JPH0567851A - プリント基板 - Google Patents

プリント基板

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JPH0567851A
JPH0567851A JP23036491A JP23036491A JPH0567851A JP H0567851 A JPH0567851 A JP H0567851A JP 23036491 A JP23036491 A JP 23036491A JP 23036491 A JP23036491 A JP 23036491A JP H0567851 A JPH0567851 A JP H0567851A
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solder
static electricity
resist
block
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Yoshinaga Torii
嘉良 鳥井
Arifumi Eto
有文 衛藤
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K1/00Printed circuits
    • H05K1/02Details
    • H05K1/0213Electrical arrangements not otherwise provided for
    • H05K1/0254High voltage adaptations; Electrical insulation details; Overvoltage or electrostatic discharge protection ; Arrangements for regulating voltages or for using plural voltages

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  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一方のパターンと他方のパターンの先端を山
部または谷部とし、これらに半田を融着し、これら間を
ギャップをはさんで対接させるようにすることで、パタ
ーンのみで静電気の放電を行えることにより構成簡単、
価格低廉となり、例えばアースパターン等が直流的に無
接続とできることによりビート対策に影響を与えないよ
うにでき、更に放電経路を最短とできるので、半導体等
の静電気による破壊を防止できるようにする。 【構成】 パターン1と、パターン2とを有し、パター
ン1の山部tとパターン2の山部t或は谷部bの少なく
とも何れか一方が対接されるようにして配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電子機器等に使
用されるプリント基板等に適用して好適なプリント基板
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子機器等においては静電気
による誤動作を防止するためにいわゆるスパークギャッ
プ用の部品やネオン管等の部品をプリント基板のブロッ
ク間に接続している。
【0003】これらの部品をブロック間に接続すること
で、例えば一方のブロックに静電気が落ちた場合に、こ
の一方のブロック及び他方のブロック間に接続された放
電用の部品により、この一方のブロックに落ちた静電気
を放電させ、落ちた静電気による一方のブロックの誤動
作を防止することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
に、一方のブロック及び他方のブロック間に静電気放電
用の部品を接続したプリント基板は、プリント基板上に
おける主要部品の実装面積が小となり、また価格が上昇
する不都合があった。
【0005】更に、上述のプリント基板においては、ア
ースパターン等が直流的に接続されたこととなるので、
高調波の帰還等により生じるビートに対する対策に影響
を与える不都合があった。
【0006】また、一方のブロック及び他方のブロック
間に静電気放電用の部品を接続する場合、静電気の放電
経路が長くなり、これにより例えば半導体等の静電気に
よる破壊を引き起こす不都合があった。
【0007】本発明はかかる点に鑑みてなされたもの
で、パターンのみで静電気の放電を行えることにより構
成簡単、価格低廉とでき、例えばアースパターン等が直
流的に無接続とでき、これによりビート対策に影響を与
えないようにでき、更に放電経路を最短とでき、半導体
等の静電気による破壊を防止することのできるプリント
基板を提案しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明はプリント基板は
例えば図1〜図6に示す如く、第1の鋸刃形状の端部1
aを有する第1のパターン1と、この第1のパターン1
と所定の間隔を以て第2の鋸刃形状の端部2aを有する
第2のパターン2とを有し、第1の鋸刃形状の端部1a
の山部tと第2の鋸刃形状の端部2aの山部t或は谷部
bの少なくとも何れか一方が対接されるようにして配置
