JPH0568589U - 球送り遊具 - Google Patents

球送り遊具

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JPH0568589U
JPH0568589U JP2347891U JP2347891U JPH0568589U JP H0568589 U JPH0568589 U JP H0568589U JP 2347891 U JP2347891 U JP 2347891U JP 2347891 U JP2347891 U JP 2347891U JP H0568589 U JPH0568589 U JP H0568589U
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JP
Japan
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ball
rotating body
case
rotating
chambers
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Application number
JP2347891U
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English (en)
Inventor
五一 石川
Original Assignee
五一 石川
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ケース内の色分けされた球をケースの上蓋に
表示した同色の標識位置への球送り遊びができるように
する。 【構成】 ケース3内に交差状に配列した両回転体4,
5にはそれぞれ隔壁41,51と入球室42,52を交
互に環状に配列して形成したので、各回転体4,5を回
転操作することにより各入球室42,52内に収容され
た球6を入球室42,52の旋回位置へ移動させ、ま
た、両回転体4,5を交互に回転操作することにより2
つの交差部9,9を介して両回転体4,5間で球6を受
渡しして、標識7の表示位置へ球6を送り移動させるこ
とができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ケース内の球をケースの上蓋に表示した球と同色の標識位置へ送 って遊ぶ球送り遊具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば、ケース内の色分けされた球を、ケースの上蓋に表示された 、球と同色の標識位置へ送り操作して遊ぶ玉送り遊具がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来の場合、球が標識位置に一致されると、移動される残りの玉が少なく なって球の動き方が単調になってつまらないという問題があった。 本考案の課題は、上記問題を解決することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本考案の球送り遊具は、ケース内にそれぞれ水平回 転操作可能に装入されてそれぞれ2個所で交差するように横方向へ配列された複 数個の回転体にはその回転方向へ等間隔で環状に配列された多数個の隔壁をそれ ぞれ形成するとともに、隣合う各両隔壁間には色分けされた適数個の球のうち1 個の球の収容が可能な入球室を、隣接する両回転体の一方の回転体の2つの入球 室がその両回転体の両交差部へそれぞれ旋回したときに他方の回転体の隔壁が前 記両交差部の両入球室内を通過して球の受渡しが可能となるようにそれぞれ形成 し、前記ケースの上蓋には前記入球室に対応する位置にそれぞれ配設された各標 識を球の色分けと同様に色分けして表示した構成とされる。
【0005】
【作用】
ケース内にそれぞれ水平回転操作可能に装入されてそれぞれ2個所で交差する ように横方向へ配列された複数個の回転体にはその回転方向へ等間隔で環状に配 列された多数個の隔壁がそれぞれ形成されているとともに、隣合う各両隔壁間に は色分けされた適数個の球のうちの1個の球の収容が可能な入球室がそれぞれ形 成されているので、いずれかの入球室内に球が収容された各回転体を回転操作す ると、前記入球室が旋回されて、ケース内の球が前記入球室の旋回位置へ送り移 動され、また、隣接する両回転体の一方の回転体の2つの入球室のいずれかに球 を収容した状態でその両回転体の両交差部へそれぞれ旋回したときに、他方の回 転体を回転操作すると、この他方の回転体の隔壁が前記両交差部の両入球室内を 通過して球が交差部から送り出されて前記他方の回転体の入球室内へ取込まれ、 ケース内の球が回転体間で受渡しされて移動され、これにより、各回転体を適宜 操作して、ケース内の球をこのケースの上蓋の球と同色の標識が表示された位置 へそれぞれ移動させる。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき、図面を参照して説明する。 球送り遊具Gは、透明なプラスチック製等で上蓋1と下蓋2とが上下に組合わ された双円形状のケース3と、同じく透明なプラスチック製等でケース3内の左 右にそれぞれ水平回転操作可能に装入されたリング状の第1の回転体4および第 2の回転体5と、これら両回転体4,5を操作してケース3内で移動される、そ れぞれ異なる色彩に色分けされた6個の球6〜6とを備えている。また、ケース 3の上蓋1には6個の標識7〜7が球6の色分けと同様に色分けして表示されて いる。
