JPH0558669A - 光学ガラス - Google Patents
光学ガラスInfo
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- JPH0558669A JPH0558669A JP27444591A JP27444591A JPH0558669A JP H0558669 A JPH0558669 A JP H0558669A JP 27444591 A JP27444591 A JP 27444591A JP 27444591 A JP27444591 A JP 27444591A JP H0558669 A JPH0558669 A JP H0558669A
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- glass
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/062—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight
- C03C3/064—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron
- C03C3/068—Glass compositions containing silica with less than 40% silica by weight containing boron containing rare earths
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- Geochemistry & Mineralogy (AREA)
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- Organic Chemistry (AREA)
- Glass Compositions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 屈折率（Ｎｄ）約１．６３〜１．７５、アッ
ベ数（νｄ）約４５〜６０の範囲の光学恒数と、モール
ド成形に適した屈伏点（Ａｔ）を有し、かつ、化学的耐
久性が一段と改善された光学ガラスを得ること。 【構成】 ガラスの組成系を特定含有量のＢ２Ｏ３−Ｌ
ａ２Ｏ３−ＺｒＯ２および／またはＴａ２Ｏ５−ＳｒＯ
−Ｌｉ２Ｏ成分系とし、目標の光学恒数と、５５５〜６
４０℃の範囲の屈伏点を有する光学ガラスであることを
特徴としている。
ベ数（νｄ）約４５〜６０の範囲の光学恒数と、モール
ド成形に適した屈伏点（Ａｔ）を有し、かつ、化学的耐
久性が一段と改善された光学ガラスを得ること。 【構成】 ガラスの組成系を特定含有量のＢ２Ｏ３−Ｌ
ａ２Ｏ３−ＺｒＯ２および／またはＴａ２Ｏ５−ＳｒＯ
−Ｌｉ２Ｏ成分系とし、目標の光学恒数と、５５５〜６
４０℃の範囲の屈伏点を有する光学ガラスであることを
特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、屈折率（Ｎｄ）約１．
６３〜１．７５、アッベ数（νｄ）約４５〜６０の範囲
の光学恒数と５５５〜６４０℃の範囲の屈伏点（Ａｔ）
を有する化学的耐久性に優れたＢ２Ｏ３−Ｌａ２Ｏ３−
ＺｒＯ２および／またはＴａ２Ｏ５−ＳｒＯ−Ｌｉ２Ｏ
系の光学ガラスに関する。
６３〜１．７５、アッベ数（νｄ）約４５〜６０の範囲
の光学恒数と５５５〜６４０℃の範囲の屈伏点（Ａｔ）
を有する化学的耐久性に優れたＢ２Ｏ３−Ｌａ２Ｏ３−
ＺｒＯ２および／またはＴａ２Ｏ５−ＳｒＯ−Ｌｉ２Ｏ
系の光学ガラスに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、前記光学恒数を示すガラスは、硼
酸ランタン系組成のものが代表的であり、例えば、特公
昭３１−４６８６号、特開昭４８−６１５１７号および
特開昭５４−３１１５号等の公報にみられるように種々
のガラスが開示されている。しかし、これらのガラス
は、一般に屈伏点が高く、６５０℃を超えるため、近年
