JPH0564002A - カラー画像処理装置 - Google Patents

カラー画像処理装置

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JPH0564002A
JPH0564002A JP3221364A JP22136491A JPH0564002A JP H0564002 A JPH0564002 A JP H0564002A JP 3221364 A JP3221364 A JP 3221364A JP 22136491 A JP22136491 A JP 22136491A JP H0564002 A JPH0564002 A JP H0564002A
Authority
JP
Japan
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image data
memory
image
data
segment
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Withdrawn
Application number
JP3221364A
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English (en)
Inventor
Jiyunichi Shishizuka
順一 宍塚
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】小規模のメモリ構成で、高速かつ高画質にカラ
ー画像を処理する。 【構成】インターフェース109を介して不図示のスキ
ャナから入力された画像データはADCTチップ107
で圧縮され、一時的に圧縮メモリ108に蓄えられる。
そして、1画面の内、ある一部分の圧縮データを不図示
のコンピュータに送信する場合は、圧縮データ303を
バンドイメージメモリ106の容量分だけADCTチッ
プ107で伸張し、一部分のデータ304を展開し、C
PU103がバンドイメージメモリ106内に展開され
ている画像の内必要な部分をリードし、インターフェー
ス101を介してコンピュータに送信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカラー画像処理装置、特
にカラー画像データを圧縮して記憶し、圧縮されたカラ
ー画像データを伸張して出力するカラー画像処理装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置において、図27に
示すような低速スキャナ2707から画像データを読み
込む場合、低速スキャナ2707が起動すると、画像デ
ータはデータ線2706を介してバッファメモリ270
5に順次格納される。その後、バッファメモリ2705
が一杯になると、データ線2706は不図示の制御部に
よってバッファメモリ2704に接続される。また同時
に、バッファメモリ2705はインターフェース270
3と接続され、格納された画像データがデータ線270
1を介してコンピュータに送られる。そして、バッファ
メモリ2704に画像データが読み込まれる。このよう
に、2つまたはそれ以上のバッファメモリを切り替えな
がらスキャナとコンピュータのスピードの違いを吸収
し、データの読み込む処理を行っている。
【0003】これに対し、図28に示すような高速スキ
ャナ2806から画像データを読み込む場合には、高速
スキャナ2806が起動すると、画像データはデータ線
2805を介して非常に高速に送られてくるので、入力
画像データをすべてバッファリングしておくバッファメ
モリ2804が必要になる。そして、高速スキャナのス
キャンが終了し、画像データがすべてバッファメモリ2
804に格納されると、インターフェース2803がデ
ータ線2801を介してコンピュータにデータを送信す
る。
【0004】また、入力したコードデータをラスタイメ
ージに展開し、図29に示すような低速プリンタ290
7に出力する場合、まずコンピユータからデータ線29
01を介してコードデータが入ってくる。ここで、ラス
タイメージ展開部2903が1画面分のコードデータの
うち、画面のある部分に対応するコードを展開して、バ
ツフアメモリ2904に描画する。そして、次の部分に
相当するコードを展開してバツフアメモリ2905に描
画する。また同時に、バツフアメモリ2904から展開
されたラスタイメージが低速プリンタ2907に送ら
れ、実際に紙上に可視化される。このように、低速プリ
