JPH0560988A - 光ビーム検出装置 - Google Patents

光ビーム検出装置

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JPH0560988A
JPH0560988A JP3246438A JP24643891A JPH0560988A JP H0560988 A JPH0560988 A JP H0560988A JP 3246438 A JP3246438 A JP 3246438A JP 24643891 A JP24643891 A JP 24643891A JP H0560988 A JPH0560988 A JP H0560988A
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JP
Japan
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light receiving
receiving element
mirror
light beam
light
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Pending
Application number
JP3246438A
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English (en)
Inventor
Katsumi Nishimura
克己 西村
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Nidec Instruments Corp
Original Assignee
Sankyo Seiki Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】出力波形をみながら受光素子の位置調整を可能
にして調整用の治具を不要にし、もって、調整の作業性
を向上させることができる光ビーム検出装置を提供す
る。 【構成】光ビームの走査線上に配置され、光ビームを検
出して同期信号を発生する光ビーム検出装置において、
所定の大きさの受光面20aを有する受光素子20を用
い、受光素子20の受光面20aに対する光ビームの走
査方向が、受光素子20から最大出力が得られる方向と
なるように受光素子20を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば光走査装置にお
ける同期信号検出用光学系などに用いることができる光
ビーム検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば光走査装置などにおいては、レー
ザービームの走査開始位置を受光素子で検出し、受光素
子による検出信号出力時点から一定時間後に同期信号を
発生させ、この同期信号に同期してレーザー光源を被記
録情報信号により駆動開始するようになっている。レー
ザービームは上記被記録情報信号に応じて変調されると
共に、上記のようにレーザー光源の駆動開始位置の同期
がとられることにより、感光体の感光面上にジッターの
ない良好な潜象が形成される。
【0003】図13は、従来の光走査装置などに用いら
れている光ビーム検出装置の例を示すもので、符号40
は光ビームによる走査線を示しており、この走査線40
は、受光素子50の四角形の受光面50a上において受
光面50aの一辺と平行な方向を走査するようになって
いる。図14は上記受光素子50による光ビームの検出
出力を示すもので、受光面50aの走査線40方向の寸
法に対応した大きさ(時間幅)の検出出力aが得られ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】光走査装置などに用い
られている光ビーム検出装置では、光ビームの走査線が
受光面50aの中心を通るように受光素子50の初期位
置を調整する。仮りに光ビームの走査線が受光面50a
の中心からずれた状態で初期設定されているとすると、
振動等によって受光素子50の位置がずれた場合に光ビ
ームの走査線が受光面50aから外れ、検出出力が得ら
れないからである。そこで従来は、治具を用いて受光素
子50の位置を調整し、光ビームの走査線が受光面50
aの中心を通るように設定していた。従って、調整用の
治具が必要であると共に、治具を用いた調整は作業が悪
いという難点があった。
【0005】本発明は、このような従来技術の問題点を
解消するためになされたもので、出力波形をみながら受
光素子の位置調整を可能にして調整用の治具を不要に
し、もって、調整の作業性を向上させることができる光
ビーム検出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定の大きさ
の受光面を有する受光素子を用い、受光素子の受光面に
対する光ビームの走査方向が、受光素子から最大出力が
得られる方向となるように受光素子を配置したことを特
徴とする。
【0007】
【作用】受光素子の出力信号の幅をみながら受光素子の
位置を調整することができる。受光素子から最大信号幅
が得られるとき光ビームの走査線が受光面の中心を通っ
ており、光ビームの走査線が受光面の中心から外れるに
従って信号幅が小さくなる。そこで、受光素子から最大
信号幅が得られるように受光素子の位置を調整し、その
位置に固定する。
【0008】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明にかかるミ
ラー角度調整装置について説明することにするが、図示
の実施例は光走査装置の同期信号検出光学系における光
ビーム検出装置になっているので、まず、光走査装置及
びその同期信号検出光学系の例について概略的に説明す
ることにする。
【0009】図8、図9において、周壁を有するシャー
シ11の一側部には半導体レーザー等でなるレーザー光
源12が固定されており、レーザー光源12から出射し
たレーザービームの進路にはシリンドリカルレンズ13
が配置されると共に、さらにその先方にモータ14によ