したものである。
【0009】
【作用】上述せる本発明によれば、第1の鋸刃形状の端
部1aの山部tと第2の鋸刃形状の端部2aの山部t或
は谷部bの少なくとも何れか一方が対接されるようにし
て配置したので、パターンのみで静電気の放電を行える
ことにより構成簡単、価格低廉となり、例えばアースパ
ターン等が直流的に無接続とできることによりビート対
策に影響を与えないようにでき、更に放電経路を最短と
できるので、半導体等の静電気による破壊を防止するこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下に、図1を参照して本発明プリント基板
の一実施例について詳細に説明する。
【0011】この図1において、1は例えば写真法によ
り基板上に成形したパターンで、このパターン1の表面
にいわゆるレジストと称される絶縁材料を例えば塗布す
る(図示を省略する)。
【0012】このパターン1の端部に半田部1aを形成
する。
【0013】この半田部1aの先端に図に示す如く山部
t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0014】この半田部1aにはレジストを塗布しない
で(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半田に
よるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着す
る。
【0015】2は上述と同様に、例えば写真法により基
板上に成形したパターンで、このパターン2の表面にい
わゆるレジストと称される絶縁材料を例えば塗布する
(図示を省略する)。
【0016】このパターン2の端部に半田部2aを形成
する。
【0017】この半田部2aの先端に図に示す如く山部
t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0018】この半田部2aにはレジストを塗布しない
で(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半田に
よるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着す
る。
【0019】そしてこれら2つのパターン1及び2間の
ギャップgを本例においては例えば写真法でのパターン
成形の最小値である0.15mmに選定する。
【0020】尚、上述のリフロー半田方法以外にディッ
プと称される方法が有るが、このディップ方法により一
方のパターン1または2に上述の半田の融着を行うと、
他方のパターン2または1にも半田が融着してしまう、
いわゆる半田ブリッジを引き起こす虞がある。
【0021】また、図に示す如く、パターン1の半田部
1aの山部tとパターン2の半田部2aの山部tが互い
に対接するようにする。
【0022】さて、静電気は低インピーダンスのパター
ン及びギャップが狭いところへ逃げるといった特性を有
する。
【0023】即ち、上述の図1の例においては、パター
ン1及び2にレジストの塗布されていない半田部1a及
び2aを形成し、これら半田部1a及び2aに夫々半田
を融着することにより低インピーダンス化を実現してい
る。
【0024】更に、上述のパターン1に形成した半田部
1aの山部t及びパターン2に形成した半田部2aの山
部t間のギャップgを写真法における最小値とすること
により、狭いギャップを形成している。
【0025】即ち、例えばパターン1側に静電気が落ち
ても、この静電気はパターン1に形成した半田部1aの
山部tからパターン2に形成した半田部2aの山部tに
放電する。
【0026】従って、パターン2側をおおもとのアース
側に接続すれば、このおおもとのアース側に静電気が逃
げるので(この逆も同様である)、パターン1側のブロ
ックが誤動作したり、このブロックの半導体が破壊され
たりすることがない。
【0027】図2に本例プリント基板の一実施例を示
す。
【0028】この図2において、10、20、30及び
40は夫々プリント基板上に実装されたブロック(回
路)で、各ブロック10、20、30及び40に夫々D
C/DCコンバータ50よりの電源供給線80’及びア
ース線90’が接続されている。
【0029】またこのDC/DCコンバータ50の電源
端子は例えば図示を省略したACアダプタの電源供給端
子60に接続され、このDC/DCコンバータ50のア
ース端子はそのACアダプタのアース端子に接続されて
いる。
【0030】各ブロック10、20、30及び40はこ
のDC/DCコンバータ50より供給される電源により
動作せしめられる。
【0031】このプリント基板上のブロック(回路)1
0、20、30及び40のレイアウトは、いわゆるビー
トの発生を防止し、且つ、各ブロック10、20、30
及び40間の干渉を防止することができるものである。
【0032】しかしながら、例えば図に示すように、ブ
ロック20に静電気が落ちた場合は、ブロック20内の
回路を破壊するでけではなく、他のブロック10、30
及び40にも影響を与えてしまう。
【0033】この場合、図中太い矢印で示すように、ブ
ロック20に落ちた静電気がアース線90に最短の距離
を以て落ちれば良い。
