JPH0568348A - 中間電極付二次電池の充電器 - Google Patents
中間電極付二次電池の充電器Info
- Publication number
- JPH0568348A JPH0568348A JP22996691A JP22996691A JPH0568348A JP H0568348 A JPH0568348 A JP H0568348A JP 22996691 A JP22996691 A JP 22996691A JP 22996691 A JP22996691 A JP 22996691A JP H0568348 A JPH0568348 A JP H0568348A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- battery
- secondary battery
- charger
- intermediate electrode
- electrode
- Prior art date
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- Pending
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- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リチウム型など、従来電池セルを直列継続し
たままでは充電困難であった二次電池において、直列接
続したまま充電可能にすることを目的とする。 【構成】 二次電池のプラス電極、マイナス電極および
中間電極に夫々対応した３個の供給端子６，７，８と電
流供給源部１１と、供給先切替スイッチ９および制御部
１０とを有し、制御部１０によって作動する供給先切替
スイッチ９により３個の供給端子の２個に選択的に電流
供給部の出力を接続する構成を有する。
たままでは充電困難であった二次電池において、直列接
続したまま充電可能にすることを目的とする。 【構成】 二次電池のプラス電極、マイナス電極および
中間電極に夫々対応した３個の供給端子６，７，８と電
流供給源部１１と、供給先切替スイッチ９および制御部
１０とを有し、制御部１０によって作動する供給先切替
スイッチ９により３個の供給端子の２個に選択的に電流
供給部の出力を接続する構成を有する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、二次電池の充電器に関
する。
する。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯用電話、ノート型のワープロ
やパソコン、ビデオムービーなどのように、各種の電子
機器がコードレス化され、これに伴い電池の需要が増大
している。電池の種類においても、繰り返し充放電可能
な二次電池の需要は高まる一方で、ニッケル・カドミウ
ム型二次電池は、その優れた充放電特性と信頼性から幅
広い分野で使用されている。
やパソコン、ビデオムービーなどのように、各種の電子
機器がコードレス化され、これに伴い電池の需要が増大
している。電池の種類においても、繰り返し充放電可能
な二次電池の需要は高まる一方で、ニッケル・カドミウ
ム型二次電池は、その優れた充放電特性と信頼性から幅
広い分野で使用されている。
【０００３】その充電特性に関して、ニッケル・カドミ
ウム型の二次電池においては、通常一定電流で充電を行
なうと、電池電圧が時間の経過に伴って上昇し、充電末
期になると、ピーク値を生じた後に降下する（図３参
照）。このピークによって充電完了の検出を行なうこと
ができる。ニッケル・カドミウム型二次電池では、過充
電に対する特性を十分考慮した上で、直列接続したまま
で各電池セルをフル充電することが可能となっている。
ウム型の二次電池においては、通常一定電流で充電を行
なうと、電池電圧が時間の経過に伴って上昇し、充電末
期になると、ピーク値を生じた後に降下する（図３参
照）。このピークによって充電完了の検出を行なうこと
ができる。ニッケル・カドミウム型二次電池では、過充
電に対する特性を十分考慮した上で、直列接続したまま
で各電池セルをフル充電することが可能となっている。
【０００４】以下にその充電方法について、説明する。
図２は、従来の二次電池とその充電器を示すものであ
る。図２において、１４は二次電池、１および２は直列
接続された電池セル、３および５は二次電池１４の外部
電極、１５は充電器、６および８は電流供給端子、１０
は電流供給を制御する制御回路、１１は電流供給源であ
る。
図２は、従来の二次電池とその充電器を示すものであ
る。図２において、１４は二次電池、１および２は直列
接続された電池セル、３および５は二次電池１４の外部
電極、１５は充電器、６および８は電流供給端子、１０
は電流供給を制御する制御回路、１１は電流供給源であ
る。
【０００５】二次電池１４は充電器１５と外部電極３，
５と供給端子６，８を介して接続され、電流供給源１１
より電流を供給される。充電完了は、前述したように、
二次電池１４の電池電圧の変化を制御部１０で検知する