要望されている光学素子直接成形用のモールドプレス性
に優れたガラスとしては不適当である。そこで前記光学
恒数を維持させながら、低軟化性を与える目的で種種の
ガラスが開発されている。例えば、特開昭５９−１４６
９５２号公報には、弗素（Ｆ）を含有させたＢ２Ｏ３−
Ｌａ２Ｏ３−ＢａＯ−Ｒ′２Ｏ（Ｒ′はアルカリ金属元
素）系ガラスが開示されている。しかし、このガラス
は、溶解工程で弗素（Ｆ）成分による揮発を生じやすく
高い均質性を得がたい。また、特開平１−２８６９３４
号公報には、Ｂ２Ｏ３−ＳｉＯ２−Ｌａ２Ｏ３−ＣａＯ
および／またはＢａＯーＬｉ２Ｏ系ガラスが開示されて
いるが、このガラスは、化学的耐久性が悪く実用に供し
難い。
酸ランタン系組成のものが代表的であり、例えば、特公
昭３１−４６８６号、特開昭４８−６１５１７号および
特開昭５４−３１１５号等の公報にみられるように種々
のガラスが開示されている。しかし、これらのガラス
は、一般に屈伏点が高く、６５０℃を超えるため、近年
要望されている光学素子直接成形用のモールドプレス性
に優れたガラスとしては不適当である。そこで前記光学
恒数を維持させながら、低軟化性を与える目的で種種の
ガラスが開発されている。例えば、特開昭５９−１４６
９５２号公報には、弗素（Ｆ）を含有させたＢ２Ｏ３−
Ｌａ２Ｏ３−ＢａＯ−Ｒ′２Ｏ（Ｒ′はアルカリ金属元
素）系ガラスが開示されている。しかし、このガラス
は、溶解工程で弗素（Ｆ）成分による揮発を生じやすく
高い均質性を得がたい。また、特開平１−２８６９３４
号公報には、Ｂ２Ｏ３−ＳｉＯ２−Ｌａ２Ｏ３−ＣａＯ
および／またはＢａＯーＬｉ２Ｏ系ガラスが開示されて
いるが、このガラスは、化学的耐久性が悪く実用に供し
難い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来の
ガラスにみられる諸欠点を改善し、屈折率（Ｎｄ）約
１．６３〜１．７５、アッベ数（νｄ）約４５〜６０の
範囲の光学恒数とモールドプレスに適合する屈伏点（Ａ
ｔ）を維持させつつ、一段と優れた化学的耐久性と均質
性を有する光学ガラスを提供することを目的とする。
ガラスにみられる諸欠点を改善し、屈折率（Ｎｄ）約
１．６３〜１．７５、アッベ数（νｄ）約４５〜６０の
範囲の光学恒数とモールドプレスに適合する屈伏点（Ａ
ｔ）を維持させつつ、一段と優れた化学的耐久性と均質
性を有する光学ガラスを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
達成のため、低軟化性を有するＢ２Ｏ３−Ｌａ２Ｏ３−
Ｌｉ２Ｏ系ガラスをベースとし、これに添加すべき成分
について種々試験研究を重ねたところ、ガラス組成をＢ
２Ｏ３−Ｌａ２ Ｏ３ −ＺｒＯ２および／またはＴａ
２Ｏ５−ＳｒＯ−Ｌｉ２Ｏ系とすることによって、所定
の光学恒数とモールドプレスに適した低軟化特性、すな
わち低い屈伏点を維持しつつ、ガラスの化学的耐久性を
一段と向上させ得ることをみいだし、本発明をなすに至
った。
達成のため、低軟化性を有するＢ２Ｏ３−Ｌａ２Ｏ３−
Ｌｉ２Ｏ系ガラスをベースとし、これに添加すべき成分
について種々試験研究を重ねたところ、ガラス組成をＢ
２Ｏ３−Ｌａ２ Ｏ３ −ＺｒＯ２および／またはＴａ
２Ｏ５−ＳｒＯ−Ｌｉ２Ｏ系とすることによって、所定
の光学恒数とモールドプレスに適した低軟化特性、すな
わち低い屈伏点を維持しつつ、ガラスの化学的耐久性を
一段と向上させ得ることをみいだし、本発明をなすに至
った。
【０００５】本発明にかかる光学ガラスの特徴は、重量
％で、Ｂ２Ｏ３１５〜４５％、ＳｉＯ２ ０〜３０％、
ただしＢ２Ｏ３＋ＳｉＯ２ ３５〜５５％、Ｌａ２Ｏ３
１９〜３５％、Ｇｄ２Ｏ３ ０〜１０％、ＺｒＯ２ ０
〜１０％、 Ｔａ２Ｏ５ ０〜１０％、ただしＺｒＯ２
＋Ｔａ２Ｏ５０．５〜１０％、Ａｌ２Ｏ３０〜８％、Ｓ
ｒＯ０．５〜２５％、ＭｇＯ ０〜１０％、ＣａＯ ０
〜１５％、ＢａＯ ０〜２０％、ＺｎＯ ０〜１０％、
ただし、ＭｇＯ＋ＣａＯ＋ＢａＯ＋ＺｎＯ ０〜３０
％、およびＳｒＯ １５．５〜２５％の場合ＢａＯ ０
〜５％未満、Ｌｉ２Ｏ２．５〜８％、Ｎａ２Ｏ ０〜１
０％、Ｋ２Ｏ ０〜１０％、ただしＬｉ２Ｏ＋Ｎａ２Ｏ
