JPH1197319A - チップ型コンデンサの治具 - Google Patents

チップ型コンデンサの治具

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JPH1197319A
JPH1197319A JP9272154A JP27215497A JPH1197319A JP H1197319 A JPH1197319 A JP H1197319A JP 9272154 A JP9272154 A JP 9272154A JP 27215497 A JP27215497 A JP 27215497A JP H1197319 A JPH1197319 A JP H1197319A
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JP
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jig
chip
type capacitor
capacitor
electrode
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JP9272154A
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Inventor
Tadashi Otsuki
正 大槻
Shinji Takamori
信次 高森
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CKD Corp
Original Assignee
CKD Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リード線を有さないチップ型コンデンサの装
着を自動化することのできるチップ型コンデンサのエー
ジング処理に使用される治具を提供すること。 【解決手段】 複数のチップ型コンデンサ15を保持
し、加熱炉内で同コンデンサ15に対して加熱処理とと
もにエージング処理を施す電極77,78を備えたチッ
プ型コンデンサ15の治具である。同治具55ではカム
71とピン70とのカム作用によって一対のレバー61
aが開放される。レバー61aには個別電極78が装着
されたホルダ62Aと、共通電極77が装着されたホル
ダ62Bが取着されている。基板75上に位置決めされ
たチップ型コンデンサ15に対して側方から共通電極7
7が先に接し、遅れて個別電極78が接するようになっ
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、リード線を持た
ないチップ型コンデンサに加熱炉内でエージング処理を
施すための同コンデンサを保持するチップ型コンデンサ
の治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 電解コンデンサの製造工程において
は、素子の安定化対策として加熱下で電圧を印加するい
わゆるエージング処理が行われる。このような電解コン
デンサのエージング処理では、同コンデンサを治具にセ
ットして、加熱炉内で保持するとともに同治具を介して
電圧を印加するようにしている。例えば、特公平5−5
1168号公報にはこのようなコンデンサの治具が開示
されている。
【0003】このコンデンサの治具は加熱炉内に配置さ
れたドラムの外周に所定間隔で配置されるようになって
いる。図16に示すように、ドラム側に支持されたホル
ダ101には図上左右方向に把持具102が併設されて
いる。各把持具102は一対の対向配置されたレバー1
04と同レバー104先端に装着されたばねホルダ10
5を有している。両レバー104はピン106を支点と
して回動緯度可能にホルダ101に支持されている。両
レバー104の基端寄りには両レバー104を互いに引
き寄せる方向に付勢するコイルばね107が配設されて
いる。前記ばねホルダ105には板ばね108が装着さ
れている。ピン106とコイルばね107の間にはカム
軸109が配設されている。カム軸109はレバー10
4側のローラ110に当接して両レバー104を開閉さ
せる。両レバー104の間には保持板111が配設され
ている。図17に示すように、詳しくは保持板111に
はその表裏にそれぞれ電極板112,113が貼着され
ている。
【0004】このような治具はリード線116を備えた
コンデンサ115専用に使用されるものであって、保持
位置にセッティングされたコンデンサ115はそのリー
ド線116を板ばね108と保持板111側とによって
挟持されることで治具に保持されるとともに、電極板1
12,113に接続されエージング処理が施される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】 しかし、この従来の