ことにより、判定している。
５と供給端子６，８を介して接続され、電流供給源１１
より電流を供給される。充電完了は、前述したように、
二次電池１４の電池電圧の変化を制御部１０で検知する
ことにより、判定している。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】ところで携帯型電子機
器の普及が進むに従い、機器の長時間使用を可能とする
ため、電池の小型化、大容量化が要求されている。その
要求に対し、ニッケル・カドミウム型と共にリチウム型
二次電池が注目されている。
器の普及が進むに従い、機器の長時間使用を可能とする
ため、電池の小型化、大容量化が要求されている。その
要求に対し、ニッケル・カドミウム型と共にリチウム型
二次電池が注目されている。
【０００７】リチウム型二次電池は、一般的に、ニッケ
ル・カドミウム型に比べ、電圧が高い、エネルギー密度
が高い、自己放電が極めて小さい、長期信頼性が高い、
など非常に魅力的な特徴を持っている。
ル・カドミウム型に比べ、電圧が高い、エネルギー密度
が高い、自己放電が極めて小さい、長期信頼性が高い、
など非常に魅力的な特徴を持っている。
【０００８】しかしながら、過充電に弱いという欠点が
ある。すなわち、充電の際に規定電圧に達した後なお充
電を続けると、急激に電池性能が劣化するという弱点が
ある。
ある。すなわち、充電の際に規定電圧に達した後なお充
電を続けると、急激に電池性能が劣化するという弱点が
ある。
【０００９】そのため、リチウム型二次電池において各
電池セルを直列接続のまま充電を行なうと、個々の電池
セルの規定電圧のばらつきにより、ある電池セルがフル
充電されたときに他の電池セルではまだ充電完了ではな
い、または逆に過充電である、という状態を生ずること
が考えられる。そのため、前述した電池の性能劣化を引
き起こす恐れがあり、直列接続したままで充電すること
を困難にしている。そこで充電時には直列接続を解除し
て、電池セルを１個ずつ規定電圧に注意しながら充電す
る必要があり、簡便性を欠いていた。
電池セルを直列接続のまま充電を行なうと、個々の電池
セルの規定電圧のばらつきにより、ある電池セルがフル
充電されたときに他の電池セルではまだ充電完了ではな
い、または逆に過充電である、という状態を生ずること
が考えられる。そのため、前述した電池の性能劣化を引
き起こす恐れがあり、直列接続したままで充電すること
を困難にしている。そこで充電時には直列接続を解除し
て、電池セルを１個ずつ規定電圧に注意しながら充電す
る必要があり、簡便性を欠いていた。
【００１０】本発明は、リチウム型などの二次電池にお
ける上記課題を解決し、ニッケル・カドミウム型同様、
直列接続のまま充電できる充電器を提供することを目的
としている。
ける上記課題を解決し、ニッケル・カドミウム型同様、
直列接続のまま充電できる充電器を提供することを目的
としている。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、中間電極付二次電池の電極夫々に対応した
３個の供給端子と、電流供給源部と、供給先切替スイッ
チおよび制御回路とを備えた構成としている。
するために、中間電極付二次電池の電極夫々に対応した
３個の供給端子と、電流供給源部と、供給先切替スイッ
チおよび制御回路とを備えた構成としている。
【００１２】
【作用】本発明は、上記の構成において、各電池セルが
直列接続された構造のリチウム型などの二次電池を充電
するに当たり、３個の供給端子を制御回路で制御される
切替スイッチによって選択し、簡便に充電することがで
きる。
直列接続された構造のリチウム型などの二次電池を充電
するに当たり、３個の供給端子を制御回路で制御される
切替スイッチによって選択し、簡便に充電することがで
きる。
【００１３】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【００１４】図１は、二次電池と本発明の充電器の回路
構成を示すものである。図１において、１２は二次電
池、１と２は直列接続された電池セル、３〜５は電池セ
ル夫々から導出された外部電極、１３は充電器、６〜８
は電流供給端子、９は電流供給源１１からの出力を切替
えるスイッチ、１０はそれらの制御回路である。
構成を示すものである。図１において、１２は二次電
池、１と２は直列接続された電池セル、３〜５は電池セ
ル夫々から導出された外部電極、１３は充電器、６〜８
は電流供給端子、９は電流供給源１１からの出力を切替
えるスイッチ、１０はそれらの制御回路である。
【００１５】二次電池１２は、外部電極３〜５と電流供
給端子６〜８を介して充電器１３に接続され、電流供給
源１１から電流を供給されて充電される。このとき電流
供給は、充電器の供給端子６，７に対して、スイッチ９
により選択的に供給される。そして電池セルの電池電圧
変化を制御回路１０で検出して、充電度合を検知し、充
電完了後他の電池セルに対して充電できるようにスイッ
チ９を切替えるといった動作を繰り返して、全ての電池
セルに対して充電を行なう。
