JPH0560154U - ブラシホルダ - Google Patents

ブラシホルダ

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Publication number
JPH0560154U
JPH0560154U JP11335291U JP11335291U JPH0560154U JP H0560154 U JPH0560154 U JP H0560154U JP 11335291 U JP11335291 U JP 11335291U JP 11335291 U JP11335291 U JP 11335291U JP H0560154 U JPH0560154 U JP H0560154U
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JP
Japan
Prior art keywords
brush
brush holder
main body
pressing direction
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP11335291U
Other languages
English (en)
Inventor
真史 山村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP11335291U priority Critical patent/JPH0560154U/ja
Publication of JPH0560154U publication Critical patent/JPH0560154U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、あらかじめ給電線と一体になった
ブラシ本体をブラシホルダに収納する際、作業が行い易
く、かつ、ブラシ本体が磨耗する際、使用限界ぎりぎり
まで使用可能なブラシホルダを得ることを目的とする。 【構成】 本考案に係るブラシホルダは、その側面にブ
ラシスプリングの押し圧する方向に開放している切り溝
が設けられており、その切り溝は、ブラシスプリングの
押し圧方向以外に屈曲した給電線挿入口を有している。
そして、給電線挿入口は給電線がブラシホルダから突出
しないようにストッパ構造になっている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は直流モータのアーマチャに電流を供給するためのブラシ本体を収納す るブラシホルダに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図10に示すように、図示しない直流モータのアーマチャに電流を供給 するためのブラシ本体61を収納するブラシホルダ62は、ブラシホルダ62の 側面に切り溝63が設けられている。また、この切り溝63はコイルスプリング 64によるブラシ本体61の押圧方向X方向でない側が開放している。この構造 において、ブラシ本体61をブラシホルダ62に収納する際、ピグテール65を 下部ブラシホルダ67とブラシ本体61とにあらかじめ取り付けておき、次にコ イルスプリング64を収納し、裏蓋68を閉じて収納している。
【0003】 また、この従来の構造において、直流モータの長期間使用によりブラシ本体6 1の磨耗が進むと、ブラシ本体61に接続されたピグテール65は、ブラシホル ダ側面に設けられた切り溝63の終了する部分63aに当接する。その結果、ブ ラシ本体61の押圧は止まり、ブラシ本体61の磨耗は終了する。それと同時に 、ブラシ本体61は図示しない整流子への押圧が無くなる為、ブラシ本体61は 整流子と接触しなくなり、直流モータは回転しなくなる。
【0004】 ところが、上記の従来技術の切り溝63の終了する部分63aは、ブラシ本体 61の磨耗を停止させるために必要な部分であるが、ピグテール65が挿入され る側のブラシホルダ側面で切り溝63の無い側面支持部分62aは、ブラシホル ダ上側62bおよびブラシホルダ下側62cとをしっかり支持する為に、切り溝 63をブラシ本体61の押圧方向X方向に余り多く取ることができない。よって 、構造上前記側面支持部分62aは、前記X方向の逆に長くなる。そのためにブ ラシ本体61に取り付けられたピグテール65は、切り溝63の終了する部分6 3aと接触する時期が早くなり、ブラシ本体61の利用できない無駄な部分が多 くなるという問題があった。
【0005】 そこで、前述の問題を解決するために、図11に示すようなブラシ本体71を 収納するブラシホルダ72が考えられている。これは、切り溝73をブラシ本体 71の押圧方向であるY方向側に位置を移動させたものである。そして、ブラシ ホルダ側面で切り溝73の無い側面支持部分72aは、ブラシホルダ上側72b とブラシホルダ下側72cとをしっかり支持する為に、前記押圧方向Y方向の反 対側に十分大きく設けている。前記Y方向側には、ブラシ本体71の利用できな い無駄な部分が少なくなるように、ブラシ本体71のストッパとなる側面支持部 72dが小さく設けられている。
【0006】 以上の構造により、ブラシホルダ72は、構造上しっかりしており、しかも、 ブラシ本体71の利用できない無駄な部分が少なくなるような構造が得られてい る。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、以上の構造において、切り溝73はブラシホルダ72に周りを囲ま れており、外部に開放されていない為、ピグテール75と一体になったブラシ本 体71をブラシホルダ72に収納する際、あらかじめピグテール75をブラシ本 体71に付けておき収納する方法ができなくなってしまった。その結果、ブラシ 本体71をブラシホルダ72に挿入してから、ピグテール75を切り溝73を介 してブラシ本体71に接続する方法となってしまった。この方法では、ピグテー ル75の取付けが難しく作業性が悪いという問題があった。