って回転駆動されるポリゴンミラー15が配置されてい
る。ポリゴンミラー15の回転により、レーザー光源1
2からのレーザービームが一定の角度範囲で偏向され
る。ポリゴンミラー15によって偏向されたレーザービ
ームは、ポリゴンミラー15の近傍に配置されたfθレ
ンズ16を通り、図8においてシャーシ11の上縁部に
配置された第1の走査用反射ミラー17で反射される。
第1の走査用反射ミラー17は図9に示すようにレーザ
ービームを鋭角的に折り返し状に反射するものであり、
この反射光はさらにシャーシ11の内方底部に配置され
た第2の走査用反射ミラー18でシャーシ11の外方に
向かい反射される。
【0010】図10にも示すように、第2の走査用反射
ミラー18による反射光の進路上には感光体(図示され
ず)などがあり、この感光体などの感光面上で走査線2
1を描く。図10において走査線21の走査方向を矢印
で示すように右から左に向かう方向とすると、走査開始
側である右側に、第2の走査用反射ミラー18による反
射ビームの一部を反射するためのミラー19が配置され
ている。ミラー19による反射ビームの進路上には受光
素子20が配置されている。図8に示すように、受光素
子20は、fθレンズ16と第2の走査用反射ミラー1
8との間において、fθレンズ16を通ったレーザービ
ームの進行に支障とならないようにシャーシ11に固定
されている。この受光素子20にレーザービームの一部
を導くために、図10に示すようにミラー19は所定の
傾き角度をもって取付けられている。
【0011】上に述べたミラー19と受光素子20及び
第2の走査用反射ミラー18の配置関係からわかるよう
に、受光素子20はレーザービームの走査開始位置を検
出する。そこで、受光素子20による検出信号出力時点
から一定時間後に同期信号を発生させ、この同期信号に
同期してレーザー光源12を被記録情報信号により駆動
開始すると、この被記録情報信号に応じてレーザービー
ムが変調され、前記感光体の感光面上に潜象が形成され
る。
【0012】このように、ミラー19は同期信号を検出
するための受光素子20にレーザービームを導くための
ものであるから、その傾き角度は精度よく調整されてい
る必要があり、調整精度がよくない場合は受光素子20
にレーザービームが正しく入射しなくなり、被記録情報
信号の同期が外れて画像が正しく形成されないことにな
る。図3ないし図7はミラー角度調整装置の具体例を示
す。
【0013】図3ないし図7において、ミラー19はミ
ラーホルダー23の表面に取付けられている。ミラーホ
ルダー23は外縁部に互いに直交する方向の面を有する
折曲部24,24を有している。これらの折曲部24,
24にミラー19の互いに直交する二つの側面が押し当
てられ、さらにミラーホルダー23に固植又は突出形成
された二つの位置決め突起25,25によってミラー1
9の互いに直交する他の二つの側面が位置決めされるこ
とにより、ミラーホルダー23の所定位置にミラー19
が位置決めされている。この状態で複数個所を接着剤2
6で接着することによりミラー19がミラーホルダー2
3に取付けられている。
【0014】ミラーホルダー23にはその一側縁部を折
り曲げることによって突き当て部28が形成されてい
る。ミラーホルダー23には上記突き当て部28を形成
した縁部において、かつ、突き当て部28の両側に円形
の挿通孔29,29が形成されている。付当て部28は
挿通孔29,29の中心を結ぶ直線上に形成されてい
る。ミラーホルダー23にはまた、挿通孔29,29と
は別の位置に長孔27が形成されている。二つの挿通孔
29,29の中心を結ぶ直線に対して、一方の挿通孔2
9と長孔27の中心とを結ぶ直線は互いに直交するよう
に、挿通孔29,29と長孔27とが配置されている。
【0015】ミラーホルダー23は次のようにして基体
30に取付けられている。上記二つの挿通孔29,29
に挿通されたねじ31,31及び上記長孔27に挿通さ
れた調整ねじ32がそれぞれ基体30のねじ孔に螺入さ
れている。二つのねじ31,31を基体30に螺入する
ことにより、図4に示すようにミラーホルダー23の突
き当て部28の先端が基体30に突き当たり、また、図
6に示すように調整ねじ32を基体30に螺入すること
によりミラーホルダー23が基体30に強固に取付けら
れている。基体30とミラーホルダー23との間には、
これら基体30とミラーホルダー23とを互いに離間す
る方向に付勢する板ばね33が介装されている。
【0016】いま、突き当て部28が基体30に突き当
たった状態でその両側のねじ31,31を調整すること
により、突き当て部28を支点としてミラーホルダー2
3及びこれと一体のミラー19を図4において左右方向
に傾動させ、ミラー19の一方向の傾き角度を調整する
ことができる。この調整は突き当て部28を基体30に
突き当てると共に突き当て部28を支点として行われる
から、調整後もミラーホルダー23は基体30に強固に
取付けられ、光走査ユニットが振動してもミラーホルダ
23が共振することはなく、前記受光素子20の検出出
力波形がゆれることはない。
【0017】また、調整ねじ32を調整することによ
り、突き当て部28を支点としてミラーホルダー23及
びこれと一体のミラー19を図6において左右方向、す
なわち上記ねじ31,31によるミラー19の傾動方向
に対して直交する方向に傾動させ、ミラー19の他方向
の傾き角度を調整することができる。板ばね33も傾き
角度調整に寄与することになるが、基体30に突き当て
られたミラーホルダー23の突き当て部28を支点とし
て角度調整されることになるため、調整後もミラーホル
ダー23は基体30に強固に取付けられる。
【0018】各方向の傾きを調整した後は、図6に示す
ように各ねじ31,32と基体30との間に接着剤35
を塗布し、各ねじ31,32とミラーホルダー23との
間に接着剤36を塗布して、ミラーホルダー23と基体
30とをより強固かつ確実に一体化することが望まし
い。
【0019】さて、上記ミラー19によって反射された
光ビームは受光素子20に導かれるが、図10に示すよ
