JPH056226U - 偏心偏角自在軸継手 - Google Patents

偏心偏角自在軸継手

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Publication number
JPH056226U
JPH056226U JP6012791U JP6012791U JPH056226U JP H056226 U JPH056226 U JP H056226U JP 6012791 U JP6012791 U JP 6012791U JP 6012791 U JP6012791 U JP 6012791U JP H056226 U JPH056226 U JP H056226U
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JP
Japan
Prior art keywords
hubs
hub
bearing arm
bearing
eccentric
Prior art date
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Pending
Application number
JP6012791U
Other languages
English (en)
Inventor
勝弘 大貫
享 渋谷
Original Assignee
三木プーリ株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 三木プーリ株式会社 filed Critical 三木プーリ株式会社
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Publication of JPH056226U publication Critical patent/JPH056226U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 偏心偏角自在軸継手において軸方向の変位を
吸収可能とする。 【構成】 一方の軸体2に挿入固定される一方のハブ6
に軸受けアーム10を設け、他方の軸体4に挿入固定さ
れる他方のハブ8に軸受アーム12を設ける。クロスジ
ョイントピン本体14を前記ハブ6,8間に配置し、そ
の一方の支持ピン18を一方のハブ6側の軸受アーム1
0の支持孔20に挿通し、他方の支持ピン16を他方の
ハブ8側の軸受アーム12の支持孔22に挿通して相対
向するハブ6,8をその間に配したクロスジョイントピ
ン本体14を介して連設せしめる。前記ハブ6,8にス
リット28を数ヵ所形成し、このスリット28によって
形成された薄肉部の軸方向への弾性変形によって、軸体
2,4の熱膨張等による軸方向の変位を吸収可能とす
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工作機械、ロボット、OA機器等の高精度制御が要求される機器類 に適用して有益な偏心偏角自在軸継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
偏心、偏角を吸収できる軸継手として従来よりたわみ軸継手がある。このたわ み軸継手としては弾性たわみ軸継手、隙間たわみ軸継手等があり、また、偏心、 偏角とも同時吸収でき、芯出しが容易で、しかも、高剛性、ギャップレスで振動 や衝撃が発生しない汎用性にすぐれた偏心偏角自在軸継手が公知である。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
従来より使用されている、偏心・偏角が共に吸収でき、その上バックラッシュ が小さく、高剛性な偏心偏角自在軸継手は、軸方向変位がとれず、軸方向の熱変 位、振動、取り付け誤差等は、吸収できなかった。 そこで、ねじれ剛性が高く、バックラッシュの小さな偏心偏角自在軸継手にお いて、軸方向変位も吸収可能な製品を提供する事を目的とする。
【0004】
【問題点を解決する手段】
上記目的を達成するため、本考案は、一対のハブ6,8に設けた軸受アーム1 0,12とクロスジョイントピン本体14を摺動と回動が自由な軸受26を介し て偏心偏角自在に連結せしめた軸継手において、前記ハブ6,8の管壁の複数箇 所にスリット28を形成し、このスリット28によって形成された薄肉部の軸方 向への弾性変形によって前記ハブ6,8に固着された軸体2,4の熱膨張等によ る軸方向の変位を吸収可能としたものである。
【0005】
【作用】
ハブ6,8に軸体2,4から軸方向の荷重が加わると、スリット28によって ハブ6,8に形成された薄肉部の軸方向の弾性変形によって軸体2,4の軸方向 の変位が吸収される。