ンタの場合には、1画面のうち、一部分を展開しながら
プリンタにデータを送るという処理を繰り返して行うこ
とにより、1画面分のラスタイメージを出力することが
可能になる。
【0005】一方、図3に示すような高速プリンタ30
06に出力する場合には、同様に、コンピユータからデ
ータ線3001を介してコードデータが入ってくる。コ
ードデータはラスタイメージ展開部3003で展開さ
れ、バツフアメモリ3004に描画される。このとき、
高速プリンタ3006に高速でラスタイメージを送らな
ければならないために、低速プリンタのように、コード
を展開しながらプリンタにデータを送ることができな
い。そのために、1画面分のデータをすべて展開し終わ
ってから、プリンタにラスタイメージを送るように構成
されている。
【0006】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、高速スキャナや高速プリンタを使って、
画像データを処理する装置では、1画面分のバッファメ
モリが必要であった。例えば400dpiの解像度を持
ち、RGBの3色のデータを読み込み、各色8ビットの
階調を持つスキャナの場合や、400dpiの解像度を
持ち、C(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロ
ー),k(ブラツク)の4色で現像される、各色8ビッ
トの階調を持つプリンタの場合には、A4サイズの画像
で約60メガバイトのRAMが必要となり、システムは
高価なものとなり、またハード規模も大きくなってしま
うという欠点があった。
【0007】また、画像データを高速プリンタに出力す
る場合、バッファメモリのサイズを小さくし、メモリか
らプリンタに出力する時に拡大するという方法も考えら
れるが、拡大するために画質が劣化するという問題も生
じていた。
【0008】本発明は、上記課題を解決するために成さ
れたもので、小規模のメモリ構成で、高速かつ高画質に
カラー画像を処理できるカラー画像処理装置を提供する
ことを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】及び
【作用】上記目的を達成するために、本発明のカラー画
像処理装置は以下の構成を有する。
【0010】すなわち、カラー画像データを圧縮して記
憶し、圧縮されたカラー画像データを伸張して出力する
カラー画像処理装置において、読み込んだ画像データを
圧縮する圧縮手段と、該圧縮手段で圧縮された画像デー
タを記憶する第1の記憶手段と、該第1の記憶手段に記
憶された画像データを伸張する伸張手段と、該伸張手段
で伸張された画像データを部分的に記憶する第2の記憶
手段と、該第2の記憶手段に記憶された画像データを出
力する出力手段とを有する。
【0011】また他の発明のカラー画像処理装置は以下
の構成を有する。
【0012】すなわち、カラー画像データを圧縮して記
憶し、圧縮されたカラー画像データを伸張して出力する
カラー画像処理装置において、コード情報に基づいて画
像データを生成する生成手段と、該生成手段で生成され
た画像データを部分的に記憶する第1の記憶手段と、該
第1の記憶手段に記憶された画像データを圧縮する圧縮
手段と、該圧縮手段で圧縮された画像データを記憶する
第2の記憶手段と、該第2の記憶手段に記憶された画像
データを伸張する伸張手段と、該伸張手段で伸張された
画像データを出力する出力手段とを有する。
【0013】また好ましくは、前記第1の記憶手段は、
画像データの書き込みと読み出し用のそれぞれの領域を
備え、該書き込みと読み出しが同時に処理される事を特
徴とする。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る好適な一
実施例を詳細に説明する。
【0015】図1は、実施例におけるカラー画像処理装
置の構成を示すブロック図である。図において、101
はインターフェース(I/F)であり、後述するコンピ
ュータとの間でデータを授受する。102はROMであ
り、後述するCPU103の処理手順(プログラム)や
制御データ等を格納している。103はCPUであり、
ROM102のプログラムに従って本装置全体を制御す
る。104はRAMであり、CPU103が処理を実行
時に使用する作業領域や各種テーブル等で構成されるメ
モリである。105及び107はADCTチップであ
り、カラー制止画符号化方式として国際標準のJPEG
方式のADCT方式に従って圧縮・伸張を行うチップで