【0008】 よって、本考案はブラシ本体の利用できない無駄な部分が少なく、ブラシ本体 が給電線ぎりぎりまで使用でき、しかも、ブラシ本体をブラシホルダに挿入する 際、作業性の良く、しかも、十分構造上強度のあるブラシホルダを得ることを目 的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案ブラシホルダは、押圧方向の側面に給電線を一体に取り付けられたブラ シ本体を収納するブラシホルダであって、前記ブラシ本体の押圧方向に対する前 記ブラシホルダの側面には、前記ブラシ本体の磨耗に従い前記給電線が前記押圧 方向に移動する切り溝を前記ブラシホルダの強度を保持できる程度に設けており 、該切り溝はブラシ本体の押圧方向側に開放する給電線挿入口となっており、該 給電線挿入口は前記押圧方向以外に屈曲させて前記ブラシ本体のストッパ構造な っていることを特徴とするブラシホルダとしたものである。
【0010】
【作用】
本考案では、ブラシ本体と給電線は一体に取り付けられており、そのブラシ本 体は、磨耗するに従いその押圧方向に移動していく。そして、給電線はブラシホ ルダ側面に設けられた切り溝に従い移動するのであるが、ブラシ本体が磨耗し給 電線が露出するような利用限界にまで至ったとき、給電線は切り溝の給電線挿入 口に至る。この給電線挿入口はブラシ本体の押し圧方向以外に屈曲しており、給 電線は押圧方向に移動できないストッパ構造になっているため、ブラシ本体は磨 耗しても押圧方向には移動できない。しかも、この給電線挿入口は前記押圧方向 側に開放しているため、あらかじめ、給電線をブラシ本体に一体に取り付けた状 態でブラシ本体をブラシホルダに挿入することができる。また、切り溝は、前記 押圧方向側に開放しているため、ブラシ本体が磨耗し給電線が露出するような限 界にまで利用できる。また、切り溝はブラシホルダが強度を保てる程度に設けら れているので、ブラシホルダが壊れることが無い。
【0011】
【考案の効果】
以上のように、本考案に係るブラシホルダによれば、ブラシ本体の利用できな い無駄な部分が少なくなり、ブラシ本体が磨耗し給電線が露出するような限界に まで利用できる。また、ブラシ本体をブラシホルダに挿入する際、あらかじめ、 給電線をブラシ本体に一体に取り付けた状態でブラシ本体をブラシホルダに挿入 することができ、作業性の良く、構造上強度があるブラシホルダを得ることがで きる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する部 材,配置等は本発明を限定するものでなく、本発明の趣旨の範囲内で種々改変す ることができるものである。なお、以下の実施例において前記従来例と同一部材 等には同一符号によって説明する。
【0013】 本考案の第一実施例の斜視図を図1に示す。ブラシホルダ1はブラシ本体2が 収納され、上部ブラシホルダ11と下部ブラシホルダ12とを組み付けて一体に 形成されている。そして、上部ブラシホルダ11の上側にブラシ保持用に用いら れる孔11aが設けられ、これはブラシ本体2をブラシホルダ1に挿入する際、 図示しないコイルスプリングの押圧力であるA方向によりブラシ本体2がブラシ ホルダ1から突出しないように、押さえ用の治具を入れる部分である。このブラ シホルダ1は、本実施例の場合、導電性の材質からなる。このブラシ本体2には 給電線となるピグテール3が一体に取り付けられている。
【0014】 ブラシホルダ1の側面には、A方向に沿って切り溝4が設けられている。この 切り溝4は、ブラシホルダ1の押圧方向であるA方向側の位置で開放している。 切り溝4のA方向側では、給電線挿入口41となっており、ブラシホルダ1の押 圧方向であるA方向以外に屈曲している。そして、本実施例の場合、給電線挿入 口41は矢印B方向にならうようにして開放している。また、ブラシホルダ1の 下部ブラシホルダ12には、ストッパ構造となる案内立板13が設けられている 。この切り溝4はピグテール3が挿入され、移動できるような幅をもっている。 なお、基板5は、ブラシホルダ1を支持するように取り付けられている。基板5 の形成する空間Zは、図示しないアーマチャの整流子が存在する部分である。電 源から結線されるリード線6は、導電性の下部ブラシホルダ12と結線され、ピ グテール3を通じてブラシ本体2に通電されている。この図1はブラシ本体2が まだ磨耗していない時の状態である。
【0015】 次に、ブラシ本体2が磨耗するに従い、ブラシ本体2に一体に設けられたピグ テール3は、図示しないスプリングの押圧により切り溝4内をA方向に移動する 。ブラシ本体2が磨耗し、ピグテール3が露出するような限界にまで使用したと き、図2に示す状態になる。このとき、ピグテール3はストッパ構造となる案内 立板13に当接し、ブラシ本体2は押圧方向A方向に移動しなくなる。
【0016】 次に、ブラシ本体2をブラシホルダ1に収納する方法を図3に従い説明する。 そのときの状態を図3に示す。あらかじめ、ピグテール3の一端は下部ブラシホ ルダ12の保持爪14に取り付けておき、別の一端はブラシ本体2に取り付けて おく。この状態において、ピグテール3は、矢印C方向に従って給電線挿入口4 1に挿入され、切り溝4に挿入される。矢印C方向に示すようにブラシ本体2は ひねりを加えられ切り溝4に挿入することになる。
【0017】 以上により、ブラシ本体2は、図示しないスプリングに押圧されてもブラシホ ルダ1から完全に突出することはない。しかも、切り溝4は開放しているため、 ブラシ本体2はピグテール3と一体になっていても、ブラシホルダ1に挿入でき る。よって、組付け時における作業性が容易になる。さらに、切り溝は図示しな いスプリングの押圧方向A方向側に位置しているため、ブラシ本体2はピグテー ル3が露出するまでの限界値まで使用できる。また、ブラシホルダ1の側面の切 り溝4のない部分である側面支持部1aは、図示しないスプリングの押圧方向A 方向でない側に位置している。この部分はスプリングを収納する部分となり、ブ ラシホルダ上側1bとブラシホルダ下側1cとをしっかり支持する為に、ブラシ 本体2のA方向の反対側に構造上の強度が弱くならない程度にA方向に沿って必 要十分なだけ設けたものである。