治具ではリード線116を挟持してコンデンサ115を
保持するようになっているため、リード線116を有さ
ないチップ型コンデンサを保持することはできない。こ
のようなリード線を有さないチップ型コンデンサ120
を加熱炉でエージング処理する場合には、従来は図18
に示すような板バネ状の押え部121を有する治具12
2にピンセットにより手作業でチップ型コンデンサ12
0を装着していた。そして、このようなコンデンサ12
0を装着した複数の把持具122を図示しない加熱炉内
にセットし、同把持具122側を固定電極とし、加熱炉
内の可動電極をチップ型コンデンサ120に当接させて
電圧を印加しエージング処理を行っていた。
【0006】このように手作業で治具122にチップ型
コンデンサ120を装着しているのは、リード線を有さ
ないチップ型コンデンサ120を自動的に治具に装着す
ることが困難であることと、装着とともにチップ型コン
デンサ120を電極と接続させて印加可能状態にしなく
てはならなかったからである。ところが、このようなチ
ップ型コンデンサ装着の作業は面倒であり、かつ時間が
かかるものであった。そのため、加熱炉側の処理能力が
大きくともチップ型コンデンサの前準備に手間取りこれ
がエージング処理工程のコストアップを招来し、ひいて
はコンデンサ自体のコストアップとなっていた。本発明
は、このような従来の技術が有する問題点を解決するた
めになされたものである。その目的は、リード線を有さ
ないチップ型コンデンサの装着を自動化することのでき
るチップ型コンデンサのエージング処理に使用される治
具を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
めに請求項1の発明では、複数のチップ型コンデンサを
保持し、加熱炉内で同コンデンサに対して加熱処理とと
もに電圧印加によるエージング処理を施す電極を備えた
チップ型コンデンサの治具であって、同治具は、カム機
構により開閉される第1及び第2のレバーと、第1のレ
バーに取着されるとともに複数の第1の電極を装着した
第1の保持具と、第2のレバーに取着されるとともに複
数の第2の電極を装着した第2の保持具と、同両保持具
間に配置された位置決め部材とを有し、第1の電極は同
位置決め部材先端に配置された前記コンデンサに対して
側方から接離するとともに、第2の電極は第1の電極と
相対する方向から同コンデンサに対して接離するように
なっていることを要旨とする。このような構成では、レ
バーをカム機構によって開放し、複数のチップ型コンデ
ンサを位置決め部材によって両レバー間に位置決めす
る。次いで、カム機構によってレバーを閉鎖して第1の
保持具と第2の保持具に装着された複数の第1及び第2
の電極によりチップ型コンデンサ自体を側方から直接挟
持する。そして、挟持した状態で加熱炉内内に配置して
電極から電圧を電圧を印加する。
【0008】また、請求項2の発明では、請求項1の構
成に加え前記第2の電極は弾性を持たずに前記チップ型
コンデンサに対して接離し、前記第1の電極は弾性を持
って前チップ型コンデンサに対して接離するとともに、
同第2の電極は第1の電極よりも先にチップ型コンデン
サに当接するようにしたことを要旨とする。このような
構成では、複数のチップ型コンデンサはまず第2の電極
に当接する。第2の電極は弾性を持たないためチップ型
コンデンサは第2の電極と当接して第2の電極の配列方
向に沿って配置される。このように配置された複数のチ
ップ型コンデンサに対して第1の電極が弾性を持って接
し、複数のチップ型コンデンサを第2の電極側に圧接す
る。また請求項3の発明では、請求項1又は2の構成に
加え前記第1の電極は前記位置決め部材先端に配置され
た前記コンデンサの同位置決め部材先端からの脱落を防
止するための脱落防止手段を有するようにしたことを要
旨とする。このような構成では、脱落防止手段によって
チップ型コンデンサの同位置決め部材先端からの脱落が
防止される。
【0009】
【発明の効果】 請求項1の発明ではリードのないチッ
プ型コンデンサであっても多量に挟持して加熱炉内で同
チップ型コンデンサに対して加熱処理とともに電圧印加
によるエージング処理を施すことが可能である。請求項
2の発明では請求項1の発明の効果に加え、第1の電極
は弾性を持たず、かつ第2の電極よりも先にチップ型コ
ンデンサに接するためチップ型コンデンサを確実に挟持
することができ、また、第1の電極に沿って整列して配
置することが可能である。請求項3の発明では請求項1
又は2の発明の効果に加え、チップ型コンデンサは同位
置決め部材先端から脱落することがない。
【0010】
