JPH0560415U - 調理器用温度センサ - Google Patents

調理器用温度センサ

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JPH0560415U
JPH0560415U JP219592U JP219592U JPH0560415U JP H0560415 U JPH0560415 U JP H0560415U JP 219592 U JP219592 U JP 219592U JP 219592 U JP219592 U JP 219592U JP H0560415 U JPH0560415 U JP H0560415U
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JP
Japan
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temperature
movable body
cooker
temperature sensor
fuse
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Application number
JP219592U
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Inventor
義典 樋口
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Tokin Corp
Original Assignee
Tokin Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 調理器が過剰に加熱されることのない高い安
全性を実現する調理器用温度センサを提供する。 【構成】 内鍋70の搭載により移動する可動体10
と、可動体10の移動動作に基づいて内鍋70の有無を
検出するリードスイッチ30と、内鍋70の温度を検出
するサーミスタ40と、異常加熱時に溶断する温度ヒュ
ーズ90とを有する調理器用温度センサにおいて、リー
ドスイッチ30、サーミスタ40および温度ヒューズ9
0は、可動体10内に備えられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、炊飯器等の調理器において被加熱体の温度を検出するための調理器 用温度センサに関する。尚、一般に、炊飯器は外鍋と、この外鍋に対して着脱自 在であり、被加熱体である内鍋とを有する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来の調理器用温度センサの分解斜視図である。図3において、調理 器用温度センサは、ホルダ11と、内ケース12と、フタ13と、外ケース20 とを有する。ホルダ11には、端子111が圧入または差し込み後接着剤等で固 定されている。リード線112は、端子111にスポット溶接された後、ホルダ 11の係止部113に引掛けられ、かつ孔114を通って外部に導出される。ホ ルダ11にはさらに、位置検出素子であるリードスイッチ30と、感温素子であ るサーミスタ40とが組付けられている。サーミスタ40は、絶縁性を有する高 熱伝導材から成る保護チューブ42によって被覆保護されている。サーミスタ4 0のリード41は、端子111にスポット溶接される。リードスイッチ30のリ ード31は、端子111にスポット溶接される。そして、ホルダ11は、フタ1 3の側縁をかしめることにより内ケース12内に固定される。ホルダ11、内ケ ース12、フタ13とから成るものを可動体10と呼ぶ。
【0003】 また、外ケース20は、支持板21と、支持板21に取り付けられた磁石22 を備えている。可動体10は、外ケース20内にコイルばね50を介して上下動 可能に支持される。
【0004】 図4は従来の調理器用温度センサの用いられる炊飯器の構造図である。また、 図6は炊飯器の電気回路図である。図4および図6を併せ参照して、従来の調理 器用温度センサの動作を説明する。
【0005】 図4において、従来の炊飯器は、外鍋60と、外鍋60の底面上に備えられた 電熱板80と、電熱板80の中央部に備えられた調理器用温度センサ(可動体1 0および外ケース20のみを図示)と、外鍋60の側面に取り付けられた温度ヒ ューズ90とを有する。外鍋60内には、被加熱体である内鍋70が脱着可能に 収容される。尚、図4は内鍋70を収容した状態を示す。また、図6において、 炊飯器の電気回路は、炊飯器の加熱動作の制御を行う、マイコン等から成る加熱 制御部100と、加熱制御部100の温度検出(入力)端子101間に並列に接 続されたリードスイッチ30およびサーミスタ40と、加熱制御部100の電熱 板駆動(出力)端子102間に直列に接続された、電熱板80、温度ヒューズ9 0、電源200とを有する。