ある。
【0016】106はバンドイメージメモリ(Band Ima
ge Memory)であり、後述するように1画面分の画像デー
タの内、一部分のデータを展開するメモリである。10
8は圧縮メモリ(Compression Memory)であり、ADC
Tチップ107でエンコード(圧縮)された圧縮データ
を蓄積するメモリである。そして、109はシリアルパ
ラレルインターフェース(SPI/F)であり、スキャ
ナやプリンタとの間でデータを授受する。
【0017】<第1の実施例>以上の構成からなる本装
置に高速スキャナを接続し、読み込んだ画像データをコ
ンピュータに送出する第1の実施例のシステムを図2に
示す構成図及び図3に示す模式図を参照して以下に説明
する。
【0018】この実施例では、図2に示す構成におい
て、高速スキャナ207を起動させ、カラー画像処理装
置206を介してコンピュータ203に画像データを取
り込む場合を説明する。まずスキャナ207にカラー原
稿をセットし、スキャナ207を起動すると、図1に示
すインターフェース109を介して入力されたデータ
は、ADCTチップ107で圧縮され、一時的に圧縮メ
モリ108に蓄えられる。このように、読み取った画像
を画像圧縮処理で圧縮することにより、圧縮メモリ10
8のメモリ容量を小さくすることができる。
【0019】その後、コンピュータ203が圧縮データ
を必要とする時には、CPU103が直接圧縮メモリ1
08をアクセスし、インターフェース101を介してデ
ータを送信する。この場合には、画像のある領域の圧縮
データを切り取るということは不可能であるので、1画
面分のデータを送信することになる。しかし、1画面の
内、ある一部分の圧縮データが必要な時には、圧縮メモ
リ108に蓄えられている圧縮データをADCTチップ
107でデコード(伸張)し、バンドイメージメモリ1
06に展開する。そして、該当する領域をADCTチッ
プ105で圧縮し、インターフェース101を介してコ
ンピュータ403に送出する。つまり、図3に示すよう
に、スキャナ207から読み込まれた生の画像データ3
01からその一部分302を切り取ってコンピュータ2
03に送出する処理である。
【0020】具体的には、インターフェース109を介
してスキャナ207から入力された画像データ301
は、ADCTチップ107で圧縮された後、圧縮メモリ
108に蓄えられる。その後、スキャナ207での読み
取りが終了すると、圧縮メモリ108に1画面分の圧縮
データ303が書き込まれたことになる。そこで、圧縮
データ303をバンドイメージメモリ106の容量分だ
けADCTチップ107で伸張し、一部分のデータ30
4が展開される。そして、CPU103がバンドイメー
ジメモリ106内に展開されている画像304の内、必
要な部分305をリードし、インターフェース101を
介してコンピュータ403に送信する。
【0021】以下同様に、ADCTチップ107で伸張
され、バンドイメージメモリ106に展開された一部分
306,308,310の内、必要な部分307,30
9,311をリードし、コンピュータ203に送信する
ことにより、最終的に必要な画像302をコンピュータ
403に送ることができる。
【0022】また、コンピュータ203側で圧縮された
画像302が必要な時には、バンドイメージメモリ10
6に展開されている画像305,307,309,31
1を直接リードするのではなく、ADCTチップ105
を介して画像データを圧縮してコンピュータ203に送
るように処理する。
【0023】また、インターフェース109は、スキャ
ナ207から送られてくるデータとこのシステムの受け
付けることのデータの違いを吸収するものである。例え
ば、スキャナ207がRGB線順次のデータを出力する
ものであり、ADCTチップ107がRGB点順次のデ
ータのみ受け付けることができるものであれば、インタ
ーフェース107はデータの並び替えを行う。また、ス
キャナ207と本装置206との同期を取ったりする働
きもある。このように、第1の実施例によれば、高速に
読み取るスキャナであっても、任意の画像をコンピュー
タ等のシステムに読み込むことができる。
【0024】<第2の実施例>次に、本発明に係る第2
の実施例を図面を参照して以下に説明する。
【0025】第2の実施例では、図4に示すシステム構
成において、コンピユータ403でオペレータがマウス
404或いはキーボード405を使い、DTP(簡易印
刷)ソフトウェアを起動してディスプレイ401上に図