【発明の実施の形態】 以下、本発明のチップ型コンデ
ンサの治具の具体的実施の形態をチップ型コンデンサの
エージング装置と共に図1〜図14に基づいて説明す
る。尚、以下の説明において、左右という場合は図2に
おける左右方向を、前後という場合は図2における上下
方向を言う。
【0011】図1に示すように、チップ型コンデンサの
エージング装置11(以下、エージング装置11とい
う)は、コンデンサ供給装置12と、加熱炉13と、バ
キュームフィンガ装置14とを備えている。まず、コン
デンサ供給装置12について説明する。
【0012】図1〜図3に示すように、コンデンサ供給
装置12はチップ型コンデンサ15を格納するホッパ1
7と、第1のシュート部19と、マガジン20と、第2
のシュート部21と、これら第1及び第2のシュート部
19,21及びマガジン20の上面を覆うカバー22と
より構成されている。ホッパ17内にはチップ型コンデ
ンサ15を下流側に送り出すための回転刃17aが配設
されている。回転刃17aはホッパ17下方に配設され
たモータ18によって回転させられる。第1のシュート
部19は幅方向に広がる12列のシュートsより構成さ
れており、下流側が下がるように傾斜が形成されてい
る。第1のシュート部19にはホッパ17から前方に送
り出されたチップ型コンデンサ15が各シュートsにほ
ぼ均等に分配される。
【0013】図3に示すように、マガジン20内には第
1のシュート部19の12列の各シュートs毎に分配装
置23が配設されている。マガジン20は第1のシュー
ト部19から送られてきたチップ型コンデンサ15を一
旦停留させるとともに、分配装置23によってチップ型
コンデンサ15を更に前方の第2のシュート部21に分
配するようになっている。第2のシュート部21は幅方
向かつ水平面上に広がる120列のシュートsより構成
されており、下流側が下がるように傾斜が形成されてい
る。これらシュートs群は10列毎に区分されている。
前記第1のシュート部19の12列のシュートs毎に第
2のシュート部21のシュートsが順に10列ずつ割り
付けられている。そして、第1のシュート部19の各シ
ュートsから送られてくるチップ型コンデンサ15はマ
ガジン20の分配装置23により振り分けられて、第2
のシュート部21の10列のシュートsに均等に分配さ
れる。第2のシュート部21に送られたチップ型コンデ
ンサ15はその傾斜によって下流側に流されていく。第
2のシュート部21の前端(下流側)にはチップ型コン
デンサ15をせき止める左右方向に一直線状に延出され
た配置手段たる堰24が形成されている。また、第2の
シュート部21の末端上面は開放されており、堰24に
当接したチップ型コンデンサ15が露出するようになっ
ている。
【0014】コンデンサ供給装置12の前方には前記加
熱炉13が配設されている。加熱炉13はハウジング3
0とハウジング30内に収納されたドラム31を有して
いる。ハウジング30は左右に対向配置された一対の略
円盤形状をした側板32と、両側板32の円周に沿って
形成された両側板32を連結する帯板33とにより外形
が形成されている。ハウジング30はベース35上に載
置された状態で固定されている。ハウジング30の内面
には図示しない断熱材が貼着され、熱の外部への発散を
防止している。ハウジング30は前記コンデンサ供給装
置12側に面した後部寄りが開口されており露出部36
が形成されている。同露出部36の下部にはベース35
後方側に斜め下方に延出される排出樋37が形成されて
いる。排出樋37は前記ドラム31の帯板33の幅に対
応して左右方向に延出されている。排出樋37の下端に
は排出された処理後のチップ型コンデンサ15を受ける
収納ボックス38が設置されている。
【0015】図4に示すように、ハウジング30内には
ハウジング30の内部空間を区画する隔壁40が前記帯
板33に沿って形成されている。隔壁40の上下両末端
40a,40b付近であって、ハウジング30の上下位
置には一対の熱風循環装置41,42が配設されてい
る。両熱風循環装置41,42内部には送風ファン43
とヒータ44が配設されており、隔壁40を挟んだ内周
側と外周側を熱風が循環するようになっている。
【0016】より具体的には図4に示すように、上位置
の熱風循環装置41内にはその前部側に送風ファン43
が配設され、後部側にヒータ44が配設されている。そ
して、隔壁40上部側末端40aは同送風ファン43と
ヒータ44の中間付近に位置する。また、下位置の熱風
循環装置42内にはその後部側に送風ファン43が配設
され、前部側にヒータ44が配設されている。そして、
隔壁40下部側末端40bは同送風ファン43とヒータ
44の中間付近に位置する。また、各送風ファン43か
らの送風はヒータ44を通過して熱風として放出され