【0006】
【実施例】
以下に本考案の構成を添付図面に示す実施例を参照して詳細に説明する。 2,4は接続すべき軸体であり、同一軸線上に配設されている。
【0007】 6,8は一対のアルミニウム製あるいは樹脂製のハブであり、前記軸体2,4の 軸端に挿入固定することにより、互いに一定の間隔を存して対向配置されている 。
【0008】 10,12は、前記ハブ6,8にクロス状に設けられた軸受アームであり、クロ スジョイントピン本体14の支持ピン16,18を挿入支持する支持孔20,2 2を有している。
【0009】 前記クロスジョイントピン本体14は、図3に示す如く、クロス方向に支持ピン 16,18を圧入などで動かないように備えている。
【0010】 前記クロスジョイントピン本体14は、前記ハブ6,8間に配置されている。
【0011】 一方の支持ピン16は、ハブ8側の軸受アーム12の支持孔22に挿通され、他 方の支持ピン18は、ハブ6側の軸受アーム10の支持孔20に挿通されている 。
【0012】 前記軸受アーム10,12の支持孔20,22とクロスジョイントピン本体14 の支持ピン18,16との間には、プラスチック、含油合金等のように潤滑性を もつオイルレスベアリングを用いた高精度のブッシュ状の軸受26が配置されて いる。
【0013】 前記軸受26により、軸受アーム10,12の支持孔20,22に対するクロ スジョイントピン本体14の支持ピン18,16の挿入支持がガタのないよう気 密に嵌挿され、且つ、相対向するハブ6,8と軸受アーム10,12との間に隙 間aを設けて、クロスジョイントピン本体14とハブ6,8の各別の動きを可能 ならしめ、軸受26がクロスジョイントピン本体14の摺動と回動運動を支持す ることにより軸体2,4間に発生する偏心、偏角を吸収するものである。
【0014】 前記ハブ6,8には、互いに所定の角度差を存してスリット28が3ヶ所づつ 所定間隔を存して形成されている。
【0015】 前記スリット28は、図2に示す如く、ハブ6,8の管壁をその軸方向に対し て垂直な平面内で円周方向に切り欠いている。
【0016】 前記スリット28により、前記ハブ6,8に薄肉部30が形成され、該部分を 弾性変形可能となし、軸体2,4の軸方向変位がこの薄肉部30の弾性変形によ り吸収され、ハブ6,8間における一方の軸方向振動等が他方へ移らないように している。
【0017】 上記した構成において、軸体2の回転は該軸体2にキー、クランプまたはフリ クション等を介して一体に固定されているハブ6から軸受アーム10へ伝達され 、該軸受アーム10からその支持孔20に軸受26を介在して挿入支持されてい るクロスジョイントピン本体14の一方の支持ピン18を介してクロスジョイン トピン本体14に伝えられ、そして、軸受アーム12の支持孔22に軸受26を 介在して挿入支持されているクロスジョイントピン本体14の他方の支持ピン1 6を介して軸受アーム12に伝達され、該軸受アーム12が固定されているハブ 8から該ハブ8がキー、クランプまたはフリクション等を介して一体に固定され ている軸体4に伝えられるものである。
【0018】
【効果】
本考案は上述の如く、ハブにスリットを形成したので、軸体の偏心、偏角と併 せて軸方向変位を同時に吸収することができる効果が存する。
【図面の簡単な説明】
【図1】側面図である。
【図2】A−A線断面図である。
【図3】クロスジョイントピン本体の断面図である。
【符号の説明】 2 軸体 4 軸体 6 ハブ 8 ハブ 10 軸受アーム 12 軸受アーム 14 クロスジョイントピン本体 16 支持ピン 18 支持ピン 20 支持孔 22 支持孔 26 軸受 28 スリット 30 薄肉部

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 一対のハブ6,8に設けた軸受アーム1
    0,12とクロスジョイントピン本体14を摺動と回動
    が自由な軸受26を介して偏心偏角自在に連結せしめた
    軸継手において、前記ハブ6,8の管壁の複数箇所にス
    リット28を形成し、このスリット28によって形成さ
    れた薄肉部の軸方向への弾性変形によって前記ハブ6,
    8に固着された軸体2,4の熱膨張等による軸方向の変
    位を吸収可能としたことを特徴とする偏心偏角自在軸継
    手。
JP6012791U 1991-07-05 1991-07-05 偏心偏角自在軸継手 Pending JPH056226U (ja)

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