うにミラー19は光ビームの入射方向に対して傾けて、
かつ、ミラー19の面上において光ビームがミラー19
を対角線方向に横切るように配置されている。これに対
して受光素子20は、ミラー19からの光ビームに正対
するように、かつ、図1に詳細に示すように、ミラー1
9からの光ビームの受光素子20上における走査線40
が受光素子20の受光面20aを対角線方向に横切るよ
うに配置されている。
【0020】このように、受光素子20上における光ビ
ームの走査線40が受光面20aを対角線方向に横切る
ように受光素子20を配置することによって、図1に示
すように受光面20aにおける光ビームの受光範囲が最
大の範囲lとなって受光素子20による光ビームの検出
出力幅は最大となる。この最大の検出出力幅を図2
(a)波形Aで示すものとすると、受光面20aの対角
線上から走査線40が外れるに従って、図2(b)に波
形Bで示すように検出出力幅は順次小さくなる。そこ
で、受光素子20の検出出力幅を測定しあるいは観察し
ながら、検出出力幅が最大となるように受光素子20の
位置及び姿勢を調整し、その位置で固定する。
【0021】なお、上記実施例においては、光ビームの
走査線40を斜めにするようにしていたが、光ビームを
従来通り水平に走らせ、図11に示すように菱形の受光
面60aをもつ受光素子60に入力させるようにしても
よいし、図12に示すように円形の受光面70aを有す
る受光素子70に入力させるようにしてもよい。
【0022】以上説明した実施例によれば、受光素子2
0の受光面20aに対する光ビームの走査方向が、受光
素子20から最大出力が得られる方向となるように受光
素子20を配置したから、受光素子20の検出出力を測
定しあるいは観察しながら、検出出力が最大出力となる
ように受光素子20の位置及び姿勢を調整すればよく、
従来のように治具を用いる必要がないから、調整の作業
性が向上するという利点がある。また、光ビームの走査
線40が確実に受光素子20の中心を通るように調整す
るのが容易であるから、振動等によって受光素子20の
位置又はミラー19の調整がずれても、検出出力が出な
くなるという不具合を最小限に抑えることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、受光素子の受光面に対
する光ビームの走査方向が、受光素子から最大出力が得
られる方向となるように受光素子を配置したから、受光
素子の検出出力を見ながら、検出出力が最大出力となる
ように受光素子を調整すればよく、従来のように治具を
用いる必要がないから、調整の作業性のよい光ビーム検
出装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる光ビーム検出装置の実施例の要
部を示す斜視図。
【図2】同上実施例の検出出力の例を示す波形図。
【図3】本発明装置と組み合わせて用いることができる
ミラー保持機構の例を示す正面図。
【図4】同上ミラー保持機構の左側面図。
【図5】同上ミラー保持機構の背面図。
【図6】同上ミラー保持機構の平面図。
【図7】同上ミラー保持機構の正面図。
【図8】本発明装置を適用した光走査装置の例を示す平
面図。
【図9】同上断面側面図。
【図10】上記光走査装置のミラー及び受光素子の部分
の配置関係を示す斜視図。
【図11】本発明に適用可能な受光素子の別の例を示す
正面図。
【図12】本発明に適用可能な受光素子のさらに別の例
を示す正面図。
【図13】従来の光ビーム検出装置の例を示す斜視図。
【図14】同上従来例の検出出力の例を示す波形図。
【符号の説明】
20 受光素子 20a 受光面 40 走査線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビームの走査線上に配置され、上記光
    ビームを検出して同期信号を発生する光ビーム検出装置
    において、 所定の大きさの受光面を有する受光素子を用い、受光素
    子の受光面に対する光ビームの走査方向が、受光素子か
    ら最大出力が得られる方向となるように受光素子を配置
    したことを特徴とする光ビーム検出装置。
JP3246438A 1991-09-02 1991-09-02 光ビーム検出装置 Pending JPH0560988A (ja)

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JP3246438A JPH0560988A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 光ビーム検出装置

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JP3246438A JPH0560988A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 光ビーム検出装置

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JPH0560988A true JPH0560988A (ja) 1993-03-12

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JP3246438A Pending JPH0560988A (ja) 1991-09-02 1991-09-02 光ビーム検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259399A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006259399A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Fuji Xerox Co Ltd 光走査装置
JP4561421B2 (ja) * 2005-03-17 2010-10-13 富士ゼロックス株式会社 光走査装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970401