5に示すようなカラー文書を作成し、その文書をプリン
タ408に出力する場合を例に説明する。
【0026】まず、図5に示すカラー文書の画像情報
は、コンピユータ403から、図6に示すようなコード
データとしてカラー画像処理装置406に送信される。
つまり、図6において、コマンドRGB (0,0,0) は、図5
に示す「A」という文字502の色を設定するコマンド
であり、この場合、赤レベル“0”,緑レベル“0”,
青レベル“0”の色、すなわち黒色を示している。次の
コマンドCharacter (170,180,150,160,A) は、図5の
「A」という文字502を基準点506(横 170画素,
縦 180画素)から横 150画素,縦 160画素の大きさで描
くコマンドである。更に、コマンドRGB (255,0,0) は、
次に描く塗りつぶし円の色を指定している。コマンドCi
rcle(300,600,120,Fiff)は、半径 120画素の円503を
基準点507(横 300画素,縦 600画素)に指定された
色で塗りつぶすことを示している。
【0027】また、コマンドImage (400,500,500,400,A
DCT)は、基準点508(横 400画素,縦 500画素)に横
500画素,縦 400画素のRGB各8ビットのイメージ
(ADCT方式の画像圧縮された画像データ)を描画す
ることを示すコマンドである。その後のコマンドdata
( )は、実際の圧縮データを示している。次のコマン
ドRGB (100,200,50)は、次に描く「B」の文字505の
色を設定している。最後のコマンドCharacter (630,65
0,150,B) は、基準点509(横 630画素,縦 650画
素)の位置に、横 150画素,縦 160画素の「B」の文字
505を指定された色で描くことを示している。
【0028】次に、上述したコマンドを解析し、実際に
ラスターイメージに展開する処理を図面を参照して以下
に説明する。
【0029】まず、コンピュータ403から送出された
コードデータは、インターフェース101に入力され、
バッファリングされる。そして、CPU103がそのデ
ータをRAM104に転送し、RAM104内部に図7
に示すようなテーブルを作成する。次に、このテーブル
の意味を説明する。図8に示すように、出力すべき1画
面を横方向に短冊上に「セグメント」と呼ぶ単位に分割
する。この実施例では、セグメント0からセグメント9
まで10分割する。1つのセグメントは横方向800画
素,縦方向 100画素になる。図7のテーブルは、セグメ
ント毎に関係するコマンドを見つけ、そのコマンドを展
開処理に必要な中間コマンドに変換したものを示すもの
である。一例を示すと、図8において、「A」という文
字はセグメント1,セグメント2,セグメント3に含ま
れるので、テーブルの該当する部分に中間コマンドを書
き込むものである。
【0030】次に、CPU103が図7に示すテーブル
の作成を終了すると、そのテーブルに従ってバンドイメ
ージメモリ106にラスタイメージの展開を開始する。
以下、CPU103とADCTチップ107による展開
処理について説明する。
【0031】<展開処理>CPU103は、図7のテー
ブル(以下、セグメントテーブル)のセグメント0を参
照する。セグメント0には何もコマンドが書かれていな
いので、展開処理は行わず、ADCTチップ107に制
御を移す。ADCTチップ107はバンドイメージメモ
リ106から画像データを読み出し、圧縮して圧縮メモ
リ108に格納する。この圧縮が終了すると、CPU1
03はバンドイメージメモリ106をクリアし(R,
G,B,共に“255”を書き込む)、セグメントテー
ブルのセグメント1を参照する。その結果、文字「A」
を書くコマンドが書かれているので、ROM102から
文字パターン(横 150画素,縦 160画素)を読み出し、
Red =0 ,Green =0 ,Blue=0 の色をつけて展開す
る。
【0032】ここで、この展開処理について図24及び
図25を用いて具体的に説明する。図24に示すよう
に、「A」のビットマップパターン2401がROM1
02に格納されている。バンドイメージメモリ106
は、内部的に2402,2403,2404の3つの部
分に分かれており、それぞれ赤用のバイトマップメモ
リ、緑用のバイトマップメモリ、青用のバイトマップメ
モリとして定義されている。また、メモリのアドレス空
間は図25に示すように構成されている。すなわち、1
アドレスに対して8ビット単位の1画素が対応してい