【0006】 今、図4に示していないが、外鍋60内に内鍋70が収容されていない状態で は、調理器用温度センサの可動体10は上昇位置にある。このとき、磁石22か らの磁束はリードスイッチ30に流入し、リードスイッチ30は閉成状態となる 。ここで、図6において、リードスイッチ30が閉成状態のときは、加熱制御部 100の温度検出端子101間の抵抗値は常に0である。加熱制御部100は、 これに基づいて、電熱板80への通電を遮断する。他方、図4において、外鍋6 0内に内鍋70が収容された状態では、調理器用温度センサの可動体10は降下 位置にある。このとき、磁石22から離れるため磁石22から流入する磁束は所 定値以下にまで減少し、リードスイッチ30は開離状態となる。再び図6におい て、温度検出端子101間の抵抗値、即ち、サーミスタ40の抵抗値が、加熱制 御部100に検出され、加熱制御部100は電熱板80の通電を制御する。尚、 サーミスタ40は、被加熱体である内鍋70の温度を、可動体10内のフタ13 、保護チューブ42を介して検知している。
【0007】 ところで、温度ヒューズ90は加熱制御部100の異常動作等による異常過熱 状態を防止する安全手段であり、電熱板80が異常に加熱されたときに、溶断さ れ炊飯器の加熱回路を遮断するものである。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述したように従来の炊飯器においては、温度ヒューズ90は、電熱 板80に対して離れて取り付けられており、加熱制御部100の異常動作時に、 温度ヒューズ90が溶断するまでに遅れが生じる虞がある。この場合、炊飯器が 過剰に加熱され、炊飯器の破損、あるいは出火の危険がある。
【0009】 本考案の課題は、調理器が過剰に加熱されることのない高い安全性を実現する 調理器用温度センサを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本考案によれば、被加熱体の搭載により移動する可動体と、該可動体の移動動 作に基づいて前記被加熱体の有無を検出する位置検出素子と、前記被加熱体の温 度を検出する感温素子と、異常加熱時に溶断する温度ヒューズとを有する調理器 用温度センサにおいて、前記位置検出素子、前記感温素子および前記温度ヒュー ズは、前記可動体内に備えられたことを特徴とする調理器用温度センサが得られ る。
【0011】 本考案によれれば、また、前記位置検出素子および前記温度ヒューズは、それ ぞれ、筒状を呈し、かつ、筒軸が前記可動体の移動方向に対し平行に、前記可動 体内に備えられた前述した調理器用温度センサが得られる。
【0012】 即ち、本考案による調理器用温度センサは、高温となる電熱板近傍に上下動可 能に設けられた可動体に、温度ヒューズを備え、異常加熱状態になった場合に、 即時に温度ヒューズが切れることを特徴とする。
【0013】
【実施例】
以下、図面を参照して、本考案の一実施例による調理器用温度センサを説明す る。
【0014】 図1および図2は、本考案の一実施例による調理器用温度センサの分解斜視図 および要部を示す斜視図である。両図において、従来例と同様部分には、同一符 号を付している。図1において、本実施例による調理器用温度センサは、ホルダ 11と、内ケース12と、フタ13と、外ケース20とを有する。 ホルダ11 は、例えば耐熱樹脂から成り、上部に円板部14と、下部に円筒部15および1 6とを有する。円板部14には、サーミスタ固定用の凹部141がが設けられて いる。図2を併せ参照すると、円筒部15内部には、温度ヒューズ90がその両 端のリード部に接続子によりリード線151が圧着接続され、絶縁性を有する高 熱伝導材から成る保護チューブ91により被覆された状態(便宜上、実線で示す )で、円筒軸方向に取り付けられている。また、円板部14および円筒部16内 部には、リード線161、リードスイッチ30、サーミスタ40およびリード線 161が接続子により圧着接続され、保護チューブ絶縁42により被覆された状 態(便宜上、実線で示す)で取り付けられている。尚、サーミスタ40は円板部 14の凹部141に、リードスイッチ30は円筒部16の軸方向に取り付けられ ている。
【0015】 再び、図1において、ホルダ11は、フタ13の側縁をかしめることにより内 ケース12内に固定される。ホルダ11、内ケース12、フタ13とから成るも のを可動体10と呼ぶ。また、外ケース20は、2つの支持筒体21と、支持筒 体21に取り付けられた磁石22を備えている。可動体10は、外ケース20内 にコイルばね50を介して上下動可能に支持される。
【0016】 以上のように構成された調理器用温度センサは、図示しないが、従来例と同様 に、外鍋と、外鍋の底面上に備えられた電熱板とを有する炊飯器に、電熱板の中 央部に備えられる。尚、外鍋内には、被加熱体である内鍋が脱着可能に収容され る。
