JPH0566588U - ユニット式機能腕時計 - Google Patents

ユニット式機能腕時計

Info

Publication number
JPH0566588U
JPH0566588U JP716292U JP716292U JPH0566588U JP H0566588 U JPH0566588 U JP H0566588U JP 716292 U JP716292 U JP 716292U JP 716292 U JP716292 U JP 716292U JP H0566588 U JPH0566588 U JP H0566588U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wristwatch
additional function
function unit
watch
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP716292U
Other languages
English (en)
Inventor
典昭 志村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP716292U priority Critical patent/JPH0566588U/ja
Publication of JPH0566588U publication Critical patent/JPH0566588U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electromechanical Clocks (AREA)
  • Electric Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】携帯者の用途に合せ簡単に機能を付加できると
共に、腕時計としてのみ使用したい時には腕時計の持つ
本来の美しさを十分にアピールできる機能腕時計を提供
する。 【構成】時計ケース、裏ブタ、時計体等から成る腕時計
本体と機械部材、電子部材、電源部材、前記部材等を組
込む付加機能ユニット容器から成る付加機能ユニットか
ら構成されると共に、前記付加機能ユニットは前記腕時
計本体と脱着可能に構成されることを特徴とするユニッ
ト式機能腕時計。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はユニット式機能腕時計に関する。
【0002】
【従来の技術】
近来腕時計の高付加価値化が進み、様々な機能を持った腕時計が市場に投入さ れている。無線通信機器機能を付加したポケットベル機能付腕時計、ページング 機能付腕時計などは技術的にも最先端な例である。いずれの場合も完全一体型の 構成である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし前述の技術では機能を付加した分、完成体である腕時計のサイズ、特に 厚みが増大している。前述の付加機能は必要な時と不要な時があり、常備してい なければいけないという機能ではない。ポケベル機能・ページャー機能などは、 仕事から離れる休日等には全く不要な機能である。時計完成体の厚み増大は、デ ザイン上の制約を招き、薄型のドレス腕時計などにはどうやっても程遠い存在と なってしまう。また付加機能によってはエネルギーを多さん消費するものもあり 腕時計としての電池寿命を極端に短くする。これを防ぐ為に付加機能専用の電源 を塔載するが、その分更に腕時計完成体のサイズに悪影響を及ぼす結果となる。 そこで本考案の目的は、携帯者の用途に合せ簡単に機能を付加できると共に、 腕時計としてのみ使いたい時には腕時計の持つ本来の美しさを十分にアピールで きる機能腕時計を提供するところにある。
【0004】
【課題を解決する為の手段】
本考案のユニット式機能腕時計は、時計ケース、裏ブタ、時計体等から成る腕 時計本体と機械部材、電子部材、電源部材、前記部材等を組込む付加機能ユニッ ト容器から成る付加機能ユニットから構成されると共に、前記付加機能ユニット は前記腕時計本体と脱着可能に構成されることを特徴とする。
【0005】 更に前記付加機能ユニットを前記腕時計本体の裏ブタ下面側に配置したことを 特徴とする。
【0006】 更に前記裏ブタには、裏ブタ本体と絶縁されると共に裏ブタの上面から下面へ 貫通し時計の厚み方向に可動な様に保持された導通端子部材が設けられているこ とを特徴とする。
【0007】
【実施例】
以下に図1を用いて本考案の実施例を説明する。図1は本考案の一実施例であ るユニット式機能腕時計の完成体断面図であり、1は時計ケース、2はガラス、 3は文字板、4は時計体であるアナログ時計用ムーブメント、5は中枠、6は第 一裏ブタである。また7aは付加機能ユニットケース、7bは付加機能ユニット ブタであり、7a、7bで構成されるのが付加機能ユニット容器となる。本実施 例における前記付加機能ユニット容器は図1に示す通り第一裏ブタ6の下面に配 置される。そして本実施例では付加機能ユニットケース7aに設けたネジ部7a −1を第一裏ブタ6に設けたネジ部6−1に回転しめ込み固定する。付加機能ユ ニット容器とその中に組み込まれる機械部材・電子部材・電源部材等をまとめて 、以下付加機能ユニットと呼ぶ。付加機能ユニットは機能に応じて腕時計本体と 電気的な接続が必要となる場合と、全く独立して機能する場合に分けられる。以 下にその具体例を簡単に説明する。
【0008】 まず完全独立機能の場合。代表例はポケットベル機能である。付加機能ユニッ ト容器の中に組み込まれるのは、電波受信回路、復調回路、制御回路等を構成す る回路ブロック、受信用アンテナ、報知用圧電ブザー、電池等の電源、報知音鳴 止めスイッチ、電源ON・OFFスイッチ等であり周知の構成である。