る。赤用のバイトマップメモリはアドレス 0番地から 7
9999番地に、緑用のバイトマップメモリは 80000番地か
ら159999番地に、青用のバイトマップメモリは160000番
地から239999番地に、それぞれ 80000画素分の領域が確
保されている。
【0033】図5において、1画面中の画素の位置をP
(x,y)(ここで、xは横方向,yは縦方向,0≦x
≦799,0≦y≦999)とする。また図24におい
て、バイトマップメモリ内の画素の位置を赤用バイトマ
ップメモリはR(x,y),緑用バイトマップメモリは
G(x,y),青用バイトマップメモリはB(x,y)
とする(共に、0≦x≦799,0≦y≦999)。例
えば、G(0,0)は緑用バイトマップメモリの左上の
画素を示し、 80000番地に相当する。
【0034】図7に示したセグメントテーブルのセグメ
ント1を例にとると、文字「A」の基準点はP(17
0,180)である。これは、バンドイメージメモリ1
06では、R(170,80),G(170,80),
B(170,80)に相当し、赤用バイトマップメモリ
は 12600番地、緑用バイトマップメモリは 92600番地、
そして、青用バイトマップメモリは172600番地に該当す
る。
【0035】ここで、展開描画処理は、ビットマップパ
ターン2401の最初からビットを順番に参照し、ビッ
トが“1”であれば、そのビットに対応するバンドイメ
ージメモリ106のアドレスに指定された色データを書
き込む。このように、ビットマップパターンのビットを
参照し、バイトマップメモリ106に書き込む処理を繰
り返すことにより、セグメント1に文字「A」を展開す
る。
【0036】次に、セグメント2における文字「A」の
展開を説明する。セグメント2では実際の画面上でP
(170,200)から描かれることになるので、セグ
メント1の場合とは処理が異なってくる。つまり、セグ
メント1で、既にビットマップパターン2401の上か
ら30ライン分を展開しているので、続く31ライン目
から展開する処理を行う。このときのバンドイメージメ
モリ106の展開開始点は、R(170,0),G(1
70,0),B(170,0)になる。すなわち、赤用
バイトマップメモリは 170番地、緑用バイトマップメモ
リは 80170番地、そして、青用バイトマップメモリは 1
2170番地に該当する。そして、セグメント1と同様に、
ビットマップパターン2401を参照して指定された色
で、バンドイメージメモリ106に文字を展開する。
【0037】<セグメント1>上述したように、図7に
示したセグメントテーブルのセグメント1を参照し、図
10に示す文字「A」の一部分を展開する。展開が終了
すると、CPU103は制御をADCTチップ107に
移す。ADCTチップ107はバンドイメージメモリ1
06から展開された画像を圧縮し、圧縮メモリ108に
格納する。この処理により、圧縮メモリ108にはセグ
メント1とセグメント2の圧縮データが格納される。そ
の後、圧縮が終了すると、CPU103はバンドイメー
ジメモリ106をクリアする。
【0038】<セグメント2>セグメントテーブルのセ
グメント2を参照し、図11に示す文字「A」の一部分
を展開する。展開が終了すると、CPU103は制御を
ADCTチップ107に移す。ADCTチップ107は
バンドイメージメモリ106から展開された画像を圧縮
し、圧縮メモリ108に格納する。その後、圧縮が終了
すると、CPU103はバンドイメージメモリ106を
クリアする。
【0039】<セグメント3>セグメントテーブルのセ
グメント3を参照し、図12に示す文字「A」の一部分
を展開する。展開が終了すると、CPU103は制御を
ADCTチップ107に移す。ADCTチップ107は
バンドイメージメモリ106から展開された画像を圧縮
し、圧縮メモリ108に格納する。その後、圧縮が終了
すると、CPU103はバンドイメージメモリ106b
クリアする。
【0040】<セグメント4>セグメントテーブルのセ
グメント4を参照すると、何も書かれていないので、図
13のように展開処理を行わず、CPU103は制御を
ADCTチップ107に移す。ADCTチップ107は
バンドイメージメモリ106から展開された画像を圧縮
し、圧縮メモリ108に格納する。
【0041】<セグメント5>セグメントテーブルのセ
グメント5を参照すると、イメージの展開処理が書かれ
ているので、CPU103はRAM104に格納されて
いる画像の圧縮データをADCTチップ105にセット