【0034】しかしながら、静電対策だけを考えれば、
最短、且つ、太いパターン(図に示す太い矢印の如く)
を形成すれば良いが、その場合、プリント基板上の全体
のアースバランスが狂い、ビートの発生を引き起こして
しまう。
【0035】従って、本例では、例えば図中一点鎖線で
示す如く、図1に示したパターン1をブロック20のア
ース側に一方を接続し、パターン2をACアダプタ側の
アース線90に接続する。
【0036】そしてこれらパターン1及び2の他方を図
1と同様に互いに対接させる如くする。
【0037】尚、これと同様にブロック10とアース線
90、ブロック30とアース線、ブロック40とアース
線に夫々パターン1及び2の一方を接続し、これら接続
されたパターン1及び2の他方を図1に示すようにギャ
ップgを以て対接するようにした場合は、更に静電気に
よる各種の障害を良好に防止することができる。
【0038】このような形態にすれば、どのブロック1
0、20、30または40に静電気が落ちても、アース
線90’にこの静電気が逃げることなく、パターン1か
らパターン2に、またはパターン2からパターン1に静
電気が放電し、アース線90に直接静電気が逃げるの
で、各ブロック10、20、30及び40の半導体素子
等を破壊することがない。
【0039】また、DC的に接続されていないので、全
体のアースバランスが狂うことがないので、ビート対策
を妨害することがない。
【0040】図3は本発明プリント基板の他の例1を示
し、以下これについて説明する。
【0041】この図3において、101は例えば写真法
により基板上に成形したパターンで、このパターン10
1の表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略す
る)。
【0042】このパターン101の端部に半田部101
aを形成する。
【0043】この半田部101aの先端に図に示す如く
山部t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0044】この半田部101aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0045】102は上述と同様に、例えば写真法によ
り基板上に成形したパターンで、このパターン102の
表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略する)。
【0046】このパターン102の端部に半田部102
aを形成する。
【0047】この半田部102aの先端に図に示す如く
山部t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0048】この半田部102aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0049】そしてこれら2つのパターン101及び1
02間のギャップgを本例においては例えば写真法での
パターン成形の最小値である0.15mmに選定する。
【0050】また、図に示す如く、パターン101の半
田部101aの山部tとパターン102の半田部102
aの山部tが互いに対接するようにする。
【0051】さて、静電気は低インピーダンスのパター
ン及びギャップが狭いところへ逃げるといった特性を有
する。
【0052】即ち、上述の図3の例においては、パター
ン101及び102にレジストの塗布されていない半田
部101a及び102aを形成し、これら半田部101
a及び102aに夫々半田を融着することにより低イン
ピーダンス化を実現している。
【0053】更に、上述のパターン101に形成した半
田部101aの山部t及びパターン102に形成した半
田部102aの山部t間のギャップgを写真法における
最小値とすることにより、狭いギャップを形成してい
る。
【0054】即ち、例えばパターン101側に静電気が
落ちても、この静電気はパターン101に形成した半田
部101aの山部tからパターン102に形成した半田
部102aの山部tに放電する。
【0055】従ってパターン102側をおおもとのアー
ス側に接続すれば、このおおもとのアース側に静電気が
逃げるので、パターン101側のブロックが誤動作した
り、このブロックの半導体が破壊されたりすることがな
い。
【0056】図4は本発明プリント基板の他の例2を示
し、以下これについて説明する。
【0057】この図4において、103は例えば写真法
により基板上に成形したパターンで、このパターン10
3の表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略す
る)。
【0058】このパターン103の端部に半田部103
aを形成する。
【0059】この半田部103aの先端に図に示す如く
山部t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0060】尚、この山部tを図1や図3において説明
した山部tより高くし、この谷部bを図1や図3におい
て説明した谷部bより深くする如くする。
【0061】この半田部103aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0062】104は上述と同様に、例えば写真法によ