る。このような構成では、上位置の熱風循環装置41か
ら放出された熱風は隔壁40を挟んだ内周側を通り下位
置の熱風循環装置42に至る。そして、逆に下位置の熱
風循環装置42から放出された熱風は隔壁40を挟んだ
外周側を通り上位置の熱風循環装置41に至る。したが
って、熱風は隔壁40を挟んだ内周側と外周側を循環す
るため、ドラム31外周にセットされたチップ型コンデ
ンサ15を加熱することができる。上位置の熱風循環装
置41の後方には冷却装置45が配設されている。冷却
装置45内部には加熱処理を施したチップ型コンデンサ
15を冷却するための送風ファン46が配設されてい
る。
【0017】図2に示すように、ドラム31は回転軸4
8と、同回転軸48に装着された一対の治具取付け用ホ
イール49を備えている。同ドラム31の回転軸48は
前記ハウジング30の一対の側板32に軸受け50を介
して回転可能に軸支されている。回転軸48の右側軸受
け50寄りには第1の歯車51が装着されている。第1
の歯車51は前記ベース35内に配設されたモータ52
の第2の歯車53と噛合してモータ52の回転力をドラ
ム31に伝達するようになっている。回転軸48の左側
軸受け50寄りには回転円盤56が固着されている。回
転円盤56の外方にはハウジング30の側板32に対し
て固定された固定円盤57が配設されている。同固定円
盤57の電極(図示せず)は外部の電源部(図示せず)
より給電されている。回転円盤56には第1及び第2の
集電ブラシ58,59が装着されており、両集電ブラシ
58,59は固定円盤57のプラス極及びマイナス極の
両電極にそれぞれ常時接触している。したがって、回転
円盤56は回転しながらこれら集電ブラシ58,59に
よって固定円盤57の電極から常時給電されるようにな
っている。
【0018】前記左右一対の治具取付け用ホイール49
の外周側であって両ホイール49間には複数の治具55
がドラム31の周方向に等間隔に装着されている(図
1)。以下、治具55の説明においては図5〜図7の上
下方向を上下と言う。図9に示すように、治具55は、
左右の治具本体60a,60bとレバー61A,61B
と第1の保持具たるホルダ62A、第2の保持具たる6
2Bを有している。同図に示すように、左右の治具本体
60a,60bはそれぞれ左右の治具取付け用ホイール
49に対向配置されている。図5〜図7に示すように、
各治具本体60a,60bの下端には係合溝64が形成
されており、治具本体60a,60bは治具取付け用ホ
イール49側の位置決めピン65に同係合溝64を係合
させた状態でボルト66によって同ホイール49に対し
て固定されている。各治具本体60a,60bにはそれ
ぞれ一対のレバー61A,61Bが配設されている。前
後方向に対向配置された一対のレバー61A,61Bは
それぞれピン67により回動可能に取着されている。両
レバー61A,61Bの下端寄りにはコイルばね69が
装着され、両レバー61下端を互いに引き合う方向に付
勢している。両レバー61A,61Bの中ほどにはそれ
ぞれローラ70が装着されている。
【0019】図5〜図7に示すように、治具本体60
a,60bの中央には治具開閉カム71が装着されてい
る。同カム71は変形プロペラ形状に外形が構成されて
おり、カム軸72によって回動可能に支持されている。
図5〜図7に示すように、同カム71は変形板カムであ
って、従動節としてのローラ70を押動する当接面71
aと、図5に示すように図5のホルダ62A,62Bの
拡開状態でローラ70が係合される係合部71bが形成
されている。当接面71aの側方にはカム71の過剰回
動を阻止するためのストッパ部71cが形成されてい
る。後方側のレバー61B(図5〜図7において左側)
のローラ70と当接する当接面71aの側方角部には突
出部73が形成されている。同突出部73は同後方側の
レバー61Bの閉鎖タイミングを前方側のレバー61A
(図5〜図7において右側)の閉鎖タイミングに対して
先行して閉鎖させるものである。ここに、カム軸72の
中心から当接面71aに当接されたローラ70の中心ま
での距離は、カム軸72の中心から係合部71bに係合
されたローラ70の中心までの距離よりも長く形成され
ている。
【0020】同カム71は当接面71aがローラ70に
当接して同両レバー61A,61Bを互いに外側方に押
し広げた回動位置(図6の状態、以下第1の回動位置と
いう)と、係合部71bがローラ70係合された回動位
置(図5の状態、以下第2の回動位置)を取りうる。前
記左右の治具取付け用ホイール49には左右方向に延出
された基板ホルダ74が図示しないボルトによって固定
されている。同基板ホルダ74には位置決め部材たる基
板75が装着されている。