する。そして、ADCTチップ105がセットされた圧
縮データを伸張し、バンドイメージメモリ106に書き
込む。
【0042】この圧縮データをセットし、伸張してバン
ドイメージメモリ106に書き込む処理を繰り返し、画
像を展開する。その後、セグメント5の画像をすべて展
開し終わると、CPU103は制御をADCTチップ1
07に移す。ADCTチップ107はバンドイメージメ
モリ106から展開された画像を圧縮し、圧縮メモリ1
08に格納する。そして、圧縮が終了すると、CPU1
03はバンドイメージメモリ106をクリアする。
【0043】<セグメント6>セグメントテーブルのセ
グメント6を参照すると、3個のコマンドが描かれてお
り、各コマンドの後にそのコマンドが入力された順番P
(プライオリティ)が格納されている。例えば、塗りつ
ぶし円を描くコマンドは、2番目(P=2)に入ってき
たコマンドで、画像の描画コマンドは3番目(P=
3)、文字「B」を描くコマンドは4番目(P=4)に
入ってきたことを示している。CPU103はそれぞれ
のプライオリティを参照し、展開する順番を決定する。
この例では、図15に示すように、初めに塗りつぶし円
の一部分を展開する。そして、画像のコマンドを参照
し、図16に示すように、圧縮データから画像を圧縮し
てバンドイメージメモリ106に書き込む。最後に、図
17に示すように、文字「B」の一部分を展開する。セ
グメント6の画像がすべて展開し終わると、CPU10
3は制御をADCTチップ107に移す。ADCTチッ
プ107はバンドイメージメモリ106から展開された
画像を圧縮し、圧縮メモリ108に格納する。圧縮が終
了すると、CPU103はバンドイメージメモリ106
をクリアする。
【0044】<セグメント7〜9>セグメント7〜9に
関しても上述の処理と同様に、セグメントテーブルを参
照し、バンドイメージメモリ106に展開する。その
後、展開された画像を圧縮し、圧縮メモリ108に格納
する。
【0045】以上セグメント0からセグメント9までの
処理を終えると、圧縮メモリ108には、1画面分の圧
縮データが格納されてたことになる。次に、ADCTチ
ップがプリンタ408に同期して圧縮メモリ108から
データを読み出し、伸張した後、インターフェース10
9を介して画像データをプリンタ408に転送する。そ
して、プリンタ408によって画像が出力される。
【0046】以上説明したように、第2の実施例によれ
ば、バッファメモリの規模を小さくでき、かつ高画質で
コードデータをラスタイメージに展開することができ
る。
【0047】<第3の実施例>次に、本発明にかかる第
3の実施例を図面を参照して以下に説明する。前述した
2つの実施例では、1つのバンドイメージメモリ106
によって処理する場合を説明したが、第3の実施例で
は、図26に示すように、2つのバンドイメージメモリ
106a,106bを備えるものである。尚、他の構成
は、前述した実施例と同様であり、その説明は省略す
る。
【0048】この実施例によれば、CPU103がバン
ドイメージメモリ106bに画像を展開している最中
に、ADCTチップ107はバンドイメージメモリ10
6aに展開されている画像を圧縮し、圧縮メモリ108
に格納することができる。
【0049】このように、一方のバンドイメージメモリ
に画像を展開している間に、他方のバンドイメージメモ
リから画像を読み出すことができることにより、処理時
間を短縮することができる。
【0050】<変形例>前述したそれぞれの実施例で
は、コンピュータから送られてくる画像データは圧縮コ
ードであったが、もちろん画像データそのものでも構わ
ない。その場合、画像データをADCTチップ105を
通さずに、そのままバンドイメージメモリ106に描画
すれば良い。そして、それ以降の処理は、各実施例と同
様の処理を行う。
【0051】また、各実施例では、カラー制止画符号化
方式として国際標準のJPEG方式のADCT方式を用
いたが、これに限るものではない。
【0052】第2,第3の実施例では、図形や文字の展
開描画処理をCPU103が行っているが、グラフィッ
クプロセッサ等を用いても良い。この場合、処理時間を
早くできるという効果もある。
【0053】尚、本発明は、複数の機器から構成される
システムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用
しても良い。また、システム或いは装置にプログラムを
供給することによって達成される場合にも適用できるこ