り基板上に成形したパターンで、このパターン104の
表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略する)。
【0063】このパターン104の端部に半田部104
aを形成する。
【0064】この半田部104aの先端に図に示す如く
山部t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0065】尚、この山部tを図1や図3において説明
した山部tより高くし、この谷部bを図1や図3におい
て説明した谷部bより深くする如くする。
【0066】この半田部104aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0067】そしてこれら2つのパターン103及び1
04間のギャップgを本例においては例えば写真法での
パターン成形の最小値である0.15mmに選定する。
【0068】また、図に示す如く、パターン103の半
田部103aの山部tとパターン104の半田部104
aの山部tが互いに対接するようにする。
【0069】さて、静電気は低インピーダンスのパター
ン及びギャップが狭いところへ逃げるといった特性を有
する。
【0070】即ち、上述の図4の例においては、パター
ン103及び104にレジストの塗布されていない半田
部103a及び104aを形成し、これら半田部103
a及び104aに夫々半田を融着することにより低イン
ピーダンス化を実現している。
【0071】更に、上述のパターン103に形成した半
田部103aの山部t及びパターン104に形成した半
田部104aの山部t間のギャップgを写真法における
最小値とすることにより、狭いギャップを形成してい
る。
【0072】即ち、例えばパターン103側に静電気が
落ちても、この静電気はパターン103に形成した半田
部103aの山部tからパターン104に形成した半田
部104aの山部tに放電する。
【0073】従ってパターン104側をおおもとのアー
ス側に接続すれば、このおおもとのアース側に静電気が
逃げるので、パターン103側のブロックが誤動作した
り、このブロックの半導体が破壊されたりすることがな
い。
【0074】図5は本発明プリント基板の他の例3を示
し、以下これについて説明する。
【0075】この図5において、105は例えば写真法
により基板上に成形したパターンで、このパターン10
5の表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略す
る)。
【0076】このパターン105の端部に半田部105
aを形成する。
【0077】この半田部105aの先端に図に示す如く
山部t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0078】この半田部105aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0079】106は上述と同様に、例えば写真法によ
り基板上に成形したパターンで、このパターン106の
表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略する)。
【0080】このパターン106の端部に半田部106
aを形成する。
【0081】この半田部106aの先端に図に示す如く
山部t及び谷部bを任意の数だけ形成する如くする。
【0082】この半田部106aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0083】また、図に示す如く、パターン105の半
田部105aの山部tとパターン106の半田部106
aの谷部bが互いに対接するようにし、パターン105
の半田部105aの谷部bとパターン106の半田部1
06aの山部tが互いに対接するようにする。
【0084】そしてこれら2つのパターン105及び1
06間(山部t及び谷部b間)のギャップgを本例にお
いては例えば写真法でのパターン成形の最小値である
0.15mmに選定する。
【0085】さて、静電気は低インピーダンスのパター
ン及びギャップが狭いところへ逃げるといった特性を有
する。
【0086】即ち、上述の図5の例においては、パター
ン105及び106にレジストの塗布されていない半田
部105a及び106aを形成し、これら半田部105
a及び106aに夫々半田を融着することにより低イン
ピーダンス化を実現している。
【0087】更に、上述のパターン105に形成した半
田部105aの山部t及びパターン106に形成した半
田部106aの谷部b間のギャップg、並びにパターン
105に形成した半田部105aの谷部b及びパターン
106に形成した半田部106aの山部t間のギャップ
gを写真法における最小値とすることにより、狭いギャ
ップを形成している。
【0088】即ち、例えばパターン105側に静電気が
落ちても、この静電気はパターン105に形成した半田
部105aの山部tからパターン106に形成した半田
部106aの谷部bに放電し、パターン105に形成し
た半田部105aの谷部bからパターン106に形成し
た半田部106aの山部tに放電する。
