JPH0567686A - 半導体装置配線 - Google Patents

半導体装置配線

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JPH0567686A
JPH0567686A JP22783591A JP22783591A JPH0567686A JP H0567686 A JPH0567686 A JP H0567686A JP 22783591 A JP22783591 A JP 22783591A JP 22783591 A JP22783591 A JP 22783591A JP H0567686 A JPH0567686 A JP H0567686A
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JP
Japan
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wiring
layer
etching stopper
semiconductor device
etching
Prior art date
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Pending
Application number
JP22783591A
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English (en)
Inventor
Shinichi Fukada
晋一 深田
Motohiro Suwa
元大 諏訪
Kazue Kudo
一恵 工藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】下層Cu配線の性能を損なうことなくこの層間
絶縁膜のスルーホール形成時にCu配線層に及ぶエッチ
ングダメージを防止する配線構造を提供する。 【構成】Cu配線を基板1側から接着層,Cu配線層
6,バリヤ層9,エッチングストッパ層8の四層構造と
し、Cu配線上の絶縁膜9にスルーホールを形成する際
のエッチングダメージ16をエッチングストッパ層内に
留める。 【効果】配線上の層間絶縁膜にスルーホールを開口する
際、配線上のエッチングダメージをエッチングストッパ
層により止めることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の配線に係
り、特に、ULSIに好適な多層配線の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体装置配線にはAl合金が用
いられてきた。しかし、さらに配線抵抗を減少させ、耐
エレクトロマイグレーション性の向上を図るためにはC
uもしくはCu合金を配線に用いることが必要である。
Cuは単層で配線に用いることは困難であり、バリヤ層
等との積層構造で使用される。Cu配線の積層構造は特
開昭63−88843 号に開示のAl/Cu/Al積層構造が
知られている。しかし、この構造ではAlとCuが反応
し高抵抗の金属間化合物を形成して問題となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これまでの積層Cu配
線では多層配線の形成、特に、層間絶縁膜の加工等に対
する考慮がされていない。従来技術では、層間絶縁膜に
スルーホールを形成する際はドライエッチング技術によ
り下層配線自体をエッチングストッパとして開口する。
この場合、下層配線の開口部ヘのエッチングダメージを
避けることが困難である。低抵抗化に好適なCuを配線
に用いる場合には層間絶縁膜のエッチングに用いるフル
オロカーボン系ガスにより蒸気圧が低く、しかも、絶縁
性の金属フッ化物が形成され、問題となる。特に、フッ
化銅は容易に厚く形成されるため問題が大きい。配線層
の上にTiNの保護層が設けられた積層構造も知られて
いるが、あまり保護層を厚くすることができないためエ
ッチングダメージの防止には十分ではない。保護層とし
てはAlが適しているがAlとCuは容易に金属間化合
物を形成するため問題がある。
【0004】本発明の目的は、Cu配線の性能を損なう
ことなく、この層間絶縁膜のスルーホール形成時にCu
配線層に及ぶエッチングダメージを防止する配線構造を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、Cu配線
を、基板側から接着層,Cu配線層,バリヤ層,エッチ
ングストッパ層の四層構造とすることで達せられる。
【0006】
【作用】上記四層構造のCu配線では、Cu配線とエッ
チングストッパ層の間にはバリヤ層があり、両層の間の
反応を防止しているのでCuとの反応性に関係なくエッ
チングストッパ層として最適な材料を選択することがで
きる。そのため配線上の層間絶縁膜にスルーホールを開
口する際、配線上のエッチングダメージをエッチングス
トッパ層により止めることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図により説明する。
図1は本発明による半導体装置配線の断面図であり、図
2はその形成法を示す図である。
【0008】表面の一部に素子が形成され、開口部以外
熱酸化SiO2 膜2及びCVD−SiO2 膜4で覆われ
たSi基板1上に、反応性スパッタ法でTiN膜5を5
0nm、DCマグネトロンスパッタ法でCu膜6を50
0nm、反応性スパッタ法でTiN膜7を30nm、D
Cマグネトロンスパッタ法でAl膜8を100nm、順
