JPH0568788U - クローラ走行部の昇降装置 - Google Patents

クローラ走行部の昇降装置

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JPH0568788U
JPH0568788U JP1902792U JP1902792U JPH0568788U JP H0568788 U JPH0568788 U JP H0568788U JP 1902792 U JP1902792 U JP 1902792U JP 1902792 U JP1902792 U JP 1902792U JP H0568788 U JPH0568788 U JP H0568788U
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crawler traveling
swing
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JP1902792U
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勝之郎 佐藤
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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MITSUBISHI NOUKI KABUSHIKI KAISHA
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、クローラ走行部の昇降用揺動リン
ク機構をコンパクトにする。 【構成】 機体フレーム1と走行フレーム2の間に設け
る前後の昇降用リンクアーム17,18を同一形状に
し、揺動リンク機構2を駆動する油圧アクチュエータ2
6を前後のリンクアーム17,18を連結する連結リン
ク19と機体フレーム1との間に連結して設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はコンバイン等におけるクローラ走行部の昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンバインの水平制御装置(車高制御装置)として、特公平2ー127 93号公報に記載のものがある。この装置は油圧アクチュエータを前後のリンク アームの内一方の上端に連結すると共に、両リンクアームを下方に設けた連結ロ ッドで互いに連結するものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし上記装置では油圧アクチュエータの取り付け位置が高くなり、上部に設 ける作業装置(脱穀機、グレンタンク)のレイアウトに配慮しなければならなか った。また、前後のリンクアームの形状を異にするために別型となり、装置全体 のコストを上昇させていた。 この考案はこれらの問題点を解消する装置を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するための本考案の装置は、揺動リンク機構2と該揺動リン ク機構2を駆動させる油圧アクチュエータ26を介して走行フレーム3を機体フ レーム1に対して昇降駆動可能に取り付けた装置において、揺動リンク機構2を 構成する前後のリンクアーム17,18を同一形状とし、両リンクアーム17, 18の揺動端側を連結リンク19で互いに連結し、油圧アクチュエータ26の一 端を機体フレーム1側に取り付け、他端を連結リンク19に取り付けたことを特 徴としている。
【0005】
【作用】
油圧アクチュエータ26を伸縮駆動させることにより連結リンク19を介して 前後のリンクアーム17,18が共に同方向に揺動し、該揺動により走行フレー ム3が機体フレーム1に対して昇降する。油圧アクチュエータ26は連結リンク 19に取り付けられるので、連結リンク19と略同一高さに保持できる。
【0006】
【実施例】
以下図示する実施例につき詳述すると、機体フレーム1の下方に揺動リンク機 構2を介して昇降調節可能に取り付けられた走行フレーム3の前方には、トラン スミッション4側に軸支された駆動スプロケット6が、その後端にはアイドラ7 が軸支して設けられ、駆動スプロケット6とアイドラ7にはクローラ8が巻掛け られ、接地側転輪9と上部転輪11とがそれぞれクローラ8に内接するように走 行フレーム3に軸支されてクローラ走行部12が構成されている。
【0007】 揺動リンク機構4は、機体中央部付近の左右位置において回動支点となる揺動 軸13を中間にして「く」字形に上部アーム14、下部アーム16を左右位置違 いに突設した同形の前後リンクアーム17,18と前後上部アーム14,14間 を連結する連結リンク19を備えている。そして揺動軸13は機体フレーム1側 に固設されたボス部21,22に回動自在に嵌合されるとともに、下部アーム1 6の端部はいずれも走行フレーム3側に回動自在に軸支(15)されている。
【0008】 連結リンク19は図2、図3に示すように2本の板状杆で構成され、前後の上 部アーム14,14間の両側にピン23で連結されており、機体フレーム1の底 部前方位置に横設されたビーム24と、連結リンク19の前後中間位置付近との 間には油圧アクチュエータ26の前後端がピン27,28によって連結されてい る。そして油圧アクチュエータ26の後端が連結される連結リンク19の底面側 には、左右の連結リンク19をチャンネル状断面に形成するような縦長の補強板 29が溶着等によって一体的に固着されており、補強効果と共にアクチュエータ 26の保護と泥の付着を防止する作用を備えている。
【0009】 上記機構により、アクチュエータ26が伸縮作動することによって前後のリン クアーム17,18が同時に回動し、機体フレーム1に対して走行フレーム3、 即ちクローラ走行部12が昇降して機体高さを調節する。
【0010】
【考案の効果】
以上の如く構成される本考案の装置によれば、油圧アクチュエータを連結リン クに固定したので、その取り付け位置を連結リンクと略同一高さに抑えることが でき、装置のレイアウトが簡単で全体をコンパクトに構成できるほか、前後のリ ンクアームが同一形状なので経費その他の加工コストの低減により装置が安価に できる利点がある。 また、連結リンクを板状にして底面に補強板を設ける構造にすることも可能で あり、この場合は、連結リンクの強度アップや補強板による油圧アクチュエータ の保護及び泥の付着等の防止ができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】クローラ走行部の側面図
【図2】揺動リンク機構の平面図。
【図3】揺動リンク機構の斜視図。
【符号の説明】
1 機体フレーム 2 揺動リンク機構 3 走行フレーム 17,18 リンクアーム 19 連結リンク 26 油圧アクチュエータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 揺動リンク機構(2)と該揺動リンク機
    構(2)を駆動させる油圧アクチュエータ(26)を介
    して走行フレーム(3)を機体フレーム(1)に対して
    昇降駆動可能に取り付けた装置において、揺動リンク機
    構(2)を構成する前後のリンクアーム(17),(1
    8)を同一形状とし、両リンクアーム(17),(1
    8)の揺動端側を連結リンク(19)で互いに連結し、
    油圧アクチュエータ(26)の一端を機体フレーム
    (1)側に取り付け、他端を連結リンク(19)に取り
    付けてなるクローラ走行部の昇降装置。
JP1992019027U 1992-02-28 1992-02-28 クローラ走行部の昇降装置 Expired - Lifetime JP2572161Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4727855B2 (ja) * 2001-07-26 2011-07-20 ヤンマー株式会社 移動農機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03232418A (ja) * 1990-02-06 1991-10-16 Iseki & Co Ltd コンバイン等の走行車台

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