【0007】 上蓋1の左円端縁には左曲枠部11が下方へ延設され、上蓋1の右円中央付近 には右カイド部12がケース3内側へ突設されている。また、上蓋1には第2の 回転体5を操作するための1対の指当て部13,13が右円端部の一部を切除し て形成されている。
【0008】 下蓋2の右円端縁には右曲枠部21が上方へ延設され、同下蓋2の左円中央付 近には左ガイド部22がケース3内側へ突設されるとともに、下蓋2の中央付近 には突片部23がケース3内側へ突設されている。また、下蓋2には第1の回転 体4を操作するための1対の指当て部24,24が左円端部の一部を切除して形 成されている。
【0009】 そして、上蓋1と下蓋2とが上下に平行に組合わされ、2個のねじ8,8で連 結されてケース3が形成されている。
【0010】 下蓋2に重ね合わされた第1の回転体4は、左ガイド部22及び突片部23の 回りに回転可能に嵌め込まれ、上蓋1に重ね合わされた第2の回転体5は、右ガ イド部12及び突片部23の回りに回転可能に嵌め込まれている。
【0011】 つまり、ケース3内には第1の回転体4と第2の回転体5とが2個所で交差す るように横方向へ配列されており、ケース3内の中央付近には2つの交差部9, 9が形成されている。
【0012】 第1の回転体4にはその回転方向へ8等分する等間隔で環状に配列された三角 台状の8個の隔壁41〜41に形成されるとともに、隣合う各両隔壁間41,4 1間には1個の球6の収容が可能で第2の回転体5の各隔壁51の通り抜けが可 能な入球室42〜42が形成されている。隔壁41と入球室42とが交互に並ん だ第1の回転体4は、これが回転したとき、両交差部9に2つの入球室42がそ れぞれ同時に旋回される状態となる。
【0013】 第1の回転体4と同様の第2の回転体5にはその回転方向へ8等分する等間隔 で環状に配列された三角台状の8個の隔壁51〜51が形成されるとともに、隣 合う各両隔壁51,51間には1個の球6の収容が可能で第1の回転体4の各隔 壁41の通り抜けが可能な入球室52〜52がそれぞれ形成されている。隔壁4 1と入球室42とが交互に並んだ第2の回転体5は、これが回転したとき、両交 差部9に2つの入球室52がそれぞれ同時に旋回される状態となる。
【0014】 これにより、両交差部9に第2の回転体5の2つの入球室52がそれぞれ位置 した状態のときに、第1の回転体4の隔壁41が両交差部9の両入球室52内を 通過して第1の回転体4が回転される。また、両交差部9に第1の回転体4の2 つの入球室42がそれぞれ位置した状態のときに、第2の回転体5の隔壁51が 両交差部9の両入球室42内を通過して第2の回転体5が回転される。
【0015】 そして、前記6個の球6は両回転体4,5のいずれかの入球室42,52内に れぞれ1個ずつ収容されている。また、前記各標識7は上蓋1の周縁付近で、入 球室42,52に対応する位置にそれぞれ配設されている。
【0016】 次に上記構成の作用を説明する。 球送り遊具Gは、透明なケース3を透視して、ケース3内の6個の球6の位置 が確認され、各球6をこれと同色の標識7が表示された位置にそれぞれ移動させ て遊ぶため、両回転体4,5が以下のように操作される。
【0017】 例えば、第1の回転体4の2つの入球室42が両交差部9に位置した状態で、 両指当て部13より第2の回転体5を把持して回転操作すると、第2の回転体5 を把持して回転操作すると、第2の回転体5の入球室52が旋回されて入球室5 2内の球6がその入球室52の旋回位置へ送り移動される。
【0018】 同様に、第2の回転体5の2つの入球室52が両交差部9に位置した状態で両 指当て部24より第1の回転体4を回転操作すると、第1の回転体4の入球室4 2内の球6がその入球室42の旋回位置へ送り移動される。
【0019】 図5に示すように第1の回転体4の回転が可能となる、第2の回転体5の2つ の入球室42が両交差部9にそれぞれ位置した状態において、第1の回転体4を 回転操作して、図6に示すように、それぞれ球6が収容された2つの入球室42 を両交差部9にそれぞれ旋回させる。
【0020】 このとき、両交差部9では第1の回転体4の入球室42と第2の回転体5の入 球室52とが共通となっているので、両交差部9の各球6が両回転体4,5の双 方の入球室42,52内に共有された状態となる。
