば、停電時であつてもイ
ンバータ回路が負荷とのすべりを常に零近傍に維
持されたままで運転が続行されるようにしたの
で、負荷の停電時減速特性の種類によらず適用で
きるという利点がある。
ンバータ回路が負荷とのすべりを常に零近傍に維
持されたままで運転が続行されるようにしたの
で、負荷の停電時減速特性の種類によらず適用で
きるという利点がある。
第1図は本発明に係るインバータ装置の一実施
例を示すブロツク図、第2図は本発明に係る実施
例の動作を説明するために示すタイムチヤート、
第3図は本発明に係るインバータ装置の他の実施
例を示すブロツク図、第4図は従来のインバータ
装置の動作を説明するために示すタイムチヤート
である。 2……制御整流回路、3……平滑回路、4……
負荷、5……インバータ回路、10……制御回
路、101……停電検出回路、103……スイツ
チ、102……補正回路。
例を示すブロツク図、第2図は本発明に係る実施
例の動作を説明するために示すタイムチヤート、
第3図は本発明に係るインバータ装置の他の実施
例を示すブロツク図、第4図は従来のインバータ
装置の動作を説明するために示すタイムチヤート
である。 2……制御整流回路、3……平滑回路、4……
負荷、5……インバータ回路、10……制御回
路、101……停電検出回路、103……スイツ
チ、102……補正回路。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交流電源からの交流を直流に変換する制御整
流回路と、該制御整流回路からの直流を平滑する
平滑回路と、該平滑回路からの直流を交流に交換
して負荷に供給するインバータ回路と、該負荷に
印加される交流電圧を電圧帰還信号として取り込
むと共に、該負荷に供給される電流を電流帰還信
号として取り込み、これら帰還信号と別途取り込
んだ速度指令信号とに基づき前記制御整流回路及
びインバータ回路を点弧制御することにより負荷
に供給する交流を制御する制御回路と、からなる
インバータ装置において、 前記制御回路は、交流電源の電圧を取り込みこ
れが停電したことを検出して停電検出信号を出力
する停電検出回路と、該停電検出信号があるとき
にそのときの負荷の回転数信号とインバータ周波
数とが一致するように前記速度指令信号を補正し
て前記インバータ回路を点弧制御せしめる補正回
路と、前記停電検出信号があるときに前記制御整
流回路の整流動作を停止せしめる手段とを含んで
構成したことを特徴とするインバータ装置。 2 特許請求の範囲第1項記載のインバータ装置
において、負荷の回転数信号は、電源停電時にお
ける前記平滑回路の直流電圧の変化を負荷の回転
数信号に変換する電圧変換回路により検出するよ
うに構成したこと特徴とするインバータ装置。 3 特許請求の範囲第1項記載のインバータ装置
において、負荷の回転数信号は、電源停電時にお
ける負荷の電圧から検出できるように構成したこ
とを特徴とするインバータ装置。 4 特許請求の範囲第1項記載のインバータ装置
において、前記補正回路は、前記速度指令信号に
基づく信号と前記負荷の回転数信号とを比較する
比較回路からの比較結果信号を前記停電検出信号
で閉成されるスイツチを介して減算回路に供給
し、この減算回路で前記速度指令信号とつき合わ
せられるように構成したことを特徴とするインバ
ータ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58025840A JPS59153474A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | インバ−タ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58025840A JPS59153474A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | インバ−タ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59153474A JPS59153474A (ja) | 1984-09-01 |
JPH0568956B2 true JPH0568956B2 (ja) | 1993-09-30 |
Family
ID=12177044
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58025840A Granted JPS59153474A (ja) | 1983-02-18 | 1983-02-18 | インバ−タ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59153474A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62161591U (ja) * | 1986-04-02 | 1987-10-14 | ||
BR112015024546A2 (pt) * | 2013-03-27 | 2017-07-18 | Flexenclosure Ab Publ | aparelho de fonte de alimentação, sistema de fonte de alimentação, e, método de comutação de alimentação |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5234312A (en) * | 1975-09-12 | 1977-03-16 | Fuji Electric Co Ltd | Auxiliary device for emergency operation of static type frequency conv erter |
-
1983
- 1983-02-18 JP JP58025840A patent/JPS59153474A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5234312A (en) * | 1975-09-12 | 1977-03-16 | Fuji Electric Co Ltd | Auxiliary device for emergency operation of static type frequency conv erter |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59153474A (ja) | 1984-09-01 |
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