【0009】 次に腕時計本体と電気的な接続が必要となる場合の説明を振動アラーム機能を 例に挙げて述べる。振動アラームの場合の付加機能ユニットの構成は、振動源と なる偏心カム付モータ、制御回路ブロック、電池等の電源等でありこれも周知の 構成である。腕時計本体においてアラーム時刻の設定がなされ、その設定に基づ くアラームON命令を受けることにより振動開始となる。その為には腕時計本体 と付加機能ユニットの電源のグランドを共通にする接点とアラームがONかOF Fかを判断する信号を受ける為の接点の最低2接点が必要となる。グランド接点 は腕時計本体のグランドを第一裏ブタ6におとし、付加機能ユニットケースと接 触させることにより確保される。もう一つのアラームON・OFF信号用接点は 図1に示す様に、第一裏ブタ6の中央に第一裏ブタ6本体と絶縁構造にて構成さ れた端子ピン8と、付加機能ユニットケース7aの上面の中央に設けられた接点 部によりとる。図1上では省略してあるが端子ピン8は適当な接触圧を持てる様 、腕時計本体内部よりバネ部材により常時押圧する等の配慮がなされている。
【0010】 以上の様に構成することにより、腕時計本体との電気的な接続が必要な機能も なんら問題なくユニット化し付加することが可能となる。電気的な接点が不要な 場合は、付加機能ユニットブタ中央部接点を樹脂等の絶縁体で構成すれば良い。 図1において、9は防水用パッキンゴムであり、第一裏ブタ6と付加機能ユニッ トケース7aの間に介在させることにより、前述の腕時計本体と付加機能ユニッ トの電気的接点部の防水性を確実に保つことができる。
【0011】 図1中に二点鎖線で示したのが第二裏ブタ10であり、付加機能を必要としな い場合に用いる。この第二裏ブタ10を用いることにより、普通の薄型腕時計と することが可能となる。図1中に示す腕時計本体部厚みh1 は5mm程度であり 、極力薄くなっている。第二裏ブタ10装着時においても総厚h2 は6〜7mm 程度であり十分薄型腕時計としての外観を保つことが可能である。付加機能ユニ ット装着時、付加機能の内容により異なるが総合厚みH=15mm程度あれば様 々な機能を付加可能である。
【0012】 以上ポケットベル機能と振動アラーム機能の場合を例に挙げて述べたが、他に も以下の様な付加機能が考えられる。
【0013】 1)、ページング機能 2)、二次電源ユニット 1)のページング機能については付加機能ユニット単体で完全なページング機 能を有し、腕時計との機能的関係は全くない。また2)の二次電源ユニットにつ いては、発・充電機能を塔載する。発電機能については、周知の技術である自動 巻発電、熱発電素子による熱発電等を用い、同ユニット内蔵の大容量コンデンサ ーまたは二次電池等に充電する。腕時計本体の一次電池が終ってしまった場合、 緊急避難的に腕時計が使用可能となる。以上の様に付加機能の応用範囲は様々で ある。
【0014】 尚、腕時計本体と付加機能ユニットの固定構造について本実施例では回転ねじ しめ固定構造を例に挙げて述べたが、簡単に着脱でき、必要最低限の防水性が確 保でき、両者の電気的導通が確実にとれる構造であれば、これに限るものではな いことは言うまでもない。
【0015】
【考案の効果】
以上述べた様に本考案によれば以下の効果が得られる。
【0016】 1、付加機能が不要な時は薄型腕時計として使用することが可能となる。
【0017】 2、付加機能ユニットを本考案の様に配置すれば、裏ブタのみが特殊構造となる 為、ベースとなる薄型腕時計の実質的な外観に支障をきたすことがない。
【0018】 3、付加機能ユニットを交換すれば、目的に応じた多機能腕時計を構成すること ができる。
【0019】 4、本考案の請求項3の構成とすれば、本体との電気的なやりとりも可能となり 付加機能の応用範囲が広まる。
【0020】 等々、本考案のユニット式多機能腕時計としての果たす役割は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例であるユニット式腕時計の断
面図。
【符号の説明】
1 時計ケース 2 ガラス 3 文字板 4 アナログ用ムーブメント 5 中枠 6 第一裏ブタ 7a 付加機能ユニットケース 7b 付加機能ユニットブタ 8 端子ピン 9 防水パッキン 10 第二裏ブタ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】時計ケース、裏ブタ、時計体等から成る腕
    時計本体と機械部材、電子部材、電源部材、前記部材等
    を組込む付加機能ユニット容器から成る付加機能ユニッ
    トから構成されると共に、前記付加機能ユニットは前記
    腕時計本体と脱着可能に構成されることを特徴とするユ
    ニット式機能腕時計。
  2. 【請求項2】前記付加機能ユニットを前記腕時計本体の
    裏ブタ下面側に配置したことを特徴とする請求項1記載
    のユニット式機能腕時計。
  3. 【請求項3】前記裏ブタには、裏ブタ本体と絶縁される
    と共に裏ブタの上面から下面へ貫通し時計の厚み方向に
    可動な様に保持された導通端子部材が設けられているこ
    とを特徴とする請求項1及び2記載のユニット式機能腕
    時計。
JP716292U 1992-02-20 1992-02-20 ユニット式機能腕時計 Pending JPH0566588U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP716292U JPH0566588U (ja) 1992-02-20 1992-02-20 ユニット式機能腕時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP716292U JPH0566588U (ja) 1992-02-20 1992-02-20 ユニット式機能腕時計