【0021】 また、この状態では、第2の回転体5の回転が可能であり、次いで、第2の回 転体5を回転操作すると、第2の回転体5の隔壁52が両交差部9の第1の回転 体4の両入球室42内をそれぞれ通過するときに、球6が両交差部9かられそぞ れ送り出されて、図7に示すように第2の回転体5の2つの入球室52内に2個 の球6がそれぞれ取込まれる。
【0022】 このように、球6が両交差部9を経由して両回転体4,5間で受渡しされて移 動されるので、各球6を両回転体4,5のいずれの入球室42,52内へでも移 し替えて移動させることができる。
【0023】 したがって、両回転体4,5を適宜操作することにより、ケース3内の6色の 球6と、上蓋1の6色の標識7との同色どうしが、上下に組合わされた状態とす ることができる。
【0024】 本例によれば、回転体4,5をそれぞれ回転操作すると、常にその回転体4, 5の複数の入球室42,52内にそれぞれ1個ずつ収容された球6のすべてが一 斉に送り移動されるとともに、2つの交差部9を経由して、同時に2個の球6が 他の回転体4,5の入球室42,52との間で受渡しされて移動されるので、球 6の動き方が複雑となり、これにより、各回転体4,5を操作する際に、ケース 3内での球6の位置変化の予測の困難性によって、遊戯性が発揮され、楽しく遊 ぶことができる。
【0025】 なお、本例では2個の回転体4,5を設けたが、さらに多数個の回転体を設け ても良く、例えば、3個の回転体を交差状に配列して、4個所の交差部を形成す れば、同時に4個の球の受渡しが可能となるので、球の位置変化の予測の困難性 が高くなる。また、回転体が大形であれば、8個とした本例よりも、さらに多数 個の隔壁および入球室を形成することができ、球の個数を変えることもできる。
【0026】
【考案の効果】
本考案によれば、ケース内で球を送り操作して、球の位置を並べ替えて遊ぶに 際し、各回転体の回転により、多数の球が一斉に送り移動される変化と、回転体 相互間での球の受渡しにより、特定の球の位置が移し替えられる変化とが組み合 わされるので、球の位置変化の予測困難性が高くなり、高度の遊戯性が発揮され て、楽しく遊ぶことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の球送り遊具の分解斜視図で
ある。
【図2】同じく、斜視図である。
【図3】同じく、回転体の平面図である。
【図4】図3のIV−IV線縦断面図である。
【図5】本考案の一実施例の球送り遊具の球送り操作前
の回転体の平面図である。
【図6】同じく、球送り操作中の回転体の平面図であ
る。
【図7】同じく、球送り操作後の回転体の平面図であ
る。
【符号の説明】
1 上蓋 2 下蓋 3 ケース 4 第1の回転体 5 第2の回転体 6 球 7 標識 9 交差部 41 隔壁 42 入球室 51 隔壁 52 入球室 G 球送り遊具

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース内にそれぞれ水平回転操作可能に
    装入されてそれぞれ2個所で交差するように横方向へ配
    列された複数個の回転体にはその回転方向へ等間隔で環
    状に配列された多数個の隔壁をそれぞれ形成するととも
    に、隣合う各両隔壁間には色分けされた適数個の球のう
    ち1個の球の収容が可能な入球室を、隣接する両回転体
    の一方の回転体の2つの入球室がその両回転体の両交差
    部へそれぞれ旋回したときに他方の回転体の隔壁が前記
    両交差部の両入球室内を通過して球の受渡しが可能とな
    るようにそれぞれ形成し、前記ケースの上蓋には前記入
    球室に対応する位置にそれぞれ配設された各標識を球の
    色分けと同様に色分けして表示したことを特徴とする球
    送り遊具。
JP2347891U 1991-02-27 1991-02-27 球送り遊具 Pending JPH0568589U (ja)

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JP2347891U JPH0568589U (ja) 1991-02-27 1991-02-27 球送り遊具

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JP2347891U JPH0568589U (ja) 1991-02-27 1991-02-27 球送り遊具

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JPH0568589U true JPH0568589U (ja) 1993-09-17

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Cited By (2)

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