次、形成し、ホトリソグラフィ技術とドライエッチング
法によりこの積層膜をパターニングして配線とする。下
層のTiN膜は絶縁膜とCu膜の接着性確保と、Si中
へのCu拡散防止の役割を果たし、上層のTiNはAl
とCuとの相互拡散防止の役割を果たす。ここで、Ti
Nの代わりにZrN,TaN等の他の金属の窒化物や
W,Mo等の高融点金属を用いてもよい。また、接着層
とバリヤ層が異なった材料よりなっていてもよい
(a)。
【0009】この基板上に常圧CVD法によりPSG膜
(9)500nmを形成し、ホトリソグラフィ技術とド
ライエッチング法により必要な個所に直径800nmの
スルーホールを形成する。PSG膜のエッチングにはフ
ルオロカーボン系のエッチングガスを用いるが、このガ
スではAlは殆んどエッチングされず、Alより下の配
線にはエッチングダメージは及ばない。ここで、Alは
エッチングストッパとして機能するのみなので、スルー
ホール部にあれば十分であり、図3に示すように、スル
ーホート部以外のAlを除去してもよい。不必要なAl
を除去することにより、AlとCuが反応し配線を高抵
抗化する可能性を減らし配線の高信頼化を図ることがで
きる。これはホトリソグラフィ工程によりスルーホール
周辺のみレジストを残し周囲のAlをドライエッチング
することにより達せられる。この場合、Al膜に正確な
パターンを形成する必要はないのでパターニングルール
は多少緩くてもよい(b)。
【0010】さらに反応性スパッタ法でTiN膜11を
50nm、DCマグネトロンスパッタ法でCu膜12を
500nm、反応性スパッタ法でTiN膜13を30n
m、DCマグネトロンスパッタ法でAl膜14を100
nm、順次、形成する。ホトリソグラフィ技術とドライ
エッチング法によりこのCu配線層をパターニングし、
二層目のCu配線を形成する(c)。
【0011】その上に常圧CVD法によりPSG膜15
を500nm形成し、ホトリソグラフィ技術とドライエ
ッチング法により必要な個所にスルーホールを形成す
る。ここでもAlはエッチングストッパとして機能する
(d)。
【0012】さらに、多層Cu配線の場合には同様の工
程を繰返し、Cu配線を形成する。必要な場合には常圧
CVD法によるPSG膜等のガラスをさらに上に形成
し、パッシベーションとする。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、Cu配線とエッチング
ストッパ層の間に反応がないため配線性能が損なわれ
ず、しかも、スルーホール形成時のエッチングダメージ
を防止できる積層Cu配線をつくることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の半導体装置配線の断面
図。
【図2】本発明による半導体装置配線の形成法を示す工
程図。
【図3】本発明による他の実施例の半導体装置配線の断
面図。
【符号の説明】
1…p型Si基板、2…熱酸化SiO2膜、3…n型拡
散層、4…CVD−SiO2膜、5,7,11,13…
TiN膜、6,12…Cu膜、8,14…Al膜、9,
15…PSG膜、10,16…エッチングダメージ部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配線層と絶縁層が、順次、積層されてなる
    薄膜多層配線において、少なくとも一つの前記配線層が
    接着層,導電層,バリヤ層,エッチングストッパ層の四
    層の導電性物質よりなる積層構造をもち前記導電層が最
    も厚くCuもしくはCuを主成分とする合金よりなるこ
    とを特徴とする半導体配線。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記配線層間を接続す
    るスルーホールを層間絶縁膜に開口する際のオーバーエ
    ッチングが前記エッチングストッパ層内に留まる半導体
    装置配線の形成法。
  3. 【請求項3】請求項1において、下地絶縁層と前記導電
    層の接着性を確保する前記接着層及び前記導電層と前記
    エッチングストッパ層の間の相互拡散を防止する前記バ
    リヤ層の双方が、W,Mo,Ti,Ta,Zrのいずれ
    かの純金属,合金もしくはこれらの金属の窒化物である
    半導体装置配線。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記エッチングストッ
    パ層がAlもしくはAlを主成分とする合金よりなる半
    導体装置配線。
  5. 【請求項5】請求項1において、スルーホール開口部を
    除く少なくとも一部のCu配線上で前記エッチングスト
    ッパ層が存在しない半導体装置配線。
JP22783591A 1991-09-09 1991-09-09 半導体装置配線 Pending JPH0567686A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0878410A (ja) * 1994-09-05 1996-03-22 Mitsubishi Electric Corp 配線接続部及びその製造方法
KR100260523B1 (ko) * 1997-06-27 2000-08-01 김영환 반도체소자의콘택홀형성방법
JP2000216191A (ja) * 1999-01-23 2000-08-04 Lucent Technol Inc 半導体集積回路の製造方法

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