＋Ｋ２０ ２．５〜１５％の範囲の各成分を含有し、か
つ、屈折率（Ｎｄ）約１．６３〜１．７５、アッベ数
（νｄ）約４５〜６０の範囲の光学恒数と５５５〜６４
０℃の範囲の屈伏点（Ａｔ）を有するところにある。
％で、Ｂ２Ｏ３１５〜４５％、ＳｉＯ２ ０〜３０％、
ただしＢ２Ｏ３＋ＳｉＯ２ ３５〜５５％、Ｌａ２Ｏ３
１９〜３５％、Ｇｄ２Ｏ３ ０〜１０％、ＺｒＯ２ ０
〜１０％、 Ｔａ２Ｏ５ ０〜１０％、ただしＺｒＯ２
＋Ｔａ２Ｏ５０．５〜１０％、Ａｌ２Ｏ３０〜８％、Ｓ
ｒＯ０．５〜２５％、ＭｇＯ ０〜１０％、ＣａＯ ０
〜１５％、ＢａＯ ０〜２０％、ＺｎＯ ０〜１０％、
ただし、ＭｇＯ＋ＣａＯ＋ＢａＯ＋ＺｎＯ ０〜３０
％、およびＳｒＯ １５．５〜２５％の場合ＢａＯ ０
〜５％未満、Ｌｉ２Ｏ２．５〜８％、Ｎａ２Ｏ ０〜１
０％、Ｋ２Ｏ ０〜１０％、ただしＬｉ２Ｏ＋Ｎａ２Ｏ
＋Ｋ２０ ２．５〜１５％の範囲の各成分を含有し、か
つ、屈折率（Ｎｄ）約１．６３〜１．７５、アッベ数
（νｄ）約４５〜６０の範囲の光学恒数と５５５〜６４
０℃の範囲の屈伏点（Ａｔ）を有するところにある。
【０００６】つぎに、各成分の含有量を上記のとおり限
定した理由について述べる。すなわち、Ｂ２Ｏ３成分
は、ガラスに低軟化性を与えるのに有利なガラス形成成
分であるが、その量はガラスの耐失透性と化学的耐久性
維持のため１５〜４５％の範囲が適当である。ＳｉＯ２
成分は、化学的耐久性向上のため、低軟化性を維持しう
る範囲、すなわち３０％まで添加し得る。ただしＢ２Ｏ
３とＳｉＯ２成分の合計量は、ガラスの耐失透性と目標
の光学恒数維持のため３５〜５５％の範囲とすべきであ
る。
定した理由について述べる。すなわち、Ｂ２Ｏ３成分
は、ガラスに低軟化性を与えるのに有利なガラス形成成
分であるが、その量はガラスの耐失透性と化学的耐久性
維持のため１５〜４５％の範囲が適当である。ＳｉＯ２
成分は、化学的耐久性向上のため、低軟化性を維持しう
る範囲、すなわち３０％まで添加し得る。ただしＢ２Ｏ
３とＳｉＯ２成分の合計量は、ガラスの耐失透性と目標
の光学恒数維持のため３５〜５５％の範囲とすべきであ
る。
【０００７】Ｌａ２Ｏ３成分は、ガラスの屈折率を目標
の値にするため、１９％以上含有させる必要があるが、
その量が３５％を超えるとガラスは失透しやすくなる。
Ｇｄ２Ｏ３成分は、ガラスの光学恒数調整のため添加し
得るが、１０％までで十分である。
の値にするため、１９％以上含有させる必要があるが、
その量が３５％を超えるとガラスは失透しやすくなる。
Ｇｄ２Ｏ３成分は、ガラスの光学恒数調整のため添加し
得るが、１０％までで十分である。
【０００８】本発明において、ＺｒＯ２および／または
Ｔａ２Ｏ５成分は、後述のＳｒＯ成分とともにガラスに
含有させることによって、所定の屈伏点を維持させつ
つ、大幅に化学的耐久性を改善させる効果をみいだされ
た重要成分である。これらの成分の量は、耐失透性維持
のため、それぞれ１０％を限度とすべきである。また、
これらの成分の合計量は、上記効果を発揮させるため
０．５％以上必要であり、また、耐失透性維持のため１
０％を限度とすべきである。
Ｔａ２Ｏ５成分は、後述のＳｒＯ成分とともにガラスに
含有させることによって、所定の屈伏点を維持させつ
つ、大幅に化学的耐久性を改善させる効果をみいだされ
た重要成分である。これらの成分の量は、耐失透性維持
のため、それぞれ１０％を限度とすべきである。また、
これらの成分の合計量は、上記効果を発揮させるため
０．５％以上必要であり、また、耐失透性維持のため１
０％を限度とすべきである。
【０００９】Ａｌ２Ｏ３成分は、上記のＺｒＯ２やＴａ
２Ｏ５と異なり、意外にガラスを失透させ易いので、積
極的に用いないほうがよいが、ガラスの組成によっては
光学恒数の調整等のため８％まで添加することができ
る。
２Ｏ５と異なり、意外にガラスを失透させ易いので、積
極的に用いないほうがよいが、ガラスの組成によっては
光学恒数の調整等のため８％まで添加することができ
る。
【００１０】ＳｒＯ成分は、ガラスの光学恒数の値を高
めるうえ、他の２価金属酸化物成分に比べ、化学的耐久
性、耐失透性および低軟化特性の点で総合的に最も有利
