JPH05589Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH05589Y2
JPH05589Y2 JP1985155681U JP15568185U JPH05589Y2 JP H05589 Y2 JPH05589 Y2 JP H05589Y2 JP 1985155681 U JP1985155681 U JP 1985155681U JP 15568185 U JP15568185 U JP 15568185U JP H05589 Y2 JPH05589 Y2 JP H05589Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
feed screw
screw shaft
operating shaft
rotating body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1985155681U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6263453U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1985155681U priority Critical patent/JPH05589Y2/ja
Publication of JPS6263453U publication Critical patent/JPS6263453U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH05589Y2 publication Critical patent/JPH05589Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Actuator (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Vibration Dampers (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A 産業上の利用分野 本考案は回転運動を直線運動に変換するアクチ
ユエータの改良に関する。
B 考案の概略 本考案は回転運動を変換して操作軸を往復動さ
せる回転変換機構にボールネジを用いると共に復
帰機構を操作軸に設け前記ボールネジを逆転させ
て自動的に操作軸の復帰が行なわれるようにした
アクチユエータにおいて、復帰時には操作軸の復
帰運動に一方向クラツチを介して抵抗を与える抵
抗体を設け、作動を緩やかにし復帰時の操作軸の
衝撃を吸収するダンパを不要としたものである。
C 従来の技術 回転運動を直線運動に変換する変換機構にボー
ルネジを用いたアクチユエータは、摩擦抵抗が少
なく動きが滑らかであることから、直線運動を行
なう操作軸に外部から力を加えると、ボールネジ
を回転させて操作軸を往復動させることができ
る。このことを利用して操作軸に操作軸が復帰す
る方向に付勢するバネやおもりを取り付けて、停
電時等非常時にアクチユエータの作動を自動的に
復帰させるように構成したアクチユエータが従来
より知られている。
D 考案が解決しようとする問題点 しかしながらこのようにバネやおもりを用いて
操作軸を復帰させるようにすると、操作軸が復帰
終了点において当接部分と衝突しその衝撃が好ま
しくなく、そのため第2図に示すように、衝突時
の衝撃を吸収させるダンパ50を当接部分に設け
たり、又粘性流体を充填したシリンダ51内にピ
ストン52を組み入れてピストン52で画成され
た2つのシリンダ室を絞り弁53を介して連結し
た第3図に示すような速度調整機55を必要とし
ていた。
E 問題点を解決するための手段 前記目的を達成する本考案のアクチユエータの
構成は、電動機の回転軸に沿つて平行に配され減
速歯車を介して回転軸の駆動が伝えられる送りね
じ軸と、この送りねじ軸に螺合し且つ回転方向の
運動が拘束され前記送りねじ軸の回転により往復
動される操作軸と、前記操作軸を囲む外筒が送り
ねじ軸を回転自在に支持する外壁に設けられ且つ
該外筒と操作軸との間に設け前記電動機の通電が
遮断すると往動方向にある前記操作軸を復動方向
に押圧するバネと、前記送りねじ軸の端部側に前
記操作軸と同軸上に配設され前記送りねじ軸の回
転運動に回転抵抗を加える円盤状の回転体と、前
記回転体と送りねじ軸の端部との間に配設され前
記操作軸の復動方向の操作時における前記送りね
じ軸の回転運動時に前記円盤状の回転体と前記送
りねじ軸とを連結する一方向クラツチとから成る
ことを特徴とする。
F 実施例 第1図は本考案にかかるアクチユエータ30の
一実施例であり、同図に示すように、電動機5の
回転軸6に沿つて平行に配され減速歯車を有する
ギア機構7を介して回転軸6の駆動が伝えられる
送りねじ軸3と、この送りねじ軸3に螺合し且つ
回転方向の運動が拘束され前記送りねじ軸3の回
転により往復動される操作軸2と、前記操作軸2
を囲む外筒10が送りねじ軸3を回転自在に支持
する外壁13に設けられ且つ該外筒10と操作軸
2との間に設け前記電動機5の通電が遮断すると
往動方向にある前記操作軸2を復動方向に押圧す
るバネ11と、前記送りねじ軸3の端部側に前記
操作軸2と同軸上に配設され前記送りねじ軸3の
回転運動に回転抵抗を加える円盤状の回転体8
と、前記回転体8と送りねじ軸3の端部との間に
配設され前記操作軸2の復動方向の操作時におけ
る前記送りねじ軸3の回転運動時に前記円盤状の
回転体8と前記送りねじ軸3とを連結する一方向
クラツチ31とを具備している。
前記電動機5は、回転軸6の正逆両方向の回転
を可能にしていると共に外部からの回転軸6を回
転させようとする力に抵抗して回転軸6を停止さ
せるように通電しておくことができる。送りねじ