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0566588U true JPH0566588U (ja) 1993-09-03

Family

ID=11658385

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP716292U Pending JPH0566588U (ja) 1992-02-20 1992-02-20 ユニット式機能腕時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0566588U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017083442A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 腕時計用自動巻機構

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017083442A (ja) * 2015-10-26 2017-05-18 ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド 腕時計用自動巻機構

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN105652648A (zh) 超薄智能手表
JP3443148B2 (ja) 電磁信号用送信アンテナを有する時計
JPH0566588U (ja) ユニット式機能腕時計
JP2000056045A (ja) 受信装置および受信機能付き腕時計
GB1570268A (en) Analogue crystal wrist watch
US4276627A (en) Module structure for electronic digital timepiece
CN210094865U (zh) 一种腕带具有加热功能智能儿童手表
JP2505967Y2 (ja) 高気圧防水アラ―ム付腕時計の耐磁構造
JPS5931089U (ja) 電波受信機付腕時計
CN216134720U (zh) 一种稳定性强的无线通信设备
CN214252913U (zh) 一种新型刺绣工艺手表
JPS6023752Y2 (ja) 電子時計
JP2003139872A (ja) 太陽電池付き携帯時計
JPH0535353Y2 (ja)
JPS60198925A (ja) ラジオ付腕時計
JPS5831110Y2 (ja) 太陽電池付デジタル時計
JPH08211166A (ja) 腕時計型電子機器
JPS6130228Y2 (ja)
JPS62160392U (ja)
JPS63169740U (ja)
JPH0230085U (ja)
JPS5428664A (en) Electronic watch
JPH0336948Y2 (ja)
JP2020134141A (ja) 電子時計
JPH04437Y2 (ja)