な重要成分であり、上記のとおりＺｒＯ２および／また
はＴａ２Ｏ５成分と共に含有させて化学的耐久性向上を
著しくするが、その量は０．５〜２５％の範囲が有効で
ある。他の２価金属酸化物成分であるＭｇＯ、ＣａＯ、
ＢａＯおよびＺｎＯ成分は、光学恒数調整等のため添加
し得るが、これらの成分の量は，それぞれ１０％、１５
％、２０％および１０％を超えるとガラスの安定性が損
なわれやすくなる。ただし、これら他の２価金属酸化物
成分の１種または２種以上の合計量は、目標の光学恒数
と耐失透性維持のため、０〜３０％の範囲とすべきであ
る。また、ＳｒＯ成分の量が１５．５〜２５％の場合
は、ガラスの耐失透性を維持させるためＢａＯ成分の量
を５％未満までとすべきである。
めるうえ、他の２価金属酸化物成分に比べ、化学的耐久
性、耐失透性および低軟化特性の点で総合的に最も有利
な重要成分であり、上記のとおりＺｒＯ２および／また
はＴａ２Ｏ５成分と共に含有させて化学的耐久性向上を
著しくするが、その量は０．５〜２５％の範囲が有効で
ある。他の２価金属酸化物成分であるＭｇＯ、ＣａＯ、
ＢａＯおよびＺｎＯ成分は、光学恒数調整等のため添加
し得るが、これらの成分の量は，それぞれ１０％、１５
％、２０％および１０％を超えるとガラスの安定性が損
なわれやすくなる。ただし、これら他の２価金属酸化物
成分の１種または２種以上の合計量は、目標の光学恒数
と耐失透性維持のため、０〜３０％の範囲とすべきであ
る。また、ＳｒＯ成分の量が１５．５〜２５％の場合
は、ガラスの耐失透性を維持させるためＢａＯ成分の量
を５％未満までとすべきである。
【００１１】Ｌｉ２Ｏ成分は、ガラスに低軟化特性を与
える効果が特に大きいので重要な成分であるが、ガラス
の耐失透性を維持しつつその効果を発揮させるために
は、その量は２．５〜８％の範囲にすべきである。Ｎａ
２ＯおよびＫ２Ｏ成分は、必要に応じ添加させ得るが、
その量は耐失透性と化学的耐久性維持のため、それぞれ
１０％までとすべきである。ただし、Ｎａ２ＯおよびＫ
２Ｏの１種または２種とＬｉ２Ｏ成分の合計量は、同様
の理由で２．５〜１５％の範囲とする。
える効果が特に大きいので重要な成分であるが、ガラス
の耐失透性を維持しつつその効果を発揮させるために
は、その量は２．５〜８％の範囲にすべきである。Ｎａ
２ＯおよびＫ２Ｏ成分は、必要に応じ添加させ得るが、
その量は耐失透性と化学的耐久性維持のため、それぞれ
１０％までとすべきである。ただし、Ｎａ２ＯおよびＫ
２Ｏの１種または２種とＬｉ２Ｏ成分の合計量は、同様
の理由で２．５〜１５％の範囲とする。
【００１２】なお、本発明の光学ガラスに所望の特性を
損なわない範囲でＮｂ２Ｏ５、ＴｉＯ２、ＷＯ３および
ＰｂＯ等の成分を添加し得る。また、脱泡清澄剤として
Ｓｂ２Ｏ３、Ａｓ２Ｏ３および弗素（Ｆ）等の成分を適
量添加し得る。
損なわない範囲でＮｂ２Ｏ５、ＴｉＯ２、ＷＯ３および
ＰｂＯ等の成分を添加し得る。また、脱泡清澄剤として
Ｓｂ２Ｏ３、Ａｓ２Ｏ３および弗素（Ｆ）等の成分を適
量添加し得る。
【００１３】
【実施例】つぎに本発明の光学ガラスにかかる実施組成
例（Ｎｏ．１〜Ｎｏ．１２）および前記従来の光学ガラ
スの比較組成例（Ｎｏ．ＡおよびＮｏ．Ｂ）について、
それぞれ得られたガラスの屈折率（Ｎｄ）、アッベ数
（νｄ）、屈伏点（Ａｔ、℃）および化学的耐久性の測
定試験結果とともに表１に示した。
例（Ｎｏ．１〜Ｎｏ．１２）および前記従来の光学ガラ
スの比較組成例（Ｎｏ．ＡおよびＮｏ．Ｂ）について、
それぞれ得られたガラスの屈折率（Ｎｄ）、アッベ数
（νｄ）、屈伏点（Ａｔ、℃）および化学的耐久性の測
定試験結果とともに表１に示した。
【００１４】
【表１】
【００１５】化学的耐久性試験は、破面および研磨面を
有する各ガラス試料（約３０×３０×５ｍｍ）を３Ｎ−
硝酸水溶液（２５℃）中に１時間浸漬して両表面の浸蝕
度を観察し、いずれも表面状態に変化がなく透明性が維
持されたものを印で表示し、また、両表面いずれも荒れ
を生じ透明性が明らかに損なわれたものを×印で表示す
る方法を採用した。なお、これらのガラス試料は、酸化
