JPH0561143U - プレパラート用ガラス板自動繰出装置 - Google Patents

プレパラート用ガラス板自動繰出装置

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Publication number
JPH0561143U
JPH0561143U JP236592U JP236592U JPH0561143U JP H0561143 U JPH0561143 U JP H0561143U JP 236592 U JP236592 U JP 236592U JP 236592 U JP236592 U JP 236592U JP H0561143 U JPH0561143 U JP H0561143U
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JP
Japan
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glass plate
roller
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glass
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Pending
Application number
JP236592U
Other languages
English (en)
Inventor
勇之助 武藤
Original Assignee
武藤化学薬品株式会社
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Application filed by 武藤化学薬品株式会社 filed Critical 武藤化学薬品株式会社
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Publication of JPH0561143U publication Critical patent/JPH0561143U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレパラート用ガラス板を自動的に1枚ずつ
繰出す装置を提供する。 【構成】 装置本体10に収容された多数枚のガラス板
22の最下位のガラス板24と接触するローラ36を設
けるとともにそのローラを駆動するモータ44を設け、
ガラス板24とローラ36との摩擦力によってガラス板
が移動するようにし、その移動するガラス板24面の延
長線上にガラス板22の1枚厚よりも広幅で2枚厚より
も狭幅のスリットを設け、さらに、前記ローラ36と接
触したガラス板の延長線上の前面パネル30の外側にモ
ータ44をオンオフするスイッチ34を設け、そのスイ
ッチ34に移動するガラス板が接離したときに、その接
離によってモータ44がオンオフするようになってい
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はプレパラート用ガラス板を1枚ずつ順に取り出す装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、多数枚のプレパラート用ガラス板からそのガラス板を1枚ずつ順に取り 出す場合、多数枚のガラス板から1枚ずつ指で分離して摘みあげている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この従来の方法においては、ガラス板が非常に薄型であるため摘みにくく、従 ってその作業が非能率的であるという問題点があった。
【0004】 本考案はこの従来の方法における問題点に鑑みてなされたもので、その目的と するところは、前記作業の能率を向上させるためにプレパラート用ガラス板を自 動的に1枚ずつ繰出す装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は上記目的を達成するために、装置本体にガラス板収容部を設け、そこ に収容された多数枚のガラス板の最端に位置するガラス板面と接触し得る位置に ローラを設けるとともにそのローラを駆動するモータを設け、そのローラと接触 したガラス板面の延長線上にガラス板の1枚厚よりも広く2枚厚よりも狭いスリ ットを設け、前記ガラス板収容部の外部であって前記ローラと接触した前記最端 ガラス板面の延長線上にガラス板の移動にともなって接離する前記モータ用スイ ッチを設けた。
【0006】 そして、前記モータ用スイッチは、端部が対向して接離する一対の導電性板ば ねとすることが好ましい。
【0007】
【作用】
モータの駆動によってローラが回転すると、ローラと接触状態にあるガラス板 はローラとの摩擦力によって移動する。その移動するガラス板は、その面の延長 線上に設けられたスリットを通り、モータ用スイッチに接触して、これをオフと し、モータとともにローラは回転を停止し、ガラス板の移動も停止する。そのと き移動したガラス板はその端部が装置本体外に突出し、2本の指で摘んで装置外 に引出し得る状態となり、そのガラス板を装置外に引出すと、モータ用スイッチ はオンとなり、上記動作が繰返される。上記動作のなかで、ローラと接触状態に あるガラス板以外のガラス板は、スリットの幅がガラス板2枚厚よりも狭幅に形 成されているのでスリットの側端部によって移動が阻止される。
【0008】
【実施例】
図1は本考案に係るプレパラート用ガラス板自動繰出装置の一実施例を示す一 部破断斜視図である。図2は図1のII−II線に沿った一部破断拡大端面と電気回 路で示す装置概念図である。なお、図1においては、装置本体上部の蓋は図示を 省略してあり、図2においては、判りやすくするためにガラス板の厚さ、および 、スリットの幅を他と比較して大きく表わしてある。
【0009】 10は装置本体である。12はガラス板収容部で、箱体14によって形成され 、その箱体14は、支持枠16に支持されるとともに支持枠16に対して嵌入・ 脱出可能となっている。この箱体14には、その底壁に開口部18が形成され、 さらに、と箱体14の前壁20内側と底面内側とが接する位置、すなわち、箱体 14に収容されたガラス板22の最下位ガラス板24面の延長線と前壁との交差 位置にスリット26が設けられている。スリット26は、ガラス板が通過し得る 形状であるとともに、その幅がガラス板の1枚厚よりも広幅で2枚厚よりも狭幅 に形成されている。前記支持枠16は、装置本体の前面パネル30に接合され、 その接合部に、支持枠16および本体前面パネル30を貫通し前記スリット26 と位置および縦断面寸法が整合したスリット28が形成されている。32a,3 2bは前面パネル30に設けられた一対の突出片で、前記スリット28の上下に 対峙状に形成されている。34はモータ用スイッチで一対の導電性板ばね34a 、34bからなり、一対の突出片32a、32b双方の対面側に片方ずつ固設さ れ、その自由端が接離するようになっている。このモータ用スイッチ34とロー ラ36との距離はガラス板の長さよりも短くなっている。36はローラで、その 外側が弾性合成樹脂からなり、箱体14がガラス板22を収容して支持枠16に 嵌入されたとき、ローラ36の表面がガラス板22の最下位のガラス板24と接 触する位置で支持枠16に軸支されている。38aと38bは電線接続端子で、 その一方は電源スイッチ40を介して電池42と電気的に接続され、他方はロー ラ36駆動モータ44を介して電池42と電気的に接続されている。46は錘で 、裏面に複数個の球面突出部(図示せず)を有する合成樹脂体である。