とは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、小
規模のメモリ構成で、高速かつ高画質にカラー画像を処
理することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例におけるカラー画像処理装置の構成を示
すブロック図である。
【図2】第1の実施例におけるカラー画像処理システム
を示す図である。
【図3】第1の実施例における読み取り処理を説明する
ための模式図である。
【図4】第2の実施例におけるカラー画像処理システム
を示す図である。
【図5】オペレータが作成したカラー文書を説明するた
めの図である。
【図6】カラー文書を記述するコードデータを表す図で
ある。
【図7】中間コードを作成するためのテーブル構成を示
す図である。
【図8】入力されたカラー文書を複数のセグメントに分
割した図である。
【図9】セグメント0の展開描画処理を表す図である。
【図10】セグメント1の展開描画処理を表す図であ
る。
【図11】セグメント2の展開描画処理を表す図であ
る。
【図12】セグメント3の展開描画処理を表す図であ
る。
【図13】セグメント4の展開描画処理を表す図であ
る。
【図14】セグメント5の展開描画処理を表す図であ
る。
【図15】
【図16】
【図17】セグメント6の展開描画処理を表す図であ
る。
【図18】
【図19】
【図20】セグメント7の展開描画処理を表す図であ
る。
【図21】
【図22】セグメント8の展開描画処理を表す図であ
る。
【図23】セグメント9の展開描画処理を表す図であ
る。
【図24】バンドイメージメモリに展開する方法を示す
図である。
【図25】バンドイメージメモリのアドレスマップを示
す図である。
【図26】第3の実施例におけるカラー画像処理システ
ムを示す図である。
【図27】
【図28】
【図29】
【図30】従来のカラー画像処理システムを示す図であ
る。
【符号の説明】
101 インターフェース 102 ROM 103 CPU 104 RAM 105 ADCTチップ 106 バンドイメージメモリ 107 ADCTチップ 108 圧縮メモリ 109 インターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラー画像データを圧縮して記憶し、圧
    縮されたカラー画像データを伸張して出力するカラー画
    像処理装置において、 読み込んだ画像データを圧縮する圧縮手段と、 該圧縮手段で圧縮された画像データを記憶する第1の記
    憶手段と、 該第1の記憶手段に記憶された画像データを伸張する伸
    張手段と、 該伸張手段で伸張された画像データを部分的に記憶する
    第2の記憶手段と、 該第2の記憶手段に記憶された画像データを出力する出
    力手段とを有する事を特徴とするカラー画像処理装置。
  2. 【請求項2】 カラー画像データを圧縮して記憶し、圧
    縮されたカラー画像データを伸張して出力するカラー画
    像処理装置において、 コード情報に基づいて画像データを生成する生成手段
    と、 該生成手段で生成された画像データを部分的に記憶する
    第1の記憶手段と、 該第1の記憶手段に記憶された画像データを圧縮する圧
    縮手段と、 該圧縮手段で圧縮された画像データを記憶する第2の記
    憶手段と、 該第2の記憶手段に記憶された画像データを伸張する伸
    張手段と、 該伸張手段で伸張された画像データを出力する出力手段
    とを有する事を特徴とするカラー画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の記憶手段は、画像データの書
    き込みと読み出し用のそれぞれの領域を備え、該書き込
    みと読み出しが同時に処理される事を特徴とする請求項
    2に記載のカラー画像処理装置。
JP3221364A 1991-09-02 1991-09-02 カラー画像処理装置 Withdrawn JPH0564002A (ja)

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JP3221364A JPH0564002A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 カラー画像処理装置

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