給端子６〜８を介して充電器１３に接続され、電流供給
源１１から電流を供給されて充電される。このとき電流
供給は、充電器の供給端子６，７に対して、スイッチ９
により選択的に供給される。そして電池セルの電池電圧
変化を制御回路１０で検出して、充電度合を検知し、充
電完了後他の電池セルに対して充電できるようにスイッ
チ９を切替えるといった動作を繰り返して、全ての電池
セルに対して充電を行なう。
【００１６】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明の充電器によれば、従来困難であったリチウム型二次
電池の充電が電池セルの直列接続を解除することなく、
またリチウム電池の能力を最大に、かつ精度良く、行な
うことが可能となる。
明の充電器によれば、従来困難であったリチウム型二次
電池の充電が電池セルの直列接続を解除することなく、
またリチウム電池の能力を最大に、かつ精度良く、行な
うことが可能となる。
【図１】本発明の一実施例を説明するための二次電池と
充電器の構成を示すブロック図
充電器の構成を示すブロック図
【図２】従来例を説明するための二次電池と充電器の構
成を示すブロック図
成を示すブロック図
【図３】従来の二次電池における一般的な充電特性図
１ 電池セル ２ 電池セル ３ 電池電極 ４ 電池電極 ５ 電池電極 ６ 供給端子 ７ 供給端子 ８ 供給端子 ９ スイッチ １０ 制御回路 １１ 電流供給源 １２ 二次電池 １３ 充電器
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも２個以上の電池セルを直列接
続してなり、かつ中間電極を有する二次電池の充電器で
あって、二次電池のプラス電極、マイナス電極および中
間電極に夫々対応した３個の供給端子と、電流供給源部
と、供給先切替スイッチ部および制御部とを有し、電流
供給部よりの出力を、制御部によって作動する供給先切
替スイッチにより３個の供給端子の２個に選択的に接続
するようにした中間電極付二次電池の充電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22996691A JPH0568348A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 中間電極付二次電池の充電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22996691A JPH0568348A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 中間電極付二次電池の充電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0568348A true JPH0568348A (ja) | 1993-03-19 |
Family
ID=16900499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22996691A Pending JPH0568348A (ja) | 1991-09-10 | 1991-09-10 | 中間電極付二次電池の充電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0568348A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07304138A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Daiwa Kasei Kogyo Kk | 装飾加工表面を有するシート材料及びその製造方法 |
| JP2007151301A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Toshiba Tec Corp | 電気機器 |
| JP2010055886A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Canon Inc | バッテリーパック |
-
1991
- 1991-09-10 JP JP22996691A patent/JPH0568348A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07304138A (ja) * | 1994-05-11 | 1995-11-21 | Daiwa Kasei Kogyo Kk | 装飾加工表面を有するシート材料及びその製造方法 |
| JP2007151301A (ja) * | 2005-11-28 | 2007-06-14 | Toshiba Tec Corp | 電気機器 |
| JP2010055886A (ja) * | 2008-08-27 | 2010-03-11 | Canon Inc | バッテリーパック |
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