【0021】図7に示すように、前記ホルダ62A,6
2Bにおいて前側のホルダ62A(図5〜図7における
右側)は左右に配設された前側のレバー61A間に、後
側のホルダ62B(図5〜図7における左側)は左右に
配設された後側のレバー61B間に懸架されている。両
ホルダ62A,62Bは前記基板75を挟んで対向配置
されており、前記両レバー61A,61Bの開閉に伴っ
て動作させられる。両ホルダ62A,62Bはカム71
が前記第1の回動位置にある場合においてチップ型コン
デンサ15を挟持することが可能となっている。すなわ
ち、カム71が前記両第1の回動位置にある場合には両
ホルダ62A,62Bは閉鎖され、第2の回動位置にあ
る場合には両ホルダ62A,62Bは拡開される。
【0022】後側のホルダ62Bの上端にはチップ型コ
ンデンサ15に電圧を印加するための120個の第2の
電極たる共通電極77が所定間隔で固着されている。共
通電極77は前記第1の集電ブラシ58と電気的に接続
されている。一方、前側のホルダ62Aには共通電極7
7の位置に対応して120個の第2の電極たる個別電極
78が所定間隔で配置されている。個別電極78は板ば
ねで構成されており、前記第1の回動位置においてチッ
プ型コンデンサ15を共通電極77側に付勢しながら挟
持するようになっている。図5〜図7に示すように、個
別電極78は基部78aから基板75方向に斜めに延出
された脱落防止手段たる脚78bと、脚78b先端の屈
曲部78cとより構成されている。個別電極78は前記
第2の集電ブラシ59と電気的に接続されている。これ
ら共通電極77及び個別電極78は前記第2のシュート
部21の120列のシュートsに正対して配置されてい
る8。
【0023】図5〜図7に示すように、ホルダ62A,
62Bの上面には断熱布80が同ホルダ62A,62B
を覆うように配設されている。断熱布80は配設位置よ
りも内側、すなわち治具55及びドラム31内部に熱が
伝わらないように保護するものであって、断熱性、気密
性及び耐熱性のある素材より構成されている。このよう
な治具55において、上記カム軸72の端部は同治具5
5がちょうどコンデンサ供給装置12からのチップ型コ
ンデンサ15の供給を受ける供給位置に来たときに、ベ
ース35内に配設されたカム軸駆動装置79からハウジ
ング31内に突出された駆動軸79aに係合するように
なっている(図2)。すると、治具55はカム軸72が
回動されて図5のホルダ62A,62B拡開状態から図
6のホルダ62A,62Bは閉鎖状態となる。また、同
様に治具55がハウジング31内を1周して露出部36
に至るとカム軸駆動装置(図示せず)によって治具55
はカム軸72が回動されて図6の状態から図5の状態と
なり処理後のチップ型コンデンサ15が排出される。
尚、本実施の形態の図5及び図6では左側面からの治具
55が表わされている。したがって、治具本体60a及
び左側のレバー61Aのみ図示されているが、図示省略
された右側面からの治具55では右側の治具本体60b
及び右側のレバー61Bは図5及び図6と対称に表われ
るものである。
【0024】次に、前記バキュームフィンガ装置14に
ついて説明する。図1、図2及び図10に示すようにバ
キュームフィンガ装置14は前記コンデンサ供給装置1
2と、加熱炉13との間に配置されている。バキューム
フィンガ装置14は、左右一対のフレーム85と両フレ
ーム85間に回動可能に軸支された回動軸86を有して
いる。両フレーム85の外方に突出された回動軸86の
両端には一対のカム89が回動軸86と一体回動可能に
装着されている。左側のフレーム85の側方にはシリン
ダ87が配設されている。シリンダ87から上方に延出
されたピストンロッド88は前記回動軸86の端部に固
着された左側のカム89に軸着されている(図10)。
その結果、シリンダ87が駆動されてピストンロッド8
8が昇降するとこの昇降運動に従動してカム89が回動
し、回動軸86を回動させる。カム89の側方であって
左側のフレーム85の外面にはストッパ90が突設され
ている。図11においてカム89が時計回り方向に回動
するとストッパ90に当接してそれ以上の回動が阻止さ
れる。
【0025】図10に示すように回動軸86の中央及び
左右フレーム85寄りの3箇所にはホルダ91が装着さ
れ、回動軸86と一体回動可能とされている。ホルダ9
1は先端側が直角に屈曲された屈曲部91aを有し、同
屈曲部91aにはスペーサ99を介してバキュームノズ
ル92及びノズル用シリンダ93が配設されている。バ
キュームノズル92はスライダ94を介してLMガイド
95に進退可能に装着された小ホルダ96に固着されて
いる。バキュームノズル92は前記第2のシュート部2
1の120列のシュートsに対応して120台が横一列