【0010】 次に本実施例の作用について説明すると、箱体14に複数枚のガラス板22を 収容して、それを支持枠16に嵌入すると、最下位のガラス板24がローラ36 と接触する。電源スイッチ40をオンにすると、モータ44が駆動されてローラ 36が回転し、最下位のガラス板24はローラ36との摩擦力によって移動し、 スリット26、28を通って2つの導電性板ばね34a、34bの間に割入して 2つの板ばねは相互に分離し、それにともなって、モータ44はオフとなり、ロ ーラ36の回転は停止する。そのとき、最下位のガラス板24は、その両側縁部 が突出片32a、32bの両側部から僅かに突出した状態となり、その突出部を 2本の指で挟んでそれを装置本体の外部に引出すと、2つの板ばね34a、34 bは相互に接触し、モータ44はオンとなり、ローラ36が回転して前記動作が 繰返される。前記動作中において、最下位のガラス板24以外のガラス板22は スリット26の側端部によって移動が阻止される。
【0011】 また、ガスラ板22上に錘46が載置されると、錘46の自重により、ガラス 板24はローラ36に対して押圧されて、ガラス板22が最後の1枚になるまで 、ガラス板24とローラ36間の摩擦力がガラス板24の移動摩擦抵抗よりも大 きく維持される。
【0012】 なお、上記実施例では、ガラス板22、24をローラ36に対して押圧するた めに錘46を使用しているが、これを押圧ばね等公知の技術によって種々変更し 得ることはいうまでもない。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したとおり、本考案に係るプレパラート用ガラス板自動繰出装置は、 装置本体にガラス板収容部を設け、そこに収容された多数枚のガラス板の最端に 位置するガラス板面と接触し得る位置にローラを設けるとともにそのローラを駆 動するモータを設け、前記ローラと接触したガラス板面の延長線上にガラス板の 1枚厚よりも広く2枚厚よりも狭いスリットを設け、前記ガラス板収容部の外部 であって前記ローラと接触したガラス板面の延長線上にガラス板の移動にともな って接離する前記モータ用スイッチを設けた構成としたので、多数枚のプレパラ ート用ガラス板からそのガラス板を1枚ずつ取り出す作業を自動的に行うことが でき、その作業効率を大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るプレパラート用ガラス板自動繰出
装置の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1のII−II線に沿った一部破断拡大端面と電
気回路で示す装置概念図である。
【符号の説明】
10 装置本体 12 ガラス板収容部 22 ガラス板 24 最端に位置するガラス板(最下位ガラス板) 26 スリット 34 モータ用スイッチ 36 ローラ 44 モータ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体10にガラス板収容部12を設
    け、そこに収容された多数枚のガラス板22の最端に位
    置するガラス板24面と接触し得る位置にローラ36を
    設けるとともにそのローラ36を駆動するモータ44を
    設け、前記ローラ36と接触したガラス板24面の延長
    線上にガラス板22の1枚厚よりも広く2枚厚よりも狭
    いスリット26を設け、前記ガラス板収容部12の外部
    であって前記ローラ36と接触した前記ガラス板24面
    の延長線上にガラス板24の移動にともなって接離する
    前記モータ用スイッチ34を設けたことを特徴とするプ
    レパラート用ガラス板自動繰出装置。
  2. 【請求項2】 前記モータ44用スイッチ34が、端部
    が対向して接離する一対の導電性板ばね34a、34b
    からなることを特徴とするプレパラート用ガラス板自動
    繰出装置。
JP236592U 1992-01-27 1992-01-27 プレパラート用ガラス板自動繰出装置 Pending JPH0561143U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP236592U JPH0561143U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 プレパラート用ガラス板自動繰出装置

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JP236592U JPH0561143U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 プレパラート用ガラス板自動繰出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0561143U true JPH0561143U (ja) 1993-08-10

Family

ID=11527237

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JP236592U Pending JPH0561143U (ja) 1992-01-27 1992-01-27 プレパラート用ガラス板自動繰出装置

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JP (1) JPH0561143U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0685416A1 (en) 1994-06-01 1995-12-06 Muto Pure Chemicals Company Ltd. Apparatus for automatically delivering glass sheets for prepared slides
JP2012183621A (ja) * 2011-03-07 2012-09-27 Hirosaki Kikai Kaihatsu:Kk プレパラート用グリッパーヘッド

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0685416A1 (en) 1994-06-01 1995-12-06 Muto Pure Chemicals Company Ltd. Apparatus for automatically delivering glass sheets for prepared slides
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