【0018】 なお、図4は第一実施例を上方向から見た上面図、図5は第一実施例を側面方 向から見た側面図、図6は第一実施例をブラシの挿入方向から見た正面図、図7 は第一実施例に挿入するブラシ本体の側面図である。
【0019】 図7に示すように、ブラシ本体2の側面には切り欠き21が設けられており、 ピグテール3がブラシ本体2に取り付けやすいようになっている。切り欠き22 はブラシホルダ11に設けられた孔11aを介してブラシ本体2を治具で保持し ておくためのものである。
【0020】 本考案の第二実施例を図8および図9に示す。図8は第二実施例を上方向から 見た上面図、図9は第二実施例を側面方向から見た側面図である。第二実施例で は、給電線挿入口51の屈曲が矢印D方向に従うようになっており、ストッパ構 造が第一実施例とは異なる。案内立板52が上部ブラシホルダ53に設けられ、 E方向に屈曲させてストッパ構造にしている。案内立板52はブラシ本体押し圧 方向であるF方向に薄い一枚の板状になるため、ブラシ本体54は第一実施例と 同様にピグテール55が露出するような限界値まで使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るブラシホルダの第一実施例のブラ
シ本体の磨耗する前の状態を示す斜視図である。
【図2】本考案に係るブラシホルダの第一実施例のブラ
シ本体の磨耗し、使用限界値に至ったときの状態を示す
斜視図である。
【図3】本考案に係るブラシホルダの第一実施例に用い
られるブラシホルダに挿入するときの状態を示す斜視図
である。
【図4】本考案に係るブラシホルダ第一実施例を上方向
から見た上面図である。
【図5】本考案に係るブラシホルダ第一実施例を側面方
向から見た側面図である。
【図6】本考案に係るブラシホルダ第一実施例をブラシ
本体の挿入方向から見た正面図である。
【図7】本考案に係るブラシホルダ第一実施例のブラシ
本体の側面図である。
【図8】本考案に係るブラシホルダ第二実施例を上方向
から見た上面図である。
【図9】本考案に係るブラシホルダ第二実施例を側面方
向から見た側面図である。
【図10】従来のブラシホルダの一例を側面方向から見
た側面図である。
【図11】従来のブラシホルダの別の例を側面方向から
見た側面図である。
【符号の説明】
1 ブラシホルダ 2 ブラシ本体 3 給電線(ピグテール) 4 切り溝 41 給電挿入口 13 ストッパ構造(案内立板)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧方向の側面に給電線を一体に取り付
    けられたブラシ本体を収納するブラシホルダであって、 前記ブラシ本体の押圧方向に対する前記ブラシホルダの
    側面には、前記ブラシ本体の磨耗に従い前記給電線が前
    記押圧方向に移動する切り溝を前記ブラシホルダの強度
    を保持できる程度に設けており、該切り溝はブラシ本体
    の押圧方向側に開放する給電線挿入口となっており、該
    給電線挿入口は前記押圧方向以外に屈曲させて前記ブラ
    シ本体のストッパ構造なっていることを特徴とするブラ
    シホルダ。
JP11335291U 1991-12-27 1991-12-27 ブラシホルダ Pending JPH0560154U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11335291U JPH0560154U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 ブラシホルダ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11335291U JPH0560154U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 ブラシホルダ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0560154U true JPH0560154U (ja) 1993-08-06

Family

ID=14610094

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11335291U Pending JPH0560154U (ja) 1991-12-27 1991-12-27 ブラシホルダ

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JP (1) JPH0560154U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998054820A1 (fr) * 1997-05-26 1998-12-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Porte-balais
WO1998054821A1 (fr) * 1997-05-26 1998-12-03 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Porte-balais
KR100430503B1 (ko) * 2002-07-27 2004-05-10 발레오만도전장시스템스코리아 주식회사 브러시 홀더 어셈브리
KR101396189B1 (ko) * 2013-02-28 2014-05-19 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 브러시홀더 어셈블리

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KR101396189B1 (ko) * 2013-02-28 2014-05-19 발레오전장시스템스코리아 주식회사 스타트모터용 브러시홀더 어셈블리

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