に配設されている。各バキュームノズル92は外部の真
空ポンプ97(図1及び図2参照)に接続されている。
小ホルダ96にはノズル用シリンダ93のピストンロッ
ド98先端が接続されている。その結果、ノズル用シリ
ンダ93が駆動されると各バキュームノズル92はスラ
イダ94とともにLMガイド95に沿って進退する。
【0026】次に、このように構成されたエージング装
置11における治具55の作用について説明する。尚、
本実施の形態のエージング装置11は図示しない制御装
置によって制御されている。ホッパ17から下流へ送ら
れたチップ型コンデンサ15は第1のシュート部19、
マガジン20及び第2のシュート部21を経て先頭のチ
ップ型コンデンサ15は第2のシュート部21の堰24
に当接して横一列に整列配置させられる。
【0027】次いで、バキュームフィンガ装置14によ
り堰24に沿って整列配置された先頭のチップ型コンデ
ンサ15が吸引される。図12に示すように、バキュー
ムノズル92は第2のシュート部21上の先頭のチップ
型コンデンサ15上方に配置されている。この状態を原
位置とする。この原位置において、図13に示すように
ノズル用シリンダ93が駆動されてバキュームノズル9
2がLMガイド95に沿って進出してチップ型コンデン
サ15の直前で停止する。そして、前記真空ポンプ97
が駆動されてバキュームノズル92にチップ型コンデン
サ15が吸引される。吸引完了とともにバキュームノズ
ル92は後退し、再び図12の状態(バキュームノズル
92先端にはチップ型コンデンサ15が吸引されてい
る)に復帰する。
【0028】次に、バキュームフィンガ装置14のシリ
ンダ87を駆動させてピストンロッド88、カム89を
介して回動軸86を回動させる。図13において回動軸
86を中心にホルダ91が反時計方向回りにほぼ90度
回動するとカム89は前記ストッパ90に当接して回動
軸86の回動は阻止される。この状態でバキュームノズ
ル92先端は加熱炉13の露出部36方向に向く。
【0029】次いで、図15に示すようにノズル用シリ
ンダ93が駆動されてバキュームノズル92がLMガイ
ド95に沿って進出して治具55にチップ型コンデンサ
15を受け渡す。より具体的には、図5に示すように前
後のホルダ62A,62Bが拡開された状態(カム71
が第2の回動位置にある状態)において、治具55方向
に進出させられたバキュームノズル92はその先端に吸
着されたチップ型コンデンサ15を両ホルダ62A,6
2B間の基板75先端に当接させる。ついでカム軸72
がカム軸駆動装置79により回動させられる(図5〜図
7において時計回り方向)。すると、カム71の係合部
71bとローラ70との係合状態が徐々に解除され、ロ
ーラ70は当接面71aと当接するようになる(図6の
状態)。
【0030】この時、カム71の突出部73はローラ7
0と当接するため後方側のレバー61B(図5〜図7に
おいて左側)の閉鎖タイミングのほうが前方側のレバー
61A(図5〜図7において右側)の閉鎖タイミングよ
りも早く閉じ始める。すなわち、図7に示すように、基
板75先端に当接させられたチップ型コンデンサ15に
対してまず後方側のホルダ62B先端の共通電極77が
接触する。次いで、若干遅れて前方側のレバー61Aが
閉じ始め、個別電極78は弾性を持ってチップ型コンデ
ンサ15に接触する。そして、前記第2の回動位置(図
6の状態)においてチップ型コンデンサ15は個別電極
78(の脚78b)によって共通電極77側に押圧され
た状態で挟持される。図8に示すように、この時、個別
電極78の脚78bは傾斜して延出されているため、チ
ップ型コンデンサ15に対して上方寄り斜め側方から当
接する。すなわち、チップ型コンデンサ15には側方か
ら共通電極77側に押圧する押圧力Pと基板75側に押
圧する押圧力Qとの合成力Rが加わる。特に、基板75
側に押圧する押圧力Qによってチップ型コンデンサ15
が脱落してしまうことが防止される。
【0031】そして、前記真空ポンプ97が停止してバ
キュームノズル92のチップ型コンデンサ15に対する
吸引が解除される。吸引解除とともにバキュームノズル
92は後退し、再び図14の状態(バキュームノズル9
2先端にはチップ型コンデンサ15はない)に復帰す
る。本実施の形態のホルダ91が図14及び図15の位
置にある場合が請求の範囲に記載された第2の位置に相
当する。そして、次の治具55へのチップ型コンデンサ
15の受け渡しに備えて再び回動軸86を中心にホルダ
91を時計方向回りにほぼ90度回動させ原位置(図1
2の位置)に復帰させる。以下は、これらの動作の繰り
返しで治具55にチップ型コンデンサ15を受け渡して
いく。
【0032】治具55に受け渡されたチップ型コンデン