物、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物等の光学用原料を所定の
割合で秤量混合した後、白金坩堝に投入し、組成による
溶融の難易度に応じて１，１００〜１，３５０℃の温度
で溶融均質化し、ついで金型に鋳込み、徐冷して得たも
のである。
有する各ガラス試料（約３０×３０×５ｍｍ）を３Ｎ−
硝酸水溶液（２５℃）中に１時間浸漬して両表面の浸蝕
度を観察し、いずれも表面状態に変化がなく透明性が維
持されたものを印で表示し、また、両表面いずれも荒れ
を生じ透明性が明らかに損なわれたものを×印で表示す
る方法を採用した。なお、これらのガラス試料は、酸化
物、炭酸塩、硝酸塩、水酸化物等の光学用原料を所定の
割合で秤量混合した後、白金坩堝に投入し、組成による
溶融の難易度に応じて１，１００〜１，３５０℃の温度
で溶融均質化し、ついで金型に鋳込み、徐冷して得たも
のである。
【００１６】表１にみられるとおり、本発明の実施例の
ガラスは、いずれも目標のＮｄ値、νｄ値およびＡｔ値
を示すとともに比較例のガラスに比べ化学的耐久性が格
段に改善されている。また、これらのガラスは、いずれ
も耐失透性に優れ、また均質化し易い。このため、上記
実施例のガラスは、製造が容易であり、モールドプレス
に適しているうえ、表面状態が変化し難い。
ガラスは、いずれも目標のＮｄ値、νｄ値およびＡｔ値
を示すとともに比較例のガラスに比べ化学的耐久性が格
段に改善されている。また、これらのガラスは、いずれ
も耐失透性に優れ、また均質化し易い。このため、上記
実施例のガラスは、製造が容易であり、モールドプレス
に適しているうえ、表面状態が変化し難い。
【００１７】
【発明の効果】以上に述べたとおり、本発明の光学ガラ
スは、Ｂ２Ｏ３−Ｌａ２Ｏ３−ＺｒＯ２および／または
Ｔａ２Ｏ５−ＳｒＯ−Ｌｉ２Ｏ成分系の特定組成を有す
るものであるから、Ｎｄ約１．６３〜１．７５、νｄ約
４５〜６０の範囲の光学恒数と５５５〜６４０℃の範囲
の屈伏点（Ａｔ）とを有し、かつ、化学的耐久性に一段
と優れている。また、製造が容易であり、均質化し易
く、モールドプレスに適している。
スは、Ｂ２Ｏ３−Ｌａ２Ｏ３−ＺｒＯ２および／または
Ｔａ２Ｏ５−ＳｒＯ−Ｌｉ２Ｏ成分系の特定組成を有す
るものであるから、Ｎｄ約１．６３〜１．７５、νｄ約
４５〜６０の範囲の光学恒数と５５５〜６４０℃の範囲
の屈伏点（Ａｔ）とを有し、かつ、化学的耐久性に一段
と優れている。また、製造が容易であり、均質化し易
く、モールドプレスに適している。
Claims (1)
- 【請求項１】重量％で、Ｂ２Ｏ３ １５〜４５％、Ｓｉ
Ｏ２ ０〜３０％、ただしＢ２ Ｏ３＋ＳｉＯ２ ３５
〜５５％、Ｌａ２Ｏ３ １９〜３５％、Ｇｄ２ Ｏ３
０〜１０％，ＺｒＯ２０〜１０％、Ｔａ２Ｏ５ ０〜
１０％、ただしＺｒＯ２ ＋Ｔａ２ Ｏ５ ０．５〜１
０％，Ａｌ２Ｏ３ ０〜８％、ＳｒＯ０．５〜２５％、
ＭｇＯ ０〜１０％、ＣａＯ ０〜１５％、ＢａＯ ０
〜２０％、ＺｎＯ ０〜１０％、ただし、ＭｇＯ＋Ｃａ
Ｏ＋ＢａＯ＋ＺｎＯ ０〜３０％、およびＳｒＯ １
５．５〜２５％の場合ＢａＯ ０〜５％未満、Ｌｉ２Ｏ
２．５〜８％、Ｎａ２Ｏ ０〜１０％、Ｋ２Ｏ ０〜１
０％、 ただしＬｉ２ Ｏ＋Ｎａ２Ｏ＋Ｋ２Ｏ２．５〜
１５％の範囲の各成分を含有し、かつ、屈折率（Ｎｄ）
約１．６３〜１．７５、アッベ数（νｄ）約４５〜６０
の範囲の光学恒数と５５５〜６４０℃の範囲の屈伏点
（Ａｔ）を有することを特徴とする光学ガラス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3274445A JP2707010B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-07-25 | 光学ガラス |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24716591 | 1991-06-21 | ||
| JP3-247165 | 1991-06-21 | ||