軸3は軸受12で外壁13に回動自在に支持さ
れ、一方側にボールネジ4と螺合するボルト部3
aを形成し、他方側は抵抗体9内の回転体8に結
合している。操作軸2は筒状で内部に送りねじ軸
3を通し、送りねじ軸3に螺合するボールネジ4
を一端部に固着し、他端部には被駆動部を取り付
ける取り付け部材14が設けてある。この操作軸
2を囲む外筒10は円筒状で外壁13にネジ15
で固定してあり、内壁には内側に突出する案内部
(図示せず)を軸方向に有し、この案内部に操作
軸2が摺動自在に嵌合している。更に外筒10の
開放端側には内壁に嵌着するリング状の係止部材
16が取り付けてあり、操作軸2とこの係止部材
16との間には、操作軸2を外壁13側に押圧す
るバネ11が取り付けてある。
前記送りねじ軸3の一端部に設けられた抵抗体
9は、粘性流体を入れた箱体の内部に円盤状の回
転体8を配置したもので、送りねじ軸3には一方
向クラツチ31を介して回転体8が同軸に固定し
てある。この一方向クラツチ31は、操作軸2が
復帰する方向、即ち送りねじ軸3が逆転する回転
運動時に回転体8と送りねじ軸3を連結するよう
に接続する。そして、電動機5を正回転させて送
りねじ軸3が正転する回転運動時には空転するよ
うになつている。
次に上記のアクチユエータ1の作動について、
流水路のバルブ開閉に用いたものを例に述べる。
すなわち取り付け部材14には、バルブ(図示
せず)の開放操作桿(図示せず)が取り付けてあ
り、電動機5が回転(正回転とする)するとギア
機構7を通して送りねじ軸3がボールネジ4を螺
進させ、操作軸2の往動と共にバルブが開成され
る。この時、送りねじ軸3の回転運動は回転体3
には伝わらず、電動機5の回転に際しては抵抗体
9の負荷が加担されない。
操作軸2の往動に伴ないバネ11が吸縮する
と、バネ11は電動機5の回転軸6を逆転させて
操作軸2が復帰するように押圧するので、導電機
5に適当な通電をして回転軸6の逆転を防止し、
バルブの開放を保持する。このバルブを閉鎖する
には、電動機5を逆転させて操作軸2を復帰させ
ればバルブは閉鎖する。そして万一停電が起きた
際には、電動機5への通電が停止するので、操作
軸2を押圧するバネ11により送りねじ軸3を逆
転させながら操作軸2が復帰し、バルブが閉鎖さ
れる。この時、操作軸2と同軸上に配設された一
方向クラツチ31によつて送りねじ軸3の回転運
動が回転体8に伝わり、回転体8が粘性流体内で
回転して回転抵抗を生じさせる。これにより、送
りねじ軸3の回転に抵抗が加えられて過度に高ま
つた回転となることがなく操作軸2の復帰が緩や
かに行なわれる。
上記構成のアクチユエータによれば、復帰時の
操作軸2を緩やかに動かすことができダンパを不
要にすると共に、電動機5の正回転時に抵抗体9
から抵抗が加えられないので電動機5を小型にで
きかつ消費電力を小さくできる。
尚、上記実施例では、戻し機構としてバネ11
を用い、又アクチユエータ30の作動方向を操作
軸2の伸出方向としたが本考案はこれに限らず、
戻し機構に落下する重錘の索引力を用いたもの
や、又アクチユエータの作動方向が操作軸の引込
み方向としたものであつてよく、更に抵抗体9の
回転体8をフイン付きにしてもよく、この場合に
フインの面積・角度枚数等、及び粘性流体の粘性
値を適当に選択すれば任意の抵抗値を有する抵抗
体9を設定でき、操作軸2の復帰状態を最適なも
のとすることができる。又、抵抗体9は流体の粘
性抵抗を用いたものでなく、固体の摩擦抵抗を用
いたものであつてもよく、その取り付け箇所も送
りねじ軸3に直接でなく一方向クラツチ31を介
して送りねじ軸3に連結していればギア機構7の
一部や電動機5の回転軸6等であつてもよい。
G 考案の効果 本考案によれば、操作軸と同軸上に配設され当
該操作軸の復帰時にのみ連結する一方向クラツチ
を介して送りねじ軸の回転に抵抗を与える円盤状
の回転体を設けたことにより、操作軸の復帰を緩
かにさせて衝突による衝撃を減少でき、衝撃吸収
用のダンパを不要にして構造上の強度を小さくし
構成を簡素にすることができると共に、電動機を
小型化することができ消費電力を小さくできる。
また、操作軸と同軸上に一方向クラツチを介し
て円盤状の回転体を結合しているので構造が簡易
となり、コンパクトなアクチユエータを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるアクチユエータの実施
例を示す断面図であり、第2図は従来例にかかる
アクチユエータを示す断面図、第3図は従来例の
アクチユエータに使用していた速度調整器を示す
断面図である。 図面中、2は操作軸、3は送りねじ軸、4はボ
ールネジ、5は電動機、7はギア機構、8は回転
体、9は抵抗体、30はアクチユエータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 電動機の回転軸に沿つて平行に配され減速歯車
    を介して回転軸の駆動が伝えられる送りねじ軸
    と、 この送りねじ軸に螺合し且つ回転方向の運動が
    拘束され前記送りねじ軸の回転により往復動され
    る操作軸と、 前記操作軸を囲む外筒が送りねじ軸を回転自在
    に支持する外壁に設けられ且つ該外筒と操作軸と
    の間に設け前記電動機の通電が遮断すると往動方
    向にある前記操作軸を復動方向に押圧するバネ
    と、 前記送りねじ軸の端部側に前記操作軸と同軸上
    に配設され前記送りねじ軸の回転運動に回転抵抗
    を加える円盤状の回転体と、 前記回転体と送りねじ軸の端部との間に配設さ
    れ前記操作軸の復動方向の操作時における前記送
    りねじ軸の回転運動時に前記円盤状の回転体と前
    記送りねじ軸とを連結する一方向クラツチとから
    成ることを特徴とするアクチユエータ。