サ15はドラム31の回転とともに加熱炉13内を周回
する。その加熱炉13内で加熱処理が施されるとともに
共通電極77と個別電極78から電圧を印加されエージ
ング処理が施される。処理が完了したチップ型コンデン
サ15を保持した治具55はほぼ一周した位置で冷却装
置45によって冷却された後(図2)、再び露出部36
に至る。すると図示しないカム軸駆動装置によりカム7
1のカム軸72が回動されて(図5において反時計回り
方向)第1の回動位置(図5の状態)となる。この時、
カム71の突出部73はローラ70と当接するため後方
側のレバー61B(図5〜図7において左側)の拡開タ
イミングのほうが前方側のレバー61A(図5〜図7に
おいて右側)の拡開タイミングよりも早く閉じ始める。
そして、両ホルダ62A,62Bが拡開され処理後のチ
ップ型コンデンサ15は落下し、排出樋37を流れて収
納ボックス38に収納される。
【0033】このように構成することで上記実施の形態
では次のような効果が奏される。 ・治具55は共通電極77と個別電極78とによりチッ
プ型コンデンサ15を直接挟持するとともに、これら電
極77,78から電圧を印加することができるため、従
来と異なりリード線がなくともチップ型コンデンサ15
を治具55に装着して加熱炉13内で大量に処理するこ
とが可能となっている。 ・個別電極78自体をチップ型コンデンサ15を押圧し
て挟持する板ばねとしたため、チップ型コンデンサ15
を押圧するための部材を別途設ける必要がなくなり、部
品点数が少なくなるためコストの削減となる。 ・共通電極77は弾性を持たず、個別電極78は弾性を
持って各ホルダ62A,Bに装着されている。そして弾
性を持たない共通電極77が先にチップ型コンデンサ1
5に当接するようになっている。共通電極77と同コン
デンサ15との間隔は常に一定距離mが保たれる。した
がって、チップ型コンデンサ15を常に共通電極77と
の当接面を基準に配置することが可能であり、このよう
に整列された同コンデンサ15に個別電極78が当接し
てこれを確実に挟持することができる。ここに、両電極
77,78とも弾性を有するとバキュームノズル92先
端位置を考慮して両電極77,78の弾性の調整が必要
となる。また、両電極77,78とも弾性を有さないと
すれば、コイルばね69をかなり微妙に調整する必要が
あるがこれらのような不具合が解消される。また、弾性
を有する個別電極78が先に同コンデンサ15に当接す
るようにするとばね力の微妙な差で各コンデンサ15が
整列しにくく確実な挟持ができない場合がある。
【0034】・ローラ70がカム71の係合部71bに
係合されるため、両ホルダ62A,Bの拡開状態が確実
に保持される。 ・変形板カムとしてのカム71を使用することで、チッ
プ型コンデンサ15に対して先に後方側のホルダ62B
先端の共通電極77が接触するような構造とされてい
る。そのため、チップ型コンデンサ15をまず共通電極
77の面に沿って整列させることができ、この整列した
チップ型コンデンサ15を前方側のホルダ62Aの個別
電極78にて共通電極77側に押圧することができるた
め、確実にチップ型コンデンサ15を両ホルダ62A,
B間に挟持することができる。 ・個別電極78の脚78bは傾斜して延出されているた
め、チップ型コンデンサ15に対して上方寄り斜め側方
から当接する。そのため、基板75側に押圧する押圧力
Qによってチップ型コンデンサ15が基板75上から脱
落してしまうことが防止される。 ・治具55はドラム31外周に配設され、同ドラム31
の回転とともに治具55が周回するようになっている。
そして露出部36を導入口及び移出口として使用してい
るため装置全体を小型化することができる。
【0035】尚、この発明は、次のように変更して具体
化することも可能である。 ・上記治具55では個別電極78は板ばねで構成されて
いた。しかし、これをコイルばね等他の手段によって弾
性を与えるようにしても構わない。また、個別電極78
とホルダ62Aとの間に弾性を与える手段を介在させる
ようにしても良い。また、個別電極78ではなく共通電
極77側に弾性を与えてもよい。 ・両ホルダ62A,Bの形状、両ホルダ62A,Bに対
する両電極77,78の装着位置は適宜変更可能であ
る。 ・カム71の形状、配置位置等は適宜変更可能である。 ・レバー61A,61Bの形状、配置位置等は適宜変更
可能である。また、上記実施の形態ではレバー61A,
61Bは左右一対であったが、一対には限られない。 ・治具55にセットされるチップ型コンデンサ15の数
は自由に設定することができる。 ・コンデンサ供給装置12、バキュームフィンガ装置1
4の構成は上記実施の形態の装置には限定されない。 ・上記実施の形態では治具55はドラム31外周に配設