【0089】従ってパターン106側をおおもとのアー
ス側に接続すれば、このおおもとのアース側に静電気が
逃げるので、パターン105側のブロックが誤動作した
り、このブロックの半導体が破壊されたりすることがな
い。
【0090】図6は本発明プリント基盤の他の例4を示
し、以下これについて説明する。
【0091】この図6において、107は例えば写真法
により基板上に成形したパターンで、このパターン10
7の表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略す
る)。
【0092】このパターン107の端部に半田部107
aを形成する。
【0093】この半田部107aの先端に図に示す如く
山部tを例えば1つ形成する如くする。
【0094】この半田部107aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0095】108は上述と同様に、例えば写真法によ
り基板上に成形したパターンで、このパターン108の
表面にレジストを例えば塗布する(図示を省略する)。
【0096】このパターン108の端部に半田部108
aを形成する。
【0097】この半田部108aの先端に図に示す如く
山部tを1つだけ形成する如くする。
【0098】この半田部108aにはレジストを塗布し
ないで(またはレジストを剥して)、例えばクリーム半
田によるいわゆるリフロー半田方法によって半田を融着
する。
【0099】そしてこれら2つのパターン107及び1
08間のギャップgを本例においては例えば写真法での
パターン成形の最小値である0.15mmに選定する。
【0100】また、図に示す如く、パターン107の半
田部107aの山部tとパターン108の半田部108
aの山部tが互いに対接するようにする。
【0101】さて、静電気は低インピーダンスのパター
ン及びギャップが狭いところへ逃げるといった特性を有
する。
【0102】即ち、上述の図6の例においては、パター
ン107及び108にレジストの塗布されていない半田
部107a及び108aを形成し、これら半田部107
a及び108aに夫々半田を融着することにより低イン
ピーダンス化を実現している。
【0103】更に、上述のパターン107に形成した半
田部107aの山部t及びパターン108に形成した半
田部108aの山部t間のギャップgを写真法における
最小値とすることにより、狭いギャップを形成してい
る。
【0104】即ち、例えばパターン107側に静電気が
落ちても、この静電気はパターン107に形成した半田
部107aの山部tからパターン108に形成した半田
部108aの山部tに放電する。
【0105】従ってパターン108をおおもとのアース
側に接続すれば、このおおもとのアース側に静電気が逃
げるので、パターン107側のブロックが誤動作した
り、このブロックの半導体が破壊されたりすることがな
い。
【0106】尚、本発明は上述の実施例に限ることなく
本発明の要旨を逸脱することなく、その他種々の構成が
取り得ることは勿論である。
【0107】
【発明の効果】上述せる本発明によれば、第1の鋸刃形
状の端部の山部と第2の鋸刃形状の端部の山部或は谷部
の少なくとも何れか一方が対接されるようにして配置し
たので、パターンのみで静電気の放電を行えることによ
り構成簡単、価格低廉となり、例えばアースパターン等
が直流的に無接続とできることによりビート対策に影響
を与えないようにでき、更に放電経路を最短とできるの
で、半導体等の静電気による破壊を防止することができ
る利益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明プリント基板の一実施例の要部を示す線
図である。
【図2】本発明プリント基板の一実施例を示すブロック
線図である。
【図3】本発明プリント基板の他の例1を示す線図であ
る。
【図4】本発明プリント基板の他の例2を示す線図であ
る。
【図5】本発明プリント基板の他の例3を示す線図であ
る。
【図6】本発明プリント基板の他の例4を示す線図であ
る。
【符号の説明】
1、2 パターン 1a、2a 半田部 g ギャップ t 山部 b 谷部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の鋸刃形状の端部を有する第1のパ
    ターンと、 該第1のパターンと所定の間隔を以て第2の鋸刃形状の
    端部を有する第2のパターンとを有し、 上記第1の鋸刃形状の端部の山部と上記第2の鋸刃形状
    の端部の山部或は谷部の少なくとも何れか一方が対接さ
    れるようにして配置されていることを特徴とするプリン
    ト基板。
  2. 【請求項2】 上記第1のパターンの端部及び第2のパ
    ターンの端部に導電性材料が融着されていることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載のプリント基板。
JP3230364A 1991-09-10 1991-09-10 プリント基板 Expired - Lifetime JP3010820B2 (ja)

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