| JP3274445A JP2707010B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-07-25 | 光学ガラス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0558669A true JPH0558669A (ja) | 1993-03-09 |
| JP2707010B2 JP2707010B2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=26538090
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3274445A Expired - Fee Related JP2707010B2 (ja) | 1991-06-21 | 1991-07-25 | 光学ガラス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2707010B2 (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1125898A1 (en) * | 1998-10-12 | 2001-08-22 | Kabushiki Kaisha Ohara | Optical glass for mold pressing and optical element |
| EP1657225A1 (en) | 2004-11-09 | 2006-05-17 | Kabushiki Kaisha Ohara | Optical glass |
| JP2007137701A (ja) * | 2005-11-16 | 2007-06-07 | Nippon Electric Glass Co Ltd | モールドプレス成形用光学ガラス |
| US7468338B2 (en) | 2001-02-20 | 2008-12-23 | Hoya Corporation | Optical glass, press-molding preform and optical part |
| JP2010076987A (ja) * | 2008-09-26 | 2010-04-08 | Canon Inc | 光学ガラス及び光学素子 |
| EP2589577A4 (en) * | 2010-06-29 | 2014-04-16 | Central Glass Co Ltd | GLASS COMPOSITION WITH LOW FUSION POINT AND CONDUCTIVE PASTE MATERIAL USING THE SAME |
| WO2016068124A1 (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-06 | Hoya株式会社 | 光学ガラス、光学素子および光学ガラス素材 |
| JP2016084257A (ja) * | 2014-10-27 | 2016-05-19 | Hoya株式会社 | 光学ガラス、光学素子および光学ガラス素材 |
| JP2016124775A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | Hoya株式会社 | 光学ガラス、光学素子および光学ガラス素材 |
| CN109279772A (zh) * | 2017-07-21 | 2019-01-29 | 株式会社小原 | 光学玻璃、预成型坯及光学元件 |
| JP2019199403A (ja) * | 2019-08-20 | 2019-11-21 | Hoya株式会社 | 光学ガラス、光学素子および光学ガラス素材 |
| JP2022509146A (ja) * | 2018-11-21 | 2022-01-20 | 成都光明光▲電▼股▲分▼有限公司 | 光学ガラス、ガラスプリフォーム、光学素子及び光学機器 |
Citations (2)
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1991
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