され、加熱炉13内でドラム31が回転し、そのドラム
31の外周を加熱するようになっていた。しかし、この
ようにドラム回転式でなくともチップ型コンデンサ15
を保持できる治具55をそなえた加熱炉であれば応用可
能である。上記バキュームノズル92の代わりに、吸
盤、あるいはフィンガでチップ型コンデンサ15を挟み
込み治具55に受け渡しても良い。 ・脱落防止手段として上記実施の形態ではチップ型コン
デンサ15に対して個別電極78の脚78bが上方寄り
斜め側方から当接するようにしていた。しかし、基板7
5先端のチップ型コンデンサ15が脱落しなければ、他
の手段でもよい。例えば、個別電極78に脱落防止用の
係合部材を形成するようにしてもよい。
【0036】・その他、本発明の趣旨を逸脱しない態様
で実施することは自由である。上記実施の形態から把握
できる技術的思想について以下に記載する。 (1)前記脱落防止手段は第2の電極を前記コンデンサ
に対して同位置決め部材側に傾斜して当接するようにし
たものである請求項3に記載のチップ型コンデンサの治
具。
【0037】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の治具が装着されたエージ
ング装置の概略側面図。
【図2】同じ実施形態の平面図。
【図3】同じ実施形態のコンデンサ供給装置の概略を説
明する説明図。
【図4】同じ実施形態のドラムを説明する説明図。
【図5】同じ実施形態の治具の側面図。
【図6】同じ実施形態の治具の側面図。
【図7】同じ実施形態の治具の側面図。
【図8】同じ実施形態の治具の部分拡大側面図。
【図9】同じ実施形態の治具の正面図。
【図10】同じ実施の形態のバキュームフィンガ装置の
正面図。
【図11】同じ実施の形態のバキュームフィンガ装置の
側面図。
【図12】同じ実施の形態のバキュームフィンガ装置の
要部の側面図。
【図13】同じ実施の形態のバキュームフィンガ装置の
要部の側面図。
【図14】同じ実施の形態のバキュームフィンガ装置の
要部の側面図。
【図15】同じ実施の形態のバキュームフィンガ装置の
要部の側面図。
【図16】従来の治具を説明する側面図。
【図17】従来の治具を説明する要部拡大側面図。
【図18】従来の治具を説明する斜視図。
【符号の説明】
11…エージング装置、13…加熱炉、15…チップ型
コンデンサ、55…治具、61A…第1のレバー、61
B…第2のレバー、62A…第1の保持具たるホルダ、
62B…第2の保持具たるホルダ、70…カム機構を構
成するピン、71…カム機構を構成するカム、75…位
置決め部材たる基板、77…第2の電極たる共通電極、
78…第1の電極たる個別電極。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のチップ型コンデンサを保持し、加
    熱炉内で同コンデンサに対して加熱処理とともに電圧印
    加によるエージング処理を施す電極を備えたチップ型コ
    ンデンサの治具であって、同治具は、 カム機構により開閉される第1及び第2のレバーと、 第1のレバーに取着されるとともに複数の第1の電極を
    装着した第1の保持具と、 第2のレバーに取着されるとともに複数の第2の電極を
    装着した第2の保持具と、 同両保持具間に配置された位置決め部材と、 を有し、第1の電極は同位置決め部材先端に配置された
    前記コンデンサに対して側方から接離するとともに、第
    2の電極は第1の電極と相対する方向から同コンデンサ
    に対して接離するようになっているチップ型コンデンサ
    の治具。
  2. 【請求項2】 前記第2の電極は弾性を持たずに前記チ
    ップ型コンデンサに対して接離し、前記第1の電極は弾
    性を持って前チップ型コンデンサに対して接離するとと
    もに、同第2の電極は第1の電極よりも先にチップ型コ
    ンデンサに当接する請求項1に記載のチップ型コンデン
    サの治具。
  3. 【請求項3】 前記第1の電極は前記位置決め部材先端
    に配置された前記コンデンサの同位置決め部材先端から
    の脱落を防止するための脱落防止手段を有する請求項1
    又は2に記載のチップ型コンデンサの治具。
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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100618539B1 (ko) 2005-07-13 2006-09-01 주식회사 에이디피 캐패시터 충,방전기용 지그의 지지대
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