【0017】 図5は、本実施例による調理器用温度センサの用いられる炊飯器の電気回路図 である。図5において、炊飯器の電気回路は、炊飯器の加熱動作の制御を行う、 マイコン等から成る加熱制御部100と、加熱制御部100の温度検出(入力) 端子101間に直列に接続されたリードスイッチ30およびサーミスタ40と、 加熱制御部100の電熱板駆動(出力)端子102間に直列に接続された、電熱 板80、温度ヒューズ90、電源200とを有する。
【0018】 次に、図5を併せ参照して、本実施例による調理器用温度センサの動作を説明 する。外鍋内に内鍋が収容されていない状態では、調理器用温度センサの可動体 10は上昇位置にある。このとき、磁石22からの磁束はリードスイッチ30に 流入し、リードスイッチ30は開離状態となり、加熱制御部100の温度検出端 子101間の抵抗値は0である。加熱制御部100は、これに基づいて、電熱板 80への通電を遮断する。他方、外鍋内に内鍋が収容された状態では、調理器用 温度センサの可動体10は降下位置にある。このとき、磁石22から離れるため 磁石22から流入する磁束は所定値以下にまで減少し、リードスイッチ30は閉 成状態となり、温度検出端子101間の抵抗値、即ち、サーミスタ40の抵抗値 が、加熱制御部100に検出され、加熱制御部100は電熱板80の通電を制御 する。
【0019】 また、温度ヒューズ90は、前述したように可動体10に備えらているため、 最も高温になる電熱板の近傍に位置する。これにより、加熱制御部100の異常 動作等により電熱板が異常に加熱されたときに、溶断され炊飯器の加熱回路を遮 断できる。
【0020】
【考案の効果】
本考案による調理器用温度センサは、位置検出素子、感温素子および温度ヒュ ーズを、比較的高温になる被加熱体近傍に位置する可動体内に備えため、異常加 熱状態になった場合に、即時に温度ヒューズが溶断するため、調理器が過剰に加 熱されることがなく、高い安全性を実現できる。
【0021】 また、筒状を呈するリードスイッチおよび温度ヒューズを、可動体に対し、筒 軸を可動体の移動方向に平行に配したため、従来のものに比べ大巾に小型化可能 であり、電熱板等の加熱体の表面積を増加させることができ、調理器の熱効率を 向上できる。
【0022】 さらに、温度ヒューズの溶断後等に、簡単に交換や手入れが行え、実使用上で 便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による調理器用温度センサの
分解斜視図である。
【図2】図1に示す調理器用温度センサの要部を示す斜
視図である。
【図3】従来の調理器用温度センサの分解斜視図であ
る。
【図4】炊飯器の構造図である。
【図5】図1に示す調理器用温度センサの用いられる炊
飯器の電気回路図である。
【図6】従来の炊飯器の電気回路図である。
【符号の説明】
10 可動体 11 ホルダ 12 内ケース 13 フタ 20 外ケース 22 磁石 30 リードスイッチ 40 サーミスタ 42 保護チューブ 50 コイルばね 60 外鍋 70 内鍋 80 電熱板 90 温度ヒューズ 91 保護チューブ 100 加熱制御部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加熱体の搭載により移動する可動体
    と、該可動体の移動動作に基づいて前記被加熱体の有無
    を検出する位置検出素子と、前記被加熱体の温度を検出
    する感温素子と、異常加熱時に溶断する温度ヒューズと
    を有する調理器用温度センサにおいて、前記位置検出素
    子、前記感温素子および前記温度ヒューズは、前記可動
    体内に備えられたことを特徴とする調理器用温度セン
    サ。
  2. 【請求項2】 前記位置検出素子および前記温度ヒュー
    ズは、それぞれ、筒状を呈し、かつ、筒軸が前記可動体
    の移動方向に対し平行に、前記可動体内に備えられた請
    求項1記載の調理器用温度センサ。
JP219592U 1992-01-24 1992-01-24 調理器用温度センサ Pending JPH0560415U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018512898A (ja) * 2015-04-30 2018-05-24 佛山市川東磁電股▲ふん▼有限公司Chuandong Magnetic Electronic Co.,Ltd 集積化センサ
JP2022064405A (ja) * 2020-10-14 2022-04-26 株式会社芝浦電子 温度センサおよび調理機器
JP2022071435A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 株式会社芝浦電子 温度センサおよび調理機器

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980415