JP1985155681U 1985-10-14 1985-10-14 Expired - Lifetime JPH05589Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985155681U JPH05589Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985155681U JPH05589Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6263453U JPS6263453U (ja) 1987-04-20
JPH05589Y2 true JPH05589Y2 (ja) 1993-01-08

Family

ID=31076597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1985155681U Expired - Lifetime JPH05589Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05589Y2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4558892B2 (ja) * 2000-05-30 2010-10-06 日本ギア工業株式会社 電動アクチュエータ
KR20020041261A (ko) * 2000-11-27 2002-06-01 강성덕 스마트 하이브리드 진동저감장치
EP1865225A1 (en) * 2005-03-31 2007-12-12 Thk Co., Ltd. Electric actuator
JP2009023408A (ja) * 2007-07-17 2009-02-05 Jtekt Corp ステアリング装置
JP5161395B1 (ja) * 2012-11-14 2013-03-13 株式会社免制震ディバイス 振動抑制装置
JP6065219B2 (ja) * 2013-06-03 2017-01-25 清水建設株式会社 振動低減装置
JP7315168B2 (ja) * 2019-07-22 2023-07-26 株式会社Zmp 流体圧機器及び動作装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS528465A (en) * 1975-07-11 1977-01-22 Fujitsu Ltd Sheathing of electronic parts
JPS5834557B2 (ja) * 1974-10-21 1983-07-27 ニチコン株式会社 アルミニウム陽極酸化箔の製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834557U (ja) * 1981-08-27 1983-03-07 株式会社明電舎 電動アクチユエ−タの速度調節機構

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5834557B2 (ja) * 1974-10-21 1983-07-27 ニチコン株式会社 アルミニウム陽極酸化箔の製造方法
JPS528465A (en) * 1975-07-11 1977-01-22 Fujitsu Ltd Sheathing of electronic parts

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6263453U (ja) 1987-04-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7209090B2 (ja) ナット・リードスクリュー式自動ドア開閉機構、それを含む自動車の自動ドア、及び自動車
JP4789000B2 (ja) 減速比自動切換装置
US3803927A (en) Coaxial force and movement mechanism for a machine tool
US3886425A (en) Drive mechanism for opening and closing doors or the like
US8281677B2 (en) Electromotive linear drive
JPH05589Y2 (ja)
SE443033B (sv) Rorelseoverforingsanordning
JP2004301135A (ja) 直線駆動装置
JPH0229904B2 (ja)
JP2000220715A (ja) リニアアクチュエータ
JP2559638Y2 (ja) 電動直線作動機の作動軸原点復帰構造
US6003850A (en) Electric power operated clamp
EP0313290A1 (en) electro-mechanical actuators
JPH0439453A (ja) 運動変換機構
EP0002316B1 (en) Mechanism for converting between linear and rotational movements
CN216692366U (zh) 一种电动执行器的制动蓄能一体化装置
JPH046511B2 (ja)
WO1999015748A1 (en) Electric central-locking actuator for a vehicle
JPH0671585A (ja) 上下回転装置
JPH10196756A (ja) ローラねじを用いた直線作動機
JPH038827Y2 (ja)
TW468013B (en) Z-θ independent motion unit
CN109404504B (zh) 具有平行布置和连接的丝杠的线性运动装置
JPH089478Y2 (ja) 電動シリンダ装置
JPS62264879A (ja) 衝撃工具